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仮装?いいえ変身です

#ゴッドゲームオンライン #プレイング募集中

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●ハロウィンイベントは大概早めに始まる。
 10月の30日と言えばハロウィン。しかしゲームでは10月入ったらすぐ始まるなんてことも多い。ここ、ゴッドゲームオンラインでも同様にハロウィンイベントが始まり、仮装も兼ねたイベントアイテムも出始めるようになった、のだが。
「あ、あれ?装備外したはずなのに尻尾取れないんだけど?」
「た、立てないー!?どうして!?」
 仮装アイテムを着けたプレイヤーから叫び声が上がる。本来なら見た目とイベント敵への特攻ぐらいしか効果が無いアイテムなのに実際にアバターの姿が変わってしまっているのだ。特に動物への仮装アイテムを着けた人なんかは姿勢も動物に寄せられてしまい、四つん這いになっている。そんな混乱の中、8ビットがそのままようなボスが現れる。
「今度はなにー!?」
「助けてー!?」
 阿鼻叫喚の中、繰り返し攻撃を受けて種族が変わった上に8ビット化されるプレイヤーたち。イベントで盛り上がるはずの街は大惨事になるのであった。

●変身ネタでは多いやつ
「……という予知が発生した。」
 中條・竜矢(変化する竜騎士・f03331)は自分の見た情報を伝える。
「街のにできたイベントダンジョンに色んなモンスターや動物に仮装できるアイテムがドロップし、それを着けながらポイント回収、そのポイントで街で遊ぼうなんてイベントだったのだが、バグプロトコルの影響で色んな所がおかしくなっている。」
 ダンジョンにいるはずの敵が街に出ている上、仮装アイテムと「バグ・ステータス」の合わせ技で身につけた仮装に種族が書き換えられてしまうと言う状態に。その影響は猟兵にも及んでしまう。
「一方で仮装アイテムのボーナス効果はそのままだ。バグを受けてもイベントモンスターとして認識されており、戦闘時のダメージボーナスやボスの8ビット化攻撃への高い耐性がつく。」
 一般モンスター相手のステータス変更効果は防げないようだが、と付け足す。
「リスクはあるが、装備する価値はあるだろう。解決すればゲットしたポイントで更に仮装アイテムやお菓子アイテムなんかをゲットできるガチャが回せるそうだ。」
 こちらはバグの影響はなく、純粋に高性能なアイテムのようだ。
「ま、頑張ってきてくれ。」


クロネツヴァイ
 お久しぶりです。変身シチュとしては割と定番ネタだと考えてるクロネツヴァイです。久しぶりなので大変なところもあると思いますが、頑張ろうと思います。
 今回はクエストをクリアすることで正式に獲得できるイベント特効の『限定装備』を開始時に『おためし装備』できるシナリオとなっております。
 第1章では集団戦、バグ・ステータスとの戦闘です。しかしバグの影響で攻撃を受けなくても仮装アイテムを装備するとその種族に変わってしまいます。(演出としては指定が無ければ通常の姿に翼、角のような仮装したモンスター、動物などの特徴が追加されるだけになります)
 バグで発生したウィンドウに紛れていますが、イベント特攻が乗っていれば撃破は容易です。見つけ出しましょう。
 第2章ではボス戦、バグゲイザーとの戦闘になります。真正面からの戦闘になりますが、イベント特攻装備を付けていれば数回は8ビット化攻撃に耐えられるでしょう。
 第3章ではイベントでゲットしたポイントでガチャを引けます。こちらから出る仮装アイテムは普通に種族は変わらない良性能の装備です。仮装アイテムは高レアで、低レアとしてお菓子などのアイテムが出ます。猟兵同士で交換も可能です。
 変身中はモンスターの能力を使うことも可能です。(翼があれば飛行、ゴースト系なら物理透過など)
 参加お待ちしております。
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第1章 集団戦 『バグ・ステータス』

POW   :    ステータス改竄
【種族を変化させるバグ】【ジョブを変化させるバグ】【アイテムを変化させるバグ】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
SPD   :    オールリセット
【初期化画面】を向けた対象に、【レベル・技能・装備を初期化する電流】でダメージを与える。命中率が高い。
WIZ   :    バグ・クリエイト
視界内の任意の対象全てに【バグったキャラクタークリエイト設定】を放ち、物質組成を改竄して【設定通りの姿に変化した】状態にする。対象が多いと時間がかかる。

イラスト:小日向 マキナ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●書き換えからは逃れられない
 街の中にはバグにより発生したウィンドウとエネミーのバグ・ステータスであるウィンドウが混ざり混沌としていた。あちこちに被害を受けたらしい一般プレイヤーが変化したモンスター達が物陰に隠れようとしている。しかし猟兵達は逃げる訳にはいかない。
 転移した猟兵達の側にはイベント特攻装備の仮装アイテムが落ちている。その中から何を選ぶかは彼ら次第だ。最も装備した瞬間、種族が変わってしまうのだが。
ソニア・コーンフィールド
大変なことになっちゃう前にバグ退治頑張ろー!
それにしても変身…どんな種族になれるのかな?
…まーなんとかなるでしょ!

現地についたらお試し装備つけてみるね!
なんかこのウサギ耳?可愛いよねー…金色ウサギ!
なんか他から見たら倒したら経験値とかたっぷり落としそうな感じに見えてそうな…まー狙ってくるなら返り討ちにすればセーフ!
翼使えないけどなんか身軽に動ける気がするから走り回って撹乱。
耐性ついてるけど初期化画面向けられないよう周囲の地形や遮蔽物も利用しつつ回避!
準備できたらUC起動!
出現した散弾銃みたいなガジェットで広範囲に雷の弾丸ばら撒いてバグウィンドウごと敵に攻撃叩き込むよー。

※アドリブ絡み等お任せ



●金色ウサギのバレットタイム
「大変なことになっちゃう前にバグ退治頑張ろー!おー!」
 ソニア・コーンフィールド(西へ東へ・f40904)は元気よく右腕を突き上げる。
「それにしても変身…どんな種族になれるのかな?」
 出発前の話を聞いて、少しわくわくしている。バグの影響とはいえ、いつもと違う姿になれることを楽しそうだ。
「…まーなんとかなるでしょ!」
 そう言って勢いよく転移すると街の広場らしき場所に降り立った。
「おっとっと」
 近場の物陰に隠れてからひょこっと頭だけ出し、見つかっていないことを確認する。
「よーし、今のうちにお試し装備を付けちゃおう」
 なににしようかな、とドロップしているアイテムに視線を移していると、ウサギの付け耳のようなもので止まった。
「なんかこのウサギ耳?可愛いよねー、これにしよう!」
 拾い上げたそれを迷わず頭に付けたソニア。その瞬間、バグの影響が彼女に及ぶ。付け耳は外れなくなり、周囲の音がよく聞こえるようになる。更にむずむずとした感触が走ると腕、脚と硬い鱗に覆われていた皮膚がモフモフした毛並みに変わっていく。一方で尻尾は短くなっていき、普通のウサギより少し長い程度になった。
「ふう、落ち着いてきたかな……?」
 むずがゆさが収まると、ぐるりと回って自分の身体を確認する。全身金色の毛に覆われ、頭にはピンと立った耳とウサギらしい姿。しかしよく見ると元と同じ形の角や鋭い爪の指、小さくなったことで飛行能力は無くなった翼が本来の姿の名残になっている。
「金色ウサギ!可愛いけど、なんか他から見たら倒したら経験値とかたっぷり落としそうな感じに見えてそうな…」
元々着ていた服や装備がそのまま残っていたこともあり、ソニアには豪華な毛並みと合わさってレアモンスターのように思えた。
「まー狙ってくるなら返り討ちにすればセーフ!」
勢いよく物陰から飛び出すソニア。飛行はできなくなったが、増した瞬発力を生かす。
バグ・ステータスのウィンドウが完全にソニアを捕らえる前に看板の裏に隠れ、次は舗装された道を走り抜けて別の壁に隠れる。
「耐性ついてるけど、当たると厄介だもんね。」
 相手のユーベルコードを警戒しながら遮蔽物を駆使して敵との距離を詰める。そしてココならいける、と言うところまで接近するとユーベルコードを発動した。
「とっておき、見せてあげるね!ドラゴンガジェット・イグニッション!」
 その言葉と共に散弾銃のようなガジェットが手元に召喚される。
「これで一気に倒しちゃうよ!」
 バグ・ステータスと多数のバグったウィンドウの間近でガジェットを構え、引き金を引く。銃口からは雷をそのまま球状にしたような弾丸がばらまかれ、敵へ降り注ぐ。もろに喰らい、バチバチと火花をあげるバグ・ステータス。ソニアが着地すると同時に爆散した。
「やったー!うまくいったよ!」
 嬉しそうな表情でビッとピースを決めるソニアであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪

基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系はばっちこい★状態変化もばっちこい♪
絡みOK、NG無しだよ★

UCは集団召喚系か範囲攻撃系を優先して使うよ♪
状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★

後はMS様におまかせするね♪



●ドラゴンブラックタールの温度差攻撃
「ふんふん、なんだか面白そうなことになってるね♪」
 説明を聞いて、クローネ・マックローネ(闇と神を従える者・f05148)は楽しそうに笑みを浮かべている。ブラックタールという変幻自在な種族だからか、彼女の性格からか、自分の姿が変わってしまう事にはさほど抵抗が無いようだ。
 褐色肌にアーマーを付けた姿の彼女は転送されるとすぐに物陰に隠れて周囲に落ちているアイテムを確認する。
「どれにしようかなー♪あ、あれにしよう★」
 ピンときた衣装を拾い上げ、広げてみる。それはフード部をドラゴンの頭に見立てて尻尾や翼を付けた赤いパーカーのように見えた。サッと羽織ってみるとすぐにバグの影響がクローネに及ぶ。
 まず頭部にはフードに着いていた少し弧を描いた後ろ向きの角が生える。首筋から頬にかけてパーカーと同じ赤い鱗が生えた。両腕、両足はピキピキとひび割れるように甲羅に覆われ指先が鉤爪になり、肘から先、膝から下がまさしく竜のものになる。
 胸にはスタイルを強調するように胸を持ち上げるような形状の甲羅、脇腹をカバーする鱗が現れた。パーカーの背に着いていた翼が大きくなり、裾の中央が伸びてドラゴンらしい重量感のある尻尾になる。
「わお♪本当に変わったね♪」
 自分の身体を触りながら確認する。尻尾や翼に感覚があり、軽くお腹に力を入れて息を吐いてみると、口から少し炎が出た。
「炎を出せるなら、これでいこうかな★」
 攻撃のプランを練ると隠れていた物陰から上空に浮かんでいるウィンドウからバグステータスを探す。
「あれかな?」
 瞬間思考力で動きが違うウィンドウに狙いを付けると飛び上がった。バグステータス側も察知したのかバグをばらまいて反撃してくる。彼女の狙いは当たっていたのだ。しかしドラゴンの翼を使い飛行するクローネはぎゅん、と浄書してたやすくバグを回避する。そして自身のユーベルコードが当たる距離まで素早く詰めると右手を中のように構えた。
「石像♪氷像♪黄金像♪色んな状態変化を楽しもうね★」
 言葉と共にまず灰色の光弾を撃ち込んだ。その効果は石像化。被弾したバグステータスのステータスはピキピキと石に変わっていく。
「そこに炎~♪」
 口から火を吐き、石像となっていくパグステータスを加熱する。
「これでとどめだね★」
 そしてウィンドウすべてが石になったところで今度は青色の光弾を撃ち込んだ。弾丸の効果で氷像と変化していくバグステータス、先ほどの高温と氷像化による温度差でバキッと大きなヒビが入った。そのまま空中で砕けていくのをクローネは見送る。
「作戦成功★」
 こうして着実にバグステータスは排除されていくのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

篁・綾(サポート)
アドリブ連携歓迎。エロス方面でもバイオレンス方面でも可。
服装はTPOに合わせてエロニンジャスーツか着物かセーラー服のどれかに。
また、流れでひどい目に合わせても特に問題ありません。
お色気要員です。

基本善性の存在として振る舞い、無辜の人々は積極的に助けようとしますが、敵へはUC込で手段を選ばず情け容赦ない攻撃を加えるし、UCの種類によっては融合捕食しようとします。
また純粋な悪人であれば死んでもなんとも思わないような精神構造です。
同情の余地があれば同情することもあります。

なので悪性の存在に類するものであれば、足元を救われない限り積極的に殲滅に行きます。



●ゴースト妖狐の隠れ蓑
「ゲームのイベントの特攻装備を使えば有利になるけど変身してしまうということね。有利になるはずのアイテムで罠にはめてくるのは悪質ね。」
 説明を聞いた篁・綾(幽世の門に咲く桜・f02755)はオブリビオンのやり方をそう断じると刀に手をかける。ゲーム世界というのを意識してか服装はセクシーなニンジャスーツでやってきていた。
「私も身につけたらそうなってしまうのは厄介ね。でも使うしかないわね。」
 そう呟くと意を決して転移する。
「まだ見つかってないわね。今のうちに使えそうなのを探さないと。」
 手早く近場のアイテムを広い、確認しながらどうやってバグステータスを倒すか思考を巡らす。
「相手はウィンドウに混ざって浮いているし見つかったらすぐ攻撃してくるわよね。そうなると身体が大きくなったりスピードが落ちるのは難しいし、できれば飛行か浮遊もしたいわね。」
 普通の動物やゾンビ、ゴーレムらしき仮装アイテムをどかしたところで1枚の大きな白い布を見つける。
「これもアイテムなのよね?」
 広げてみると目と口のところだけ切り抜かれていた。恐らくゴースト、幽霊の仮装アイテムなのだろう。
「幽霊なら……この手で行けそうね。」
 プランを練り終えると白い布をかぶる。すると、即座にバグの影響で変化が始まった。身体を覆うほどの大きさの布は溶けるように視界から消えていく。そして彼女の両手足が透けてきているのが見えた。
 先に挑んだ2人と異なり、身体の形状はほぼ変化しておらず、服装も頭に頭巾のように白い布が残るだけで元と変わっていない。よく見ると足先が幽霊のように輪郭がぼやけており、全身が半透明になっている。恐る恐る近くの看板に触れようとすると、スルッと通過した。
「これでも武器は使えるみたいね。」
 するり、するりと建物や壁を通過してバグステータスとウィンドウのすぐ下まで見つからずに移動できた。
「バグっているウィンドウも邪魔ね。なら一気に……」
 ふわりと地面から浮き上がり、ウィンドウの集団の中に入るとユーベルコードを発動する。
「うなり、うなり 荒ぶ春告の風よ 冬の帳を打ち払うように 闇夜の空を薄紅に染めよ」
 彼女の言葉に反応して地面に転がっていた石などの無機物が切断力を持つ桜の嵐となりウィンドウを包みこんだ。ただのバグで発生していたウィンドウは一撃で消え、バグステータスが切り刻まれる。
「見つけたわ。これで終わりよ。」
 浮遊したまま自身の刀を抜くと、真っ二つに切り裂き、桜の嵐が分断されたバグステータスをバラバラに砕いた。
「これでひとまず撃破完了ね。」
 静かに着地すると見上げながら呟いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

嶽群・士郎
ケモミミ、爪付き手袋、狼ブーツ。ベルトで付ける尻尾で簡単狼男コス。

…おぉ、本当に外れない。耳や尻尾も意識すれば動かせそうな気がする。
メガリスの上から履けるか心配だったけど、うん、大丈夫そうだ。

それじゃイベント戦やってみようか!
といっても俺は特に強い技能なんてない元一般人。
UCで3人に増えて、狼男らしく爪や蹴りでバグを物理的に攻撃するしか手段がないや。
…ま、メガリスの効果で体力やスタミナあたりが消費しなくなっているんだけどな。
本当は氷の攻撃も出してみたいけど、この世界の狼人間が氷属性の攻撃できるかわからないし。
できる範囲で囲んで叩くぞー!



●メガリスライカンの連携戦闘
「種族が変わってしまうんだよな。いけるかな……」
むむむ、と難しそうな顔をしてるのは嶽群・士郎(ヘルメス・ランナー・f37992)。街に到着した彼は早速イベントアイテムを入手するとそれを見ながら思考を巡らす。彼のメガリスはヘルメスのブーツ、つまり靴であり、手に入れたアイテムにはブーツが含まれていたのだ。
「ううん、思い切ってやってみるか。」
気持ちを固めてアイテムを装備する。狼男の仮装、頭につけ耳を付け、両手には肘付近まで覆う指先に爪の着いた手袋をはめる。そして膝付近まで覆うブーツをメガリスの上から履き、最後に腰に尻尾付きのベルトを巻いた。すべてを身につけるとバグの影響が身体に広がる。
「なんかくすぐったいな」
身につけた部位から全身に向かってむずがゆい感覚が広がっていく。黒い毛色だったつけ耳や手袋、ブーツは髪の色と同じオレンジに変わっていった。そして落ち着いたところで身体を触って確認する。
「…おお、本当に外せない」
耳や尻尾を軽く引っぱってみるが、触られた感触があるものの、取れる様子はない。手も引っぱってみればぐっ、ぐっと肌が引っぱられる感覚があった。尻尾に集中するとふり、ふりと動かせた。
「すごい、ブーツの方もメガリスの上から履けるか心配だったけど、うん、大丈夫そうだ。」
コンコンと床につま先を当てると感触が伝わってくるが、どことなくメガリスの力も足下から感じられた。
「よし、いくぞ」
バグステータスに挑もうとする士郎、まだ経験の浅い彼が選んだ戦法は分身を生かしての攪乱攻撃。ユーベルコードを発動すると同じように狼男になった分身が2体現れる。そして地上近くに浮いていたバグステータスに向かって一斉に襲いかかった。
「はあっ!」
本体が真正面から右手で切り裂く。反撃として初期化画面を向けようとするバグステータスの後ろから分身が蹴りを打ち込み、また別の分身が殴りつける。感覚が鋭くなってるのか相手の動きも分身の動きもよく分かり、メガリスが体力、スタミナをカバーすることで絶え間ない攻撃が成立する。
「おりゃっ!」
力を込めて殴った表示にバグステータスが氷結する。どうやらバグが起きているこの場では狼人間が氷属性の攻撃ができる認識が反映されているようだ。氷で動きが鈍くなったところに常に初期化画面の反対の位置にいる士郎が攻撃を加える戦法で着実に削っていく。
大きな一撃が通る度に氷結部分が広がっていく。連続攻撃に消耗するバグステータス、ジジジとウインドウが消えかける。その隙を突いて分身2人が捕まえたところに助走を付けた本体が跳び蹴りを繰り出す。
「これでとどめだ!」
スピードと体重を乗せた蹴りが直撃する。ビシビシとヒビが入ると、氷の欠片とデータの残骸をばらまきながらバグステータスは爆発した。
「よっし!」
消滅したことを確認すると、グッとガッツポーズを取るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。



●ネコ?オオカミ?
「なんだか面白そうな予感がするのにゃ!」
 自慢の野生の勘に従ってやってきたのはミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)。ネコのような尻尾を楽しそうに揺らしながら話を聞く。
「ふんふん、仮装アイテムで動物や他の種族に変身できちゃうのにゃ。つまりネコになれるアイテムもあるってことにゃ!?」
 ピーンと耳を立たせて目をらんらんと輝かせるとこれは行かねばと勢いよく転移した。
「さてと、イベントアイテムの中にそういうのがあるんだよにゃ。まずはそれを見つけるにゃ。」
 敵の視界に入らないように気をつけて落ちていたアイテムを拾ってどんなアイテムか確認する。
「これじゃにゃい、これじゃにゃい、あ、これ……」
 目当てじゃ無いアイテムを横にどけながら探していると、手袋らしきアイテムを見つける。肘辺りまで丈があり、手のひらに当たる箇所には肉球らしい装飾が。そこから指先に向かうと、ネコのような鋭く湾曲した爪の柔らかい装飾がついている。
「間違いなくネコの仮装にゃー!早速付けるにゃ!」
 嬉々として手袋をはめるミーヤ。すると、そのまま身体にくっつき、手袋の色が髪と同じ赤茶色に変わった。毛並みが風に揺れる感覚が腕に伝わってくる。更に膝から下にもむずがゆい感触が走り、視線を向けると履いていた靴下やブーツを隠すように髪色と同じ毛並みが生え、ネコのようにつま先立ちのような脚に変わる。
「すごーいにゃ!脚の方も変わっちゃったにゃ!」
 変わった自分の姿にテンションをあげる。そしてハッと倒さないといけない相手がいることを思い出して、物陰から相手を探す。
「んーむ!なんだかアレが敵な気がするにゃ!」
 勘にピンときたウィンドウにターゲットを合わせると、勢いよく走り出した。バグステータスも察知したのか、初期化画面をミーヤに向けて電撃を放つ。電撃を視認するとすぐにユーベルコード【お菓子でガードなのにゃ!】を発動する。ガジェットから大量にあふれ出す美味しいお菓子。しかしただのお菓子にあらず、敵からの攻撃を防ぐ盾として使用可能なのだ。
「一気にいくのにゃ!」
 電撃をお菓子で防ぎながらジャンプして飛びかかる。そして飾りではなくなった鋭い爪でウィンドウを切りつける。攻撃を受けて怯んだところに続けざまに逆の手で切りつけた。
「このままいくのにゃー!」
 相手の反撃を再度お菓子で防ぐと両手を大きく振りかぶり、勢いよく切り裂いた。一際大きな切り傷がウィンドウに刻まれ、バチバチと音を立てると爆散した。爆風を受けても姿勢をすぐに整え、すたっと着地するミーヤ。残っていたお菓子を拾いながらグッと拳を握った。
「よーし!やったにゃ!」
 こうして猟兵達の活躍により、バグステータスは壊滅するのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『バグゲイザー』

POW   :    そして8ビットへ
戦場の【データ】属性を吸収して【ターン制コマンドバトル】状態に変えると共に、[データ]属性の【連続全体攻撃】を放ち視界内全てにダメージ。
SPD   :    8ビットの戦士たち
【メッセージウィンドウ】に映し出された【文字化け】を見た対象全てに【64ドット×64ドットの2Dの身体】を与え、行動を阻害する。
WIZ   :    8ビットの試練場
【戦場】に自身の血液を1〜100%捧げ、戦場を怪物蠢く【コマンド選択型のワイヤーフレーム】の迷宮に変える。迷宮難度は捧げた%に比例。

イラスト:良之助

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はベア・ボールダーです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●8bitの戦い
 猟兵達の活躍によりバグステータスは殲滅された。既に効果を受けてしまっている人への効果は残っているようだが、これから一般人へ種族変化がおよぶことは無いだろう。一息つこうとした直後に上空から8bitで描写された目の着いた球体が降りてくる。8bitながらウネウネと動く触手と文字化けしたウィンドウが猟兵たちに向けられる。
 こいつが今回の異常の原因だと察知する猟兵達。バグを解決するべく、挑むのであった。

(第1章で参加した猟兵、第2章から参加する猟兵供にイベントアイテムの仮装アイテムを装備すると種族が変化します。)
ソニア・コーンフィールド
あれがこのバグの元凶…早く倒さないと危ないよね!
仮装は楽しいけどバグはきらーい、文字化けも不安になるしちゃちゃっと倒しちゃおー!

第一章から引き続き黄金ウサギ!
ガジェットでー…あ、文字化け見ちゃった。
ちょっとは耐えれるだろうけど本格的に2Dドットにされる前に急がなきゃ!
UC起動、召喚ガジェットは…人の腕?ウサギ前足でも付けれそうなバトルガントレット?
…なんか人差し指と中指が頑丈というか凶悪な…これ目潰しするのがいいって事かな?
多分そう、きっとそう。なら突撃あるのみ!
がちゃんと装着、ウサギの機動力で走り回って向こうの視界外に回り込みつつ距離詰めて見開いた目に一撃食らわせるよ!

※アドリブ絡み等お任せ



●黄金ウサギのインパクトブロー
「あれがこのバグの元凶…早く倒さないと危ないよね!」
バグゲイザーを視認したソニア・コーンフィールド(西へ東へ・f40904)は金色ウサギの姿のまま闘志を高める。
「仮装は楽しいけどバグはきらーい、文字化けも不安になるしちゃちゃっと倒しちゃおー!ガジェットでー…」
その言葉と共にバグゲイザーの前に飛び出てユーベルコードを発動しようとする。
「縺サ縺??∫ァ√↓諱舌l縺壽倦繧薙〒縺上k縺九?」
バグゲイザーもソニアを認識したからか、相手のユーベルコードにより文字化けしたメッセージウィンドウが表示された。それを見てしまったソニアの身体にビリッとした感覚が走った。
「うっ!?」
パッと自分の身体を確認したが、身体は黄金ウサギの姿から変わっていない。相手の効果をイベントアイテムの効果が防いでくれたようだ。
「文字化け見ちゃった。ちょっとは耐えれるだろうけど本格的に2Dドットにされる前に急がなきゃ!」
ウィンドウを視界に入れないよう警戒しながら改めてユーベルコードを発動し、バグゲイザーとの戦いに有効なガジェットを召喚する。
「これは……腕?」
人の腕のような金色のガジェットを良く見ると、手を突っ込めそうな穴を見つけた。
「ガントレット!そういうことね!よーしこれで……ん?なんか人差し指と中指が頑丈というか凶悪な……」
彼女の言うように、2本の指の部分だけ先端が鋭く、根元までカッチリとした作りになっているのに気づいた。
「これ目潰しするのがいいって事かな?多分そう、きっとそう。なら突撃あるのみ!」
バグゲイザーの姿から、いかにも狙えば効きそうな目玉に狙いを定めた。右手を躊躇無く穴に突っ込み、ギュッと手を握ると、手にカチッと嵌まる。
「いっくぞー!」
ウサギの瞬発力を生かして一気に加速する。バグゲイザーが追いかけてウィンドウを見せようとする前にすぐ位置を変え、常に死角に回るように素早く跳び回りながら距離を詰めていく。
バグゲイザーも捕らえて反撃しようとするが、その前にソニアが距離を詰めきった。
「いっけー!目潰しー!」
目の前に現れたソニアに驚き、目を見開いたところにピンと立った人差し指と中指が勢いよくドスリと突き刺さった。
「縺舌≠縺ゅ≠??シ」
悶絶するバグゲイザー、ウィンドウには絶えること無く苦しそうなメッセージが表示される。
「よし!しっかり効いてるー!」
間違いなく強烈な一撃が入ったことを確認した後、サッと死角から抜けるソニアだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。



●ネコの目線は逃さない
「にゃー!ボスが出てきたのにゃ!」
 ネコの姿になっているミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)はバグゲイザーを指さして声を上げる。あちらにも声が聞こえてしまったのか文字化けしたウィンドウを向けられてしまった。
「にゃにゃ!危ないにゃ!」
 両手で目を覆って物陰に一旦待避する。そしてそーっと手をどかすと幸いにも移動したことでウィンドウはこちらを向いていなかった。
「とりあえず良かったにゃ。でもこれじゃ気づかれちゃったらまた向けられちゃうにゃー」
 文字化けした文字を見なければ相手の効果は受けないのだが、いくら何でも相手を見ずに戦うことはできない。この間もバグゲイザーはミーヤを探しているのか移動しているらしき音が聞こえてくる。その場にとどまるのはまずいと考え、物陰から茂みを使って移動する。どうやらうまいこと離れることができたようだ。そこから顔を出して伺う。
「にゃにゃ……あっちはあまり見えてにゃい?」
 先ほどの戦闘で目潰しを喰らった影響が残っているのか、中央の目がほぼ閉じており、周囲の瓦礫に時々ぶつかりそうになっていた。
「む、なんかいけそうな気がしたにゃ!」
 ピコーンと耳が立つ。相手の視界が弱っているなら距離を開ければ見つからずに攻撃できるのでは。そうと決まればとビーム砲の大型ガジェットを大きな音を立てないよう、そっと設置して照準を少しずつ合わせる。
「む!照準バッチリにゃ!」
 そのまま茂みの暗がりからネコの仮装で強化された暗視を生かしてバグゲイザーの姿を捕らえる。そして野生の勘が今だと告げた瞬間にユーベルコードを発動した。
「……チャージ完了、今にゃ! いっけえにゃー!!ガジェット・クラスター!」
 ミーヤの叫びと供にガジェットから弾丸とビームが一斉にバグゲイザーに襲いかかった。バグゲイザーも音に反応してウィンドウを向けるが、ミーヤの視線はバグゲイザーのみを見つめていた。
「縺舌≠縺ゑシ√%繧後b迪溷?縺ゥ繧ゅ?謾サ謦?°?」
「よし!効いてるにゃ!」
 砲撃を喰らい、苦しみの叫びをウィンドウに表示するバグゲイザー。ウィンドウからは目を逸らしつつも、嬉しそうなミーヤだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ディルティーノ・ラヴィヴィス(サポート)
僕の出番かな?強さとカッコ良さを磨くぞ、っと。

旅人だからどの世界にも順応できるし、
戦闘では武芸者らしくどんな武器でも扱うよ。
自分でよく扱うのは野太刀、|棘《ソーン》、ハルバードかな?

遠距離戦より白兵戦で思いっきり戦う方が得意だね。
壁役や時間稼ぎ、囮役もできると思うよ。
誰かを護る為なら怪我なんて大した事ないからね、そんなの慣れてるし。
なーんて言って、実は戦闘狂って事なのかもしれないけど。

当たり前だけどマイナスになる事はしないよ。猟兵としても、カッコ良さを追求する者としてもね。

使うユーベルコードや技能、その他諸々はお任せするよ。
どーぞよろしくね。
あ、ちなみに僕はオトコと言い張るぞ。いいね?うん。



●獅子の貫通撃
「ボスが出てきたようだね。ここは僕の出番かな?」
自信ありげにやってきたのはディルティーノ・ラヴィヴィス(黄昏の獅子・f38911)。性別は女性ながらかっこよさを求める彼女はボス相手ということでやる気満々だ。
「今回はイベントアイテムがあるって話だったよね。それで仮装すると敵の攻撃に耐性がつくとか。」
ならば使わないという選択肢はなく、ボスの様子を遠目に観察しながら拾った仮装アイテムを確認する。
「あまり時間をかけると気付かれそうだね。なら直感に任せて……」
拾い上げたものは猫耳のようなものが付いたカチューシャだった。ディルティーノがそれを静かに頭に乗せると、効果による変身が始まった。
「む、なんだかむずがゆいね」
カチューシャが髪と同じ金色になり、頭と一体化した。音の聞こえ方が変わったと感じる間に手足にも変化が起きる。指先から肘付近までうっすらと獣の毛に覆われ、手袋の中で鋭い爪を形作る。足は筋力が増し、がっしりしたものになる。変化に合わせてブーツも人の形に似ているが、獣のような形状に変わった。
そして、腰から先端に球状の毛の塊が付いた尻尾が生え、髪がタテガミのようにぶわっと広がった。仮装により変化した姿は猫、いやライオンの獣人のように見えた。
「ふむふむ、オスのライオンの仮装ってところかな。百獣の王、かっこいいじゃないか。」
ディルティーノの性別は女性だが、その心構えに反応したのか猛々しいタテガミに纏うオーラも野性味が増している。
「この感じ、パワーが結構増してるね。耐性もある。なら、真正面から押し切ろうかな。それが一番かっこよさそうだ!」
ハルバードを握りしめバグゲイザーに向かって走り出す。獣の力で強くなった走力で一気に距離を詰めた。
「よし!とった!」
思い切りハルバードを振りかぶり、力を込めて叩きつける。身体を震わせ、ディルティーノを見据えるバグゲイザー。あちらも周囲のデータを吸収し、全体攻撃を繰り出して来る。
「ダメージはあるが、今のところ追加効果はないね!」
衝撃波を受けビリビリと震えるが、ターン制コマンドバトルまでは影響を受けていない。しかしあくまで耐性。破られる前にとたたみかける。
「そう簡単には逃がさない、ってさ!」
力強くユーベルコード、【槍地獄改-怨-】を発動した。地面から突き出した無数の槍がバグゲイザーに刺さる。そこにハルバードの追撃が入り、体勢を崩したバグゲイザーの目にも槍が刺さった。
「っと、そろそろまずいかな」
身体が揺らぐ感覚に耐性効果の限界を察知してダメージが入ったのを確認するとサッと身を引いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!



●蛇神の圧
「はっはっは、妾、推っ参!ボスのお出ましと聞いてな!」
下半身が蛇の姿をしている御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)がビデオカメラ片手にやってくる。敵との動画配信を好んで行う彼女はイベントのボスということでやる気に満ちていた。
「しかもアイテムで変身できるのだろう?なら派手にいかねばな」
ボスとの遭遇前に拾ったアイテムを確認し、ピンと来たものを身につける。複数の蛇が巻き付いたような腕輪を両手に、ビニール製の竜の頭が付いたものが束ねられた太いリングを尻尾に付けた。
「恐らくこれは……」
バグの影響がおよび、身体が変化をはじめる。尻尾に付けたリングが身体に溶けるように消えた。すると作り物だった竜の頭が生物らしい形に変わり、そこ空気の流れや匂いなどの感覚が流れ込んでくる。
ラミアのような下半身に竜の頭を多数備えるヒュドラが合わさったような姿になった菘は自分の姿をカメラに写す。
「やはりそうであったか!ヒュドラ!ふむ、元は作り物をそれらしく操作するための腕輪のようだが……頭が複数あってもこうすっきりしているのはこれのおかげか?しかし派手で良いでは無いか」
フッと笑う菘。合わせて笑みを浮かべる竜の頭にも本体と同じ戦化粧が現れている。その頭を軽く撫でながらボスのバグゲイザーを見据える。
「では参ろう。盛大にぶつかろうではないか」
ずしんと音を立ててバグゲイザーの正面に降り立つ菘。バグゲイザーもそれに反応して【8ビットの試練場】を発動し、戦場を書き換える。黒い空間に緑のワイヤーフレームが走り迷宮へと姿を変えるそれをカメラから配信する。
「これが相手の用意した舞台。怪物を倒してたどり着いて見せろということだであるな。乗ってやろう!」
気合いたっぷりに進む菘。途中でバグゲイザーを小さくしたような敵に遭遇し、コマンドバトルに入るが……
「文字通り頭数が増えている状況。押せない道理はないのである!」
【頭Aの攻撃!バグゲイザーAは倒れた!】【頭Bの攻撃!バグゲイザーBは倒れた!】
菘とヒュドラの頭の強烈な一撃が敵を倒し、ガンガン迷宮を攻略していき、最奥にいたバグゲイザー本体まで到達した。
「よおし、ここまで来てやったぞ!」
その言葉と供に自身のユーベルコード、【極寒から灼熱まで】をぶつけた。相手のやる気や行動力を奪う能力、今回は奪う方の効果を与える。トロンと目がまどろんだ瞬間に一気に距離を詰める。
「そら!受け止めてみよ!」
自慢の尻尾と増殖した頭を勢いよく振るい、叩きつける。純粋なパワーにバグゲイザーは大きく吹き飛ばされた。
「はーっはっはっは!効いたであろう!」

成功 🔵​🔵​🔴​

アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。



●騎士の氷撃
数々の猟兵が戦闘を行ったことで消耗したバグゲイザー。少し離れた位置からそれを見ているのはアス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)だった。
「アレが標的か。あの様子ならもう少しで倒しきれそうだ。」
チラリと視線を手元に移す。その手に握られていたのは仮装アイテムの白いニット帽とマフラー。説明は事前に聞いており、直感で選んだそれを身につけた。
他の猟兵と同じように彼の姿が変化する。新たな部位などはできないが、彼の周囲に冷気が纏うようになり、黒い衣装が白くなった。そして袖や巻いたマフラーから冷たいつららが発生する。霜の妖精、ジャックフロストの仮装のようだ。ふう、と息を吐くと白い息が口から出る。
「冷たくは感じるが、身体に異常は感じない。純粋に氷の力が使えるようだな。よし、行こう」
その位置から自身の銃、ブルーブラスターを構え、1発放った。放たれたビームはバグゲイザーに直撃し、光が散る。その一撃で怯んだ内にバグゲイザーの前に降り立った。
「続けて行く!」
両手に持った2丁のブルーブラスターがビームを放ち、的確にバグゲイザーを貫く。被弾するバグゲイザーも周囲のデータを吸収して全体攻撃を放ってきた。追加効果のターン制コマンドバトルにする効果はアイテムで防げている。
「今の姿の力、こうか」
冷気を操る力を使い、目の前に氷の壁を作る。壁が衝撃波を受け止め、ひびが入った。ひびでバグゲイザーからの視界を遮ることになったそれを冷気を広げる事で両者の間を遮るように壁を作る。
バグゲイザーが繰り返し衝撃波を放つが視界を塞いだことでアスまでダメージは到達しない。思い通りにならずイライラしだしたようなバグゲイザーにアスは追撃した。
「隙を見せるとは……そこだ!」
氷の壁から飛び出し、冷気で作ったつららを飛ばした。続けてユーベルコードを発動し、空中で2丁の照準をしっかり中央の瞳に定める。
「撃ち貫け、イーグルショット!!」
叫びと供に放たれた鳥形の砲弾、つららが突き刺さって体勢が崩れたバグゲイザーに襲いかかり……目のど真ん中を貫いた。バチバチと音を立てた後、バグゲイザーは爆散するのであった。
「これで一件落着だな」
アスの前で爆煙が収まると同時に氷の壁が砕け散った。これでバグの影響は解消され、元のイベントに戻るだろう。アスはふう、と最後に白い息を吐いた。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 日常 『報酬の受け取り(ガチャ)』

POW   :    ガチャ

SPD   :    ガチャ

WIZ   :    ガチャ

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●ガチャタイム
バグゲイザーを倒したことで種族が強制的に変わる効果は無くなり、8bit化されていた一般人も元に戻っていた。戦闘で街の飾りは一部壊れているが、まだまだイベントを楽しもうとしている様子だ。
と、そこに一筋の光りが立つ。その中央にあったのはガチャマシン。ボスが倒されたことで仮装アイテムやお菓子アイテムが出るそれが解禁されたのだ。
さて、何が出るかは分からないが、スペック自体は高いアイテム、ぜひゲットしてみよう。

(バグの効果がとけ、元の姿に戻っています。ガチャから出るものや道中で入手したアイテムは戦闘に使用できるほどの効果はありませんが、仮装に応じてできることが増えます。せっかくなので装備して遊んでみましょう)
ソニア・コーンフィールド
どうにかバグは直ったねー。
勝利の報酬は…いいのでるかなーガチャ運自信ないけど!
結構倒したからポイントも結構ある…といいな!

準備できたらポイント使い切るまで無心でガンガン回してくね!
物欲センサー回避にいいとか…まーリストないと中身全部は分かんないから欲しいものあるかも分かんないけど。
お菓子は味も見た目もいい感じ?
でもやっぱ形として残る装備が良いかなー…ってこれ物欲!
もし装備っぽいの出てきたら装備!
複数あれば色々付け替えて試してみる。
種族変化はなくとも幽体のすり抜けとか普通じゃ楽しめないようなのとか試してみたいかも♪
あ、巨大化とか逆に縮んだりとかの仮装アイテムもあるのかなー。

※アドリブ絡み等お任せ



●Let's ガチャガチャ ソニアの場合
「いやー大変だったけど、どうにかバグは直ったねー。」
元のドラゴニアンの姿に戻ったソニア・コーンフィールド(西へ東へ・f40904)はんー、と伸びをした後、ガチャの方に向かう。
「勝利の報酬は…いいのでるかなーガチャ運自信ないけど!」
ガチャの前に到着するとむむむ、と考える。とりあえずガチャを回すためのポイントはかなり溜まっているようで、結構な回数回せそうだ。
「よーしとにかく回してみよう。うん。」
物欲センサーに引っかからないよう、何が欲しいか考えずに無心で引く。しかし実際に出てくるとその意思も揺らいでしまうわけで。
「やっぱりお菓子が出やすいみたいだねーハロウィンらしくて可愛い。」
その中から飴を1つとり、口に含む。南瓜風の甘い味が口の中に広がった。
「でもやっぱ形として残る装備が良いかなー…」
オーパーツや珍奇な品物が好きなのもあり、どうしてもアイテムの方が欲しいという思いが盛れてしまう。そのままガチャを回して……
「ってこれ物欲!無心で無心で……」
再度言い聞かせながらガチャを行うと、白い大きな生地が出てきた。広げて確認するとローブのように頭を出せる場所があり、袖がたっぷり手が隠れるほどの長さがある。
「お?これ装備アイテムだね。着ればいいのかな?」
早速入手したそれを身に纏ってみる。
「アイテム名は……ゴーストフード?つまりこういうのができるのかな?」
アイテムの効果を有効にするとすうっと自分の姿が透けていった。
「おおー!透けた!じゃあ……」
近くの壁に手を伸ばしてみると、スルッと壁の中に入り込んだ。
「わあ!通り抜けた!すっごおい!」
テンションが上がり、そのまま続けて回そうとするが、スルッとガチャガチャのハンドルがすり抜けてしまった。
「あ、このままじゃダメなんだ。一旦解除っと」
効果をオフにして再度ガチャガチャを回す。と、今度は小さな三角帽子が出てきた。名前には小人の帽子と書かれている。
「これも仮装アイテムかな?」
頭の上に三角帽子を乗せ、効果を有効にすると音も無く身体が小さくなる。
「わわわわ!?小さくなってるー!?」
身長が人間の膝下ぐらいになると縮小は止まった。くるりと回って自分の状態を確認する。
「小さくなったけど、思ってたより大きい?でも結構かわいいかも」
その後も残っていたポイントで数回引くが、残りはお菓子アイテムだけだった。
「ウサギの付け耳と合わせて三つかー楽しかったし面白そうなのもゲットできてよかったー!」
ほくほく笑顔のソニアなのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪

基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
他の猟兵に迷惑はかけないよ♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系・状態変化系もばっちこい♪
絡みOK、NG無しだよ★

UCは状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★

後はMS様におまかせするね♪
よろしくおねがいします★



●Let's ガチャガチャ クローネの場合
「おー?決着ついたのかな♪」
仮装アイテムでドラゴン混じりの姿になっていたクローネ・マックローネ(闇と神を従える者・f05148)。その姿が黒い元のブラックタールのものに戻り、フードも普通の仮装アイテムに戻る。
「あ♪ガチャガチャが出てる。私も回せそうだしせっかくだから回してみようかな♪」
フードを脱いでしまうとガチャガチャの前に移動する。
「うんうん、何回か回せそうだね♪それじゃあ早速♪」
クローネが操作するとコロンとカプセルが転がり出た。軽く力を入れると簡単に開いたそれの中にはハロウィンらしくオレンジや黒で包装されたキャンディが複数入っていた。
「可愛い飴。早速いただきまーす♪」
1つ剥いて早速口に入れる。甘い味は広がるが、身体に変化はない。
「やっぱり仮装アイテムじゃないと変身とかはしないかーせっかくだし1個は欲しいよね★」
続けて2回、3回と回していくと、色の違うカプセルが出てきた。
「おーこれってレアってやつかしら?」
そう言って開けると中には一組の金属製の腕輪が鎖に繋がったものが入っていた。鎖も大きく両手を広げなければ自由に動かせるほどの長さがある。
「へぇ、なかなか良さそうだね♪」
早速身につけてアイテム名を確認するクローネ。ガーゴイルの腕輪と表示されたそれの効果を有効にする。すると、彼女の身体がピシピシと音を立てて石のような質感に変わっていく。両腕と腕輪は大きさを増し、鋭い爪を形作る。
背中にはコウモリのような翼が生え、足もかぎ爪を持った形に変わる。最後に尾てい骨から尻尾が伸びて鋭い切っ先を作った。
「わお♪すごいね、この身体。ちゃーんと質感は岩だけど全然身体を動かすのに邪魔にならない♪」
変わった身体を自分で撫で回しながら楽しそうにくるりと回る。
「なるほどねぇ。本来はこうやって有効にすると変身して、無効だと普通のアクセサリみたいになるんだね♪」
アイテムの効果を無効に切り替えるとブラックタールの黒い肌に戻り、翼や尻尾も無くなった。どこか満足げにアイテムを外すと残ったポイントでガチャを回すが、後は飴とスイーツだけだった。
「もう少し仮装も欲しかったけど、ドラゴンのとゴーレム、2個ゲットできて良かった♪」
そのまま楽しくハロウィンイベントを楽しむクローネであった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2025年03月18日


挿絵イラスト