#サイキックハーツ
タグの編集
現在は作者のみ編集可能です。
🔒公式タグは編集できません。
|
●
「くそっ……俺は…………死にたくない!!」
「私も親友が待ってるのよ……死ぬものですか!!」
それぞれの想いを糧に、地上から捉えられてきたエスパー達は、殺し合いを続ける。
「ふむ……適当に見繕ってきたが、そこそこに活きが良いな。約束の途中であったり未練があったり、そういった連中は必死に戦う。そういう者はデモノイドになっても強いであろう」
必死に殺し合う一般エスパー達を、高いところにある観客席から見下ろし、仮面の男──59位オペラ座の怪人は呟く。
「ここ、なに……?」
そんな彼の座る席の反対側の観客席の扉が開く。
「やあ。君もまた、辿り着いた者か。適当に置いた扉だが、なかなか役に立つ」
混乱した様子のエスパーの女性。パチン、とオペラ座の怪人が指を鳴らすと、彼女の足元の床が抜ける。落下した先は闘技場の端だった。
戦いあっていたエスパー達は、彼女の登場により、一旦手を止めていた。
「何なの?!」
自身の持つ能力で着地した彼女を見て、オペラ座の怪人は満足そうに微笑んだ。
「新たな参戦者だ。そうだな……数も増えてきた。10人まで助けてやろう」
ざっと見たところ、エスパーは彼女を含めて50人はいる。その中の半数ほどが実際にはオペラ座の怪人の配下のデモノイドなのだが、エスパー達は気付かない。そして、彼らが束になれば壁が破壊できる事も、そして空を飛べれば観客席を通って外に逃げる事ができるという事にも気付かない。
それこそが、オペラ座の怪人が仕掛けた心理的な罠だった。
「さあ、続きをしよう。殺し合え」
オペラ座の怪人のその言葉を合図に、一般人に見せかけたデモノイド達は一斉にそのあたりに落ちていたナイフや鉄パイプなどを持ち、一般エスパー達へと襲いかかるのだった。
●
「夏は祭りの季節……それに託けて、デモノイド研究施設を乗っ取ったオブリビオンが一般エスパーを攫う為にその地域の奇祭を利用しているようです」
プルミエール・ラヴィンスは、集まった猟兵達に、予知で見たこれから起こる事件について説明を始める。
「その奇祭とは、確かにその地域に根付いていたものではあります。そして主催もオブリビオンとは関係のない地域の人。扉の向こうの異界から良き事を運ぶ使者が現れるという伝承から、たくさんの扉が設置され、扉の向こうに用意されたプレゼントやちょっとしたいたずらを楽しむ。元々はそういうお祭りで、屋台なども出ています」
そんな幾多の扉の中に、オブリビオンは元デモノイド研究施設への出入り口を紛れ込ませ、研究施設を改造した地下闘技場へ一般エスパーを誘い込み、殺し合いをさせるのだ。
「このままでは一般エスパー達はオブリビオンに唆されるままに殺し合い、そして生き残りはデモノイドにされてしまいます。皆さん、一般エスパー達の救助と、そして事件の阻止をお願いします」
秋野
●第一章
扉だらけの奇祭に潜入し、地下闘技場に繋がる扉を探し出します。デモノイド研究の扉は特殊な技術により遠く離れた地点へと転送される仕組みになっている為、外見からは普通の建物や何の変哲もない扉に見えますが、地域のものではないので見る人が見れば違和感を覚えるデザインになっています。
●第二章
殺し合っている一般エスパー達の救助を行います。彼らに殺し合いをさせるため、一般エスパーに偽装したデモノイドが紛れ込んでいます。デモノイド達は躊躇いなく攻撃してきますし、言葉数も少なく、感情の起伏もありません。
●第三章
今回の事件の黒幕である59位オペラ座の怪人との戦いになります。
第1章 冒険
『奇祭に潜入せよ!』
|
POW : 奇祭の催しに積極的に参加する!
SPD : 現地の人々と交流しながら噂を収集する!
WIZ : 文献や石碑などから奇祭の歴史を探る!
|
種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
燮樹・メルト
◎アドリブOKです
【奇祭と言えば】
❤️🩹やわらぎ🧬ちゃんねる💉
というわけで今日は某所の奇祭に参加中〜。
なんとかドア〜な感じで扉がいっぱいのお祭り、イースターとハロウィンみたいな感じで変わってるけど、色々謂れもきちんとあるんだってー。
さてと、ここまでは前置き。
やみのオブリビオンが祭りに託けて紛れ込んでいるから、バチボコにしてくるから、みんなのパワーを分けてね、お祭りの実行委員会の人とかマジやむし、因習村扱いされたら風評被害で炎上するしで、良いことないのはマジないわーって思うし!
違和感ドアを見つけて凸しに行くよー!今日のちゃんねるは刺激強めでいくよー!
●
「というわけで今日は某所の奇祭に参加中〜。なんとかドア〜な感じで扉がいっぱいのお祭り、イースターとハロウィンみたいな感じで変わってるけど、色々謂れもきちんとあるんだってー」
燮樹・メルト(❤️🩹やわらぎ🧬ちゃんねる💉・f44097)はレコれこフィーチャーで撮影しつつ、件の奇祭へと乗り込んでいく。今日も今日とて【❤️🩹やわらぎ🧬ちゃんねる💉】の視聴者達は賑やかである。
「なんかね〜……ほら屋台とか、出し物とかもあったりして。え〜っと……【扉の向こうの異界から良き事を運ぶ使者が現れるという伝承から、たくさんの扉が設置され、扉の向こうに用意されたプレゼントやちょっとしたいたずらを楽しむお祭りです】だって」
近くに設置されたお祭り紹介用看板の紹介文を読み上げるメルト。しかし、本題はここからである。
「さてと、ここまでは前置き。やみのオブリビオンが祭りに託けて紛れ込んでいるから、バチボコにしてくるから、みんなのパワーを分けてね。お祭りの実行委員会の人とかマジやむし、因習村扱いされたら風評被害で炎上するしで、良いことないのはマジないわーって思うし!」
ぐっ! とメルトなりに気合を入れて画面の向こうの視聴者達がどっと盛り上がる。テンション上がりまくりの視聴者達へ、メルトは呼びかける。
「皆の衆! 応援よろしく! 目標は違和感のあるドアだって!」
視聴者達のメルト頑張れの応援や、違和感のあるドアって何? ガチボコ楽しみ、といったそれぞれのコメントが濁流のように流れていく。
「じゃあみんな、違和感ドアを見つけて凸しに行くよー! 今日のちゃんねるは刺激強めでいくよー!」
こうして視聴者達を味方に付けたメルトは、片っ端からドアを確認していくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
アメリア・イアハッター(サポート)
『あの空にいったい何があるんだろう』
ヤドリガミのスカイダンサー×スターライダー、20歳の女です。
普段の口調は「馴れ馴れしい(私、~くん、~ちゃん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、友達には「甘えたがり(私、相手の名前、なの、よ、なのね、なのよね?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
よほど切羽詰まった状況でない限り、皆と一緒に行動することを楽しみ、笑顔で人にあたり、褒めたり勇気付けたりします。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
世の中には、知らないものが本当にまだまだたくさんある。
アメリア・イアハッター(夢想空流・f01896)は、幾多のドアが側から見たら無造作に立ち並んでいるような様と、その周囲を囲むように並んでいる出店を見回しながら、心底実感していた。
「お姉ちゃん、この祭りは初めてかい?」
関心と好奇心と包み隠さずに周囲を見回していたアメリアに、近くの出店の店番をしていた親切そうなおばちゃんが声をかける。
「そうなの。なんていうか……その、この祭りが変わっていて面白いって聞いて、来てみたのよ」
朗らかにそう説明するアメリアに、おばちゃんはからりと笑って肩を竦める。
「変わっているって言えば聞こえが良いけどねぇ! 人によっちゃ不気味だって人もいるんだよ。ま、こうドアがたくさん並んでちゃ、そう思うのも無理ないけどねぇ!! かくいう私も昔は怖かったもんさ。もう慣れたけどね」
おばちゃんはアメリアにドアを指し示す。
「ああいう昔ながらの凝ったドアノブのドアがこの祭りで使うドアの伝統的なやつさ。でもなんかねぇ、今年は変なやつもあるって聞いたねぇ。なんか最近のオートロックのマンションのドアみたいなのが混ざってるって。そんなセンスのないドアなんか、誰も飾らないと思うんだけどねぇ」
もしかしたら、それが今回のボスがこの祭りのドアに紛れ込ませたドアかも。
そう考えて、アメリアはなるべく不自然にならないようにおばちゃんにたずねる。
「そのドア、どこにあるか教えてもらえる?」
「え〜っとねぇ……あっちの、奥の方だってよ。奥の方は明かりが少ないから、気をつけなよ」
親切に教えてくれたおばちゃんに、アメリアは例を述べる。
「ありがとう! あとでお店に買いに来るね!!」
そう言って教えてもらったように奥の方へと歩き出すアメリアを、おばちゃんは手を振って見送ったのだった。
成功
🔵🔵🔴
ギュスターヴ・ベルトラン
地域の祭りにかこつけて暗躍してやがる奴がいるな…
まるで三下ヤクザの真似事じゃねえか
ともあれ、まずは情報収集からだ
せっかく屋台が並んでるんだし|今日のお菓子《Friandises》は林檎飴にするか
兄ちゃん、この祭りでちょっと妙な扉とか見かけなかったか?
ほら、この祭りじゃ、扉の向こうに景品かイタズラが仕込まれてるんだろ?
じゃあその変な扉の向こう何があるか気になるじゃねえか
ふーん…ちょっと外れた場所にあるんだ?
助かったぜ、仕事頑張れよ
買った林檎飴を齧って、意識を研ぎ澄ませる
【第六感】を高め、【悪を嗅ぎつける】…流石は善悪判断を齎す知恵の実の加護だな
違和感のある扉から、えらく濃い悪意が漂ってやがる
観光客風に祭り会場をぷらぷらと歩きながら、ギュスターヴ・ベルトラン(我が信仰、依然揺るぎなく・f44004)は辺りの観察を行なっていく。
地域の祭りにかこつけて暗躍するなど、まるで三下ヤクザの真似事のようだ。
ドアの確認のついでに見える笑顔で祭りに参加する人々の表情。和気藹々とした祭りの裏で行われている悪事を思う。本当に、ろくでもない。
そんなギュスターヴの視線が、ふと、林檎飴の屋台を捉えた。
「今日の|お菓子《Friandises》は林檎飴にするか」
そう決めたギュスターヴは、林檎飴の屋台の若い男性に一つ注文をし、受け取りながらたずねる。
「兄ちゃん、この祭りでちょっと妙な扉とか見かけなかったか?」
その問いに、男性は首を傾げた。
「妙な扉ぁ? んなもん探してどうするってんだい」
少し訝しげな顔をする男性に、ギュスターヴはサングラスの奥の瞳を細め、肩を竦める。
「ほら、この祭りじゃ、扉の向こうに景品かイタズラが仕込まれてるんだろ? じゃあその変な扉の向こう何があるか気になるじゃねえか」
「よく調べて来てんね、お客さん。そうそう、そういう変わった祭りだからさぁ、変わった扉ってのもまぁいっぱいあるんだけどさ……なんかあっちの方……奥の暗い方で、変なの見たって実行委員のおっさんが言ってたな。あんなのあったかな、ってよ。でもおっさんももう歳だからさぁ」
快活に笑う男性に、ギュスターヴは少しイタズラっぽく笑って見せる。
「おぉ、そりゃ気になるね。実行委員の人すら忘れちまったプレゼントってやつ。ちょっと探して来るわ。助かったぜ、仕事頑張れよ」
そう言って、林檎飴を齧りながら教えられた方向へと足を進めていく。
怪しくならないように、自然を心がけながら、第六感を研ぎ澄ませ、悪意を探り。
流石は善悪判断を齎す知恵の実の加護だな。
普段より感覚が鋭く感じるのは果たして気のせいか、それとも本当に林檎の加護なのか。
ともかく、言われた方向は確かに悪意の匂いがぷんぷんする。醜悪な、人を食い物にしようとする悪意。人々の幸せを何とも思っていない悪意だ。
ひとつだけ、外れたところにある扉。やけに近代的な作りで、防音性が高そうに見えるそれ。
違和感だらけだ。
「この奥だな……」
濃い悪意を感じ取るドアのドアノブに、ギュスターヴは手を伸ばした。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 冒険
『負ければ悲惨! 地下バトル!』
|
POW : 真っ向から勝負に挑む! たくさん戦っても敗北なんてするわけない!
SPD : うまく立ち回ってなるべく少ない試合数で挑む! 相手は強敵ばかりだが敗北するわけない!
WIZ : 狡猾に試合を進めて最小のコスパで勝つ! 裏の裏を掻かれたら大惨事だが敗北するわけない!
|
種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●
「おやおや、ようこそいらっしゃいました。皆様もぜひ、お楽しみください」
ドアを開け、舞台に立たされた猟兵達を迎え入れたのは、恭しく腰を折る舞台衣装を来た男性。顔の片面は、仮面で覆われている────こいつが、今回の事件の黒幕だ。
そう判断した猟兵達が行動を開始するよりも早く、彼は姿を消していた。
「助けるのは10人まで。人数は増えたが、そのルールに変更はない。さぁ……殺し合え!!」
突如現れた猟兵達を見ていた周囲のエスパー達は、ハッとしたようにそれぞれの獲物を手に、猟兵達に襲いかかってきた。
彼らと戦い、彼が提示した条件を満たすか、もしくは無駄を悟らせなければ、あのオブリビオンは出てこないのだろう。
そう判断した猟兵達は、少なくとも形だけでも戦う構えを取るのだった。
ギュスターヴ・ベルトラン
切羽詰まった状況下での説得か…いや、一般エスパーの中に扇動役のデモノイドが混ざってるな
下手に攻撃するのも、説得を試みるのも危険だ
被害者たちにオレが逃げる様子を見せて『ここから逃げられる』って気付かせるプランで行くか
ヨハネによる福音書にもある
――わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、模範を示したのだ
誰が見ても逃げられると理解するには…うん、飛ぶしかない
【祈り】を捧げ、最初から連れてたって顔で魔導バイクに乗り込む
こんなこと、やってらんねぇ…オレはイチ抜けさせてもらうぜ!
【武器に乗って飛ぶ】ついでにUCも発動させとく
お前らも気合入れて逃げろよ!
…オレは後で敵シバきに戻るけどな
血眼でこちらを見詰める瞳。
連れ去られてきた一般エスパー達という訳か。彼らは見事に仮面の男の術中に嵌り、相手を殺さなければ生きて出られないと思い込んでいる。
この切羽詰まった状況での説得──いや。
ギュスターヴは、持ち前の第六感と嗅覚で、その中に紛れ込んでいる陽動役のデモノイドに気が付いた。
普通に説得しては、逆に危ないな。
そう判断したギュスターヴは、数秒の思案の後、祈りを捧げ、まるで最初からそこにあったかのような自然さで、魔導バイクに乗り込んだ。
「うん、飛ぶしかない」
ヨハネによる福音書にもある──わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、模範を示したのだ。
つまり、である。
「こんなこと、やってらんねぇ……オレはイチ抜けさせてもらうぜ!」
声高に宣言しつつUCを発動し、魔導バイクで空を飛び、出口へと突っ走る。
この場にいる弱者達、つまり一般エスパー達は|孤峰-liberty-《リバティ》による効果と、それから出口があるという事実により、それぞれの能力や道具を駆使し、出口へと向かい始める。
「あとでシバきに戻るぜ」
第六感で存在を察した強者達をちらりと振り返り、ギュスターヴは迷える子羊達を導くが如く、出口へと疾走するのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ティティス・ティファーナ(サポート)
召喚獣「幽魔月精(アストラル・エレメント)」の鎧装騎兵➡サイバーニンジャ(機幽忍)にしてアーチャー➡ブラスト(レーザー)ガンナー、9歳の女性です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたくし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「や、やぁーーーっ!!!」
釘バットをサイコキネシスで操りながら殴りかかってくるエスパーの女性は、きっとさっきまで普通の日常を過ごしていた一般人なのだろう。
友人と、もしかしたら恋人と遊びに来た祭りで、積極的にその祭りならではのイベントに参加したら、こんな殺し合いのど真ん中に放り込まれてしまった、哀れな女性。
「この行程動作は把握できています」
その単調で力任せな攻撃を、ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)は何の苦もなく回避して、それからおまけとばかりに追撃を仕掛けてきた男性エスパー……に紛れ込んだデモノイドを見据える。
「あなたが動く事は……わかっていました」
アフロディーテ・フューチャーサイトで予測した行動そのままに、一般エスパーである女性を戦わせる為に暗躍していたデモノイド。
そんなものが紛れているから、この混乱は収束しない。
本当の一般エスパーを必要以上に刺激しないよう、しかし、仕損じないように。
十分配慮しながら、ティティスはデモノイドをファンネルで取り囲み、彼女の視界から外れるように誘導しながら、穏便に事を済ませたのだった。
成功
🔵🔵🔴
熊ヶ谷・咲幸(サポート)
お騒がせ☆アイドル×力持ち、12歳の女の子です。
憧れのアイドルになって人々の心に希望を灯せるようになる事を目指しています
がむしゃらに頑張るタイプで【怪力】による正面突破や力技がメインですが、力をコントロールできなかったり等でドジをすることもしばしば。【奇跡のドジ】でいい方向に向かうことも
野生児の過去があり、動物の言葉などもなんとなく分かる時があります。
マスコットのクマリンは「咲幸ちゃん、〜リン、〜だリン」みたいな感じで喋りツッコミ等サポートも兼ねます
UCは公開されている物をどれでも使用し、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「きゃんっ!!!」
扉から足を踏み外するも、変身していたこともあってなんとか着地した熊ヶ谷・咲幸(チアフル☆クレッシェンド・f45195)。しかし、そのままバランスを崩してその場でべしょりとつんのめって転んだ。その横をふよふよ漂うクマリンは、そんな咲幸の背中を慌てて叩く。
「咲幸ちゃん、大変だリン! 早く起きるリン!!」
「なによぉ……うわーーーっ?!?!」
起き上がるや否や、頭だった場所に斧が振り下ろされ、慌てて起き上がる。
「彼らは唆されてるようだリン! 一般エスパーと陽動役のデモノイドが混ざってるようだリン!! 一般エスパーは渋々戦わされてるリン!!」
一般エスパーは助けてあげなければわならない。だけど、どうすれば? 少し考えたリンは、思いついたがままにステージを出す。
「さあ、太鼓に合わせてお願いします」
ざわめく一般エスパー達と、困惑するデモノイド。咲幸にとっては一目瞭然の様子の差があったが、それは敢えて放置したまま、太鼓のバチを振り上げる。
「クレッシェン音頭でヨヨイのヨイ! 張り切っていきましょババンがバン! 強く踏み締めドドンガドン!」
その音楽に合わせ、クマリンが出口へと誘導を進めていく。元々戦いたくない一般エスパー達は音楽に乗りながら出口から外へと出ていき、音楽にのらずに咲幸を止めようとするデモノイド達の動きは1/5に減速していく。
そうして、一般エスパー達は安全に避難していくのだった。
成功
🔵🔵🔴
第3章 ボス戦
『59位オペラ座の怪人』
|
POW : ファントムダスト
【ミュージカル「オペラ座の怪人」の登場人物】を召喚し、武器憑依・範囲治癒・魅了の踊り・眠り粉散布・針剣攻撃・話し相手のいずれかを行わせる。
SPD : まぼろしのガルニエ宮
レベル×1体の【オペラ座の怪人の多重分身体】を召喚する。[オペラ座の怪人の多重分身体]は【音楽】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
WIZ : 麗しきクリスティーヌの慟哭
【召喚した女性型のマネキン】から大音量を放ち、聞こえる範囲の敵全員を【意識朦朧】状態にする。敵や反響物が多い程、威力が上昇する。
イラスト:東
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●
「君達のおかげで舞台はすっかり台無しだ」
高みの見物を決め込んでいた59位オペラ座の怪人が、体重を感じさせない動きでステージに着地する。
「君達は我がステージには邪魔者のようだ。排除させてもらう」
そう告げて、オペラ座の怪人は、ステージに残った猟兵達を鋭く見据えたのだった。
五百崎・零(サポート)
※戦闘中はハイテンション
「死にたくない」と言いつつも、どんな状況でも楽しんで戦う。
武器は主に銃を使用し、近〜中距離で戦う。敵の間合いに入ることに躊躇いがない。
傷つけても傷つけられても「ヒャハハ」「キヒヒ」など、奇声をあげながら笑って戦闘を続行。
ずっと戦っていたいので、相手が自分より強いほど嬉しい。
ユーベルコードは指定のものをどれでも使用。
他の猟兵に迷惑をかけるような行動はしません。
その他おまかせします。
「招かれざる客は早急に退出願おう…………まぼろしのガルニエ宮よ」
パチン、とオペラ座の怪人が指を鳴らす。次の瞬間、オペラ座の怪人怪人の分身が召喚される。
「キヒヒ……数が多いじゃねぇか……」
五百崎・零(死にたくない死人・f28909)はざっと右から左へ視線を走らせ、10まで数えたところで数えるのをやめた。どうせ数えたところで倒す事に変わりはないし、戦う事にも変わりはない。要は相手が多いという事がわかれば、それでいいのだ。
「って事は……こっちもいくとするか」
召喚式『アイン』を構えた零は、その引き金を引く。
「……喰らいつくせ、全部だ!」
自身の活力を代償に、零は狼の姿をした悪魔を12体召喚する。活力の消耗は最大限だが、これだけの数がいれば、勝ち目もある。
「キヒヒ…………俺は死にたくないからな」
アインの照準を、一体のオペラ座の怪人に合わせ、引き金を引く。弾き出さられる実弾がその身体を貫くとほぼ同時に、狼達もオペラ座の怪人へと襲いかかる。
死なないために。
ずっと、戦っていられるように。
零は失った活力を補うその願いと共に、戦場となった舞台を駆けるのだった。
成功
🔵🔵🔴
印旛院・ラビニア(サポート)
・境遇的なものもあり、思考や嗜好は成人男性のものです(恥ずかしいので自分からは喋らない)
・基本的にはヘタレで気弱、強者にビビるし弱者に慎重な面もありますが、物事がうまくいったり周りに煽てられるとイキって墓穴を掘ることもあります
・なんだかんだで人がいい
・やり込みゲーマーで現状を学ぶ【学習力】と自分のプレイに【チューニング】できる応用力が武器
・キャバリア・劫禍との関係はUCの秘密設定あたりで察してください
UCは活性化した物をどれでも使用し、例え依頼のためでも、公序良俗に反する行動はしません。えっちな展開はコメディ目であれば許容
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「さぁ踊ろうじゃないか……後愛おしき人よ」
うっとりとした様子でそう言ったオペラ座の怪人は、女性型マネキンを召喚し、麗しきクリスティーヌの慟哭を発動する。
大音量の慟哭に、印旛院・ラビニア(エタらない人(仮)・f42058)は意識朦朧としてくる。これはやばい。ゲーマーの本能的に察したラビニアは、カードをドローした。そして。
「ソグマ! 相手の力を引き剥がせ! スルーズグリーズ・ブレイク!!」
召喚した破邪の戦乙女の待つ魔槍に、破魔や弱体化のルーンを宿し、女性型マネキンを攻撃する。その破邪の魔槍の一撃により、彼女の嘆きと動きは減退され、意識を揺さぶるそれは囁き程度に小さくなった。
「………………無粋な真似を」
ふん、と鼻息荒く、女性型マネキンを手放したオペラ座の怪人。そんな彼へと、ラビニアはアサルトライフル|『USG』《汎用体系的小銃》を向ける。
「ゲーマーに隙を見せるもんじゃないよ」
ゲーマーであればあるほど、敵を分析し、弱点を突き、隙を狙う。そういう生物なのだとラビニアは呟き、その引き金を引く。
放たれた弾丸は、オペラ座の怪人の怪人の身体を穿った。
成功
🔵🔵🔴
ギュスターヴ・ベルトラン
戻って来てみれば、六六六人衆で二桁ランカー?
|Oh là…encore lui…《ああ…またあいつか…》
自称「音楽の天使」に好き勝手やらせるわけにもいかねぇし…音には音で対抗だ
【祈り】を捧げUCを発動
悪影響を撒き散らすマネキンに、星の矢を撃ち込んで沈黙させる
さらに【結界術】で囲い込んで…ここからは“対バン”だ
Alléluiaの【リミッター解除】して、ロック仕立てのBWV140を叩きつけ…もとい【音響攻撃】で奴の音を掻き消す
マネキンが沈んだ後は、Alléluiaで殴る
パフォーマンスのギター破壊?
…違うな、ギター・スマッシュごときで|Alléluia《オレの信仰》は壊れねぇ、壊れるのはそっちの方だ
一般エスパー達をハーメルンの笛吹きよろしく外の安全地帯まで避難させ、同じ扉から劇場へと戻ってきたギュスターヴ。
「おお、演者が増えましたね。そういえば、自己紹介がまだだっただろうか」
まだ口元に笑みを浮かべる余裕を見せながら、彼は大仰にお辞儀をして見せる。
「私はオペラ座の怪人……六六六人衆が59位」
ゆったりとした所作で顔を上げたオペラ座の怪人に、ギュスターヴは思わず口元を覆う。
「|Oh là……encore lui……《ああ…またあいつか…》」
自称クリスティーヌ……いや、自称音楽の天使に、好き勝手させるわけにはいかない。
「さぁ、公演を続けよう!!」
ばっ、と手を広げると同時に、女性型マネキンが彼の前に一歩出、大きく口元を開く。
「──シオンの光は明るく、その星は高みへ昇る」
マネキンが音を放つよりもやや早く、祈りを捧げたギュスターヴが戦場や仲間に悪影響を齎すものを破棄する矢を放つ。
音を放てず、結果として沈黙する事となったマネキンを囲うように、ギュスターヴは結界を張る。そして。
「音には音で勝負だ」
肩に掛けたAlléluiaのリミッターを解除して、大音量で掻き鳴らす。BWV140を叩きつけ……もとい音響攻撃を叩きつける。
ぴしり。
マネキンの表面に、ヒビが入ったと思ったが最後、そのヒビは更に広がり、ぱきりと頭部が割れる。
「あぁ、クリスティーヌ!!」
大仰に嘆いて見せるオペラ座の怪人へと、ギュスターヴは一気に距離を詰め、Alléluiaを振り被る。
「自爆行為か……パフォーマンスか。どちらにせよ、無駄な事を」
オペラ座の怪人は嘲笑する。
「違うな、ギター・スマッシュごときで|Alléluia《オレの信仰》は壊れねぇ」
ギュスターヴがAlléluiaを振り下ろすのは、オペラ座の怪人が防御姿勢をとるよりも遥かに速く、そして強力だった。
「壊れるのはお前の方だ」
その強烈な一撃は、オペラ座の怪人の脳天に命中したのだった。
大成功
🔵🔵🔵
藍沢・瑠璃(サポート)
【性格】
自分に自信がなくて基本的にネガティブな思考ですが臆病というわけではなく意外と思い切りはいい性格をしています。
強い相手には相応にビビりますが弱そうな相手(集団敵)には基本的に強気です。
普段は敬語で一人称は「ボク」です。
【戦闘】
ボス的にはビビりつつもなるべく油断させて隙に怪力を生かした接近戦で圧倒しようとします。基本は接近戦しか能がありません。
集団的では一転して強気になって敵陣に突っ込んで格闘で蹂躙したり怪力で(文字通り)ちぎっては投げして戦います。
基本的に接近戦しか能がありません。
「うぅ……なんでボクばっかりこんな目に……」
藍沢・瑠璃(ヤドリガミのゴッドハンド・f37583)は、舞台の端で頭を抱えていた。
ただただ怯える子どものようなその姿に、オペラ座の怪人はふんと鼻を鳴らす。
「猟兵というものはなかなかやるようですが……まぁ、程度に差があるのはオペラ座の団員も六六六人衆も、それから猟兵も変わらないと見える」
歌うように朗々と語るオペラ座の怪人は、至極楽しそうに笑う。
「このように、怯えるだけの子どももいる……舞台の上では役目もあろうというものだが、殊戦いにおいて、それではいけないだろう?」
嘲りながら、しゃがみ込むオペラ座の怪人。そのまま彼は楽しそうに瑠璃の顔を覗き込む。その瞬間。
「残念だけど……別にボクは子どもじゃないんだよね」
瑠璃は複製した自身を周囲に展開し、念力で動かしオペラ座の怪人の背中を狙う。
「くっ……しかし、詰めが甘い!!」
その太刀の一閃一閃を避けていくオペラ座の怪人は、舞台の中心に着地する。
「そのような攻撃では私に傷一つ……」
「そうみたいだね」
つけられない。
そう続けようとしたオペラ座の怪人は、拳を構え肉薄する瑠璃を見て悟る。自分は、逃げていたのではなく、追い込まれていたのだと。
オペラ座の怪人が覚悟を決めるより先に、瑠璃はその胴体目掛けて怪力を生かした強烈なパンチを叩き込んだのだった。
成功
🔵🔵🔴
アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。
「この芸術を解さぬ愚民どもめ……!!」
地を這うような怨嗟を発しつつ、オペラ座の怪人はミュージカル「オペラ座の怪人」の登場人物を召喚する。
「皆様にはご退場願おう!!!!」
武器を憑依させられた登場人物達は、それぞれに与えられた武器を構え、指示された通りに猟兵達を一掃すべく動き出す。
「俺は芸術には疎いが……今のこの状況は醜くて、とてもじゃないが見ていられないな」
アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)は呟きつつ、観客席の隅でブルーブラスターを構える。その銃口の先には、オペラ座の怪人がいる。オペラ座の怪人がその気配に気付く、その一瞬前に。
「力というものは、こういうときに使うんだろう?」
コード:ドライブ・ザ・ヒドゥンパワーで威力が増幅した、宇宙空間でも使用出来る程協力な熱線が、オペラ座の怪人の胸を貫いた。
崩れ落ちていくオペラ座の怪人が、手を伸ばす先には、同じく崩れ落ちていくクリスティーヌの姿のマネキンが。
「我が、愛は……」
彼の最後の言葉は、途中で途切れる。その代わりに聞こえたのは、舞台に何か重たいものが倒れ込むような音だった。
成功
🔵🔵🔴