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特盛ヒーロー💖おっぱい天国💖💖💖

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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「残念だったなああああああああ!」
「「俺たちだよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」
 アルパカマッスルの漲る大胸筋!
 漲る僧帽筋!
 漲る上腕二頭筋!
 右と左の乳首を交互にひくひくさせながら、アルパカマッスルたちがポーズを維持したままにじり寄る!
 タイトルにひかれてふらっとクリックしちゃった画面の前のキミ!
 ……にがさんぞ!

「キマイラフューチャーは常識にとらわれてはいけない。よく聞いてくれ」
 なにか重要な前置きをしてから、ナンシー・アラタメは腕を突き出した。
「キマイラフューチャー世界でバズりにバズったアニメ『魔法熟女ボンバーあけみ』。
 朝2時放送のこのアニメは大きいお友達に大人気でヒーローショーをしようものなら連日サイリウムが乱れ飛ぶんだ。
 だがその人気を奪うように、オブリビオンたちがヒーローショーを開催し始めた。
 それが……『魔法中年メタボリックひろし』だ!」
 説明しよう。
 魔法中年メタボリックひろしはハンバーガーを秒で食う生粋のデブだ。そんなデブが筋肉モリモリマッチョマンのアルパカたちを糖質と体脂肪による自堕落さではねのけるという堕落誘発アクションなのだ!
「しかしこれが自堕落大好きキマイラフューチャー民に案外受けてバズり始めている。
 このままでは文化侵略もありうるだろう。先に待つのは皆デブ化の衰退した未来! キマイラたちのコレステロール値を引き上げワンチャン絶滅を狙っているんだ!
 そんな奴らがヒーローショーを開催する。
 勿論スタッフ総出の自費開催だ。
 このショーに乱入して破壊しよう。
 だが……ただ破壊するだけじゃない!
 見せかけの筋肉やメタボリックシンドロームの恐ろしさを集まって生配信しまくるキマイラたちに見せつけるべく、こっちはこっちで正統派ヒーローとして振る舞うんだ。
 いくぞ皆! 真のヒーローってやつを教えてやろうぜ!」


空白革命
 いくぜ皆!
 会場にはギャラリーが山ほどいるぞ!
 彼らに『俺たちこそがヒーローだぜ!』というところ見せつけることで、オブリビオンたちの計画を破壊することもできる。
 ゴー! トゥルーヒーロー!
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第1章 集団戦 『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』

POW   :    ポージング
自身の【逞しい肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD   :    ポージング
自身の【躍動する肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
WIZ   :    ポージング
自身の【洗練された肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。

イラスト:ヤマトイヌル

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「「マアアアアアアアアアッスル!!」」
 ステージ上に現われたアルパカマッスルブラザーズ。
 ショーにおける悪役ポジションだ。
 ギャラリーは魔法中年の登場を待っている。
 が、このまま堕落の道を示してはならない!
 イェーガーたちよ! このステージに真のヒーローとして乱入し、ギャラリーに――そして何より彼らに、ホンモノってやつを見せてつけてやろうではないか!
難駄芭院・ナナコ
ちくしょう!!!だまされた!!!なにが大胸筋だ!!!
べべべべべ、べつにこれでアタイもぼんきゅっぼーーーんだぜ!とかそういうやましいことはバナナ一房もないんだぜ!!!!ほんとだからな!!!!

POW
バナナを喰らう!!!
ならば見せてやろう!!!
バナナで得たこの美貌を!このきょぬーを!!!

説明しよう!黄金果実活性法を使うことによりバナナを喰らうと急成長するのだ!!!
つまりこれでバナナレディ!!
毎週日曜朝8時7分から放送している、マジカル★バナナ🍌ナナコをヨロシクな!!!

わたくしこそがヒーロー(ヒロイン)ですわ!
喰らいなさい!マジカルバナナアタック!
説明しよう!
マジカルバナナアタックとは凍った(文字数



「ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
 並ぶパイプ椅子の上で両膝を叩く難駄芭院・ナナコ。
「ファビュラスな巨乳がおがめてアタイも晴れて巨乳クラブの仲間入りって聞いたから飛んでき――あっぶね! ちがうんだからね! かんちがいしないでよね!」
「もう手遅れだと思うそのツンデレ」
「うるせー!」
 見知らぬキマフュー住人にバナナファイナルアタック(相手の口にバナナを突っ込むことで二の句を告げさせないナナコの必殺技である)を食らわせると、椅子を蹴って立ち上がった。
「やいアルパカマッスルブラザーズ!」
「「パカ!?」」
 ステージ上でポーズをキメるアルパカたちに、ナナコがバナナを突きつけた。
「アンタらの乳に騙された奴の気持ちを考えろ! ツイッ○ーで『おっまたドスケベなオブリビオンでドスケベ依頼かな』とか思ってクリックしたアタイの気持ちを考えろ! ――『黄金果実活性法(ドーピングバナナバイキング)』」
 ナナコは胸の谷間(谷間つったら谷間だよ)から取り出したバナナをおもむろに貪ると、突如としてボンキュボンのバナナレディへと変身した。
「毎週日曜朝8時7分から放送している、マジカル★バナナ🍌ナナコをヨロシクな!!! ……いや、ですわ!」
 しゅしゅしゅいんと如意バナナを回転させると、飛びかかるアルパカマッスルを殴り飛ばす。
「わたくしこそが真のヒロインですわ! くらいなさい! マジカルバナナアタック!」
 説明しよう!
 マジカルバナナナアタックとはあっ定時なんで帰りまーす。お先でーすお疲れ様でーす!(タイムカードぴっ)

成功 🔵​🔵​🔴​

燈夜・偽葉
ご安心ください!おっぱいなら…ありますよ!
(存在感+挑発+誘惑でポージング)
…それはおいといて!

堕落の道に誘わせはしません、このマジカル剣豪いつはがそんな悪いやつは懲らしめてあげます!

黄昏の太刀(サムライブレイド)を携え
相手の数が多いので見切り第六感戦闘知識を総動員して敵の行動を予測
回避し、回避しきれなければ武器受けで逸らします
からの、範囲攻撃、串刺し、一斉発射を乗せて「剣は雨の炎」を発動
私の全力、受けてください☆彡



「皆さん、ご安心ください! おっぱいならありますよ……!」
 燈夜・偽葉は親指を立ててギャラリーへと振り返った。
 アルパカマッスルにもおっぱいはあると言いたいのか自分のおっぱいを振る舞おうというボランティア精神なのかはわからないが多分後者だと思う。だって両手の親指が自分の乳に向いているからだ。
 アまって誘惑のポージングってプレに書いてある! これ誘惑かな!? 誘惑のポーズかな!?

 電脳議員A「偽葉ちゃんはどんなポーズをしていてもどちゃしこなのでアリです。可決」
 電脳議員B「このポーズはギャグっぽくてそそりません。のーしこです。否決!」
 電脳議員C「イラストだ! イラストにして見せろ!」
 ――議長からお言葉があります。
 電脳議長「マイクロビキニでウィンクしているところを想像した」
 電脳議員「「可決!!」」

 誘惑のポーズだそうです。あと今から偽葉さんはマイクロビキニになります。
「堕落の道に誘わせはしません、このマジカル剣豪いつはがそんな悪いやつは懲らしめてあげます!」
 偽葉(マイクロビキニ)は腰(ビキニのひも)から黄昏の太刀を抜くとアルパカマッスルの前へと飛び出した。
「貴様ァ! 我々と同じビキニを着てくるとはいい度胸だ!」
「あれ? おかしいですね? びきにのビの字もプレになかった筈……」
「問答無用! かかれぃ!」
 バッと飛びかかる無数のアルパカマッスルブラザーズ。
 対する偽葉(マイクロビキニ。色は赤)は刀を振り込み、百を超える狐火と数千本の刀を一斉に放ちアルパカマッスルブラザーズをざっくざくにした。
「「グワーーーーーーー!!」」

成功 🔵​🔵​🔴​

メリッサ・ウェルズ
そんな見せ筋になんか負けないよ!

といいながら颯爽登場のボク
小柄でキュートだけど、出るところは出ている将来有望な12歳ボディーを見せつけるようなビキニスタイルで乱入するよ

ポロリはない
ないったらないから残念だったね!!

というわけで、乱入したらそのまま華麗なルチャの空中殺法を魅せるよ
筋肉を蹴って宙に舞い上がり、筋肉を踏みつけて地面に叩きつけよう

そして客の心をつかんだら必殺【咎力封じ】!
手枷と猿轡とそしてロープで亀甲縛りに固めてやって、そして動けなくなった相手を思いっきり派手に超人プロレス的に投げ飛ばそう!
筋肉バスターみたいな!

拘束した相手の絵面はきついかもだけど、深夜アニメ視聴者層なら問題ないよね!



「アルパカマッスルブラザーズ? そんな見せ筋に……ボクは負けないよ!」
 ステージ上へ颯爽と現われたメリッサ・ウェルズに、アルパカマッスルブラザーズが一斉に振り返った。ポージングのまま。
「貴様ァ――なんだそのどすけべな格好は!」
「えっ」
「下手すると全裸よりどすけべだぞその格好は!」
「えっ」
「我々のように健全な格好をしろ!」
「えっ!?」
 メリッサはたけ姫絵師特有の二次元的ながらもどこかリアルでソフトな肉感を感じさせる肌を両手でバッと隠した。
「そ、そういう言い方しないでよ! これボクの初リプレイなんだからね!」
「何っ……!」
 アルパカマッスルたちはポージングのまま固まり、顔を見合わせてこそこそ相談し始めた。

「ククク現われたなイェーガーよ!」
「この屈強な我らにはむかおうとは命知らずめ!」
「名を名乗るが言い!」
「うわっ急に真面目な悪役になった!」
 メリッサを三方向から囲むように立ち順番にポージングすると、メリッサの反応をあえて待った。
 咳払いするメリッサ。
「メリッサ・ウェルズ! あだなはメル! 得意な格闘技は――ルチャだよ!」
「「よかろう! その腕前見せてみるがいい!」」
 ポージングした順にタイミングよく飛びかかるアルパカマッスルブラザーズ。
 対してメリッサは相手よりも高く跳躍。
 腰を使った後ろ蹴りで一人目を迎撃すると、反転した回し蹴りで二人目を、ラリアットで三人目を迎撃。
 いつの間にか三人に絡みついていた手錠やロープがバシッとしまり、アルパカマッスルブラザーズはステージに横たわった。
 すちゃっと着地するメリッサ。
「さあ、次は誰!? 負けないよ!」

成功 🔵​🔵​🔴​

星羅・羽織
アドリブ、共闘、なんでもかんでもOK!

めちゃくちゃ、目が、滑った。
でも、好き。
勢いを感じる。評価する。

見せかけ筋肉、役立たず。
筋肉だけ鍛えても、弱点ある。
実は、ムキムキすぎると、風邪ひきやすくなったり、病気しやすくなるの、知ってた?

つまり、はおりんマンが、そんなの、許さない(なんか、かっこよく登場したいけど、しなくてもよい)
ヒーローっぽい、服装にチェンジして、ローブも、マント化。かっこいい!
とりゃあ、と飛び蹴り。
む、高さが足りない。これは、手加減した、だけ。
本命はこっち(エレメンタル・ファンタジアで、雷ビッシャーン)
かっこよく、ポーズ!



「このひとたち、わりと好き。勢いを感じる。評価する」
 観客席のパイプ椅子に座っていた星羅・羽織がサイリウム片手に立ち上がった。
「けど、弱点もある」
「「ナァーニィー!?」」
 不死身かってくらい立ち上がり、羽織へと振り返るアルパカマッスルブラザーズ。
「見せかけ筋肉、ほんとは強くない」
「それ一番言われてるから」
「実は、ムキムキすぎると、風邪ひきやすくなったり、病気しやすくなるの、知ってた?」
「それいちば……えっ本当か兄貴!?」
 ブラザーズの三男ぽいやつが慌てて振り返った。
 長男っぽいやつがモストマスキュラーポーズのまま頷く。
「そうなんだ。実は筋肉の膨張は健康被害が大きく皮膚の断裂や内臓圧迫のリスクもあるんだ」
「知らなかったぜ……」
「知らなかったんだ……」
 ノリで振ったのに本当に知らなかったらしいのでちょっと可哀想になった羽織であった。
 それは。(箱を持つジェスチャー)
 ひとまず。(箱をどけるジェスチャー)
 おいといて。(箱をその辺の大きいお友達に持たせるジェスチャー)
「はおりんマンが、そんなの、許さない――へんしんっ!」
 とう、とジャンプすると、どこからともなく飛んできた宇宙っぽいローブが羽織にばさーっとかかった。
 マントのように羽織ったローブを靡かせてマッスル長男にフライングキック。
「とりゃー」
「ぐわー!?」
 跳び蹴りをされたら飛ぶ。
 例え微妙に位置が低くても飛ぶ。それはステージに立った者のお約束である。
「「兄貴ー!?」」
「ひっさつ……エレメンタル・ファンタジア」
 ぴっと指を高く掲げると、激しい雷がポージング中のアルパカマッスルブラザーズたちに直撃した。
「「ぐわー!?」」

成功 🔵​🔵​🔴​

シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
ウィーリィくんとペアでヒーローらしく颯爽登場!
高い所からっていうのはお約束だよね☆
で、ウィーリィくん。セリフ大丈夫?

「困った時のサメ頼み!宇宙海賊シャークトルネード参上!」
タイミングを合わせて二人で名乗り、飛び降りながら【クイックドロウ】でブラスターを乱射してアルパカたちを蹴散らす
息のぴったり合った連携の取れたアクション!
炎と光線の派手なエフェクト!
子供達のハートをがっちりいただいちゃうよ☆


ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
やべぇ、どんな内容か見たい。メタボろ(※『魔法中年メタボリックひろし』の略称。弱そう)。

さておき。
「やい、そこのニセ筋(※ニセモノ筋肉の略)!健康的な肉体美のつもりだろうが、プロテインで作った見せかけだけの筋肉に騙される俺達じゃないぜ!」
「筋肉をつけたいなら高タンパク低カロリーの鶏の胸肉がオススメ…って、何の話だっけ」
ともあれ。
シャーリーに合わせてそれっぽく名乗り、決めポーズ。
「炎の料理人、ウィーリィ! 悪い奴らはBBQだぜ!」
そして『トリニティ・エンハンス』で炎を纏わせた大包丁を手に高所から飛び降り、シャーリーの射撃で浮足立っている敵を『属性攻撃』+『二回攻撃』で撃破していく。



「ひろしくぅ~ん! パカやんがいじめるんだよ~!」
「しょーがないなあガリ太くんは。はい、倍ビッグバーガー」
「えっ」
「これ喰って寝たら大体のことは忘れるよ」
「たしカニー!」

 ……というのが、『魔法中年メタボリックひろし』35話の一部である。
 ブラウン管テレビで映像を見ていたウィーリィ・チゥシャンはなんだこれという目と顔をしていた。
「いやこれ、ヒーローものっていうかド――」
「それ以上はダメだよウィーリィくん!」
 何か言っちゃいけないことを言おうとしたウィーリィの背後から、シャーリー・ネィドががしっと羽交い締めにかかった。ついでに口も塞ぐ。
「ぐわ!? ちょ、やめろ! なんかこの体勢よくないからやめろ!」
 ウィーリィはじたばたして逃れると、改めてアルパカマッスルブラザーズへと挑みかかった。かかったっていうかステージインした。
「やい、そこのニセ筋! 健康的な肉体美のつもりだろうが、プロテインで作った見せかけだけの筋肉に騙される俺達じゃないぜ!」
「ナニィ! プロテインのなにがいかん! タンパク質たっぷりだろうが!」
「ばかやろう! ビタミンや食物繊維やカルシウムをちゃんと取らないと筋肉だけ増えて肌が荒れたり骨格がもろくなったりするんだぞ! バランスをとれ、バランスを!」
「た、たしかに……!」
 三男(毛が灰色のやつ)が胸を押さえてうずくまった。
 長男(毛が黒いやつ)がびしっと指をさしてくる。
「なかなかの弁舌……貴様ら何者だ!」
「よくぞきいてくれました、っと!」
 シャーリーはぴょんと宙返りをかけてステージインすると、マスケットガンに似た熱線銃を構えた。
「困った時のサメ頼み! 宇宙海賊シャークトルネード参上!」
「炎の料理人、ウィーリィ! 悪い奴らはBBQだぜ!」
 ウィーリィは包丁を抜き、二人そろってポージング。
「宇宙海賊シャークトルネードと炎の料理人ウィーリィだと!? 小癪な! やってしまえ!」
 アルパカマッスルブラザーズが二人がかりで襲いかかる。
 シャーリーは素早く抜いたマスケット熱線銃を高速連射。弾幕にやられている間にウィーリィがお玉片手に間をすり抜け、鋭くお玉を振り抜いた。
「料理は火力、だぜ!」
「「ぐわーーーーーー!!」」
 アルパカマッスルブラザーズはたちまち激しく燃え上がった。
 彼らがよく素肌に塗ってるワセリンは燃えやすい! 当然のことわり!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

霧島・クロト
……はい、そんな気はしてたわ。
しかしな、見せる筋肉だけじゃ全てが解決出来る訳がねーことを理解しなァ……。

【氷戒装法『貪狼の狩人』】の【高速詠唱】から。
氷の波動を拳に纏わせて【属性攻撃】【マヒ攻撃】【2回攻撃】であえての格闘戦で行くかァ。
防御は真正面から【オーラ防御】でなァ。

「逞しい肉体、美味しいものを食べたい!!だがそれは両立する。……食った分だけ動けばいいのさァ」
「あ、これちなみにうちで焼いてる鯛焼き」
※アドリブ連携可



「うおおおおおおおおお負けるかあああああああああ!」
 もう死んでてもいい頃合いだが、アルパカマッスルブラザーズは丸焦げのまま立ち上がった。更に舞台裏からぞろぞろとカラー違いのアルパカマッスルブラザーズが現われる。
「こうなれば物量作戦だ。数の力でイェーガーを押し返し、ヒーローショーの目玉であるメタボリックひろしが到着するまでの時間を稼ぐぞ!」
「「パカァ!」」

「……知ってたわ。そんな気してたわ」
 ゴーグルをあげ、眉間をもむ霧島・クロト。
 マッスルポーズのまま飛びかかるアルパカマッスルブラザーズ(赤)。
「貴様が第一猟兵か!」
「第一村人みてぇに言うな!」
 クロト反転ムーンサルトキックが炸裂。
 青白い凍てつくオーラがあのなにこう空気をかきーんってなるやつあの……あっそうそうダイヤモンドダスト現象を起こして繰り出した蹴りがアルパカマッスルブラザーズ(赤)をアレした。
「ぐわー!?」
「お前ら他にやられ台詞ねえのか! まあいい、氷の魔力で砕け散りなァ――!」
 クロトは手のひらに氷の魔力を発生、展開させると、掌底の動きで繰り出した。
 全身に記録された格闘動作が正確に機能し、常人の肉体を粉砕するレベルの掌底が繰り出される。そのインパクト部分である手のひらに纏った魔力は衝撃によって発射され、アルパカマッスルブラザーズ(赤)へと直撃した。
 落下中のコンボである。
「逞しい肉体、美味しいものを食べたい!! だがそれは両立する。……食った分だけ動けばいいのさァ」
 魔法の反動で発生する熱でいつでもほかほかなヒートバッグからたい焼きを取り出すと、クロトはあえてスタイリッシュに囓った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鏡島・嵐
判定:【WIZ】
うーん……(鍛え抜かれたまっそーあるぱかの身体をしげしげと眺め)
やっぱこう、野郎の体でもメリハリってのは大事なんかな?
(肉感たっぷりの鍛えた体に思う所はあるらしい。無論健全な意味で。ココ重要。すごく重要)

え? ヒーローショウ? おれたちそういう役なの?(未だにキマイラフューチャーのノリが理解できてない)
えーと……助けてくれヒーロー! 《二十五番目の錫の兵隊》!
え゛、おまえなんかいつもと姿違わねぇか!? おまえもすげえ鍛えた体してんだな!?
(ぶっちゃけ某有名映画の帰還兵のような姿で召喚された錫の兵隊を見て唖然)

※暴走と言う名のアドリブはお任せ



「まだだ! マッスルは不滅!」
 アルパカマッスルブラザーズ(青)が上腕二頭筋を誇示する構えでステージに飛び出していく。
 ポップコーン片手にその様子を(観客席から)見ていた鏡島・嵐は……。
「やっぱこう、野郎の体でもメリハリってのは大事なんかな?」
 とか言いながらポップコーンを口に運ぶ。
 数度小さく頷いて、また運ぶ。
 隣に置いておいたコーラをストローでちゅーちゅーする。
「うん、うん……あっ、これおれの出番か!?」
 完全に観客の気持ちでいた嵐は慌てて立ち上がった。
 というのも、アルパカマッスルブラザーズ(青)が観客席に飛び込んで暴れ始めたからである。
 暴れるっつーかポージングしているんだが。
「攻撃とかしないのか……え、えーとじゃあ……『助けてくれー!』」
 すごく端的な召喚を唱えると、重々しいBGMと共に丸太を担いだ兵士が現われた。
 上半身裸の筋肉ムキムキ、マッチョマンである。
「なんかいつもと違くねえか!? なんかが混ざってねえか!?」
「I'm back」
「別のも混ざってねえか!?」
 兵士はショットガンを取りだしアルパカマッスルブラザーズへ向ける。
「おいおい、その物騒なものをしまえよ。お前が大人しくすれば観客たちには手を出さない。OK?」
「OK!(ズドン)」
 アルパカマッスルブラザーズ(青)は銃撃で吹き飛んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

郁芽・瑞莉
キマイラフューチャー、一体何が流行るか分かりませんよ!?

で、ですが!自堕落デブ化、まさに世界滅亡を狙うオブビリオンらしい、
と言えばらしいのかもしれません。
私達、猟兵というヒーロー、ヒロイン力でオブビリオンを排して、
応援して貰いましょう!!

と言っても私がヒーローらしいのはあれですね。
昔の私でしょうか!(ICの姿の全身図参照)
という事でお願いしますね、昔の私!

(ぺかーとユーベルコード使用)
な、なんて雑な振りなの、今の私!
と、とにかくまず筋肉怪人にご退場して貰うわ!
十束剣でバッタバッタと倒していきます。

その際揺れる胸やチラリズムには昔の瑞莉は反応。
この服、動きやすいけれど、露出多いわよね……。



 ここまでアルパカがマッスルしてそれをイェーガーがどつきまわす風景が流れ続けているが、一方のキマイラギャラリーはどうなのかというと。
「マジヤベエ!」
「チョーパネエ!」
「クソバズリジャン!」
 おっさんが考えた現代っ子みたいなこと言いながらスマホを高く掲げていた。今時スマホより便利な撮影道具くそほどあるだろうに。
「ウケてますね……さすがはキマイラフューチャー。なにがウケるかわかりませんね……」
 横でその様子を暫く観察していた郁芽・瑞莉。
「とはいえ、本当にメタボリックが流行ってしまっては大変です。私も行きましょう!」
 瑞莉は『いぐにっしょん』と書かれたカードを天に掲げると、ぺかーと謎の光で己を包んだ。
『昔の私、申し訳ありませんが今一度お力を借りますね。……良いんだよ私。謝らなくて。選ばれし者の力、ご覧あれ……ってね!!』
 あっ今のはスキル発動ボイスです。キャラ紹介画面で聞けます。クリスマスは別バージョンが流れます。
 みんな瑞莉さんをアニメのOPで横乳や横尻を見せる係の人だと思ってたかもしれないけど、彼女の正体は戦巫女。猟兵となる以前の記憶をトツカのつるぎに残されたメモリーから抽出することで擬似的に『天覇天翔』の力と人格を行使することができるのだ!
「さあて、さっさと倒して――って、何よ、この服。露出が多すぎない?」
「貴様も己のマッスルを誇示する者か!」
 アルパカマッスルブラザーズ(黄)が大胸筋をぷるぷるいわせながらにじりよってくる。
 余談だけどこいつらびっくりするほどユベコがワンパターンだな!
 瑞莉は十束剣を呼び出すと、迫るアルパカマッスルブラザーズ(黄)をばっさりと切り捨てた。
「ぐわー!?」

成功 🔵​🔵​🔴​

夢月・にょろ
わぁ!カッコかわいいんだよっ。
キーホルダーとかストラップとか売ってたら欲しいなっ。

私はヒーローっていうよりヒロインかな?
パーティに一人いると嬉しい支援、回復キャラなんだよ。
見た目もそこそこ可愛いし、よく見るとそこそこナイスバデーなんだよ?
私をヒロインっぽいと思った?
思ったよね!
よしっ、みんな元気にガンガンいこうぜ!なんだよっ♪
私はガンガンいかないんだよ?
ヒロインは後ろでぷるぷる震えて、みんなに守ってもらうものなんだよ?



「わぁ、ラバーストラップくださいっ。Tシャツもっ! マスコットキャラがカッコかわいいんだよっ」
 ちゃっかり物販コーナーでテンションを上げている夢月・にょろ。
 自分と大してかわらないサイズのぬいぐるみを抱きかかえてふわふわ飛んでいると、ステージで今まさにおこっているカオスなショーに目がとまった。
「あっ! もう始まってるんだよっ! 急がなきゃっ」
 買ったグッズをコインロッカーに預けると、にょろはステージの脇。マイクスタンドの前へとやってきた。
「みんなー!」
「イェーガーだー!」
「妖精さんだー!」
 一斉に向けられるスマホ。
 集まってくる撮影ドローン。
 にょろはマイクをこんこんとノックして感度を確かめると、拳を突き上げて叫んだ。
「みんなーげんきかなー!?」
「「げーんきー!」」
「ヒロインのお姉さんなんだよっ!」
 にょろは自分が想像する限りのセクシーっぽいポーズをとってみせると、マイクに向かって歌い始めた。
「それじゃあ聞いてください! 夢月にょろで、『ガンガンいこうぜ』!」

成功 🔵​🔵​🔴​

レパル・リオン
【アドリブ、絡み歓迎します】
「あたしが来たわ!!!!!」

作戦!!!
①【ガチキマイラ】で強化した右フックを褌目掛けて叩き込むわ!!!
②【ガチキマイラ】で強化した左足で後ろ蹴りを褌目掛けて叩き込むわ!!!
③全員ぶっ倒れるまで【ガチキマイラ】格闘を叩き込むわ!
④その間もヒーロー的な掛け声と笑顔を一切忘れないわ!
⑤全員倒れるまで続けるわ!!!

「みんな!見ててね!えいっ!!!!(褌の上から怪人のゴールデンボールをブッ潰す)」
「まだまだ!これからよ!てりゃ!!!!(褌の上から怪人のゴールデンボールを以下略)」
「これで!フィニッシュよ!とうっ!!!!(褌の上から以下略)」



 始まるお歌にあわせてバックステージから飛び出してくるレパル・リオン。
「あたしが来たわ!!!!!」
「「そして俺たちが迎え撃つ!!」」
 アルパカマッスルブラザーズ(オレンジ&パープル)が同時にマッスルポーズで逆三角形のボディを誇示し始める。
「くくく小さき者よ。この屈強なボディに恐れを成すがいい!」
「コドモだからってばかにしないでよねっ!」
 レパルはサンダルでとんとんと小さくジャンプすると、アルパカマッスルブラザーズ(オレンジ)のビキニパンツ中央部に向けてパンチを繰り出した。
「Oh!!!!!!!」
 これには思わずアルパカも前屈み。
「続けてこっちもよ!」
 アルパカマッスルブラザーズ(パープル)の同部位にサンダルキックを叩き込んだ。
「Oh!!!!!!!」
 これには思わず以下略。
「そしてヒーローは、スマイルよっ! みんな見ててね!」
 ギャラリーに笑顔を振りまいてから、レパルはアルパカマッスルブラザーズをぼこすか殴り始めた。
「Oh!!!!!!!」
「Oh!!!!!!!」
「「Oh!!!!!!!」」

大成功 🔵​🔵​🔵​

トール・テスカコアトル
……別に期待とかしてないし
もしかしたらおっぱいおっきくなるかもとか、期待してなかったし!

「……もう!変身!」

『説明しよう!若干理不尽ながらも正しき怒りを勇気に昇華する時!トールは勇気の戦士へと覚醒するのだ!!』

「なんにせよ、コレステロール値?を引き上げるなんて許せない!」

……勇ましく言ってみるけど、普通にマッスルアルパカさん達、怖いよね
ムッキムキだよ……でもね
怖ければ、怖いほど、ブレイブ・ハートは燃えるんだ!

「かかってこい!ブレイブ・トールが相手だ!」

トールの勇気に「ニギ=アラ」は応えてくれる
力の勝負じゃ絶対負けないもん!
ガップリ組み合って力で捩じ伏せる
きっとインパクトあると思うな

勇気は勝つ!



「べ、べつに期待してたわけじゃないし! トールのそのあれがおっきくなる秘密がわかるかもとかそういうの期待してなかったし!」
 誰に言われたわけでもないが。
 トール・テスカコアトルはその辺の撮影ドローンをがしりと掴んで自己弁護をした。
「も、もう……変身!」
 トールはベルトバックルを装着すると、バックルに勇気の炎を燃え上がらせた。

 説明しよう!
 若干理不尽ながらも正しき怒りを勇気に昇華するとき、トールは勇気の戦士へと覚醒するのだ!

 燃え上がるように全身を覆うブレイブスーツ!
 各部位に装着されるブレイブアーマー!
 手足に生まれるブレイブリング!
 翼を覆うブレイブウィング!
 耳んとこにこうアレするブレイブセンサー!
 鞄からぶら下がってるブレイブエッグ!
 胸にたかなるブレイブハート!
 ちょっと背伸びして買ったブレイブブラ!
 騙されて手に入れたブレイブバストアップローション!
 その特典についてきたブレイブバストアップ体操DVD!
 自撮りの際に思い切ってサイズを盛ってみたブレイブフォトレタッチアプリ!

「身に覚えの無いパーツが!?」
 DVDやローションをささっと学生鞄の中に詰め込んで隠すと、トールはバッとアルパカマッスルブラザーズ(シャンパンゴールド)へと構えた。
「みんなのコレステロール値を上げるなんて許せない! ブレイブ・トールが相手だ!」
 とう!
 と飛び上がるトールのベルトバックルにニギ=アラの石が輝いた。
「ぬうん! かかってこい!」
 組み合う構えのアルパカマッスルブラザーズ(シャンパンゴールド)。
 今、正義と悪がぶつかり合う!
 唸れ必殺ブレイブパ――あっやべ尺が!

大成功 🔵​🔵​🔵​

イヴ・シュプリーム
心情:……? 何かしら……この催しは……?
ヒーローらしく……と言われても……難しいわね……

戦術:【囚ワレル心身】の【範囲攻撃】により、観衆に【催眠術】で【魅了】します。
なおかつ記憶を改竄し、イヴが春からの新番組『魔法少女ホープフル☆スター』(なお、そんな番組の放送予定は無い)のヒロインであると錯覚させます。

「私ぐらいの女の子が務めるヒーローと言えば……『魔法少女』が適していると聞いたわ……」

そして、アルパカブラザーズを魔導レーザーで雑に【なぎ払い】つつ、番組の宣伝をします。(放送はしない)

「『魔法少女ホープフル☆スター』は……日曜26時から……お楽しみに……」

※アドリブ歓迎です。



 アルパカとヒーロー(イェーガー)がばしばし高速で殴り合うさなか、ふらりとやってきたイヴ・シュプリームはさしていた日傘をくるくると回した。
「……なにかしら? ……この催しは……」
 ヒーローショーと言ってはいるが出てくるのはカラーバリエーションの豊富なアルパカマッスルとそこへ殴りかかるイェーガーたちである。
 ギャラリーのキマイラ民はどうしているかっつーと、みんなスマホ掲げて撮影祭りだ。
「ここに……混じれといわれても……」
 イヴは暫く考えてから、ぽんと手を打った。

「『魔法少女ホープフル☆スター』……参上……」
 どぎゃーという過剰な爆発音とマジックレーザーによって破壊されるステージ。
 吹き飛んでいくアルパカマッスルブラザーズ(サーモンピンク)。
「「ホープフル☆スターだ!」」
「「本物だァ!」」
「「写メれ写メれ!」」
 沸き立つギャラリー。
 なにこの世界でもみんな写メとか言ってるの?
 一方のイヴは綺麗な青い瞳からみょんみょん精神感応波を出して周囲(主にギャラリー)の感情を操作していた。
「『魔法少女ホープフル☆スター』は……日曜26時から……お楽しみに……」
「「絶対見ます!」」
「「DVD買います!」」
 なにこの世界DVD主流なの?

大成功 🔵​🔵​🔵​

テルプ・ステップアップ
OKOK!
僕は男のでも問題ない!
おっぱいに貴賤なし!
貧も無も巨も爆も魔も雄もおっぱいが付けば僕は楽しめる!
でもね!ラーメン食べたいのに頼んだらカレーが出てきたら怒るでしょ!
だから僕の体は今お姉さんのおっぱいを堪能する準備万端だった!
だからその分の怒りを知れー!
魔法おっさんが出てくるまでもない。僕が天国に送ってやる!!
グラン・フェッテ・ ピケ乱れ打ち!&アルパカ筋肉もみもみ!&ダンス!

アドリブ&他の方とのカラミ歓迎



 戦闘中にもかかわらずばちばちに撮影会が始まったヒーローショーがこちらになります。
 アルパカマッスルブラザーズは自慢のマッスルポーズをちまーんととったまま寂しげに固まっていた。
「ううむどうしよう……ギャラリーがこっちを向かない」
「よし、もう一度SNSで宣伝だ。沢山のおっぱいが丸出しだと書け。嘘は言ってな――」
「言ってないけどゆるさなーい!」
 テルプ・ステップアップのフライングクロスチョップがアルパカマッスルブラザーズ(抹茶グリーン)に炸裂した。
 ごき(首が折れた音)
 テルプは回転してバレエ着地をすると、かわったポーズのまま振り返った。
「僕はおっぱいなら楽しめる。それがどんなおっぱいでも、雄のぱいでも楽しめる広い心を持ったバーチャルキャラクター……けれど!
 ラーメン屋さんでラーメン頼んだのにカレーが出てきたら、誰だっておこる!」
 テルプスピニングキックがアルパカマッスルブラザーズ(クリアホワイト)に炸裂した。
 ごき(首が折れた音)
 はい今二人死んだ。死んだよー。
「魔法おっさんが出てくるまでもない。僕が天国に送ってやる!! お姉さんのたわわな果実を握りしめようと思ってた僕の怒りを知れー!」
「「ぐわーっ、比較的妥当な理由ー!!」」
 上下反転して高速回転しながらずばずばアルパカマッスルブラザーズを蹴りつけていくテルプであった。妥当な理由だね。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ジャック・サン
うわぁぁぁああああああ!!
ちくしょう!お前かよ!
仕事で疲れてたから時には童心に帰ろうと依頼を引き受けてみればこのざまだ!
俺は普通のヒーローショーが見たかったのに!
まだお姉さん(熟女)の方がマシだった!
いや早朝2時のアニメタイトルあたりからもうツッコミどころ満載だけどさ!あと朝2時はよるだけどさ!
お前達のおかげで俺の5割くらいピュアな心にとどめ刺してくれやがって!許さないからなっ

つーわけで。人格交代も間に合わなさそうだから俺がそのまま戦います。
敵のポージングを封じながら黒剣で攻撃(八つ当たり)します。

(あとはノリで)



 テレポートによってキマイラフューチャーの地へと降り立ったジャック・サン。
 手錠と革手袋をした手で長い前髪をかき上げると、きらりと歯を光らせるように笑った。
「『魔法熟女ボンバーあけみ』のヒーローショーを乱すやつはこの俺が――」
「……」
 ダブルバイセップスで出迎えるアルパカマッスルブラザーズ(マゼンダ)。
「……」
 サイドチェストで出迎えるアルパカマッスルブラザーズ(ネイビー)。
「……」
 バックダブルバイセップスで出迎えるアルパカマッスルブラザーズ(シアン)。
「聞いてた話と違うじゃねえかよおおおおおおおおおおおおおおお!!」
 ジャックは全力の床ドンをした。

 いや、よく聞いたらちがくはなかった。ジャックは気を取り直してスッと立ち上がると。
 キッとアルパカマッスルブラザーズをにらみ付けた。
「俺の5割くらいピュアな心にとどめ刺してくれやがって!許さないからなっ」
「それは俺たちのせいではないが」
「巨乳ショーって宣伝タイトルでツイートしてただろっ!」
 ジャックスピンドロップキックが炸裂。
 更にジャック喧嘩キックが炸裂。
 更にジャックヘッドバッドが炸裂。
 すげーむりやり三段コンボがきまり、アルパカマッスルブラザーズは頭の上にちっちゃいアルパカたちをくるくるさせて目を回した。
「覚悟しろよ。青少年のハートをもてあそんだ罪、裁かせてもらうからな!」
 ジャックは剣を握りしめると、高々と振り上げた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

聖護院・カプラ
成程、メタボリックひろしよりもウケる配信方法で筋肉モリモリマッチョマンのアルパカマッスルブラザーズを帰依させればよいのですね。

それには…”何もしなくてよい”のです。
自堕落な生活を送り、自宅の階段の上り下りに息切れするような肉体にならずとも筋肉は倒せるのです。

太陽光を集束・偏光させる『存在感』レンズから放たれる『円相光』でアルパカマッスルブラザーズを不利な行動のまま固定します。

際限なく強くなっていくであろうその身体……
偏ったポージングによって歪な筋肉になっていってはいかないでしょうか?
ボディビルダーとして調整は失敗ではないでしょうか?
カロリーが足りずに餓死してしまうのではないでしょうか?



 ファー!
 ファーーーーー!(なんか神聖なBGMを脳内で再生させてください)
 聖護院・カプラが光と共に降臨した。
 こういう時最後にカプラが出てくるととんでもねーオーバーキルをかますって相場が決まってきているって巷で聞いた。
 そんな御多分に漏れずカプラは片手の拝み姿勢から繰り出す公徳ビームでアルパカマッスルブラザーズ(24色)を次々に打ち倒していく。
 いや、打ち倒したのでは無い。
「な、なにっ!? どういうわけか動きがとれない……!」
 アルパカマッスルブラザーズはそれぞれポージングしたまま固まったように動けなくなってしまったのだ。
「メタボリックひろしよりもウケる絵で筋肉モリモリマッチョマンのアルパカマッスルブラザーズを帰依させればよい……それにはただ、『なにもしない』をすればよいのです」
 カプラは徳の高い声で両手を合わせた。
「自堕落な生活を送り、自宅の階段の上り下りに息切れするような肉体にならずとも筋肉は倒せるのです。
 際限なく強くなっていくであろうその身体……。
 偏ったポージングによって歪な筋肉になっていってはいかないでしょうか?
 ボディビルダーとして調整は失敗ではないでしょうか?
 カロリーが足りずに……餓死してしまうのではないでしょうか?」
「くっ、確かに……!」
 アルパカマッスルブラザーズは歯を食いしばって悔しがった。
「このまま三日ほどポーズを維持すれば筋肉が偏って調整が不可能になってしまうぞ!」
「…………」
「具体的には50時間以上のポージング維持は肉体の限界を超える!」
「…………」
「くう! なんとかしてこの状態を脱しなければ!」
「…………」
 大勝ちしたはしたが。
(選択を、間違えた気がします)
 カプラは少し遠くを見た。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『ミスター・ドムドム』

POW   :    フライ・ド・プレス
単純で重い【フライングボディプレス 】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    ハイドロ・コーク
【ストロー付きの入れ物 】から【コーラ】を放ち、【強炭酸】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    抗えないジャンクの魅力
戦闘中に食べた【バーガーセット 】の量と質に応じて【体脂肪が増加し】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。

イラスト:烏鷺山

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠エルデラント・ズィーマです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「ハーーーーーーーッハッハッハッハ! 僕は魔法中年メタボリックひろし!
 喰っては寝て喰っては寝てを繰り返す正義のニート!
 基本的に喰うか飲むかを繰り返すだけで悪のマッスルをはねのけ………………あれ?」
 ステージの下からウィーンとせり上がった『魔法中年メタボリックひろし』。
 もとい、怪人オブリビオンのミスター・ドムドム。
 『働かざる者食うに困らず』と書かれたTシャツを着たまま周囲をゆっくりと見回した。
「もう終わっている?」
「いや、まだ始まったばかりです」
 周りを取り囲むイェーガーたち。
 ミスタードムドムは……いや、『魔法中年メタボリックひろし』は両手に握ったコーラを構えた。
「やむを得ないな。ならここでイェーガーをばったばったと倒して、メタボリックとニート生活のすばらしさを宣伝することにしよう!」
「そうはさせない! このゆるみきった肉体を倒して、運動と生活バランスの大切さを思い知らせてやる!」
 今! キマイラたちの健康的な生活をかけた戦いが幕を開ける!
夢月・にょろ
すごいんだよ!首から下を見なければすごく食欲がわくのに、首から下を見ちゃうと食欲がウナギ下がりなんだよ!
でも正直なとこ、ポテト食べ終わった指をべろべろ舐めて、コーラで流し込んでゲフーってなるのは最高なんだよっ。
ジャンク飯は下品に食べるのが最高なんだよっ。

戦闘はみんなに任せるんだよ。
かよわいヒロインは後方支援って決まってるんだよ。
みんなー!私の分まで頑張れ頑張れ♥️
歌って励ます可愛いヒロインなんだよっ♪

真の姿?知らない子なんだよ。
なんかこう、ぶわー、ふわー、きらきらー、って良い感じになるんだよ。
知らないけど。



「フゥーハハハー! ハンバーガーはうーまいなー!」
 ハンバーガーがハンバーガーを食うという軽く地獄みたいな光景を見た探索者はSUNチェック……じゃなかった。
 その光景を見た夢月・にょろは眼前に手のひらを翳して上下にササッと移動させては見え方を調節していた。
「すごいんだよ! 首から下を見なければすごく食欲がわくのに、首から下を見ちゃうと食欲がウナギ下がりなんだよ! ……うなぎさがり? うなぎってさがるものなのかな!?」
 ちょっと語源を調べたけどウナギは川を登る能力に優れていて産卵期になるとどの川魚でも上流を目指すがウナギは滝すら登っちゃうという話らしい。
 なのでウナギ下りって言われたら死んだ目をして滝を落ちていくウナギを想像しよう。にょろちゃんが新しく作った言葉だゾ。ひれふせ辞書学会! ひとつかしこくなったね☆(※この辺の150文字はリプレイにカウントしておりません)
「で、でも正直なところ私も気持ちは分かるんだよ。ハンバーガーとかポテトをばーってたべてコーラをんがーって飲んでげふーってするのは最高の気持ちなんだよ。それこそがジャンク……ジャンクなんだよ……!」
 急にジャンクフード観を語り始めたにょろ。
 そんな彼女に、ミスター・ドムドムもといメタボリックひろしはナプキンで拭いた手をサッと差し出した。
「おまえェ、イェーガーなのに分かってるじゃないか。おじさんと仲良くしよ」
「しないんだよっ!」
 にょろはえいっと両手で拒絶の姿勢をとると、謎のこう、なに、ふわーってなるあのパール色のつぶつぶオーラがぱーってなってメタボリックひろしを吹き飛ばした。
 そしてスタンドマイクの前に立つと、マイクのスイッチをオンにした。
「それでは聞いてください。夢月にょろで『働かずに食べるバーガーは罪』なんだよっ!」

成功 🔵​🔵​🔴​

難駄芭院・ナナコ
なんだこの欲張りパリピセットみたいなのは!
そんなものよりバナナを食え!食うのですわ!

ココは真の姿を!解放!
(なんか流れてくるノリノリなBGM、魔法少女っぽく!プリなんとかっぽく!)
「かーがーやくーーー!バナナのちからでーーー!」
急に歌いますわ!(パーツひとつひとつに煌びやかな衣装に変化!)
「おいしいーーーーー!バナナになるよーーーー!」
さぁ皆さんもご一緒に!(光り輝いてドレスアップ!)
「デリシャス!デリシャス🍌バナナ!」
(決めポーズで〆!)
「バナナチェイサー悟空!ただ今見参ですわ!」

🍌POW🍌
そっちが単純に重いプレスならば!こちらは単純に重いバナナですわ!
黄金果実の一撃!いっけぇーーー!



「うおーーーーーーーー力が漲る! 漲りますわ! 確かに働いた後のバナナはうまい!」
 耳にバナナでも詰まってんのかってくらいバーガーをバナナと聞き違える難駄芭院・ナナコことバナナレディ。
「こんなに漲っちゃったら! し、真の姿が……! う、うまれるー!」
 おっコレはお色気シーンかなって画面の前の(もしくはギャラリーの)大きいお友達が身を乗り出した途端。
 ナナコは巨大なバナナの皮に包まれた。
 どっふんとその場にころがる巨大バナナ。
 真顔で着席するお友達。
「かーがーやくーーー! バナナのちからでーーー!」
 どこからともなく(バナナの中から)聞こえてくる歌。
「おいしいーーーーー! バナナになるよーーーー! はい皆さんご一緒に! ――デリシャス!」
 顔の部分だけぽこっととれて着ぐるみと化したナナコ。
「デリシャス🍌! バナナ🍌!」
 両手両足を同じ要領でにょきっと出すと、器用にぐねんぐねんして立ち上がった。
「バナナチェイサー悟空! ただ今見参ですわ!」
 たぶんもっとふりふりの可愛い魔法少女的なやつなんだろうけどまだ画像が出来たわけでは無い! 着ぐるみのバナナチェイサーとふりふりのバナナチェイサーが今同時にバナナの皮の中に存在しているのだ。シュレティンガーのバナナだ!
「パンピーセットはバナナよりも高カロリー! 脂肪につぶれろ、メタボリックだいぶ!」
 大の字でジャンプしてくるメタボリックひろし。
 対してナナコは腕組みのままぴょいーんとジャンプした。
「バナナインパクト!」
「ほぶう!?」
 ぼよぼよしたお腹にざくっと突き刺さるバナナの先端。
 よく考えたらバナナはボディプレスに対するメタであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

燈夜・偽葉
想像以上にメタボですねひろしさん!
ても私は負けません、なぜならば!
…コーラよりメロンソーダ派だからですっ
(引き続き赤いマイクロビキニ着用しつつ)

「剣よ、天地を映して」に見切りと第六感と戦闘知識を組み合わせた凄い予測能力でボディプレスもコーラも回避します
悪しきコーラ派には私を捉えることなど出来ないのですよ

攻撃は黄昏の太刀で良い感じに斬りつけます



「うおおおおおおおお! おなかがあああああああああ!」
 腹を抱えてごろんごろん転がるメタボリックひろし。
 そこへすかさず襲いかかる燈夜・偽葉。
 具体的にはあのいつも持ってる飴色の剣を高く掲げてシャーっていく、シャーっていくやつ。
 おっなんだアクションシーンがざっくり片付いて不満なのかいボーイ。
 よっしゃおじさん描写がんばっちゃうぞ後悔するなよ。

 偽葉は赤いマイクロビキニの腰紐を指で引っかけるようにして直すと、弾力がありつつもどこかぷにっとしたお尻から腰にかけての肉が押された。若さだろうか。水を弾くようなつやと弾力をもった身体は柔らかく揺れ、刀を振り上げた動作によってたわわな乳房が派手に揺れた。
 シンプルなマイクロビキニはその役目を十全に果たしたが果たしたのは役目だけ。隠すべきところ以外のすべては隠れること無く陽光に晒された。
「私は負けません、なぜならば! ……コーラよりメロンソーダ派だからですっ」
 跳躍する動作そのひとつで胸は大きく、そして肉体はしなやかに弾み、美しい軌道を描いてメタボリックひろしへと斬りかかった。
「隙あり! 空中ではよけられまい!」
 ストローのついたカップを握ることで強炭酸コーラを噴射するメタボリックひろし。
 おおっとかけるのか! ぶっかけてしまうのか! ギャラリーの大きなお友達がガッツポーズで身を乗り出す!
「その動き、見えています!」
 偽葉は残像を作って回避。コーラはなにもない空間を抜けていく。
 気づけばメタボリックひろしの横っ腹を切りつけていた。
「ぐあああああああああああ!!」
 横っ腹を押さえて叫ぶメタボリックひろし。
 真顔で着席するお友達。

成功 🔵​🔵​🔴​

レパル・リオン
怪人をダイエット!?それは名案ね、イヴちゃん(f13592)!あたし達であの脂肪をやっつけるわよ!

そうねイヴちゃん、とにかく燃やすのが1番ね!【トリニティ・エンハンス】!火属性極振りモード!
「レパル・バーニングフォーム(仮)!」
(※特に姿が変わったりはしません)

そしてとにかくお腹に火属性パンチ!雄っぱいにパンチ!お腹にパンチ!パンチ!パンチ!!!

「燃えろ燃えろ燃えろーーー!!燃やせ燃やせーーー!!もっとよー!もっと脂肪を燃やしまくるのよー!」


イヴ・シュプリーム
心情:あれが……怪人? 随分と肥満体系みたいね……少し……ダイエットをお勧めするわ……

戦術:【世界知識】により、ダイエットに適した方法を提示します。

「運動、基礎代謝の増加……とにかく……体脂肪を燃やすといいそうよ……?」

と言うわけで、パチンと指を鳴らして【浄火ノ刻印】による【属性攻撃】を発動。
レパルさん(f15574)と協力して怪人の体脂肪を文字通り『燃焼』させることを試みます。

「『魔法少女ホープフル☆スター』第11話……『ダイエットの希望の星☆レッツ脂肪燃焼』……今回は……ゲストも参戦……」

また、先程の続きで【催眠術】【誘惑】の使用を続行。観客にショーを堪能させます。

※アドリブ歓迎・連携希望



「ぐおおおおおおおおおおおお! ぽんぽんが! ぽんぽんがぺいん!」
 お腹と脇腹を押さえて転げ回るメタボリックひろし。
 そのぶにょんぶにょんした体型を、イヴ・シュプリームは黙って見つめていた。
(あれが……怪人? 随分と肥満体系みたいね……少し……ダイエットをお勧めするわ……)
 イヴはとりあえずマジックタブレットPCをついつい操作して『自宅でできる簡単ダイエット術』のページを開いてみた。
「運動、基礎代謝の増加……とにかく……体脂肪を燃やすといいそうよ……?」
「やだ! うんどうしたくない!」
 メタボの鏡みたいなことを言って仰向けのままだだっこするメタボリックひろし。
「なら……」
 イヴは手を天空に翳した。
 空中に投影された大量のキューブ状立体魔方陣が回転し複雑な魔術回路を形成。命令を実行し、大量のプラズマ発光体が天空に発射された。
「ぬおおおおおおおおお!」
 ごろごろ転がることで回避を試みるメタボリックひろし。
「労働の義務を回避し続けた私は、攻撃すらも回避できるのだ! 大量の炎といえど放つ人数は一人。母親からのハロワ行けという圧力から逃れ続けたこの私をとらえることなど――」
「ざんねん。『魔法少女ホープフル☆スター』第11話……『ダイエットの希望の星☆レッツ脂肪燃焼』……今回は……ゲストも参戦……」
 イヴがパチンと指を鳴らすと、いつのまにか修復されていたステージの壁をレパル・リオンがクロスアームで突き抜けてきた。また壊れたぞステージ。
「脂肪燃焼ダイエットとは名案ね! 文字通り燃焼させてあげましょ!」
 レパルはワンピースの裾をはたくようにして翻すと、己に眠る竜の魔力をたぎらせた。
 燃え上がった炎がレパルを包み、拳にドラゴンの爪にもにた炎が固定される。
「レパル・バーニングフォーム(仮)!」
 転がるメタボリックひろしの先へ回り込むと、脇腹に向けてファイヤーパンチを叩き込んだ。
「燃えろ燃えろ燃えろーーー!! 燃やせ燃やせーーー!! もっとよー! もっと脂肪を燃やしまくるのよー!」
「ぐおおおおおお脂肪分があああああああああ!!」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

メリッサ・ウェルズ
おっぱいというより腹だね
メタボだね
二重の意味でタイトル詐欺だね
でもハンバーガーは美味しいよね、ボクは好きだよ
健康に悪いって母さんには止められるけど

あ、だからといって、怪人の頭食べようとは思わないからね?
あとさわるとケチャップで汚されそうだし
ボクまだ12歳、エロい格好とか言われようとも、汚れ芸人になるつもりはないから
……ならこんなとこくるなって?
ごもっとも
なにも反論できないよ

でもそんなの関係ないので
さわりたくないから、ジャッジメント・クルセイドの光で離れたところから攻撃する
近寄らないでねメタボ


郁芽・瑞莉
現れましたね、魔法中年メタボリックひろし!!
メタボリックボディを流行らせない為にもここで成敗しますよ!

敵のハイドロ・コークはその動きから見切り、残像やダッシュ、
フェイントで避けつつ。
直撃はした際は武器受けとして服を武器にして回避。
「直撃と思いましたか?でも、残念ですね。それは私の服だけですよ!」
(和装束 陽炎→黒鳥→一番下がA.P.F.S.で上に2枚を犠牲に)
? 回避しているだけでなんでこんなに盛り上っているのでしょうか?

カウンターで秘幻に顕現して貰って、互いに敵を盾にしつつ、
私は薙刀で破魔のなぎ払い、
秘幻は本体たる刀で傷口をえぐり、マヒを残す、
2回攻撃を仕掛けますよ!
「仕掛けますよ、秘幻!」


鏡島・嵐
判定:【WIZ】
ちょっと待て。さっきのアルパカもこいつも、どう見ても両方ヴィランじゃねえか! なんでこんなん主役にするんだ!
しかもこんな出来でちゃんとファンが付くとか……くっそー、おれキマイラフューチャー舐めてた……!

そして今更だけどおれにヒーローを演れってか……。正直他の面子が濃いから足りてると思うけど……そんなこと無ぇ? パンピーっぽいヒーローもいるし需要もあるって?
なんか召喚した道化師の演奏もそれっぽいの流してるし……煽り屋かおまえは!
ええい覚悟決めた! デブる恐怖よりは戦う恐怖のがまだマシだ! …………たぶん。
いくぞメタボ野郎! 脂肪の貯蔵は足りてるか!


霧島・クロト
液体をさ、氷使いの前にぶっかけるのが間違いなんだよな。
まー、問答無用で凍らすンだけどな。

【氷戒装法『貪狼の狩人』】を【高速詠唱】から引き続き準備。
コーラ放水を【全力魔法】【オーラ防御】【属性攻撃】で
『凍結』させることで防いでから、
近寄り次第、氷の波動を拳に纏わせて【属性攻撃】【マヒ攻撃】【2回攻撃】。
俺には脂肪があるから問題ない?
この【鎧砕き】の前で同じこと言っていいのかァ?

「魔法中年や魔法熟女ってカテゴリがあンなら通りすがりの鯛焼き屋のオニーサンが魔法使い始めたって問題ねーだろォ?」
「むしろ最近の魔法はメカと合わせるのが流行りだって知ってたかァ?」


高坂・透
……何が困るって、普通に面白そうなんだよねぇ、この『魔法中年メタボリックひろし』
ちゃんとした企業がスピンオフとかリメイクとかで作り直してくれないかなぁ

【POW】
そんなに重いと歩くのも大変じゃない?
プレスを【見切り】でかわしながら距離を取って
【スナイパー】技能からの【投擲】で
投げナイフの【一斉発射】で【範囲攻撃】

うっかり近づかれて間合いをとられたら
【残像】と【迷彩】で姿を見失わせてから背後を取って【だまし討ち】

僕も寝るの好きだし、コーラもバーガーも好きだから
ドムドム君の気持ちもわかる(それどころか割とドムドム寄り)んだけどねぇ

ああ、僕?
僕は太りにくい体質みたいなんだ
ごめんね?


ジャック・サン
…はっ、そういえばヒーロー演じる趣旨だった。忘れていたごめんなさい。
うん。さて。

ともかく、事のついでだ。暴れるからにはお前も倒させてもらう!
そもそもヒーローってのはなぁ!
誰もが諦める困難に挑んでいくやつのことなんだよ!
最初から勝ち組の顔してるお前を、俺はヒーローとは認めないぜ!
……それに比べて、抗えない困難(年齢)に全力で挑む魔法熟女(略)なんてOPで泣けるじゃないか…!
だからお前は、ここで倒す!

基本は剣でお前の武器(食材)を切り刻む。これ以上の肥満を許してなるものかっ。

そしてよく見たら、敵の攻撃が魔法じゃなくて物理だろ。
魔法要素はどこなんだ。
(アドリブ歓迎です)



 ぷしゅーんと音をたて、うつ伏せ状態で止まるメタボリックひろし。
 あまりに激しい運動によって脂肪が燃焼しきったのか、お腹はいつの間にかスリムになっていた。
「ふ、ふふふ……ついに解き放ってしまったようだな……メタボリックひろしに眠る真の力を」
 うつぶせ状態のままンなこと言うと、メタボリックひろしは腕の力だけでみょいーんと立ち上がった。
 丸太のような腕。バッキバキに割れた腹筋。鎧のような足。
「この巨体を支えていた筋肉が今解き放たれた。重りをうしなったらどうなるか……わかるな?」
 急に強キャラみたいなことを言い出すメタボリックひろし・マッスルフォーム。
 彼は両手にビックバーガーとポテトを紙袋いっぱいに取り出すと、それを一気に口の中へと放り込んだ。
「トゥ! スプラッシュサイクロン!」
 飛び上がり、強炭酸コーラをまき散らしながら高速回転する。
 これまでの流れはなんだったのってくらいに押し返されるイェーガーたち。
 ステージセットの裏に隠れてやり過ごしていたメリッサ・ウェルズたちはこくりと息を呑んだ。
「おっぱいどころか脂肪の塊だって言おうと思ったら体格ごと変わってる……! タイトル詐欺だよ。どっちも!」
「しかしこのまま放って置いたら再びメタボリックを広められてしまいます。どうにか対策をうたないと……」
 特殊な布を広げてコーラの直撃を防いでいる郁芽・瑞莉。
 その後ろに隠れてやりすごす鏡島・嵐。
「今更だけど……なんでこんなのにファンがついてるんだ? 確実ヴィランの見た目だろどっちも」
「あえて言わないようにしてたけど、普通におもしろそうだったからね『魔法中年メタボリックひろし』」
 高坂・透が『ツ○ッターでバズりそう』とかいってその更に後ろから顔を出した。
「……あ、今思い出した。これってヒーローショーだった。忘れてましたごめんなさい」
 はたと我に返ったような顔で手を打つジャック・サン。
「なんでも構わねェ。奴をぶっ倒せば全部終わりだ」
 手のひらから放った氷の壁で客席を保護する霧島・クロト。
「やってやろうぜ、魔法対決だ。魔法中年や魔法熟女ってカテゴリがあンなら通りすがりの鯛焼き屋のオニーサンが魔法使い始めたって問題ねーだろォ?」
「たい焼きロボ!」
「誰がたい焼きロボだ」
「よし、まずは俺がステージを整える。アドリブで合わせてくれ!」
 嵐は道化師を召喚すると、ヒロイックな音楽を演奏させた。
「いくぞメタボ野郎! 脂肪の貯蔵は足りてるか!」
 思い切ってステージに上がりなおす嵐。
 そこへ瑞莉もステージイン。
「メタボリックひろし! これ以上のニート製造は認めませんよ!」
「ほう……働きたくないキマイラ心につけ込んだこの作戦を阻もうというのか」
 すげー今更話の核心をさらけだすメタボリックひろし・マッスルフォーム。
 彼は更に大量のハンバーガーを食らって再びメタボリックフォームへ変わると、キングサイズのコーラカップを肩にかついだ。
「くらえ、若者たちの夢! コーラ飲み放題バルカン!」
 飛来する大量のコーラ。
 その初撃が瑞莉に直撃――したかに見えたが。
 ばさりと落ちる和服。
 別の方向に、和服を脱ぎ捨てた瑞莉が立っていた。
「私はこっちです!」
「こしゃくな!」
 さらなる攻撃を乱射するが、瑞莉はそのたびにレオタードインナーを、スク水を、空蝉の術っぽく脱ぎ捨てて質量のある分身に変えた。
「そこです――秘幻!」
 瑞莉と人型になった霊刀秘幻が同時にクナイと薙刀を繰り出し、メタボリックひろしの両脇を切り裂いていく。
「ぐあああああああ!!」
 よろめくメタボリックひろし。ガッツポーズで身を乗り出すギャラリー。
 全裸一歩手前みたいな格好になった瑞莉に、嵐も透もジャックすらもただ目を反らした。
「と、とにかく、次いくわよ!」
 メリッサが物陰からジャッジメント・クルセイドを連射。
 のけぞり姿勢のメタボリックひろしに次々と光が降り注ぎ、ハンバーガーのパンズ部分に命中していく。
「ぐおおおおおおふかふかのパンズがー! おのれイェーガー! これでもくらえい!」
 メタボリックひろしはあえて激しく跳躍すると、空中からコーラガトリングを乱射しながらボディプレスをしかけるという大胆な作戦に出た。
「い゛っ……!」
 露骨に嫌そうな顔をするメリッサ。
 そこへクロトが庇うように立ち塞がる。
「ぬるいぜメタボリックひろし。客に出すコーラはキンキンに冷やさねえとなァ?」
 両手の平を突き出すと、氷の魔力を最大展開。
 ドーム状のフィールドにコーラがぶつかったそばから氷結しドームを更に強固なものへと変えていった。
「私の力を逆に利用するとは……だがボディプレスでその殻ごと打ち破ってくれる!」
 筋肉は発熱、脂肪は保温という言葉がある。見た目のわりに動けるデブであるメタボリックひろしはその肉体にかなりの熱量を秘めているのだ。
「けど、ね」
「そぎ取ってしまえばただの肉だ!」
 突如としてコーラの殻がはじけるようにパージされ、内側からジャックと透が同時に飛び出してきた。
 カウンターかつ不意打ち。
 透の繰り出したナイフが、同じくジャックの繰り出した剣がメタボリックひろしの分厚い肉の層を切り裂いた。
「ぐあああああああああ!!」
 落ちる速度を逆に利用した二人の斬撃に、メタボリックひろしはどっさりと墜落する。
「僕も寝るの好きだし、コーラもバーガーも好きだから、君の気持ちもわかる……けど」
「最初から勝ち組の顔をしてるお前を、俺はヒーローとは認めないぜ! あらがえない年齢の波と戦う魔法熟女を見習え!」
 着地し、見栄のポーズをとる透とジャック。
 よろよろと起き上がったメタボリックひろしは、おっぱい(贅肉)を押さえて天へと叫んだ。
「に……ニート生活、ばんざーーーーーい!!!!」
 爆発が巻き起こる。
 ステージが吹き飛び、氷の殻でカバーされていた客席にまでわずかながら衝撃が届いた。
 驚きに顔を覆っていたキマイラギャラリーが、ステージを覗き見る。
「や……やったか?」
 こういうとき、大体はやってない。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

聖護院・カプラ
恰幅のよい体、さぞ胃腸が丈夫なのでしょう。
ですが貴方の飲食されているバーガーセットは1食で
成人男性の推奨摂取カロリー1日分を凌駕しています。

食の楽しみを奪おうというのではありません。
私の『存在感』で脳神経に働きかけ、『抗えないジャンクの魅力』により摂取するバーガーセットによる栄養摂取を『相殺』しシャットダウンしようというのです。

いくらでもお好きにバーガーを食べられて下さい。
貴方は永遠(※戦闘終了後に解除される説あり)に栄養を摂取する事なく、その身体は健康的になっていくのです。

こうした強制的なダイエットを受けたくなければ、視聴者の皆さんには程々に食べ程々に運動する事をお勧めいたします。


テルプ・ステップアップ
う~んひろしの体には興味がわかないなー。
でも腹パンとかしたらいい感触しそう♪
というわけで実行!唸れ僕の右ストレート!
(と言いつつ右トゥーキック)
あ、ごめん僕、手を使うユーベルコード持ってなかった。
あーごめんごめん泣かないで。
みんなにボコられてくやしいよね。悲しいよねー。
よし僕の胸で泣くといいよ!これで「おっぱい天国」のタイトルどおりになったね。おーよしよし。え?天国部分?大丈夫!僕の蹴りで一瞬で刈り取ってあげるよ♪ハンバーガーを!
()


星羅・羽織
なんでも大歓迎!

太り過ぎると、死が近くなる。気が、しないでもない。
腰は、痛める。足の、負担、増える。
公共交通機関で、狭くて、困る。
そして、腰。ギックリ腰は、死。この世の、終わり。
つまり、太るのは、絶対よくない。
あと、モテにくくなる。……モテにくくなる(強調)

継続登場、はおりんマン。
魔法中年メタボリックひろし、覚悟(自分はかっこいいと思ってるポーズ)

弱点は、腰。執拗に、腰を狙う。
ルート・マジックで、腰が変な角度になるように、固定。
杖で、背中の、骨と骨の間を、叩きまくる。
ピキッて、来たっぽい雰囲気を、感じたらフィニッシュ。
ルート・マジックの束縛解除。
敵は、死ぬ。


アーサー・ツヴァイク
※協力アドリブ大歓迎
【セイ研】の仲間がいたら共闘希望

旅団で話を聞いて来たが…これはひどい
キマイラフューチャーはいろんなのが流行るなぁ…

まずは相手の攻撃を誘う。ジャンクフードもいいけど、甘いのが欲しくないか? ほら、ここに異世界から持ってきた【蜜ぷにシロップ】があるぞ!
これを使って【おびき寄せ】だ。
普通に来るならシロップだけ置いて後退、ボディプレスで突っ込んでくるなら【残像】【見切り】も使って回避だ。
シロップに気を取られているうちに…ユーベルコード準備だ

気に入ったか、シロップ? だが…これ以上は持ってないんだ
もっと欲しいなら…旅に出ないとな
今日は特別に連れてってやるよ…この特大ハンマーでなあ!!


シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
怪人のあのパワー(主に体脂肪)、さっきまでのアルパカとはまるで格が違う!
でも!
「(だらしない)肉体を打ち倒すのは知性の力!見せてあげる、ボクの頭脳プレイを!」
【バトル・インテリジェンス】起動!
(メガネハゲめいたAI搭載型戦術ドローンを召喚し、自分の身体の制御を委ねる)
そして愛車ハイメガシャークにまたがりそのまま怪人に突っ込む
「何の変哲もない轢き逃げアタックも、ボクの知性が加われば恐怖の殺人技と化す!インテリジェンスハイメガシャーククラッシュ!」
(【操縦】【吹き飛ばし】でそのまま撥ねる。よいこはまねしないでね!)


ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
料理人見習いとしてこれだけは言わせてもらう!
メタボは本人の生活スタイルが原因!
ハンバーガーにも、コーラにも、罪はない!
ちゃんと運動して美味しくご飯を食べる、それが健康的な生活ってやつだろ!

体脂肪は奴の武器であり鎧でもある。
けどな、同時に自らを斬りつける諸刃の剣でもあるんだぜ!
炎の『属性攻撃』+『二回攻撃』を繰り出し、攻撃が通らない事で油断させておいて奴の身体の脂に引火を狙う。
そして『神火の竈』で丸焼きにする。


トール・テスカコアトル
【セイ研】
「……変身!」
『説明しよう!勇気をもって難しく考えること止めた時!トールは、どうかと思うが、勇気の戦士へと覚醒しちゃうのだ!』
「勇気の戦士!ブレイブトール見参!いこうアーサーさ……ドーンブレイカー!」
トール、良くわかんないけどさ
「ニートは!正義じゃない!間違いなく社会悪だよ!」
哀しいけどね、善くはないよね
何より体に悪いしね
「食べるのは好きだけど!動かないとね!」
とか言ったらフライングボディプレスしてくるんでしょ
ブレイブセンサーにはお見通しだよ
その場で動かず力を溜めて、地面と魔法中年さんを繋ぐような蹴りあげハイキック
「必殺!ブレイブ・ライジング!!!」
飛んでっちゃえ、羽みたいに軽々と



「えーい、ヒーローショーでキマ民の心を掴んでメタボリックの沼へ引きずり込む計画が台無しだ!」
 爆発によって広がる黒煙。その中から飛び出してきたのは焦げ付いたメタボリックひろし……もといミスター・ドムドムであった。
 ハンバーガースタイルのセ○ウェイ、通称『バガウェイ』に乗って高速でギャラリーの間をつっきっていくミスター・ドムドム。
 肉の間からスマホを取り出すと耳(?)にあてた。
「アルパカP、アルパカP! 計画は失敗だ! 本社へ撤退する。至急回収班をよこしてくれ!」
「まてー!」
 同じく黒煙を抜けて飛び出してくるシャーリー・ネィドのサメ型バイク。その名もハイメガシャーク。映画がとれそうな名前だろ?
 そのサブシートにはウィーリィ・チゥシャンが跨がっている。
「逃がすな! メタボを推奨するあいつを……料理人として放ってはおけない!」
 ウィーリィはぐっと拳を握った。
「ハンバーガーもコーラも確かに美味しい。素晴らしい料理だ。
 けれどご飯は適度な運動やバランスのよい生活習慣の中でこそ味わえるものなんだ。メタボを加速させた先にあるのは、ただカロリーをとり続けるだけの生活だぞ!」
「それの何が悪い!」
 ミスター・ドムドムはバガウェイのスイッチを押すと、搭載されていた放水機からコーラを噴射し始めた。
 加速と牽制を同時に行なうスマートな兵器である。
「シャーリー!」
「まかせて! だらしない肉体を打ち負かすのはいつだって知性! 見せてあげるよ、ボクのスマートプレイを!」
 ハンドル付近のなにかを操作すると、ハイメガシャークのヘッドライトが赤く発光。放水とコーラの軌道を完全に計算しきったスマートなコースを自動で走り抜けていく。
「何の変哲もない轢き逃げアタックも、ボクの知性が加われば恐怖の殺人技と化す!インテリジェンスハイメガシャーククラッシュ!」
「ぬおー!?」
 完全に追いついたハイメガシャークの先端の……なに、こう、とがったとこ? が、ミスター・ドムドムの脇腹にざくっと刺さった。
「今だ! 『神火の竈(プロメテウス・レンジ)』!」
 同時にウィーリィが包丁に炎を纏わせ、強火の炎でミスター・ドムドムを包み込んだ。
「やめろおおおおお! これ以上バーガーを焼くなあああああ!」

 ハンバーガーを食いまくり、バガウェイを加速させ引き離すミスター・ドムドム。それどういう仕組みになってんの。
「ふう、ここまで来れば一安心」
 と、その横を普通にすいーってスケートダッシュで併走するテルプ・ステップアップ。
「テルプ参上! ボコられて悔しいなら僕の胸で泣くといいよ! タイトル回収にもなって一石二鳥だね!」
「はおりんマン参上」
 反対側では星羅・羽織が星空のようなローブをマントめいて羽織り、あんぱんの人みたいにしゅいーんって飛んでいた。
「なぜメタボを否定する! 自堕落こそ生きる喜び!」
「メタボになると、死にやすくなる」
「うっ」
 すごくダイレクトな反論に胸を押さえるミスター・ドムドム。
「あと、モテにくくなる」
「ううっ!」
「モテにくくなる」
「ぐあああ!」
 論戦では勝てないと察したミスター・ドムドム。
 背負っていたポテトを掴んで羽織たちへと殴りかかってきた。
 話が通じなかったら殴るとか蛮族かテメェ!
「はおりんマンばりあ」
 対して羽織は疑似宇宙の塊を発生させ打撃力自体を宇宙のどこかへと逃がした。
「何っ!?」
「隙あり。テルプ右ストレート!」
 とかいいながらジャンピングトゥーキックを繰り出すテルプ。
「ぬおおおパンズが!」
 顔の横んとこがごりっと削れていくミスター・ドムドム。
 対抗するようにポテトを繰り出そうとするが、連携して放った羽織のルート・マジックがミスター・ドムドムの腰に命中。
 ぐきっていう嫌な音と共にミスター・ドムドムはスリップし、派手に転倒した。
「んぎゃああああああああああ!!」

 セグ○ェイで転ぶとすごく恐い。
 その宇宙開闢からの事実に直面したミスター・ドムドムは悲鳴をあげながらどうんどうん転がっていった。
「しゃあ! 追いついたぜ!」
 天高くから飛び降り、スーパーヒーロー着地をきめるアーサー・ツヴァイク。
 同じく翼を広げて着地するトール・テスカコアトル。
 二人によって挟みこまれたミスター・ドムドムは、背負っていた巨大フライドポテトをふたつ抜いて剣のように構えた。
「くっ、本社を前にして足を止められるとは……」
 ちらりと見ると、なんかどっかで見たことあるような建物があった。
 『パカパカ本社』って書いてあった。
「何が狙いかはしらないが、これ以上の悪巧みはさせない!」
 アーサーがサンドライバーを腰に押し当てると、ベルトが伸びて腰にがっちりと固定された。
「もう深く考えるのはアレだけど……こう、その、えっと、ゆるさないよ!」
 トールもブレイブベルトをがっしりと腰に装着。
 二人はそれぞれ別々のポーズをとると――。
「「変身!!」」
 やっかましい電子音と解説ボイスが同時に流れエフェクトがこうぶわわっと出てどこをミスター・ドムドムがどこを見ていいのか分かんなくて困っている間に二人はバシッと変身を終えた。変身中に攻撃すればいいのにって言うけど、無理だよこれ絶対混乱するよ。
「勇気の戦士! ブレイブトール見参! 尺の問題でカットされたシーン、取り返させて貰うよ!」
「太陽の戦士! ドーンブレイカー推参! タイトルに惹かれて参加してしまったトールの無念、払わせて貰う!」
「惹かれてない!」
 ドーンブレイカーはフラッシュブレードを展開すると、パンチの動作でミスター・ドムドムへと殴りかかる。
 同時にブレイブトールも拳に勇気の力を纏わせてブレイブパンチを繰り出した。
 双方直撃!
 しかし、ミスター・ドムドムはあふれる贅肉で攻撃を受け止めた。
「その程度かヒーローたちよ。とう!」
 ミスター・ドムドムはその場からジャンプすると、空中でハンバーガーを超早食いし二倍のデカさに太ってみせた。
「メガ・フライ・ド・プレス!」
 きゅぴーんと額を光らせるトール。
「その攻撃はお見通しだよ! ドーンブレイカー!」
「分かった!」
 ドーンブレイカーとブレイブトールの二人は同時に飛び退き、落下予測地点に蜜ぷにシロップを大量に置いていった。
「ぬあああああああシロップでべたべたに!!」
 ハンバーガーを食べ慣れてる者は手を汚さない。それゆえ汚れた時のショックには敏感なのだ!
 が、くさってもバーガー。くさってもオブリビオン。
 腹から落ちたその姿勢のまま、ミスター・ドムドムは大量のビッグバーガーを高速で喰いまくった。
「今すぐ大量の脂肪をたくわえれば無敵のボディになれる! どんな攻撃も……な、なに!?」
 どれだけ食べても太らない。
「零カロリー!?」
「ふう……間に合ったようですね」
 空からふよんふよん下りてくる聖護院・カプラ。
 彼の翳した祈りの手には激しい徳が宿っていた。
「あなたは沢山頑張りました。頑張ったご褒美は別腹……つまり零カロリーなのです」
「なるほど! ……いやなるほどではない!」
 カプラの言ってることについ納得してカロリーがどっかいっちゃったミスター・ドムドム。
「こうしている場合ではない。早く沢山食べて大きくならなくては」
「もう少し話を聞いてください」
「あっはい」
 カプラの存在感にうっかり食べる手が止まるミスター・ドムドムである。
「IMADESU」
「ブレイブ・ライジング!」
「ダイナミックストライク!」
 ライフォンにコードを打ち込んでバスターホーンをハンマーモードへ変形させたドーンブレイカー。
 同時にブレイブトールの足に勇気の力が集合。
 二人のアタックが同時に炸裂し、ミスター・ドムドムは大爆発を起こして飛んでいった。
「ば、ばかなあああああああああああああああああああ!!」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『怪人アルパカマッスル』

POW   :    ポージング
自身の【肉体美の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD   :    鋼の筋肉
全身を【力ませて筋肉を鋼の如き硬度】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
WIZ   :    つぶらな瞳
【つぶらな瞳で見つめること】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【瞳から放たれるビーム】で攻撃する。

イラスト:ヤマトイヌル

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はニィ・ハンブルビーです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「ばかなあああああああああああああああああああ!!」
 飛んでいった丸焦げハンバーガーことメタボリックひろしは、そのままパカパカ本社へ突っ込んだ。
 大爆発を起こすパカパカ本社。
「ドラァ! うちの事務所にカチコミかけたのは誰だァ!」
 スーツ姿で窓を割って飛び出してくるのはアルパカP。
 テレビ番組『魔法中年メタボリックひろし』とそのヒーローショーを企画したマッスルプロデューサーだ!
「むっ、貴様はイェーガー! またお前たちの仕業か!」
「それはこっちの台詞だ!」
 身構えるイェーガーたち。
 対するアルパカマッスルはがっつりとポージングをとると、着ていたスーツをビキニパンツを除いて全て内側から粉砕した。
「こうなれば我がマッスルプロデュースで打ち破るのみ。いでよ、豊満なおっぱいを持つ自慢のアイドルたちよ!」
 えっなに最後はぽろりもあるアレなの!? と期待に胸をふくらませた一部イェーガーたち……の前に、漲る大胸筋たちが現われた。
「「ハァイッッッ!!」」
 アルパカマッスルブラザーズ(全128色)だった。

==============================
 ショーの現況であるアルパカPとの最終決戦です。
 事務所から出勤するアルパカマッスルブラザーズたちが皆さんを阻むので、まずは彼らをはねのけるプレイングを書いてから、アルパカPへのアクションへ移りましょう。

 アルパカマッスルブラザーズは腰にマッスルダイナマイトを巻き付け屈強なポージングをしたままマッスルセ○ウェイ通称マスウェイで突っ込んできます。
 放置すると即爆破。回避すると背景のあれこれが爆破します。なのでこれを防御ないしは迎撃しましょう。
==============================
聖護院・カプラ
不健康を広め死をプロデュースするアルパカP、そしてその手下アルパカマッスルブラザーズ……
その行い、何としても改めさせねばならないでしょう。

AMB128(アルパカマッスルブラザーズ128色)の相手は私にお任せを。
市井への被害を防ぐ為、マスウェイでの自爆突撃を『存在感』で引き付けこの身に集めるのです。

さしもの私も膝を付きあわや爆発四散となるかもしれません。
ですが……聞こえはしないでしょうか。
私達猟兵を応援する『自由と平和を愛し、宇宙に生きる人々(視聴者)』のコメントが。

#第六猟兵 のハッシュタグがトレンド1位になりし瞬間、
『銀河皇帝をも圧倒する彼らの声援と存在感』がその時不思議な事を起こすのです!



「「パカー!!」」
 腹マイトした大量のアルパカマッスルブラザーズがダブルバイセップスポーズのままマスウェイにのって突撃してくる光景を果たして想像できようか。
「不健康を広め死をプロデュースするアルパカP、そしてその手下アルパカマッスルブラザーズ……その行い、何としても改めさせねばならないでしょう」
 手を合わせ目をグリーンに光らせる聖護院・カプラ。
 そろそろ300台が見えてきたと評判の存在感を遺憾なく発揮してAMB128の前に浮かび上がった。
 が、しかし!
「ククク、今キマイラフューチャーのハッシュタグトレンドランキングに食い込んだ『#メタボリックひろし』は偉大なる存在感をもつ。今の貴様を凌駕するほどにな!」
 アルパカマッスルはポージングの存在感と作品のネームバリューによって浮遊すると目から大量のビームを発射した。
「くっ……!」
 存在感バリアを張ってなんとかこらえるカプラ。
 しかしトレンドの力は偉大!
「このままでは……いや、しかし、『#第六猟兵』のハッシュタグがトレンド入りしたあかつきにはその発起人である私のネームバリューも上がるはず。きっとアルパカマッスルの存在感にも打ち勝つことができるはずです! みなさん!」
==============================
※折角なので特別ルールを追加します。
 今現在から明日の3月22日13時までの間に『#第六猟兵』がトレンドランキング20位内に入った場合アルパカマッスルブラザーズはいきなり半数が心臓発作か肉離れし死にます。
 もし万が一トレンド1位をとったならもうなんかよくわかんないけどアルパカマッスルブラザーズもアルパカマッスルも突如死亡しここから先のリプレイが特別番組『トレンド戦士イェーガー』になります。
==============================

苦戦 🔵​🔴​🔴​

聖護院・カプラ
視聴者の方々、如何でしたでしょうか。
私達に沢山のコメントを戴き嬉しい限りです。
残念ながら(3月22日2時時点)『#メタボリックひろし』の勢いには及びませんでした……が!

キマイラフューチャーの皆さんに戴いたコメントの数だけ、今から『特定宇宙通常兵器使用禁止制限条約抵触兵器』に給弾しアルパカ達に放とうと思います。
勢いが負けているのであれば、銃を使い勢いを足せばよいのではないでしょうか?

チェーン機構により徳撃力を重視した『マニ車レーザーチェーンガン』から放つ陀無陀無弾(弾の先端に卍マークを刻んだ物)でAMB128の浄滅をお約束しましょう!

皆さん!過ぎた贅肉や筋肉は身を滅ぼします!適度な食事と運動を!



 スマホ画面に流れるツイートの滝。
 その多くが『魔法中年メタボリックひろし』のヒーローショーとその場に現われたイェーガーたちの話題であった。
 そんなトレンド力を背景に持ったAMB128(アルパカマッスルブラザーズ128色揃え)のマスウェイ突撃は絶大な威力だ。
 スマホを眼前に掲げる聖護院・カプラ。
「確かにトレンド力はそちらが上。しかしトレンドとは人が作るもの。
 呼びかけ、集い、白熱した力は新たなトレンドを作るのです」
 腕を高く、天空に掲げたスマホの画面に新たな滝が発生した。
「む、それは……!」
 マッスルポーズで宙に浮いていたアルパカマッスルが目を見開いた。
 慌てて自分のスマホを見ると――。

『支援』『空白さんが泣くと聞いて』『祭りと聞いて💪(`・ω・´💪)』『どうかしてる』『応援してます』『わぁお、大変だあ』『トンチキなハウスルールの刑』『参加してないけど、凄いルールだ』『がんばえいぇーがー!』『シナリオでやらかしたらしいぞ?』『せんせーなにやってんですか』『ハッシュタグ企画突飛すぎて笑ったので支援』『最高に草』『ケ○ベロスブレイドもよろしくね!』『ブレイブだぜ!』『あまりにも突飛すぎる滅茶苦茶笑ったwwwwwwwwwww』『奇跡を見せてくれ』『こんなん見たすぎる』『特別ルールは笑う』『存在感さんを支援』『近々にニコ生あったら面白かったろうなあ、これ』『加速』『課金します!!!』『楽しみ、です!』『折角だし、便乗してうちの子置いとこ』『(そっと応援)』『乗るしかない、このビックウェーブに』『面白すぎませんか』『これは応援して無関係な人困惑させるしか』『トレンド戦士イェーガー読みたい』『こういうことになってるのねww』『難易度高いけど行ってほしい』『せっかくだから自キャラアピールする』『力貸すしかない案件』『がんばえー存在ン』『遅れてすまない。状況は理解した。自分のキャラを宣伝するし、立ち位置は破壊者だ』『ぷいきゅあがんばえー』『なんだか面白そうな気配を感じたのでびんじょるの!』『元凶はこれか!』『頑張ってほしい(本音)』『え?なに? なんでみんなタグつけて呟いてるの???(困惑)』『よくわからんけど協力しよう』『めぇめぇ!(´ェ`)』『やっほう』『カプラさんが元気玉使おうとしていることは理解しました』『目指せ1位です?』『めっちゃきになる』『なwにwしwとwんwww』『トレンドレッツゴー!!』

「な、なんだこれは!? みんな意味も分からずとりあえず呟いているだと!? 一部に至ってはもうぷいきゅあを応援しているし……!」
 困惑するアルパカマッスル。
 当然である。いちイェーガーがトンチキなこと言い出しただけで100を超えるツイートが滝となって流れたのである。
「確かに世界全て(トレンドトップ)を塗り替えるほどの力はありません。
 しかしこうして目に見える世界を、手の届く世界を塗り替えるほどの力を我々イェーガーは持っている。その集合体が、これなのです」
 それは夢。
 自分たちが世界を塗り替える光景を夢見た者たちの声であり、希望であった。
 それが、力に変わらぬ道理はない。
「全ての願いを乗せて、吠えなさい、マニ車レーザーチェーンガン!」
 カプラの突きだしたチェーンガンからコメントの数だけコメントビームが発射されAMB128へとぶつかっていった。
「「パ、パカアアアアアアアア!?」」
 半数とはいかずとも、2~3割をいきなり爆発四散させることには、どうやら成功したようだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

難駄芭院・ナナコ
「えっ!!!アタイがバナナアイドルに!!!!」
突然イケメンPに勧誘されて憧れの芸能界デビュー!
しかしそこで待ち受ける様々な試練!
センパイアイドルからの熾烈ないじめ!「食べようと思っていたバナナが皮だけに!」
ちくわ派の陰謀!「アタイのバナナにちくわが!!」
ナナコは立派な売れっ子アイドルになれるのか!
新番組!フルーティアイドル★🍌バナナDEナナコ🍌!
ぜってぇ見てくれよな!!!

という企画書を考えたんですがどうだオラァ!!!
えっ、バナナが耳に詰まってて聞こえなかった???チキショーーーー!!!

WIZ
黄金果実の絨毯で突っ込んでくる奴らを纏めてスリップさせてやる!

本社が爆発、やったぜ。
汚ねぇ花火だぜ!



「えっ!!! アタイがバナナアイドルに!!!!」
 少女漫画フェイスの難駄芭院・ナナコ。頭の形がPになってる人に勧誘されて憧れの芸能界デビュー。しかし底に待ち受けるのは試練の連続だった。
 ランキングを押すために課金する日々。大量に回されるガチャ。
 先輩アイドルにバナナの中身だけ隠されたりバナナハンガーなんかこうぐにゅって低く曲げられたりといういじめを受け、ちくわ派にはバナナをすり替えられきゅうり派にはぬか床につけられる。
 そんな日々をくぐり抜け……!
「私、武道館まで来たよー!」
 バナナマイクを握ってジャンプするナナコ。
 新番組『フルーティアイドル★🍌バナナDEナナコ🍌!』

「っていう番組だから絶対見てくれよな! 作ってくれよな! な!!!!!」
 倒れたアルパカマッスルブラザーズの襟首(毛皮)を掴み上げてがっくんがっくんゆするナナコ。
「おい聞いてるのかオラァ! 耳にバナナつまってるんですかオラァ!?」
 ナナコは好き放題アルパカをゆすった後、食べ終わったバナナの皮をしまっとく袋(喫バナナ者のマナー)からバナナの皮を大量にまき散らかした。
「パッカァ!?」
 派手にスリップしていくアルパカマッスルブラザーズ。彼らはなぜか吹っ飛んで次々にパカパカ本社へ突っ込んでは爆発していった。
「パカアアアアアアアアアアアア!?」
 アルパカPの悲鳴が響く。

大成功 🔵​🔵​🔵​

テルプ・ステップアップ
な、なんだってーーーー!?(MMR調)
特別ルールに驚くテルプ。

意味はわかんない!
でもトレンド戦士イェーガーも楽しそう♪
楽しみにしてるよ!
それはそれとしてブラザーズには僕の華麗なステップを見せてあげる
攻撃を避けて避けて避けまくってアルパカPのとこまで行くよ。
ふははぁーどうしたどうしたーその筋肉は飾りなの?
悔しかったら掴まえてみてねー♪😜
アルパカPが自爆特攻してきたらパーフェクト・レヴェランス!
自爆にブラザーズを巻き込んでやる。
終わったら毛刈りタイム。もこもこの下の筋肉は果たしてムキムキ下記になってたんだよね。さあさあ検証だよ。(バリカン片手に)暴れるとパンツの紐を切っちゃうかもよーぬふふー



「えっなにトレンド戦士イェーガーはじまるの? ポテチとコーラ買ってこなきゃ!」
 テルプ・ステップアップはキュルルルルと高速回転しながらコンビニに突っ込もうとし……たところでぴたりと停止した。
「えっやらないの!? 楽しみにしてたのに!」
 停止したことで本来激突しようとしていたアルパカマッスルブラザーズ128の自爆突撃が失敗。コンビニに突っ込んでポテチとコーラと課金カードをまき散らして吹き飛んでいった。
「パカパカー!」
 逃がすかとばかりに次々に突っ込んでくるAMB128。
 が、対するテルプも黙っちゃいない。
「私のラストに誰も邪魔させない! パーフェクト・レヴェランス!」
 テルプはその場でキュルキュル開店しながら突っ込んでくるアルパカを片っ端から蹴り飛ばして破壊していく。
「ええいラチがあかん。マッスルタックル!」
 そこへアルパカPが単身のショルダータックル。
 これにはさすがのフィナーレモードでもダメージを免れない……が。
「こっちも、きっちりいただいたよ!」
 手にはバリカン。
 アルパカPの首ンとこの毛皮がごりっと刈り取られていた。
「ぱ、パカアアアアアアアアアアア!?」

大成功 🔵​🔵​🔵​

燈夜・偽葉
あなたが黒幕なのですね!やっつけてあげます!
(赤マイクロビキニから着替えたかどうかは…お任せします!)

むっ、まずは手下から、ということですか
ところで誕生色って知っていますか
生まれた月日に合わせて設定されてる366色なんですけど
128色とか少ないですよ出直してきなさい!

「剣は雨の炎」を先制攻撃・範囲攻撃・一斉発射
近づかれる前にブラザーズを縫い留めます
ダッシュに残像やフェイントを合わせてアルパカPに接近して黄昏の太刀で斬りかかります



「アルパカP! あなたが事件の黒幕だったんですね! 神妙にお縄に着きなさい!」
 刀を突きつける燈夜・偽葉。
 ごっそりいった毛皮部分を押さえて振り返ったアルパカPは、片腕だけのマッスルポーズで偽葉を威嚇した。
「フン、この私とセクシー対決をしようというのか。よかろう!」
「えっちがいますけど」
 刀を握った偽葉はバニーガールだった。
 刀を握った偽葉はバニーガールだった。
 刀を握った偽葉はバニーガールだった。
 もっかい書くね。
 刀を握った偽葉はバニーガールだった。
「ただでさえ天然ケモミミがついていながらなぜバニーを重ねた!」
「そんなこと言われても知りませんよ!」
「ええい、この属性過積載の女を爆殺するのだ!」
「「パカー!」」
 そこへ突っ込んでいくAMB128。
 偽葉は刀を天空に振りかざすと、大量の狐火の太刀を呼び出した。
 雨のように降り注ぐ太刀に、アルパカたちは次々と爆発四散していく。
「128色とか少ないですよ出直してきなさい!」
「何ィ……!? では今356色のアルパカを」
「出さなくていいですから!」
 素早く踏み込み、アルパカPの逆サイドの毛皮を切り裂く偽葉。
 首両サイドの毛皮がごっそりもっていかれ、アルパカPは再びの悲鳴をあげた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

レパル・リオン
行くわよ、イヴちゃん(f13592)!魔法少女は無敵だって、思い知らせてやるんだから!

まずは全力で【トリニティ・エンハンス】!アルパカブラザーズの群れに飛び込んで、パンツをパンチ(核爆発にも負けないド派手なエフェクトつき)するわ!

イヴちゃんが起こした核爆発の爆風から飛び出して、パンチ(核爆発にも負けない威力)をアルパカのパンツに放つわ!

「さすがね、イヴちゃん!だけどあたしだって、負けてられないわ!」
あたしの魔法(こぶし)を食らえー!弱点をぶち抜くパンチ!キック!そしてパンチ!
「『魔法少女ホープフル☆スター』!また見てね☆」
さてと、あたしも会場の修理を手伝わないとね!


イヴ・シュプリーム
心境:随分と……数を揃えたのね……? 流石に、この数は骨が折れるわ……なら……!

戦術:AMB128及びアルパカマッスル本体に【全力魔法】【掌中ニ顕現スル太陽】による【範囲攻撃】……もとい無差別攻撃を敢行します。
自身に対しては【オーラ防御】と<日傘>の使用、周囲については<魔法陣>による【盾受け】で被害の局限を図ります。
恐らく、ステージに対する被害は防ぎ切れないため、破損箇所は【創造スル御手】によって可能な限り修復します。
修復についてはレパルさん(f15574)に協力を仰ぎます。

「……やりすぎたわ……直さなきゃ……あ、『魔法少女ホープフル☆スター』……また見てね……?」

※アドリブ歓迎・連携希望



 次々と爆発するAMB128。
 その中を、レパル・リオンとイヴ・シュプリームが黄色いタクシーのボンネットに立ち乗りする形で駆け抜けていく。
「パ、パカァ!?」
 衝突するアルパカの爆発を、イヴは広げた日傘とその表面を覆った魔方陣の障壁によってはねのけていく。
「随分と……数を揃えたのね……? 流石に、この数は骨が折れるわ……なら……!」
 イヴは傘を畳み、核融合魔法を発動。ごく小規模ではあるがとんでもない爆発が道路と周辺の建物とパカパカ本社を吹き飛ばした。そのついでとばかりに吹き飛んでいくAMB128。
「……やりすぎたわ……直さなきゃ……あ、『魔法少女ホープフル☆スター』……また見てね……?」
 とりま宣伝もしておくイヴ。
 一方で同じボンネットに立ち乗りしていたレパルは爆風を防御姿勢でやり過ごすと、全身に魔法のパワーを纏わせた。
「さすがね、イヴちゃん!だけどあたしだって、負けてられないわ! 魔法少女は無敵だって、思い知らせてやるんだから!」
 爆発の衝撃で壊れてとまったタクシーから跳躍。
 吹き飛んだあれやこれやの先でダブルバイセップスガードの姿勢で待ち構えるアルパカP。
「あたしの魔法(こぶし)を食らえー!」
 魔法によって巨大化した拳がアルパカPへ激突。
 しかしアルパカPのマッスルポーズによるガード姿勢は鉄壁。エネルギーが阻まれ、びりびりと空気が揺れた。
 それでも強引に押し込もうとするレパル。
「パ、パカ……ァ……!」
 アルパカPも必死なのだ。ポーズを少しでも崩せばこのエネルギーをまともに食らうことになる。顔面に突き立てられるナイフをギリギリの所で掴んで押さえているような状態だといっていい。
 むろん、そこにさらなる攻撃が加われば。
「隙あり……!」
 背後に回り込んだイヴが畳んだ日傘をライフルのように構え、青白い魔導レーザーを発射した。
「ぐぱぁ!?」
 背後からの攻撃に崩れる姿勢。
 解けるガード。
 レパルの巨大な魔法(パンチ)もまた直撃し、アルパカPは派手に吹き飛んでいった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

星羅・羽織
#第六猟兵 で、ツイートされた、はおりんマンの、評判だけ、パワーアップ。
無限の、私への、称賛、しかと、受け取った(0件)

くらえ、はおりんダイナマイトなんとかかんとか?インパクトマックスぴゅあぴゅあ喧嘩キック(突撃してくるマスウェイにキック)
わからないけど、なにか、すごい事になる(わからない)

困ったら、エレメンタル・ファンタジア、撃っとけって、思ったので、キックに、雷撃を、メガ盛り。【範囲攻撃】と【2回攻撃】ですごい感じになる(わからない)

あと、『トレンド戦士イェーガー』楽しみ。録画もしながら、生でみる。
トレンド入り、したら、いいね。


ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
シャーリーが何かイイ台詞を言ってくれるみたいだから(※相談時点で向こうはまだ決まってないけど)「そーだそーだ!」と同調しておく。
で、それから向かってくるAMB128をシャーリーと手分けして『飢龍炎牙』で迎撃。

そしてアルパカPとのボス戦。
大包丁での『二回攻撃』と共に料理人見習いの怒りをぶつける。
「お前が率先して不健康になってどうするんだよ!明らかにヤバイ筋肉のつき方だろそれ!?」
よいこのみんな、メタボ生活もアレだけどだからと言って無理にマッスルにならなくてもいいからな?
適度な運動で美味しい食事、これが一番!


シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
おばあちゃんが言ってた!
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
…ってセリフが出てきた映画の話
でもシリーズ重ねる毎に毎回殺される主人公のおじさんもかわいそうだよねー

Σとか言ってたらAMBいっぱい来たーーー!?
ウィーリィくんと協力して【グローバルスウォーミング】でまとめてやっつける!

さぁ、残るはボスだけだよっ!
ウィーリィくんと連携し【2回攻撃】の連撃を叩き込む!
「おっぱいなら負けないよ!」
(本物のおっぱいをぷるぷる揺らしながら)


郁芽・瑞莉
トレンド力が偉大な存在感を持つとか普通にあり得るのが、
キマイラフューチャーだと思わずにはいられませんね……。
も、もちろんいい意味で、ですよ?

マッスルプロデュース、打ち破って見せましょう!
ダメージを軽減し、その力を攻防に活かす為、神霊体へと変身。
アルパカマッスルブラザーズ達に対して、敢えて正面から切り込みますよ!
「アイドルというのは偶像。私達猟兵がその格の違い、魅せますよ」
薙刀でなぎ払いつつ、オーラ防御や耐性で切り抜けて、
受けたダメージは全て攻撃力へと変換。
痛烈な衝撃波の一撃をアルパカPへと仕掛けて、
返す刃として一気に切り込んでいきますよ!
「貴方のマッスルプロデュースがこの一撃を作りましたよ!」


アーサー・ツヴァイク
※最後まで共闘アドリブ大歓迎
【セイ研】の仲間がいたら共闘希望

絵面がひどい(褒め言葉)
向こうが爆発推しでいくならこっちも爆発でいくか…

ライドランに【騎乗】して出発、迫り来る筋肉爆弾をレイシューターで撃ち落としてくぜ!
周囲が爆発するなかでバイクで疾走…あれ、なんだか凄いヒーローっぽいのに素直に喜べない
このモヤモヤする気持ちはプロデューサーにぶつけよう。
充分に接近したところで【早業】でライドランを槍に変形、【エクスプローシブ・ドラゴンライド】で爆破してやるぜ!


トール・テスカコアトル
【セイ研】

まっさかートレンド入りなんてするわけないよね
というわけで普通に倒そう
「てい!変身!」
『説明しよう!恐怖とか無いけど、この感情にノリで勇気と名付ける時!トールは勇気の戦士へと覚醒するんじゃないかな!!』
「いくぞアルパカマッスルブラザーズ……ブレイブ反復横とび!」
『説明しよう!ブレイブ反復横とびとは!その機動力と防御力を全開にして往復し広範囲をソニックブームで吹き飛ばす……この場で思いついた技だ!』
「遂に決戦だアルパカP!食らえ!必殺!ブレイブ殴り!」
『説明しよう!ブレイブ殴りとは!雑にぶん殴ってバイバイアルパカする必殺技である!キラーン!』
「でも、これが最後とは思えない……第二の」

ぷつ



「ぐおおおおおおおおおおお!?」
 路上を派手にバウンドしながら転がるアルパカP。
 満身創痍で起き上がると、マッスルポーズをとって痛みを消し飛ばした。
 更にアルパカPの全身にマッスルプロテクトのエネルギースキンが展開していく。これを破るのは容易ではないだろう!
「くっ……こうなれば残る全てのアルパカでマッスルミサイルをしかけるのだ!」
 筋肉を誇示するアルパカPの命令によって、マスウェイで腹マイト突撃していたアルパカたちが次々に跳躍。
 謎のマッスルエネルギーによって筋肉のミサイルと化した。
「ツイートされた、はおりんマンの、評判だけ、パワーアップ。無限の、私への、称賛、しかと、受け取った」
 キリッと目だけ光らせる星羅・羽織。
 はおりんマンのツイートはなかったが、はおりんマンの心の中には億千万の応援ツイートが輝いていた。
「インパクトマックスぴゅあぴゅあ喧嘩キック!」
 飛んでくるマッスルミサイルに跳び蹴りを食らわせると、爆発を起こしてそのまま滑り抜けていく。
「うおお、なんかやばいことになってるぞ!」
 ウィーリィ・チゥシャンが空飛ぶマッスルの群れを指さすと、シャーリー・ネィドはキリッとシリアスな顔で振り返った。
「『大いなる力には大いなる責任が伴う』……」
「えっ、あ、そうだそうだ! 責任だぞ!」
 今それ言われると胸が痛いな。
「とにかくウィーリィくん、飛んでくるアルパカをやっつけるよ!」
「よしきた――喰らい尽くせ、炎の顎! 『飢龍炎牙(グリード・ブレイズ)』!」
 ウィーリィが取り出した中華鍋をゆすると、激しい炎が舞い上がり竜の姿をとった。
 更にシャーリーが天空に解き放ったサメのオーラが無数に増殖し、マッスルミサイルへと襲いかかる。
 サメとドラゴン。世界二大神獣だ。なんかの映画でも言ってたから間違いない。
「「パカパカァ!!」」
 次々と撃墜されるアルパカマッスルブラザーズ。
 そんな爆風を抜けマッスルポーズで突っ込んでくる残り少ないマッスルミサイルを、アーサー・ツヴァイクとトール・テスカコアトルが迎え撃った。
「絵がひどすぎる……が、行くしかないか!」
 アーサーは大型バイクライドランに跨がって発進。
 次々と頭から突っ込んでは爆発するマッスルミサイルを蛇行運転によってかわしていく。
 その後部座席でセーラー服の裾を靡かせるトール。
「変身!」
 説明しよう。この期に及んで勇気もなにも無いけどこのノリを勇気と呼んでみたら案外ノリで変身できちゃうんじゃないかな!
「ブレイブジャンプ!」
 説明しよう。ブレイブジャンプとはバイクの上で暴れると絶対アーサーに当たると思ったトールがとりまジャンプするという優しい必殺技である。
「プレイブ空中反復横跳び!」
「えっなにちょっと待て!?」
 説明しよう。ブレイブ空中反復横跳びとは必殺技キーとジャンプキーと方向キーを同時に押し込むことでなんかバグみたいに空中で出ちゃうというトールが偶然発動させた必殺技である!
「「パキャアアア!?」」
 爆発するマッスルミサイル。空中で左右にビュィーンてしゃかしゃかするトール。
「なぜだろう。今すごくヒーローっぽいのに素直に喜べない俺がいる……!」
 が、それはこれ。これはこれ。
「アルパカPのマッスルプロデュース、打ち破って見せましょう!」
 真横を超高速で走る郁芽・瑞莉。
「アイドルというのは偶像。私達猟兵がその格の違い、魅せますよ!」
 繰り出す薙刀で突っ込んでくるマッスルミサイルを次々に切り裂くと、度重なる爆発が瑞莉を包んでいく。
 だがそのたびに、瑞莉の力は増し、薙刀からあふれる霊的エネルギーが増大していった。
「痛みを抱えれば抱えるほど、私とこの刃は力を増します。私が倒れるよりも早く、あなたを打ち倒しますよ、アルパカP!」
「やれるものなら、やってみろォ!」
 アルパカPは渾身のマッスルポーズによる鉄壁ガードとつぶらな瞳から発射するプロデュースビームで迎撃をはかる。
 瑞莉は飛来するビームを薙刀で弾き、羽織はひらりと翳したローブで振り払った。
 左右から襲いかかるシャーリーとウィーリィ。
 シャーリーのマスケット銃が光線を乱射し、アルパカPはその光線を左右交互にピクつく大胸筋の漲りで弾いていく。
 そんな筋肉に叩き込まれるウィーリィの包丁。
「くっ、包丁の刃が通らない。なんて堅さだ!」
「だが壊せない堅さじゃあない。正面から突っ込む!」
 対して、アーサーはライフォンから『エクスプローシブ・ドラゴンライド』のアクションを選択。
 ライドランから一度飛び上がると、巨大な槍に変形したライドランへボードのように立ち乗りした。
 いつの間にか追いついていたトールも同じように飛び乗り、拳にブレイブパワーを集める。
「俺たちの一撃……受けてみやがれ!!」
「必殺! ブレイブ殴り!」
 二人のコンビネーションファイナルアタックがアルパカPへ直撃。
「貴方のマッスルプロデュースが……受けた痛みが、この一撃を作りました!」
 更に瑞莉の薙刀も突き刺さる。
 突き上げられるように天空へと舞い上がるアルパカP。
 全身を覆っていたマッスルプロテクトが破られ、割れたガラスのようにエネルギーが散っていく。
「今だよウィーリィくん。本物のおっぱいを見せてやろう!」
「いやそれは見せなくても!」
 シャーリーはサメをウィーリィはドラゴンをそれぞれ作り出し、合体させて空中のアルパカPへと叩き付けた。
「よい子の皆! メタボ生活もよくないが、無理にマッスルを作ろうとしなくていいんだぞ!」
 教育に良さそうなことをいいながら放つ必殺技。
 その最後の一撃は、羽織もといはおりんマンによるメガ盛りエレメンタル・ファンタジア・アタックであった。
「エレメンタル、はおりんぱんち」
 直撃したアルパカPを中心に、激しい爆発が巻き起こる。
「ぱ、パカアアアアアアアアアアアアアア!?」
 アルパカPは吹き飛び、パカパカ支社に突っ込んで大爆発を起こした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

メリッサ・ウェルズ
うわぁ……ねぇ、ボクそろそろ帰っていいかな?
ハッシュタグ投稿してたら勝手に死ぬんでしょこのAMB128って
もうそれでよくない?
戦う必要なくない?

え?
だめ?
しょうがないなぁ……

とりあえず向かってくるマスウェイだっけ?
それは血統覚醒でパワーアップしたボクががっしと受け止めてどっせいって投げ飛ばすよ
ふっ、汚い花火だったZE

じゃ、あとはボクもハッシュタグ投稿しておくね
ボクは現代っ子だからスマホちゃんと持ってるし
……アイテムにない?
いいんだよ、あるんだよ

じゃ、あとはTwitter見てるからみんなよろしくねー


鏡島・嵐
判定:【WIZ】
ちっくしょう、またてめえか! そして懲りずにその路線継続かよ!
この流れ知ってるぞ。クライマックスで128人のマッスルブラザーズが合体して相手がひでえ目に遭うってヤツだろ!? なんかそういう動画見たし!
あと、おっぱいと大胸筋はいい加減区別しろ! 嘘・大袈裟・紛らわしいのはNGだ!

呼び出した道化師がノリノリでクライマックスを演出してる……今更だけどイイ性格してるよなコイツ。
これはアレか、おれ自ら殴りに行けってか。
……よ、よしわかった。おれも男だ、こうなったら火事場の何とやらで戦ってやる!

自爆は〈敵を盾にする〉のと〈オーラ防御〉で損害をちょっとでも減らす。足りない分は〈覚悟〉で補う。


霧島・クロト
なーんでこんなくだらない奴相手に使うハメになんだよなァ……
キマフューだから仕方ないとかこの際あまり納得したくはねーがなァ。

瞑目してから【氷戒装法『破軍の執行者』】を【高速詠唱】。
再び開かれた時には蒼い、深い藍色の眼になる。
「つぶらな瞳な割に肉体がむきむき過ぎて正直見てらんねェわ」

マッスルの自爆特攻は【オーラ防御】【属性攻撃】で凍らせてから
投げつけ……いやこいつらぶん投げてつぶらな瞳ビームに巻き込んだ方が良いな?
凍ったアルパカマッスルにそのまま氷の波動を付与して
【属性攻撃】【マヒ攻撃】【全力魔法】【フェイント】を駆使して
つぶらな瞳ビームに対して全力で投げ込む。たぶん向こうで爆発してくれんじゃね?


夢月・にょろ
すごいんだよ!不思議な力で何故かズボンとかパンツだけ不死身なやつなんだよ!
みんなでどんなに攻撃しても、ボロボロにはなるけど脱げることはない不思議で最強の防具だね!

正直、ムキムキのアルパカとかキモ可愛くて大好きだから大好きがウナギ上がりなんだけど。
こういうときは心をムーッてしてメチャクソにしちゃうんだよ!私以外の人が!
ということでー、後方支援系ヒロインは歌って応援してるんだよっ。
みなさん、やっちゃってください!

何故かパカマスさん達が倒れたら、歌って踊ったり、ウナギウナギしたり、自由に遊ぶんだよ(お任せ)

あと、ウナギ下がりのこと調べさせてごめんなんだよっ。
私が適当に作って適当に言ってる言葉なんだよ


ジャック・サン
AMB(アルパカマッスルブラザーズ)ってそんなに色あるのかよ。
お前らよく混乱しないね。俺には同じ色にしか見えないんだが。
いや流石にここまできたら普通に戦うけど。
あとトレンド上位は流石に難しいんじゃないかなって思ってた!

ひとまずお前ら、まとめて邪魔だ!
地面を攻撃してさくっとAMBを妨害しよう。
その乗り物、かっこ悪い奴が乗るとよく段差でこけるしな!
「ひとまずこれでも食らっとけ!」
面倒だからカッコいい感じに切りつけて、ダイナマイトorダイナマイトごとAMBをアルパカPに投げつける。

お前らを放って置くとこれ以上ろくなことが起きないしな!
(アドリブは歓迎です)



「こ、この完璧なプロデュースによって培われた筋肉が破れるだと!? あ、ありえん……!」
 パカパカ支社のがれきから這い出てきたアルパカP。
「だがヒントは掴んだ。トレンド戦士イェーガーをまるぱくりしてトレンド戦士アルパカを放送すれば、柳の下のドジョウ感覚で再びバズれる筈だ!」
「そうはいくかよ」
 紫黒のカラーが轟音と共に迫る。
 改造宇宙バイクに跨がった霧島・クロトが迫る。
「ぬう、いかん!」
 アルパカPはセ○ウェイに飛び乗り、支社のスタッフたちをけしかけて走り出した。
 棍棒やダイナマイト片手に飛び出してくるアルパカスタッフたち……だが。
「こいつら相手に使うのはなァ……」
「でも、やらないと終わらないし」
 バイクのサブシートに横座りしたメリッサ・ウェルズが己に眠るヴァンパイアの血を覚醒。
「こっちのアルパカは片付けておくから、あっちはよろしくね」
 バイクからぴょんと飛び降りると、襲いかかってくるアルパカ社員の一人を蹴り飛ばした。
「パカ!?」
 銃弾の如く地面と水平に飛んでいくアルパカ社員。
 反動でムーンサルトジャンプしたメリッサは空中で紅蓮のオーラを展開。
 翼のように、もしくは巨大な爪のように広がったオーラが周囲のアルパカ社員たちをまとめて切り裂いていく。
 一回転し、着地。
 棍棒を振りかざし殴りかかるアルパカ社員を足払いで転倒させると、襟首(毛皮)を掴んで激しく遠投した。
「パカァ!」
「さーてと、TLはどうなってるかな?」
 胸の谷間からスマホを取り出すと、メリッサはぽちぽちスワイプしながらアプリを開いた。
「よそ見する暇は無パカァ!?」
 背後から殴りかかるアルパカ社員を振り返りもせずに裏拳でノックアウトすると、ふと仲間のツイートを発見した。
「おい! この辺にアルパカPが落ちてこなかったか!」
 ピンク色のこどもハイエース(子供でも運転できる合法的なハイエースのこと。決して他意はない)が急停車。運転席の窓が開き、ジャック・サンが顔を出した。
 助手席では夢月・にょろがぱたぱたと手を振り、後部座席では鏡島・嵐がどこか呆然としていた。
「それなら、あっちに言ったけど」
 指さす方向には、クロトが刻みつけたであろう特徴的なタイヤ痕が伸びていた。
「よしきた、追いかけるぞ!」
 ジャックはこどもアクセルを踏み込み、車を急発進させた。
「パカパカ!」
「Pには手を出させないパカァ!」
 どこからか沸いてきたアルパカ社員たちがパカウェイにのって横付けしてくる。
「邪魔するな、これでもくらっとけ!」
 手榴弾のピンを歯で抜いて運転席から放り投げるジャック。
 助手席で手を叩くにょろ。
「折角ドライブしてるんだから、楽しく歌うんだよ!」
「え、あ? ああ、そうだな?」
 色々なことが起こったせいで色々すっとんだ嵐だが、にょろの言葉に伴って道化師を召喚。
 顔にコウモリみたいなメイクをしたパンクな道化師が同じくコウモリみたいなギターを手に演奏を始めた。
「しぇげなべいべ!」
「なんだ、今日は全員イメージ変える日なのか?」
「ノリノリだね! それじゃあ歌うんだよ!」
 にょろはカーステレオにカセットテープをがちゃこんと差し込むと、流れ出すミュージックにあわせて身体を左右に振った。

 ※皆さんお気に入りのドライブミュージックを再生してください。

「そこのハ○エース! 止まりパカァ!?」
「パカァ!?」
 パカウェイで横付けしたり立ち塞がったりするアルパカたちを次々に撥ねていくハイ○ース。
 ジャックはにょろや嵐と一緒に歌いながら身体を左右に振り、次々とアルパカをはねてはひきはねてはひき、ついにアルパカPへと追いついたのだった。
「ひい! なんて運転をしているのだ! 道路交通法をしらんのか!」
「お前が言うな」
「まあなんでもいい。追い詰めたぜ。ここで終わりにしなァ」
 クロトは一度目を瞑り、海のように蒼く深いまなこを開いた。
 途端、クロトの全身を膨大な魔力が覆い、まるで白い煙に包まれたかのように魔力が表面化する。
 と同時に、大きく車体を傾けるジャック。
 ジャックの車体によるアタックと、魔力塊と化したクロトのタックルにサンドされ、アルパカPの車体は拉げるように壊れた。
「ぬおおおおお!?」
 転倒、アスファルト道路を転がるアルパカP。
 なんとか起き上がった瞳からビームを発射するが、詰め寄ったクロトの手のひらひとつでビームは消滅。そのまま顔面を掴まれ、背負うようにして投げられた。
「パカァ!?」
 ハイエー○の車体に横から突き刺さるアルパカP。
「うおあっぶねえ!」
 巻き込まれないように後部ドアから離脱する嵐。
「ぬうう……なぜマッスルが通じない。筋肉は全てを解決するはず……!」
「そこは学習しとけ。最初に思い切り蹴散らされただろあいつら」
「続きまして、夢月にょろで『うなぎのうた』!」
 マイクを持ってにょろにょろしながら歌い始めるにょろ。
 その横で伴奏するコウモリ道化師。
 我ながらなんでこんな絵面にしちゃったんだろうと遠い目をする嵐。
「じゃあ、仕上げといくか」
 ジャックは運転席にある自爆ボタンをぽちっと押すと、すみやかに車から降りてキーを投げ捨てた。
「お前らを放っておくとろくなことが起きないしな。最後は爆発オチで締めさせてくれ」

 歌うにょろ。缶コーヒーの蓋をカキャってやるジャックとクロト。
 スマホ片手に追いついてくるメリッサ。ひとり敬礼してやる嵐。
 空にあがる、アルパカ型の雲。
 今ここに、アルパカPの野望は潰え去ったのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年03月22日


挿絵イラスト