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秋色コズミックトリップ

#スペースシップワールド #ノベル #猟兵達の秋祭り2024

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#猟兵達の秋祭り2024


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アルゲー・クロプス
和馬くん(f43922)と宇宙船で秋限定の彗星鑑賞へ
さらしをきつめに巻きつつ(バランス調整の為)群青の浴衣を着て和馬くんの隣に座って鑑賞します
「・・・宇宙でこんなに近くで彗星を見る、本当に異世界でしか味わえない光景です」
世界によってここまで違う物なのかと圧巻されます
「・・・宇宙の光景だけではなく宇宙船も見所が多そうです」
気になりますし可能ならば色々みたいですが和馬くんとこの景観を楽しみましょう、機会はまだありますし
「・・・飲み物だけでもいいですが軽い物があるのもいいかもしれません」
ただ世界の違いで何があるか怪しいですが・・・
「・・・秋らしいチョイスで良いと思いますよ?」
和馬くんに持ってきて貰ったお茶などをいただきつつ彗星を待ちます
そしてお目当ての彗星が来たら一緒に眺めます
「・・・これは綺麗ですね、迫力も凄いです」
地上でみるものとは段違いですね、近くで見ても光だけでは無く色々と迫力を感じられます
この素敵な景色を和馬君と一緒に見られることに感謝しつつ目に焼き付けましょう
「・・・せっかくですしこの世界らしいお土産も買っていきましょう」
そして記念写真(?)の立体映像を購入しつつお土産も購入します
「・・・宇宙のお土産ですか・・・変わった物でも異世界の物ですし喜ぶ人は喜びそうです」


鳥井・和馬
アルゲーさん(f43997)とスペースシップ&オペラワールドの世界でホテル系宇宙船に滞在。秋だけ見られる(安全に鑑賞できるのがこのシーズンだけとかそんなの)彗星を船内の展望台的な所の椅子に二人並んで腰を下ろして鑑賞するよ。服装は今年の浴衣コンテストで着た浴衣で。
「なんだか不思議な感じだよね。地上じゃなくて宇宙船の中から星を見るってさ」
こっちのひと的には普通なのかもしれないけど
「なんだか珍しいモノ多くてきょろきょろしちゃうよね」
こうして宇宙船に乗ってると別世界に来たんだなぁって実感するよ
「アルゲーさん、飲み物だけでよかった?」
とりあえずは暖かいお茶を飲みつつ鑑賞のつもりで居るけど、希望があれば軽食とかも注文するかも
「なんとなく秋だからってこのチョイスだけど」
宇宙船内は空調効いてるだろうし、秋の屋外みたいに暖かい飲み物にする理由はなかったかも
「ありがとう、アルゲーさん」
フォローもしてもらったし、追加で軽食も買って食べながら彗星を見るよ
「あ、あれが彗星みたいだよ」
「こうして観光の目玉になる訳だよね。うわぁ……」
見物もいいけど撮影とか可能なら写真を撮るのも良いかもね。
「あ、有料で記念撮影的なことをしてくれたりもするんだ。そりゃあるよね、商売だし」
「へー写真じゃなくて貰えるのは立体映像なんだ」
「せっかくだし、作って貰う?」
「後でお土産屋さんも寄って行こっか」



 無数の星々が煌めく、スペースシップ&オペラワールドの世界。
 そして、そんな星の海を航行する、ホテル系宇宙船・コスモス号。
 このコスモス号は今のシーズン、秋にしか安全に航行できないルートを巡る宇宙船で。
 今回のデートのお目当ては、この宙の旅でしか見られない、特別な秋色の彗星。
 そんなレアな彗星を観ることも勿論楽しみであるし。
「なんだか不思議な感じだよね。地上じゃなくて宇宙船の中から星を見るってさ」
 ……こっちのひと的には普通なのかもしれないけど、なんて。
 鳥井・和馬(灼滅者のファイアブラッド・f43922)が見回すのは、普段は見上げている星空の中にいるような眼前の光景。
 アルゲー・クロプス(稲妻に焦がれる瞳・f43997)も、数多の星を鑑賞しつつ彼に頷いて返す。
「……宇宙でこんなに近くで彗星を見る、本当に異世界でしか味わえない光景です」
 ……世界によってここまで違う物なのかと圧巻されます、と。
 いや、ふたりにとって、この旅で目にするものは悉く新鮮で。
「……宇宙の光景だけではなく宇宙船も見所が多そうです」
「なんだか珍しいモノ多くてきょろきょろしちゃうよね」
 彼女と並んで船内を歩きながら和馬は実感する……こうして宇宙船に乗ってると別世界に来たんだなぁ、って。
 そしてアルゲーも気になるものは沢山、可能ならば色々みたいところなのだけれど。
 山吹色の浴衣纏う彼と一緒に、きっちりバランスよく着こなした群青の浴衣姿で星が煌めく宙の風景を歩けば。
(「和馬くんとこの景観を楽しみましょう、機会はまだありますし」)
 もう少しこうやって、ゆっくりとこの景色をふたりで楽しみたいって、そう思うから。
 それから足を向けてみるのは、宇宙船内の展望台。
 とりあえずは温かいお茶を飲みながら、この場所でゆっくりと椅子に腰を下ろして。
 彗星を鑑賞するつもりであった和馬だけれど。
「アルゲーさん、飲み物だけでよかった?」
「……飲み物だけでもいいですが軽い物があるのもいいかもしれません」
 ただ世界の違いで何があるか怪しいですが……と、そんなアルゲーの声を聞けば。
「なんとなく秋だからってこのチョイスだけど」
 手にある二人分のお茶を見遣り、ふと思う。
(「宇宙船内は空調効いてるだろうし、秋の屋外みたいに暖かい飲み物にする理由はなかったかも」)
 けれど、彼から飲み物を受け取って。
「……秋らしいチョイスで良いと思いますよ?」
 ほっこりと温かいお茶を口にしつつ紡ぐアルゲー。
 そして和馬は、そんな彼女の言葉に瞳を細めた後。
「ありがとう、アルゲーさん」
 フォローもしてもらったし……と追加するのは、軽めに食べられそうな星型フルーツのサンドイッチ。
 それから、温かいお茶とそんな軽食をお供に、ふたり並んで宙を眺めていれば。
「あ、あれが彗星みたいだよ」
「……これは綺麗ですね、迫力も凄いです」
 刹那、ふたり同時に捉えたのは、激しく燃ゆるかのような輝き。
 フォールコメットと呼ばれているというその名の通り、赤や橙や黄色。
 まるで秋を纏うかのような色の彗星が宙を彩って。
 漆黒に輝く星間を、美しくも眩い光を放ちながら流れ落ちてゆく。
 そんなお目当ての彗星を目にすれば、思わずふたりお揃いで零す感嘆の声。
「こうして観光の目玉になる訳だよね。うわぁ……」
「……地上でみるものとは段違いですね」
 ただでさえ、眼前の彗星は見入ってしまうほどであるのに。
「……近くで見ても光だけでは無く色々と迫力を感じられます」
 宇宙の只中……すぐ目の前を流れる様に、圧倒されてしまうし。
 それに、この季節にしか見ることのできない特別な彗星を瞳で追いかけながら、アルゲーは思うから。
 この素敵な景色を彼と一緒に見られることに感謝しつつ――目に焼き付けましょう、と。
 でもやはり、それに加えて。
「……せっかくですしこの世界らしいお土産も買っていきましょう」
「見物もいいけど撮影とか可能なら写真を撮るのも良いかもね」
 自分達でも写真を撮りつつ、何かカタチに残せるお土産はないかと、和馬はふと視線を巡らせて。
「あ、有料で記念撮影的なことをしてくれたりもするんだ。そりゃあるよね、商売だし」
 見つけたのは、観光名所定番のプロによる記念撮影……かと思えば。
「へー写真じゃなくて貰えるのは立体映像なんだ。せっかくだし、作って貰う?」
 撮影は撮影でも、写真ではなく、宇宙的な立体記念映像。
 アルゲーもそんな彼の提案に頷いて、今日の思い出にと。
 彗星流れる宇宙を背景にしたふたりの立体映像を、お土産に作って貰うことにして。
 身を寄せ合い、特別な秋色の彗星が流れる景色をふたり占めしつつも。
「後でお土産屋さんも寄って行こっか」
「……宇宙のお土産ですか……変わった物でも異世界の物ですし喜ぶ人は喜びそうです」
 この宙の旅をふたりで一緒に――まだまだいっぱい、楽しみ尽くすつもり。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年10月29日


挿絵イラスト