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【サポート優先】風薫る紫の園、それにジンギスカン!

#獣人戦線 #戦後 #日本戦線

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#戦後
#日本戦線


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●グリモアベース
「暑いよな! 北海道行こうぜ、北海道!」
 宙夢・拓未(未知の運び手・f03032)は、清々しい笑顔と共に告げた。
「と言っても、地球の北海道じゃないぜ。獣人戦線の日本にある北海道だ」
 予知でオブリビオンの出現が確認されているわけでもない。平和な一日を楽しんで欲しい、と拓未は伝える。
「今回行く場所は、|品夏《ひんな》市っていう街だ」
 階梯2のクマ獣人が多く暮らす街であり、夏でも常に涼しい地域だ。牧歌的な街並みが特徴である。
「街の外れには、規模は小さめだが、ラベンダー畑があるんだ。ここが最初に皆に行ってもらいたい、俺のオススメスポットだな」
 花畑の管理者であるクマ獣人の話によれば、ここのラベンダーは、一人50本までなら、自由に刈り取っていいし、持ち帰りも構わないのだそうだ。刈り取りに使うハサミも貸してくれるという。
 ラベンダーの香りに包まれながら昼寝を楽しんでもいいし、ラベンダーを摘んで花束や花冠を作ってもいいだろう。
 絵や写真の心得がある猟兵なら、この平和な光景をそれらに残すのも面白い。
「あとは、花畑の片隅にある小屋が商店になってて、ラベンダーの苗木を売ってるぜ。それと、乾燥させたラベンダーを砕いて布袋に詰めた、サシェも売られてる。興味があれば覗いてみるのも良いかもな」
 涼しいラベンダー畑を一通り満喫したならば、街へと移動する予定だと拓未は言う。そこに、次なる彼のオススメスポットがあるのだ。
「美味いジンギスカンの店があるんだぜ! もちろん、獣人戦線だから本物の羊肉じゃなくて、果実や穀物から作ってる|糧食《レーション》なんだが、本物と比べても遜色ない味だぜ」
 酒は、ビールはもちろん、赤ワインやウイスキーもある。未成年には、ゆずソーダやオレンジジュース、緑茶やコーン茶が用意されている。
「説明は以上だ。めいっぱい楽しもうぜ!」
 グリモアが光り輝き、猟兵たちを転送していく――獣人戦線の北海道へ。


地斬理々亜
 地斬です。
 これはサポート優先のシナリオです。

 なお、拓未(グリモア猟兵)はリプレイ中に一切登場しません。
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第1章 日常 『戦禍の地にも花は咲く』

POW   :    花の香りに包まれ、昼寝を楽しむ

SPD   :    花を摘み、花束や花冠を作る

WIZ   :    平和な光景を絵や写真に残す

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

飯綱・杏子(サポート)
狩った獲物は持ち帰ってもいいっすか?

|食材《オブリビオン》がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の食材を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす

リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす

悪魔だから|毒は利かない《【毒耐性】持ち》っす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす。|熟成肉《リビングデッド》うまうま

|八つ裂きにされても死なない《【切断部位の接続】持ち》っす

同行者の都合で、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす



●ラベンダーを食べよう
「これが今回いただける食材っすね」
 飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)は、ラベンダー畑を前に言った。
 『違う』というツッコミを入れる者はいない。
 刈った後のラベンダーをどうするかは自由だ。それこそ、食べたいのならば食べてもいいだろう。
「人間でも食べられる品種かは分からないっすけど、わたしは|食道楽の悪魔《グラトニー》っすからね。仮に農薬が掛けてあろうと、おいしくいただけるっす」
 |猟理鋏《クッキングシザース》を、杏子は、パン屋にあるトングよろしくチャッキンチャッキンと鳴らす。
「ええと、50本までだったっすね」
 デビルキングワールドの悪魔である杏子は、良い子だ。それゆえにルールは守る。
 ぱちん、ぱちんと音が響く。杏子は、たちまちラベンダー50本を刈り取った。
「さて、クッキングタイムっす」
 延焼を避けるため、花畑から離れた位置に移動した後、彼女は焚き火台を組み立て、上に鍋をセットした。
 その鍋の中に、ラベンダーの花穂と水、たっぷりの蜂蜜を加える。
「料理の前に、腹ごしらえっすね」
 保存食を包丁で一切れ切り、杏子は自分の口へと、激辛のそれを放る。
 杏子は口から火を吹き出し、焚き火台に着火した。ユーベルコード『|腹が減っては戦はできぬ《ブレスオブファイア》』だ。
 煮えるまでの間、杏子は花穂を取った後のラベンダーの茎を、バリバリムシャムシャと食べながら待った。
 コトコトとじっくり煮込むこと、しばし。
「これで完成っす。わたし特製のラベンダージャムっすよ」
 瓶に詰めて、お持ち帰りの支度をととのえた杏子は、鍋に残った分のジャムを、持ち込んだパンですくって味見した。
「うーん、甘いっすね。さすが、トリカブトの蜂蜜っすよ。酔っちゃうっす。ラベンダーの風味もまた格別っすね」
 農薬なんて目じゃないほどの猛毒を、杏子は料理に使ったのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アラタマ・ミコト(サポート)
|荒魂鎮神命《あらたましずむるのかみのみこと》ことアラタマちゃんなのです。
極楽浄土でいろいろ経験してきましたが、それでも世界は広く多いのです。
即身仏ゆえに感情が表に出てきづらいのですが、本当はとても感動しているのです。
極楽浄土で使われていた「かたかな」という文字は未だに苦手なのですが、どうぞよろしくなのです。



●即身仏と『らべんだー』
「これは……とっても見事な花畑なのです」
 アラタマ・ミコト(極楽浄土にて俗世に塗れし即身仏・f42935)は、ラベンダー畑を前に、ぽつりと呟いた。
「極楽浄土の光景を思い出すのです」
 ゴッドゲームオンラインのフィールド上にあった花畑を想起しながら、アラタマは花畑に歩み寄った。
「それに、とっても良い香りなのです」
 彼女の表情は、無表情のままだ。
 即身仏であるがゆえ、アラタマの感情は表に出てきづらい。実際は、彼女はとても感動していた。
「さて、せっかくですから、この花を素材としていただくのです」
 アラタマは、借りた剪定バサミを取り出した。
 彼女のユーベルコード『|死屍行軍《デスマーチ》』は、アラタマが1日8時間以上素材集めを行った際に発動する。前日に、アラタマはそれを行っていた。
「『だんじょん』に籠もって『げーじ』を貯めてきた今なら、『れあどろっぷ』間違いなしなのです」
 通常の3倍の効率で、アラタマはラベンダーを刈る。彼女の手元には、見事な花穂を持つラベンダーが50本集まった。刈跡も美しく、芸術的な素材集めであった。
「『れあ』な『らべんだー』が沢山集まったのです。この素材を合成して『あいてむ』を作るのです」
 花畑の中でアラタマは屈み、集めたラベンダーを編んでいく。極楽浄土で花を編んだ記憶を思い起こしながら。
「完成なのです」
 出来上がったのは、ラベンダーの花冠だ。
「早速、被ってみるのです」
 アラタマは、自分の頭に花冠を載せてみる。
「アラタマちゃんに似合っているでしょうか」
 手鏡を持ってくれば良かった、とアラタマは内心思う。
 それからアラタマは、あくびを一つ。思えば昨日は、睡眠時間を削って素材集めに励んでしまった。
「少し休むのです。バチは当たらないのです」
 花畑の中で、アラタマは横たわり目を閉じた。ラベンダーは、優しく香っている。

成功 🔵​🔵​🔴​

数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。



●クマとの交流
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)は、宇宙カブから降り、歩き出した。向かう先は、花畑の片隅にある小屋だ。
「お邪魔するよ」
「おや、いらっしゃい」
 花畑の管理人であるクマ獣人が多喜を出迎える。
「ちょいと気になることがあってね。聞いてもいいかい、管理人さん」
「何かな?」
 穏やかな多喜の態度を見て、管理人もまた物腰柔らかに応対する。高いコミュ力を持つ多喜のなせる業だ。
「ここのラベンダー畑は、50本までなら誰でも無料で花を持ち帰れるし、花畑に入って昼寝したりするのも自由、ってことで合ってるかい?」
「そうだね、合ってるよ」
「そうかい。この世界……あぁいや、この国は、戦火で大変なんじゃないのかい? そんな余裕があるのかって思ってね」
「ああ、なるほどね」
 多喜の言葉を聞いた管理人は、一つ頷いた。
「確かに、僕らに金銭的余裕はあまりない。ここのラベンダー畑も、穀物への転作を勧められたことがあるよ。けれどね、皆には心の安らぎが必要だと僕は思うんだ。花畑が皆に安らぎを与えてくれるなら、喜んで提供するよ」
「……立派な志だねぇ」
 多喜は会話しながら、テレパスで相手の心を探ったが、嘘をついている様子は全くなかった。
「よし、何か買うよ。商品を見せてもらえるかい?」
「ありがとう。こちらだよ」
 管理人は、ラベンダーの苗木が植えてある鉢と、小さな布袋を取り出し、カウンターに並べる。
「この布袋はなんだい?」
「サシェだね。乾燥させて砕いたラベンダーが入れてあるよ」
「どう使うんだい?」
「僕のオススメは、タンスに服と一緒に入れておくことかな。ほんのりと香る服になるよ」
「へぇ、良いねぇ。それじゃ、一つこれをもらうよ」
「はいよ、毎度あり」
 多喜は代金を置き、サシェを受け取る。管理人は金を数え、首を傾げた。
「だいぶ多いよ?」
「お釣りはいらねぇ、取っといてくれよ!」
 多喜は、にっと笑ったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 日常 『獣人酒場大宴会!』

POW   :    誰彼構わず乾杯し、盛り上がる

SPD   :    トークや歌、一発芸で宴席を盛り上げる

WIZ   :    喧騒を少し離れて大人の会話を楽しむ

イラスト:del

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ネッド・アロナックス(サポート)
めずらしい そざいはある?
なければ じょうほうを しいれて かえろうかな!
(※セリフはひらがな+カタカナ+空白で話します)

探し物や調べ物は楽しくて得意だよ
"くらげほうき"や"ゆきソリ"で空を飛んだり泳いだりしてヒトや物も運ぶよ

戦闘はサポートに回ることが多いかな
手強い敵は基本隠れながら隙を作って逃げる!
"クリーピングコイン"で物をひっかけて飛ばしたり
"しろくじら"の歌で余所見をさせたりね

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
よろしくおねがいします!



●本日の収穫
「よいしょ っと」
 ジンギスカンの店に入った、ネッド・アロナックス(ガムゴム人の冒険商人・f41694)は、ラベンダーの束が入った鞄を、空いている場所に下ろした。
「ほどよく おなかが すいているし すこし たべてから かえろうかな」
 ネッドは着席し、メニューを開く。
「それじゃ ジンギスカンを いちにんまえと おみずを コップいっぱい もらうね」
「はーい!」
 ネッドの注文に、クマ獣人の女性店員が元気良く応じた。
 ほどなくして、まず水が運ばれてくる。
「お冷やになりまーす」
「うん ありがとう」
 ネッドはコップを持ち上げ、まず自分の鼻に近づけた。水の香りを楽しむためだ。
 コップをくるくると回し、もう一度香りを嗅ぐ。
 塩素の臭いはしない。良質な伏流水が使われている。
 それから、水をゆっくりと一口含み、口の中で転がす。じっくりと味わってから、飲み込んだ。
 ろ過や煮沸は行われている。安全で、おいしい水だ。
「じゅうじんせんせんの ほっかいどうの みずは こんななんだね」
 各世界の水のテイスティングは、ネッドの趣味である。ネッドは、楽しそうに微笑んだ。
 それから、|糧食《レーション》の羊肉、それに野菜の盛り合わせがテーブルに運ばれてきた。
「このおにくが レーション」
 ネッドの表情に驚きの色は少ない。それはネッドが、キマイラフューチャーの人類遺跡で生活していたガムゴム人だからだ。肉を動物から得る文化ではないという点で、キマイラフューチャーと獣人戦線は共通している。
「いただきます」
 まずは野菜と肉を鉄鍋にのせて、ほどよく火を通す。それからタレに肉をたっぷりと浸して、冷めないうちに口に運んだ。
「うん おいしいね あまいあぶらと たれのあじの あいしょうが とてもいい」
 ネッドはにこりと笑う。
「ところで おもちかえりは できるのかな?」
「お持ち帰りですかー? 喜んでー!」
 クマ獣人の店員が、快活に応じた。
「ありがとう おねがいするよ」
 こうして、ネッドはラベンダーの束とジンギスカンを持ち帰ったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

リカルド・マスケラス(サポート)
『炊き出し系ヒーローの登場っすよ~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある

割と【料理】技能が必要なイベントなど得意。ジャンル的には大衆料理をとにかく量作る感じの得意。宇宙バイクで簡易キッチンセットなども引っ張っているので、そういうのを使って料理することもある。素材を余すことなく毒抜きなど行ったりすのも得意。
その世界での料理や行事などについても【世界知識】でカバーしたりできます。
また、食料に困窮した世界では【森羅穣霊陣】で作物を急成長させて食料を生産することも可能

自分の学んだ技術を現地民に伝えられる機会があればやりたい



●料理が得意なヒーローマスク
「ウェーイ、チャラにちわ~っすよ。炊き出し系ヒーローの登場っすよ~」
 一旦席を外した、クマ獣人の店員が戻ってくると、彼女は白狐のお面を側頭部に着けていた。ヒーローマスクの猟兵、リカルド・マスケラス(|希望の仮面《マスカレイド》・f12160)が店員の身体を借りたのである。
「ジンギスカンなら、自分、バッチリ知ってるっすよ。じゃんじゃん焼いてくんで、任せるっすよ~」
 リカルドには、豊富な世界知識がある。
 リカルドは、まず、ジンギスカン鍋の表面全体に脂を塗り、溶かし広げた。
「こうすれば、具材が焦げ付きにくくなるっすよ」
 鍋の上にまず野菜をのせ、それから|糧食《レーション》の羊肉を重ねる。
「こうして蒸し焼きにするのがコツっすね~」
 じゅうじゅうと肉が焼ける音が響き、食欲をそそる香りが立ちこめた。
「それじゃ、いただきますっす~」
 リカルドを装着したクマ獣人の店員が、焼いた肉をタレに浸し、店員自身の口に運んだ。
 ちなみに、リカルドを装着する前に、この店員は『お客様の分を私が食べるなんてできないですよー!』と難色を示したのだが、『一時的に、客である自分の身体になってもらうわけっすから、仕事の一環だと思って食べて欲しいっすよ』と、リカルドによって説得済みである。
「うん、美味しいっすね~」
 店員の身体を通して、リカルドは味を感じた。
「飲み物もいただくっす」
 リカルドは店員の身体でバックヤードに移動し、ゆずソーダを作ってテーブルに運び、飲んだ。酒でないのは、仕事中の店員にアルコールを摂取させるのは良くないという判断だ。
「ぷは~! 最高っすね~!」
 リカルドを側頭部に着けた店員が笑顔を浮かべる。
 もちろん、ゆずソーダの代金もリカルドは支払うつもりである。
「まだまだ焼いていくっすよ~。ウォー・アイ・満漢全席!」
 ユーベルコードを用い、10秒で大量のジンギスカンをリカルドは焼き上げた。
「お腹いっぱいになるまで、存分に楽しませてもらうっす!」
 楽しい時間は、まだまだ終わらない。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。



●いっぱい食べるにゃ!
「おいしいご飯があるのはここにゃ?」
 店の扉を開けて入ってきたのは、ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)だ。
 くんくん、と彼女は鼻を動かす。
「おいしそうな匂いがするのにゃ!」
「いらっしゃいませー」
 クマ獣人の店員が笑ってミーヤを出迎えた。
「こちらのお席へどうぞー」
「はーいにゃ」
 案内に従い、ミーヤは着席する。
「ご注文がお決まりになりましたら、お呼びくださいー」
「店員さん、オススメは何かあるのにゃ?」
 その場を離れようとする店員を、ミーヤが呼び止める。
「オススメですかー? そうですねー、定番のジンギスカンセットがオススメですよー。あとは……失礼ですが、お客様は未成年ですかー?」
「19歳にゃ。ギリギリ未成年にゃ」
「それなら、ゆずソーダやオレンジジュースがオススメですー。緑茶やコーン茶もありますよー」
「それなら、ジンギスカンセットを3人前もらうにゃ! それと、オレンジジュースとコーン茶をいただくのにゃ」
「3人前!? か、かしこまりましたー」
 ほっそりとして可愛らしいミーヤが、大食いだとは思ってもみなかったのだろう。店員は驚きながらも承諾した。
 やがて、茶碗に盛られたご飯と、野菜の盛り合わせ、小皿に入ったタレ、それに|糧食《レーション》で再現された羊肉が運ばれてきた。続いて、ジュースとコーン茶も。
「いただきますにゃ♪」
 ミーヤは野菜と肉をジンギスカン鍋で焼き、タレを付けて口に運ぶ。
「うーん、とってもおいしいのにゃ!」
 次に、ご飯を一口食べる。
「ご飯との相性も最高にゃんね」
 3人前のジンギスカンセットは、あっという間にミーヤの胃袋に消えた。
 ジュースとコーン茶で口の中をすっきりさせたミーヤは、やおら立ち上がる。
「おなかいっぱいで気分が良いのにゃ。みんな、ミーヤの歌を聴いてにゃ♪」
 ミーヤは可愛らしい歌声を店内に響かせる。ユーベルコード、『|シンフォニック・キュア《ミーヤノウタデイヤスノニャー》』だ。
 その歌は、客や店員たちの心身を優しく癒やしたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2025年07月05日


挿絵イラスト