ケルベロス・ウォー①〜改造兵器を完成させよ
●クラッシャーの弾道ミサイル
ケルベロスディバイドのとある場所。ここでは、失われた古代兵器「ガジェット」の使い手「ガジェッティア」達が、永遠回廊を打ち破る手段を求めて「特務機関DIVIDEが保有する近代兵器」の改造を急ピッチで進めていた。
謎の魔導機械技術によって改修された兵器は極めて強力だ。しかし、量産はまず不可能な上、ケルベロスや猟兵以外にはそもそも扱うことすらできない代物である。つまり、彼らの改造兵器を完成させる為には、猟兵による試作型兵器の実戦投入とフィードバックが不可欠なのであった――。
「急げ! 早く完成させないと間に合わないぞ!」
「しかし、まだ試作段階ですから……!」
「ケルベロスと猟兵の皆さんが来て下されば……!」
現場の緊迫と焦りの声は、グリモアに届いていた。
●グリモアベース
「皆様、ケルベロスディバイドで戦争が開始しました。こちらは|決戦配備《ポジション》・クラッシャー担当の案内になります」
グリモア猟兵のスリー・サクセス(猟兵サポート型AIプログラム・f34842)がグリモアから映したバーチャルビジョンで現場の情報を伝えながら、解説を始めた。
「現場の戦場には既に『レヴィアタン』が攻めてきておりますが、ケルベロス及び猟兵にしか使えないレベルの改造兵器を配備している都合、皆様の協力が不可欠かと思われます。現場に急行したのち、魔導機械の叡智と技術の結晶であるこちら――『弾道ミサイル』のフィードバックを兼ねて戦闘を行って下さいませ」
ディバイド特製の弾道ミサイル、とても大きく勢いのある攻撃が可能なシロモノである。これは猟兵達にしか使えなそうなサイズだ。
「それでは、皆様の無事を祈っております。いってらっしゃいませ」
グリモアでの転移を開始した、サクセスだった。
椿油
椿油です。戦争が始まりました! 久しぶりですね。
こちらはポジション「クラッシャー」のシナリオとなっております。
戦争なので1章構成、『レヴィアタン』とのボス戦です。
プレイングボーナスは「ガジェッティアと協力して戦う/魔導機械と融合した近代兵器を使って戦う」ことです。
皆様のアツいプレイング、お待ちしております!
第1章 ボス戦
『レヴィアタン』
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POW : 巨鯨上陸
単純で重い【脚部ユニット】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : インビジブル・ワン
見えない【ステルス型ダモクレス】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
WIZ : ロールアウト
レベル×5体の、小型の戦闘用【新型ダモクレス】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
イラスト:もりさわともひろ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
月待・楪
弾道ミサイルを撃ち込むとして、発射台があるかないかって問題は…UCでぶん投げて解決するか
ミサイル本体ってのもおもしれーけど、どうせなら発射台も合わせて作っちまえば使いやすくなるんじゃねェの?
色々試し甲斐があるサイズだな?
破壊工作はお手の物
念動力で空中に浮かんで、投げる時にはミサイル本体の落下による勢いもつけてUCで思いっきり投げつけ、ちゃんと爆破するか確認
何発かあるんだろ?ちゃんと性能チェックとして投げつけて、爆破しなかったやつは鈍器としてぶん回して殴るために使ってく
地面に影響する攻撃なら空中にいたら攻撃されにくいだろ
……ま、それでも仕掛けて来るなら、弾道ミサイルをぶつけて盾にして避けてやるよ
「弾道ミサイルを撃ち込むとして、発射台があるかないかって問題は……UCでぶん投げて解決するか」
楪はガジェッティア達へと目線を向けながら、敵影を捉える。
「ミサイル本体ってのもおもしれーけど、どうせなら発射台も合わせて作っちまえば使いやすくなるんじゃねェの?」
「それは検討中です! ありがとうございます!」
「善処します!」
そのうち実装されるとの事で、改めてUC《Cat'stail》を発動し、サイキックエナジーで弾道ミサイルを掴む楪。
「色々試し甲斐があるサイズだな?」
レヴィアタンへと、落下速度を増しつつ勢いよく弾道ミサイルをぶつけていく。ドガァァンと大きい衝撃が響く。
『ウゴゴゴゴ……』
レヴィアタンは大きくのけ反った。
「何発かあるんだろ?」
不発弾があればそれは鈍器として使えば良いと、次の弾道ミサイルを掴む楪。そして何度か試していくうちに案の定、爆発しない弾道ミサイルもあった。
「あっ! ぜ、善処します……!」
ガジェッティア達はそれを見てぺこぺこ頭を下げた。
『ウゴゴゴゴ……』
レヴィアタンが脚部ユニットで攻撃しようとするのも盾にした不発弾道ミサイルで弾き、無事にフィードバックはガジェッティア達へと送られるのだった。
大成功
🔵🔵🔵
イリス・ホワイトラトリア
弾道ミサイルの大きさはどのくらいなのでしょうか?
直径30m(※cmではない)くらいまでなら発射する方法があります
でも…本当に大丈夫なんでしょうか?
着弾した後の被害範囲が大変な事になっちゃいますけど…
それでもよろしいのでしたら、力をお貸しします
ベヒーモス様の装備はデストロイヤー・オブ・ガーディアンで参ります!
大きい敵…!
でも空母(全長約300m)を三隻背負っているベヒーモス様なら負けません!
敵の攻撃が見えないなら防いじゃえば!
ギガンティックガーディアンシールド展開!
その間に弾道ミサイルを装填!
反撃です!
ギガンティックデストロイヤーキャノン!発射!
シールドは展開を維持!
着弾の衝撃に備えてください!
「弾道ミサイルの大きさはどのくらいなのでしょうか? 直径30mくらいまでなら発射する方法があります」
「30m……えっmですか? 流石にそこまでは無いですけど」
ガジェッティア達は一瞬イリスの言葉を聞き間違えたかと思った。
「でも……本当に大丈夫なんでしょうか? 着弾した後の被害範囲が大変な事になっちゃいますけど……それでもよろしいのでしたら、力をお貸しします」
「問題ないです。責任は全て我々が取ります!」
ガジェッティアの同意も得られたので、イリスは【ベヒーモス・デストロイヤー・オブ・ガーディアン】に搭乗してレヴィアタンと対峙する。
「大きい敵……! でも|空母を三隻《全長約300m×3》背負っているベヒーモス様なら負けません!」
UC《報復せし破壊の守護竜》を発動するイリス。
「ギガンティックガーディアンシールド展開!」
ステルス型ダモクレスを全て防御した上で、弾道ミサイルを装填していく。
「反撃です! ギガンティックデストロイヤーキャノン! 発射! シールドは展開を維持! 着弾の衝撃に備えてください!」
弾道ミサイルがレヴィアタンへと勢いよく何発も発射され、レヴィアタンは一時横転した。
『ウゴゴゴゴ!!』
「す、凄い戦いだ……」
「本当に地面がえぐれている……すげぇ……」
ガジェッティア達は、唾を飲んで戦況を見守るのだった。
大成功
🔵🔵🔵
川西・晴空
●POW
おお、でっけぇクジラみてぇな奴じゃねぇか
日出国に居た頃、沖に出てクジラ漁に出たのを思い出しちまうな!
そいつが歩いてるのもスンゲーが、いっちょ一狩り行くぜぇ!!
見た感じ、背中に砲台が乗っかってて、下手に撃ち込むとそいつの対空砲火でディバイド特製の弾道ミサイルが撃ち落とされるか
なら上からでなく下から攻めるのが定石だな
背負い式連装噴進筒で低空飛行しつつカッ飛びながら、脚部ユニットの踏みつけを誘って加速!
脚となりゃ関節部分の装甲は薄くなってるはずだ
そこを『剣刃一閃』で斬り割き、切り傷から見えた中身を狙ってディバイド特製の弾道ミサイルを命中だ!
爆発に巻き込まれねぇように、撃ったら即退散だな!
「おお、でっけぇクジラみてぇな奴じゃねぇか! 日出国に居た頃、沖に出てクジラ漁に出たのを思い出しちまうな!」
晴空は思わずクジラ漁を想い返す。
「そいつが歩いてるのもスンゲーが、いっちょ一狩り行くぜぇ!!」
クジラに手足が生えた程度なら負けないと意気込むのだった。
「(見た感じ、背中に砲台が乗っかってて、下手に撃ち込むとそいつの対空砲火でディバイド特製の弾道ミサイルが撃ち落とされるか――なら上からでなく下から攻めるのが定石だな)」
『ウゴゴゴゴ……』
【背負い式連装噴進筒】を背負って低空飛行する晴空は、脚部ユニットが上がったのを確認して加速する。
「脚となりゃ関節部分の装甲は薄くなってるはずだ」
UC《剣刃一閃》を発動し、勢いよくレヴィアタンの脚部を斬り割いた。後方のガジェッティアに合図を送ると、弾道ミサイルがレヴィアタンの割れて見えた回路に向けて発射される。
『ウゴゴゴゴ……!!!』
命中して轟音が鳴り響き、レヴィアタンはバランスを崩した。晴空は無事に退散して無事であった。確実に、ダメージは蓄積している――。
大成功
🔵🔵🔵
レラ・フロート
ディバイド特製の弾道ミサイル・・・
うぉおー、死なばもろともー、というやつでしょうか。
レプリカントの血が騒ぎます、
必ずやり遂げますとも!
大きくて勢いのある弾道ミサイルでの砲撃をレヴィアタンに
それだけで仕留められるほど甘い相手でないでしょうから
エネルギー充填してパワーを高め、そして斬るっ!
接近戦のフェイズになったら
戦場のガジェッティアとも積極的に協力するね
「地球を守り抜く!負けられない戦いですね!」
共に張り切りましょうと声をあげ
勇気全開、力を溜めて放つは必殺の
《フロート・コンビネーション》!
地球にはまだまだこんな心強い仲間がいる
絶対負けられないという想いを籠め
剣を、拳を――ビームを叩き込み倒すっ!
「ディバイド特製の弾道ミサイル……うぉおー、死なばもろともー、というやつでしょうか」
レラは想像しながらフィードバックに協力する事にした。
「レプリカントの血が騒ぎます、必ずやり遂げますとも!」
レヴィアタンに勢いよく弾道ミサイルを飛ばし、揺れ動くレヴィアタン。
『ウゴゴゴゴ……!』
それだけで倒れる奴では無かった。なのでレラはエネルギーを充填させて高めた力で斬っていく。
『ウゴゴゴゴ……!!』
ウゴゴゴゴとしか言わないが、どうやら効いているのは確かなようだ。
「地球を守り抜く! 負けられない戦いですね!」
「ええ、我々の作業も捗りますとも!」
ガジェッティアがグッドサインを見せる。
「共に張り切りましょう!」
そう言ってレラはUC《フロート・コンビネーション》を発動し、輝きを帯び強固となった自慢の剣でレヴィアタンの装甲を破り、拳を叩き込んでダウンさせ、気合のポーズから放たれたビームでレヴィアタンを鎮めんと攻撃していく。
『ウゴ……ゴ……ゴ……』
レヴィアタンの装甲も剥がれ、満身創痍となったレヴィアタンは動けなくなったのだった。
大成功
🔵🔵🔵
アレフ・フール
機神搭乗
ガジェッティアか…善いな
そういう兵器を叡智を駆使して研究するのは素晴らしき事だ
ここはわしも力を尽くすとしようぞ!
往くぞアレウス!
「了解だマスター!」
【戦闘知識】
全知・超克発動
ガジェッティア達の能力把握
更に此方で使えそうな近代兵器を解析
後は敵機体の能力と構造も見切る
【二回攻撃・貫通攻撃・重量攻撃】
UC発動
力の叫びを振るい拳を全力で叩き込み
【属性攻撃】
機体に炎属性付与
周囲の見えない敵を焼き払う
この大型キャノン砲を使わせて貰おう
弾丸は…判っているなアレウスよ
「あれだな!やってやるぜー!」
超重力球を弾丸として戦艦に向けて全力で砲撃を撃ち込ませて頂く
「自分の重さで圧壊しやがれー!」
「ガジェッティアか……善いな。そういう兵器を叡智を駆使して研究するのは素晴らしき事だ、ここはわしも力を尽くすとしようぞ! 往くぞアレウス!」
「了解だマスター!」
スーパーロボット【『アレウス』】と共に出撃したアレフは、UC《全知・超克》を発動して得た知識でガジェッティアの兵器を解析し、レヴィアタンの身体構造も見切っていく。
『ウゴゴゴ……ゴゴ』
「アレウスよ……お前の力を見せて見よ!」
「任せろマスター! 全部ぶっ壊してやるぜ!」
レヴィアタンに対しUC《機神重撃拳》を発動し、高速で飛翔しながら【『アレウス』】から超重力を纏った拳が、叡智全てを生かした解析分析状況把握を活かしつつ、レヴィアタンの鳩尾へと当たる。
『ウゴオォ……!!』
レヴィアタンはステルス型ダモクレスを放って反撃する。そこで『アレウス』に炎属性を纏った事により、ステルス型ダモクレスは全焼却となっていった。
一方、ガジェッティアの陣地に戻って来ていたアレフ達は。
「この大型キャノン砲を使わせて貰おう。弾丸は……判っているなアレウスよ」
「あれだな! やってやるぜー!」
超重力球を弾丸としてセットし、発射した。
「自分の重さで圧壊しやがれー!」
『ウゴオォォォォ……!!!』
潰れるように崩れた、レヴィアタンであった。
大成功
🔵🔵🔵
天城・千歳
弾道ミサイル自体は艦の舷側に仮設ラックを付ければ搭載出来ますから問題ないですね。
戦場周辺にサテライトドローン群を展開し、防衛都市のセンサー、カメラ類と合わせて通信・観測網を構築します。
相手の対空砲が邪魔ですから、観測網と艦のセンサー、観測機器で収集したデータを元に最適の迎撃プランを構築し、それに従ってこちらからの砲撃とミサイル攻撃で敵の砲台を破壊し抵抗が弱まった所で弾道ミサイルをつるべ撃ちで撃ち込みます。
敵の攻撃は回避又は電磁フィールドによる防御で対応します。
艦載キャバリア隊と自立砲台群はオートで行動し敵をけん制します・
「弾道ミサイル自体は艦の舷側に仮設ラックを付ければ搭載出来ますから問題ないですね」
「な、何と……弾道ミサイルを搭載出来るタイプの猟兵がこんなにも居たのか……」
と言っても2人目ではあるが、ガジェッティア達は千歳の言葉に驚いていた。
千歳が展開したサテライトドローンが防衛都市のセンサーやカメラと連携し、通信・観測網を構築していく。
『ウゴゴゴォォ……』
「相手の対空砲が邪魔ですね」
艦のセンサーと観測機器で収集したデータを元に、最適の迎撃プランを構築していき、ステルス型ダモクレスが発射される前に砲撃とミサイル攻撃で砲台を破壊していく千歳。
『ウゴォォ……』
為す術無くなったレヴィアタンはせめても一機のステルス型ダモクレスを飛来させる事に成功したが、千歳は電磁フィールドを開いて防御する。尤も、ここまで上手くいっているのはUC《ラプラス・プログラム》による情報収集のお陰であるが。
そしてつるべ撃ちで弾道ミサイルが発射される。
『ウゴォォォ……!!』
その断末魔と共にレヴィアタンが撃沈したのを確認した千歳は、ガジェッティア達に敬礼しながら戦場から去って行ったのだった。
大成功
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