「良くぞ集まってくれた」
コルネ・ナッツ(チョコ・f08366)は集まった猟兵を見回し、プリントを配る。
プリントによると、とある地域の領主に、オブリビオンとして蘇った百獣族バルバロイが「聖なる決闘」を挑んだが、この領主はそれを拒む返事をした。百獣族はこれを「聖なる決闘の定めを無視した、礼に反する行為」と見なし、領民達に何らかの呪いをかけた上で「我を倒さない限り、この呪いは解けぬ!」と宣言したと言う……。
「決闘を拒んだ理由がな、……実は、この地を治める領主にとって、この百獣族は「遥か昔にこの土地を救った、返し切れぬほどの大恩ある戦士」だったのじゃ」
百獣族はオブリビオンと化したが為に当時の記憶を失っていることを領主自身も承知しているのだが、たとえ騎士の礼儀に反することになったとしても、祖先の大恩人に刃を向けることはできなかったのだ。
「……とは言え、呪われてしまった無辜の人々を捨て置く訳には行かぬ」
遍歴の騎士として領主に代わって百獣族の挑戦を受け、人々にかけられた呪いを解いてあげた上で、できればこの百獣族が領主に対して抱えた誤解も解いてあげたいところだ。
まずは件の領主の居城を訪れ、決闘を猟兵が代わりに引き受けることを承知してもらうのが先だ。また、今のうちにかつて起きた「百獣族が戦士の誇りに則って領主の祖先(そして当時の領民達)を救ってくれた大恩」の話を聞き出しておくことができれば、決闘を挑んできた百獣族にもこれを伝えることができるかも知れない。
「そこで領主に代わりに決闘をする許可をとって百獣族と戦ってほしい。その上で可能ならば領主の大恩を百獣族に伝えてやってほしい」
コルネは頭を下げる。
「簡単ではないがよろしくたのむ」
猟兵たちは手を振ってゲートをくぐるのだった。
結城忍
初めましてお久しぶりです。
結城忍です。
今回は百獣族から無辜の民を助けてください。領主側にも事情があれど民を巻き込むわけにはいきません。まずは領主に代わりに決闘をする許可をとって、可能であればその大恩を聞きだしてください。なお、ここで竜騎を借りることもできます。
次章では百獣族と直接対決です。前章で竜騎を借りていれば使うことができます。必要であればどうぞ。
最終章は疲れをとってください。そのために前章では爆発してくださって結構です。
それではよろしくお願いいたします。
第1章 日常
『騎士たるもの……』
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POW : 腕力や体力など、“力”必要。
SPD : 武の腕前や、詩歌管弦の“技”が必要。
WIZ : 倫理や道徳、観念や説法、哲学といった“道”が必要。
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
クロロア・フェザンティア
クロも黒騎士としての心得があります故、大恩とやらを聞き出してみせましょう!
領主殿から「倫理や道徳、観念や説法、哲学といった“道”が必要。」とやらを聞き出してみせるであります。
そして戦うための竜騎もお借りするであります!
バルバロイ殿の事情も承知の上、何としても過去の大恩の情報を聞き出さねばなりませんな。
「クロも黒騎士としての心得があります故、大恩とやらを聞き出してみせましょう!」
クロロア・フェザンティア(黒キジで黒騎士のスナイパー・f38390)は黒騎士としての礼節で領主に謁見を許される。領主もクロロアの礼節に感嘆し直接話す機会を与えられた。クロロアは領主から「倫理や道徳、観念や説法、哲学といった“道”が必要。」とやらを聞き出そうとする。
「領主殿、あなた様の気持ちも分かりますが、このまま無辜の民が傷つくのは望まぬでしょう。クロたち猟兵がその代わりを引き受けるであります。クロたちも正々堂々戦うために過去の大恩というのをお教え願いませんでしょうか?」
領主はしばし沈黙をするが重い口を開く。
「遥か昔の話だが、かの百獣族はかつてこの領が百獣族に襲われ当時の領主が危機に陥ったとき、助けてくれたのだ。領主の人造竜騎が襲われそうになったときに割って入ってくれたとのこと。そして見事に勝利をもたらしてくれたそうだ」
なるほどそれは大恩だ。
「分かりました。かの百獣族に届くかは分かりませんが伝えてみようと思います」
「かの百獣族は記憶を失っておる。通じるかは分からぬがな」
「はい、でも試してみようと思います」
「そこで戦うために人造竜騎をお貸し願えないでしょうか?」
「よかろう。格納庫へ案内させる」
クロロアは衛兵の後を付いていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
鳳凰院・ひりょ
領主としては「大恩ある存在に刃を向けられないという気持ち」と「無辜の民を救わねばならない」という気持ちの板挟みで苦しい所だろうな
第三者である俺達猟兵が代理で決闘を受ける事で、この状況が打開出来るなら…
領主から代理での決闘許可を得つつ、当時の出来事の詳細情報や相手に伝えておきたい気持ちがあれば領主より聞き出しておこう
もしかしたら代々受け継がれてきた言いつけなんかもあるかもだし
領主より得た話を相手が素直に受け取ってくれるかどうかは、実際に相手と刃を交えてみた後でなければわからない部分もあるだろう
竜騎に関しては、俺は専用のキャバリアがあるからそちらを使おう
この世界なら愛機も自由に空を飛べるからな
「領主としては『大恩ある存在に刃を向けられないという気持ち』と『無辜の民を救わねばならない』という気持ちの板挟みで苦しい所だろうな」
鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は領主の気持ちを思うと胸が痛む。
「第三者である俺達猟兵が代理で決闘を受ける事で、この状況が打開出来るなら……」
ひりょは領主に自分が代理で決闘を受けることを告げる。領主は少し考えた様子で了承する。その上でひりょは領主に当時のことで覚えていること伝わっていることはないか尋ねる。
「ふむ、この領が悪意のある百獣族に襲われた際に助けに入ってくれたのだ。百獣族の名はバフォメット、信仰に熱いすばらしい者だったそうだ。領主や民を護り撃退してくれたと聞いている」
それ以上のことは覚えていないという。ただ、それ以来常に感謝の気持ちを忘れたことはないという。
領主より得た話を相手が素直に受け取ってくれるかどうかは、実際に相手と刃を交えてみた後でなければわからない部分もあるだろう。
「百獣族と戦うなら人造竜騎を貸すが?」
「いや、竜騎に関しては、俺は専用のキャバリアがあるからそちらを使う。お気持ちはありがたく」
「この世界なら愛機も自由に空を飛べるからな」ボソッと呟く。
ひりょは百獣族の待つ決闘の場へと向かうのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ジェラルディン・ホワイトストーン
アドリブ連携歓迎
祖先の恩があるから戦えない、か。気持ちはわかるが、うーん。
聖なる決闘を挑まれたんなら、騎士なら応じねぇと無礼で……かといって過去に助けてくれた相手を殴れるかってーと……。
百獣族(オブリビオン)側が記憶飛んでるのが面倒臭ぇことになったな。
しょうがねぇ。因縁もなく後腐れのない、俺達が代わりに一当てするのが一番穏当だろうさ。
領主さんから決闘代理の許可を貰いにいって……そうだな。
双方の素性、名前とか特徴的な外見とか、相手が思い出せる手掛かりがあるんなら聞かせて欲しい。
あとは領地にいる妖精たちを召喚して当時の話を聞こう。
使用の有無はともかく、百獣族の記憶を刺激できる情報は多い方がいい。
「祖先の恩があるから戦えない、か。気持ちはわかるが、うーん」
ジェラルディン・ホワイトストーン(シャドウエルフのタイタニアキャバリア・f44830)は悩んでいた。
「聖なる決闘を挑まれたんなら、騎士なら応じねぇと無礼で……かといって過去に助けてくれた相手を殴れるかってーと……」
バハムートキャバリアの規則に則った以上従うのが正ではあるが。
「百獣族(オブリビオン)側が記憶飛んでるのが面倒臭ぇことになったな。しょうがねぇ。因縁もなく後腐れのない、俺達が代わりに一当てするのが一番穏当だろうさ」
ジェラルディンは領主の元へ通される。領主はその姿を見て驚くがすぐに直る。
「領主さんよ、決闘の代行任せてくれねえか? そしてちょっくら事情を話してくんねえか?」
「うむ、かの百獣族、バフォメットというのだが、はるか昔、まだ人造竜騎のない時代、領地の民や領主自身が襲われた際に助けに入ってくれたのだ。それは信仰に熱いすばらしい者だったと伝わっている。それ以降、感謝の気持ちを忘れたことはない」
「そうか。ありがとよ」
ジェラルディンは領主の館を出て、庭園でフェアリーを召喚する。
「お前ら何か知ってねえか?」
すると妖精の一人が挙手をする。
「当時の領主様が斬られる寸前に割って入って助けたらしいよ!」
「ほう」
「それ以外にも何人もの領民を助けたって聞いてるよ!」
「だからこの領民の感謝の気持ちは相当強いらしいよ!」
「ありがとよ」
一通り話を聞いたジェラルディンは、決闘の地へ向かうのだった。思ったよりもやっかいだと感じながら。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『獣騎バフォメット』
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POW : 聖なる決闘に嘘は必要ない
【槍に暗黒の力】を宿し戦場全体に「【この決闘に一切の嘘を捨てよ】」と命じる。従う人数に応じ自身の戦闘力を上昇、逆らう者は【バハムートを思い起こさせる炎】で攻擊。
SPD : インフォメーションブレイカー
【槍】が命中した対象の【魂】から棘を生やし、対象がこれまで話した【自身の正確な情報】に応じた追加ダメージを与える。
WIZ : 『覚えたぞ!』
対象に【バフォメットの刻印】を生やし、自身とのテレパシー会話を可能にする。対象に【不安】の状態異常を与える事も可能。
イラスト:湯戸川
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠ガシーン・ドドキング」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
猟兵たちはそれぞれの思いを抱え百獣族の指定した決闘の場へと向かう。
領主の言っていた「今でも感謝している」という言葉に偽りはなかろう。ただ、このままでは無辜の民の呪いが解けない。かつては百獣族だったが今はオブリビオン。猟兵の立場からすれば倒すべき敵。そしてバハムートキャバリアの民にとっても今は敵なのだ。
倒すしかない。そのために我々がいるのだと自分に言い聞かせる。
猟兵たちは決闘の場へと着くのだった。
そこには羊の悪魔を模したようないで立ちの百獣族が立っていた。
「猟兵か。誰でもいい聖なる決闘をしようぞ!」
百獣族はその場で変形し獣騎になる。悪魔のような姿の獣騎だ。
「さあ、かかってこい!」
獣騎は猟兵たちを待ち構えるのだった。
クロロア・フェザンティア
クロは先ほどお借りした人造竜騎に搭乗して決闘に臨むであります!もちろん、【覚悟】はできているであります!
UCで黒キジ軍団兵を呼び出し、【威嚇射撃】と【威圧】で敵を油断させて人造竜騎の攻撃で挑むであります!
もし、敵のUCを受けても【狂気耐性】で不安を取っ払って見せましょう!
そして先ほど領主殿から聞いた大恩の話を百獣族殿にぶつけてみせるであります!流石に記憶がない故に通じぬかもしれませんが、【言いくるめ】でより説得力を込めつつ語りかけてみせます!
無理だとしても、決闘には正々堂々挑んでみせるであります!
クロロア・フェザンティア(黒キジで黒騎士のスナイパー・f38390)は借用した人造竜騎に乗り込む。
「クロは先ほどお借りした人造竜騎に搭乗して決闘に臨むであります! もちろん、覚悟はできているであります!」
「さあ、かかってこい!」
「いくであります!」
【突撃!黒キジ軍団兵】で122体の黒キジ軍団兵を呼び出し、『威嚇射撃』と『威圧』で敵を油断させて人造竜騎の攻撃で挑む。黒キジ軍団兵のおかげで人造竜騎の一撃を加えられる。人造竜騎の重い一撃にバフォメットが怯む。
バフォメットの刻印を穿たれ『不安』にさせられそうになる。しかし、『狂気耐性』で取っ払って見せる。
「バフォメット殿、思い出すでありませんか? かつてあの領地を救ったことを」
「何?」
「バフォメット殿はかつてあの領地を救った英雄なのであります! 領民たちは今でも感謝しているそうですよ!」
『言いくるめ』を交えてバフォメットに話しかける。
「むう、そんな記憶はないわ! あの領主は聖なる決闘を汚した、それだけだ!」
「ではしかたないでありますね」
口ではそう言っているが体は明らかに動きが鈍くなっている。そこへ人造竜騎の重い一撃を加える。
「ぐああっ!」
「正々堂々いくであります!」
クロロアは慣れない人造竜騎を上手く扱っている。重い一撃を食らい怯んでいるところへさらなる一撃を加える。
「がっ!」
バフォメットは膝をつく。戦況はクロロアに傾いていた。
大成功
🔵🔵🔵
鳳凰院・ひりょ
領主に代わり、バフォメット殿の決闘に応じさせていただく!
いざ、勝負!
来い、ルクス・テネブラエ!
召喚札より愛機を召喚・搭乗
愛機の周囲へ耐精神攻撃の結界術を施す
結界のおかげで敵のUCを喰らっても不安に襲われる事はない
テレパシーで直接相手と会話が出来るなら、それを利用して領主より聞いた話を相手に伝えることにしよう
この手段による会話の方が、口頭での会話より気持ちが伝わりやすいかもしれない
UC以外の攻撃は回避試み
敵と会話をしつつUCを発動
飛翔しながらビーム砲を拡散モードで攻撃
ビーム砲の攻撃を回避されてもUCの感知不能の精霊光は避けられまい
UCの効果で敵が麻痺したのを確認したら一気に破魔を付与した刀で攻撃
「領主に代わり、バフォメット殿の決闘に応じさせていただく! いざ、勝負!」
鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)はバフォメットに相対する。
「来い、ルクス・テネブラエ!」
召喚札より愛機を召喚し搭乗する。愛機の周囲へ耐精神攻撃の結界術を施す。
「覚えたぞ!」
バフォメットの刻印がひりょに刻まれる。結界のおかげで喰らっても不安に襲われる事はない。テレパシーで直接相手と会話が出来るなら、それを利用して領主より聞いた話を相手に伝えることにしテレパシーを送る。
『この領が悪意のある百獣族に襲われた際に助けに入ってくれらしいじゃないか。信仰に熱いすばらしい者だったと聞いている。あの領主は大変感謝している。思い出せないか?』
『むう、ええい、戯言を。そんなことは覚えていない!』
敵と会話をしつつ【精霊光の断罪】を発動する。飛翔しながらビーム砲を拡散モードで攻撃する。
「ビーム砲の攻撃を回避されても【精霊光の断罪】の感知不能の精霊光は避けられまい!」
【精霊光の断罪】の効果で敵が麻痺したのを確認したら一気に破魔を付与した刀で攻撃する。
明らかに動きが悪くなったバフォメットに破魔の一撃が叩き込まれる。
「動きが鈍くなった? 領主の言葉が効いているのか?」
飛翔し膝をついたバフォメットの背後からさらなる破魔の一撃を叩き込む。
「ぐあああっ!」
バフォメットはついに腕を着く。
戦況はひりょに傾いていた。
大成功
🔵🔵🔵
真宮・律
途中参加で申し訳ないがちょっと思う事あってな。横槍いれさせてもらう。
敵の攻撃は【狂気耐性】【激痛耐性】【呪詛耐性】【回復力】で精神的な「不安」を、【残像】【心眼】で回避するか。テレパシーで会話できるからてっとりばやい。
このバフォメット、実は百獣族全体の思想の波に侵されてるかもしれないな先祖代々の呪詛ってやつだ。本来は使命に忠実でまっすぐなやつにみえる。だからこそ真っ先に染められてしまった。
領主殿はアンタを英雄として讃えている。俺はアンタの心の底にある誠実な心に敬意を表して全力の黒雷の意志で応える。
我が異名は黄昏の雷鳴、聖なる決闘に誓いにかけて感電するほどの【限界突破】の雷を!!
「申し訳ないがちょっと思う事あってな。横槍いれさせてもらう」
真宮・律(黄昏の雷鳴・f38364)は借りてきた人造竜騎に登場しバフォメットの前に現れる。
『このバフォメット、実は百獣族全体の思想の波に侵されてるかもしれないな先祖代々の呪詛ってやつだ。本来は使命に忠実でまっすぐなやつにみえる。だからこそ真っ先に染められてしまった』
【覚えたぞ!】で律にバフォメットの刻印を穿とうとする。攻撃は『残像』『心眼』で回避する。
しかし、逃れられず捉えられた律は、『狂気耐性』『激痛耐性』『呪詛耐性』『回復力』で精神的な「不安」に耐える。だがいい分もある。テレパシーで会話できるからてっとりばやい。
「領主殿はアンタを英雄として讃えている。俺はアンタの心の底にある誠実な心に敬意を表して全力の黒雷の意志で応える」
「むう、お前まで言うか! 俺は何も覚えていない! 覚えていないのだ!」
何度も諭されバフォメットはかなり混乱している様子。身振り構わず襲い掛かってくるバフォメット。
「我が異名は黄昏の雷鳴、聖なる決闘に誓いにかけて感電するほどの【限界突破】の雷を!!」
【黒雷の意志】を放ち人造竜騎の武器から降り注ぐ黒い雷を放つ。人造竜騎によって強化された雷はバフォメットに降り注ぐ。
「ぐあああああっ」
ドスン!
バフォメットはその場に倒れた。「ぐぬぬ!」だが起き上がろうとする。
戦況は律に傾いていた。
大成功
🔵🔵🔵
ジェラルディン・ホワイトストーン
アドリブ連携歓迎
メルセデス搭乗
領主から事情は聞いた。妖精たちの話もな。
聖なる決闘、大いに結構。こっちは因縁がねぇんだ、遠慮も容赦もなく、殴らせてもらうぜ。
アンタが動揺しようと、堂々と正面からな。
バフォメットの刻印、生やしてみせな。
不安を引き起こす状態異常は四季紅葉の興奮作用で相殺してやらぁ。
そんでテレパシー会話で領主とフェアリーの言葉を反芻して送り付けてやるよ。
この領地にいる連中が、どれだけお前のことを慕ってるのか。会ったこともないアンタにどれだけ感謝しているのか。
どうだ、|心に響く《激しく高揚する》んじゃねぇか?
あとは武芸の応酬かね。
空中戦を展開して、アイスレイピアで串刺しにする隙を狙おう。
ジェラルディン・ホワイトストーン(シャドウエルフのタイタニアキャバリア・f44830)はメルセデスに搭乗する。自身の四肢を操るように動かし飛び回る。
「領主から事情は聞いた。妖精たちの話もな。聖なる決闘、大いに結構。こっちは因縁がねぇんだ、遠慮も容赦もなく、殴らせてもらうぜ。アンタが動揺しようと、堂々と正面からな」
「また領主か! ええいいい加減にせんか!」
何度も諭されてバフォメットはひどく混乱していた。頭に浮かぶは遥か昔の記憶……。
「バフォメットの刻印、生やしてみせな。不安を引き起こす状態異常は【四季紅葉】の興奮作用で相殺してやらぁ」
「覚えたぞ!」
ジェラルディンはバフォメットの刻印を刻まれる。ジェラルディンはそれを狙っていた。テレパシー会話で領主とフェアリーの言葉を反芻して送り付ける。
『この領地にいる連中が、どれだけお前のことを慕ってるのか。会ったこともないアンタにどれだけ感謝しているのか』
「どうだ、|心に響く《激しく高揚する》んじゃねぇか?」
ふいにバフォメットの動きが止まる。
「そうか。思い出した。なるほどあのときの……。まだ感謝の気持ちを……」
バフォメットは構えを取り直す。
「思い出したとはいえ、聖なる決闘を拒否した罪は重い。ここでお前たちを倒させてもらう!」
「へっ、シンプルでいいじゃねえか」
空中戦を展開して、アイスレイピアで串刺しにする隙を狙おう。バフォメットは刻印の力を強める。ジェラルディンの動きが少し鈍る。しかし高速でアイスレイピアを突きバフォメットの脚を狙う。
ズズーン。
バフォメットは膝をつく。
「くう、やるな?」
「さて、止めだ!」
高速突きでバフォメットを突きつつ背後へ回り、そのまま鋭い突きをバフォメットへ繰り出す。
「ぐあああっ!」
ドスーン。
バフォメットは遂に倒れる。
「あばよ、バフォメットさんよ。次に生まれるときはこの記憶を持って帰って来いよ」
「そうだな。ありがとう猟兵よ……」
ジェラルディンはその場を後にする。
バフォメットは次第に消え帰っていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 日常
『精霊の地』
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POW : 昼寝や軽食で体力を回復する
SPD : 自然の中で遊び、リフレッシュする
WIZ : 瞑想を行い、魔力を高める
イラスト:みささぎ かなめ
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
バフォメットは消え去り領民たちの呪いも解け、領は以前のように活気を取り戻しつつあった。
「この度は大変世話になった。ぜひこの領でしばらく過ごしていってくれ」
領主は大変喜び立食パーティーを催してくれた。猟兵たちは舌鼓を打つ。そしてそれ以外にも自然豊かなこの地では自然の中で遊ぶこともできる。アスレチック施設があり子供から大人まで楽しむことができる。領主が許可を出しているため自然の中でリフレッシュすることもできる。もしくは領の神殿で瞑想を行い自身の心を鍛えることもできるという。
「猟兵殿たち、これからもよろしく頼む。何かあったら頼らせてくれ。もちろん人造竜騎は貸し出そう」
口笛を鳴らし、猟兵たちはそれぞれに散っていった。
真宮・律
バフォメットは結局は誓いに縛られた存在だったか。まあ、あそこまで啖呵を切った以上後には引けなかったんだろうな。もしくは今の状態の自分じゃ領地の人たちに顔向けできないとおもったかも。
まあ、今はこの世にいない以上、本当にどう思っていたのかはわからない。とりあえず領地に危険はなくなった。自然の中でのんびりさせてもらうさ。
自然豊かで空気が美味しい。昼寝にはいいな。あのバフォメットもこの自然豊かな地でのんびりした事があったのだろうか、とふと考えてしまうな。
真宮・律(黄昏の雷鳴・f38364)はふと考える。
「バフォメットは結局は誓いに縛られた存在だったか。まあ、あそこまで啖呵を切った以上後には引けなかったんだろうな。もしくは今の状態の自分じゃ領地の人たちに顔向けできないとおもったかも」
バフォメットも後には引けない状態だったと推測する。そもそも人間による百獣族の殲滅があった以上、昔のようには振舞えなかったのかもしれない。だが、その真意は闇の中。バフォメットはもういない。
「まあ、今はこの世にいない以上、本当にどう思っていたのかはわからない。とりあえず領地に危険はなくなった。自然の中でのんびりさせてもらうさ」
自然公園が整備された領地で羽を伸ばす律。こんなにゆっくりしたのは久しぶりかもしれない。そもそも猟兵にゆっくりするという時間があるかと問われれば難しい。
「自然豊かで空気が美味しい。昼寝にはいいな。あのバフォメットもこの自然豊かな地でのんびりした事があったのだろうか、とふと考えてしまうな」
遥か過去を追想する律。バフォメットがこの公園で羽を伸ばしているところを思い浮かべクスッと笑う。ただ、一度敵になってしまった以上、そんな日は訪れないかもしれない。百獣族はオブリビオン。猟兵にとって殲滅する対象だ。
律は改めてそれを思うのだった。
大成功
🔵🔵🔵
鳳凰院・ひりょ
しっかり戦った後だから、お腹が空いて空いて…
折角の立食パーティーとの事なので食べまくるとしよう。
世界が違えば食べた事のない料理に出会う事もあるだろうし、その土地の郷土料理なんかとも出会えたり…
その一方で非常に馴染みのある料理にばったり出くわしたり…
『食』という事だけでも結構沢山の発見があったりするね(と言いつつ立食メニューは一通り制覇)
お腹が膨れたら自然豊かな場所で動物達と遊ぼう
UCで動物達を召喚し、皆と戯れる
領内の人達とも接する機会もあるのかな?
楽しい思い出を作るのも次の任務への活力となるだろう
…この自然豊かな風景を、過去の百獣族も眺めていたんだろうな
色々な想いが頭を過るが、今は楽しもう
鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は、しっかり戦った後だから、お腹が空いて空いて仕方なかった。
折角の立食パーティーとの事なので食べまくるとする。
世界が違えば食べた事のない料理に出会う事もあるだろう、その土地の郷土料理なんかとも出会えたり……。その一方で非常に馴染みのある料理にばったり出くわしたり……。
「『食』という事だけでも結構沢山の発見があったりするね」
(と言いつつ立食メニューは一通り制覇)
お腹が膨れたところで自然豊かな場所で動物達と遊ぶことにする。
【ここは動物達の楽園】で動物達を召喚し、皆と戯れるひりょ。
「領内の人達とも接する機会もあるのかな? 楽しい思い出を作るのも次の任務への活力となるだろう」
ひりょは追想する。
「……この自然豊かな風景を、過去の百獣族も眺めていたんだろうな。色々な想いが頭を過るが、今は楽しもう」
今は亡きかの百獣族に思いをはせ空を見上げるひりょ。
「皆が幸せであればいいのに」
ふとそんなことが思い浮かぶ。過去の虐殺がある以上この世界では非常に難しい問題だとは認識している。それでもひりょは思い浮かべないわけにはいかなかった。
大成功
🔵🔵🔵
ジェラルディン・ホワイトストーン
アドリブ連携歓迎
呪いも誤解も解けた、か。無事に片付いてよかったな。
子どもらも元気を取り戻したし、良いこった。
領主には俺たちの戦いの内容も伝えておこう。
俺と、クロロアやひりょ、律の活躍を。
また次にバフォメットが来た時に、語れる話題としてな。
あとは、まあ。適当に立ち食いしてくか。
働いた後の飯は美味いからな。役得役得。
妖精たちも協力してくれたし、呼んで一緒に楽しむとしようかね。
子どもらと交流している妖精を眺めて、飲み食いしてリフレッシュするさ。
―――お疲れ様。
ジェラルディン・ホワイトストーン(シャドウエルフのタイタニアキャバリア・f44830)は領地に戻る。
「呪いも誤解も解けた、か。無事に片付いてよかったな。子どもらも元気を取り戻したし、良いこった」
領主には俺たちの戦いの内容も伝えておくことにする。自分と、クロロアやひりょ、律の活躍を。また次にバフォメットが来た時に、語れる話題として。
「領主さんよ、次にあれが来ることがあったら正々堂々勝負してやってくれ。それがあれに対する一番の礼だと思うぜ」
領主は沈黙する。
「ま、俺の意見なんで軽く流して聞いてくれや」
あとは、適当に立ち食いしてく。
「働いた後の飯は美味いからな。役得役得」
妖精たちも協力してくれたので、呼んで一緒に楽しむことにする。子どもらと交流している妖精を眺めて、飲み食いしてリフレッシュする。
「ほら、どんどん食いな。今はパーティーだ。どんなに食べても自由さ」
アルコールの飲めない年齢なのを軽く愚痴りつつも料理を食べていく。
「―――お疲れ様」
空を見つめて口にしたそれは果たして誰に言った言葉だったのか。バフォメットか、領地の領民たちか。その言葉には重みがあった。
大成功
🔵🔵🔵