シャングリラ☆クライシス⑯〜流れ星・オン・ステージ!
●予知:救い出された流星。
「……はっ! ぼくは正気に戻ったキラリン!」
アイドル☆フロンティアの空の果て、割れた先から溢れ出てきたる骸の海を走る|光の道《アイドルロード》。
そこに侵略神『ヴァラケウス』と星壊神『プラネットブレイカー』の魔の手に囚われた『|流れ星《シューティングスター》』がいた。
猟兵たちの手によってプラネット・ドラゴンロード『ブックドミネーター』の外殻は破壊されて排出されたのだ。
だが……『流れ星』を解放するには、それだけでは足りないのだ。
「あ。まだぼくの中に骸の海が……こ、このままだとみんなを傷つけてしまうキラリン!
おねがいキラリン、ぼくをなんとかして止めてほしいキラリン!」
『流れ星』の中にはまだ骸の海が巣食ったままだ。
活きたままオブリビオン化してしまった流れ星は、自我こそ取り戻したものの『クオリア・シンフォナー』たち『|神格者《アイドル》』と同様 に身体の自由を奪われているのだ。
『流れ星』は自らの想いとは裏腹に周囲をアイドルステージと同じ環境にして、サイリウムとなった観客たちを召喚していく。
「ああ! ビームがでちゃうキラリン!」
そして、暴走状態にある『流れ星』を止めようと猟兵が近づけば、|星の光《スタービーム》を放ってくる。
「めがまわるキラリン〜! あっ、爆発☆するキラリーン!」
さらには頭部の宝石を構えて回転させて射撃を防ぐぐるぐるサイクロンを発生させて、|星の爆発《スター・ボンバー》を繰り出して。
「ごめんなさいトゲトゲがとまらないキラリン!」
トゲトゲ|星屑《スターダスト》を生やした|星光《スター・イルミネイション》形態に変身して、無差別に攻撃してくるのだ。
「わざとじゃないキラリン、ぼくだってきみたちにこんなことはしたくないキラリンー!
はじめましてだけどたすけてキラリン!」
●招集:アイドルステージを作り出して、流れ星の中に巣食った骸の海を追い出してあげましょう!
「ハーイ! 第二戦線もいよいよ大詰めデース! この勢いのまま『流れ星』殿をレスキューしマショー!」
バルタン・ノーヴェは前回の戦いの後も『流れ星』を見守っており、目を覚ますタイミングをグリモアで予知した。
もし猟兵が誰も向かわなければ、溢れる骸の海を漂流してどこかの世界をアイドルステージにしてしまうだろう。
それを阻止するためには、『流れ星』を助けるには。
骸の海に侵略されたその内面を「アイドルステージ」で取り戻す必要がある。
それも、的確に猟兵の急所を狙撃してくる『流れ星』の攻撃に対抗しながらだ。
「しかし、『流れ星』殿のボディは本人の意思とは無関係にバイオレンス!
こちらに攻撃してきマース! それを防いだり潜り抜けたり、対処しながら心をオープンしなければなりマセーン!」
『流れ星』はとても可愛いが、「願い事をしただけの人をアイドルにする力」を持っている程の強力な存在だ。
オブリビオンの影響下にあってもその力は依然として健在であり、不用意な接近は致命的な反撃を受けることになるだろう。
かといって『流れ星』を必要以上に攻撃して傷つけてしまえば本末転倒になる。
今回は、強敵を相手にする時とはまた違った形の難しい戦いを強いられることになるだろう。
「骸の海は実際デンジャラス! デスガ、皆様の助力があればきっと追い出すことができマース!
よろしくお願いしマース!」
バルタンはグリモアを掲げて『流れ星』がいる光の道へと通じるゲートを開く。
その先で目覚める『流れ星』を救い出すために、猟兵たちは向かう。
リバーソン
こんにちは。リバーソンです。
マスターとして皆様に喜んでいただけるよう、つとめさせていただきます。
今回のシナリオは一章構成です。アイドル☆フロンティアの戦争シナリオとなります。
侵略された『流れ星』を取り戻すために、『流れ星』の内面に巣食った骸の海を追い出すことが目的です。
『流れ星』が作り出したアイドルステージで何らかのアクションをすることで、サイリウム(観客)たちの応援を得ることで追い出せるようです。
プレイングボーナスは『戦場①〜⑨の全てのプレイングボーナスが有効』ですが、いくつか描写が困難と判断したものは除外しております。
以下の中から好きなものを選択してください。
【①A】『アドリブで飛来する衣装をぶっつけ本番で最強の着こなしをキメる』
【①B】『誰かの願いを叶えるコーデを考え、素敵なファッションを実現する』
【②A】『完全アドリブの即興劇を演じる』
【②B】『人々の苦しみを取り除く劇を演じる』
【③A】『ランダムに提示されるお題に沿って料理を作り流れ星に美味しいと言わせる』
【③B】『流れ星に料理を作らせて、それを食べて魅力的な食レポを行う』
【④A】『水着を着て、ステージでパフォーマンスを披露する』
【④B】『水着を着て、ステージで魅力的な夏のアイドル写真を撮る』
【⑤B】『流れ星とサイリウム(観客席)の心を揺さぶる歌を歌う』
【⑥A】『正統派アイドルとしてサイリウム(観客席)からの応援を集める』
【⑥B】『超銀河学園祭の弾ける青春パワーを炸裂させる』
【⑦A】『過去を乗り越える意志を乗せるパフォーマンスを披露する』
【⑦B】『負けない・逃げない・あきらめない心で何度でも立ち上がる姿を見せる』
【⑧B】『サイリウム(観客席)を飽きさせない変化に富んだパフォーマンスを披露する』
【⑨A】『想像を歪めた形で実現するステージの特性を利用して戦う姿を披露する』
【⑨B】『自身の忘れなければならない記憶を描写し、それと決別する』
選択したプレイングボーナスに関わらず『流れ星』は猟兵にユーベルコードを使用してきますが、断じて『流れ星』の本意ではありません。すべて『プラネットブレイカー』のせいです。
オープニング公開後の断章はなく、すぐにプレイング受付開始となります。
プレイングの受付期間はタグにてお知らせいたします。
皆様、よろしくお願いいたします。
第1章 ボス戦
『流れ星』
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POW : ビームがでちゃうキラリン!
戦場を【アイドルステージ 】と同じ環境にし、自身の攻撃に「敵から受けたダメージ」を加算する【|星の光《スタービーム》】を付与する。
SPD : めがまわるキラリン〜!
【頭部の宝石 】を構えて回転し、射撃を防ぐ【ぐるぐるサイクロン】を発生させる。レベル秒経過すると超威力の【|星の爆発《スター・ボンバー》】を繰り出せる。
WIZ : トゲトゲがとまらないキラリン!
【トゲトゲ|星屑《スターダスト》 】を生やした【|星光《スター・イルミネイション》】形態に変身する。毎行動時、敵味方問わずランダムな対象を合計10回攻撃する。
イラスト:まめのきなこ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【④B】
・アド/絡◎
■行動
難儀な状態ですねぇ。
とは言え、何とかしませんと。
『|水着《2025年JC》』の上に『アクアリア・アルカナ』を着用、幻想的な重ね着姿で参りましょう。
『FLS』から『FPS』『FIS』『FVS』を召喚、『FPS』で流れ星さんの動きに注視し、『ビーム』が放たれたら『FIS』の転移で回避しますねぇ。
『FVS』は『FPS』内のデータから『撮影用ドローン』を再現、[誘惑]的なポーズを取り、様々な角度から撮影しますぅ。
そして【疴掦】を発動、『乳白色の波動』を放射する神秘的な映像を撮ると共に、『敵対者の強さに比例した威力』で流れ星さんを侵食する『骸の海』のみを攻撃しますねぇ。
●護国豊饒夏季撮影。
「難儀な状態ですねぇ。とは言え、何とかしませんと」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は、2025年に新調した黒色の水着の上に神聖なる水の装束『アクアリア・アルカナ』を羽織って|光の道《アイドルロード》に降り立った。
月光を編んだような鮮やかな布が波間で輝き、黒いレースと合わさって幻想的な重ね着を演出している。
戦場がアイドルステージと同じ環境に転じる中、サイリウムたちが揺れる輝きに照らされて美しく微笑みを浮かべる。
「あ、あ、ビームが、ビームがでちゃうキラリン!」
『|流れ星《シューティングスター》』の攻撃に動じることなく。
るこるは札型祭器『フローティング・リンケージ・システム』を起動して、16本の浮遊する水晶柱型祭器『フローティング・インタディクト・システム』と166個の浮遊する涙滴型の水晶型祭器『フローティング・プローブ・システム』、そして浮遊する166枚の絵馬型祭器『フローティング・ヴェアリィ・システム』を召喚する。
各種祭器を同時に制御しながら各種探知能力を持つ『フローティング・プローブ・システム』によって『流れ星』の動きに注視して、ビームが放たれたら瞬時に『フローティング・インタディクト・システム』の瞬間転移で回避する。
「よかった、当たらなかったキラリン」
「ええ、ご心配には及びません。それでは始めますねぇ」
『フローティング・ヴェアリィ・システム』は、情報の概念化や複製・記録を行える『フローティング・プローブ・システム』内に情報が刻まれている物を再現する機能を有する。
そして出現させたのは、『撮影用ドローン』。
るこるはカメラを多角的に展開して、誘惑的なポーズを取り、様々な角度から撮影を行う。
水着を着てステージで魅力的な夏のアイドル写真を撮る条件を満たし、サイリウムたちも大盛り上がりだ。
「すごいキラリン! とっても魅力的なんだキラリン!」
「大いなる豊饒の女神の象徴せし欠片、その病患への執刀をここに」
そして、るこるは《豊乳女神の加護・疴掦(チチガミサマノカゴ・テンキョウノセンジョ)》を発動する。
敵対的存在の強さに比例し威力を増す『祈』を籠めた類感と、感染の原理に基づく『乳白色の波動』による一撃で、肉体を傷つけずに対象の存在を経由し、対象と関係の有る敵対的存在のみを攻撃するユーベルコード。
可愛らしい姿だが強力な存在である『流れ星』に比例して、放射される『乳白色の波動』の勢いは増している。
放たれる神秘的な映像を撮りながら、るこるは『敵対者の強さに比例した威力』で『流れ星』の肉体を傷つけることなく内部を侵食する『骸の海』のみを攻撃する。
『流れ星』はとても心地よさそうに『乳白色の波動』に包まれる。
「ああああ~、凄まじい慈しみキラリ~ン!」
「たっぷり詰まっているようですが、良い具合に削れて行きますねぇ。この調子で取り戻して参りますぅ」
るこるの放った強大な一撃を皮切りに、猟兵たちが『流れ星』のステージに躍り上がっていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
空桐・清導
⑥A
POW
アドリブ連携歓迎
「もう大丈夫だ、流れ星!ブレイザインが来たぜ!」
颯爽とマントを翻しながら光の道を駆け上がる
「正統派アイドルらしく真正面から華々しく解決してやるぜ!」
UCを発動して光焔を宿して流れ星めがけて飛翔する
スタービームを自分を害するものとして認識し、UCの効果で掻き消す
光のコントラストがまるで花火のように観客達を楽しませる
光焔を流れ星へと放つがダメージは一切無く、
彼?彼女?の中に宿る骸の海のみを焼き尽くす
「一度でダメなら何度でも!ブレイザインは諦めない!
なぜなら!『たすけて』って言われたから!
その言葉がある限り!ブレイザインは無敵のヒーローだ!」
残りの骸の海も一気に焼き尽くす!
●光焔に輝く無敵の|アイドル《ヒーロー》。
「キラリン! たすけてキラリン!」
「もう大丈夫だ、『|流れ星《シューティングスター》』! ブレイザインが来たぜ!」
骸の海に侵食されて助けを求める『流れ星』の声を聴いて、超弩級の超熱血ヒーロー空桐・清導(ブレイザイン・f28542)は颯爽とマントを翻しながら|光の道《アイドルロード》を駆け上がる。
自信に溢れた笑顔を見せて、不安に駆られる『流れ星』やサイリウムたちに希望を与えに現れたのだ。
「正統派アイドルらしく真正面から華々しく解決してやるぜ!」
「ブレイザイン……! あ、ごめんなさい、 ビームがでちゃうキラリン!」
アイドルステージと化した戦場で『流れ星』の意に反し、敵から受けたダメージを加算する|星の光《スタービーム》が放たれる。
しかし清導は一切躊躇することなく、願いや誓いを籠めた光焔をその身に宿して『流れ星』めがけて飛翔する。
「オレは誰かを助けるヒーローだ! それはキミも例外じゃない!! だから待ってな。今、解放してやる!!」
避けることなく突き進む清導を覆うのは、《“無敵”のヒーロー(セイヴァーズ・フレイム)》!
肉体を傷つけずに対象の幸せを妨げるものや悪意のみを攻撃するユーベルコードである!
星の光を自分を害するものとして認識して、光焔によって掻き消される。
流れ星の星の光が光焔と衝突して輝く様は、未来と笑顔を照らす陽光の如し。
如何なる絶望や嘆きをも浄化する理想の結晶。
光と光のコントラストがまるで花火のように|観客《サイリウム》たちを楽しませる。
正統派アイドルとしてサイリウム(観客席)からの応援を集める、まさしく正統派|アイドル《ヒーロー》だ。
「一度でダメなら何度でも! ブレイザインは諦めない!
なぜなら! 『たすけて』って言われたから!
その言葉がある限り! ブレイザインは無敵のヒーローだ!」
星の光を突っ切って、煤を頬につけた清導が『流れ星』の前に辿り着く。
そして光焔が『流れ星』へと放たれるが、その身にダメージは一切無い。
《“無敵”のヒーロー》の光焔は、彼?彼女?の中に宿る骸の海のみを焼き尽くすのだ!
「ブレイザインー! ありがとうキラリン!」
「どういたしまして、さ!」
『流れ星』の笑顔を報酬に、清導は戦場に蔓延る骸の海も一気に燃やしていくのだった。
成功
🔵🔵🔴
カンナハ・アスモダイ
※アドリブ連携等歓迎
戦場⑤B
|流れ星《あなた》が居てくれたから
私は……私たちは輝くことができた
そうでなくとも……困っている人を助けずに、何が悪魔法少女よ!
|契約者《ファン》の皆、力を貸して!
フレーズの一つ一つに感情を込め<歌唱><パフォーマンス>を披露する
あなたがいてくれたから
この世界でアイドルとして輝くことができた
あなたがいてくれたから
笑顔でパフォーマンスできた
だから今度は
あなたの笑顔を守りたい!
どこまでも……キミに届け!
|笑顔の魔法《とびきりのえがお》を煌めかせ
<歌魔法>を紡ぎ、乙女魔法を発動する
乙女魔法!ドキドキ★バズーカ!
星屑なんて、乙女の|超新星爆発《ドキドキ》で吹き飛ばしてあげる!
●|契約者《ファン》と共に歩む|上級悪魔《アイドル》。
カンナハ・アスモダイ(悪魔法少女★あすも☆デウス・f29830)はカクリヨファンタズム出身の|上級悪魔《グレーターデーモン》である。
サクラミラージュで活発にアイドル活動を行い、か弱くて儚い無辜の民に自分なりの「癒し」と「エール」を送っている。
そんなカンナハが、今。|光の道《アイドルロード》に降り立った。
「|流れ星《あなた》が居てくれたから、私は……私たちは輝くことができた。
そうでなくとも……困っている人を助けずに、何が悪魔法少女よ!」
「ああ……あすも☆デウス……! キラリン……!」
『|流れ星《シューティングスター》』は、内面に救う骸の海に苦しめられている。
困っているその姿を前にして、カンナハは目を逸らすことはしない。
とびっきりの笑顔を見せて、『悪魔的カリスマオーラ』の纏う圧倒的なスタアのオーラを輝かせる。
「|契約者《ファン》の皆、力を貸して!」
カンナハの選択は|熱唱《パフォーマンス》を披露すること。
戦場にあったサイリウムだけでなく、召喚された熱狂するカンナハの|契約者《ファン》たちも声援を送る。
フレーズの一つ一つに感情を込め、『流れ星』とサイリウムたちにありったけの想いを放出する。
「あなたがいてくれたから この世界でアイドルとして輝くことができた」
「あなたがいてくれたから 笑顔でパフォーマンスできた」
「だから今度は あなたの笑顔を守りたい!」
カンナハの一挙手一投足に合わせて、一言ずつに反応してサイリウムたちがその身を振るう。
カンナハの歌声が『流れ星』とサイリウム(観客席)の心を大きく揺さぶっていく。
感動させていく。
「ああ、とても煌いているキラリン! だけど、トゲトゲがとまらないキラリン!」
「どこまでも……キミに届け! プリンセスハート! メ~クアップ!」
トゲトゲ|星屑《スターダスト》を生やした|星光《スター・イルミネイション》形態に変身した『流れ星』に対して、カンナハは|笑顔の魔法《とびきりのえがお》を煌めかせて歌魔法を紡ぎ、乙女魔法を発動する。
《変身☆悪魔法少女★あすも☆デウス(プリンセスハート・メークアップ)》!
「みんなに笑顔を! 完全無敵★最強アイドル! 悪魔法少女★あすも☆デウス!」
カンナハは悪魔法少女★あすも☆デウスに変身し、二丁拳銃に変形した『プリンセスハート★XENOM』を構えてポーズをとる。
そして威力増強された心のドキドキをバズーカに変えて突っ込んで来る『流れ星』へ向ける。
「乙女魔法! ドキドキ★バズーカ! 星屑なんて、乙女の|超新星爆発《ドキドキ》で吹き飛ばしてあげる!」
カンナハは敵味方問わずランダムな対象を攻撃するトゲトゲを至近距離でのアイドル爆発力で吹き飛ばし、『流れ星』の中にある骸の海に希望の力を注ぎ込む。
観客席に向けるウインクのファンサに、会場は大いに盛り上がって行く。
「あすも☆デウスー! キラリン!」
「安心して『流れ星』。私たちが一緒にいるわ! もう苦しませたりはしないのよ!」
シャングリラ☆クライシスでときめく|アイドル《悪魔法少女》の笑顔が、光の道で輝きを放つのだった。
成功
🔵🔵🔴
ヴィルジニア・ルクスリア
拉致られ、骸の海の影響で人を傷つけてしまう『流れ星』。
助けない理由なんてないわね。
周囲がアイドルステージと同じ環境になり、観客が召喚されたのなら、それを利用しない手はないわね。
(プレイングボーナス 【⑥A】『正統派アイドルとしてサイリウム(観客席)からの応援を集める』選択)
アイドルステージで歌や踊り、全力のパフォーマンスを披露するわ。
『流れ星』からの攻撃は【心眼】で【見切り】、【アイドルダンス】で回避するわ。
観客席が盛り上がってきたなら、ここからが勝負所ね。
『心奪う舞姫』発動
無防備に近づいてきた『流れ星』に対して【浄化】の【全力魔法】を撃ち込むわ。
※アドリブ歓迎
●甘く優しい|魔女《アイドル》の舞。
「観客が召喚されたのなら、それを利用しない手はないわね」
記憶を失ったダウナー系サキュバス、ヴィルジニア・ルクスリア(|甘やかな毒《ダークメルヘン》・f36395)はサイリウムたちを背にして|光の道《アイドルロード》に立ち、『流れ星』に救いの手を差し伸べる。
そう、たとえ過去の記憶がないのだとしても。
「たすけてキラリン! ビームがでちゃうキラリン!」
「拉致られ、骸の海の影響で人を傷つけてしまう『|流れ星《シューティングスター》』。そうね。助けない理由なんてないわね」
ヴィルジニアはアイドルステージと同じ環境と化した戦場で、全力で歌や踊りのパフォーマンスを披露する。
『流れ星』から放たれる|星の光《スタービーム》は心眼で見切り、その回避行動すらもアイドルダンスの一部に取り入れて魅せて行く。
アンニュイなムードで綴られる歌声と、ビームに彩られる肢体が神秘的に観客たちを虜にしていく。
正統派アイドルとしてのヴィルジニアの振る舞いは、サイリウム(観客席)からの応援を集めていく。
サイリウムたちのテンションは絶好調。
観客席が盛り上がってきた頃合い、ステージ上のヴィルジニアに皆の意識が集中した時。
ヴィルジニアはユーベルコードを発する。
「ここからが勝負所ね。――ご覧になって」
《心奪う舞姫(オディール)》。
ヴィルジニアの披露する踊りを目視した対象に完全魅了の精神状態を与え、無防備に自身に近付かせるユーベルコードが煌いている。
同じ|戦場《ステージ》にいる『流れ星』は、瞳にハートを宿してふらふらとヴィルジニアへと近づいてく。
「あ、あ、あ~……とても魅力的だキラリ~ン♪」
「いらっしゃい。それじゃ、清めるわ」
そうしてビームをまき散らしながら無防備に近づいてきた『流れ星』に対して、ヴィルジニアは全力で浄化の魔法を撃ち込んだ。
至近距離から清らかな魔法を叩き込まれた『流れ星』は光に包まれて、その身を脅かす骸の海を浄化していく。
「まぶしいキラリーン!」
「もう少しだけ頑張りなさい」
『流れ星』を助け出すために。
ヴィルジニアは星の光に負けない浄化の光を、たっぷりと『流れ星』に浴びせかけるのだった。
成功
🔵🔵🔴
百鬼・智夢
【対の華】④A
今年の水着
流れ星さんにぺこりと一礼しつつも
突然歌のハードルを上げてきた澪君にびっくり
え、な、ちょ、れ、澪くん…!?
そんな、えぇ……が、頑張りますけど……
ただ、歌自体は好きなのは事実だから
可愛らしくも伸びやかな歌唱をしながら
破魔の薙刀でダンスも兼ねた剣舞を
流れ星さんの攻撃は霊力で浮遊させた祓い札による防壁で
全て防ぎきってみせます
パフォーマンスは苦手ですけど
せめて少しでも水着に合わせた戦い方が出来れば…
占い師、ですけど巫女の要素も入れているので…
最後は澪君の破魔に合わせて、私も流聖の煌めきを発動します
流れ星さんは悪…ではないですけれど
せめて流れ星さんの内に巣食う骸の海を浄化出来れば…
栗花落・澪
【対の華】④A
2023年の水着
初めましてだけど助けましょう流れ星さん!
…キラリンさんって呼んだ方がいい?
ちなみに百鬼さんは歌とっても上手だよ
僕からすれば事実だから撤回はしませーん
百鬼さんに合わせて高らかに歌唱しつつ
歌声に催眠術を乗せて流れ星さんの気持ちを少しでも落ち着けつつ
でも勝手に暴走しちゃうんだもんね?
だから、軽やかなダンスと合わせて高速詠唱
氷魔法で作った鳥達を本物のように操り
トゲへの盾にするね
仮に砕かれても氷ならダイヤモンドダストのような煌めく演出になるから
更に指定UCを発動しながら
聖痕の力で足元に花園を同時生成
破魔の光で流れ星さんを浄化しながら
客席にはファンサしますね
応援ありがと♪
●燦然顕現対の華。
『流れ星』を助け出すアイドルステージでの戦いも、いよいよ大詰めに差し掛かっている。
UDCアース生まれの巫女の家系のアリス適合者、百鬼・智夢(慈愛の巫女・f20354)と髪に金蓮花を彩るオラトリオ、栗花落・澪(泡沫の花・f03165)は、水着を着てステージでパフォーマンスを披露することを選択した。
金魚と占い師をモチーフにした和装の水着とデリシャス☆アイドルを彷彿とさせるアマクサクラゲとパティシエがテーマの水着を着こなす二人は、|光の道《アイドルロード》へと華やかに降臨した。
智夢は『|流れ星《シューティングスター》』にぺこりと一礼して、澪は先程助けた際には『流れ星』の意識が無かったため改めて挨拶をする。
「初めましてだけど助けましょう『流れ星』さん! ……キラリンさんって呼んだ方がいい?」
「みんなの呼びやすい形でオーケーキラリン!」
「それじゃキラリンさん。ちなみに百鬼さんは歌とっても上手だよ」
「え、な、ちょ、れ、澪くん…!?」
智夢は突然歌のハードルを上げてきた澪にびっくりした表情を浮かべる。
しかし『|流れ星《キラリン》』さんは澪の言葉を鵜呑みにしたようで、智夢に向けてキラキラとした眼差しを向けている。
「おお~! とっても楽しみキラリン!」
「僕からすれば事実だから撤回はしませーん」
「そんな、えぇ……が、頑張りますけど……よ、よろしくお願いします……」
ただ、智夢にとっても歌自体は好きなのは事実だ。
だからアイドルアピールの経験は少なくとも一生懸命に歌おうと、可愛らしくも伸びやかな歌唱する。
持ち手部分に鈴が付いた『破魔の薙刀』を振るい、魔を祓う音を鳴らすダンスも兼ねた剣舞を披露する。
「―――♪ ―――♪」
澪は智夢の歌に合わせて高らかに歌唱しつつ、『流れ星』の気持ちを少しでも落ち着けようと歌声に催眠術を乗せて心を和らげる。
観客席のサイリウムが穏やかに揺れる中、『流れ星』もとても心地よさそうに……トゲトゲ|星屑《スターダスト》を生やした|星光《スター・イルミネイション》形態に変身してしまう。
「ああ……そんな、こんなにも優しい歌なのに。トゲトゲがとまらないキラリン!」
「うん。でも勝手に暴走しちゃうんだもんね?」
だから澪は、敵味方問わずランダムな対象を攻撃しようとする『流れ星』の前に躍り出る。
軽やかなダンスと合わせて高速詠唱を繰り出し、氷魔法で作った鳥たちを本物のように操ってトゲトゲへの盾にする。
無差別に攻撃するが故に、『流れ星』の周りに近づく氷鳥たちが攻撃対象となって周囲への被害を抑える算段だ。
砕かれた氷がダイヤモンドダストのように煌めき、智夢と澪を輝かせる演出になる。
「大丈夫だよ、キラリンさん。誰も傷つけさせはしないからね」
「パフォーマンスは苦手ですけど、せめて少しでも水着に合わせた戦い方が出来れば……。
占い師、ですけど巫女の要素も入れているので……全て防ぎきってみせます」
「澪くん……! 智夢ちゃん……!」
そして智夢は巫女の霊力で浮遊させた『祓い札』で防壁を張り、『流れ星』が澪や観客席に向かおうとするのを守っている。
美しく眩いステージ上で智夢と澪はお互いに守り合い、そして星屑の攻撃を10回凌ぎ切る。
『流れ星』の暴走がいったん落ち着いたその隙に、二人はユーベルコードを発動する。
「行くよ、百鬼さん!」
「はい、澪くん。流れ星さんは悪……ではないですけれど。
せめて流れ星さんの内に巣食う骸の海を浄化出来れば……」
澪はユーベルコードを発動しながら、聖痕の力で足元に花園を同時生成する。
《心に灯す希望の輝き(シエル・ド・レスポワール)》。
この世のものとは思えぬ美しい花や破魔の光を降らせる事で、戦場全体が悪を浄化する天上世界と同じ環境に変化する。
悪を浄化する天上世界に適応した者の行動成功率が上昇するようになるのだ。
「貴方の闇に、希望の輝きを」
「悪しき心に、光の裁きを……」
そして智夢は澪の破魔に合わせて、《流聖の煌めき(エトワール・フィラント)》を放つ。
天から降り注ぐ820本の光属性の破魔の流星群が、『流れ星』を覆い隠すほどに流れ落ちて行く。
「ああああ、心地良いキラリン~♪」
「よかった、ちゃんと効いているみたいです……」
「みんなも、応援ありがと♪」
澪と智夢が合わせた破魔の力により、『流れ星』の内面に救う骸の海を浄化していく。
そして澪と智夢は客席にはファンサして、ステージを盛り上げていくのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
星川・玲蘭
【⑦B】連・アド可
流れ星ちゃんも災難だねぇ
とは言え、わたしもこの世界のアイドルの1人
だから…あなたの自由を取り戻す為に
あなたを一時的に戦闘不能にする事には躊躇しないよ
それもわたし達の希望の力、でもあるんだからね☆
ミュージック、スタート☆(スターライト☆カード使用でアイドル衣装:https://tw6.jp/gallery/?id=206379に)
なりながらオーケストラ☆デバイス起動
オーケストラを奏でさせて希望の力を灯す歌を歌唱しつつ、相手の攻撃を見切って身かわし
しながら軽業を利用して肉薄してUC発動
わたしの希望の力と煌めきと破魔と純真の力を籠めて
その体内の骸の海を浄化できる様、全力を尽くすよ!
●皆の明日への希望の為に。
「『流れ星』ちゃんも災難だねぇ」
「あ、あ、あ……きみは……! たすけてキラリン!」
星川・玲蘭(人間のフレッシュ☆アイドル・f45163)は人間のアイドルだ。
ある日の流れ星を見て、絶望の象徴になる骸の海を抱える人たちを少しでも救いたいと願った一人の少女だ。
だからこそ素朴に、そして純真に『|流れ星《シューティングスター》』に笑顔を向けられる。
「とは言え、わたしもこの世界のアイドルの1人。だから……あなたの自由を取り戻す為に。
あなたを一時的に戦闘不能にする事には躊躇しないよ! それもわたし達の希望の力、でもあるんだからね☆」
「ああ……ありがとうキラリン!」
玲蘭はアイドル衣装を収納しているスレイヤーカード、『スターライト☆カード』を高くかざす。
流星の煌めきのような光沢を持つカードから現れた、星のように煌めくアイドル衣装にチェンジして。
自らの歌声をオーケストラで支援する為に独立思考・行動するサウンドドローン『オーケストラ☆デバイス』を起動する。
「ミュージック、スタート☆」
「おおー! めがまわるキラリン〜!」
ドローンにバックグラウンドミュージックとなるオーケストラを奏でさせ、戦場に希望の力を灯す曲が流れる。
玲蘭はリズムに合わせて歌唱しつつ、頭部の宝石を回転させるぐるぐるサイクロンを発生させる『流れ星』の攻撃を見切って身かわし、アイドルダンスを踊ってみせる。
そして数十秒が経過して、『流れ星』が超威力の|星の爆発《スター・ボンバー》を繰り出すタイミングを見計らう。
「ああ、爆発するキラリン!」
「大丈夫! 是でも護身の術は持っているんだよ?」
玲蘭はタイミングバッチリに軽業を利用して『流れ星』に肉薄してユーベルコードを発動する。
その名も、《ウイングド☆テンペストキック》!
スニーカーの両翼が広がり星力を基にする『ウイングドミラクル☆シューズ』による超音速流星を纏った暴風回し蹴りで攻撃し、与えたダメージに応じて対象の装甲を破壊する必殺技だ。
玲蘭は星の爆発が起こる瞬間に『流れ星』の頭部の宝石を思いっきり蹴り飛ばした。
「わたしの希望の力と煌めきと破魔と純真の力を籠めて!
その体内の骸の海を浄化できる様、全力を尽くすよ!」
「キラリーン!」
凄まじい衝撃で『流れ星』が黒い靄のようなものを撒き散らしながら、|光の道《アイドルロード》を飛んでいく。
万感を込めた玲蘭の《ウイングド☆テンペストキック》は、間違いなく『流れ星』の中にある骸の海を追い出している。
負けない・逃げない・あきらめない心で何度でも立ち上がる姿を見せる。
玲蘭の輝くパフォーマンスが、『流れ星』やサイリウムたちの心に希望の灯を点すのであった。
成功
🔵🔵🔴
ユウ・リバーサイド
②A
アドリブ、絡み歓迎
救助にもあと一押しだね
相手の思わぬ反応には窮地の閃きで対応
♪今日で社内泊3日目か
演じるのはブラック企業の平社員
流れ星くんにはうっかりキレた同僚役をお願い
♪ああ、こんな会社爆発しちまえ
って、待てぇっ!?
ぼやき慌て混乱するのを歌とダンスでコミカルに魅せ
攻撃は軽技を交えた大袈裟な動きでかわし
防ぎきれなかった分は王子様としての碧き輝きをオーラとして纏い防御
♪徹夜したデータが吹っ飛んだ
あれは部長の愛用コップ!
いい加減に正気に戻れぇっ
ダンスの振りでエアシューズによる鎌鼬を生んで動きを止め
ツッコミの振りでハートを投擲
心眼で見抜いた、骸の海の吹き出すポイントと貫いて
♪もう、オレ知らねぇ…
●とあるブラック企業のコミカルドラマ。
「救助にもあと一押しだね」
「たすけてキラリン! トゲトゲがとまらないキラリン!」
アリスラビリンスの川沿いに住む|舞台のカリスマ《誰か》。
サクラミラージュとアルダワを往き来する多忙で充実した日々を過ごす、ユウ・リバーサイド(Re-Play・f19432)はカッコイイ王子様のアイドル衣装に身を包み、|光の道《アイドルロード》に颯爽と駆け付けた。
『|流れ星《シューティングスター》』が早速トゲトゲ|星屑《スターダスト》を生やした|星光《スター・イルミネイション》形態に変身して、敵味方問わずランダムな対象を攻撃する挙動に窮地の閃きで対応しつつ、ユウは完全アドリブの即興劇を演じ始める。
「今はこれが"俺"だから」
ユウが魅せるは《その役は血と肉に成り、戯曲は真実へと至る(ベスト・バイプレイヤー)》。
種類は選べないがランダムなユーベルコードを一つだけ、必ず有効利用できるのだ。
無作為に選ばれたユーベルコードは、《皆で演じれば怖くない!(プレイ・ウィズ・ミー)》からの《秘められた側面(アナザー・ペルソナ)》。
自身を対象とする他のユーベルコード1つと同時に使い、その対象を「視界内の選択した全て」に変更することで、他者からの命令を承諾すると早着替えで、今の役に相応しい新しい衣装が出現し、命令の完遂か24時間後まで全技能が「100レベル」になる。
これによりユーベルコードの対象となった『流れ星』は、ユウからの命令を承諾することで演劇に相応しい衣装に着替えて100レべルの演技を披露することができるのだ。
ユウと『流れ星』はビジネススーツを着こなすサラリーマン衣装に早変わり。
二人が演じるのはブラック企業の平社員だ。
ユウは『流れ星』にうっかりキレた同僚役をお願いする。「オッケーキラリン!」
そして幕は開かれる。
「♪今日で社内泊3日目か」
「ッ!?」
始まったミュージカルの開幕と同時に強烈な一撃。
この瞬間に幾つかのサイリウムが過剰反応を見せる。心の中の骸の海が漏れてますね。
「♪ああ、こんな会社爆発しちまえ」
「♪わかったキラリン! 皆の願いを叶えるために未消化有給未払いボーナス♪ 全部まとめて爆発★キラリン!」
「♪って、待てぇっ!?」
ユウのぼやきに反応した|同僚《『流れ星』》に慌てて混乱する有様を、歌とダンスでコミカルにアピールする。
トゲトゲ攻撃は軽技を交えた大袈裟な動きでかわし、防ぎきれなかった爆発は王子様としての碧き輝きをオーラとして纏い防御する。
爆発オチの雰囲気に巻き込まれる素振りを見せつつも、間一髪で捌き切るユウにダメージは通っていない。
「♪徹夜したデータが吹っ飛んだ! ああ、あれは部長の愛用コップ!」
「♪きれいさっぱりになるキラリン! デスクもラックもブレイクキラリン!」
「♪ああ、なんてこった! いい加減に正気に戻れぇっ」
「♪あいたぁ! ハートが胸にダイレクトキラリン!」
ダンスの振りの勢いのまま、ユウは黒革の編み上げたエアシューズ『marcher』による鎌鼬を生んで『流れ星』の動きを止めて、ツッコミの振りで黒揚羽とも見紛う極薄の意匠化されたハート『esprit noir』を投擲する。
そのハートは、心眼で見抜いた『流れ星』の中にある骸の海の吹き出すポイントと貫いた。
「♪ああ~、ちょっと正気に戻って見てみたら、散々な惨状キラリン。これは経費で落ちるキラリン?」
「♪もう、オレ知らねぇ……」
がっくりと肩を落とすユウの背中を労わるように摩る『流れ星』。
二人の小粋で愉快なミュージカルに、サイリウムたちは拍手喝采を送る。
こうして『流れ星』を蝕む骸の海は、いくらか追い出されたのであった。
成功
🔵🔵🔴
東雲・緑田
アドリブ連携歓迎
■心情
はい、というわけでやってまいりました、
【アイドルステージ】の観客席です。
こちらから|魔法少女《アイドル☆》を助けるものとして私達緑田星人一同(1東雲緑田につき約37兆緑田人)応援させてもらいますね。
あ、パフォーマンスについては忖度しません、ファンたるものそのあたりはしっかりさせてもらいます
■それはそれとして
前回(?)回収したブツから無事に新たなる|アイドル☆《魔法少女》が誕生したのでご紹介します、ブックドミナ(表記揺)姐さんです(一部封鎖された観客席の横通路でスタッフの緑田’と歴史書でドミノを用意するアイドルが映される)ドミナ姐さんの歴史改変ピタゴラスイッチまもなく完成!
巨海・蔵人
アドリブ連携歓迎
使用UCはUC欄1番目と2番目になります
■心情
はっ!?
そう言えば僕もアイドルになったのにアイドルして無かったよ
■オンアイドルステージ
今回のUCの裏技!
UCの効果範囲がテレビウムドローン達からになるから、半径150m範囲を隙間なく埋めると、
なんと、お手製アイドルステージがいくらでも広げれちゃます。
と言うわけで、デリシャスアイドル蔵人君のアイドルステージで攻撃は弱体化させてもらいました。
■中略
はい、と言うわけで弱体化した攻撃はパンダ師匠が美味しく料理させて頂きました。
あ、パンダ師匠、流れ星さんは料理しないでね。
そこはパンダ師匠の手解きで中の骸の海を僕が調理します、実食はこの後すぐ!
●サイリウム(観客席)を飽きさせない変化に富んだパフォーマンスを披露し、ランダムに提示されるお題『骸の海』に沿って料理を作り流れ星に美味しいと言わせます。言え。
「はい、というわけでやってまいりました、【アイドルステージ】の観客席です。
こちらから|魔法少女《アイドル》☆を助けるものとして私達緑田星人一同(1東雲緑田につき約37兆緑田人)応援させてもらいますね。本日はよろしくお願いいたします」
「よろしくキラリン!」
「はっ!? そう言えば僕もアイドルになったのにアイドルして無かったよ」
『|流れ星《シューティングスター》』が猟兵たちと戦うアイドルステージを広げる最中。
魔法の宇宙通商圏【善意の第三国】ぐりんだ星からやって来た群体型不定形生物遊星人の組合員とバイオモンスター素体で構築された男性型ソーシャルディーバ試験用機の二人。
東雲・緑田(マホーの宇宙人の|魔法少女《アイドル》☆斡旋業者・f45150)と巨海・蔵人(おおきなおおきなうたうたい・f25425)は、アイドルステージの観客席にいた。
周囲にいるサイリウムたちにうちわやたすきを配布して、パフォーマンスの仕込みを行ったのだ。
「あ、パフォーマンスについては忖度しません、ファンたるものそのあたりはしっかりさせてもらいます」
「もちろんやらせはないよ。ちゃんとしたパフォーマンスを披露するからね」
「プロ意識が高いキラリン。とても好印象キラリン!」
|閑話休題《それはそれとして》。緑田がさっそく新たなる|アイドル☆《魔法少女》を紹介する。
「それではご紹介します。前回(?)回収したブツから無事に誕生した、ブックドミナ(表記揺)姐さんです」
『……』←慎重に本を並べているブックドミノ姉さん。
「なんだか初対面とは思えないアイドルキラリン!」
一部封鎖された観客席の横通路で、スタッフの『|緑田’《ぐりんだっしゅ》』といっしょに歴史書でドミノを用意するアイドルが映される。
彼女こそ、プラネット・ドラゴンロード『プラネット・ブックドミネーター』の砕けた外殻から誕生した新人|魔法少女《アイドル☆》。
【濫読少女】ブックドミノ姐さんだ。
「さあ始まりました、ドミナ姐さんの歴史改変ピタゴラスイッチまもなく完成!
過去の強敵! 本日の助太刀! と言うことでお願いします。
濫読少女☆ブックドミノ姐さんで、《メモリアル☆魔法少女♪濫読少女ブックドミノ姐さん(キケンインシハマホウショウジョデフウインシテマス)》!」
それは、自身の体を構成する緑田星人(役37兆)の任意量を代償に、【濫読少女】ブックドミノ姐さんの再現召喚体を戦わせるユーベルコードの行使。
ブックドミノ姐さんは代償に比例した戦闘力を持ち、時空をピタゴラスイッチする|ブックドミノ《黒歴史書物》で戦うのだ。
『流れ星』が無理矢理撃つことを強いられている|星の光《スタービーム》の威力は、『敵から受けたダメージ』という時間の因果関係が関わる。
ブックドミノ姐さんは歴史改変ピタゴラスイッチすることで、『流れ星』のダメージはゼロだったことにしてビームの火力を極限まで低下させるのだ。
その一方で歴史改変ピタゴラスイッチすることで『流れ星』にあとでダメージを与える仕組みです。
「ビームはなんとなかったけど、今度はトゲトゲがとまらないキラリン!」
「はい、今日はちょっとしたお祭り騒ぎをお届け。
今日はコラボの生配信。新人|魔法少女《アイドル☆》のブックドミノ姐さんと一緒に、僕のかわいいテレビウムドローン達にもいつもにもマシマシで楽しんでもらいます」
『……』←ペコリと一礼するブックドミノ姉さん。
『パンダァ』
そして蔵人も『テレビウム・ドローン』たちを連れてオン・ザ・アイドルステージ。
その傍らには、お料理用大熊猫型ドローン『パンダ師匠』を伴っている。
蔵人が選択したユーベルコードは、《キャリアアップ・テレビウムドローンズ(ナオジッサイノテレビウムトハカンケイアリマセン)》。
ドローンに込めた5つのユーベルコードの内の二種類、《アイドル☆ステーション♪グローインスタート☆(ドコデモリュウセイノステージ)》と《御料理仙人儀式【万彩菜館降臨祭】(タセカイコラボシリーズパンダシショー)》を発動することができるのだ。
「電子の海からこんにちは、あなたへ私へようこそようこそ。
歌い踊って笑顔も拓く、今日は何をしましょうか、明日と言う灯を掲げる為に」
《アイドル☆ステーション♪グローインスタート☆》は半径153m以内に法則やルールを追加して、アイドルステージとする。
敵味方全て、範囲内にいる間はアイドル☆として癒しや浄化に関わる全行動が強化され、アイドル☆に相応しくないネガティブな行動が弱体化される。
もちろん、トゲトゲ|星屑《スターダスト》を生やした|星光《スター・イルミネイション》形態に変身して攻撃を繰り出す『流れ星』の行動は、ネガティブ判定を受けて弱体化するのだ。
そして、蔵人のアイドル☆としての活動は強化される。
「そしてみんなはお馴染みの、みんな大好きパンダ師匠もイタコドローンでご招待。
七色輝く冴えに映え、宜しくお願いします」
『パンダァ』
指定した対象をパンダ師匠手掛ける、驚天動地の料理や食材にする《御料理仙人儀式【万彩菜館降臨祭】》。
対象がパンダ師匠の料理や食材でないならば、死角から万食に通じ、加工や採取を手解くパンダ師匠を召喚して対象に粘着させることができるのだ。
当然、『流れ星』は料理でも食材でもない。
トゲトゲを生やした『流れ星』の傍に、イタコドローンに乗ったパンダ師匠が佇んでおもむろに一撃を加える。
会心の一撃で、トゲトゲを食材として確保する。
「ぼくのトゲトゲがポロっと外れたキラリン!」
「はい、と言うわけで弱体化した|攻撃《トゲトゲ》はパンダ師匠が美味しく料理させて頂きます。
あ、パンダ師匠、流れ星さんは料理しないでね」
『パンダァ』
攻撃能力を損なった『流れ星』は嬉しそうに笑い、パンダ師匠はトゲトゲの中にある骸の海を鍋に入れる。
そしてパンダ師匠の手解きを受けて、蔵人は鍋に火を入れて煮込み始める。
時間のかかる調理工程は、ブックドミノ姐さんの歴史改変ピタゴラスイッチで短縮だ。
骸の海料理が完成した。
「完成! 料理の名前は配信で募集するよ。実食はこの後すぐ!」
『パンダァ!』
『……』←親指を立てるブックドミノ姉さん。
「わぁ、おいしそう! とても楽しみだね!」
「とってもワクワクするキラリン!」
そして、蔵人と緑田と『流れ星』はいただきます! と手を合わせ、カメラに向かって笑顔で骸の海を食べるのだった。
――骸の海を食べる……?
……その結果は、伏す。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ラフィロワ・ベルシルト
【⑤B】
流れ星くん!今止めてあげるからね☆
声をかけて歌い出す
大丈夫、いっしょに歌えば骸の海になんて負けないから!
UCを使い、流れ星と、そして観客たちも巻き込んでみんなで歌う
星光になって飛び始めたら、指差して何もない空を指差して歌って誘導する
ほら、流れ星が東から西に、今度は北から南に流れてく
星空で楽しそうに星が踊る
キミはキラリと輝く一番星
誰にも捕まらない願い星
さあ、歌声を銀河に響かせよう
もうキミに追いつけるものなんていやしない
銀河の果てまでだって飛んでいけるのさ
えへー、歌って踊って、このステージを楽しもうよ☆
笑顔で流れ星と観客と歌って踊り賑やかにステージを盛り上げる
歌えばきっとなんとかなるよ!
●どんな絶望も照らす希望の綺羅星。
「流れ星くん! 今止めてあげるからね☆」
「キラリン……!」
好奇心旺盛で楽観的なピンクダイヤモンドの|宝石少女《クリスタリアン》。
ラフィロワ・ベルシルト(幸せ運ぶ星のうた・f04751)は『|流れ星《シューティングスター》』に声をかけて、歌を歌い出す。
それは、ラフィロワの得意なユーベルコード《Star Voice ~君に届け 星の歌声~(スターボイス)》だ。
「寂しい時は夜空を見上げて、そこにはあなたを照らす星がある。
耳を澄ませて、聞こえるでしょう星の声が。さあ、一緒に歌おう星の歌を」
歌を披露した指定の全対象に一緒に歌いたいという感情を与え、対象の心を強く震わせる程に効果時間は伸びるユーベルコード。
つぶらな瞳で見つめてくる『流れ星』と観客席に召喚されているサイリウムたちの心を揺さぶり、アイドルステージ全体を巻き込んでみんなで歌う声が響き渡る。
「~♪ ……あ、ごめんなさい、トゲトゲがとまらないキラリン!」
「大丈夫、いっしょに歌えば骸の海になんて負けないから!」
不意に『|流れ星《シューティングスター》』がトゲトゲ|星屑《スターダスト》を生やした|星光《スター・イルミネイション》形態に変身して飛び始めても、ラフィロワは動じることなく何もない空を指差して歌って誘導する。
その挙動を歌詞に結び付けて、パフォーマンスとして反映させる。
「ほら、流れ星が東から西に、今度は北から南に流れてく。星空で楽しそうに星が踊る。
キミはキラリと輝く一番星。誰にも捕まらない願い星。さあ、歌声を銀河に響かせよう。
もうキミに追いつけるものなんていやしない。銀河の果てまでだって飛んでいけるのさ」
ラフィロワはみんなを笑顔にしようと大好きな歌で元気を届けるスターライト☆アイドルだ。
骸の海に翻弄される『流れ星』も、ステージに飲み込まれたサイリウムたちも、ラフィロワと一緒に声を出して身を揺らす。
情熱的で元気に明るく歌って踊って、楽しむのだ。
「えへー、歌って踊って、このステージを楽しもうよ☆ 歌えばきっとなんとかなるよ!」
「キラリン! とっても楽しいキラリン~♪」
骸の海がじわじわと祓われていき、みんなに笑顔が宿っていく。
ラフィロワは笑顔を輝かせて、『流れ星』と|観客《サイリウム》たちと一緒に……賑やかにステージを盛り上げるのだった。
成功
🔵🔵🔴
久遠寺・遥翔
【④A】
この戦場を生き抜くために必要な事だと説得してうちの巨神レヴィアラクスの人型端末たるラクスに水着を着てもらい、巨神の掌をステージにして歌って踊ってもらう
『必要と言うのであれば聞きますがこの格好である必要はあるのです?』
「あるある。流れ星がそう言ってる。ほら、守りは俺に任せて歌ってきな」
俺自身は流れ星のステージに立ったレヴィアラクスに[騎乗]して掌の上のラクスと息を合わせて、
事前に[メカニック]で機体に仕込んでおいた演出ギミックを駆使してステージを演出していくぜ
そうしてステージを演出しながらも[心眼]によってこちらの急所を的確に狙ってくる攻撃を[見切り]、上手く演出を切り替えながら回避を行う
精度が高くとも的確な攻撃だからこそ予測できるものになるが、予測外のものも[第六感]で反応して[残像]を捉えさせるように回避、その残像も演出に組み込む
UCは今回はそれらの回避機動にのみ使うぜ。
かわいい顔をしていても巨神の頭脳体、大丈夫だとは思うが念のためラクスが振り落とされないようには注意だな
●神秘的で大きな|巨神《アイドル》様!
「この戦場を生き抜くために必要な事だ。巨神の掌をステージにして歌って踊ってくれ」
表向きには東京で探偵事務所を開業し、実態は様々な世界で猟兵として仕事を請け負っている正義の味方。
久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)は湖に棲む者の名を持つ古の巨神『レヴィアラクス』に騎乗して、『|流れ星《シューティングスター》』がアイドルステージと同じ環境に変化させた戦場に立つ。
遥翔は……『レヴィアラクス』の人型端末たるラクスに水着を着せて、キャバリアの掌の上に載せている。
そう。水着だ。
随所にリボンをあしらった美しい肢体をアピールする、可愛い水着だ。
『必要と言うのであれば聞きますが。この格好である必要はあるのです?』
「あるある。『流れ星』がそう言ってる」
「その通りキラリン! アイドルの水着衣装は、通常より魅力がポイント三倍チャンスなんだキラリン!」
「ほらな?」
遥翔と『流れ星』の口車もとい説得を受けて、ラクスはそういうものかと納得した様子を見せる。
そうして遥翔とラクスは息を合わせて、事前にメカニックで機体に仕込んでおいた演出ギミックを駆使してステージを演出していく。
「守りは俺に任せて歌ってきな」
『わかりました。歌います』
「あわわ、ビームがでちゃうキラリン!」
ラクスのソロステージを彩り演出しながらも、遥翔は油断なく心眼を光らせる。
『流れ星』にとって不本意な攻撃であろうと、精度が高く的確な攻撃だからこそ遥翔にとっても予測できるものになる。
予測外のビームが紛れても第六感で反応し、時に残像を捉えさせるように回避して、その残像すらも演出に組み込んでいく。
『~♪』
「ああ……とても魅力的キラリン♪」
ラクスの歌声が骸の海を走る|光の道《アイドルロード》に浸透する。
『レヴィアラクス』の急所を的確に狙ってくる『流れ星』の|攻撃《ビーム》を見切り、ギミックを適切に切り替えながら回避を行う。
遥翔は|星の光《スタービーム》の輝きすらも上手く演出に利用して、ラクスのパフォーマンスを盛り上げる。
『流れ星』もサイリウムたちも、ラクスの歌に心を揺れ動かされていく。
「ラクス、ワールド・エンドのセーフティはそのままに。――翔けるぜ」
『承認しました。取り扱いにはくれぐれもご注意を。――舞いましょう』
そして|曲の終盤《クライマックス》に差し掛かり、二人は一気に勝負を決めに行く。
ユーベルコード《ワールド・エンド・リミットブレイク》の攻撃手段を制限したまま、『レヴィアラクス』は真の姿と化して時速16500kmで飛翔する。
あまりの速度にラクスが掌から零れ落ちないか不安になるが、かわいい顔をしていても彼女は巨神の頭脳体だ。
それに遥翔も念のためラクスが振り落とされないように注意しながら飛翔しているため、大丈夫である。
『~♪』
『流れ星』のビームが飛び交う宙を、歌いながら舞う『巨神』の歌姫。
それは、まるで流星のようにも思えた。
戦場に召喚されたサイリウムたちも、神々しいその姿を見上げてその心身を震わせる。
歌い終わると同時に観客席から歓声が沸き上がる。
サイリウムと化した人々の応援を得たことで、アイドルステージが光り輝く。
「キラリン!」
人々から発せられた光が『流れ星』に収束する。そして、その身体から骸の海が大量に放出されていく。
猟兵たちの度重なるアクションにより、ついに『流れ星』の内面に巣食った骸の海を追い出すことに成功したのだ。
『流れ星』は目をパチクリさせて、小さな手をグッパッと握り開き、そして満面の笑顔を見せて飛び上がる。
「ぼくの肉体も解放されたキラリン! たすかったキラリン!」
「おお、よかったな!」
『はい。作戦完了です』
サイリウムが煌めくアイドルステージの上で、『流れ星』が感謝を示して飛び跳ね踊り出す。
こうして。猟兵たちの活躍により『流れ星』は無事に助けられたのだ。
誰も犠牲になることなく、アイドルステージは円満に終わりを迎えるのだった。
「みんな、ありがとうキラリーン!」
大成功
🔵🔵🔵