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蒼空の攻城戦

#ゴッドゲームオンライン #バグプロトコル・キャッスル #統制機構 #プレイング受付中 #プレイング受付6/20(土)夜まで

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 それは大樹の頭上の空高く、円環に連なる浮島のクエストエリア。空に座する豊かな大地の更に上空に、突如姿を見せるのは、巨大な天空の浮遊城。
 下から見上げても影を落とすばかりで、かといって遠目には雲の切れ間から城の姿が覗くだけ。その出で立ちに人々は蒼空を見上げ夢想する。

 そこには一体、どんな風景が待ってるのだろう。どんなボスが待ち受けているのだろう。どんなお宝が眠っているのだろう。

 口々に広がる噂は好奇心と冒険心を掻き立てて、何らかの手段を用いてプレイヤーたちは蒼空へと向かい飛び立ち、我先にと攻略へと向かってゆく。
 ──それがバグプロコトルの罠であるとも、知らずに。

 ●

「大変だよ、みんな!バグプロコトル・キャッスルの事件だよっ!
 ゲームプレイヤーさん達が空の上のお城で、バグプロコトルに捕まってるんだ!」
 大慌てで猟兵たちの前に飛び込み、布都御魂・アヤメは声を張り上げる。逸る気持ちをなんとか落ち着け、緊張の中で語り出すのはバグプロトコルが支配する謎の城──そして、城に囚われたゲームプレイヤーたちにまつわる予知。
 浮島のクエストエリアに突如出現した浮遊城。そこで新たな|冒険《クエスト》を求めたプレイヤーに待っていたのは、バグプロコトルによる城攻めクエスト。そして成す術なく敗北した彼らに待っていたのは──牢獄での強制労働だった。

「類似事件は前々から発生していたんだけど…ゴッドゲームオンラインに城を築いて、何故かゲームプレイヤー達を殺さずに捕らえて奴隷労働させてるバグプロコトルがまた出たんだ。
 捕まったプレイヤーさん達は今も無事だけど、いつまでも無事である保証なんかないよね?
 |遺伝子番号《ジーンアカウント》はどうして焼却されないのか…そもそも、バグプロコトルはなんでそんな事してるのか…詳しい事は何もわからないままだけど、とにかくゲームプレイヤーさんを助けなくっちゃ!」
 全容の掴めないバグプロコトルの行動に困惑はあれど、猟兵たちの役目はひとつ。助けを求めるゲームプレイヤーがいるならば、バグプロコトルの魔の手から助け出すだけだ。

「今回、ゲームプレイヤーさん達が捕まってるのは、空のお城の中。その最奥!
 こっそり侵入して助け出す事は出来ないから、手段は正攻法一択。城攻めクエストに挑戦してもらう事になるよ!」
 城攻めクエストは、本来500人規模のコンテンツ。高い戦略性を要求するコンテンツであるが故に、その堅牢なステージは正攻法以外での侵入者を拒む。バグプロコトルの支配下であってもそれは健在だ。猟兵たちは城攻め側アタッカーとなって、防衛側ディフェンスの強固な守りを打ち破って、プレイヤーの救助に向かう事になる。

「皆は城攻め側、バグプロコトルが防衛側だよ。
 防衛側を倒しながら、制限時間内にキャッスルクリスタルを破壊するのが、城攻めクエストの基本!
 エリア毎に配置されているクリスタルを破壊したら、今いるエリアを制圧できるんだ。城へ入ったらすぐに、すっごい数の敵バグプロコトルが押し寄せてくるんだけど…敵の全滅を狙わなくても、クリスタルを破壊しちゃえばクエスト目標はクリア。先に進めるよ!」
 そしてクリスタルを破壊しながらダンジョンの奥へと進めば、いよいよボス戦だ。キャッスルクリスタルの座する最奥ではバグプロコトルが城主として立ちはだかる。

「最後はボス戦!強力なボスであるバグプロコトルとの戦闘になるんだけど…これが城攻めクエストって事は忘れないでね。
 ここでも制限時間内にクリスタルを破壊しなきゃ、防衛側は敗北になってゲームプレイヤーさんを助けられなくなっちゃうんだよ」
 防衛側の勝利となってしまえばクエストはやり直しとなる。囚われているゲームプレイヤーたちの為には、いち早くクリスタルの破壊を狙う事が必須となるだろう。

「負けても|再挑戦《リトライ》はできるだろうけど…これまでの事件から、ゲームプレイヤーさんたちはGGOのゲームの外、現実世界である|統制機構《コントロール》のどこかで|囚われている《・・・・・・》と思うんだ。
 |遺伝子番号《ジーンアカウント》が焼却されてないとしても、早く助けてあげなくちゃ!」
 アヤメは顔をあげると、気合を入れるように握りしめた拳を空へ突き上げる。

「急いで進んで倒して、クリスタルを破壊する!その後プレイヤーさん達を助ける!
 最終的には統制機構に住んでいる猟兵さんじゃないと直接助けられないし、きっと大変だけど、みんななら大丈夫だよ!」
 ボス部屋でキャッスルクリスタルを破壊すれば、クリスタルの向こうに現実世界──『統制機構』で囚われているゲームプレイヤーの姿が投影される。統制機構に住む猟兵以外は直接的な干渉はできないが、ゲーム内から誘導することで助ける事ができるだろう。
 アヤメの信頼の眼差しに見送られ、猟兵たちはグリモアの輝きへと向かっていく。

 ●

 グリモアの輝きが開けば、眼下に望むのは大樹の頭上で円環に連なる浮島と、その先で霞むほど遠い豊かな大地。見上げるのは蒼空に浮かぶ巨大な浮遊城──その堅牢な城門だ。猟兵たちは臆することなく城門を潜り、城内へと歩みを進める。
 黄金色に輝く壁や柱に枝葉や蔦が這う城内は広く、そして見通せぬほどに天井が高い。翼の羽ばたきに猟兵たちが天を見上げれば、現れたのは盾と槍を携える戦乙女たち…『リバース・バルキリー』近接戦闘力に加え、対魔法力の高いバグプロコトルだ。

「勇敢なる戦士の魂よ、歓迎しよう。よくぞ、この城へと辿り着いた」
 戦乙女のひとりが猟兵たちへと賞賛を口にするも、ヘルムから覗く剣呑な眼差しは揺るがない。警戒を強める猟兵たちの前で、戦乙女たちが一斉に槍を掲げればクリスタルが降り立ち、城内は音を立ててその姿を戦場へと変えてゆく。

 頭上には幾つもの黄金の足場が浮かび、その更に上空ではキャッスルクリスタルの輝きが鎮座する──戦乙女たちは、その輝きを守る布陣を敷いていた。
 猟兵たちはこの遮蔽物にもなりそうな足場を進み、クリスタルを破壊する必要がある。だがその足場は一定時間と共に崩れ落ち、後に再生する不安定なもの。一方で戦乙女はその翼で飛び交い、防戦ながら果敢に攻撃を仕掛けてくる。敵に優位なこの戦場の防戦を、どう切り崩すのかが重要になるだろう。

「さあ。我らと共に、戦という饗宴を!」
 城攻めクエストの開幕と共に、リバース・バルキリーの集団は猟兵たちへと襲い掛かる!




第2章 ボス戦 『セフィロト・エクス・マキナ』

POW   :    アイン・ソフ・オウル
【セフィロト型魔力回路】から、レベル×5mの直線上に【魔力の奔流】を放出する。【コアの耐久力】を消費し続ければ、放出を持続可能。
SPD   :    マキナ・セフィラ
【セフィロト型魔力回路】から無限に供給される【美しく輝く魔力の矢】を、レベル分間射撃し続ける。足を止めて撃つと攻撃速度3倍。
WIZ   :    スターリー・トライアングル
【セフィロト型魔力回路】から【三角形型の光】を放ち攻撃する。その後、着弾点からレベルm半径内が、レベル秒間【移動不能】状態になる。

イラスト:傘魚

👑11
🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 枝葉や蔦が生き物のように蠢き、黄金の城壁が崩れゆく。見通せぬ程の天井がにわかに開き、遥か頭上には雲海の蒼空と目映い輝きを讃える大きなクリスタルが浮かんでいた。
 このクリスタルさえ破壊すれば、猟兵たちの勝利となるだろう!

 しかし──クリスタルの輝きが照らす戦場に、それは舞い降りる。
 蒼く輝く魔術回路|生命の樹《セフィロト》を背負う少女『セフィロト・エクス・マキナ』──この城に君臨する強力なバグプロコトル。
 彼女の固く閉ざされた唇は、何かを紡ぐことはない。彼女の瞳が示すものは、何かの意思と猟兵たちへの強い敵意。彼女の背負うセフィロトは、その暴威を振るう機会を今か今かと待っているだけだった。

 セフィロト・エクス・マキナがクリスタルの前へと座すれば、クエスト開始までのカウントダウンが猟兵たちの視界へ表示される。問答無用など不要とでも言わんばかりのボスの姿に、猟兵たちもまた陣を敷く。

 立ち塞がるボスがどれほど強力なバグプロコトルだとしても、クエストの勝利条件はただ一つ──クリスタルの破壊だ。
 変わらず蒼空にポツポツと散らばるこの黄金の足場は、大きなキャッスル・クリスタルへと繋がる階段を思わすものとなっている。その足場は一定時間と共に崩れ落ち、後に再生する不安定なものだが、クリスタルへの道程としても遮蔽物としても機能するだろう。
 カウントが最後の示したと同時に、猟兵たちはセフィロト・エクス・マキナへと立ち向かってゆく!
ミノア・ラビリンスドラゴン
なかなかの露出度ですわね!
わたくしも負けていられませんわ!

布地を減らしてスピードアップ!(軽量化・軽業)
武器を双龍剣から超銀河救星剣エクスカリバーにチェンジ!
いきますわよ~!

【戦闘演算】で足場のパターンを見極め、【ジャンプ】で次々に跳び移って魔力の矢を回避!
そういえばあなた、かなり古参のバグプロトコルですわねぇ
安倍晴明とか、白の王セイメイとか、人類管理者『ホワイト・ビヘイビア』とか、ご存知ありませんこと?
ま、仮に知っていたとしても教えてはくださらないでしょうけど
言ってみただけですわ~!

そろそろ射程内ですわね
剣は届かない? 心配ご無用!
【グラファイト・スピード】で剣から衝撃波を乱射ですわ~!



 いよいよ姿を現したそのボス、バグプロコトル『セフィロト・エクス・マキナ』の姿にミノアはフフンと鼻を鳴らす。

「なかなかの露出度ですわね! わたくしも負けていられませんわ!」
 なにせ露出過多の美少女や美女はゲームの華である(諸説あり)!
 日頃から、そのけしからん衣装でプレイヤーの視線に魅惑のご褒美を振る舞っているドラゴンプロコトルとしては、強大なボスとてそこらのバグプロコトルなどにセクシー路線でも負けてはいられない!
 勇んで強敵との戦いへ挑むミノアは、すごくけしからん純白の姫ドレスからズバッとオーバースカートを取り払い、衣装をあれこれ軽量化すればセクシー度アップの上に身軽な動きもチョチョイのチョイ。

「さらに~! 武器を双龍剣から超銀河救星剣エクスカリバーにチェンジ!」
 前哨戦で扱った二刀の双龍剣から持ち変えて、ミノアがその手に握るのは煌めく大剣──統制機構が放送禁止にしたアニメ「超銀河救星主伝説」とのコラボ武器である『超銀河救星剣エクスカリバー』だ。

「いきますわよ~!」
 年頃の少年の浪漫を体現するような出で立ちで、ミノアは鋭い眼差しを光らせジャンプ!
 直後、先程まで立っていたその足元へ飛んでくるのは、セフィロト・エクス・マキナの魔力回路から無限に供給される美しく輝く魔力の矢。射出され続ける魔力の矢をミノアは機敏に足場から足場へ飛び移り、次から次へと回避する。
 向こうが足を止めて攻撃速度を3倍に増して残弾が無限の攻撃を仕掛けてこようとも、スピードアップしたミノアの動きには数を撃とうと当たりはしない。

「そういえばあなた、かなり古参のバグプロトコルですわねぇ」
 そうして着実に距離を詰めてゆく中で、ミノアがふと思い出すのはセフィロト・エクス・マキナの出現履歴──この少女は猟兵がGGOへと降り立った最初期から出現しゲームプレイヤーを脅かしてきたバグプロコトルだ。

「安倍晴明とか、白の王セイメイとか、人類管理者『ホワイト・ビヘイビア』とか、ご存知ありませんこと?」
 古参ともならば、何かの情報を握っているかもしれないと推測もできようもの。しかしミノアの言葉に少女の唇はピクリとも動かず、返答の代わりには魔力の矢が飛んでくるだけだった。

「ま、そうでしょうね。言ってみただけですわ~!」
 だがミノアに落胆などはなく、変わらぬ調子で階段状の足場を飛び乗り継ぎ、回避し続け接近してゆく。何一つ返答もないのもまたミノアの予想通り。何か知っていたとしても、そうそう教えてくれるはずもないのだから。

「そろそろ射程内ですわね」
 呟くミノアは大きく一飛びして己の得物を構える。足場の先に遠く見えるのは、魔力の矢を撃ち切りクールダウン中のボスの姿。だがこの距離ではまだ剣は届かない? ──心配ご無用!
 ミノアが超銀河救星剣エクスカリバーを振り上げれば、その刀身は力強い煌めきを増してゆく。

「いきますわよ! 乱射ですわ~!」
 ミノアが勢い良く大剣を振り下ろせば、煌めき衝撃波が迸る。グラファイト・スピードによって放たれるそれは自身の装甲削減量に応じ、威力・速度・発射数が増加する。
 凄まじい衝撃波は幾つもの数に枝分かれしながら、目にも止まらぬ速度でセフィロト・エクス・マキナの魔力回路と、その背後に守られるクリスタルへと命中すると、その耐久値を着実に減らしていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​