【男爵の挑戦状】打ち勝て!機械男爵からの決闘
コニー・バクスター
本件は『コイネガウ』から防衛戦のノベル依頼です。
題名に【男爵の挑戦状】の冠を付ける様にお願いします。
タグ入れも 男爵の挑戦状 と入力お願いします。
・戦闘枠1。「ハイドラキャバリア 」解禁。スポーツ競技。機械男爵。
機械男爵と云う人物の陰謀によってガルル王女が誘拐されて人質にされてしまいます。
機械男爵はキャバリアを始めとする国内の機械産業のエースです。
今回は機械男爵がキャバリア・バトルと云うスポーツ競技で希島に決闘を申し立てます。
決闘では、機械男爵本人がNEOの最新型のハイドラキャバリアで対決に挑みます。
ちなみにこの最新型キャバリアは王女を人質にされた側近の男爵から取り上げた物です。
決闘場所の自然地区のアリーナでは、希島側からも代表選手でコニーが出場します。
表向きにはスポーツ競技の親善外交に見えますが、裏向きには其々の利権を賭けています。
希島が勝てば、人質のガルル王女が解放されて、機械男爵の男爵会が解散で逮捕です。
ただし、希島が負ければ自然地区と工業地区も、ガルル王女も持って行かれます。
コニーは今回もBRRで挑みます。
マシンのスペックに大差がありますが、コニーの腕と知恵でカバーです。
最初は苦戦しますが、BRRの機動力を活かして、
ハイドラの竜の頭複数をこんがらがらせて自身を攻撃させて自滅させます。
HCはお任せです。
ガルルと連携。
アドリブ歓迎。
ガルル・ルーガルー
本件は『コイネガウ』から防衛戦のノベル依頼です。
題名に【男爵の挑戦状】の冠を付ける様にお願いします。
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・戦闘枠1。「ハイドラキャバリア 」解禁。スポーツ競技。機械男爵。
ガルル王女は機械男爵の陰謀で囚われてしまいNEOから希島へ連行されます。
希島のアリーナの地下で幽閉されています。
ガルル王女を人質にして今回の決闘を成立させたという経緯もありますが、
彼女は万が一、機械男爵が試合に負けた時の保険でもあります。
機械男爵が負けても、ガルル王女が断頭台で皆の前で処刑という展開に持ち込めば、
男爵の勝敗はもはや関係ありません。出来レースを仕組んだ機械男爵がほくそ笑みます。
コニーが機械男爵との決闘を引き受ける一方、
優音さんにガルル王女の救出を依頼します。
優音さんはOFの知恵やスキルを使ってガルル王女を救い出します。
男爵会の手下共と交戦しつつも王女を安全な場所へ連れて行きます。
そして、決闘はコニーが勝ちます。
コニーが機械男爵を破って希島側が勝ったはずです。
しかし、最後に男爵は人質のガルル王女を処刑する脅迫をして、
コニーも焦りますが、実は、優音さんがガルル王女を既に救出しています。
ガルル王女が機械男爵の悪行を民衆の前で暴露の演説をして断罪します。
コニーと連携。
アドリブ歓迎。
●事の発端
全ては機械男爵の企てであった。人狼王の王女、ガルル・ルーガルーが機械男爵に連れ去られ、NEOから希島へと連行されて地下に幽閉されたのである。
機械男爵はキャバリアを始めとする国内の機械産業のエースであり、最新型のハイドラキャバリアを所有する者でもあった。
ガルル王女の生死を賭けて、今、希島の自然地区にあるアリーナで決闘が始まろうとしていたのである――。
これは、親善試合ではない。利権を賭けた争いだ。
「私が勝ったら自然地区、工業地区、そしてガルル王女も全て私の手の中という事だ」
機械男爵はほくそ笑む。そんな彼が負けた時に大人しく引き下がるはずもなく、もし機械男爵が負けたらガルル王女を断頭台で処刑というリカバリープランもとい出来レースが既に彼の中では出来上がっていたのである。
だが、そんな事はこちらもある程度把握済みであった。代表選手であるコニー・バクスターが【|B《ブラック》・|R《ラピッド》・|R《ラビット》】で相手をする間を時間稼ぎとし、幽閉されているガルル王女を救い出す――こちらもそんなプランを作っていた。
「随分と余裕そうだね? 受けて立つよ、機械男爵!」
コニーは怒りも混ざった表情でアリーナの青色の陣営に立つ。一方の機械男爵は、赤色の陣営で、自身の手の内が全て織り込み済みで救出作戦が行われているとはつゆ知らず、不敵の笑みを浮かべていた。
「さあ、試合を始めようじゃないか!」
歓声が沸く。最新鋭のハイドラキャバリアが負けるはずがないと、機械男爵は全てにおいて勝利を確信していた。
●その頃
有山・優音は地下水路に居た。得意の泳ぎで肺活量も問題無しであった。
「え~っと、ここら辺やな。ガルル王女ー? おったら返事してや!」
優音の声に気づいたガルル王女が鉄格子を打ちつけながら返事をする。
「ここですわ! 助けに来て下さったんですわね……!」
「そうやで、事前に鍵は調達済みや! ほら、これで自由やで!」
鍵を差し込んで鉄格子が開き、無事外に出られたガルル王女が水路の左右を眺めると、優音が来た道にはシメられて気絶している機械男爵の部下が居た。
「貴女、武道も出来ますのね……?」
「ちょっとシメただけやで? 部下が軟弱やねんあの男爵!」
さあ、後はコニーがどうにか勝利してくれるのを祈るだけだ――。
●善戦
「コニーだって、負けないよッ!!」
コニーは愛機で素早く立ち回りながら、ハイドラキャバリアの攻撃を躱していた。
「ふっ、どうせこの試合が終われば……!」
機械男爵の笑みは止まない。既にガルル王女が救出されているとも知らずに。
「それはどうかな? 今の自分の首を見てみなよ?」
コニーが指摘すると、ハイドラキャバリアがBRRを何回転もして追っている内に、気付けばハイドラキャバリアの首が絡まっていた。
「なっ、これでは……!」
フレンドリーファイア間違いなしの絡み方に、コニーはHC《電光石火》で幾多もの追撃を加え、トドメを刺す。
「この勝負、コニーの勝ちだ!」
そして、何も知らない機械男爵はブラボー、ブラボーと手を叩きながらコックピットから降りて来る。
「ふっ、だがどうかな……? 今ここに! ガルル王女の処刑を宣言する!!」
「ふーん……誰の処刑ですって?」
気づけばそこにはガルル王女が居る。機械男爵は目を丸くした。
「な! 幽閉していたはずじゃ……!!」
「あたしが救出してきたんやで! 可哀想に、涙零しとったわ……!」
コニーもコックピットから降り、ガルル王女はアリーナの観客席へと声を上げる。
「皆様聞いて下さい! 親善試合でコニー様が負けた場合、機械男爵はわたくしを処刑するつもりだった――。勝ってもなおわたくしを拉致し手中に収めようとしていたのですわ!」
機械男爵へ飛ぶ大量のブーイング。
「くっ……こんな筈では!!」
「さあ、ご同行願えるかな?」
コニーは然るべき司法で裁くべく、既に警備の者や国際警察を手配していたのだった。
「そうか……逆に手の上で踊らされていたのは私の方だった、という訳か……」
そう嘆いて機械男爵は連行された。NEOの法律で正しく裁かれるのを今は期待するのみである。
こうして、親善試合の皮を被った出来レースは、大逆転の形で希島が勝利を収めたのであった――。
成功
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