シャングリラ☆クライシス㉒〜伝説アイドル愛ライブ!
「皆様! アイドルパワーが高まってますか!?」
グリモア猟兵の蛇塚・ライム(その罪名は『憤怒』/IGNITE POP DiVA・f30196)はテンション高めに猟兵達へ告げた。
「霊神『グラン・グリモア』がアイドル☆フロンティアと自らが保管する「過去」と取り替えようとしていますの。それは世界全体がオブリビオン化するのと同意義……世界の滅亡を意味しますわ! そうなる前に、グラン・グリモアが繰り出す『過去の偉大な超アイドルのオブリビオン』を撃破して、攻撃を届かせなくてはなりません!」
偉大なアイドル達は、他の世界でいうところの超有名人というだけではないらしい。アイドル☆フロンティアのアイドルとは「神格者」であり、猟兵に負けず劣らずのユーベルコードを使用できる者達を指す。
「オブリビオンとして召喚された彼ら彼女らは『ユーベルコードすら打ち消す歌声』や『誰もの目を奪うダンス』といったシンプルかつ超高次元のアイドルパフォーマンスでグラン・グリモアに対する攻撃を無効化してしまう為、アイドルステージ上での応援の効果が得難い状況ですの! なのでグラン・グリモアに攻撃を届かせたければ、この偉大なアイドルの先達をも凌駕するアイドルパフォーマンスを行いながら戦うほかありません!」
アイドルステージで声援を受けなければ、この世界で猟兵はオブリビオンに対抗することは難しい。そのアドバンテージをグラン・グリモアは奪ってくる。なのでこちらも超を越える超弩級の伝説的なアイドルパフォーマンスで対抗しなくてはならないのだ!
「これはアイドルの威信に関わる戦いですわ! 皆様、どうか己の持ち味を限界突破させてグラン・グリモアを撃破してくださいまし! 武運長久をお祈りしてますわ!」
最終決戦、まさにアイドル☆フロンティアらしい戦いになりそうだ!
果たして、猟兵達の超弩級アイドルパフォーマンスは、過去の偉大なアイドル達を超えることが出来るのだろうか……!?
七転 十五起
シャングリラ☆クライシス最終決戦!
完全撃破には皆様の参加が必要不可欠です!
なぎてん はねおきです。
●プレイングボーナス
過去の偉大な超アイドルを超える超パフォーマンスを行いながら戦う。
●その他
コンビやチームなど複数名様でのご参加をご検討される場合は、必ずプレイング冒頭部分に【お相手の呼称とID】若しくは【チーム名】を明記していただきますよう、お願い致します。
(大人数での場合は、チームの参加人数及び参加者氏名をプレイング内に添えていただければ、全員のプレイングが出揃うまで待つことも可能ですが、その際は参加者全員のオーバーロード投稿を強く推奨します。出揃わない場合、まとめて不採用になる事をご了承ください)
なお、本シナリオは戦争の進行状況に応じて、全てのプレイングを採用できない可能性があります。こちらも予めご了承くださいませ。
それでは、皆様のご参加をお待ちしてます!
第1章 ボス戦
『霊神『グラン・グリモア』』
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POW : グラングリモア・メモワール
【指先】で触れた対象と同じ戦闘能力を持ち、対象にだけ見える【記憶の化身】を召喚し、1分間対象を襲わせる。
SPD : グラングリモア・ホワイトタイド
レベルm半径内に【骸の海】を放ち、全ての味方を癒し、それ以外の全員にダメージ。
WIZ : グラングリモア・スティルアライブ
【骸の海に沈んだ「過去」】から、対象の【過去を失いたくない】という願いを叶える【オブリビオン】を創造する。[オブリビオン]をうまく使わないと願いは叶わない。
イラスト:稲咲
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。
あ、あー、アイドルパフォーマンスかぁ。ああいや、ほら、私の場合アイドルはアイドルでもAでVな感じなアイドルになるからね。まぁ、ヤるしかないわけだけども。
まずは|ステージを頭セカンドカラーな法則のモノに塗り替えて、と。《不思議な呪文、欲望解放、精神汚染、多重詠唱拠点構築結界術、魔力具現化、愛を伝える》これで、|ちょっと過激なパフォーマンスでも大丈夫になるはずよ。《ファンを作る、限界突破ファンサ、慈愛の抱擁、誓いの口づけ、人造生命の創造》霊神様や超アイドルも観客扱いで巻き込むタイプのパフォーマンスでイキましょ。完全邪神第一形態の無数の分身も添えて
アリス・セカンドカラー(|不可思議な腐敗の混沌魔術師《ケイオト》艶魔少女・f05202)は今回の戦場の特性に苦手意識を持っていた。
「あ、あー、アイドルパフォーマンスかぁ。ああいや、ほら、私の場合アイドルはアイドルでもAでVな感じなアイドルになるからね。まぁ、ヤるしかないわけだけども」
存在自体がわいせつ物陳列罪であり、歩くファッキンセックス・シンボルなアリスは行動に移した。
「まずはステージを頭セカンドカラーな法則のモノに塗り替えて、と。これで、ちょっと過激なパフォーマンスでも大丈夫になるはずよ」
アリスの卓越した技能を複合させ、世界を歪ませてゆく。ステージの造形がほぼほぼ秘宝館と化したステージを、グラン・グリモアはあからさまに嫌悪感を抱く。
「穢らわしい。もう目の前から消えてください」
グラン・グリモアは半径500m以内を骸の海で満たし、アリスを飲み込もうとする。しかし、アリスは己が創造した触手でセルフプレジャーしながら観客席に自らの局部を見せつけていた。
「霊神様や超アイドルも観客扱いで巻き込むタイプのパフォーマンスでイキましょ? 完全邪神第一形態の無数の分身も添えて」
アリスはユーベルコードで自身の超次元の渦の中に引きこもって淫蕩行為にふけることで、完全邪神の全権能を発揮して骸の海でさえローションとして使い込む。彼女の邪神パワーが限界を突破した時、新たな宇宙がビックバンした。
「ああッ! みんなが見てる前でっ! イクイクイクイクイクイクイクぅッ!?」
アリスは(自主規制)から(自主規制)を観客の顔へぶっかけてステージの上で果てる。いつの間にか分身達によって弄ばれたグラン・グリモアも、息絶え絶えになって全身を痙攣させている。
「こんな過去、私は知りません……こんなの、はじめてです……」
「はぁ……えっちな脳みそ美味しいです……♪ んッ♪」
アリスのスペシャルライブ(取り締まり対象)はこうして膜を、もとい幕を閉じたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
カンナハ・アスモダイ
……アイドルとして、此処が正念場
絶対に勝ってみせる!
私だってこの戦争で<アイドル力>を高めてきたんだもの
潜った修羅場の数なら負けないわよ!
私こそが最高のアイドル
そんな気持ちを籠め、
伝説の|神格者《アイドル》すら慄く程の<歌唱>力で|契約者《ファン》の心を鷲掴みにしちゃうわよ!
音程やリズム、そして表現力……どれも「伝説」に負けたりなんかしないわ
例え劣っていても、今ここで限界を超えてみせる!
|契約者《ファン》の皆が応援してくれてるんですもの!
みっともない<パフォーマンス>なんてしてられないわ!
誰よりも昂れ!私のアイドル力!
<歌魔法>を紡ぎ、乙女魔法を紡ぐ
乙女魔法!あなたのハートにらぶ❤ずっきゅん!
カンナハ・アスモダイ(悪魔法少女★あすも☆デウス・f29830)は今回の戦争で大活躍中のアイドルである。そんなカンナハの目の前に、歴代のレジェンドアイドル達が立ち塞がる。
「……アイドルとして、此処が正念場。絶対に勝ってみせる! 私だってこの戦争で<アイドル力>を高めてきたんだもの、潜った修羅場の数なら負けないわよ!」
これまでに高めてきたアイドル|力《ぢから》をステージの上で解放すると、カンナハは伝説のアイドルに真っ向勝負を挑む。
「私こそが最高のアイドル! このステージのために己を高めてきたもの! 伝説の|神格者《アイドル》をすら慄く程の歌唱力で、新たな|契約者《ファン》を獲得! みんなの心を鷲掴みにしちゃうわよ!」
カンナハの鉄板セットリストをステージで披露すれば、熱狂的な契約者達につられて会場が次第に一体感を生み出す。コールは揃い始め、ペンライトもカンナハの髪色であるピンクへと徐々に染まってゆく。
しかし、グラン・グリモアがユーベルコードで生み出した伝説アイドルのオブリビオンは手強い存在だ。桁違いのカリスマに表現豊かな歌唱力、華やかなダンスパフォーマンスは現代のアイドル達にも引けを取らない魅力がたしかにあった。
「さすが伝説のアイドル。音程やリズム、そして表現力……どれも今の私よりも別格ね……だとしても! 私は「伝説」に負けたりなんかしないわ。例え劣っていても、今ここで限界を超えてみせる!」
ライブも大詰め、カンナハは必殺の一撃を放つべく鉄板中の鉄板の一曲をここで披露する。聞き覚えのあるイントロに、契約者達の声援は最高潮に達する。
「こんなにも、契約者ファンの皆が応援してくれてるんですもの! みっともないパフォーマンスなんてしてられないわ! ありがとう、みんな! みんなのお陰で、私はここに立たてる! だったら、誰よりも昂れ! 私のアイドル力! この胸のトキメキを歌に変えて、グラン・アレグリアへの必殺の一撃へと変える!
渾身の歌声を魔法として、ユーベルコードとして放つカンナハ。
「それでは歌います! 乙女魔法! あなたのハートに〜らぶ❤ずっきゅんッ!」
極彩色の最強無敵乙女ビームが、カンナハのハートのハンドサインから発射!
伝説のアイドルのオブリビオンごとグラン・グリモアは七色の光線に飲み込まれてゆくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
カシム・ディーン
「ご主人サマー☆アイドルだぞ☆またご主人サマのアイドル姿で☆」
もうあんな古いのやらねぇよ!今回は現役アイドルのライムから助言貰ってるからな!今こそイケメンアイドルとして華麗に…(ごそごそ着替え
…何で僕は魔女っ娘こぷりんせすっ!のレモンの格好してるんだよぉ!?(絶叫
「魔女っ娘でアイドルならもう無敵だぞ☆」(今回は友情深い魔女っ娘のコスプレ
(ある意味演じるのも個性か…!仕方ねぇ!)
霊神グラン・グリモアさん!あたいらが来たからには好きにはさせないよっ!(そしてそのまま歌いながらの猛攻
【二回攻撃・切断・空中戦】
UC発動
今回は賢銀水槍を蛇腹剣に変化させての猛攻
…あ、あくまでこれは魔女のコスプレだからねっ
カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)の相棒は何やらニヤニヤして期待に満ちた眼差しを向けてくる。
「ご主人サマー☆ アイドルだぞ☆ またご主人サマのアイドル姿がみたいぞ☆」
「ばっきゃろー! もうあんな40年前くれーの古いスタイルのアイドルなんてやらねぇよ! つか今回は現役アイドルのグリモア猟兵から助言貰ってるからな!」
カシムは九段の緑神のアイドルグリモア猟兵から借り受けたという衣装が入った袋をメルシーに見せびらかす。
「見てろよ! 今こそZ世代をメロらせるスーパーイケメンアイドルとして華麗に登場してやる!」
カシムはステージ袖で着替えるべく一時引っ込んだ。次の瞬間、言語化できない悲鳴が聞こえてきた。
「……何で、僕が魔女っ子アニメのコスプレをしなきゃならねぇんだよ!?」
カシムは袋の中身が女物であったことと、この魔女っ子アニメの主役が袋を手渡したグリモア猟兵の姉にそっくりな事に気が付いた。
「しまったぁぁぁ! あいつ、ファッキンシスコンアイドルだって忘れてたぁぁ!?」
「ご主人サマ! 魔女っ娘でアイドルなら、もう無敵だぞ☆」
メルシーは身体の一部の形状をドレスっぽくすると、自身も歌う美少女戦士めいた衣装に身を包む。
「だぁ〜いじょぶ☆ プリンセス☆メルシー! これが、わたしの一生懸命だぞ☆」
いわゆるコスプレだが、完全にアニメキャラになりきってみせるメルシー。カシムはもうやけくそになり、メルシーのようになりきって振る舞うことにした。
(ある意味演じるのも個性か……! 仕方ねぇ!)
カシムは精一杯の演技力で、魔女っ子アニメの主人公になりきってみせた。
「れ、霊神グラン・グリモアさん! あたいらが来たからには好きにはさせないよっ!」
魔法でどこからともなく音楽を流せば、そのまま歌いながらの季節格闘戦を繰り広げるカシム!
賢銀水槍を蛇腹剣に変化させ、円舞するように刃を振り回す。
「ぷりんせす☆チェーンスラーッシュ!」
「メルシー☆ウォーターハンマー!」
魔女っ子2人組(両方付いてる)の超高速連携技の巧みさと、カシムの女装コスプレの完成度の高さに、観客達は新たな性癖を開発されて盛り上がってゆく! その熱がグラン・グリモアに打ち勝ち、無敵の能力を突破したのだった。
「……あ、あくまでこれは魔女のコスプレだからねっ!」
「ご主人サマ、意外とノリノリだぞ☆」
大成功
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ソニア・コーンフィールド
アイドルな技術だけでそんな事までできるって凄い…
猟兵としてもアイドルとしても負けられない戦い、全力でファン集めないとね!
といってもレジェンドな経験に勝てるかは微妙。
なら別の方向性…そう、可愛さにも二種類以上あるよね!
体内発電で背の結晶に煌めき纏わせつつちょこまか愛嬌と可愛さにあざとい位に振ったダンスを披露し注目集めるね。
希望の力を歌い上げる命の歌に籠め、新タイプのアイドルも現れてると観客にアピール!
UCで拡声器のガジェット召喚、魔力と音を増幅して響かせて空中を飛び回ったりアクロバティックなダンスを魅せるね。
襲い掛かる骸の海はダンスのリズムで回避、反撃に電撃で痺れて貰うね!
※アドリブ絡み等お任せ
ソニア・コーンフィールド(西へ東へ・f40904)はアイドルの戦場に身をおいたことで、気付いたことがあった。
「アイドルの技術だけで、世界を動かせるなんて。そんな事までできるって凄い……! 猟兵としてもアイドルとしても負けられない戦い、全力でファンを集めないとね!」
「させません……骸の海に溺れなさい……!」
グラン・グリモアはアイドルステージを骸の海で侵蝕してゆく。その中で歌い上げるのは、グラン・グリモアが召喚した過去のレジェンド級アイドルたちだ。彼女たちの歌唱は世界を過去に沈め、ファン達の思考を停滞させて現代を否定させてゆく。そんな事をやってのける相手に、ソニアはなんと早々に白旗を掲げてお手上げ状態だ。
「無理ー! レジェンドな経験を積んだアイドルに勝てるわけないよ! なら別の方向性……そう、可愛さって百種類以上あるねん、って聞いたことがあるよ!」
ソニアはいきなり体内発電で背の結晶を発光させる。音楽に合わせてピカピカと輝かせ、ステエージの上をちょこまかと走り回る。ちょこまかな愛嬌と可愛さにあざとさへ極振ったダンスを披露。すると、観客達は千葉県にあるのに頑なに東京と言い張る夢の国のパレードを想起してしまう。
「キャラクター性で勝負だよ、グラン・グリモア!」
ソにはは更に希望の力を最大限籠めた命の唄を歌い上げる。これはまさか、劇場版アニメ主題歌めいた特別感を醸す!
更に、ユーベルコード製の拡声器ガジェットを召喚すると、魔力と音を増幅して響かせて空中へ飛びあがり、そのまま空中でアクロバティックなダンスを魅せる。集まった光が形を成し、巨大な白を築きあげてゆく。
「おい、あれはまさか!」
「間違いない……原作は雪と氷だったけど、彼女は光でありのままの姿を見せているんだ!」
「レリゴー! レリゴー! チュヌウェンデスタァイレーェ〜イゴ〜ン!」
大ヒットしたアニメ映画を彷彿とさせるワンシーン、幼い頃に見たあの映画が完全再現されている。人は、思い出に弱い。
「そんなはずは! 楽しい過去にオブリビオンのわたしが負けるですって……!?」
観客の熱意によってグラン・グリモア後からは抑え込まれ、ソニアの必殺の電撃で貫かれて消滅するのだった……!
「ふう、これで一件落着だね! やっぱりありのままの自分を見せたもんがちだよね!」
なお、その元ネタが11年前だということをソニアは知らなかった……。
<了>
大成功
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