祝勝会、どこでやってもいいと思わない?
●戦争がまた終わったね。
「みんな、シャングリラ☆クライシス、お疲れさま!」
グリモア猟兵のリッキー・ハートが高らかにそう告げる。
グリモアエフェクトによる霊神『グラン・グリモア』の完全撃破とはならなかったものの、クオリア・シンフォナーやレッドライオン、イエロータイガーのオブリビオン化は解除され、アイドル☆フロンティアの事件で協力を申し出てくれることも出てきたとか。
全世界がアイドルステージに変わっていたのも元に戻り、侵略神やら星壊神やらも退けることに成功、上々の成果と言える。
これはしてもいいでしょ、祝勝会!
「というわけで、場所はケルベロスディバイドになるんだけど、ちょうどアイドルを招いてチャリティーライブを開けないかっておはなしがあるみたいなんだよね! アイドル☆フロンティアのアイドル、それに限らず、ライブパフォーマンスができる人、みんなでこのチャリティーライブに参加してみない?
アイドル☆フロンティアの戦争終結記念っていうのもあるし、ケルベロスディバイドもまだ戦争の爪痕が残ってる。チャリティーイベントをするとその復興支援にもなるんだ」
一石二鳥! ととてもゴキゲンなスターライト☆アイドル。
いいのか、よその世界でよその世界の終戦記念なんてして……と思う者もいるだろうが、ケルベロスディバイドの人々も、アイドル☆フロンティアのアイドルに興味がある者はいるし、歌って踊ってオブリビオンを浄化するという新たな戦い方への関心もかなり高い。
アイドルライブでイベントを盛り上げつつ、ケルベロスディバイドの人々と交流し、戦争を振り返ったり、平和を噛みしめてみたりするのもいいかもしれない。
九JACK
好き放題ばかりしています。九JACKです。
祝勝会、どこでやってもいいと思わない? というのは本当に。ケルベロスディバイドでシャングリラ☆クライシスの終戦記念も兼ねてチャリティーライブをやりましょうって話です。
アイドル☆フロンティアのアイドルの皆々様におかれましては、常日頃立つステージには人々の無意識が具現したサイリウムだけがある状態でのライブかと思われます。(たまに以前助けた人が元の姿でとかはあるでしょう)
無数の観客が目の前にいて、コール アンド レスポンスができる状況、観客の声が、熱が、直に伝わってくるライブステージ、というのもたまには良いのではないでしょうか?
そんなシナリオです。
必要🔵数があんまり多くないので、人が来ればすぐ終わります。けれどのんびりやりたい気分なので、特に期間は設けません。締切すると決めたら、タグでお知らせするかもしれません。(しない場合もあります)
それではどうか、楽しんで!
第1章 日常
『特務機関のチャリティーイベント』
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POW : 周りの人々を巻き込み、全力で楽しむ
SPD : 事前に計画を立て、スムーズに会場を見て回る
WIZ : 派手な宣伝を行い、人々の注目を集める
イラスト:del
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
フリル・インレアン
ふえ?私|達《・》もチャリティーライブに参加するんですか?
一応、アイドル衣装は今年の水着を持っていますけど、一人で歌ったりするのは流石に恥ずかしいですよ、アヒルさん。
ふえ?ライブに参加するのは私じゃなくてアヒルさん?
私はアヒルさんのお立ち台になるから歌う必要はないって……、
アヒルさんの美声をケルベロスディバイドのみなさんに聞かせるぞって……、
アヒルさん、アヒルさんの声は私以外にはグワグワとしか聞こえてないですよ。
結局、アヒルさんの翻訳で私も歌わないといけないじゃないですか。
●アヒルさん☆アイドル
はるばるケルベロスディバイドにやってきたのは大きな帽子が特徴的な女の子とアヒル型ガジェット。
フリル・インレアン(大きな|帽子の物語《👒 🦆 》はまだ終わらない・f19557)はおどおどとした様子で、先を歩く『アヒルさん』に声をかける。
「あ、あの、アヒルさん? まさか……」
『グワッ!』
威風堂々、アヒルさんが向かうのはチャリティーライブの特設ステージ。フリルの言う「まさか」以外何があるというのか、と言わんばかりの一直線。
フリルは少し目をぐるぐるとさせながらアヒルさんを止める。
「ま、待ってください、アヒルさん。私|達《・》もチャリティーライブに参加するんですか?」
『グワッ!』
ここまで来て、まさか参加しない気だったのか、とアヒルさんは半目になるが、さすがにフリルもそうは言わなかった。何せ、フリルもまたグリモア猟兵。任務の応援に来たのである。
それに、アイドル衣装ならば、今年水着コンテストの際に仕立てたブルーを基調としたものがある。
「さすがに私、一人で歌ったりするのは流石に恥ずかしいですよ、アヒルさん」
『グワワッ』
「ふえ?」
フリルの言に不服そうな声を上げるアヒルさん。まったくお前はいつもながらになんにもわかっていない、とでも言うかのような顔をしている。
『グワワ、グワッ。グワグワ』
「ライブに参加するのは私じゃなくてアヒルさん? 私はアヒルさんのお立ち台になるから歌う必要はないって……、」
『グワ。グワワワ、グワッグワッ!』
「アヒルさんの美声をケルベロスディバイドのみなさんに聞かせるぞ、観た人全ての心を震わせるライブにするのだって……、」
フリルは日頃より八の字気味の困り眉をしているが、アヒルさんの言葉(※フリルにしかわからない)を聞き届け、その八の字は角度を増していた。
「アヒルさん、アヒルさんの声は私以外にはグワグワとしか聞こえてないですよ」
『グワッ!』
「それがどうした! じゃないですって。……結局、翻訳で私も一緒に歌わないといけないじゃないですか」
音楽とは魂である。歌声を放ち、聴いたものの魂を震わせることができたなら、あなたは立派なサウンドソルジャーだったり、国民的スタアだったり、アイドルだったりするのだ! ……というのがアヒルさんの思いなのだろう。おそらく、きっと。
歌唱に対する考えは人により様々で、アヒルさんによっても様々であるはず。けれど、それはそもそも「言葉」が相互に通じる前提があってこそのものであり、アヒルさんがいかに美声でも『グワグワ』だけではちょっと……ヨクワカラナイ……という人が多いことだろう。
アヒルさんがアイドルライブで歌うというのは字面も絵面もウケがいいこと間違いなしだが。
『グワワ?』
「一緒に立つのは変わらないだろうって? それは……そうですね」
「まもなく開演致します! 出演者の方は準備をお願いしまーす!」
スタッフから声がかかる。
女は度胸! アヒルさんは愛嬌! そんなこんなで、チャリティーライブが幕を開けるのだった。
アヒルさんの美声がどのくらい轟いたかは、ご想像におまかせしよう。
大成功
🔵🔵🔵
ジゼル・サンドル
ミルナ(f34969)と
ケルベロスディバイド世界か…チャリティーイベントの助けになれるなら頑張ってみようかな。
(ミルナの歌はわたしがサポートしないとだし)
ミルナと【手を繋ぎ】持ち歌の『最強☆プリンセス』を歌いながらステージへ登場。
UC「きみとわたしの斉唱」でミルナをアイドル姿に変身させ歌唱力を引き上げてやる。
自身もミルナの接触テレパスによりアイドル姿シャンテ☆サンドリヨンに変身、自慢の歌唱力もさらにアップ。
♪そうよ私達最強(最強!)☆プリンセス!(プリンセス!)
運命は自分で切り開くの
コール&レスポンスに(初めてやったけどすごい…!)と感動。
ありがとう!と観客にハロウィンの投げスイーツプレゼント
ミルナ・シャイン
ジゼル(f34967)と
祝勝会でライブですって!これはわたくし達ダブルプリンセスも参加しなくては!
ジゼルと【手を繋ぎ】持ち歌の『最強☆プリンセス』を歌いながらライブステージへ!
ジゼルのUCで尾びれは足に変わりアイドル姿プリズム☆アクアに変身、超絶音痴も微妙ながら聞ける程度の歌声に。
自身もUC「接触テレパス」でジゼルのUC「きみとわたしの斉唱」を使わせてもらいジゼルをアイドル姿に変身させ、歌姫ジゼルの歌唱力をさらに引き上げる。
皆様、コーレスプリーズ!
♪そうよ私達最強(最強!)☆プリンセス!(プリンセス!)
運命は自分で切り開くの
加えてハロウィン仕様の投げスイーツでさらにイベントを盛り上げましょう!
●友情の歌☆ダブルプリンセス!
「祝勝会でライブですって! これはわたくし達ダブルプリンセスも参加しなくては!」
ミルナ・シャイン(トロピカルラグーン・f34969)の華やいだ声。大親友の言葉を聞いて、ジゼル・サンドル(歌うサンドリヨン・f34967)も頷く。
「ケルベロスディバイド世界か……チャリティーイベントの助けになれるなら頑張ってみようかな」
アイドル☆フロンティアが観測されてから、二人は流れ星の力を借り変身するアイドルとして活動していた。だが、ジゼルは元々歌うことが好きであるし、ミルナもノリノリで歌う。……ミルナの歌は超絶的なまでの音痴であるが。
けれど、せっかくなのだから、二人でステージに立とう。一緒なら、ミルナの歌のサポートもできる。
そうして、熱狂渦巻くライブステージへ、最強なふたり『ダブルプリンセス』が登壇した。
いつもなかよしのふたり。ほら、見てごらん。ステージに上がるときも手を繋いでいるよ!
そんなふたりの十八番! お届けするのは『最強☆プリンセス』!!
ダブルプリンセス、オンステージ♪
「皆様、コーレスプリーズ!」
ミルナの声に会場から応じる叫び。それを受けながら、『最強☆プリンセス』を歌い出す。
ミルナはなかなかの音痴なわけだが、ジゼルは歌い出したタイミングでミルナの手を握り直しつつ、【|きみとわたしの斉唱《ユニゾンウイズミー》】でミルナをアイドル『プリズム☆アクア』の姿に変身させる。
海の七色にきらめく髪、一筋ピンクは女の子の色♪ 人魚の尾が人間の足に変わっても、その歌声は失われない。音痴な声は歌姫の歌唱力に近づいて、彼女はひとりの|人魚姫《アイドル》になるの。
そう、彼女こそが『プリズム☆アクア』!
(ありがとう、ジゼル。こっちもいきますわよ)
(ああ)
繋いだ手。通じる想い。想いと共にチカラを共有する——【接触テレパス】により、今度はミルナが【|きみとわたしの斉唱《ユニゾンウイズミー》】を発動させ、ジゼルをアイドル『シャンテ☆サンドリヨン』へ変身させる。
灰色の髪の女の子、さあ、歌の大好きなきみがとびきりの歌姫になる番だよ! 綺麗なおひさま色の目を開けて。ここからは灰被りちゃんが輝く魔法の時間さ♪
歌声がいっそう透き通っていく。彼女は『シャンテ☆サンドリヨン』!
ふたりはダブルプリンセス!
ダブルプリンセスの目にも鮮やかな変身に、会場からはわっと歓声が上がる。あらんかぎりの水色のサイリウムがふりふりと勢いよく振られ、二人のアイドルを応援した。中には「オタ芸」と呼べるレベルのサイリウム捌きを見せるものまで。
もちろん、コール&レスポンスも忘れてはいない。
「♪そうよ私達最強☆『最強!』プリンセス!『プリンセス!』
運命は自分で切り開くの」
アイドル☆フロンティアのステージでは得られない、大勢の人による声援。持つ人のテンションによって揺らめき方の異なるサイリウム。生の歌声に応えてくれる生の観客の声は、二人に新しいトキメキを与えてくれた。
歌だけでは足りない。このトキメキに、素晴らしいコール&レスポンスに感謝を込めて、二人からは投げスイーツの贈り物!
ハロウィンシーズンなので、ジャックオランタンやコウモリ、モンスターのカラーで包装されたキャンディの雨。飴玉だけでなく、チョコレートやクッキーなどあらゆるタイプのお菓子が混ざっていたり。
雨のようにきらきらと投げスイーツが降り注ぐ。曲が終われば、ダブルプリンセスから惜しみない感謝の言葉が観客に贈られ、観客からも惜しみない拍手喝采が贈られる。
ステキなもので満たされて、ステージは、この世界は、最高に輝いていた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 日常
『後夜祭に行こう』
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POW : 地元の特産品を使った料理をいただく
SPD : SNSでイベントの感想を探す
WIZ : 他の参加者と楽しく歓談する
イラスト:del
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●アンコールライブ!
後夜祭はキャンプファイヤーが行われるが、もっと歌を聴きたい! アイドルライブを楽しみたい! という声もあり、特設ステージでは飛び入り歓迎の『アンコールライブ』が開催されている。
キャンプファイヤー側で談笑したり、ダンスを踊るのもよいし、特設ステージ側でまだまだ歌うよ! とライブをしてもよい。
こころゆくまで、平和を取り戻したこの時間を堪能してほしい。
フリル・インレアン
ふええ!?ア、アンコールなんて言ったら……。
アヒルさんがやる気を出しちゃうじゃないですか。
って、もうスタンバってますよ。
別にアヒルさん一羽で歌っているなら、全然構わないんですけど、私も通訳に連れてこられるから嫌なんですってば。
それに気をよくしたアヒルさんは必ず要望を出してきちゃいますし。
ふええアヒルさん、勇ましくとかダンディに通訳しろって言われても無理ですから!!
●応えて☆ファンサービス
アンコール! アンコール!
一応の閉会を迎えたものの、会場の熱気は冷めやらない。まだステージにアイドルがいて、ステージがすぐ解体されるわけでもないなら、アンコールを叫ぶのは当然だ。アイドルにとって、アンコールを求められるのは誉である。
ケルベロスディバイドにはミュージックファイターやパラディオンなど音楽や歌に纏わるジョブも存在し、ゴッドペインターのように芸術に関わりのある存在もある。可憐できらびやかなアイドルのステージが歓迎されるのは必然だったのかもしれない。
そんな中、客席から轟くアンコールの声にフリル・インレアン(大きな|帽子の物語《👒 🦆 》はまだ終わらない・f19557)はあわあわとした。
「ふええ!? ア、アンコールなんて言ってしまったら……」
『グワッ! グワッグワッ!!』
「アヒルさんがやる気を出しちゃうじゃないですか。というかもうやる気満々、待ってくださいってば!!」
フリルにお構い無しにステージへと飛び出すアヒルさん。求める声があるのに応えないのは、アイドルとしての名が廃る! と言わんばかりの威風堂々とした佇まい。「そもそも私もアヒルさんもアイドルではないです!」……聞こえないなあ、と惚けるように『クワ?』と鳴いてみせるアヒルさん。
アイドル衣装に身を包み、ステージで高らかに歌えば君はもう立派なアイドルさ! というのはフリルもわかっているし、チャリティーライブの手伝いに来たので、ステージに上がらないわけではない。恥じらいはある。しかも歌うのがアヒルさんだけなら良いのだが、アヒルさんの言葉を翻訳しなければならない。それがただステージに上がるだけよりもかなり恥ずかしい。
その上、最高潮を過ぎてもライブの熱量は会場を満たしている。その状態でアンコールを求められれば、アヒルさんもテンションMAX、フリルにこんなことを要求する。
『|フリル《グワッ》、|もっと勇ましく《グワッグワワッ》!』
「な、何を言ってるんですか!? 普通に通訳するだけでいっぱいいっぱいですよ!?」
『|そして《クワ》、|ダンディに《グワワッ》! |エレガントに《グワワワ》! |エクセレントに《グワワワワワワッ》!!』
「無茶ですよぉ!」
観客にはアヒルさんと会話する女の子のコントのように映っているが、テンポが良く、軽快であるため、盛り上がりに水が射されることはなかった。
しまいには客席から「じゃあ、キュートに!」「いやいやスマートに!」など注文が押し寄せる。
「ふえ、ふえええええ!?」
『グワッ!』
キュートにウインク(できていない)を決め、スマートに指ハート(できていない)でファンサするアヒルさん。フリルにもファンサを促すよう、羽根でてしてしとする。
「この状況で即興決めゼリフ付きのファンサをしろ? アヒルさん、無茶振りが過ぎませんか!?」
『グワワッ!』
やるのだ、ステージに立ったのだから、とのアヒルさん。フリルはぐるぐる目を回しながらも、手でハートを作り、決めポーズ。
「み、みなさん、今日は来てくれてありがとう! ……ございましたっ」
特別な言葉ではなかったけれど、
精一杯のファンサに、観客たちは拍手喝采を贈った。
大成功
🔵🔵🔵
ミルナ・シャイン
ジゼル(f34967)と
わたくし達もアンコールライブをしなくてはね!
次はしっとりバラードにしましょうか?
ジゼルと【手を繋ぎ】ステージへ。
(プリンセスらしく優雅にいきますわよ、準備はよろしくて?)
♪月の光が優しく照らす夜 歌を口ずさむの
一人じゃないと 教えてくれる…
『リュクスドゥリュヌ』を一緒に歌えばジゼルのUCで青のマーメイドドレス姿に変身。超絶音痴も美声…には届かないが微妙ながらも聞ける程度の歌声に。
自身もUC「接触テレパス」で「きみとわたしの斉唱」を使わせてもらいジゼルをドレス姿に変身させる。
♪誰もが誰かの光になれる
あたたかな月の光のように…
最後はカーテシーで締めて。
皆様ごきげんよう…♪
ジゼル・サンドル
ミルナ(f34969)と
アンコールだなんて光栄だな、もう一度ショウタイムといこうか。
それならわたしのお母さんの十八番だったあの歌にしたいな。
軽く打ち合わせた後、再びミルナと【手を繋ぎ】ステージへ。
(もちろん、とびきりの魔法をかけてみせよう)
♪月の光が優しく照らす夜 歌を口ずさむの
一人じゃないと 教えてくれる…
母の十八番だった『リュクスドゥリュヌ』を一緒に歌いながらUC「きみとわたしの斉唱」でミルナを望むドレス姿に変身させてやり歌唱力も引き上げる。
自身もミルナの接触テレパスでプリンセスラインの青いドレス姿にチェンジ。
♪誰もが誰かの光になれる
あたたかな月の光のように…
最後はカーテシーで挨拶を。
●かけがえのない日々へ
アンコール! アンコール! アンコール! アンコール!
観客席から絶え間なく響き続けるアンコール。「アンコール」を求められるのは、アイドルにとって一番の誉だ。
ダブルプリンセスの二人、ミルナ・シャイン(トロピカルラグーン・f34969)とジゼル・サンドル(歌うサンドリヨン・f34967)にとってもそれは例外ではない。
「それなら次の曲はわたしのお母さんの十八番だったあの歌にしたいな」
「賛成ですわ」
アンコールの呼び声に、二人は手を繋いで、目線を合わせる。
(プリンセスらしく優雅にいきますわよ、準備はよろしくて?)
(もちろん、とびきりの魔法をかけてみせよう)
ミルナの【接触テレパス】により、心も|旋律《ユーベルコード》も共有した二人は、アンコールライブのステージへ!
今度の曲は先程の『最強プリンセス』とは打って変わってしっとりとしたバラード。『リュクスドゥリュヌ』。
「♪月の光が優しく照らす夜
歌を口ずさむの
一人じゃないと
教えてくれる」
ジゼルの母の十八番。二人で歌い出せば、ジゼルの【|きみとわたしの斉唱《ユニゾンウイズミー》】により、ミルナが青のマーメイドドレスに。【接触テレパス】によりミルナもジゼルをプリンセスラインのドレス姿に変身させる。
フレッシュかつ王道なアイドル衣装だった先程のキュートな二人から一転。青のドレスを纏う二人は曲調とも相まって、落ち着いた雰囲気を纏い、静かな感動を会場に浸透させていく。
ジゼルのドレスはスカート部分が裾に向かいひらひらと広がっている。その姿が可憐で華やか。かわいさと上品さを兼ね備える衣装は、歌の雰囲気とジゼルの歌唱力をいっそう引き立てている。
一方ミルナはマーメイドドレス。元々彼女が人魚であるため、その特徴的なドレスのラインはミルナの魅力を存分に引き立てている。実はかなりの音痴なミルナだが、その歌声が不快感なく会場を満たすのは、ジゼルのユーベルコードや曲調以外にも、ドレスの醸し出す淑やかさが一役買っているのかもしれない。
月と星とが照らす夜のステージに、二人の歌声はしんしんと積もり、観客たちのサイリウムも合わせてゆっくりゆらゆらと揺らめく。それは優しい光の海のようであった。
「♪誰もが誰かの光になれる
あたたかな月の光のように……」
歌い上げると、二人はスカートをつまみ、優雅にカテーシー。
「皆様、ごきげんよう」
「今日はありがとう」
静かで穏やかな日々の訪れに、感謝と祝福を。
アイドルたちのステージは拍手喝采で締められた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵