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探訪の結末・不思議の国

#アリスラビリンス #ノベル

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アルミナ・セシール




 これは、ある不思議の世界であり得たかもしれない話。

 アルミナ・セシール(豚房流拳術士・f31124)はその技を学ぶため。アリスラビリンスの豚房流使い、子豚・ヴァシリーサのもとを訪ねた。
 それに対しヴァシリーサはその乳で彼女を殴り倒し、自らの奴隷として操ることで体に教え込むという手段を取った。そしてその術が解けた時、アルミナは豚房流槍術を体得すると同時に、彼女への隷属をその精神にまで刻み込まれていた。
 こうして、アルミナは豚房流槍術の習得と引き換えにヴァシリーサの肉槍として永遠に仕えることとなったのだ。

 ヴァシリーサの肉槍となったアルミナは、普通の人らしい恰好など許されていない。元々卑猥かつ奇抜な格好をしていることがほとんどの豚房流だが、それであってもさらに無様と言えるような恰好をアルミナは強要されていた。
 その格好は、両乳と股間に小さなスペードマークを張り付けたという、ただそれだけであった。体の前面こそ裸体をさらけ出しているがそれ以外は豪華なドレスを纏ったヴァシリーサと違い、アルミナはそう言ったものは一切着せられていない。
 マーク以外で身に着けているものと言えば、彼女が『飼われる』存在だということを示している首輪だけであった。
 そして当然この首輪も勝手に外すことは許されない。この首輪を付けられた者がそれを外すのは、首を刎ねられるその時だけなのだ。

 その格好で、アルミナはヴァシリーサの傍に付き従う。元猟兵だからか同じ豚房流ゆえか、一応は近衛兵という立場に置いてはいるがその実態はどんな汚い仕事でもやらされる下僕の一人に過ぎない。
 今日の最初の仕事は、粗相をしたオウガの一人を始末することからだ。
 朝食時に給すべきミルクを床に一滴零した。それだけでも暴君の支配する城の中では死に値する。アルミナは彼女に無言で近づくと、その首元にマークの張られた巨大な乳房を近づけた。
 そのマークが形を変え、長い槍となる。それはスペードのマークを縦に引き伸ばしたような、刃も柄も黒一色の金属製槍だ。その根元はアルミナの乳頭に差し込まれており、その乳穴の圧だけで槍を保持できることが豚房流槍術の基本であった。
 恐怖の表情を張り付けたまま、幼い顔の頭部が落ちる。そして他の給仕たちに、その血を拭き死体を所定の場所へ片付けるよう命じた。
 女王は配下の顔などほとんど覚えていない。そして彼女の失態が耳に入れば給仕係全員を処刑しろなどと命令をしかねない。女王の機嫌が損なわれないよう内密に取り計らうのもまたアルミナの役目であった。

 しかしこうして配下が一人減ってしまったのは事実。そして女王は増員の要求に対しては寛大であった。
 アルミナの昼の仕事は、配下を率いて人員確保をすること。
 アルミナは両乳に加え、股間のマークも槍に変えて進軍する。股間の槍もまた乳首と同様柄が深く穴に突き立っており、その圧力で手よりも固く保持されていた。
 アルミナが訪れたのは、愉快な仲間や時計ウサギの住む集落。オウガの襲撃とあって彼らは一斉に逃げ惑うが、連れてきた配下たちが一人も逃さぬと村の周囲を固める。
 その配下たちは全て槍を携えた裸体の女。その乳房はアルミナやヴァシリーサには及ば根度いずれも豊満だ。だが、その首から上には何もなかった。
 彼女たちはヴァシリーサやアルミナによって殺された者の中から、|戦闘部隊に相応しい体《それなり以上の爆乳》を持つ者を選んで操られた死体部隊。己より下の者を操る王者の技もまた、豚房流槍術の一つであった。
 動く首なし死体たちが、人型でない者や男、そして乳房のない女を次々惨殺していく。
 そしてアルミナは、何人かの少女を前に冷たい目で彼女たちを見下ろしていた。
「お願いです、どうか、妹たちは……」
「お姉ちゃん……」
「ひぅ……ひぐっ……」
 命乞いする姉妹。前に出て妹を庇う長女と、小さな三女を抱きすくめる次女。その三人を見比べたアルミナは、黙って三本の槍を突き出した。
 右乳の槍は長女の心臓を抉り、左乳の槍は三女の幼い顔を潰して貫いた。そして股間の槍は、交合のように次女の股間へと突き刺さっていた。
「ひぎうぅぅぅぅぅ!?」
 だが、次女は絶命していない。両側から噴き上がる姉妹の血に濡れ、つながった股間から大量の液体を垂れ流しながらも目を裏返らせ痙攣し果てていた。
 必要あらば殺さず性具として用いることもできる。これもまた豚房流における槍の使い方だ。
 股間の槍で突き刺したまま次女を持ち上げ、そのまま撤収命令をかけるアルミナ。
「うへ、あひゃ、あははぁ……」
 戦利品のように掲げられ壊れたように笑う次女の胸で、|彼女だけが生かされた理由《姉や妹になかった巨大な乳房》が激しく揺れていた。

「喉が渇いた」
 帰ったアルミナに女王からの労いの言葉などなく、新たな要求が飛ぶ。アルミナはそれに従って巨大な乳房にグラスをあてがった。
「ん……あっ……おほっ……」
 乳首から突き出た槍の根元を持ち、力強くかき回す。ぐちゅぐちゅという水音と共に、柄と穴の隙間から白い液体がとろりと垂れだした。
 それを零さぬ様にグラスに注ぎ、女王に差し出す。
 それを受け取ったヴァシリーサは、グラスに口を付け一気に飲む。
「では始めよ」
 それに感想すら言うことなく、次の指示を出すヴァシリーサ。それに対しアルミナは不満などなく、女王が自分のミルクを飲んだことに興奮しそれだけで槍の刺さった乳を幾度も絶頂させながら、命じられた仕事の準備を始めるのであった。

 そして次の仕事。女王の御前に縛られた三人が引きずり出されて来た。
「この者、女王様の国より無断で立ち去ろうとした反逆者である。国内よりこのような不埒者を二度と出さぬため、見せしめのため処刑する」
 昼の襲撃から逃げおおせた者たちを捕らえ、女王の眼前で処刑する。獣の姿の愉快な仲間に、男の時計ウサギ。その二人に挟まれ幼い細身の少女のアリスが女王の前で平伏している。
「この……」
「つまらぬ者ばかり。処せ」
 最後の言葉すら許さず、女王は執行を命じる。アルミナは愉快な仲間と時計ウサギの背中に足をかけ、ガニ股の前傾という格好になった。アルミナの巨大乳房は、その状態で踏みつけた両者の頭部まで余裕で届く。
 そして両乳のマークを槍に帰ると、伸びた槍の穂先が二人の首をあっさりと切り落とした。
「ウサギさん、ライオンさん……!」
 自分を守ってくれた二人のあっけない死に、アリスの少女は声を上げる。それを無視し、アルミナは二人の死体に足をかけたまま腰を突き出し、バックから犯すように股間をアリスの尻にあてがった。
「たすけ……ぐぼっ!?」
 そのまま股間のマークが槍になる。槍が少女の陰部から体内を貫き、口から血濡れの穂先が飛び出した。
「男や貧乳の死体など使い道もない。捨てておけ」
 ヴァシリーサは最後までつまらなさそうに言って玉座を立った。その後片付けとして、朝処刑された給餌の首なし死体がウサギと愉快な仲間の死体を引きずって持ち去り、裸にマーク姿になった昼に攫われた少女が床に零れた血を舐めとる。そしてアルミナは、股間の槍に刺さるアリスの死体を見て、女王の為に仕事ができたとその槍の刺さった陰部を何度も痙攣させるのであった。

 そして一日の終わり。豪勢なベッドで女王が待つ。
「我が肉を昂らせよ」
 夜の相手はある意味最も大事な肉槍の役目。アルミナはベッドで待つ女王の巨大な乳房に手を伸ばし、ゆっくりそれを揉みしだく。
「んっ……よいぞ……」
 珍しく褒めるようなことを言うヴァシリーサ。その巨大な胸に、アルミナも自分の胸を突き合わせる。
「我が乳肉に挿れることを許す」
 ヴァシリーサがそう言うと、彼女の胸のマークが槍へと変じる。それと同時にアルミナのマークも槍となり、それらがすれ違ってのび互いの乳穴を同時に貫いた。
「おほぉぉぉぉぉぉ❤」
 最大の性感帯二つを抉られ、目を裏返ろせ絶叫するアルミナ。だがここで快楽に浸っている場合ではない。
 アルミナは体を前後させ、ヴァシリーサの乳穴に入った自身の槍をピストンさせる。穂先の返しの部分でごりごりと乳の内側を抉り、彼女に快楽を供しようとする。
「こちらもじゃ……延ばせぃ」
 股間をこすり付けヴァシリーサが命じれば、そこもまた同じように互いの槍を伸ばし、雌穴を貫きあう。
「ふぐおぉぉぉぉ❤❤」
 それは互いの奥の部屋まで刺し貫き、鋼の硬度の槍がその中で暴れまわる。
「おぉぉっ、おほぉっ❤女王様っ❤」
「わらわより先に果てるでない!」
 女王より先にイくなど最大の不敬。アルミナは体を寄せ、ヴァシリーサの乳と子宮の最奥を槍で貫いた。
「ぶひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん❤❤❤」
 その本性を表すかのごとき下品な声を上げ、ヴァシリーサが果てる。
「おぉぉぉぉぉイグイグイグぅぅぅぅ~~~ん❤」
 それを見届け、アルミナもまた絶頂に達した。互いの体が痙攣するが、それはそのまま槍に伝わり、互いの肉の奥を抉り続ける。
「ぶふひぃぃぃぃ❤わらわの乳、もっとイかせよぉぉぉ❤❤❤」
「はひぃ、女王様ぁぁぁぁぁん❤」
 雌豚たちの汚らしい喘ぎ声が、不思議の国の一日の終わりを告げた。

 これがこの国の毎日。肉槍アルミナはこの国がある限り、その乳と股間から槍を突き出し、快楽と殺戮を繰り返し永遠に女王に仕え続けるのだ。
 この乳と血に濡れた肉のお話に、『完』の文字はない。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2025年04月15日


挿絵イラスト