【卒業式】優茂先生からの卒業試験!
●注意
当依頼は、PBWアライアンス『コイネガウ』からのシナリオです。
PBWアライアンス『コイネガウ』の詳細を以下でご確認お願いします。
公式サイト:(https://koinegau.net/)
公式総合旅団:(https://tw6.jp/club?club_id=4737)
●卒業試験はまさかの模擬戦闘
教卓の前に立つ濱城・優茂(サバイバルおじさん・f32495)は、いつもと違って真剣な表情をしていた。
「えー……今日は皆の卒業試験を行おうと思っとるねん。場所は体育館や」
体育館で行う卒業試験とは何だろうか、参加者である生徒達それぞれが首を傾げたり考えたりしている。
「卒業試験とはズバリ……僕と戦って僕に勝つ事や!!」
ドドーン! と優茂に集中線が走る。そう、すっかり忘れそうな事だったが、優茂だって戦えるのだ。かつて大天使と戦った事もあるとかないとか。真偽は不明である。
「ルールは簡単や、時間を5分設けるで。その間に僕が一回でも地面にバタリと倒れたら試験合格や! 逆に5分以内に倒せなかった場合は……補習やな!」
補習と言っても体力50代の優茂ともう一度戦うぐらいなので、余程のミスが無ければ基本合格できるだろう。
「一応事前に僕の使う手を紹介しておくけどな、マダコの真打子ちゃんによる墨吹きアタック! ワイヤーフック引っ掛けてぐるぐるアタック! アルカディーテ米設置してイナゴの蝗害アタック! 以上や!」
オーシャンフロンティア特産のアルカディーテ米を設置して体育館のどこからイナゴが群れてくるのか不明だが、そういうHCなので仕方ない。
「まー深く考えんでも気楽に挑んだらええよ! でもちゃんと試験合格したら証書渡すさかい、気張って参加してや! ほな、先に体育館行って準備運動してるわ。五十肩と腰の痛みは模擬戦の敵やねん」
そう言って、アキレス腱を伸ばしてから体育館へと小走りしていった、優茂であった。
椿油
注:このシナリオは、コイネガウ暦20X5年3月における「卒業式」の物語です。
各MSによるシナリオはどれも内容が独立している為、重複参加に制限はありません。
注2:卒業式会場の一覧表は以下です。
椿油MS:戦闘。卒業試験。
すいMS:お色気。卒業旅行。
ヤタ・ガラスMS:日常。卒業式行事。
椿油です。まさかの卒業試験は優茂先生との実技形式の模擬戦闘!
ちなみに、優茂先生のかつて戦ったエピソード(自称)は優茂先生の参加シナリオから行けます。ホンマに大天使と戦ってるそうです。良かったら見てあげて下さい。
学生以外も参加可能ですが、優茂先生は50代なのであまり痛めつけ過ぎないようにしてあげて下さいね。
選択肢は以下の3つとなります。
POW:イナゴの蝗害アタックに対処して勝つ!
SPD:ワイヤーぐるぐるアタックに対処して勝つ!
WIZ:マダコの墨吹きアタックに対処して勝つ!
皆様のアツい卒業プレイング、お待ちしております!
第1章 日常
『プレイング』
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POW : 肉体や気合で挑戦できる行動
SPD : 速さや技量で挑戦できる行動
WIZ : 魔力や賢さで挑戦できる行動
イラスト:YoNa
👑11
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
リン・ベルナット
アドリブとか大歓迎だよ!
大天使とバトルしただなんてすごい!
卒業試験だし私もヒーローとして全力で行くよ!
こういう試験なら私も一番の必殺技「陸上四種技能」でいくね!
ワイヤーロープは「ダッシュ」で華麗に回避していくね!走るのは一番得意だからね!全部避けちゃうよ!
うまい具合に避けながら接近したら今度は「ジャンプ」!うさぎみたいな勢いで上まで行くよ!
続いて「槍投げ」!バトンロッドをジャベリンモードにして上から投げるよ!大丈夫ちゃんと非殺傷モードだから!
でも隙のある槍投げは避けられちゃうかもしれない…そんな時のために「投擲」!事前に持っていた柔らか野球ボールで最後の攻撃を仕掛けるね!
「大天使とバトルしただなんてすごい! 卒業試験だし私もヒーローとして全力で行くよ!」
「ええで! 全力で来るんや!」
リンは体育館で腕を組んでまるでボス戦のように立ち塞がる優茂と対峙し、卒業試験が開始した。
「こういう試験なら私も一番の必殺技「陸上四種技能」でいくね!」
HC《陸上四種技能》を発動し、優茂が発射するワイヤーロープを華麗に走って回避していくリン。
「おお、すばしっこいやないか!」
「とうっ!」
そしてウサギのように高く跳ね、上からバトンロッド【ジャベリンモード】を投げるリン。大丈夫だ問題ない、非殺傷モードである。
「わっ!? 投擲上手いやんなぁ! でもこの距離なら……躱せるで!」
優茂はバトンロッドを躱すと、次にリンが構えている物に気づいた。
「そう来ると思って!」
リンが柔らかい野球ボールを勢いよく上空から投げると、まるで光弾が当たったかのように吹っ飛ぶ優茂。今のリンの技能レベルは1530である。
「ぐほぉっ……!!」
タンマ、と身体を抑えながら座り込む優茂。
「いやはや、アスリートには敵わんなぁ!」
優茂の身体も、せいぜい50m走程度が限界なのであった。試験合格である!
大成功
🔵🔵🔵
西行寺・銀治郎
【銀兎】
アドリブ歓迎。
前衛が俺、後衛がコニー。
俺が囮で盾役でコニーが優茂先生を狙撃する。
「卒業試験は、優茂先生と対決か……。
いつも残念だが、今回ばかりは本気でいかせてもらうぜ!」
俺はピエロ衣装に正装してジャグリングボールを構える。
HCで分身も出して、玉乗りして火を噴く俺らが囮役で前に出る!
「勝負です、優茂先生!
これが俺の試験の答えです……いいえ、青春の答えです!」
凄まじいワイヤースキルだな? 分身が倒され、俺も体力もつかな?
流石に優茂先生は強い、普通にやってまずは勝てない。
だが、試験だから……1回だけでも地面に倒せば……!
くっ……残念……勝負にならんな、後は頼んだぜ、コニー!
コニー・バクスター
【銀兎】
アドリブ歓迎。
前衛が西行寺、後衛がコニー。
西行寺が囮で盾役でコニーが優茂先生を狙撃する。
「頼もう、優茂先生!
コニーも卒業試験を頑張るよっ☆」
BRR搭乗で搭乗するコニー。後方からパルスマシンガンで狙撃。
HCオーバーフレームで攻撃回数5倍、装甲半分。
攻撃回数が増えた分、飛び回る優茂を狙撃しまくるよ。
装甲は心もとないが、西行寺の援護防御でカバー。
「いざ勝負なのだ、優茂先生!
青春とは……少年老い易く学成り難しなのだっ☆」
レーダーユニットで捉えるが、 優茂先生、素早いっ!?
だが、優茂先生 が西行寺を倒す瞬間に発生する隙を狙うよ!
コニーの青春の答えと共に狙撃して地面に倒すのだっ!
銀治郎とコニーは、年相応の余裕を見せる優茂の前に立って卒業試験を開始する。
「卒業試験は、優茂先生と対決か……。いつも残念だが、今回ばかりは本気でいかせてもらうぜ!」
コニーの前へと出る銀治郎。
「頼もう、優茂先生! コニーも卒業試験を頑張るよっ☆」
銀治郎の背後で【|B《ブラック》・|R《ラピッド》・|R《ラビット》】に搭乗して気合いを見せるコニー。
「お、位置取りは完璧やな!? ほなかかってこいや!」
優茂も、ワイヤーフックとアルカディーテ米を用意した。
銀治郎はピエロの衣装に着替え、ジャグリングをしながら玉乗りをして火を吹く。更にHC《バトルキャラクターズ》で分身を作った。
「勝負です、優茂先生! これが俺の試験の答えです……いいえ、青春の答えです!」
「そうか! 僕には出来ん良い身のこなしや!」
ワイヤーが分身を巻いていき、次々と消滅していく。アルカディーテ米もすくすく体育館で育ち、イナゴの群れがワーッと押し寄せる。
その背後からパルスマシンガンで撃ちまくり、HC《オーバーフレーム換装》で攻撃回数を5倍に、装甲を半分にする。イナゴを倒しつつ、とにかく弾数で優茂を攻める。
「いざ勝負なのだ、優茂先生! 青春とは……少年老い易く学成り難しなのだっ☆」
「ええ事言うなぁ! でも僕の回避力も舐めたらアカンで!」
ワイヤーフックで銀治郎の分身を絡め捕りつつ、体育館に引っ掛けてパルスマシンガンを回避する優茂。
「(優茂先生、素早いっ!?)」
コニーはマシンガンをも凌駕するスピードの優茂のワイヤーの身のこなしに驚愕した。
「(流石に優茂先生は強い、普通にやってまずは勝てない。だが、試験だから……1回だけでも地面に倒せば……!)」
そしてついに銀治郎本体がワイヤーフックで掴まれる。
「どうや!」
「くっ……残念……勝負にならんな、後は頼んだぜ、コニー!」
銀治郎がコニーにサインを送ると、気付けばパルスマシンガンを止めて狙撃態勢に入っていたBRR。
「なっ、流石の僕も狙撃はアカ――」
アカンと言い切る前に狙撃が命中し、地面に倒れる優茂。試験合格だ!
「ぐふっ、ようやるやないか……! こら三日後ぐらいには身体中が筋肉痛やで……!」
優茂が倒れたのを見て、コニーと銀治郎は成功を分かち合うのだった。
大成功
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アラタマ・ミコト
これは好機/危機でございます!
荒魂鎮神命が御業【殲剣陣羽織】で対処いたします。
皆様方は……?
何でそんな物を使っているのかでございますか?
……極楽浄土ではこれも武器なのです!
「ゆにーくあいてむ」と言われるのです!!
三日後に筋肉痛が確定しかけた優茂先生に、更なる試験参加者が迫る。
「これは好機でございます!」
アラタマが優茂の前に立ちはだかる。
「せやな……ワイヤーはもうキツイし、ここはこれでいこか!」
アルカディーテ米を植え、イナゴの群れがアラタマを襲う。
「それならば、ゆにーくあいてむの出番でございます!」
HC《殲剣陣羽織》を発動し、将軍鎧に襲い来るイナゴを全てくっつけていくアラタマ。
「な、それって……!」
優茂は何かを危惧した。所謂――反射である!
「イナゴは武器でございますゆえ! 行くのです、イナゴたちよ!」
念動力でイナゴが急速スピードで逆に優茂に襲わせるアラタマ。
「やっぱそう来ると思ったわ!!」
優茂の腰も避ける力は微力しか残されていない。精一杯避けて――イナゴに襲われた。
「ぐふっ……合格や……!」
イナゴにところどころ喰われながらも、優茂は合格を告げたのだった。
「らいどあいてむにもなりそうなイナゴでございました……!」
アラタマは何かを閃きつつも、ぺこりとお辞儀をしたのだった。
大成功
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