14
今日のゆかりちゃんはデスメタラー

#UDCアース

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#UDCアース


0





 ぎゅいーんぎゅいーん。
「きるゆー! きるゆー!」
 ぎゅいーんぎゅいーん。
「きるゆー! きるゆー!」
 それは地獄のような所だった。
 ランドセルを背負った少女がごっついエレキギターのネックを両手で持ち、振り回しているのだ。
 周囲の一般人は何故か皆逃げるのではなく、寧ろそれを祝福であるかのように受け入れていた。
 ぎゅいーんぎゅいーん。
「きるゆー! きるゆー!」
 白粉を顔に塗り、悪魔のようなメイクをした彼らがギターに殴り飛ばされていく。
 その度にギターの弦が被害者に擦れて破壊的な音を出していた。
 ぎゅいーんぎゅいーん。
「きるゆー! きるゆー!」


「大変だ、とあるライブハウスでゆかりちゃんが大暴れするみたい!」
 アイ・キャンディは集まった猟兵達に向け、事件の概要を話す。
 ゆかりちゃんというのはオブリビオンの名前である。どんなのかよくわからない方はちょっとヘッダーまでスクロールしてみよう。そう、それだ。
「ゆかりちゃんは最近デスメタルに目覚めて、ついに初ライブをするんだけど――え、何言ってるのかわからない? 大丈夫、うちもよくわからない。あ、これ告知ポスターね」
 アイが取りだしたA2サイズのポスターには、『ゆかりちゃんの楽しいちまみれぢごくライブ!!』と大きく書かれ、そこには紛れもなくゆかりちゃんが写っていた。
「じゃ、今回のスケジュールを出すね」
 アイが顔のモニターに箇条書きで予定を映し出す。こういう時、テレビウムって便利だ。
 □ゆかりちゃんについての調査。
 □ゆかりちゃんとバトル。
 □ゆかりちゃんにデスメタル教えたボスとバトル。
「ゆかりちゃんにデスメタルを教えたのは『あきらさん』というオブリビオンだね。他のオブリビオンを改造できるみたい。基本的にはおかしな発明品で攻撃してくるけど、相手次第ではちょっとその、ごにょごにょな触手を召喚したりもするらしいから気をつけて」
 ごにょごにょとはなんだろう。まあ希望者にだけわかればいいのだ。
「とりあえず、調査だ。ゆかりちゃんと戦う前に情報を集めてきてね」

 ※第一章ではゆかりちゃんの情報を集めてください。例えばゆかりちゃんの様子、ゆかりちゃんのライブの規模、どんな衣装、どんなギター、どんな歌。
 ※どんな調査をして、どんな結果になったのか。是非ともプレイングにご記載ください。あなたの調査結果でゆかりちゃんのファンキー度が決まります。


イシダキシモト
 皆様のゆかりちゃんとはちょっと違うかもしれません。
11




第1章 冒険 『地球温暖歌計画』

POW   :    噂のバンドのライブ中に乱入、『俺の歌を聞けー!』と歌の対決に持ち込み注意を引く

SPD   :    バンドが利用しているスタジオやライブハウスの楽屋に忍び込み、手がかりを探す

WIZ   :    インターネットでバンドの噂を調べたり、ライブハウスに出入りしているファンから聞き込みをする

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

村井・樹
音楽とは世代を超えて愛されるもの
そしてそのジャンルも、男女や年齢の垣根を超え、良いものは人の心を惹きつけるでしょう……けれども。

……メタル???彼女が????
……失敬、『紳士』とした事が取り乱しました

取り急ぎ、詳しく調査をしましょう

WIZで判定

ポスターで提示されているライブ会場付近から、参戦するファンに、或いは、スタッフ……?も、現場付近に出入りしては居ないでしょうか?

『コミュ力、礼儀作法、情報収集』でお話を聞きましょう

少女の怪異、というと花子さんが浮かんでしまうのですが
まさか、それみたいになってるんでしょうか?
歌う歌も……小学校で習うようなのをメタルアレンジなさってたりするのでは?

謎です…。



「音楽とは世代を超えて愛されるもの。そしてそのジャンルも、男女や年齢の垣根を超え、良いものは人の心を惹きつけるでしょう……けれども」
 村井・樹は如何にも『怪訝』という顔で顔をしかめた。
「……メタル??? 彼女が????」
 思い浮かぶのは幼い少女。顔に捜索願いを貼り付けていること以外の外見は、まるで普通の少女だったと記憶している。まあ、その顔面張り紙がファンキー過ぎるところではあるのだが。
「失敬、『紳士』とした事が取り乱しまし――」
 樹の表情が固まる。
 ここはライブ会場も近いだけあって、周りも『らしい』格好が多い。
 その中に、ある種見なれた少女の姿を見た気がしたのだ。
 追いかけても、人混みに紛れたのか、はたまた見間違いか、その姿はどこにもない。
「少女の怪異、というと花子さんが浮かんでしまうのですが。まさか、それみたいになってるんでしょうか?」
 息を整えて、ゆかりちゃんがメタルアレンジみんなのうたしてるところを想像――ちょっと難しかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

北条・喜夏
「ゆかりちゃん」が新進気鋭のバンド、「パないYシャツ屋さん」のGt.Voであることは皆さん知っての通りである。

通称「パなY」はその過激な歌詞とそれに負けず劣らないライブパフォーマンスで支持を集めてきた。
しかしその中心たる「ゆかりちゃん」の素顔はベールに包まれている。

今回、我々は「パなY」のBa・Drの二人から彼女について話を聞くことが出来た。
この動画はその一部始終である!!


都内某所のライブハウス控室でバンドメンバーにインタビューするで!
どうやって入ったかって?SPDや。

【コミュ力】【言いくるめ】【情報収集】あたりでお話聞けるとええなー。


あ、これお土産のたこ焼きです。皆さんで食べたってください。



 北条・喜夏の調査によれば、既に音楽ファンの中ではゆかりちゃんが新進気鋭のバンド『パなY』のギター兼ボーカルであるのは周知の事実とされているようだった。くっそうギリギリの表現しやがって。誤魔化すの大変なんだからな。
 そのバンドは過激な歌詞とパフォーマンスによって支持を獲得し、今や知る人ぞ知るバンドにまで成長している。
 しかし、その中心人物たるゆかりちゃんの正体は謎に包まれたままだ。そういや居たよな、顔に紙貼ってる覆面アーティスト聖騎士団。
「今回、我々は『パなY』のベース・ドラムの二人から彼女について話を聞くことが出来た」
 喜夏はハンディカムを自分に向けつつマイク片手に意気込んでみせる。
「この動画はその一部始終である!!」
 そう言って仄暗い控室への廊下を進んでいく喜夏。
「どうやって入ったかって? SPDや」
 メタいメタい。
 そういや、最近のハリウッド映画って最後を悟るとビデオレター残すシーン多いよね。いや、別に関係ない話なんだけどさ。うん、ほんとに。

成功 🔵​🔵​🔴​

四季乃・瑠璃
「ゆかりちゃん…また悪い子になって…」
「これはまたお仕置きだね」

とりあえず、情報集めないと…あ、ニコニコにゆかりちゃんがPVあげてる…。

そして、そこに映るは妙にハイテンションで「きるゆー」連呼して顔に捜索願いじゃなくてライブポスターを張った、それぞれヘビメタやらゴスロリやらパンクやらスク水やらと統一性の無い服装の48人のゆかりちゃん!その名もゆかりちゃん48!
そんなゆかりちゃんがヘビメタ調の曲で「犬のおまわりさん」歌ってる!もうなんだか解らない!

最後に見つけた一文「ふたごおことわり」の文字…

瑠璃と緋瑪は顔を見合せ、ニコリと笑顔で頷き合うと、張り切って準備を始めるのでした…

※アドリブ歓迎



「ゆかりちゃん、また悪い子になって……」
「これはまたお仕置きだね」
 ポスターを眺めつつ頷き合う四季乃・瑠璃と緋瑪。
 先日、バスに乗って暴走していたゆかりちゃんをとっちめた事件はまだ記憶に新しい。
「とりあえず、情報集めないと……あ、動画サイトにゆかりちゃんがPVあげてる」
 公式が普通に話題にするので問題ない気もするが、一応ね。
 ともあれ、二人の視聴したプロモーションビデオには顔にいつもの捜索願いではなく、ライブ告知ポスターを貼り付けたゆかりちゃんが映っていた。
 元気にきるゆーきるゆー言い放つゆかりちゃん。
 しかし、それはひとりではない。
 ヘビメタにゴスロリ、パンクにスク水。もうここまで来るとジャンルに迷走感すら見えてくる。
 それはあらゆる『ゆかりちゃんバンド』の集合体。『ゆかりちゃん48』であった。また増えたのかよ。
 そしてPVが終わると、真っ暗な画面に白い文字が浮かび上がる。
 ふたごきんし。
 その文字に、二人はニコリと笑みを浮かべるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

秋津洲・瑞穂
……。

調査。うん、調査ね。調査したよ。

なんか面倒になって、ゆかりちゃーんって呼んだら来た。うん。
耳いいんだろうねーあははは。転びそうになったよ。

様子はいつもと一緒だったよ。いつも通りに変だった。
きるゆーしか言わないので、私を殺したいのかなーって思ったけど。
ときどき「きゅるー」になったりしてた。
きゅるきゅる言ってて可愛かった。

ギターも見せてもらった。「ゆかり」って書いてあった。

とっておきの秘密も教えてもらったの。
そのギターね。見た目も変だったけど。
これがまた、犬笛ならぬどーぶつギターなんだって。

音 が 鳴 る た び に 何 か の 動 物 が 現 れ る

っていうんだけど本当かなーあはははは。



 秋津洲・瑞穂は空を見上げ、視線を戻し、また目線を反らせてから、話を切りだした。
「調査。うん、調査ね。調査したよ」
 歯切れが悪い。なんだか、想像とまるで違うものを見てきたというような、そういう顔だ。
「なんか面倒になって、ゆかりちゃーんって呼んだら来た。うん。耳いいんだろうねーあははは。転びそうになったよ」
 準備中のゆかりちゃんはきっとメタルな格好もスク水な格好もしていないし、ちゃんとランドセルを背負って顔に捜索願いを貼っていたのだろう。
「きるゆーしか言わないけど、ときどき『きゅるー』になったりしてた。きゅるきゅる言ってて可愛かった」
 えーーっと、それでね、と。間をおいてから本題を切り出した。
「ギターも見せてもらった。そのギターね。見た目も変だったけど。これがまた、犬笛ならぬどーぶつギターなんだって」
 なんだろうそのビスケット感。
「それでね。『音が鳴るたびに何かの動物が現れる』っていうんだけど本当かなーあはははは」
 今度はアニマルとな。

成功 🔵​🔵​🔴​

ナナ・モーリオン
めたるってあれでしょ。
ボク知ってるよ。この前聴いた。
ぎゅぃーんってやってヴォァ~ってやるやつ。
うん、頑張って情報収集、しないとね。

【WIZ】
メドラ(f00731)と一緒に。
ライブハウスへ、れっつごー。

ボクたちも、めたる、やるの。
違うよ、メドラ。だいぱんだよ。……あれ、たいわんだっけ。
……うん、とにかく。勝負。勝負、するの。
だから、相手のこと、いろいろ教えてほしいんだ。

後ろに、怖い人いっぱい引き連れて(※ユベコ)、教えてもらうの。
大丈夫、教えてくれたら何もしない。へーきへーき。

……ふんふん。
「新しいおもちゃを貰ってはしゃいでる子供」
「なんか見てて応援したいというか見守りたくなる感じ」
なるほど。


メドラ・メメポルド
めたる……
メド、お歌の種類とかあんまり知らないけど、なんだかたのしそうね。
ええ、情報収集、がんばるわ。

【WIZ】
ナナさん(f05812)とさがしに行くわ
ゆかりちゃんファンのひとが集まるのは、ライブハウスかしら。
とりあえず行ってみましょう。

あのね、メド、たいばん?だったっけ。
ゆかりちゃんと勝負するのよ。
だから、ライバルの情報を集めておきたいの。
……おしえて、くれる?

あ、教えてくれないならくらげの腕で刺してどくどくするわね。
自白剤というやつよ。さあ、メドに教えなさいな。

……新しい衣装用意するの。
今度はスタッズ増量で攻めてみる?
髪もがちがちハードに固めるんだって嬉しそうにしてた?
そう、参考にするね。



「めたる……メド、お歌の種類とかあんまり知らないけど、なんだかたのしそうね」
「めたるってあれでしょ。ボク知ってるよ。この前聴いた。ぎゅぃーんってやってヴォァ~ってやるやつ」
 メドラ・メメポルドとナナ・モーリオンの両名は、ゆかりちゃんのポスターに書かれているライブハウスまで来ていた。
 ここならば、誰かに話が聞けると思ってのことだ。二章の舞台もすぐそこなので、移動も楽ちんだぞ。
「あのね、メド、たいばん? だったっけ。ゆかりちゃんと勝負するのよ」
「違うよ、メドラ。だいぱんだよ」
 それは対戦ゲームの非紳士的行為だ。
「……あれ、たいわんだっけ」
 それは東アジアにある地域だ。
 ともあれ、このような場所で小さな少女が二人、聞き込みを始めてもまともにとりあって…………そういやここゆかりちゃん(小学生)のファンの集いだよな。普通にいけんじゃねえの。
 ……まあいいや。ともあれ幼女二人の話を見知らぬ大人が取り合ってくれたのにはわけがある。
 それは後ろに黒くて怖いおっさん達を引き連れ、明らかに毒を盛ってそうなくらげの触腕をちらつかせたからだ。普通に脅迫だった。
 ほらほら、教えてくれないとこのおっさん達とくらげアームが何をするかわからないぞ。怖いだろう。本当にどういうコンボで攻めてくるのかわからないところが怖いだろう。くらげなんか自白剤入りらしいぞ、どんな品種改良だ。
 そんな懸命の説得を行ったからこそライブハウスの彼らは快く教えてくれたのだ。そうでなければ、いくら彼らでも知らない人に声をかけられてもほいほい答えてはいけませんとお母さんに教え込まれている。
「ふんふん、新しいおもちゃを貰ってはしゃいでる子供。なんか見てて応援したいというか見守りたくなる感じ。なるほどなるほど」
 めもめも。
「今度はスタッズ増量で攻めてみる? 髪もがちがちハードに固めるんだって嬉しそうにしてた? そう、参考にするね」
 めもめもめも。 

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

柳沼・芽唯
アドリブ歓迎

人格:メイ
……はい、確かにゆかりちゃんのライブに行ってきました
ですが、そのときのことを思い出そうとすると、頭に靄がかかったように記憶が曖昧になってしまうのです
駄目ですね。ちゃんと思い出さないと……
(記憶が呼び起こされ無意識に人格交代。ヤギ化)

人格:ヤギ
※喋れません。メェメェ鳴きます
「メェ……?」
激しくヘドバンするゆかりちゃん集団に反応、負けじとヘドバン開始
「きるゆー! きるゆー!」
「メェーーーーっ!!」
そのまましばらくシャウトとヘドバンの応酬、モッシュ&ダイブ

人格:メイ
ごめんなさい、やっぱり思い出せないです
なんでだろう、首と喉が痛いなぁ。それに髪もボサボサ……



「……はい、確かにゆかりちゃんのライブに行ってきました」
 調査報告の段階になって、柳沼・芽唯は困ったような顔をしていた。
「ですが、そのときのことを思い出そうとすると、頭に靄がかかったように記憶が曖昧になってしまうのです」
 確かに行った、ハズだ。
 その証明は、手元に残った半券が証明してくれる。
「駄目ですね。ちゃんと思い出さないと……」
 記憶が抜け落ちている彼女の名誉のためにも、その詳細を記載しておこうと思う。
 確かに彼女はライブハウスにいた。ただ表に出ていた人格は、彼女ではなかったが。
 ぎゅいーんぎゅいーん。
「きるゆー! きるゆー!」
「メェーーーーっ!!」
 ギターをかき鳴らし、激しいヘドバンでライブ客と心でつながるゆかりちゃん。負けじとヘドバンで対抗する芽唯、ていうかヤギ。
 ぎゅいーんぎゅいーん。
「きるゆー! きるゆー!」
「メェーーーーっ!!」
 ぎゅいーんぎゅいーん。
「きるゆー! きるゆー!」
「メェーーーーっ!!」
 なにこれ。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『ゆかりちゃん』

POW   :    「ただいま」「おかあさん、おとうさん」
戦闘用の、自身と同じ強さの【母親の様な物体 】と【父親の様な物体】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
SPD   :    「どうしてそんなへんなかおでわたしをみるの?」
【炎上し始める捜索願いからの飛び火 】が命中した対象を燃やす。放たれた【無慈悲な】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
WIZ   :    「ひどいよ、ひどいよ、ひどいよ」
【嗚咽を零した後、劈く様な叫声 】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。

イラスト:暮野

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ぎゅいーんぎゅいーん。
「きるゆー! きるゆー!」
 ライブハウスに猟兵達が集まったころにはもう、ライブは開催されていた。
 48人という大規模な集団になってしまった為、ライブハウスとは言ったもののかなり大規模なショーステージである。
 ぎゅいーんぎゅいーん。
「きるゆー! きるゆー!」
 メイドにスク水山姥メイク。あらゆるゆかりちゃんがここに集結し、首をがんがん振りながらトードソングをメタル調で歌っている。ほら、一節ごとに次の人が初めから歌い出すやつだ。
 ぎゅいーんぎゅいーん。
「きゅるー! きゅるー!」
 舌足らずなゆかりちゃん。彼女らの周りには犬さん猫さんパンダさんアルマジロさんカンガルーさんマウンテンゴリラさんティラノサウルスさんクジラさんシャークタイフーンさんとあらゆるアニマルが集まってきている。
 幼子と動物。そう聞けば心温まる光景に思えるかもしれないが、放置しておけばゆかりちゃんはいずれ観客へと牙を向けるだろう。
 さあ、舞台に上がり込み、ゆかりちゃんズ(とアニマルズ)と勝負だ!!
四季乃・瑠璃
【チェイン】で分身

ボムでハウスのドアを吹っ飛ばしながら、ニッコリと笑顔で入場。
デデンデンデデンとター○ネーターの曲が流れて来そうな強烈な威圧感を纏い、動物達への威嚇に殺傷力ゼロのボムを炸裂させたりしながら、ゆっくりとゆかりちゃんへ…(緋瑪は尻叩きの素振りまで…)

襲ってくる猛獣は容赦なく爆殺…仕方ないよね?

そして、その後をぷるぷる着いてくるのは…ぱらりらゆかりちゃん…(前回3章で小脇に抱えられてた子。成仏の機会を逃して二人の家に居候してた模様)
この後の惨劇を想像してぷるぷる…。

この後、『ゆかりちゃんの楽しい尻叩きぢごくライブ!!(爆破もあるよ♪)が開催されたのは言うまでもない…』

※アドリブ等歓迎



 どかんと派手な音を立てて、ライブハウスのドアを吹き飛ばした四季乃・瑠璃と緋瑪。オーナーには後でごめんなさいしようね。
「き、きるゆー?」
 自分が用意していなかった演出に驚いたのか、思わずギターを掻き鳴らす手も止めて首を傾げるゆかりちゃん。
 ぶわーっと広がるスモーク。どことなく金属質な効果音。その中から現れる瑠璃と緋瑪を確認するやいなや、ゆかりちゃんは二人を指さしてアニマル達に命令していた。
「きるゆうううううううううううう!!」
 一斉に飛びかかる動物たち。しかし、瑠璃が炸裂させた爆弾の音に怯んでしまう。
 緋瑪は尻叩きの素振りをしている。これ、想像すると卓球のサーブ練習にしか見えないな。
 そして、瑠璃の小脇にはなぜか特攻服を着たゆかりちゃんが抱えられていた。
 以前の戦闘で遭遇した際、ひとり持ち帰ったのだ。他のMSのとこでやると怒られかねない行為なので、良い子は真似しないように。
「ぱらりらぁ……」
 ふるえるバスゆかりちゃん。
 ビビるメタルゆかりちゃん。

成功 🔵​🔵​🔴​

北条・喜夏
なるほど……!ゆかりちゃん達には獣のお友達がおるんやな!すっごーい!

せやかてウチも負けとらんで!
動物やったらこっちにも!
出たれや!特別編成の『千夜一夜の装甲旅団』!

名付けて!
「どうぶつクッキーズ」や!!!!


全戦車入場!!

東部戦線の火消し役なら任せろ!
虎戦車兄弟!いや、姉妹!

地味にファンが多いはずや!
黒騎士!豹戦車!

縁の下の力持ちッ!
山猫戦車!

そんでもってセンターは!!
でかァい!説明不要!
「チューすけ」の登場や!!!!


ほんじゃーみんな、どっかんばったん暴れちゃって!
あ、ライブハウスは壊さんといてね。大騒ぎになっちゃうから。
まー手加減出来そうにないならしゃーないよね。
戦車だもんなー、大目に見てや!



「なるほど……! ゆかりちゃん達には獣のお友達がおるんやな! すっごーい!」
 北条・喜夏は迫るアニマル軍団を前に、一部で非常に人気の出たアニメーションのような口調で感想を述べた。
「せやかてウチも負けとらんで! 動物やったらこっちにも!」
 喜夏が呼び出したのは、動物ではなく戦車だった。車両が入るなんて想定されていないライブハウスで呼び出したものだから、もう早速壁だの何だのぶち抜いている。
「名付けて! 『どうぶつクッキーズ』や!!!!」
 どこにアニマル要素が――
「東部戦線の火消し役なら任せろ! 虎戦車兄弟! いや、姉妹!」
 ――嗚呼、車種か。
 次々に出てくる戦車達。自己紹介をされつつキャタピラをきゅるきゅる言わせると、ティラノサウルスは平気だった一般人も流石に逃げ惑う。
「ほんじゃーみんな、どっかんばったん暴れちゃって! あ、ライブハウスは壊さんといてね。大騒ぎになっちゃうから」
 もう遅いわい。
「戦車やもんなー、大目に見てや!」

成功 🔵​🔵​🔴​

村井・樹
メタルっつーか学芸会っつーか、サーカスっつーか、何なんだ、ここは……?
『紳士』も「この場はお任せしますね、『不良』」とかいってさっさと下がっちまったし……だがまあ、状況はどうあれ、こいつらを放置する理由はねぇな

人形の偽メメをゆかりの前に仕掛け、オペラツィオン・マカブルを発動できるようにスタンバイしておこう

確実に技を返せるように、『存在感、誘惑、催眠術』で俺を狙いたくなるように向こうの気持ちを誘導してやる

コール・アンド・レスポンスじゃあねぇが、あいつらの熱気を、そっくりそのままお返ししてやろうか?

しかしこう、意外と悪くねぇ歌なのが、尚の事調子狂うんだよな……

※アドリブ、他猟兵との絡み等大歓迎



「メタルっつーか学芸会っつーか、サーカスっつーか、何なんだ、ここは……?」
 村井・樹は現状を一望し、頭を抱える。今やあちこちで爆発が起き、それにゆかりちゃんズは逃げたり頑張って歌を続行したりして、動物たちが戦車と争い、そしてシャークタイフーンが所狭しと暴れまわっている。ハリウッドでもなかなか見られないC級感だ。
 しかしまあ、猟兵としてこれを放置する理由もない。そろそろ状況は激戦区のそれを呈しているが、これを何とかするのも猟兵のお仕事なのである。きっと。
 歌っていたゆかりちゃんのひとりが、目の前に転がる人形に気がついた。
「きるゆー! きるゆー!」
 怪しげな存在感を放つそれを、ゆかりちゃんは拾い上げて高らかに歌う。
 既に器具は破壊され、あらゆる音には戦争音響のそれが混じり入っているものの、歌に込められた思いとデスボイスは健在だ。
「しかしこう、意外と悪くねぇ歌なのが、尚の事調子狂うんだよな……」
 案外、伝えたい意味はまともなんだぜ、デスメタル。

成功 🔵​🔵​🔴​

エル・クーゴー
『ライブハウスに現着』
『躯体番号L-95、戦線に合流します』
(ドリンク引換券をカウンターに持っていく)


●WIZ
友軍を展開します
ウイングキャット『マネギ』(羽生えたデブ猫をワラワラ召喚)

マネギ達にデスでメタルでラウドなエモーションのメイクを施します(武器改造)
・毛をギンギンにおっ立てたり
・口裂けみたいなルージュを塗ったくったり

そしてマネギ達を舞台下へ配置
セットリストを追いつつアーティストのノせ方を学び(情報収集&学習力)、マネギ達にアゲアゲのムーブを実行させると共、ゆかりちゃんのダイブを誘います


ダイブの誘発に成功次第
マネギ達をサッとどかせ、ゆかりちゃんをフロアに墜落させます


※マネしないで下さい



「ライブハウスに現着。躯体番号L-95、戦線に合流します」
 ピピピッとちょっと古めかしいSFチックな電子音を鳴らしながら、エル・クーゴーはどこに向けてか報告的な物言いだ。
 別に壁に張り付いて中の様子を伺ったり、速やかにクリアリングを行うわけでもなく、ライブチケットについてきたドリンクサービス券をカウンターで飲み物と交換してもらっている。
 ライブ会場とはドア一枚隔てられている為、中の音がここまで届いてこない。防音設備は完璧だ。
「友軍を展開します」
 中に入ると、エルは最前線でドローン――ううん、羽生えたデブ猫、を召喚し、観客のように騒ぎ始めさせる。
 彼らは毛をばりっばりに逆立てさせられ、特徴的なメイクをしてライブを盛り上げた。
 テンションは最高潮、サビの終わりまでもうすぐ。
 カモンカモンと観客がダイブを要求する。クラップクラップ。それはいつしか観客内でひとつのリズムとなり、その中に向けて歌いきったゆかりちゃんが身を投げて――デブ猫はさっと避けた。
 顔から行った。

成功 🔵​🔵​🔴​

秋津洲・瑞穂
【稲穂色のちっちゃな仔ぎつねが、ひっくり返って腕組みしてます】

(どーぶつギターって、きつねも呼ぶのね……)
(まさか狐変身まで強制されるとは予想外)
(逃げてもすぐまた呼ばれるしー)

「きゅーん(とほー)」

(こんなんでも狐火アタックは出来るけど)
(ひどいよ叫ばれたらお客さんが全滅するかも)
(だからって、どーぶつさんを攻撃するのもなんか)

「きゅーん(とほー)」

(ていうか、シャークタイフーンはダメでしょう)
(恐竜もいるし。お客さん追い出して封鎖しなきゃ)
(……これしか出来ないんだから仕方ないよね? ね?)

「けーん(フォックスファイアーっ!)」



 さて。
 奇妙なことに、会場に秋津洲・瑞穂の姿はない。
 代わりと言ってはなんだが、そこには小さな仔狐が転がっていた。
 ひっくり返り、腕組みをし、人の言葉を発生できないのできゅんきゅんとうなっている。
 唸っているというか、うなっている。それくらいの語彙の弱さ。
「きゅーん(とほー)」
 ゆかりちゃんの持つどーぶつギターが呼び寄せるだけでなく、変身まで強要してくるとは瑞穂も予想外だった。
 体勢を立て直そうにも、あのギターがある限り何度でも呼び寄せられてしまう。
「きゅーん(とほー)」
 この姿でも火を放つことはできる。
 アニマルとは非常に相性がいい。嗚呼、火とはは叡智の象徴だ。だが、罪のない動物を攻撃するのは――シャークタイフーンが目に入った。……あれはアカン。
 いい加減、何をラリって居るのか未だにウィーハーしている客も追い出さねば。だから仕方がない。これしかないのだから、仕方がない。
「けーん(フォックスファイアーっ!)」
 くそう、こいつ毎回放火しやがる。

成功 🔵​🔵​🔴​

ナナ・モーリオン
きゅるきゅるー。
いっぱい、いるね。ボク知ってる。おーでぃえんす、って言うんでしょ。
でも、ボクたちも負けないよ。
いこ、メドラ(f00731)。ボクたちのめたる、見せてあげないとね。

メドラがぼーかるだから、ボクはぎたー。
ちゃんと用意したんだよ?ぎゅいーんぎゅいーん。
ほら、こっちのおーでぃえんす(※ユベコです)も大盛り上がり。

(チラ見)(困惑する狼血の輩)(無言の圧)(ワァァァァァ)

……ほらね?
それで、向こうがやる気なら、こっちも頑張って盛り上げて……ええと、なんていうんだっけ、こういう時。
「やっておしまい」?

(チラ見)(「え、やんの?」って狼血の輩)(やれ)(ワァァァァァ)


メドラ・メメポルド
あにまるず……ええ、と。とにかく数がおおいのね。
そうね、メドたちも負けずにうたうわ。
いきましょ、ナナさん(f05812)、ライブのはじまりよ。

【WIZ】
さあ、ライブよ。
ナナさんのギターに合わせてうたうわ。
ですめたる?は得意でないけど
吐息を混ぜてうたってあげる。

『れっついーとゆー』『いーといーといーと』
『れっつばいとゆー』『ばいとばいとばいと』
『あいむはんぐりー』『きゃんゆーめいくみーふる?』

あと、演出としてメドのくらげの腕をお花に変えて
ゆかりちゃんたちにばらまいちゃうわ。

特別にね、眠くなる毒をたぁくさん籠めておいたから。
ねむったら、そうね。
美味しく食べてしまおうかしら。



 ぎゅいーんぎゅいーん。
「きゅるー! きゅるー!」
「きゅるきゅるー」
 舌足らずなゆかりちゃんに合わせるように、ナナ・モーリオンが音頭をとった。
 かき鳴らされるギターの音に触発されてヘッドバンキングをする動物たち。特に、ゾウさんカバさんティラノサウルスのそれはサイズ感のせいで非常に危なっかしく、メドラ・メメポルドをも恐々とさせる。
「あにまるず……ええ、と。とにかく数がおおいのね」
「いっぱい、いるね。ボク知ってる。おーでぃえんす、って言うんでしょ」
 意味は聴衆。んー、まあ正解。
「でも、ボクたちも負けないよ。いこ、メドラ。ボクたちのめたる、見せてあげないとね」
「そうね、メドたちも負けずにうたうわ。ライブのはじまりよ」
 ぎゅいーんぎゅいーん。ナナのギターに合わせてメドラが歌う。
 正直なところ、デスメタルというものはよくわからなかったが、歌は嫌いではない。
 周囲の騒音が、それでもデスでメタルに盛り上げてくれるのか、観客のウケも良いようで、さっきから伏せ字満載の声援が飛び交っている。
 と。
 演出の為か、メドラが腕を振るうと、その先から花びらに変わっていく。
 室内だというのに宙をぶわりと舞うそれらはどこか幻想的で、まだ逃げていない客たちも目を奪われていた。
 ことん。
 音をしたほうを見ると、ゆかりちゃんが膝をついてしまっている。
 花から漂う甘い香りが、時間的にも少女をおねむに誘ったのだ。
 そして古来より、敵が眠ったら集中攻撃と相場は決まっている。
 ナナは自分の召喚した戦士らに腕一本で命令を行った。
 指で眠りこけている少女らを示す。ぐーすかすやすや。
「ええと、なんていうんだっけ、こういう時。『やっておしまい』?」
 眠るオブリビオンと、主を交互に見やる戦士たち。
 眠っている少女。剣を手にした戦士たくさん。無防備vs武装集団。オブリビオンでなければ案件である。
 え、マジで? ってジェスチャー。
 いいからヤレ。ってアイコンタクト。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

柳沼・芽唯
人格:ヤギ
※喋れません

「メェーーーっ!!」
なんと面妖な。
こんなゆかりちゃん達を放置していれば、いずれ芽唯が目撃してしまうかもしれない
芽唯が眠っている間に、私が倒してしまわないと

UCで身体強化
舞台へダイブして、まずは動物に掴みかかり各個撃破狙い
獣同士、力比べといこうじゃないか
隠し持ったフック付きワイヤーでの【だまし討ち】も駆使しながら、邪魔者は確実に排除していく

ゆかりちゃんに対しても、同じように肉弾戦を挑む
炎を放たれても臆せず突進
そのシャウト、悲鳴に変えてやろう



「メェーーーっ!!(なんと面妖な!!)」
 柳沼・芽唯、もとい、別人格であるヤギは歌うゆかりちゃんズと暴れまわるアニマル達を見てそう叫んだ。お前が言うか。
 しかし、これがゆかりちゃんとしては異常な光景であるのも確かだ。書いている方もよく怒られないもんだと感心するばかり。本当にオブリビオンの採用通知行ってんだよね?
 ともあれ、このような光景は主人格には見せられない。起き出してしまう前に、解決する必要がある。
「メェーーーっ!!(獣同士、力比べといこうじゃないか)」
 そう宣言してヤギは動物達目掛け、予期せぬ方向からワイヤーでの攻撃を行う。こいつ言ったそばから。
 あわやボンレスハム。ゆかりちゃんを庇うかのように立ちふさがったアニマルは一体一体確実に排除した。
 そしてゆかりちゃんにも同じように肉弾戦を挑む。さっき思いっきり騙し討ちしたようにも思えたが、プレイングにそう書いてあるのだから間違いない。
「メェーーーっ!!(そのシャウト、悲鳴に変えてやろう)」
 どっちがオブリビオンだっけ。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『あきらさん』

POW   :    今週のがっつりうっかりメカ
自身の身長の2倍の【急拵えの新作ロボット】を召喚する。それは自身の動きをトレースし、自身の装備武器の巨大版で戦う。
SPD   :    申し訳ばかりの邪神要素(制御不能)
【そっち系】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【たまに自分にも襲いかかる触手のかたまり】から、高命中力の【身体が熱くてぼーっとする粘液】を飛ばす。
WIZ   :    たぶんこれが私の秘密兵器
いま戦っている対象に有効な【自分でも覚えてない発明品】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。

イラスト:すねいる

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠化野・右京です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 諸君、残念なお知らせがある。
 もう見てのとおりでしか無いのだが、ライブハウスは壊滅した。
 良い子は、屋内で戦車呼んだり火災に発展させたりしないようにするんだぞ。
 既に瓦礫。デスメタルゆかりちゃんは果たして消滅したのか下に埋もれているだけなのか。
 そんないい感じに見晴らしが良くなってしまった元ライブハウスに、ひとつの影があった。
「……違うんだよ」
 その女は言い訳から入った。あっぱれなほどの自己保身精神である。
「ゆかりちゃんの死の概念を濃くしたら強化されないかなと思ったんだ。まさかあんな音楽性の違いが生まれるとは思っていなかったんだよ」
 嗚呼それでも、と女は続ける。
「どうぶつを呼び寄せるギター。あれには興味があるね。回収するもの回収して帰ろうか」
 だが、その前に。
「始末はつけて帰ろう。これでも、オブリビオンらしくね」

※あきらさんとの戦闘です。
村井・樹
お前、ちびっこに何与えてやがんだ……良い子の皆は真似しちゃ駄目だぞ
……いや、オブリビオンの時点で良い子も何も無いか

とりあえずは俺も猟兵らしく、お前を始末してやるよ

ちょうど武器になりそうなものなら、文字通り『そこら中に散らばってる』事だしな?

最初は『盾受け、オーラ防御』で相手からの攻撃を凌ぎ、『フェイント』を交えアイツを撹乱してやる
得体の知れない秘密兵器、とやらを何の準備もなく受け止めたくは無いからな

対象を瓦礫の直ぐ側に追い込んだところで、伏線回収を使用

瓦礫と化したライブハウスだったもので『だまし討ち』をし、『ロープワーク』一気にあの女を捕まえてやれ

※アドリブ、他猟兵との絡み等大歓迎



「お前、ちびっこに何与えてやがんだ……」
「いやいや、オブリビオンだからねアレ。なんかもうちょっとアイドル感あるけどオブリビオンだからね」
 村井・樹の苦言に、あきらさんは言い訳じみた返答をする。
 だがどれだけ美辞麗句を並べ立ててみせたとしても、『幼女改造』というド犯罪感極まりないワードの前では実刑判決しかくだされないのだ。
「とりあえずは俺も猟兵らしく、お前を始末してやるよ。ちょうど武器になりそうなものなら、文字通り『そこら中に散らばってる』事だしな?」
 樹の発言と同時、周囲に散乱した瓦礫が文字通り、ほどけた。
 それは無数の糸になり、オブリビオンに向けて殺到する。
「譜面間違えたら無効とかなりませんように、っとよしできた」
 拾い上げたギター――ゆかりちゃんが使用していたものだ、を拾い弦を弾くと、呼び寄せられた猫さん犬さんカモシカさんが身代わりとなり、糸にくるまれていく。
 だが糸の数はそれだけで尽きたりなどしない。樹が瓦礫に手を伸ばせば、またそういうものであったかのようにほどけ、無数の糸が鎌首をもたげていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

エル・クーゴー
●POW
砲撃陣地を敷設します

コール、攻城級マネギ(瓦礫を押し退けズモモモモとそそり立つ、羽を生やしたデブ招き猫みたいな巨大ロボ。こっちも大概がっつりうっかりメカ)

L95式アームドフォート(主砲群)、アンチマテリアルライフル(トンデモ狙撃銃)、機関砲(ゴリゴリのガトリング)、ガンラック(アサルトライフルずらり)、サイドアーム(拳銃)、ブラスター(熱線ビィーム)
これらを多腕マニュピレーターにて一括運用すると共、各弾体に火器管制システムによる【誘導弾】仕様を搭載

当機と、当機をトレースするマネギによる【一斉発射】の【2回攻撃】

目には目を
歯には歯を
巨大ロボには巨大ロボを

これよりワイルドハントを開始します



「コール、攻城級マネギ」
 エル・クーゴーの呼びかけに応え、巨大な招き猫を模したロボが瓦礫を押しのけてそそり立つ。
「むっ、こちらもだ。来い、気分で作ったらなんか動いてる君六号!」
 あきらさんも負けじと巨大ロボ(こけし型)を呼び寄せる。
 招き猫とこけし。並び立つ二体のがっつりうっかりメカ。
 こけしは全砲門を開くと、そこから無数のこけしミサイルを放つ。
 だが、マネギも負けじと対戦車ライフルとかガトリング銃とかビーム・ガンとか出してそれらを狙撃。
 さらに押し寄せるミサイル群を急速旋回で掻い潜ると、こけしロボの真横から主砲をぶっ放した。
「あ、そう言えば移動できるシステム組み込み忘れたな!」
 酷いうっかりもあったものだが、その隙をエルは見逃さない。
「目には目を。歯には歯を。巨大ロボには巨大ロボを」
 そして全砲門発射には全砲門発射を。
 マネギが狙いを定める。全ての銃口をこけしに向け、引き金を――
「これよりワイルドハントを開始します」

成功 🔵​🔵​🔴​

秋津洲・瑞穂
死の概念がデスメタルにって、違い過ぎるわあほーっ!

しかも、どーぶつギターを回収? それ死亡フラグっ!
ぜぇぇったいに回収なんてさせるもんかっ!

二倍ロボットなんか呼んだって、鎧無視攻撃で内部を直撃っ!
そっち系の感情が何か知らないけど、呆れと怒りとしか沸かないわっ!
そして有効な秘密兵器……いえ、武器なら何でも有効ですよ(
でもね、使う側の腕前がなきゃ意味なしっ!

鎧無視攻撃・2回攻撃の剣刃一閃で、ずんばらりんされるが良いわっ!

……一つだけ、気になるコトがあるんだけどね?
「自分でも覚えてない発明品」が、どーぶつギターだったら……?

そりゃ有効よね、狐変身させられる。太刀が振れない。
――狐火が飛ぶけどね!(爆



「死の概念がデスメタルにって、違い過ぎるわあほーっ!」
「あ、あほ言うな! オブリビオンをいじるのって結構大変なんだからなっ」
 秋津洲・瑞穂の罵声に、あきらさんが自己弁護する。
 しかし結果が結果である。ゆかりちゃんがあんなにもファンキーな生き物になっていたのはこのオブリビオンが原因なのだ。
「ぜぇぇったいに回収なんてさせるもんかっ!」
 瑞穂はあきらさんが手にしたギターを奪おうと、手を伸ばして距離を詰める。だがそれよりも、オブリビオンが適当に弦を震わせる方が早かった。
 見る見るうちに小さくなっていく瑞穂。あきらさんの足元までたどり着いたころには、すっかり子ぎつねに変身させられていた。
 どーぶつギターには強制的に獣化させる効力もあるのである(秋津洲・瑞穂調査結果に依る)。
「きゅーん(とほー)」
 こんな姿では自慢の太刀も振れようがない。だが案ずることなかれ。この状態でもやれることはある。
 足を振り上げ、踏みつぶそうとするオブリビオン目掛け、放火魔――ごめん間違えた。子ぎつねは高らかに吼えた。
「けーん(フォックスファイアーっ!)」

大成功 🔵​🔵​🔵​

ノクス・フォルトゥナ
クラルス・フォルトゥナ(f17761)と参戦

んぅー?ちびっこ音楽ショーに飛び入りできるってききましたけどぉ、終わりですかぁ?
帰っていいですかぁ?

色々勘違いしている模様

ぇーと、メタルで立ってる連中を倒す、ですかぁ?
あっ、クアド姉様が嫌いそうな奴を倒すのですねぇ

標的はあきらさんと把握した

きるゆー!きるゆー!
うーん、なんだか乗り切れませんねぇ、眠いし。
クラルスちゃん、がんばってー、お姉ちゃんは手助けするですよぉ

助けると言いつつ自分は働かないニートプレイ
エレクトロレギオンに無機物を運ばせクラルスの竜巻に使う素材にする
サポートとかいいつつ自分は働かなかったが、義妹を助けたと言い張る模様

アレンジ、改変OK


クラルス・フォルトゥナ
ノクス・フォルトゥナ(f17760)と参加

「きるゆー!きるゆー!」
その辺に落ちてたギターの残骸をぎゅいーんぎゅいーん
「きるゆー!きるゆー!」
メタルは楽器を凶器にする物だと認識してるのであきらさん目掛け投げつけて

「…音楽ゲームの練習になると思いましたが。そんな事はなかったデスネ。早く帰って別のゲームを」
早く帰って新作ゲームをしたい
一緒に戦う予定だが働いてないノクス見て
「ノク姉、働け…」
半目になって文句言い
最後はクライシスゾーンで運んできたレギオンごと竜巻に
制御できてないのでライブハウスの残骸を大量に巻き上げて

爆破オチじゃないが残骸が振ってきて全部無かった事になるのもお約束よね!

アドリブ、改変OK



「んぅー? ちびっこ音楽ショーに飛び入りできるってききましたけどぉ、終わりですかぁ? 帰っていいですかぁ?」
 ノクス・フォルトゥナはきょろきょろと辺りを見回すが、とっくにライブハウスは壊滅している。残っていたとしても、そんな和気あいあいとしてそうな催しが行われはしなかったろうが。
「ぇーと、メタルで立ってる連中を倒す、ですかぁ? あっ、クアド姉様が嫌いそうな奴を倒すのですねぇ」
 ノクスの彷徨っていた視点が一人に定められる。一人と言うか、一箇所に。あきらさんの主張してやまないその一点に。
 クアドという人物は、胸の大きな女性がそれはそれは苦手なのだろう。過去に嫌なことがあったんだな、きっと。
「きるゆー! きるゆー!」
 その隣で、クラルス・フォルトゥナが落ちていたギターを拾って適当にぎゅいんぎゅいんしている。
 そしてそのまま、ギターのネックを持ってあきらさんへと投げつけた。
「うおっとお!? びっくりした! とってもびっくりした!!」
 自分のギターで受け止めたあきらさん。こんな小さな女の子が、まさかギターを投げつけてくるなど思いもよらなかったのだろう。
「……音楽ゲームの練習になると思いましたが。そんな事はなかったデスネ。早く帰って別のゲームを」
「コントローラーを投げるタイプなのかい……?」
「うーん、なんだか乗り切れませんねぇ、眠いし。クラルスちゃん、がんばってー、お姉ちゃんは手助けするですよぉ」
 戦闘に参加したんですよとばかりに小さな機械兵を召喚すると、適当な面積のある瓦礫の上でごろんしてしまうノクス。
 レギオンはえっちらおっちら働いているが、呼び出した主は大あくびを見せている。
「ノク姉、働け……」
 クラルスの小言もなんのその。寝転がった体勢のまま、余った袖をひらひらさせて手を振るばかりだ。
 クラルスはため息をつくと、超常的な力場を展開した。レギオンが運んできた瓦礫の破片を風の流れへとアトムチェンジ。それらを融合させ、巨大な竜巻を作り上げる。
 吹き荒れる風。巻き込まれて竜巻の中をぐるんぐるんまわっているレギオン。怪現象、レギオネードの誕生である。今適当に考えた。
 全ての風が融合し、大竜巻となった頃合いで、クラルスは竜巻を解除。当然、竜巻は瓦礫へと戻り、今度は雨あられとして降り注ぐのだ。レギオンと一緒に。
 レギオンかわいそう。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アレクシア・アークライト
殺伐としたシナリオに猟兵が!!
     👩 <オブリビオン殺すべし
  U D C エ ー ジ ェ ン ト

ということで、UDCからの応援できょうきょ参戦。
そして、壊滅したライブハウスを見て思う。

「……え、これ、後で私達(UDC)が処理しなきゃいけないの?」

UDCエージェントとしての怒りが有頂天になった。
この怒りはしばらくおさまる事を知らない。

「貴方、UCでボコるわ……」

敵のロボットや発明品は、UCで破壊。
アキラさん本体は、念動力で締め上げた後にUCの電撃を指にはめてぶん殴る。

「あまり調子に乗ってると裏世界でひっそり幕を閉じることになるわよ」
「私、念動力レベルで100とか普通にあるし」



 竜巻となって広範囲に飛び散ったせいで、そこらに瓦礫の転がったこの光景。
 どこのゴミ屋敷だと言わんばかりの惨状に、アレクシア・アークライトは震えていた。
「……え、これ、後で私達が処理しなきゃいけないの?」
 オブリビオンは戦うだけ戦ったらいつも帰ってしまうのだろうか。そしてその後片付けは全部UDC任せなのだろうか。
 皆も、現地のゴミは持ち帰ろうな!!
 アレクシアは血が出るほど拳を握りしめて震えている。彼女の怒りが有頂天になったのだ。跡を濁さないオブリビオンであればジュースを奢ってやることも考えてはいたが、両者の間に深い溝が刻み込まれたのは火を見るより確定的に明らかである。
「貴方、UCでボコるわ……」
「この状況はそちらのせいじゃないかなあ!?」
 自分のせいではないとアッピルするあきらさんは本能的に長寿タイプ。しかし汚いなさすがオブリビオン汚いとばかりに殴りかかるアレクシア。
「あまり調子に乗ってると裏世界でひっそり幕を閉じることになるわよ」
 時既に時間切れ。どのような言い訳もこの惨状が致命的な致命傷となり、戦う以外の道はない。
「私、念動力レベルで100とか普通にあるし」

成功 🔵​🔵​🔴​

虚偽・うつろぎ
アドリブ連携等ご自由にどぞー

自爆しに来たよ
やることはシンプル
登場と同時に突貫して自爆しておしまいさ
そのままボロボロになって即退場だね

作戦も何もない
ただただ自爆するだけの存在さ
このたった一度の自爆に全てを注ぎ込むよ

技能:捨て身の一撃でのジャベリンモードによる自爆



 さて、物語の収集をつける際、極めて投げやりな手段が二つある。
 ひとつは機械仕掛けの神。所謂、デウス・エクス・マキナというやつだ。
 行き詰まった物語に神様が現れ、全てを解決してくれる。どんなに張り巡らされた伏線も、このゴッドの手にかかれば何もかも根こそぎに終わらせてしまうのである。
 これはこれで酷いものだが、もう一方のそれよりはマシだと言えるだろう。なにせ、皆幸せに暮らしましたで終わることができるのだから。
 そしてそのもう一方の手段とは――爆発オチである。
 虚偽・うつろぎは登場と同時、それを起動した。
 全身全霊を込め、術式もエネルギーも溜めに溜め、瓦礫もオブリビオンもあと猟兵たちも巻き込んだ最大級の自己犠牲。
 自爆である。
 作戦など無い。継戦など考えてもいない。
 うの文字もつの文字もろの文字もぎの文字もあとなんかわらわらしているいっぱいの手も軒並みみんなみんな。
 ちゅどーーーん。
 こうして猟兵達の戦いは終わった!!
 世界に小さなクレーターを残して終わった!!
 確かに自分で書いていても爆発オチというのは最低だと思うが、彼で最後なのでこのまま幕を閉じようと思う!!
 あ、あきらさんはいろんな攻撃で限界きて倒れた!!
 しかし彼女は諦めず、また第三、第四の魔改造ゆかりちゃんを生み出すかもしれない!!
 その時はまた力を借りることだろう!!
 ありがとう猟兵達!!
 ありがとうイエーガー!!

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年05月05日


挿絵イラスト