「もちろん、開拓者達もそのまま従うわけやあらへんで。反乱をそろそろ起こそうとしとるらしいねん! 猟書家に勝てれば侵略蔵書の中のオーシャンフロンティアの幾つかが自由になる――元々開拓しとった無人島を猟書家の好きに開拓せなあかんなんて、嫌やったんやろなぁ」
「せやけど、今侵略蔵書の中の無人島で事件が起きとるそうや。魔獣の巣が近くに確認されたから一緒に見に行って欲しいみたいなんやけど、現地の開拓者達と一緒に行って貰えると役に立ちそうやで」
砂浜近くにある魔獣の巣を探索して対処したら、そろそろ竜が現れる。いや、猟書家が放ったモノであってオーシャンフロンティアの在来種である『魔獣』とは違うようだが、開拓者にとっては魔獣とオブリビオンにそう変わりはない。
椿油
反逆の狼煙を。さあ、開拓の時間だ。
椿油です。オーシャンフロンティア、堂々の第六本編へ進出です! 是非どんな世界か知ってもらいたいと思います。
第1章は冒険です。浜辺に出来ていた魔獣の巣を探索します。居るかもしれないし、居ないかもしれないです。何か資源が手に入るかも。
第2章は『ドラグナーフェイク』との集団戦です。開拓者達は魔獣だと勘違いして、一緒に戦おうとしてくれます。
第3章は『猟書家「ギガス・ヘルマン」』とのボス戦です。気づいてしまった反逆を、旺盛な知識欲でへし折ろうとしてきます。倒しましょう。
なお、OPが出たら断章でオーシャンフロンティア用語をいくつか書いたのち、プレイング受付を開始します。
皆様のアツいプレイング、お待ちしております!
第1章 冒険
『オーシャンフロンティアの冒険』
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POW : 肉体や気合で挑戦できる行動
SPD : 速さや技量で挑戦できる行動
WIZ : 魔力や賢さで挑戦できる行動
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
|
種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●魔獣は危険。調べるだけでも得にはなるが、しかし――
アルカディーテ島。
「大工のグッチだ。宜しく頼むよ」
「漁師のクヴンだぜ! 海まで魔獣来たら船出せないよなぁ!?」
「探索メインのナギーです」
彼ら3人の開拓者は、『猟書家は黙ってろ』を合言葉に集まったオーシャンフロンティアの有志である。
「にしても、《|永遠《エターナル》》も出かねないっていうのに魔獣まで出るなんて困るよなぁ!」
クヴンが呟く。《永遠》とは、死体に憑りついて暴れる霊的な敵性生命体であり、魔獣や亡くなった開拓者にも《永遠》は憑りつくのだ。
「それを防ぐ為に俺ら探索担当がいるんですよ」
ナギーはそう言って浜辺にいつの間にか出来ていたという巣穴を見つめた。
「アレがくだんの怪しい巣ですね」
「自由に開拓できるようになったらこのビーチにリゾート作りたいな」
グッチはリゾラバをしたいと意気込んでいた。しかし、彼らのみでは猟書家の退治は成しえない可能性が高い――果たして、このTORIOは島の自由を取り戻せるか!?
●用語解説
オーシャンフロンティア:世界名。略してOFまたはオシャフロ。
アルカディーテ島:オーシャンフロンティアの舞台になっている、未踏だった無人島。近海には有人島がある事がようやく最近判明している。
《|永遠《エターナル》》:いわゆる霊魂であり、死体に憑りついて操る生命体。死体の元の願いが叶うなどで幸せになったりすると、《永遠》は死体にいられなくなって出ていくようだ。
魔獣:島に住む獣たち。狼だったり狐だったり猪だったり、何でもいる。結構大きい。
開拓者:一部猟兵に覚醒する者も現れる、オーシャンフロンティアの住民を指す言葉。
資源:溜まると何かしら良い事が起こるリソース。たまに魔獣の巣に溜め込まれている事もある。この第1章でも調べたら、資源があるかもしれない。
***
第1章、魔獣の巣の探索開始です。巣穴を調べて果たしてどんな魔獣が見つかるのか、はたまた不在か――。
ティアラ・フローレンス
【連・アド可】
【Wiz】
此処は、ボクは初めて見る世界ですね
でも皆さんの反乱の芽があるならば、協力は惜しみません
皆さん、宜しくお願いします
この世界については不慣れですので慣れている方が居るのは心強いです
先ずは、件の怪しい巣から魔獣や、魔力を持つ異物がいないかどうか
ボクの『索敵』+『魔術知識』で確認しましょう
後、可能性は低いでしょうが巣の中に、猟書家達が創造した皆さんの様な方達を待ち受ける罠を幻影で隠している可能性もありますので
『幻影使い』で何か幻で隠されているものがないかどうかも確認します
…《|永遠《エターナル》》、ですか
死体に憑りついて操る生命体が、この島では猟書家…とかで無ければ良いのですが
「此処は、ボクは初めて見る世界ですね」
ティアラはダンジョンメーカー一族の子孫である。そしてオーシャンフロンティアの侵略蔵書は初めて見る物だった。
「でも皆さんの反乱の芽があるならば、協力は惜しみません」
三人の開拓者と接触するティアラ。
「よろしくな」
グッチが握手を求めた。
「反骨精神って大事だよな! 宜しく!」
クヴンは猟書家は黙ってろの気持ちをずっと忘れていないようだ。
「まあ、ゆっくり確実にやっていきますか」
ナギーはマイペースだった。
「皆さん、宜しくお願いします。この世界については不慣れですので慣れている方が居るのは心強いです」
ティアラが握手しながらそう言うと、クヴンがサムズアップを見せた。
「任せとけ!」
そして、件の巣へ向かったティアラは索敵を始める。
「あと――」
幻影の類が無いかも、念入りに確かめるティアラ。
「今は……一体何をしているんですか?」
ナギーが尋ねる。
「巣の中に、猟書家達が創造した皆さんの様な方達を待ち受ける罠を幻影で隠している可能性もありますので」
ティアラの言葉に、グッチは目を丸くする。
「そんな事あるのか……」
魔獣も今はおらず、しかして巣の探索を試みて見つかった目ぼしい痕跡は、割かし新しい糞ぐらいだった。漂う臭いからして主は雑食か肉食辺りだろうか。つい最近した物という程でも無さそうだ。
「(最近の糞の痕跡が見当たらない……巣から、逃げた? ならば何故? もう少し調べる必要がありそうですね)」
そしてティアラは幻影も無く、一時的か永続的か主を失ったであろう巣に、落ちていた鉄塊を見つけた。
「これは……鉄ですね」
ティアラの掌ほどの小さな鉄塊。
「ああ! それ、ハン・シャロで溶かして道具を鋳造しようとした時の漂着物!」
クヴンが鉄塊を指差して叫んだ。
「ハン・シャロ?」
ティアラは首を傾げた。
「アルカディーテ島に用意した、鋳造用の巨大炉の事ですね。失くしたと思ったんですけど、まさか魔獣の巣にあるとは……」
ナギーはまじまじと鉄塊を見つめた。久々の再会、鉄塊は少し土で汚れていた。
「ハン・シャロも|この蔵書の外《元の世界》にあるんで、今は使えないんだよなあ」
割と侵略蔵書として切り取られたのは最近の話なのだろうか、グッチが呟いた。
「おかげで道具も武器も既存の物しか使えないし、《|永遠《エターナル》》対策も後手後手だよな」
クヴンの言葉に、ティアラは耳を澄ました。
《|永遠《エターナル》》。ゾンビのように死体を操る生命体――正体は、元の世界でもこの侵略蔵書の中でも、未だに謎だ。
「……《|永遠《エターナル》》、ですか。死体に憑りついて操る生命体が、この島では猟書家……とかで無ければ良いのですが」
「それは嫌だな……」
ティアラの説に、グッチが軽く青ざめた。
「まあ、俺が調べたところ総個体数も少なそうですし、遭遇してもまだ俺達の手で何とかなるので……」
ナギーの言葉を聞き、慎重に探索した方が良いと思ったティアラであった。
大成功
🔵🔵🔵
波佐見・図書子(サポート)
(ビブリオラビリンス内を徘徊しているので小世界が展開していれば駆けつけます)
猟書家やその配下以外には普通の可愛いもの好きな女子として接します
小世界内の問題があれば、自分が集めた知識や能力に道具も使い積極的に解決に手を貸しますし、祭りなどのイベントには色々興味を持って首を突っ込みます
(可愛いものを見つけると喜んで、生き物であれば愛でたり、物であれば買ったりもします)
猟書家やその配下達など以外に迷惑を掛ける行為はしません
図書子は、開拓者達が悩んでいる事に気づいてオーシャンフロンティアの世界へと入り込んだ。
「どうしたの?」
図書子の言葉に、グッチが魔獣の巣を指差す。
「巣に魔獣が居ない、ってことは……そこら辺に居る可能性があるんだよな」
魔獣、という言葉に図書子は反応した。
「それは猟書家の手下なのかしら?」
「いや、オーシャンフロンティアの在来生物ですね。まぁ所謂害獣なんですが」
ナギーの言葉に、図書子は近場を見渡す。
広がる砂浜、そして近くにあるのは森林。
「魔獣が文字通り『獣』なのならば、森の中に食糧調達しに行っている可能性もありそうよ」
「行くかぁ……」
「ですねぇ……」
あまり乗り気じゃない開拓者達。
「……? 森に何か居るの?」
図書子が尋ねた。
「森の中は、資材の伐採以外でまだ深く立ち入れて無いんだ」
グッチの言葉から察するに、危険度が計り知れないという事だろう。
「でも、突然襲撃された方がよっぽど危険よ。海を泳げる魔獣だったら船を出しても追いつかれてしまうし」
「そりゃあそうだ! よし、探すか!」
クヴンは腹をくくって、森の中へと進んで行った。勿論図書子も同行して。
「これは……」
魔獣の糞。巣にあった物と同じ物だろう。そして、近くの木には爪の跡。
「マーキングしているという事は……この辺りに居る可能性が高いですね」
ナギーの足取りが慎重になる。ガサリ、と音がした。
「!」
振り向く開拓者達と図書子。
『ガゥ……!』
ゆっくりと脚を引きずって現れた魔獣。なんと、巣から飛び出た魔獣は手負いだった――。
成功
🔵🔵🔴
銀龍家・朝露
【連・アド可】
開拓者:朝露のジョブはペットですわ。
縄張り争いですわ!シマの取り合いですわ。
未開の地だろうと資源いただきですわ。
遠い先祖の野生の血が騒ぐのですわ!朝露の獲物にはスキルのねこパンチですわ!
魔物が手負いでも容赦しないのですわ。魔物を齧って味見(スキルSPD)ですわ!
食べれる所が多いと良いのですわ。食べる所がなかったら、魔物の獲物を横取りするのですわ。
魔物の卵や子供を見つけたら手懐けて開拓の手助けに出来るか聞いてみるのですわ。
開拓者さんたちとも連携するのですわ!猟書家が出てくる前に憂いは払うのが吉ですわ。
素材はアルカディーテ島で使うのですわ。
満影・のどか
【連・アド可】
魔物が出たって?みんな戦いに行ったのかな?大変だね。
私は、スキルどこでもキャンプで近くに中継拠点でも作ってようかな?
みんなが快適に過ごせるように。
魔物以外にも、猟書家とその手下も来てるんなら長丁場になりそうだしね。
水と食事と着替えとお風呂。一通りのリラクゼーション。何でもござれ。
入手した資材の一時保管場所と、情報交換に焚き火を囲みながらまったりしようよ。
連戦に成ってるかもしれないから、緊急に必要な物は、バトモンのメンタインにデリバリーさせるよ。そのまま戦いに援軍参加しちゃうかもだね。
まとわりついてからの重量アップ攻撃は魔獣の身動きを封じるのに一役買ってくれそう。
お待ちしてま~す。
羊毛・毛玉
猟書家が、わざわざアーカイブした魔獣です。きっと偶蹄目でふわふわに違いありません。
確かめましょう。
爪の跡、きっと偶蹄の蹄ですね。
確信に近づいたと言って良いのではないでしょうか?
魔獣の傷を負わせた者が猟書家なら、本件の魔獣の価値を知っていればこそ。やはり羊毛を刈られましたか。しかしこれで終わったとは限りません。マトンにラム。偶蹄目に無駄な箇所などありようはずがありません。
このような事態になっていたとは、何としてもこの本の世界を解放しなければなりませんね~。
実物を見て、偶蹄目じゃなかったら侵略蔵書の隅から隅まで探索して見つけ出します。
偶蹄目、私の眷属たち、猟書家の好き放題になんてさせておけません!
手負いの魔獣を見て驚いたのは、グッチ達だけでは無かった。
「縄張り争いですわ! シマの取り合いですわ」
朝露はテテテッと素早く魔獣に駆け寄り、手負いの魔獣の様子を伺う。
『グルゥ……』
魔獣の息が荒いのを身で感じる朝露。恐らく、この魔獣はそう長くは持たないだろうと察した。
「魔物が出たって? みんな戦いに行ったのかな? 大変だね」
一方その頃、のどかは《どこでもキャンプ》を発動してここをキャンプ地としていた。中継地点である。
「猟書家とその手下も来てるんなら長丁場になりそうだしね」
そしてメンタインが様子を見にキャンプ地から離れていく。
「メ~ン」
「大変そうだったら、加勢してきて!」
そして。
「猟書家が、わざわざアーカイブした魔獣です。きっと偶蹄目でふわふわに違いありません。確かめましょう」
毛玉は魔獣を偶蹄目と読んで息絶え絶えの魔獣を観察しに近づく。
「爪の跡、きっと偶蹄の蹄ですね。確信に近づいたと言って良いのではないでしょうか?」
「と言うと?」
ナギーが毛玉に問う。
「魔獣の傷を負わせた者が猟書家なら、本件の魔獣の価値を知っていればこそ。やはり羊毛を刈られましたか。しかしこれで終わったとは限りません。マトンにラム。偶蹄目に無駄な箇所などありようはずがありません」
ナギーが毛玉へと提言する。
「いや、どう見ても狼ですよ」
「このような事態になっていたとは、何としてもこの本の世界を解放しなければなりませんね~」
「ですから、狼ですよ」
「え?」
――魔獣の巣に居たのは、狼だった。いわゆる|食肉《ネコ》目である。
「偶蹄目、私の眷属たち、猟書家の好き放題になんてさせておけません!」
「癖強いなこの人」
グッチが思わず溢した。
「メメ~ン?」
のどかのメンタインは加勢するまでも無さそうな瀕死の魔獣をぷよぷよと動きながら見つめた。
「一先ず、味見ですわ!」
「メン!?」
朝露は《智慧ある獣の牙》を発動してほぼ動けなくなっている魔獣の肉へと齧り付き、魔獣が鈍い悲鳴を上げてぐったりしたのをよそに習性と味を覚えていった。
「ここのマーキングはこの個体による物で間違いありませんわ」
「そうか、じゃあ誰にやられたんだ?」
クヴンが顎に手を置いて訝しんだ。
「お腹に子供は居ませんし、オスのようですわ」
朝露が報告する。
「となると、巣を出てメスを探しに行った時に、巣に居られない何かがあって、ここの森林の小範囲を仮の縄張りとして……で、痛手を負った、という感じですかね?」
ナギーが仮設を立てた。もしかしたら偶蹄目を探していた猟書家の仕業かもしれないが、ともかく一旦開拓者達は、のどかが建てたキャンプへと戻る事にした。
「お帰りなさい! 水と食事と着替えとお風呂……一通りのリラクゼーションを用意しておいたよ!」
「助かりますわ!」
罪は無いが厄介な魔獣のお肉を美味しく頂いた朝露は、水場で血の付いた身体を洗った。
「偶蹄目達、今助けに……!」
毛玉は食事を頂きつつ次の作戦を練る。
「メ~ン」
魔獣の毛や爪をついでにはぎ取って持ち帰ってきたメンタインは、保管用の箱にギュッと詰めていった。
「巣まで探し回られて外に縄張りを作らざるを得ないなんて、普通の状態じゃないよな?」
クヴンがナギーの仮設に異を唱えた。
「それに相応しい異常が発生したのかもしれませんね。そう、例えば猟書家が……はっ!」
ナギーが何かしらの音に気づいてキャンプ地の外を見る。
「あれって、魔獣かな?」
のどかがそっと外を見る。
「見た事無いな……!」
クヴンは顔をしかめた。そう、それは――魔獣ではなく、猟書家が住民を支配する為、侵略蔵書内に放ったオブリビオンだったのだから。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『ドラグナーフェイク』
|
POW : ドラグナーブレス
自身の【ドラグナーの翼】でレベル×100km/hで飛翔し、射程無限・直線上の全てを切断貫通する【ブレス】を放つ。
SPD : スケイルシューター
【魔力の籠もった鱗】をレベル個に分裂し、【流星】の如き軌道で射出する。個々の威力は低下するが回避困難。
WIZ : クルーエルスキャター
指定した敵1体か自身が死亡するまで、負傷を無視して毎秒【両手足の爪】で攻撃し続け、敵の攻撃を【翼】で弾く。
イラスト:塩さば
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●厄介者より厄介なオブリビオンを狩る しかし――
「あれは……見た事が無いぞ!?」
開拓者達が驚いているのも無理はない。あれはオブリビオン。しかも猟書家が放った物である。
「でも、大体魔獣みたいな形してるし……俺達でもイケる筈!」
そう言って、開拓者達は各々の武器を構えたのだった。
***
開拓者に指示を出すと、支援攻撃をしてくれます。
グッチ:番線による捕縛の近接攻撃。捕縛を成功させるには結構近づく必要がある。
クヴン:炭の粉を投げて目くらまし攻撃。唯一遠距離から行える。
ナギー:近くの木に登って乗り攻撃。流石にスタンはとれない。猟書家……カエレ……。
ティアラ・フローレンス
【連・アド可】
…ああ、あれを皆さんが見た事が無いのは仕方ない話ですね
あの偽竜、魔獣じゃなくてオブリビオンですから
…と言う訳で、グッチさん、クヴンさん、ナギ―さん
皆様の力をボクに貸してくださいね(UC+古代知識+歴史知識+戦闘知識+解読)
是でも一応、猟兵ですからね
今まで世界に起きてきた事の一部からある程度動きを予測する事は出来るのです
と言う訳で
ボクとラッピィ(ボクのハナギツネ)に合わせて、クヴンさん、偽竜達に目晦ましを
目晦ましで時間を稼いでいる間に、グッチさんには肉薄して貰い
捕縛攻撃を行って頂き、両手足の爪と翼を封じて頂きましょう
後は、ナギ―さんとボク達の連携攻撃と属性攻撃で死ぬまで殺し続けます
北条・優希斗
【連・アド可】
可能ならばティアラ(f45686)さんと
指示を見つつ
あ~…ええと
その指示は相手によっては的確なんだけれど、攻撃として飛んでくるのは分裂した鱗だよ?
まあ、そう言った事のフォローは俺の役割な気もするけれど
先制攻撃+活性化UC+早業
に残像+ダッシュ+地形の利用+軽業を合わせて偽竜達に肉薄しながら
UC:神技・剣王乱舞+範囲攻撃+戦闘知識+見切り
で鱗と敵の攻撃を出来るだけ相殺しつつ捕縛された偽竜を斬る
グッチさん、クヴンさん、ナギ―さんへの回避指示は大丈夫の筈
もし難しければ情報収集しつつ斬撃波を叩き込む事でグッチさん達への被害を減らす
…まあ、これも連続コンボのやり方の1つ、になるのかな?
「……ああ、あれを皆さんが見た事が無いのは仕方ない話ですね。あの偽竜、魔獣じゃなくてオブリビオンですから」
ティアラの言葉に多少首を傾げる開拓者達だったが、大体飲み込んだようだ。
「要は倒せばいい奴だな!」
クヴンが言ったその言葉が正である。
「……と言う訳で、グッチさん、クヴンさん、ナギーさん。皆様の力をボクに貸してくださいね」
「任せろ!」
「おうよ!」
「宜しくお願いします!」
開拓者達は一同に頷いた。
《想像から呼び出す未来と過去》を発動し、【ブック・オブ・リキャプチャー】に映る光景から未来予知と、過去の記憶から相手の動きの癖を見つけ出すティアラ。
「(是でも一応、猟兵ですからね。今まで世界に起きてきた事の一部からある程度動きを予測する事は出来るのです――と言う訳で)」
「ハナーィ!」
バトモン、ハナギツネのラッピィが前に出る。
「ボクとラッピィに合わせて、クヴンさん、偽竜達に目晦ましを」
「うおりゃああ!!」
「ハナー!!」
クヴンは大きく振りかぶって、ラッピィは前に出た。
そして優希斗は、駆けつけて炭粉を被せようとしているクヴンを見て気づいた。
「あ~……ええと。その指示は相手によっては的確なんだけれど、攻撃として飛んでくるのは分裂した鱗だよ?」
そう言いつつも、《蒼舞・剣聖》を発動し、数秒先を見ながら同時に発動した《神技・剣王乱舞》から825本の多元世界から呼び出した刀剣を放ち、蒼穹の骸の海を想起させる刀舞で魔力の籠もった鱗を斬っていく。
「まあ、そう言った事のフォローは俺の役割な気もするけれど」
流星の如き軌道で射出された鱗を斬っていったのを見て、クヴンは炭粉を被せきるのに成功すると、ドラグナーフェイクは悶える。
『ガァァッ!』
「今だぁッ!!!」
その間に、グッチが樹とドラグナーフェイクの手足を番線で縛り。
「オブリビオン、帰れ!!」
樹の上から勢いよく飛び掛かり、ドラグナーフェイクを抑えつけてナイフでザクザク頭を攻撃するナギー。
手足を藻掻くドラグナーフェイクの攻撃を余裕で避けつつ、ティアラはラッピィと共に攻撃を叩き込み、優希斗の刀剣が大量に飛んできて、傷が付いていくドラグナーフェイク。
『ガァァルゥゥ!!!』
ドラグナーフェイクは、想定外の連携攻撃に文字通り手も足も出ないのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アラタマ・ミコト
此度の戦に向け長きに渡る修練を積み重ねてまいりました。
荒魂鎮神命、いつでも準備は出来ております。
……さあ、徳を積み『れあどろっぷ』確率を跳ね上げたあらたまちゃんの戦いが今始まるのです!
ここの『れあどろっぷ』は全てあらたまちゃんが頂くのです!!
「此度の戦に向け長きに渡る修練を積み重ねてまいりました。荒魂鎮神命、いつでも準備は出来ております」
アラタマは侵略蔵書の中に入って駆けつけてきた。
「援軍ですか! 助かりました!」
ナギーの顔が明るくなった。
「これで百人力だぜ!」
クヴンが勇ましく咆える。
「さあ、行くぞ!」
グッチは番線を手に進む。
「(あらたまちゃんは実はこの侵略蔵書の中にずっと居ました――そしてずっと野営しながら素材集めを行っていたのです! ここの『れあどろっぷ』は全てあらたまちゃんが頂くのです!!)」
《死屍行軍》を発動して8時間耐えていたアラタマの【|陀威迦汰那《ダイカタナ》】が輝く。既に身に絡まっている番線を振り切ろうと抗うドラグナーフェイクへと斬りかかり、顎に痛い一刺しを叩き込む。ドロップするはドラグナーフェイクの輝く逆鱗。
『グギャアアァァ!!!』
血を吐いたドラグナーフェイク。
「れあどろっぷ、げっとです!!」
そして、嬉しそうに逆鱗を掲げるアラタマ。
「げ、逆鱗が欲しかったのか……!?」
グッチは驚きつつもアラタマを見つめる。
「逆鱗って、架空の竜みたいですね……」
そう、ナギーが言う通り魔獣によく居るのは狐・狼・熊などの地球上に存在する既存の生物の亜種が多い。完全に竜であるというそれが、猟書家の用意した戦力たらしめているのであった。
大成功
🔵🔵🔵
波佐見・図書子(サポート)
(ビブリオラビリンス内を徘徊しているので小世界が展開していればどこへでも駆けつけます)
この気配は……お前は猟書家の配下ね?
ならばここで駆逐するわ!
|鬼神《バーサーカー》の如く戦いますが、敵の状態や戦況によってはアンブッシュを仕掛けたり毒や罠を使ったりなどの搦手を含めて、敵以外に迷惑を掛けなければ敵を殺すためにどんな手段でも躊躇なく実行します
敵が可愛いと攻撃を一瞬躊躇ったりもしますが、最終的には心を鬼にして討伐します
「この気配は……お前は猟書家の配下ね? ならばここで駆逐するわ!」
図書子が【ギロチンシザー】を構えてドラグナーフェイクと対峙する。
『グギュゥゥ……!!』
弱ったドラグナーフェイクは鱗を飛ばそうとするも、図書子が《撃殺舞踏》を発動した事により、鱗も一瞬にしてギロチンシザーで切り裂かれて粉々になるか、その身を挺してでも受け止めていく図書子。
「すげえ!! 攻撃を受けてでも攻撃をやめない!?」
クヴンが興奮気味に驚いた。
「凄いな……これ、イケるんじゃないか!?」
グッチが手を出すまでもなく、図書子の荒ぶるギロチンシザーは止まらない。
『ガッ、ガアッ、ガギャアッッ!!!』
鱗が丸裸になりかねないレベルで傷ついていくドラグナーフェイク。
「猟書家の配下がこの世界の原生魔獣を名乗ろうとするなんて、おこがましいわ!」
図書子の怒りは極限に達する。
「あ、やっぱりあれ魔獣じゃ無いんですね!?」
ナギーがようやく理解した。ドラグナーフェイクは魔獣ではなく、猟書家の配下である事に。
「滅せよ!!」
『グギャアアア!!!』
次に図書子のギロチンシザーがドラグナーフェイクの胸を突いた時、ドラグナーフェイクはぐったりと倒れ、きらきらと消えていった。亡骸が残る魔獣と違う点はここにもあったようだ。
「ふう……勝てたわね」
図書子はギロチンシザーを身体に収納する。
「す、すげぇ……!」
憧れの目線で、クヴンが図書子を見つめているのだった。
成功
🔵🔵🔴
そう言いながら図書子は《コルドフリード・アポカリプス》を発動し、歴史書から永久凍土の氷嵐を放出し、魔法文字で構成された魔獣諸共、肉体と精神を凍結させる。