ケルベロス・ウォー⑤〜甲虫の王を狩れ
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その日本家屋には甘いにおいが充満していた。
それは菓子や花の香りではなくどこか酸っぱさを感じられる物だ。例えるのならば――否、まんま昆虫を引き寄せる餌の臭いである。
「いたな」「今こそこの怒りを持って奴らを滅する」
理不尽への怒りをもってデウスエクスを狩る零式忍者たちは、家屋内の壁に貼り付くそれに向けて鋭い目線を向ける。
壁に張り付いて誘き寄せる餌に群がっているのは、
虫だ。超でっかい虫である。
……まだ、まだブラウザバックしないで欲しい。正確に描写すると金色のヘラクレスオオカブトをさらに豪華仕様にしてでっかくした見た目のデウスエクスである。あれではない分まだ絵面はセーフ。たぶん。
「行くぞ」「我らの怒りを持って不滅のお前達に死を与えよう」「デカいカブトムシってメルガリで売れる?」
何はともあれ零式忍者たちは得物を構え――なぜか虫取り網と籠を持ってる者もいるが――罠にかかった侵入者を滅するために襲い掛かるのだった。
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「あれくらいのサイズのヘラクレスオオカブトを私の世界のアマゾンでも見ました。見つけた時はちょっと心が躍りましたね」
おかしくないか、お前の世界のアマゾン。
猟兵はディル・ウェッジウイッターのいらない情報をBGMに出されたお茶で唇を湿らせると、思い出話に花を咲かせる彼へ本題を促す。
「おっと失礼しました。それでは本題に入る前に簡単な説明を。
現在ケルベロスディバイドでは十二剣神の号令の元、東京に数多のオブリビオン――この世界ではデウスエクスでしょうか――が侵攻しています。このままでは東京タワーの地下にある地球の精髄が奪い尽くされ地球は滅んでしまいます。これを防ぐために特務機関『DIVIDE』はケルベロス・ウォーを宣言しました」
ケルベロス・ウォーではケルベロス以外の一般人にも協力を促しており、彼らは命の危機があるにもかかわらず最前線で決戦兵配備を進めている。
彼らの命を懸けた献身に応えるべく、猟兵達もこの戦いに身を投じる必要があるだろう。
「今回は東京の日本家屋に襲撃をかけているデウスエクスの討伐をお願いします。
この日本家屋には零式忍者の一族が管理する忍者屋敷です。様々な仕掛けが施されているのでこれをうまく利用し、集まって来たデウスエクスを一網打尽にしましょう」
猟兵だけで戦うのはもちろん、猟兵に覚醒していないながらも零式忍者たちの戦闘技術は確かな物。彼らの協力を得れば敵の全滅はそう難しくない、とディルは補足した。
依頼の概要に得心した猟兵の脳裏に一つ疑問が残る。
冒頭のヘラクレスオオカブトの話何、と。
「今回の襲撃してくる敵はですね、『魅惑のゴールデンオオヘラクレスカブトムシ』です」
『魅惑のゴールデンオオヘラクレスカブトムシ』
「ゴールデンなので索敵には困りませんね」
魅惑のゴールデンオオヘラクレスカブトムシとは簡単に言えば超でっかいゴールデンなカブトムシ。嫌いな人は嫌いだろうが、そうじゃない人にとってでかいカブトムシって言うのは子供心をくすぐる物がある。
そんな彼らはデウスエクスだけどカブトムシの習性もちゃんと備わっているようなので、先の屋敷の仕掛けをうまく活用すれば簡単に倒せる、かもしれない。
カブトムシ捕るとか久しぶりだな―なんて思いながら、ちょっと早いがカブトムシ狩りに興じるため、猟兵達はティーカップを置くと忍者屋敷へを向かうのであった。
遭去
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遭去です。
カブトムシやクワガタってかっこいいけど裏側ちょっと怖いよね。
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今回も👑達成最低数~書けるだけ書いて完結させる予定です。プレイングに一切の不備が無くても不採用になる可能性もあるのでご了承ください。
忍者屋敷の仕掛けは回転する壁や隠し階段、OPでも書いていた誘き寄せる餌など色々あります。掛け軸の裏にロケランを仕込んでもいいんじゃないかな!利用したいからくりがあったらプレイングに記載ください。
屋敷全壊する位大暴れしても怒られないけど、管理する零式忍者さんたちが可哀そうなので程ほどに暴れよう!
プレイングボーナス:零式忍者と協力して戦う/大忍者屋敷の仕掛けを利用して戦う
第1章 集団戦
『魅惑のゴールデンオオヘラクレスカブトムシ』
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POW : 甲虫キングパワー!
【自身の自慢の角】が命中した敵をレベル×10m吹き飛ばす。
SPD : ライトニング兜虫
自身の肉体を「稲妻の【カブトムシ】」に変える。変身中、雷鳴電撃・物理攻撃無効・通電物質内移動の能力を得る。
WIZ : 逃走フェロモン
戦場内に【人除けのフェロモン】を放つ。[人除けのフェロモン]は弱者を逃走させ、戦場に残った強者の居場所を【ドス黒いオーラ】で把握する。
イラスト:イガラ
👑11
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
中村・裕美
「……シルヴァーナ(複人格・虫嫌い)が見たら発狂しそうな敵ね」
忍者達にお願いして、屋敷の中に絶縁体とかの配置とかお願いしたり配置したり
「……来なさい」
まずは電脳魔術で空間に【早業】【ハッキング】して、屋敷の中から【ステルスボム】で空中の敵を爆破。向こうがUCを使用したら屋敷に逃げ込む。
屋敷という【地形の利用】で甘い香りや絶縁体で進路を絞り、あらかじめ【データ攻撃】【凍結攻撃】を仕込んだウイルスプログラムのトラップまで誘導
「……ふふふ……電気の身体とか……装甲の無い剥き出しボディをさらしているようなものよ」
そのままウイルスを流し続けるなりUCで爆破したりなどして攻撃するわ
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「……シルヴァーナが見たら発狂しそうな敵ね」
忍者屋敷の前で中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)は別人格のシルヴィーナを思い起こす。
シルヴィーナはお嬢様然とした近接攻撃を得意としているのだが、如何せん虫全般は苦手で。
見つけたらきっとすごい事になるんだなぁと想像して小さな笑みを浮かべていると、零式忍者が忍者屋敷から影のように姿をあらわした。
『準備ができた』
「ありがとう」
視界に納まる屋敷の一角には絶縁体がちりばめられている事を確認すると、裕美は屋敷の中を覗き込み、
『ムシ、カブトムシィ……』
ゴールデンカブトムシが自分こそが家の主だと言わんばかりにはびこっていた。
本当のカブトムシってこんな声で鳴くかはともかく、裕美は早速空間を電子魔術でハッキング、飛翔するカブトムシに見えない爆弾で攻撃する!
BOMB! 大きな音と大量の煙が上がった。静かになったかと思えば、煙を切り裂いて姿を現すカブトムシがいた!
裕美が突進攻撃を回避と同時に姿を確認すれば、そのカブトムシはまさに稲妻に体を変容させた姿。
『どうするのだ? この姿になれば苦戦は必至』
「……問題ないわ」
屋敷に入り次々とステルスボムでカブトムシを通電した姿に変えていく裕美に、後を追いかけてくる零式忍者の声に焦りが滲む。カブトムシがこの姿になれば物理攻撃は効か無くなるどころか、通電している物質を介して移動も可能となる事を知っているのだ。
「だからさっきの絶縁体よ」
張り巡らされた餌罠、そして絶縁体を使って多くのカブトムシを座敷に誘い込み、そして裕美は、
「その世界は私の領域なのよ」
指を鳴らす。瞬間、カブトムシたちの体が大きく傾いた!
事前に流し込んでいたウィルスが侵入、その体を蝕んでいく。
「……ふふふ……電気の身体とか……装甲の無い剥き出しボディをさらしているようなものよ」
悔しそうにぎちぎちと悔しそうに関節を歪ませるカブトムシはやがて動かなくなった。
大成功
🔵🔵🔵
メリーナ・バクラヴァ
虫さんのご飯罠の側で、【終幕】の影絵を作りつつまずは待機しておきます。隠し扉とかあればその裏に居るのが良いでしょう。
美味しいゼリーみたいなアレに気を取られている所で、隙間からするすると静かに影絵を伸ばして――フィィィィィッシュ♪
(捕縛ぐーるぐる)
え?釣りじゃなくて虫取りですって?
えへへ、これは失礼しました♪
反撃で変身してしまうかもしれませんが、影は物理攻撃でもなければ通電物質でもないので恐らく問題ないかと。
ねえねえ、ところであの虫さん用のゼリーってヒトでも美味しいんですか?私も一口くらい食べてみたいですよ!味見していいですか?(真剣)
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「ふふっ、来るかなぁ……」
忍者屋敷の隠し扉の向こう側でメリーナ・バクラヴァ(リスタートマイロード・f41008)は終幕によって生み出した影絵を侍らせ、息をひそめてその時を待っていた。
隠し扉の表側には甘い香りがする緑色の虫用のゼリーがプルンとしたボディーを維持して待機。
「それにしてもあのゼリー美味しそうだよねぇ……」
扉越しでも香る甘いにおいにメリーナはちょっとだけ目を輝かせていると、魅惑のゴールデンカブトムシたちがホイホイとやって来たのでメリーナは改めて息を潜めた。
においを嗅ぎ、口を付け舐めていくカブトムシ。口を付けてすぐだと気づかれるからと、少しだけ時間が経ってからメリーナは影絵をそろりと動かしていく。
隠し扉の隙間から伸びた影絵は天井を、壁を伝いカブトムシに気付かれない様に周囲に展開。そして――
「――フィィィィィッシュ♪」
一瞬で動き、カブトムシを捕縛する!
『お見事です、ですがこれは釣りではなく、虫取りでは?』
その姿を認めた零式忍者が別の扉から顔を覗かせ冷静なツッコミ。
「え?釣りじゃなくて虫取りですって? えへへ、これは失礼しました♪」
圧倒的な光を背景にメリーナは笑う。
カブトムシの一部は先の捕縛を攻撃と捉えて稲妻を纏った姿になっている。電気が通る物質を伝って移動もできるが、影絵はそういった電気も通さないので無敵である。
そうしたカブトムシを横目にメリーナは真剣に彼らの近くにあるゼリーを見つめる。実に真剣に。
『あの、そのゼリーに何か……?』
「うん、あのゼリーね」
あまりの真剣な表情に零式忍者は息をのむ。
「あの虫さん用のゼリーってヒトでも美味しいんですか?」
ちょっと緩めだった空気がさらに緩んだ。
「私も一口くらい食べてみたいですよ! 味見していいですか?」
『人間が食べても害は無いですが……うーん』
真剣な表情で問うメリーナに、忍者はすこし困った顔をしたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ギュスターヴ・ベルトラン
群れて害なす虫と言えば|第八の災い《イナゴの災い》とかがあるんだが…まぁ、うん、カブトムシだな?
こんなシチュエーションじゃなけりゃあ忍者屋敷の堪能に集中したかった
…あまり派手なことはせずに害虫駆除を頑張るか
零式忍者の人に聞いたら、茶室から脱出するためのトンネルあるって聞いたんだ
…茶室へこっそり近づいて、敵に気付かれて逃走の一手かまされたら困るだろ?
そういうわけで茶室の床の間から魔導バイクでダイナミックエントリーする
狭い茶室で、いくらフェロモンを撒こうが逃げ道なんざねえぜ?
ダメ押しもさせて貰うか
UC発動
この星の矢は、仲間を害すものを排除する矢――天罰を喰らうのはテメェだ、その輝きごと消えて貰うぜ
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忍者屋敷の一角、茶室に集まる魅惑のゴールデンカブトムシたちが集まっていた。
カブトムシたちは茶室で行われる詫び寂びなど知らないので、既に設置されていたゼリーを奥ゆかしさ無く貪っている。
舐めるというにはいささか大きな食事音が響くのみの空間。
それを突然破ったのは茶室の床の間から。クラッシュ音を出しながら魔導バイクがダイナミックエントリー!
静寂を壊すのは何奴とばかりに振り向くカブトムシを前にバイクの騎乗者が小さくため息をついた。
「群れて害なす虫と言えば|第八の災い《イナゴの災害》とかがあるんだが……まぁ、うん、カブトムシだな?」
それは忍者ではない。灼滅者、ギュスターヴ・ベルトラン(我が信仰、依然揺るぎなく・f44004)のエントリーだ!
ギュスターヴがサングラス越しに部屋を一瞥すればゴールデンカブトムシたちが突然の状況に驚いていた。
かの有名な忍者ヒデヨシ=トヨトミであればゴールデンカブトムシはびこるこのような茶室を喜ぶのだが、ギュスターヴはヒデヨシ=トヨトミではないので、忍者屋敷にそぐわない彼らを好むことはない。
「こんなシチュエーションじゃなけりゃあ忍者屋敷の堪能に集中したかったが………あまり派手なことはせずに害虫駆除を頑張るか」
もう既に派手な登場をしている彼をよそにカブトムシたちはギュスターヴを追い払おうと必死に逃走フェロモンを放ちながら逃走を試みようとする。
複数個体によるフェロモンに無臭だが、何か漂っているような――形容し難い空気を感じながらもギュスターヴは鼻で笑う。
「逃げれねぇだろ」
デウスエクスの強さに大小あれど、カブトムシに対し恐怖を感じる謂れなし。
出口側の床の間から出たギュスターヴによって逃げるに逃げれないと悟ったカブトムシは一斉に襲い掛かるも――。
「この星の矢は、仲間を害すものを排除する矢――天罰を喰らうのはテメェだ、その輝きごと消えて貰うぜ」
描くは光と熱を宿す星の力。
猟兵を、ケルベロスを、そして零式忍者を害する虫を排する矢が、上空に瞬いた。
大成功
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鵜飼・章
魅惑のゴールデンオオヘラクレスカブトムシ
なんていい響きなんだ
王冠を被っているところも可愛いし
何より金色でゴージャスだ
これは子供も大人も忍者も大好きに決まっている
ただカブトムシが出てきたからには
僕もカブトムシを戦わせないといけない
忍者には意味がわからないかもしれない
でも甲虫好きとはそういうものなんだ
UCで想像から想像するよ
プラチナシャドウシノビカブトムシ
そう…隠密性と無駄な輝きを両立した
すごくかっこいい謎の忍者カブトムシだ
この子を餌の近くの回転扉に忍ばせて
罠にかかったら奇襲させるよ
僕は天井裏にでも潜んで
戦いの様子を図鑑へスケッチする事に集中するね
メルガリで売るって言ったの誰かな
発酵マット食べる?
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「魅惑のゴールデンオオヘラクレスカブトムシ……なんていい響きなんだ」
カブトムシを前にその名称を言霊にする事で魅力の相乗効果がある。
なんて呟きながらうっとり、がよく似合う表情をする鵜飼・章(シュレディンガーの鵺・f03255)が言っている事に、傍にいた零式忍者は困惑の表情を浮かべていた。
「君も素敵だと思うだろ?」
『ええと、ちなみにどこが……』
「王冠を被っているところも可愛いし、何より金色でゴージャスだ。これは子供も大人も忍者も大好きに決まっている。君もそうだろう?」
『そ、そうですね……』
確かにこのカブトムシは個別パーツを見ればかわいい。しかし、そのデカさが全てを台無しにしているのだと零式忍者は思うもそこ言葉は胸にしまい込んだ。言うとめんどくさくなりそうだし。
さて、そんな思いを知ってから知らずか、少し遠くのカブトムシに章はすっと高らかに宣言する。
「ただカブトムシが出てきたからには僕もカブトムシを戦わせないといけない」
『ええ……戦わせる事に意味ってあるんです?』
「忍者には意味がわからないかもしれない」
カブトムシ、クワガタ、コガネムシ。甲虫とは色々いる。
その中でどれが一番自然界で優れているか、強いのか。オオクワガタとノコギリクワガタ、コーカサスオオカブトムシとヘラクレスオオカブトが戦ったらどっちが勝つとかそんな一見無駄に思える議論。でもそれに意味を見出してしまうそれが、
「甲虫好きとはそういうものなんだ」
章はカブトムシを想像する。
想像するは無敵のカブトムシ。その章の思いがつまりに詰まって生まれた輝きに輝きまくってるカブトムシだった。
「できたよ、プラチナシャドウシノビカブトムシ」
『プラチナシャドウシノビカブトムシ!?』
全ての言葉が意味を打ち消し合ってるじゃん!という忍者のツッコミを感じずに、章は早速と餌が設置されている回転扉の近くに置き、自身は天井裏に潜り込む。
そうして少したってから罠に近づいた魅惑のゴールデンオオヘラクレスカブトムシへ、プラチナシャドウシノビカブトムシが勝負を仕掛ける。
最初はヘラクレスカブトムシがプラチナシャドウシノビカブトムシの自慢の角を腹の下に入れ救い上げようとするも、機敏なシノビカブトムシは攻撃を回避。返す角でボディを攻撃するも、――攻撃は当たらない。
『攻撃が当たらない? ど、どういうことですか?』
「プラチナシャドウシノビカブトムシは一見派手に見えるけど実際は膨張色によって体を大きく見せているんださらに光の屈折で姿が消える体毛を有しているからその分視認性隠密性と無駄な輝きを両立しているんだよ捕まえる事は難しいだろうね」
「な、なるほど」
章は戦いの様子を図鑑に収めながら滅茶苦茶早口で解説する。
目下で行われるきらきら戦いに零式忍者はふと、メルガリで売ったら高そうだなといけない心が過る。
「メルガリで売るって言ったのだれかな? 発酵マット食べる?」
それを察したのか章はペンを止め、何処からか発酵マットを取り出し笑顔で零式忍者に差し出した。
大成功
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