「UDC組織では「UDC-Null(UDC怪物ではないと証明された、虚言の類)」として、特別な捜査は行われていませんでした……見えないので、捜査のしようも無かったのですが」
「そして今、UDC怪物を喰らい続けていた妖怪は、カクリヨで言う所の「骸魂に飲み込まれた状態」となっており、やがて約束も忘れた怪物と化してしまう……そうなる前に、我々の手で解放してやる必要があるのです」
亡くなった約束の主は、悲しい結末を迎えたようだが、UDC-Nullはそれを看取ってやったのかもしれないと考えると、救済という名の討伐が猟兵達に依頼されるのもわからなくはない。
ロミナ毅流
猟兵の皆様、お疲れ様です! ロミナ毅流です。
UDCアースに妖怪の気配……これは只事ではありませんね。
何やら悲しい気配のする依頼ではありますが、妖怪との戦いで救えるものがあるとなれば、皆様にお願いする他ありません。
悲しい物語に終止符を打ってくださいますよう、お願い致します。
第一章は、妖怪の気に充てられてやってきたUDC怪物との戦闘になります。
第二章は、「妖怪が、UDC怪物を喰い続けた事で変身したもの」で、ボス敵を倒せば、妖怪を正気に戻せます。
約束を思い出させるようなプレイングにはボーナスが付与されますので、積極的に狙ってみてください。
第三章は、妖怪が遺した術が施された廃遊園地の、鏡の迷宮からの脱出を目指していただきます。
未練と共に残された何かが見えるかもしれません。
いずれにしてもやるせない気持ちになりそうなシナリオではありますが、皆様の心情籠ったプレイングを心よりお待ちしております。
第1章 集団戦
『ブラッドワーカー』
|
POW : 血が欲しい血が欲しい。暖かくて赤い血が、欲しい!
対象にひとつ要求する。対象が要求を否定しなければ【血を全て抜かれる事への抵抗感】、否定したら【防具や衣服を含む、身体を守る物の防御力】、理解不能なら【血を流しすぎると生命は死ぬという常識】を奪う。
SPD : 血、血、血!
対象に【絶え間なく血が流れる裂傷】を生やし、自身とのテレパシー会話を可能にする。対象に【血を流すことを快楽に感じる呪詛】の状態異常を与える事も可能。
WIZ : 赤い血全部、ぜぇんぶ頂戴!
【針先から血の流れる巨大注射器】を構える。発動中は攻撃できないが、正面からの全攻撃を【注射器の針】で必ず防御し、【大量の血を奪う注射針の刺突】で反撃できる。
イラスト:安子
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ブラミエ・トゥカーズ
姿は見えずともその名と恐怖さえ人の世に残していれば真面に要られたであろうに、異界の外様風情に株を奪われてはな。
というわけでだ。この星は余等の故郷である。
異界の余所者共には行儀良くしてもらわねばな。
特に防御もせず真正面から攻撃し、わざと反撃を喰らう
自身の血液を奪わせる
飢えて狂ったブラッドワーカーは同じブラッドワーカーを襲い、反撃され血液を奪われる、さらに飢えの狂いは感染する
倍々ゲーム的に敵集団を狂い殺す
かつてこの星で発生した流行り病の様に
余はこの星に生まれ、この星で紡がれたモノであるぞ。
異界の外様風情が余等、吸血鬼の真似事をするなど不快である。
アレンジ・アドリブ歓迎
「姿は見えずともその名と恐怖さえ人の世に残していれば真面に要られたであろうに、異界の外様風情に株を奪われてはな」
ブラミエ・トゥカーズ(《妖怪》ヴァンパイア・f27968)は、ぽつりとため息と共に小さく憐みを零していた。
グリモアが提示した資料にあった、UDC-Nullの気配は感じないが……代わりに、影響を受けたであろう異形がふらりふらりと現場に現れ始めた。
「血……新鮮な血が……欲しい……よこせ……!」
嘆かわしいことだ。
|ブラミエ《ヴァンパイア》から見てこの有様になるまで血液に飢える羽目に陥っていることも、美しくない要求の仕方も、招かれざるものと化していることも……全てが情けない。
赤黒い異形のブラッドワーカーがわらわらとやってきては、ぺたりぺたりと耳障りな足音を控えめに立てて向かってきた。
小さく頭を振って、ブラミエはブラッドワーカーの群れを待ち構える。
「というわけでだ。この星は余等の故郷である。異界の余所者共には行儀良くしてもらわねばな」
伝承に縛られ名と体を得た旧き致死性伝染病であるところのブラミエにとって、現状のUDCアースは守るべき居場所。
下等な異形など目に掛ける必要もないかと、通常通りの攻撃を仕掛けていく。
西洋妖怪の黒騎士が手にした、浄剣・ウィッチバインドは軽々と振るわれ、異形たちに小さな傷を作り出していく。
この剣……魔女狩りの聖剣と信じられた、只の人殺しの剣である。
本気で振るえば、下等な異形を切り刻むなど、本来は造作もないこと。
特に防御もせず真正面から攻撃し、反撃を喰らうブラミエ、しかし本当の狙いは別にあった。
キィキィと喚きながら、ブラッドワーカーが手にする巨大な注射器で攻撃を薙ぎ払い、また注射器の鋭い先端針でブラミエを的に滅多突きにしようと迫る。
「赤い血全部、ぜぇんぶ頂戴!」
【針先から血の流れる巨大注射器】を構えるブラッドワーカーの群れ。
発動中は攻撃できないが、正面からの全攻撃を【注射器の針】で必ず防御し、【大量の血を奪う注射針の刺突】で反撃できる技で、次々と攻撃の手を進めてくるではないか。
(ふん、調子に乗っているな……馬鹿め)
『余は血より産まれ、血に狂い、そして血の中で果てるモノなり。そして、血こそ余である。故に余は軍勢である。』
自身の血液を奪わせるためにかすり傷を作ったに過ぎないことを、未だブラッドワーカーは理解出来ていないようだ。
|軍勢感染・血に潜み、血を穢すモノ《レッサー・ヴァンパリアリズム》。
術者の血液に触れたあらゆる対象は、血液が除去されるまで、全ての知覚が【光や流水への恐怖と、致命的な飢えと渇き】で埋め尽くされる。
飢えて狂ったブラッドワーカーは同じブラッドワーカーを襲い、反撃され血液を奪われる、さらに飢えの狂いは感染する。
「倍々ゲーム的に敵集団を狂い殺す、かつてこの星で発生した流行り病の様に」
異形の群れは、ブラミエの血液によってどいつもこいつもより飢えた状態へと変貌し、互いに喰い合いはじめた。
「余はこの星に生まれ、この星で紡がれたモノであるぞ。異界の外様風情が余等、吸血鬼の真似事をするなど不快である」
そう、ブラミエこそが御伽噺の吸血鬼なのだ。
血に飢えることも、血に狂うことも、下等な異形には相応しくない。
且つ、哀れで醜い存在である。
ブラッドワーカー達は意志も意味もなく、同士討ちを繰り広げて自滅していく。
成程、Nullの妖力感染とは現状この程度であるか……ブラミエは相手の手駒を一つデータとして蒐集することとなった。
成功
🔵🔵🔴
アラタマ・ミコト(サポート)
|荒魂鎮神命《あらたましずむるのかみのみこと》助太刀に馳せ参じてございます。
かの軍勢が障害なのでございますね。
では、極楽浄土で身に付けし武芸でお相手いたしましょう。
「|荒魂鎮神命《あらたましずむるのかみのみこと》助太刀に馳せ参じてございます」
アラタマ・ミコト(極楽浄土にて俗世に塗れし即身仏・f42935)は、眼前に広がるブラッドワーカーの群れに畏れることなく挑んでいく。
それもそのはず、そもそもミコトは即身仏なのだ。
ブラッドワーカーたちはミコトが即身仏であろうが、お構いなく血を求めて群がってくる。
「 血が欲しい血が欲しい。暖かくて赤い血が、欲しい!」
対象にひとつ要求する。
対象が要求を否定しなければ【血を全て抜かれる事への抵抗感】、否定したら【防具や衣服を含む、身体を守る物の防御力】、理解不能なら【血を流しすぎると生命は死ぬという常識】を奪う。
ミコトは目を細めて首を横に振り、この要求を否定した。
防御力を奪われようとも、今のミコトには何ら問題はなかった。
すぐさまユーベルコード:殲剣陣羽織を展開して反撃に出る。
【将軍鎧】に密着した「己が武器とみなしたもの」全てを【念動力】で操作し、同時一斉攻撃及び防御に利用できる技である。
将軍鎧に巨大注射器が触れてこようものならば、それら全てを武器とみなし念動力で逆に操って一斉攻撃させてしまうのだ!
わらわらやってきては血を求め巨大注射器を刺してくるブラッドワーカーを、次々と反撃で黙らせていくミコト。
即身仏に群がるオブリビオンが反動で全て技を返されていく様は、何とも奇妙な光景である。
「アラタマちゃんの策にまんまとはまりし妖相手に無双するらむ」
ミコトの周囲を念動力で動き回る、多数の巨大注射器。
その針先は全て、血を求めていたブラッドワーカーに向かっていく。
「ぐぎゃっ!」
一体、また一体と反撃で散っていく……ミコトは念動力を操りながらも、世を儚んだ。
「策に溺れし妖、次々と我が念動力にて反撃されし、です」
時に反撃、時に防御と巨大注射器が宙を舞い、ブラッドワーカーはバタバタと倒れていく……嗚呼、無情。
ある意味血で血を洗うかのような地獄絵図に近いものがそこに展開されていくのだが、ミコトは涼し気な表情でそれをただ見ていた。
成功
🔵🔵🔴
木元・祭莉(サポート)
「おおー、いっぱいいるねー♪」
グラップラー×サウンドソルジャー、人狼少年です。
前衛肉弾派で、積極的に行動します。
まだまだ未熟なアホの子です。
いつも深く考えず、楽しそうにテンション高く対応します。
どどーん、ばばーん、ひゅいーんなど、擬態語を多用します。
ユーベルコードは、補助的に使うことが多いです。
状況に応じて、グラップルでの接近戦、衝撃波でのなぎ払い、浮遊とジャンプ・ダッシュを組み合わせた空中戦のどれかで戦います。
多少の怪我は耐性で耐え、肉を切らせて骨を断つ、がモットー。
いつも笑顔で、後先考えず。でもちょっとビビリ。
あとはおまかせで。よろしくおねがいします!
「おおー、いっぱいいるねー♪」
木元・祭莉(WINNER、たまこ。・f16554)は、予兆資料を見てやってきた現場に、多数のオブリビオンを確認して感嘆の声を零す。
野生児でちょっと人見知りのチャレンジャーである祭莉にとって、オブリビオンの群れは格好の狩り対象だ。
今回の依頼も、ちょっとひと暴れ出来そうだなと気軽に参加してきている。
前衛肉弾派で、積極的に行動するタイプで、まだまだ未熟ではあるのだが、それでも立派な猟兵であることには変わりない。
ぐるりと周囲を伺い、ひーふー、と数を数えて、途中で辞めた。
ちょっと両手でゆっくり数える時間は足りそうになかった。
決して騒がしくしていたわけではないが、物陰から様子を伺うにしてもちょっと気配を消さずに居すぎたようだ……ブラッドワーカーの群れが、祭莉を認識すると視線をこちらに向けて歩き出している。
「わわっ、こっち来る! よぉし、ちゃちゃっとやっつけるぞ……!」
「血、血、血!」
対象に【絶え間なく血が流れる裂傷】を生やし、自身とのテレパシー会話を可能にする技で突進してくるブラッドワーカー達。
対象に【血を流すことを快楽に感じる呪詛】の状態異常を与える事も可能である技を、祭莉はギリギリのところで避けたはずだった。
しかし、触れたところから小さな傷が出来、ブラッドワーカー達のテレパシーを受信してしまう。
「うわわわわわ、なに、なに? いっぺんに喋らないで!」
こうなったら距離を少し取って大暴れしてやる!とばかりに、祭莉もユーベルコード:|Tamako's Walk《タマコノサンポ》を詠唱しはじめた。
『散歩の時間だよー!』
【如意みたいな棒】で虚空を薙いだ地点から、任意のタイミングで、切断力を持ち敵に向かって飛ぶ【ニワトリ型カマイタチ】を射出できる。
これで超近距離戦からは少し離れることが出来た。
カマイタチを巧みに使い、ブラッドワーカーを一体、また一体と沈めていく。
「ニワトリの形、可愛いよね! そーれもっとスパスパ切っちゃえ!」
「血ーッ!」
一心不乱に祭莉に向かって血を求めてくるブラッドワーカーが次々切り刻まれていき、いつしか祭莉の頭の中に響いていたテレパシーは消えていった。
それと同時に、群がっていたオブリビオン達も立ち上がっては来ない。
「うん、おいらの勝利だね! えっへん!」
UDC妖怪に操られていたと見られるブラッドワーカーを退治出来たが、本題はこれからだ。
祭莉は手にした如意みたいな棒を構えると、次の目的地に急ぐのだった。
成功
🔵🔵🔴
荒谷・つかさ(サポート)
前提として、必要であれば他の猟兵やNPCとも積極的に連携します。
シナリオの失敗に繋がるような行為や、例え成功のためでも公序良俗に反する行いはしません。
基本的に極まった「怪力」を武器に、体一つで行動します。
必要であれば武器も使いますが、基本は素手(拳)です。
戦闘狂かつ脳筋で、強敵との正面からの殴り合いを好みます。
非戦闘時も力仕事や力ずくでの問題解決を得意とします。人助けには協力的です。
涼しい顔で非常識的な筋力を行使し、それを当然で驚くことは無いというように振る舞うタイプです。
ユーベルコードの指定はありません。「成功」できるようであればどれを使用しても大丈夫です。不使用でのリプレイも歓迎です。
湊戸・絢星
『まー、ボクに任せておいてよ』
普段の口調は「くーる(ボク、キミ、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。
◆性格
クールにみせてゆるゆるノリと勢いで生きている
真顔で冗談を言います
雪が好きです
◆戦闘
アリスランスで戦う
ドラゴンランスは二刀流したり子ドラゴン状態で援護してもらったり
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
『まー、ボクに任せておいてよ』
湊戸・絢星(雪華のアリス・f19722)は自分の世界に帰るための扉を探している道中、今回の依頼に参加することになったのも何かの縁だと思って前向きになっていた。
一見すると華奢で小柄な大和撫子、その実態は怪力無双の狂戦士である荒谷・つかさ(|逸鬼闘閃《Irregular》・f02032)もまた、依頼を吟味していた中でこの案件に辿り着くこととなった一人である。
グリモアの予兆を聞くに、思い切り暴れることが出来そうだ、と二人は猟兵としての能力を問う依頼へ身を投じていくこととなる。
指定の場所にやってくると、ブラッドワーカーの群れがわらわらと、そしてゆらゆらとふらつき歩き彷徨っているのが見える。
「ボクにかかればこのくらい大したことないよ、期待してて!」
絢星が手にした武器はアリスランス。
使い手の想像力に応じて無限に進化する、美しき白銀の槍である。
「見た限り、苦戦するような相手には見えないわね……軽く片付けてやりましょう」
つかさの手にした武器は大悪魔斬【暁】。
かつて大悪魔をも斬り捨てたと言われている刀で、母から贈られた大切な一振りだ。
二人は各々手に馴染んだ獲物を握りしめ、ブラッドワーカーの群れに突撃していく!
「赤い血全部、ぜぇんぶ頂戴!」
【針先から血の流れる巨大注射器】を構える、黒く堕ちた看護師達。
発動中は攻撃できないが、正面からの全攻撃を【注射器の針】で必ず防御し、【大量の血を奪う注射針の刺突】で反撃できる。
『ちょっと頑張ってみよっか』
即座にアリス・ザ・ドラゴンナイトを発動していく絢星。
【竜形態のドラゴンランスと融合した竜騎士】に変身し、武器「【アリスランス】」の威力増強と、【竜の翼と舞い散る氷雪】による110×5km/hの飛翔能力を得る。
これを見て攻撃の手を止めずに突進していった絢星は、これに衝突していくが、悉く防御され反撃を喰らってしまった。
まるでレイピアの如く刺し貫く針の攻撃を多数受けてしまい、裂傷をいくつも負ってしまったが、幸い軽傷で済んでいる。
「くっ……少し見くびってたかも? なんてね、負けないよ!」
「ではこちらも」
つかさも次なる手を構え、ブラッドワーカーに立ち向かっていく。
「血が欲しい血が欲しい。暖かくて赤い血が、欲しい!」
対象にひとつを要求するブラッドワーカーの技は、勿論二人の血液に向けられていた。
対象が要求を否定しなければ【血を全て抜かれる事への抵抗感】、否定したら【防具や衣服を含む、身体を守る物の防御力】、理解不能なら【血を流しすぎると生命は死ぬという常識】を奪う技だ。
つかさの答えは……否定。
「おいそれとくれてやるものでもないわね、弁えなさい」
大技で反撃を試みる。
|荒谷流乱闘術奥義・明王乱舞《ミョウオウ・アサルト》を展開し、負傷した絢星を庇うように前に立った。
【全ての装備武器を利用しての乱舞】を放ち、自身から164m半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
『巻き込まれるのが嫌ならば、近づかないことよ……乱闘術奥義! 明王乱舞、ご覧あれ!』
視界に入るブラッドワーカーの全てを巻き込んで、凄まじい攻撃の嵐が吹き荒んだ。
それに合わせてもう一度絢星もアリス・ザ・ドラゴンナイトを放ち、嵐の中に身を投じ飛翔すると巻き込んだブラッドワーカーをものすごい勢いで攻撃していった。
端から嵐に巻き込まれたブラッドワーカーがボロボロの姿で巻きあげられたかと思うと、その後高速で地に叩きつけられた。
絢星とつかさの合わせ技により、血反吐を吐いて地に落ちるブラッドワーカーだったものたち。
気が付けばうめき声さえ聞こえないほどに徹底的に攻撃し尽くされ、戦場はみるみる静かになっていく。
「よぉし、ボクたちの勝利だね!」
「ええ、これでおしまい!」
二人はハイタッチをして勝利の喜びを分かち合った。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。
『さて、始めるとしよう。……貴様の最後の幕引きをな』
そう言って現れたのは、アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)。
ブラッドワーカーの群れを、冷たい青色の瞳が見据える。
ギギギ、と赤い瞳が多数、アスを睨みつける。
ブラッドワーカー達は、アスの存在を認識する哉、群れを成してそのまま襲い掛かってきた!
「血、血、血!」
対象に【絶え間なく血が流れる裂傷】を生やし、自身とのテレパシー会話を可能にする。
対象に【血を流すことを快楽に感じる呪詛】の状態異常を与える事も可能。
巨大な注射器を剣のように振るい、切っ先で裂傷をいくつも刻もうと連続攻撃を仕掛けてくるが、アスは両足がサイボーグであったため、これを物理的に回避することに成功していた。
勿論、状態異常も喰らうことはない。
「貴様ら相手に流す血など、一滴も持ち合わせてはいない」
「血、血をよこせェ!」
ブラッドワーカー達は死に物狂いでアスを攻撃しようと試みるのだが、全て失敗に終わってしまう。
『神殺しの槍に相応しい末路をやろう……覚悟しろ!』
ユーベルコードを即座に発動させ、群れを一蹴しようと臨む。
|コード:神殺しの聖星槍《コード・ギガンティック・アウト・ブレイカー》。
【二つ合わせたブルーブラスター】から168mまでの直線上に「神殺しの【槍を思わせる凄まじいレーザー】」を放つ。
自身よりレベルが高い敵には2倍ダメージとなるが、生憎ブラッドワーカーの能力はアスのそれより劣っているようだ。
しかし、かなりの距離まで一直線に放たれたレーザーは、相当数のブラッドワーカーを消失させるほどの威力であった。
「並べ、次から次へと屠ってくれる」
「血、血が欲しい! お前の血を全部! よこせェ!」
一辺倒に血を求め続けるブラッドワーカー達は、それでもぞろりぞろりとアスの前に立ちはだかり、都度レーザーで焼かれていく……。
「ふむ、だいぶ数が減ったな? お前達の攻撃はそんなものか」
「血ィ!?」
では、と残った散見される個体をも、愛用しているサイキックエナジーでできた光の剣:フォースセイバーが刻んでいく。
刃は青白く光り輝き、最後の一体まで容赦なく切りつけ、辺りはブラッドワーカーの流した血に塗れた。
「お前達が欲していた血だが、もうそれも叶わぬな」
アスは返り血を拭うと、静かに現場を後にするのだった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 ボス戦
『墓場のカラス』
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POW : オレの大事なもん、散らさないでくださいよ
骸魂【黒鴉の群れ】と合体し、一時的にオブリビオン化する。強力だが毎秒自身の【大切にしている白い花】を消費し、無くなると眠る。
SPD : 結構痛いと思うんで
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【様々な刃物】で包囲攻撃する。
WIZ : 抵抗しないでくれます?
戦場内に【黒鴉の群れ】を放ち、命中した対象全員の行動を自在に操れる。ただし、13秒ごとに自身の寿命を削る。
イラスト:えな
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠宵雛花・千隼」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ティモシー・レンツ(サポート)
基本は『ポンコツ占い師』または『本体を偽るヤドリガミ』です。
カミヤドリも魔法のカードも、「Lv依存の枚数」でしか出ません。(基本的に数え間違えて、実際より少なく宣言します)
戦闘についてはそれなりですが、戦闘以外は若干ポンコツ風味です。(本体はLv組で出せない、UCの枚数宣言や集団戦は数え間違える、UCを使わない占いは言わずもがな)
ヤドリガミの「本体が無事なら再生する」特性を忘れて、なるべく負傷を避けつつ戦います。
オブリビオンに止めを刺すためであれば、猟兵としての責任感が勝り、相討ち覚悟で突撃します。
でも負傷やフレンドファイヤ、代償は避けたいお年頃。
ティモシー・レンツ(ヤドリガミのポンコツ占い師・f15854)は「水晶玉のヤドリガミ」と偽る、占いカードのヤドリガミである。
オブリビオンを前にして、ヤドリガミの「本体が無事なら再生する」特性を忘れて、なるべく負傷を避けつつ戦おうとしていた。
敵も必死だ、ただでやられてやるわけには行くまいと、抵抗するように大技を仕掛けてくる。
「 抵抗しないでくれます?」
戦場内に【黒鴉の群れ】を放ち、命中した対象全員の行動を自在に操れるのだ。
ただし、13秒ごとに自身の寿命を削る。
「うわっ!?」
ティモシーに向かって、黒鵺の群れがバサバサと音を立てて多数突進してくるではないか。
これを避けきれずに、相手の術中に嵌ってしまう(が、相手も寿命を削りながらなのでどちらに有利かはまだ見えていない)。
とはいえ、ティモシーは「ポンコツ」でもある。
持ち前の呪詛耐性も相まって、操り攻撃はあまり効いていないようだ。
こんなところで負けてはいられない! とばかりに意識を持ち直し、ユーベルコード:|たまには当たる水難の相《ズブヌレニゴチュウイヲ》を唱えてみる。
『今のあなたに、水難の相が見えます……』
【口】から【でまかせの占い結果(水難)】を放ち、【ずぶ濡れの不快感】により対象の動きを一時的に封じる技だ。
これはおおよそ墓場のカラスにぶち当たり、その体にある濡れ羽色の身体はずぶ濡れになってしまった。
鳥の羽根は水分を弾くとも言われているが、術の水気は振るってもなかなか拭えそうにない。
キィキィと不快感に苛まれながら、墓場のカラスはもがく。
「ここで渾身の術を放ちます!」
ヤドリガミたる自身の分身であるカードを取り出し、むにゃむにゃと占いを始めて……いくつかのカードが指し示す方向へ飛んでいくではないか!
これはスパスパと墓場のカラスの羽根を切り刻み、属性の二回攻撃技能で華麗にダメージを与えていく。
さすがのオブリビオンも堪えたのか、縮こまって弱弱しく震えるばかりだ。
墓場のカラスからすれば、へっぽことはいえ占い師が的確に攻撃をしてきているように見えているだろう。
これ以上自慢の羽根をむしられては堪らない、と逃げていくのだった。
「あれっ、もしかして勝っちゃいましたか……?」
今イチ実感の無いティモシーは、不思議そうに去り行く墓場のカラスを見送るのであった。
「そっちの方角は凶と出ていますよー! ってああ、遅かった……」
墓場のカラスは逃げる途中に盛大に足がもつれて転倒し、その場に倒れ込んでしまった。
「ふぅやれやれ、今回も幸運に助けられたようです」
成功
🔵🔵🔴
イネス・オルティス(サポート)
『この鎧は一族伝統のものよ、それがどうかしたの?』
アックス&ウィザーズ辺境のどこかにある隠れ里に住む一族の女戦士
〔一族伝統の鎧〕のビキニアーマーを愛用し主に〔巨獣槍〕という槍を使う
”ダッシュ”で近づき”なぎ払い”、”串刺し”等をよく行う
ボン・キュ・ボンのナイススタイルで、ビキニアーマーを普段使いしている
恥ずかしさ耐性のあるイネスは、周りの視線を気にしません
そのビキニアーマー姿の存在感で、無意識に誘惑してしまう事がありますが
イネスにそのつもりはありません
アドリブ・絡み・可 ””内技能
描写はセクシーレベルまで
キャバリアには乗らず生身で戦います(他の人のキャバリアを足場にする等はあり)
イネス・オルティス(隠れ里の女戦士・f06902)は、墓場のカラスに先手を打たれていたが、軽く往なしてスラリと立っていた。
『この鎧は一族伝統のものよ、それがどうかしたの?』
「そんな守備力の低そうな装備でオレに挑むとか、どうかしてるぜ」
怒涛の羽根アタックを繰り広げる、墓場のカラス。
しかし、この程度の攻撃ではイネスにダメージを与えることなど到底無理であった。
〔巨獣槍〕という槍を振り回し、果敢に敵に挑んでいくイネス。
”ダッシュ”で近づき”なぎ払い”、”串刺し”を狙っていこうと意欲的に適度な間合いに入ろうとしていた。
恥ずかしさ耐性のあるイネスは周りの視線を気にせず、ビキニアーマー姿の存在感で、無意識に誘惑してしまうことさえあるのだ。
流石に墓場のカラスは誘惑されてはくれないようだが(イネスも本気でそれを狙っているわけではない)。
まあいい、と吐き捨てて、墓場のカラスは大技を展開した。
「オレの大事なもん、散らさないでくださいよ」
骸魂【黒鴉の群れ】と合体し、一時的にオブリビオン化する。
強力だが毎秒自身の【大切にしている白い花】を消費し、無くなると眠る。
ふむ、と群れによる攻撃を一通り薙いで、イネスも同様に大技を繰り出すべく構えた。
『今、伝統の鎧は伝説の鎧へ進化する』
|薄衣甲冑覚醒《ビキニーアップ》を発動させるイネス。
【ビキニアーマーの精霊への信頼】【一族の守護精霊への信仰】【ビキニアーマーの勇者たちへの畏敬】で自身を強化する。
攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
よし、とイネスは一つ小さく頷いて【ビキニアーマーの勇者たちへの畏敬】を胸に抱いた。
墓場のカラスは黒鴉の群れと合体した姿で再びイネスに襲い掛かってくるが、ビキニアーマーの勇者たちがそれを制して状態異常のデバフを展開する。
「くっ、このままだと、花が……!」
「それが貴様の弱みか、正々堂々とは言い難い攻撃とはなるが、覚悟してもらおう」
イネスが巨獣槍を振り回すと、そのたびに墓場のカラスの大事にしている白い花の花弁がはらはらと散っていく。
ビキニアーマーへの信頼、守護精霊の信仰、勿論それらも同様に文字通り胸に抱き、イネスが吼える。
「今一度ゆくぞ、これでとどめだ!」
軽々と巨大な槍を振り回し、墓場のカラスに突進攻撃を仕掛けるイネス。
勇猛果敢なビキニアーマーの乙女がまた、オブリビオンを退治することに成功したのであった。
成功
🔵🔵🔴
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
エジィルビーナ・ライアドノルト(サポート)
私はエジィルビーナ、エジィでもルビーでも好きに呼んでくれていいよ。
困ってる人がいるなら助けたいし、倒さなきゃいけない強い敵がいるなら全力で立ち向かわなきゃ。全力で頑張るからね!
実は近接戦闘以外はあんまり得意じゃないんだけど……あっ、畑仕事ならチェリから教えてもらったから、少しはわかるよ!
力仕事はそんなに得意じゃないけど、足りない分は気合と根性でカバーするから任せといて!
☆
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「こいつを倒して正気に戻す、ってわけね」
エジィルビーナ・ライアドノルト(シールドスピアの天誓騎士・f39095)はむん、と意気込んだ。
「成程、この戦闘にはそのような意味があるのですね」
響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)は強く優しい眼差しで墓場のカラスの予兆を確認している。
二人は共に今回の依頼を請けて、現場へとやってきた。
グリモアの予知曰く「妖怪が、UDC怪物を喰い続けた事で変身したもの」ということらしい。
UDC-nullとして捜査された妖怪、墓場のカラスは今、正気ではない。
とはいえ、襲い掛かっては来るものだから、戦いは必至だ。
エジィルビーナ:愛称ルビーとリズは二人がかりで妖怪を撃ち、喰らったUDC生物の魔素から解放してやらねばと意気込み挑む。
一見すると美しい濡れ羽色の羽根を持つ墓場のカラスだが、今や喰らったUDC生物に心身を侵され殺気を纏ってルビーとリズの前で鋭い目つきをし、二人を見定めていた。
「ようこそ、我が縄張りへ。何をしに来たのかは知らんが只で帰すつもりはないぞ」
「お生憎様、私達だって簡単に倒されるつもりなんてないんだから!」
強気なルビーの瞳がきらりと光る。
「お辛い境遇にあると聞き及んでいます、すぐに助け出しますから」
真摯な眼差しのリズもまた、墓場のカラスをまっすぐに捉えた。
「一時的とはいえ、UDC生物を喰らい力を付けた俺にそう簡単に勝てると思うなよ?」
墓場のカラスは素早く攻撃態勢に入った。
「オレの大事なもん、散らさないでくださいよ」
骸魂【黒鴉の群れ】と合体し、一時的にオブリビオン化する。
強力だが毎秒自身の【大切にしている白い花】を消費し、無くなると眠る。
「一回り体躯が大きくなりましたわね、それに、この魔力……長期戦は不利かと」
冷静なリズの判断に応えるように、ルビーが大技を繰り出して反撃する!
『解き放て』
ユーベルコード:真器解放を発動させた。
自身の【愛用の武器】を【解放形態】に変形する。
攻撃力・攻撃回数・射程・装甲・移動力のうち、ひとつを5倍、ひとつを半分にする。
打ち直しつつ長年愛用している盾槍を構えて、その攻撃力を解放、装甲を半分にして『攻撃は最大の防御』と言わんばかりの突進を決めていく。
「こういう時には、気合と根性で頑張るって決めてるの!」
暫く睨み合うかのような打ち合いが続くが、墓場のカラスはその俊敏さを活用して一手でも多くルビーに攻撃を与えようとする……なかなかのせめぎ合いが続いた。
「ならばこれはどうだ!」
抵抗しないでくれます? とニヤリ笑みを浮かべた墓場のカラスは、戦場内に【黒鴉の群れ】を放ち、命中した対象全員の行動を自在に操れるようになった。
ただし、13秒ごとに自身の寿命を削る。
先程まで合体していた黒鴉の群れが、今度は飛び道具化してルビーとリズに襲い掛かる!
迎え撃つはリズ、速攻をかけるべく、こちらも大技を繰り出す準備に入った。
『天の雷よ、邪心に染まりし悪を滅する、天の裁きを与えん!!』
自身が装備する【ルナティック・クリスタ】から【降り注ぐ、裁きの雷】を放ち、167m半径内の敵全員にダメージと【感電】の状態異常を与える。
バサバサと飛んできた黒鴉の群れを片っ端から感電させて撃ち落とすリズの雷が轟いた。
これは見事に周辺全てを打ち払い、そして墓場のカラス本体へも届いて、ダメージと感電の状態異常を与えることに成功している。
「ぐっ……!」
自らの大切な花を、そして寿命を削り戦ってきた墓場のカラスだが、リズの攻撃はクリティカルヒットとなり真正面から撃たれてしまった。
「これ以上の抵抗は、貴方のためにならないとお見受けします……どうか、もう立ち上がらないで」
「喰らいしUDC生物の力があれば……これしきのことなど……ぐうう……」
「正気に戻って! 私たちは決して貴方を殺したいわけじゃない!」
抵抗虚しく、墓場のカラスはぐったりとその場に伏してしまった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ベルト・ラムバルド(サポート)
キャバリアを使用できる環境なら愛用のキャバリアを操縦します
そのとき装備してるキャバリア用の剣と槍を振るい騎士道の名のもとにボスと戦います
キャバリアの操縦技術は優れています
キャバリア使用不可なら生身とその時の装備してる物で戦いますが残念ながら生身だとそんなに強くありません
それを補助するのが己のハイカラなオーラとセンスと瞬間思考力とUCによる謎の召喚術で頑張ります
『宇宙を駆ける暗黒の騎士だ!お初に!そして覚えよ!』
ベルト・ラムバルド(自称、光明の暗黒騎士・f36452)がキャバリアを操縦しながら、墓場のカラスに口上を挙げる。
墓場のカラスからすれば、唐突に現れた誰とも知らぬ敵がまさかの名乗りを上げてやってきたことに驚きを禁じ得なかった。
見た目もでかいが、態度もでかい気がする。
「そこなUDC-Nullとかいう珍しい存在の君も、是非とも私、ベルト・ラムバルドの名を覚えておきたまえ! なに、損はさせない、君の記憶に残る騎士としての振舞は常に心掛けている!」
そう言い放つと、手に持ったRXカリブルヌスソードをぶんぶんと素振りして見せるベルトに、墓場のカラスは一瞬何事かと驚き、そしてその後に改めて敵として存在を認識した。
「お前、空気が読めないって言われないか」
「うむ、よく知っているな!」
墓場のカラスはこのやりとりだけで悟った。
この男、敵にするとかなり面倒だと。
それ故に即座に攻撃態勢を取る。
ベルトはそれを見て、ふむなるほどと頷き、こちらも同様にキャバリアの体制を整える。
「説明不要で理解してくれるのは助かるぞ! 時間を無駄に取らせるつもりはないからな!」
「そうかよ! じゃあ問答無用で行くぞ!」
墓場のカラスは先手を取って攻撃を仕掛ける。
「結構痛いと思うんで!」
広範囲内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、大量の【様々な刃物】で包囲攻撃する技を展開した。
この攻撃は素早く、鋭く、そして何よりも大量で同時に畳みかけるかのように繰り出されるのが特徴だ。
相手がキャバリアであろうと構うことなく展開される大量の刃物の群れが、星座を結ぶ星々かのように動き回る。
ふむ、とベルトはその攻撃を見て頷き、カッ! とスポットライトを物理的に浴びてこう宣言した。
「ごぉおいんぐ・まいうぇえい!」
それはカタカナ英語のような、それでいて妙に耳に残る独特な発音であった。
『わはは~!も~何とでもなれ~!!!』
あらゆる行動に成功する。
ただし、自身の【シリアスな雰囲気とカッコよさ】を困難さに応じた量だけ代償にできなければ失敗する、という、キャバリア姿からは想像も出来ないような状況に自らを追いやるベルト。
「……うん? 特に何も起きないな?」
「ふはははははは! ここからが私の本領発揮だ! 君も姿勢を正して迎えてくれたまえ!」
キャバリアに対応出来ない戦場では難しいのだが、今回は幸い搭乗しての戦闘となっており、ベルトは己のハイカラなオーラとセンスと瞬間思考力とUCによる謎の召喚術を用いて、墓場のカラス相手に突進しつつ新たに技を繰り出していった!
「その程度の技など、全て剣の舞で落として……って、なんだと!?」
「ははは! 金具のつまようじ群など、今の私には利かぬ!」
キャバリアを大きく動かし回転させ、その腕に握ったカリブルヌスソードで飛び回る剣を薙ぎ払い無力化する。
ガキンガキンと鉄が撃たれる連続音が響く。
そしてUターンすると、墓場のカラスの背中からカリブルヌスソードを振る形で討つ!
「!!」
ベルトの騎士道がキャバリアを輝かせ、続けてリミッター解除したキャバリアの能力が閃き、見事に墓場のカラス相手に一閃を刻む。
「どうだね、私の剣技は!(うむ、カッコ良く決めるというのもそろそろ難しくなってきたぞ! だが私は諦めない)」
「くそっ、でかい体躯のマシンの割に、早い……! それに的確でいやがる」
墓場のカラスは次の一手こそ躱して反撃にと狙っていたのだが、それも華麗に躱されてしまう。
正直なところ、ベルトの操るキャバリアの攻撃は裏表がなさ過ぎて軌道も読み通りの素直さ故に、躱すことなど造作もないように思えたのだが……謎の力が働いているかのように、吸い込まれる気すらある。
(シリアスとカッコよさを代償にし続けているので、操縦席内の私の様子は見せられないが!)
そうして、三度攻撃をまともに喰らい、墓場のカラスは膝を付いた。
成功
🔵🔵🔴
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うようなまなざしで現れたのは、響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)。
今回の討伐依頼の内容はやや複雑であったのだが、何かの縁があって目に留まったのだ、と思い馳せ参じた。
(UDC-Null……不可思議な存在もあるものなのですね)
リズは「骸魂に飲み込まれた状態」になってしまった敵を見ると、少し憐みの目の色も浮かべる。
どんな状態であれ、討伐対象となっている相手に掛ける情けは無用ではある。
一人の猟兵に出来ることなどたかが知れているのだから。
「合縁奇縁と申しますが、相手が私だったことを後悔させない戦いにしてみせます」
「大口を叩くじゃねえか、そこのお嬢さん」
UDC-Nullと呼称された墓場のカラスが、リズの見目を評して様子を見る。
リズははっきりと、戦いと言った。
交戦宣言である。
「なら、俺もちゃんとお相手しないと失礼だよなぁ!?」
墓場のカラスはやや激高した様子で戦闘態勢に入った。
(何か気に障ることでも言ってしまったでしょうか……)
リズが余裕の構えを見せ、流れるように愛用の杖:ルナティック・クリスタを煌かせる(ように、墓場のカラスには見えていた)。
こう見えて、お嬢様然としたリズは少々天然さんでもあったので、言葉少なく敵と対面するようにしていたのだ。
属性攻撃で先制し、墓場のカラスに襲い掛かるリズ。
それを華麗に躱す墓場のカラスは、見た目の通り俊敏さがウリであるようだった。
(ここは全力魔法の高速詠唱で……いえ、詠唱している間に躱されてしまうかもしれない……となると……)
「オレの大事なもん、散らさないでくださいよ!」
骸魂【黒鴉の群れ】と合体し、一時的にオブリビオン化する墓場のカラス。
強力だが毎秒自身の【大切にしている白い花】を消費し、無くなると眠る諸刃の剣のような技でもある。
「あなたにも、大切な物があるのですね、では猶更! 正々堂々と戦って行かねばなりません」
黒鴉の群れと一体化し一回り体躯を大きくした墓場のカラスが、鋭く羽根を飛ばして攻撃してくる。
その全てを躱せずに、軽傷を負ってしまうリズ。
だが、羽根と同時に白い花弁が散るのに気付き、手にしている白い花に目掛けてフェイント攻撃を仕掛けてみた。
「くっ!」
咄嗟に花を守ろうとする墓場のカラスの挙動を見て、リズは狙いをそちらに定めだした。
(大事なものを狙うのは多少卑怯な手かもしれませんが……今は出来ることをやるのみ!)
オーラ防御で攻撃を防ぐも、ダメージを無にすることは出来ない。
『倒れる私の代わりに……後を託します……』
ユーベルコード:戦場のワルキューレを詠唱するリズ。
自身が戦闘で瀕死になると【白き翼を持った戦乙女】が召喚される。
それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
(少し卑怯ですが、これで二対一です!)
「翼をもつ者同士での戦い、負けられねえな!?」
「こちらも負けるつもりはありません!」
激しい撃ち合いが続く。
羽根が、白い花弁が舞い散り、互いに切り傷を増やしながらも戦い続ける。
そして──。
「そこです!」
「!?」
リズの捨て身の一撃が、墓場のカラスの大切な花を狙う。
幸運の技能が発動し、それは最後の一輪まで全て散り、墓場のカラスはそのまま昏倒してしまった。
「はあ……はあ……こ、これでよかったのでしょうか」
UDC-Nullと呼ばれた存在を見やり、リズはやっと一息ついたのだった。
成功
🔵🔵🔴