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憎めないアイツら!
「クックック……今回こそ、『ボス』に献上するバトモンを捕まえるんだポン!」
バトモンで世界征服を企む悪の組織『クロック団』――その組織の一員である、珍しいことに喋るバトモンであるバケモフリがにししと笑みを浮かべていた。
「珍しいバトモンなら、『バトモンコンテスト』を見ればいいかもしれないな――」
フフ、とコタロウは笑い、それでは観客として高見の見物と行こうか、と言おうとした、ところ。
「何言ってるの! 私達も出るのよ、バトモンコンテストに!」
「えっ何で?」
「バトモンコンテストはバトモンの魅力が最大限に出されるところ――となったら、このあ・た・しのマムーンの美しさに勝てる相手でないと、ボスに献上なんてできないわよ!」
「一理ある……あるのか? あるな……」
「そうと決まったら早速作戦に出るポン!」
……なんだかんだバトモンに愛着がある、というところが、この二人と一匹をポンコツたらしめている理由である――……。
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「あー……予知が出た。クッソしょうもねぇかもしれねぇが、メッチャ重要かもしれねぇ予知が出た」
区切・終(飢餓文学・f42796)は目頭を抑えながらそう言った。
「場所はバトルモンスターワールド。……どうにもそこのコンテスト会場で騒ぎが起きそうだ」
おそらくは『英雄達』がバトモンを狙っているのだろう――バトモン達を保護するためにも、どうか頼む、と終は申し出る。
「コンテスト会場だというからには、バトモンに愛情のある者が多いだろう。どうか、彼らが傷つかないように頼む」
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「ふっふーん、潜入成功よ~♪」
自分のてもちバトモンであるどくへびバトモン『マムーン』の色合いに合わせたきらびやかな紫色のドレスに身を包んだフウマ。マムーンと並ぶと、とても良い感じに並んで見える。
「それじゃあ、行くわよ――! コンテストも、バトモンゲットも、どっちも両立させてやるんだから!」
tk
tkです。バトモンコンテストだ!
第一章はバトモンの美しさや可愛さetc、バトル以外の方法でバトモンの魅力を伝え合うコンテストです。
こちらではバトモンのわざを使ったりなどしてパフォーマンスをするのが主です。まずはこの局面で相手の出方を伺いましょう!
第1章 日常
『バトモンコンテスト』
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POW : かっこよさやたくましさをアピールする
SPD : うつくしさやかわいさをアピールする
WIZ : かしこさやおもしろさをアピールする
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。