これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●覚ますためなら
ケルベロス・ウォーを経て、十二剣神のうち三柱が復活不能の死を与えられ、統率者たる黄道神ゾディアックも休眠状態へと陥った。
他の倒された三柱と異なり、ゾディアックは滅んだわけではない。彼女はデウスエクスだ。まだ復活の芽はある。
芽を育み、彼女を返り咲かせることを望むのならば、そこには水と土、そして養分が必要だ。
デウスエクスにとっての養分とは、即ちグラビティ・チェイン。
デウスエクスはケルベロス・ウォーに敗北したと言えるだろう。頂点たる十二剣神のうち四柱を退けられたのだ。うち三柱に至ってはデウスエクスに本来訪れ得ぬ永劫の死を与えられたのだ。
しかしながら、ゾディアックが完全滅殺されなかったのは、デウスエクス側にとって、幸いと言えよう。
生き残った十二剣神、トリスメギストスに関してはベルセルク言語を介すため、意思疎通に難がある。スーパーアポロンは、明け透けに言えば小物である。強さもだが……精神性が特に。
だが、何より、
あの星の寵愛を一身に受けた気高く美しき黄道神を差し置いて、デウスエクスの統率者など、考えられなかったのだ。
故に彼らは収奪する。
肥沃なる地に神は戻るだろう。
そう信じているのだ。
——意に添わぬグラビティ・チェインの収奪に、彼の女神が心を痛めていたとも知らず。
●無知なるは罪か
グリモア猟兵、嶺・シイナは綴る。
「ケルベロスディバイドにて、グラビティ・チェインの収奪を狙い、デウスエクスが襲撃する。襲撃者の名は『ラーヴァナ騎士団』。及びそれを率いる『踏破王クアビラ』の撃破が今回の任務の目的」
『ラーヴァナ騎士団』は他者の苦痛を愉悦とする。肉体的な苦痛はもちろん、精神的に煩悶するさまを見て嗤う者。
『踏破王クアビラ』はダモクレスの指揮官型大型機。収集した敵対者のデータを元に、配下の戦力を大幅に増強する『魔障』という特殊能力を持つ。言うまでもない難敵。
「しかし、『ラーヴァナ騎士団』はいい趣味をしている。メデューサのように『おそれ』を扱うわけでもなかろうに、人の体を、心を抉って愉しむんだ。そんな輩でも、統率者として崇めるのは、ゾディアックなのか」
表情変化に乏しいシイナにしては珍しく、あからさまな冷笑が浮かぶ。
ゾディアックのカリスマを称えるべきか、皮肉るべきか、悩みどころだね。
——そんな戯れ言を、忘れていい、と言い置いて、彼女はケルベロスディバイドへの道を繋いだ。
九JACK
九JACKです。かなり改めてにはなりますが、ケルベロス・ウォー、お疲れさまでした。
今回は戦後シナリオを【サポート優先シナリオ】として回します。
本当は通常シナリオで回したいい気もするのですが、そんなこと言ったらいつまでもやりたいシナリオを溜めるばかりですので。
ゾディアックさんはとっても慕われていますね(にっこり)な感じでお届けします。
第1章 集団戦
『ラーヴァナ戦士団』
|
POW : 羅刹焔
レベル×1個の【紅蓮】の炎を放つ。全て個別に操作でき、複数合体で強化でき、延焼分も含めて任意に消せる。
SPD : 月の刃
自身の【瞳】が輝く間、【曲刀】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
WIZ : 精神征服
質問と共に【手にした髑髏から魔炎】を放ち、命中した対象が真実を言えば解除、それ以外はダメージ。簡単な質問ほど威力上昇。
イラスト:Anenecca
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●不快な哄笑
くつくつと嗤い声がした。
「ようこそ、みなさん、お揃いで」
湛えるは冷笑。不敵を宿し、どこまでも慇懃無礼に。
塩を送るよりは、濃縮された|悪意《どく》を。そう言わんばかりに、八つ腕の一つで厭みったらしく人間の頭蓋骨を弄んでみせる。
ああ、これを盃にして、酒でも飲んだなら、さぞ気分がよかろう——謳うように戯れ言を紡ぐ、黒色の唇。
「せっかく飲むのだから、ぜひとも勝利の美酒にしよう」
「それか貴様らの血酒がよろしい」
かっかっかっかっかっ!
不快な哄笑が鳴り響く。
ならばこちらは|不快な旋律《ユーベルコード》を。
納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから11年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!
あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ
商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします
諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、34歳の男です。
普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。
諏訪野・みすず(サポート)
リーダー役が必ずいると思うので、ソイツを先に倒すようにします。「リーダーが倒れたら、あとは烏合の集だよ」アドリブ、共闘歓迎です。
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
轟・やゆよ(サポート)
語尾に「だわさ」「なのよさ」とかつく熱いアニソン好きな女の子
またわらわらと出てきただわさ…
まとめて倒すのよさ!
(虫系の敵は苦手でちょっと怯える)
説得の通じる相手なら説得を試みるしワケありの相手には思わず情を口にするだわさ
その場で必要なUCや技能を使って攻撃や支援をするだわさ
もちろん公序良俗に反することや他人の迷惑になることはしないのよさ!
アドリブ絡み歓迎
●カウンター
「ろくでもないな」
ラーヴァナたちの嗤い声に、諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)はそう呟いた。
常より自らを「ろくでなしの旅烏」と称してはいるが。この八つ腕の異形たちとは気が合いそうにもない。
合わなくて結構ではあるが。
【バトルインテリジェンス】を発動し、【月の刃】で瞳が輝き出したラーヴァナに肉薄。曲刀による連続攻撃を野生の勘で見切りつつ、カウンターで腕の一つを掴む。
持ち替えようとしていた曲刀を叩き落とすように掴み取り、九倍の攻撃回数を不意にした上で二回攻撃を叩き込んだ。
「八つもあるのに腕は飾りか?」
嘲るような薄ら笑いにラーヴァナは歯軋りもできない。
瞬く間に切り伏せられたから。
●輝き
「集団戦ってことは、リーダー役がいるでしょ」
諏訪野・みすず(不思議系ダンサー・f00636)の言葉を聞き、アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)は疑問を呈した。
「クアビラではなく、か?」
「うん。ダモクレスとラーヴァナが普段から一緒に行動してるわけではないだろうし、クアビラは指揮官なんだよね? それならそこかしこにいるわけじゃない。ラーヴァナ『騎士団』っていうくらいだから、団長さんがいるでしょ」
統率者がいなくなれば、烏合の衆だよ、とみすずが微笑む。アスはそうだな、と頷いた。
薔薇の香りがした。
仄かに控えめに香るそれを纏った優美なるオラトリオの淑女の姿に、ラーヴァナはうっそりと笑う。
響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)はそのラーヴァナを睨み据えていた。穏やかでできる限り対話を臨む彼女には珍しい、険しい表情。あからさまな嫌悪。
何故なら、そのラーヴァナは、頭蓋骨、曲刀の他に、小さな子どもの腕を手慰みにしていたからだ。厭らしく笑う。見せつけるように。
「はは、貴きかんばせのご麗人が来てくださるとは、俺もついている。
抵抗するすべのない子どもを、腕や脚の骨一本ずつ、ぱきりぱきりと折ってやるのは愉しい。命尽きるまでどれくらいいい|悲鳴《こえ》を聞かせてくれるかは見物だ。
女子供を守りきれず、無力にうちひしがれる男もいい。あの嘆きは刈り取るのが惜しまれるほどの絶品だ。あの情けない顔や声。人をいたぶるのは最高だ」
からから、からから。ラーヴァナは笑う。
リズの紫の眼が怒りに燃え立つことすら、こいつの嗜虐心をそそるらしい。
「強い目をした女は格別だ。その輝きが絶望に落ちるサマ、魅せてくれるか?」
髑髏から、魔炎が放たれる。【精神征服】。リズの返答は決まっていた。
「いいえ。あなたがその目に焼きつけるのは」
ぶわり、リズの装備武器が白薔薇の花びらに変わる。
「この【白薔薇の嵐】だけです」
ほの暗い魔炎を切り裂いて、白の奔流が質問を放ったラーヴァナを呑む。周りの下卑た笑みたちも、全部。
対話の余地もない。悪逆無道の輩に、くれてやる慈悲はない。
リズの目は強い輝きを保っていた。
【月の刃】によるラーヴァナたちの目の輝きより、よっぽど力ある輝きである。
「花は散らされるためにあるんだよ!」
そう叫びながら、リズに切りかかろうとするラーヴァナ。しかし、それは【クイックドロウ】により頭を撃ち抜かれて倒される。
「ほざくな」
ブルーブラスターで、ラーヴァナをまた一体、屠る。
ラーヴァナの一人が「複数で畳み掛けろ」と指示を出した。一対多を卑怯汚いなど思いもしないのだろう、こいつらは。
けれど、それは好機を与えた。
指示を出すわかりやすい統率者。その横面にみすずのグーパンが突き刺さる。【スチームエンジン】で装備を増強させ、速度と破壊力が乗った一撃はラーヴァナの顔面を景気よく陥没させた。
『騎士団』の体裁を保つための統率者が倒され、少なからず狼狽える騎士団モドキたち。
みすずはにっと笑った。
「あとは烏合だね」
●お仕置き
「わらわらと出てきた上に、1ミリも説得とか通じなさそうなやつらだわさ」
ラーヴァナたちの下劣さに少し呆れたように溜め息をつくのは轟・やゆよ(あにそん伝道師・f06396)。
話が通じないとわかった相手ならば、さくっとまとめて倒してしまうのがよい、とユーベルコードを繰り出そうとするやゆよだったが……。
「あきまへん。こういう類の輩はきちんとお灸を据えてやらんと、復活してもおんなじことを繰り返しますわ」
そうして納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)が攻撃の前に「お仕置き」を提案する。
「倒すなと言うてるじゃありませんの。肉体的苦痛や精神的苦痛がどれだけしんどいものか、人の気持ちがわからんから悪いことばっかりするんでしょう? なら、わからせてやった方がよろしいと思うんですわ」
「例えば?」
それも一理あると思ったやゆよが思わず聞いた。ピンチンは例えば、とユーベルコードを繰り出す。
その名も【めっさ・こちょばい】。
「てい!」
「はっ、峰打ちってか! ん、んんっ?」
刃ではない方で、ラーヴァナをべちんと叩いていくピンチン。殺傷力のない攻撃に舐めくさった嗤いを向けるラーヴァナたちだが、異変が生じていく。
「ちょ、アッああっ」
「やめ、ぶあっ、くすぐった」
「いや、いやァァァア」
このピンチンのユーベルコードにより、首や腕や脚に点線の現れた者は逃れ得ぬくすぐり攻撃に遭い続ける。
くすぐりもじゃれあいならただ愉しいだけだが、抵抗もできず延々と続けられれば、それは拷問に等しい。そして、ラーヴァナは腕が八つもある。その分脇も多いというわけで。
ラーヴァナたちの苦しみ喘ぐ声に、ピンチンはけらけらと声を立てた。
「いい声で鳴きますなあ」
「ひいっ」
うわー、悪魔みたい、と見ていたやゆよは思ったが、そもそもピンチンはブギーモンスター。悪魔にはちがいない。
やゆよも反省してね、と思いつつ、ピンチンのユーベルコードから難を逃れたラーヴァナに【|勇気の花嵐《ブレイブ・ストーム》】を放つ。
くすぐりに耐え兼ね、殺してくれぇ! と悲鳴を上げた者には、合流した啓太郎がまとめてトドメを刺した。
「自分が悲鳴を上げる側になった気分はどうだ?」
そんな言葉に答える者もやがてなくなった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
第2章 ボス戦
『踏破王クビアラ』
|
POW : 魔障弾撃
【胸元のコアから拡散光線】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD : 魔障核拡散光線
【胸元のコアから拡散光線】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ : 魔障バリアー
【両拳】を構える。発動中は攻撃できないが、正面からの全攻撃を【電磁バリアー】で必ず防御し、【拳または内蔵兵器】で反撃できる。
イラスト:山田丸
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●勇往邁進
「ラーヴァナたちのシグナルロスト。グラビティ・チェイン回収目標値まで、残り80%」
巨躯の機械兵がそんな音声を出力した。
「如何なる思想の使徒も、あなたの輝きの前では跪くより他なかった。我々の統率者が戦いの果てより戻る日のため、邁進す」
『踏破王クアビラ』は猟兵たちと向き合った。
数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」
基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。
探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。
情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。
戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。
シェーラ・ミレディ(サポート)
※OK:シリアス
※NG:エロ、ネタ、コメディ、心情系
※傭兵的なスポット参戦
称号通り、僕の身体を維持するための金儲けと、弱者をいたぶる醜い行いが許せぬ義侠心が行動指針だ。
美しいものは愛でるべきだが、恋愛には結びつかないなぁ。
性格ブスは醜い。見るに堪えん。
複数の精霊銃をジャグリングのように駆使する、彩色銃技という技(UC)を使って、敵を攻撃しようか。
敵からの攻撃は基本的に回避する。が、護衛対象がいるならかばうのも検討しよう。
……嗚呼、僕を傷付けたなら、代償は高くつくぞ!
ネッド・アロナックス(サポート)
めずらしい そざいはある?
なければ じょうほうを しいれて かえろうかな!
(※セリフはひらがな+カタカナ+空白で話します)
探し物や調べ物は楽しくて得意だよ
"くらげほうき"や"ゆきソリ"で空を飛んだり泳いだりしてヒトや物も運ぶよ
戦闘はサポートに回ることが多いかな
手強い敵は基本隠れながら隙を作って逃げる!
"クリーピングコイン"で物をひっかけて飛ばしたり
"しろくじら"の歌で余所見をさせたりね
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
よろしくおねがいします!
シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。
◆戦闘
射撃(愛用は詠唱銃だが、様々な銃器を使い分けている)と魔術による広範囲攻撃が主。
魔力の操作に長け、射撃の腕も確か。
作戦次第では、闇色の武器を召喚(UC【異界の剣の召喚】)して前衛を務めることもある。
◆特技
・情報収集
・機械の扱いにも魔術知識にも精通している
◆UDC『ツキ』
闇色の狼の姿をしており、魂や魔力の匂いを嗅ぎ分けての追跡や索敵が得意。
戦闘は鋭い牙や爪で敵を引き裂き、喰らう。
◆口調
・シン→ステータス参照
(※使役は呼び捨て)
・ツキ→俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方
ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。
口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。
食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆
※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。
リカルド・マスケラス(サポート)
『正義のヒーローの登場っすよ~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある
NPCに憑依(ダメージはリカルドが請け負う)して戦わせたりも可能
接近戦で戦う場合は鎖鎌や鎖分銅の【ロープワーク】による攻撃がメインだが、プロレスっぽい格闘技や忍者っぽい技もいける
遠距離戦では宇宙バイク内臓の武装による射撃攻撃やキャバリアによる【結界術】
その他状況によって魔術による【属性攻撃】や【破魔】等使用。
猟兵や戦闘力のあるNPCには【跳梁白狐】で無敵状態を付与できる。
基本的にチャラい上辺ですが、人々の笑顔のため、依頼自体には真面目に取り組みます
●だれかのためである
「なるほど、ゾディアックのため、ね……」
数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)はクアビラの発言に一定の理解を示した。
あまねく星々より認められる黄道神ゾディアックの魅了の力、美しさは、デウスエクスたちの心にも響いていたのだろう。それほどのカリスマ。先の戦争で身をもって知った猟兵も少なくはない。
ラーヴァナたちのような下衆でさえ、その復活に尽力するほど。敵ながら天晴れと評してよいだろう。
だが、それでグラビティ・チェインの収奪を許すわけではない。何気なくクアビラはパーセンテージを口にしたが、デウスエクスからすれば「たったの20%」だろうと、猟兵たちからすれば「既に20%も」というものだ。
大きな戦争に勝利した。が、そこで「生きる」ことは終わらない。デウスエクスが存在する限り、我々は戦い続けなくてはならない。
だから、戦う。
「慕う者のために、ですか」
シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)はかちゃりと眼鏡をかけ直しながら呟く。普段は射撃や魔術がメインだが、今回は【|異界の剣の召喚《サモン・ケイオスソード》】によって召喚された手斧で戦うようだ。
クアビラは超近接特化、なおかつカウンターメインの壁役といった性能。その強靭さを生かし、陣頭指揮をとるタイプの指揮官のようだ。
動機がいくら立派で、尊かろうと、こちらも彼らの存在を許すわけにはいかない。シンは斧を手に踏み込み、振るう。クアビラは【魔障核拡散光線】を放つが、多喜が援護射撃を行うことで、牽制、気を散らす。
他にも奇妙な歌う声が聞こえた。
ミィ、ミィ、キュッ。ピィ!
どこか楽しげな声。声のする方に目を向ければ、そこにはネッド・アロナックス(ガムゴム人の冒険商人・f41694)とゆきソリを引くしろくじらがいた。「しろくじら」というが、その実、しろいるかである。
そちらに気を取られるうちに、クアビラの体に衝撃が走る。ガツ、と重い音を立てて、シンの手斧が直撃したのだ。
隙ができ、一撃が入れば、そこからは猟兵たちのターンである。【魔障核拡散光線】に【魔障弾撃】を交えようとするクアビラだったが、何者かにその武骨な腕を掴まれた。と思ったら、頭ががしりと脚に挟まれ、問答無用で転がされる。クアビラの体格もあるため、ある程度動きにアレンジはあるが、【ヘッドシザースホイップ】だ。
抵抗はできなかった。転がされた後も継続する氷結状態。これが解けないのだ。
リカルド・マスケラス(希望の|仮面《マスカレイド》・f12160)の【|雪狐氷葬落地《フリージング・デッドエンド》】。狐面が倒れた木偶の坊を油断なく見下ろす。
立ち上がってくるのなら、何度でも投げ飛ばす。その気概でリカルドはクアビラを睨め付ける。すぐにクアビラは起き上がった。が、襲いかかるのではなく、【魔障バリアー】を展開する。
「カウンター狙いか!」
クアビラの【魔障バリアー】は自主的な攻撃は不能となるが、その分強力なカウンター攻撃を繰り出すことができるクアビラのユーベルコード。だが、それで猟兵たちが止まることはない。
ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)も軽やかな足運びでクアビラに接近、多喜の援護射撃に対して放たれる内蔵兵器による攻撃を【お菓子でガードなのにゃ!】でガードする。
銃弾やビームがお菓子によって防がれるのはなかなかシュールな光景であったが、クアビラは機械兵。それしきで動じることはない。
ミーヤもお菓子でのガードに紛れて速さで撹乱する。自主的な攻撃ができないクアビラに接近するのに、恐れることなど何もなかった。ミーヤの【お菓子でガードなのにゃ!】はあくまで防御技であり、攻撃ではない。視界を埋めるほどの大量のお菓子にカウンターを放つこともできなかった。
再び、しろくじらが歌を歌う。更にはネッドのクリーピングコインがこつんこつんとあらゆる方向からクアビラに飛んできた。拳を振るっても、コインはただのコインなのでダメージはなく、氷結攻撃のダメージが残っているため、動きも精彩を欠いている。内蔵兵器の斉射も、ただの空飛ぶ金貨相手には効果が薄い。
そこへ。
猛烈な吹雪が襲い来る。吹雪というか、氷の竜巻だ。
シェーラ・ミレディ(金と正義と・f00296)が冷たい目でクアビラを見据えていた。この氷の竜巻は彼の繰り出した【|彩色銃技・法界悋気《アトラクティブガンアーツ・ユニバース》】のものである。
ガチガチガチ、とクアビラが凍りついていく。激しい氷の嵐が呼吸すら許さない激しさで打ち付け、凍結するクアビラの装甲を削った。駆動エネルギーの熱も奪われ、やがて、クアビラは装甲の多くを削られた状態で完全に機能を停止した。
「黄道神ゾディアックは確かに見目麗しいが、お前たちには美しさなど欠片もない」
ミレディはそうとだけ言い、トドメを確認して去る。
ミーヤがお菓子を拾って、他の猟兵たちに「食べるにゃ?」と問いかけた。ポテトチップスにしみチョコなど、箱や袋に入ったスナック菓子なので、中身は問題なく食べられる。
「それなら もらおうかな そうだ おれいに おいしいおみずは いかが?」
「おみず! うれしいにゃ!」
ミーヤのお菓子をもらいながら、ネッドが水を振る舞う。戦いを終えた猟兵たちも集まって、お菓子を受け取った。
避難していた一般市民もちらほらと現れる。怪我人などはほとんど見られない。一応、猟兵たちは間に合ったのだ。
それでも、犠牲はゼロではない。戦争は終わって、十二剣神の三柱を復活不能にしたが、デウスエクスそのものは滅びていないのだ。黄道神ゾディアックも。
ゆえにまだ、戦いは続く。
だれかのため。とても聞こえがいい動機。だからといって、その簒奪を許せはしない。
その「だれか」が如何に気高く、素晴らしい人格者だとしても。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴