5
次への進化、呪肉の新生

#サムライエンパイア #ノベル

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#サムライエンパイア
🔒
#ノベル


0



全会原・タイガ




 全会原・タイガ(男は度胸!女でも度胸!・f23916)はグリモア猟兵子豚・オーロラと邂逅してから、彼女と共に幾度となく鍛錬を重ねてきた。
 それは時にオーロラから提案される乳房を手足以上に虐め酷使するものであったり、時にはタイガの経験からくる特殊状況を再現し、肉の超肥大を行い肉の超変化、拡張を促すものであったりと常軌を逸するものばかりであったが、二人の肉はそれを受け入れ様々な意味での強化、変容を繰り返してきた。
 そして今日もその鍛錬としてオーロラが常駐するサムライエンパイアを訪れた。いつも通りに乳房を肥大させ、そこをぶつけ合う。いつも通り、共に絶叫し目を裏返らせるほどの快感だがタイガの表情はどこか固かった。
 そして今日の鍛錬も終わり、汗やその他液体を拭く。その中で、タイガが口を開いた。
「なあ、相談したいことがあるんだ」
 いつになく芯妙な様子のタイガに、オーロラも体を拭くのをやめて彼女に向き直る。
「何かしら」
「ずっと考えてたことがあってさ……」
 タイガが告げるに、オーロラと直接会うようになり、体をぶつけ合いわずかはであるがその豊満な身体や呪いの扱いに慣れてきた。その内に肉体と呪いの力に振り回されぬためには、やはり豚房流を極めることが重要なのではと思うようになったのだ。
「だからさ、オレ……豚房流戦士としての道を進みたいんだ」
 その言葉を、オーロラは真剣な顔で受け取る。
「そう……でも分かっていると思うけど、豚房流は女の、雌の武術よ。あなたの最終目的とは真逆をいくわ」
 その言葉にタイガは一瞬たじろぐ。だが、その決意はやはり変わらない。
「分かってる。でも大事なのは『呪いや肉体に無理に反発せず受け入れること』じゃないかって、アンタと対話したり、それを踏まえて自分と向き合ってみたりして思ったんだ」
 男に戻りたい気持ちが無くなったわけではない。だが今よりも前へ進むためには、自身に宿る力と親身にならなければ。そう決心したと、タイガはオーロラに力強く告げた。
 その言葉に、オーロラは一度頷く。
「分かったわ。なら、今日からあなたも豚房流の一人よ」
 そう告げて、オーロラはタイガの胸を撫でる。大きな胸に確かな何かが伝わり溢れ、それはタイガの心にも確と届き突き刺さった。
 何かを掴んだタイガは、この時確かに精神的に一回り成長したのであった。

 そう、精神的には『一回りだけ』。

 その心の何かが溢れ出し、内側から肉体を押し上げてくる。
「うおぉぉぉぉっ、これぇぇぇぇぇぇぇっ♡」
 タイガの乳と尻が一回りどころか二回り大きくなる。それ自体は今まで何度もあったことだが、今回は何かが違うとタイガ自身が感じていた。
「すご♡今までと♡全然違うぅぅぅぅぅぅ♡」
 目の中にハートマークが現れ、語尾も快感に溺れたのが一目でわかる状態に。
 膨れた乳が天を突き、背を反らして宙に向かってピストンするように何度も上方を突く。一突きごとに実は丸く太り、先端は長くそそり立って内容物が充填していく。
 尻も媚びるようにぶりんぶりん振り回され、その重さで引っ張られるのがまた快感となり膨張を促す。
 肉が快感と共に膨れ上がるのはタイガにとっては最早日常の事。しかしタイガ、そしてそれを見ているオーロラは、これが今までとは違うことを感じていた。
「おぉぉぉぉぉっ♡これが♡新しいオレ♡新しい体ぁぁぁぁぁぁっ♡」
 膨れた量そのものはタイガの今までの経験からすれば少ないもの。だがこの肉の変化は不可逆、例えこの後心身を落ち着けようとも、これ以下のサイズに戻ることはない。
 この二回り膨れた体こそが今のタイガの基本サイズ。タイガが自身に宿る力を受け入れたことによって呪いの力がパワーアップし、肉体が次の段階に進化した姿。タイガはたった今、新たな肉体へと生まれ変わったのだ。
「おめでとう。素晴らしい肉になったわね」
 オーロラがそれを称賛の言葉をもって迎える。豚房流にとって肉は大きいほど、そしてはしたないほどに誇るべきことなのだ。
 その肉を、オーロラはぐっと掴む。
「敏感になってるぅぅぅぅ♡」
 その一揉みで、タイガは仰け反って達する。肉が痙攣し、その全てに神経が通っているかのような鋭敏な感覚。空気の流れすら肉で察せるほどの敏感さは今までの比ではなく、
「流石ね。今までの鍛錬の成果が肉の中に詰まってる。あなたの才能と宿した力が見事に肉に溶け込んでるわ。これならどこに出しても|恥ずかしくない《恥ずかしい》豚房流になれるわね」
 膨れ上がったタイガの肉を、オーロラは場所を変え何度も握り、掴み、揉む。その度にタイガの肉に電流が走るような快感が流れて昇天を繰り返した。
 そして溢れてくるのは快感だけではない。
「うおぉぉぉ♡何か、湧き上がってくるぅぅぅぅ♡」
 肉の隅々まで力がみなぎってくるのがタイガには分かる。タイガの脂肪は筋肉以上のパワーの源であったが、そこに蓄積されている力が今までとは比にならないほどに増幅されているのが快感と共に伝わって来た。
「ええ、素晴らしい力よ。少し、測らせてもらおうかしら」
 オーロラが自身の胸を突き出し、タイガの胸にあてがう。自身の先端を大きく尖らせ、同じく膨れ上がっているタイガの先端に差し込んだ。
「おっほぉぉぉぉ♡」
 オーロラが体を揺らし、中を検めるようにかき回す。
「く、う……んうっ!」
「おほっ!♡」
 オーロラの爆乳がびくんと震え、タイガの乳内に熱いものが走る。そのまましばらくポンプのように乳を脈動させてからオーロラが体を離すと、入れる前より数段太くなった液まみれの先端がずるりと抜けた。
「くぅぅ……凄まじいわね、この乳力……想像以上だわ」
 先端をひくつかせて自らの汁を溢れさせ、オーロラがタイガの乳を褒める。一方タイガは、乳内に出されたオーロラの汁を吸収しさらに乳に力を滾らせていた。
 タイガはたまらず巨大化した自分の乳を揉みしだく。鍛えられた力を込めて握り潰された乳は脳を焼くほどの快感を齎し、同時にタイガの心に自身が『何』になったのかを刻みつける。
「おぉぉ……♡オレは♡オレはぁぁぁ……♡」
 それに従い、タイガの目の中のハートマークも脈動する。
「オレは豚房流呪拳士タイガ♡むちむちおっぱいとお尻の呪いで戦う豚房流呪拳士タイガぁぁぁぁぁぁぁぁ♡」
 強烈な絶頂と共に、タイガは絶叫した。誰に教えられるでもなく、言葉が乳汁とともに溢れてくる。生まれ変わった自らの名を、タイガは高らかに叫んだ。
 その痴態を、オーロラは満足げに見る。
「おめでとう。そしてようこそ、豚房流へ。歓迎するわ」
 オーロラは新たな豚房流の誕生を妖艶に笑って祝う。その前で、豚房流呪拳士は産声の如く絶叫と絶頂を繰り返した。
 こうして新たなる力と称号を手に入れたタイガ。自ら選んだ道とは言え、明らかに『雌』として進化した体と人外の快感。それに埋もれながら、タイガは肉体の変化と湧き上がる力を抑えられず困惑し、呪いを受け入れたことをちょっぴり後悔するのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2025年11月03日


挿絵イラスト