●チャレンジ! ジャッジメント陣取りゲーム
「皆さん、『帝都櫻大戰』お疲れ様でございました」
そういって挨拶するのはグリモア猟兵のデルタ・イレヴン(真の主人を探し求める姉妹ドール・f41145)だ。
「『帝都櫻大戰』における第二戦線の折、アスリートアースのキャンプ・フォーミュラ『キャンピーくん』の力を借りて強力な助っ人を呼んだことは記憶に新しいと思います」
『幻朧帝イティハーサ』の僕として蘇った『|超古代種族《エンシェント・レヰス》』と戦うため、異世界転移能力を持つ『キャンピーくん』に様々な世界から応援を呼んでもらったのである。
「ですが、『キャンピーくん』は元の世界に皆さんを戻す前に去ってしまったようでございます」
このため、助っ人を元の世界に戻すには我々猟兵が骨を折る必要がありそうだ。
「今回、皆さんに協力頂くのは、『サイバーザナドゥ』にいらっしゃいます、『ジャッジメントガール』様の帰還でございます」
デルタ・イレヴンが話を続ける。
「デビルキングワールドにおける『悪魔契約書』というものを覚えてらっしゃいますでしょうか? そう、『7th KING WAR』で『ガチデビル』が他の世界に配ろうとしていたアレでございます」
『ガチデビル』は「悪魔契約書」を用いて、異世界に悪魔達を輸出しようとしていた。
そう、「悪魔契約書」さえあれば。世界を超えることが可能なのだ。
「そして、魔界裁判長であらせられる『ジャッジメントガール』様は『悪魔契約書』の書き方をご存知とのことでございます」
ただし、悪魔契約書の作成には、悪魔だけが自らの悪魔エネルギーを絞って作れる「悪魔インク」が必要なようだ。
その上、契約書にはかなりの量のインクを消費するとのことだ。
「その理由は、『悪魔契約書は悪魔を異世界に送り込む力を持つっスが、内容に抜けがあると召喚対象の悪魔が契約書のパワーに耐え切れずに死ぬっス』とのことでございます」
ジャッジメントガールの声真似を使役している人形『球体関節からくり人形「トゥエルブ」』にさせながら、デルタ・イレヴンは説明する。
「そして、肝心の『悪魔契約書』を作るほうほうでございますが、『悪魔契約書は悪魔インクで書く必要があるっスが、これを絞り取る手段は個人ごとに色々っス。例えば自分の場合は『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』がそれに当たるっス』とのことでございます」
デルタ・イレヴンが再び『トゥエルブ』に声真似させて説明する。
「というわけで、皆様には『ジャッジメントガール』様がサイバースペース上に用意された『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』の攻略をして頂きます」
それにより、必要なインク量の約一割が賄えるとのことだ。先は長いが、やっていくしかない。
「まずは、皆さんには陣取りゲームに挑んで頂きます」
ジャッジメントガールが用意したサイバー悪魔ウイルスが対戦相手となるようなので、うまく立ち回って陣地を獲得していく必要があるようだ。
陣地はマップのあちこちに存在しており、そこに「その勢力の存在だけが留まっている」状態が10秒続くとその勢力がその陣地を獲得したことになる。
「サイバー悪魔ウイルスへの攻撃も禁止されておりませんので、戦闘もしてくださって構いません」
そして、その『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』をクリアすると、次の『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』がやってくる。
「次の『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』は『ジャッジメントガール』様との直接対決でございます。相手は最強クラスの悪魔でございますから、簡単には倒せませんが、舞台は遊園地を模した競技場となっております。遊園地の設備をうまく利用出来れば、有利に戦いを進められることでしょう」
悪魔はオブリビオンや猟兵に匹敵する強さを持つ。その中でも最強クラスというのだから、決して侮れる相手ではない。使えるものは使っていこう。
「『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』を攻略し終えれば、最後はお疲れ様会でございます。リラクゼーション施設を一つ手配しておきましたから、そこでのんびりなさってください。もちろん、『ジャッジメントガール』様と交流されるのも良いでしょう」
それで、ひとまず一連のやるべきことは終わりだ。
「それでは皆様、『ジャッジメントガール』様を元の世界に返してあげられるよう、頑張ってまいりましょう」
そう言って、デルタ・イレヴンは話を締め括った。
グリモアの光が輝き、転移ゲートが開かれる。
メリーさんのアモル
ジャッジメントガールかわいい! こんばんは、アモルです。
確証について簡単に解説します。
●第一章
冒険です。
サイバー悪魔ウイルスとの陣取りゲームです。
マップの各所に陣地があります、そこに「その勢力のメンバーだけが留まっている」状態が10秒続くと陣地がその勢力に制圧されます。
また、サイバー悪魔ウイルスを直接叩くのもルール上OKです。
●第二章
ボス敵です。
ジャッジメントガールとの戦闘です。相手は最強クラスの悪魔。遊園地という舞台を最大限に活かして戦いましょう。
有体に言えば、遊園地という舞台を活用したプレイングにはプレイングボーナスがつきます。
なお、相手はオブリオンではありませんので、殺害してしまうようなプレイングは不採用に致します。(悪魔相手なので基本的には殺しても死ななさそうなので基本的には大丈夫だと思いますが)
●第三章
日常です。
リラクゼーション施設でのんびりしましょう。
それでは、ジャッジメントガールを元の世界に返してあげるためにも、頑張っていきましょう!
第1章 冒険
『突発イベント!陣取りゲーム!』
|
POW : とにかく陣地を奪いまくって敵を追い詰める
SPD : 陣取りへの関与は最低限に抑え一直線に敵を探し出す
WIZ : 陣取りゲームを上手く利用し敵を嵌める
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アリス・フェアリィハート
アドリブ連携歓迎
私達にご助力下さった
ジャッジメントガールさんを
ご無事に
元の世界に帰して差し上げる
為にも…ですね
UCで
翼の騎士達を喚び
【大軍指揮】で騎士達を
幾つかの隊に分け
サイバー悪魔ウイルスに
対する加護等を付け
『騎士さん達、頑張って下さい…!』
陣取りゲームに参加
【索敵】【集団戦術】で
陣地確保に
可能なら
騎士達と共に
翼で飛翔
【空中機動】
【空中戦】で
移動
陣地確保したら
【第六感】【心眼】
【結界術】【オーラ防御】等
駆使して
(騎士達にも【結界術】【オーラ防御】等をかけ)
サイバー悪魔ウイルスの攻撃に
対処しつつ
(自身も【ハートのA】達を展開し
【浄化】【ジャミング】攻撃等で対処)
10秒間留まり
陣地を制圧していき
「私達にご助力下さったジャッジメントガールさんを、ご無事に元の世界に帰して差し上げる為にも……ですね」
そうやる気を示しながらジャッジメントガールによりサイバースペース上に構築された『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』に降り立つのは、不思議の国のアリスが現実に出た様な少女、アリス・フェアリィハート(不思議の国の天司神姫アリス・f01939)だ。
アリスが『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』のフィールドに立ったのを感知すると同時、サイバー悪魔ウイルスもまた、『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』のフィールドに出現し、戦いが始まる。
「我ら【白の星刻騎士団】、姫を御護りすべく馳せ参じました」
同時、アリスのユーベルコードが発動し、160に迫ろうかという数の、背に翼持つ女性騎士がアリスの周囲に跪いた姿で出現する。
その女性騎士はその全てが光輝く超兵装に身を包んだ熾天使。
全員がアリスが持つ大軍を指揮する能力を活かし、幾つかの舞台に分けた上で、サイバー悪魔ウイルスに対抗する加護をつけて派遣する。
「騎士さん達、頑張って下さい…!」
「お任せあれ、姫」
アリスの指揮に従い、女性騎士達が飛び立っていく。
また、アリスも後方でふんぞり帰るつもりはないとばかりに、自身のオラトリオの種族特徴である翼をはためかせ、女性騎士の一団に追従し進軍を開始する。
厳密にはアリスが指揮官である訳なので、その女性騎士の一団がアリスの近衛騎士が如くアリスに追従している形となる。
索敵を担当する女性騎士部隊が敵の動きを捉える。
敵は定石通りに最寄りの陣地を獲得して回っているようだ。
アリスはサイバー悪魔ウイルスが陣地を獲得していっている陣地に対し、侵攻先を先回りして機先を制するように女性騎士達に指示を飛ばす。
何せ彼女らは一人残らず空を飛んでおり、機動力が違う・
サイバー悪魔ウイルスは機先を制されたその陣地に対し、侵攻を開始する。
アリスは陣地を制圧すると同時に、結界術やオーラ防御を駆使して、陣地を防衛し、防衛戦に移行する。
変幻自在な空翔ぶジュエルのハート達『【ハートのA(アリス)】』を展開し、アリス自身も戦闘を開始する。
陣地を確保し、反撃を捌き終えれば、ここからは反撃の時間だ。
アリスはその機動力と数の力で確実に陣地を制圧していったのであった。
大成功
🔵🔵🔵
メンカル・プルモーサ
(飛行式箒【リントブルム】に騎乗)
……陣取りゲーム……となれば手数というか数が大事になるね…
…【夜飛び唄うは虎鶫】を発動…偵察ガジェットを大量に呼び出すよ…
…呼び出したガジェットにはそれぞれ陣地確保に向って貰うして…
占領した陣地は電脳魔術で防壁を作り上げて防御を固めるとしよう…
…初動が終わってサイバー悪魔ウイルスが攻め込んでくるようになったら前衛で奴らを倒しに行くとしようか…今更だけどサイバーで悪魔なウイルスってなんだろうね?
……まあウイルスの類であるならワクチンプログラムを付与した術式剣が効くだろうからこれを飛ばして占拠している陣地に近寄らせないようにしようか…
先の猟兵が動き始めたのと同じ、ゲーム開始頃に話は遡る。
「……陣取りゲーム……となれば手数というか数が大事になるね……」
飛行術式を刻んだ箒『飛行式箒【リントブルム】』に横乗りして空を飛びながら呟くのは、ガジェット研究者の一族として名高いプルモーサ家の次女、メンカル・プルモーサ(トリニティ・ウィッチ・f08301)だ。
陣取りゲームで相手は多数。
対する猟兵の数は多くない。となれば確かに手数が必要になるのは道理だ。
「我が従僕よ、集え、出でよ。汝は軍勢、汝は猟団。魔女が望むは到来告げる七つ笛」
メンカルが詠唱するとユーベルコード『|夜飛び唄うは虎鶫《セブン・ホイッスラーズ》』が発動。
周囲に無数の通信機能と索敵機能を有した戦闘用ガジェットが出現する。
メンカルは的確に戦闘用ガジェットに役割を割り振り、各種陣地の確保を命じた。
戦闘用ガジェットは素早く動き出し、周辺の陣地を味方陣地へと変えていく。
それを見届けたメンカルは一つずつ味方陣地をまわって、電脳魔術で防壁を構築。防衛体制を整えていく。
やがて陣地確保の初動は終わりを迎える。
サイバー悪魔ウイルスも自らの陣地確保を終え、ついにこちらの陣地へと攻め込んでくる。
「……今更だけどサイバーで悪魔なウイルスってなんだろうね?」
見れば、その正体は概ね分かった。ジャッジメントガールがサイバースペースでの戦闘用に作り出した悪魔を模したウイルスのようである。
「……まあウイルスの類であるならワクチンプログラムを付与した術式剣が効くだろうからこれを飛ばして占拠している陣地に近寄らせないようにしようか……」
そう判断し、濃紺の刀身を持つ術式制御用の長剣『黎明剣【アウローラ】』を構えるメンカル。
装填した術式はワクチンプログラム。
味方の戦闘用ガジェットからの観測情報などを元に、メンカルがその場で作り上げた、対サイバー悪魔ウイルス用のワクチンである。
メンカルはサイバー悪魔ウイルスによる対空攻撃を回避しながら、上空でその濃紺の刀身を持つ長剣をふるい、ワクチンプログラムを空中から散布、サイバー悪魔ウイルスを迎撃していったのであった。
大成功
🔵🔵🔵
寺内・美月(サポート)
アドリブ・連携歓迎
※エロ・グロ・ナンセンスの依頼はご遠慮願います。
・依頼された地域に美月の副官であるトゥルパ(以下副官)と副官直属の歩兵連隊戦闘団を派遣。美月がグリモアベースから到着するまで(サポート参加では現地にいない状態)、現地での活動に必要な権限を付与
・現地では他の猟兵や現地人と協力。探索や小規模な戦闘が生起するならば、副官は発見され難い特性を生かして行動する
・隷下部隊を投入する必要がある大規模な事態が発生、及び発生する可能性が高い場合、副官の判断(判断基準は緊急性・公共性・非代替性の三点)により連隊戦闘団を率いて防衛主体の軍事行動、救助活動及び復旧支援等を実施させる
二人の使役型ユーベルコード使い猟兵が前線を支え、確実に陣地制圧が進んでいく。
だが、サイバー悪魔ウイルスも侮れない。二人が守るエリアを責め立てるのは無理だと判断した彼らは、広大な戦闘エリアを活かし、彼らのまだ制圧していないさらに左右の陣地に攻め手を変更。
そこから電撃的に側面を突く戦術を取った。
これにより、二人の猟兵は正面と比べれば比較的守りが薄い側面及び後背を攻撃されることとなり、突如として窮地に陥る事となる。
だが。
「直轄作戦機動群に発令……『韋駄天』発動」
突如、そのような声が響き渡り、二人の猟兵がそれぞれ本陣とする陣地の側面と後背を守るように機械化歩兵軍団と二個戦車軍団が出現する。
それを指揮するのは死霊のような姿をしているが実際死霊である寺内・美月(霊軍統べし|黒衣《学生服》の帥・f02790)の副官である美月のトゥルパ。
彼らは直属の歩兵連隊戦闘団を引き連れ、美月に先駆けて戦場に降り立ったのだ。
降り立った歩兵連隊戦闘団及び機械化歩兵軍団、戦車軍団はユーベルコード『霊軍直轄《作戦機動群》亡霊将兵投入』によりテレポートしてきたのだった。
彼らは戦車軍団を戦闘に攻めくるサイバー悪魔ウイルスに対し防衛主体の戦闘行動を実施する。
ただの人型存在であるサイバー悪魔ウイルスに戦車となるとオーバーキルかと思いきや、そこはオブリビオンや猟兵に匹敵する強さを持つ悪魔を模したサイバー悪魔ウイルス。
戦車の砲弾を潜り抜け、戦車に接近し、戦車の装甲をその拳で貫通して見せる。
当然、美月のトゥルパはそれで指揮を放棄したりはしない。
素早く陣形を変更。目立つ戦車に攻撃が集中するのをいいことに、戦車を囮としつつ、戦車に飛びついたサイバー悪魔ウイルス達をその側面から歩兵による射撃で倒していく。
タタタッ、タタタッ、と見事に連携の取れた指切り撃ちの音が心地よく、サイバー悪魔ウイルスが倒されていく。
美月の部隊による防衛体制が徐々に確立されていくと、先に戦っていた二人はよりやりやすくなる。
彼らは徹底して防衛主体の軍事行動を取り、自ら陣地を取ることはしなかったが、それは防衛に集中することで、敵をそこに釘付けにし、他二人の猟兵が行動しやすくするために効果的なことであった。
そうしていよいよ、時間切れがやってくる。
「タイムアップっスー! さぁ、果たして勝者はどっちっスかー?」
派手なドラムドールが鳴り響き、モニターに獲得した陣地が敵味方一つずつ表示されていく。猟兵が青、サイバー悪魔ウイルスが赤だ。
が、すぐに敵の陣地は更新されなくなり、味方の陣地だけが表示され続けるようになる。
そうして圧倒的に真っ青なモニターを前に、ジャッジメントガールは高らかに宣言する。
「決まったっスー! 勝者、猟兵チームっスー!」
かくして一つ目の『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』はクリアされた。
「さぁさぁ、勝利を喜ぶのは全ての『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』を乗り越えてからっスー。次の会場に急ぐっスよー!」
戦場の中央に巨大な階段が出現する。その先が次の『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』の会場のようだ。
成功
🔵🔵🔴
第2章 ボス戦
『魔界裁判長『ジャッジメントガール』』
|
POW : 証拠品押収!
【ジャッジメントハンマー】が命中した物品ひとつを、自身の装備する【証拠品入れ】の中に転移させる(入らないものは転移できない)。
SPD : 全会一致裁判官
X体の【絶対冤罪裁判官】を召喚する。[絶対冤罪裁判官]は自身と同じ能力を持つが、生命力を共有し、X倍多くダメージを受ける。
WIZ : ジャッジメントエコー
戦場内に【ハンマーで台座を叩いた音】を放ち、命中した対象全員の行動を自在に操れる。ただし、13秒ごとに自身の寿命を削る。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「一個目の『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』クリア、流石猟兵っスね!」
階段の先では笑顔の『ジャッジメントガール』が待ち受けていた。
「さぁ、次の『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』は……、この自分と勝負っスよ!」
真っ白い空間が更新され、周囲に遊園地のような光景が広がる。
戦場全体を縦横無尽に飛び回るジェットコースターのレールと本体。
可愛らしく回るメリーゴーラウンド。
恐ろしい速度で落下するフリーフォール。
なんと一回転すらして見せる大型ブランコのバイキング。
他にも思いつく限りのあらゆるアトラクションが存在しているようだ。
「さぁ、好きにアトラクションを活用していいっスよ。どのアトラクションを活用しても、自分の方が強いっスから」
自信満々の『ジャッジメントガール』が巨大なハンマーを構える。
どうやら、おしゃべりは終わりのようだ。
「自分は先制攻撃とかはしないっス。どうぞ、お先に動いてくださいっスよ」
アリス・フェアリィハート
アドリブ連携歓迎
【SPD】
ジャッジメントガールさんに
ご無事に
ご帰還頂く為にも…
ガールさんと
勝負ですね…☆
ガールさんの
意表を突く意図もあり
『ジェットコースター』を選択
(私みたいな子供はメリーゴーランドだろう…って思わせて、です☆)
コースターに乗り
縦横無尽に飛び回り
攻撃等
【第六感】【心眼】【残像】
【結界術】【オーラ防御】で
防御・回避しつつ
UC発動
戦場全体に
焔の蜘蛛糸領界発生
コースターの機動性と
UCとも組合せ
クイーンオブハートキーを手に
【ハートのA】達も展開
【破魔】を込めた
【全力魔法】や
【誘導弾】の【一緒発射】【弾幕】で
遊撃的に
攻撃
『が、ガールさんの為にも…頑張らなきゃ…!』
(※実は絶叫マシン苦手)
「ジャッジメントガールさんにご無事にご帰還頂く為にも……、ガールさんと勝負ですね……☆」
「そうっスよ。自分と勝負っス」
陣取りゲームから引き続き、参加するアリス・フェアリィハート(不思議の国の天司神姫アリス・f01939)の呟きに、『魔界裁判長『ジャッジメントガール』』が頷く。
アリスは早速アトラクションを利用する。選んだのは縦横無尽にエリア内にコースが張り巡らされたジェットコースター。
(私みたいな子供はメリーゴーランドだろう…って思わせて、です☆)
それは『ジャッジメントガール』の意表をつく意図もあった。
6歳の頃の見た目で成長が停止し、101.3cmしかないアリスなので、ジェットコースターは確かに意外な選択である。
「へぇ、そんなに小さいのにジェットコースターっスか。うちのジェットコースターは身長制限を咎める係員はいないっスよ! 身長制限を無視してジェットコースターに乗るのもワルっぽいっスね」
メリーゴーランドだろう、とまで思っていたかは分からないが、多少、意表をつくことはできたようだ。
ジェットコースターが走り出す。縦横無尽に伸びたコースをジェットコースターが飛び回る。
「ふっふっふ、じゃあ行くっスよ! 罪状は身長制限無視っス! 判決を下すっス! 裁判官!」
『ジャッジメントガール』がユーベルコードを発動し、『ジャッジメントガール』の周囲に絶対冤罪裁判官が出現する。
「判決はハンマーでぶっ叩くの刑っス!」
絶対冤罪裁判官が進路を先読みする形でハンマーで攻撃を仕掛ける。
ちなみにそもそも「絶対冤罪」なので意味のない反論だが、ジェットコースターの身長制限は90cm以上ならオッケーなものもあるので、アリスが必ずしもジェットコースターに乗れないとは限らない。
とはいえ、先読みして攻撃してくるということは進路上に敵が見えているという事でもある。アリスは絶対冤罪裁判官による攻撃をオーラと結界の合わせ技で受け止め、自身もまた、ユーベルコードを発動する。
「――全てを灼く紅蓮の星焔の蜘蛛糸…全てを癒す銀なる星の蜘蛛糸――それらの領界を…!」
アリスの見た目が黒髪紅瞳へと変じていく。その姿はまるでかつて『シルバーレイン』世界の葛城山にいた土蜘蛛の女王、今やオブリビオンとして『シルバーレイン』世界の各所に出現している国見・眞由璃の小さいバージョンのよう。
ユーベルコード『アトラクナクア・ヴァーミリオンウェブ』。その効果により、戦場全体に星焔の蜘蛛糸領界が発生する。
「こ、これは万象全てを灼く攻撃っスか!」
『ジャッジメントガール』が驚愕する。
今、『ジャッジメントガール』は複数体の絶対冤罪裁判官と生命力を共有しており、ダメージが倍化している状態だ。
それが、『ジャッジメントガール』と絶対冤罪裁判官全てのダメージがいくとなると、『ジャッジメントガール』本体へ届く合計ダメージはいくらになるか、想像もつかない。
「裁判官、撤退っス!」
慌てて、ユーベルコードを解除する『ジャッジメントガール』。
進路上に立つ『ジャッジメントガール』はそのままアリスに攻撃を仕掛けようとするが、『【ハートのA(アリス)】』達と『クイーンオブハートキー』を構えたアリス自身が一斉に放つ全力魔法の前に、『ジャッジメントガール』はコースから叩き落とされる。アリスの展開する星焔の蜘蛛糸結界は行動力や生命力をも奪うため、『ジャッジメントガール』は自身が思っていた以上に弱体化していたのだ。
かくして、アリスはジェットコースターに乗り、攻撃を遊撃しながら悠々とダメージを与えていった。
否。
「が、ガールさんの為にも…頑張らなきゃ……!」
実は絶叫マシンが苦手なアリスは震える声でそう言いながら戦っていた。悠々、というのは過言だったかもしれない。
大成功
🔵🔵🔵
皐・芽衣
◎×
皆凄いのぅ、陣取りは出る幕がなかった。
わしもそろそろ活躍せんとの!
さて、ジャッジメントガール。
どのアトラクションでも付き合ってくれる、二言はないかの?
じゃあ、あれじゃ。大観覧車を使おう。
観覧車を使っての戦闘。
動くホイールや揺れるゴンドラを活用して、というのが普通じゃろな。
それも立体的に楽しめそうじゃが……今回の趣向は別!
先制は【銅鑼仔羊の咆哮】。
静粛にせい!
わしとの戦闘中は、ハンマー音及び、ゴンドラ外での戦闘音を禁ずる!
もうそのハンマーは使えん。
そのへんに置いて、次のゴンドラに乗ろう。
狭いゴンドラ内で、近接戦闘。これがわしの判決じゃ。
一周するまで、わしの[功夫]に付き合ってもらおうかの!
「皆凄いのぅ、陣取りは出る幕がなかった。わしもそろそろ活躍せんとの!」
そう言って、戦場に降り立つのは|獬豸《カイチ》の瑞獣、皐・芽衣(金色一角のメイメイ・f35724)だ。
「おぉ、その立派な角にその耳、獬豸っスね。自分も裁判長っスから、よく知ってるっスよ」
獬豸とは人の善悪を理解し悪人を角で突くとされる一角獣だ。正義・公正・法治を司るとされ、人の紛争が起きると、角を使って理が通っていない一方を突き倒すとさえ言われている。そう言った特性から、法治の精神を体現しているともされ、裁判長である『魔界裁判長『ジャッジメントガール』』もよく知っていた。
「さて、ジャッジメントガール。どのアトラクションでも付き合ってくれる、二言はないかの?」
「もちろんっス! 獬豸相手っスから、裁判長の名に賭けて、二言はないと誓うっス。どのアトラクションも自分、強いっスよ」
『ジャッジメントガール』が頷く。
「じゃあ、あれじゃ。大観覧車を使おう」
芽衣が指さしたのは大きな観覧車であった。
「ほほう、観覧車っスか」
『ジャッジメントガール』がなるほど、と頷く。どのような戦い方をするのか、考えを巡らせているのだろう。
「観覧車を使っての戦闘。動くホイールや揺れるゴンドラを活用して、というのが普通じゃろな」
その思考を先読みするように、芽衣が言う。
「おぉ、思考を読んだっスか? でも、自分から戦い方言っちゃっていいんス?」
つまんなくなっちゃうっスよ? と言う『ジャッジメントガール』に芽衣は首を横に振る。
「それも立体的に楽しめそうじゃが……今回の趣向は別!」
芽衣の引き連れていた小型獬豸の群れ、『|銅鑼仔羊《ドラム》』が極大音量の咆哮を放つ。
「静粛にせい! わしとの戦闘中は、ハンマー音及び、ゴンドラ外での戦闘音を禁ずる!」
ユーベルコード『|銅鑼仔羊の咆哮《ガベルノック》』。許可なしで音を出す行為禁止と言う強烈な状態異常を与えるものである。
そして今、ハンマー音及び、ゴンドラ外での戦闘音が禁じられた。
「くっ、自分のガベルが使えないっス!?」
これは先制攻撃を明け渡した『ジャッジメントガール』のミスと言えるだろう。
「もうそのハンマーは使えん。そのへんに置いて、次のゴンドラに乗ろう。狭いゴンドラ内で、近接戦闘。これがわしの判決じゃ」
「さっきの咆哮がそっちのガベルの代わりってわけっスね。やられたっス」
『ジャッジメントガール』は潔くハンマーを地面に起き、ゴンドラに入る。
「一周するまで、わしの功夫に付き合ってもらおうかの!」
かくして、狭いゴンドラの中で徒手空拳による格闘大会が始まった。
『ジャッジメントガール』とて、悪魔。それも最強クラスの悪魔だ。芽衣との殴り合いが一方的な展開になる、と言うことは決してなかったが、いかんせん芽衣の功夫は初期のユーベルコードに匹敵するだけの強さを持つ。
戦いは終始芽衣有利に進んだ。
「与えられた条件を最大限に使って、自分有利な戦場で戦う。それでこそワルっス。いい感じっスよ!」
負けつつも、『ジャッジメントガール』はその見事な負けっぷりに楽しそうであった。
大成功
🔵🔵🔵
メンカル・プルモーサ
さて……ジャッジメントガールをと勝負だね…
…先制攻撃とかしないなら遠慮無く……操音作寂術式【メレテー】でジャッジメントガールの音を操作して…ハンマーの音を消してしまおう…
…そして【縋り弾ける幽か影】を発動……自爆ガジェットをジャッジメントガールへ差し向かわせるよ…
…爆発の勢いでジェットコースターのレールへと吹き飛ばしてそこに自己判断型伝令術式【ヤタ】を介してシステムに侵入して操ったコースターを超高速でぶつけるとしようか…
最後に自爆ガジェットで翻弄してる間に観覧車の支柱を破壊して…ジャッジメントガールの方に倒して押しつぶしに掛かるとしよう…
…彼女も丈夫だしこのぐらいやっても平気でしょう…
「さて……ジャッジメントガールをと勝負だね……」
「そうっスよ。さぁ、どのアトラクションを使うっスか?」
最初の『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』、陣取りゲームから引き続き、戦いに参加するメンカル・プルモーサ(トリニティ・ウィッチ・f08301)に、『魔界裁判長『ジャッジメントガール』』は尋ねる。
これまでの猟兵は最初からアトラクションを利用していたので、それに引っ張られた形だ。
だが、メンカルはこれまでのようなアトラクションの利用方法はするつもりがなかった。
「……先制攻撃とかしないなら遠慮無く……」
起動するのは『操音作寂術式【メレテー】』。周囲の音を操る術式だ。
「? 来ないなら自分から行くっスよ。それっ!」
その術式の起動は『ジャッジメントガール』からは何もしていないように見える。
なので、『ジャッジメントガール』は攻撃待ちと判断し、自身から攻撃を開始する。
大きなハンマーを振り回し、台座を叩く。
しかし。
「ガベルの音が鳴らないっス! さっきの猟兵との戦いは終わったのに!?」
そう、『操音作寂術式【メレテー】』の効果でハンマーを叩くことを掻き消したのである。
「忍び寄る破滅よ、潜め、追え。汝は炸裂、汝は砕破。魔女が望むは寄り添い爆ぜる破の僕」
そして、敵のユーベルコードを無効化したことの確認すると同時、メンカルのユーベルコードが発動する。
150を越える自爆機能付きガジェットがメンカルの周囲に召喚される。それは極めて発見しづらいステルス性能を持つ。
その名もユーベルコード『|縋り弾ける幽か影《ステルス・ボム》』だ。
「ストレートな攻撃で来たっスね」
飛来するステルス自爆ガジェットを、『ジャッジメントガール』はハンマーを振り回すことでなんとか迎撃しようと試みる。
流石は悪魔というべきか、その試みは多少上手くいったのだが、如何せん数が膨大だ。
『ジャッジメントガール』の迎撃を潜り抜けたステルス自爆ガジェットが『ジャッジメントガール』のそばで爆発。『ジャッジメントガール』を空中へと吹き飛ばす。
空中に投げ飛ばされると、『ジャッジメントガール』とて会費は容易ではない。
次々に飛んでくるステルス自爆ガジェットにより、『ジャッジメントガール』はジェットコースターのレールの上まで吹き飛ばされた。
「こ、これはまずい予感がするっス」
慌てて立ち上がり、レールの上から逃れようとする『ジャッジメントガール』。
しかしそれより早く、『自己判断型伝令術式【ヤタ】』によってシステムを乗っ取った超高速で移動するジェットコースターに捕捉される。
「ちょ、早すぎっス!」
ジェットコースターと衝突し、『ジャッジメントガール』が派手に吹き飛ばされる。
「イテテ……っス……」
体を起こす『ジャッジメントガール』。
しかし、そこに大きな影がさす。
メンカルが観覧車の支柱を破壊し、『ジャッジメントガール』のいる方向へ倒壊させたのだ。
「ちょちょちょ!」
慌てる『ジャッジメントガール』。しかし、全てが遅い。
『ジャッジメントガール』はそのまま倒壊する観覧車に押しつぶされた。
「……彼女も丈夫だしこのぐらいやっても平気でしょう……」
勿論、『ジャッジメントガール』は死んでいないし、ちなみに観覧車もこの後すぐ、修正コードが走って元の通りに戻った。
とはいえ、『ジャッジメントガール』に痛打を与えたのには間違いない。
『ジャッジメントガール』が降参するまでは後少し、と言ったところだろう。
大成功
🔵🔵🔵
エリー・マイヤー
◎
遊園地と聞いて遊びにきました。
ちょうど裁判長さんが暇そうにしてますし、遊園地デートとしゃれこみま…
え?今ガチバトル中?マジメに戦え?
ふむ、仕方ありませんね。
マジメにやりますか。
先手を頂けるようなので、遠慮なく【念動マーカー】。
裁判長さんにマーキングを残しつつ、その上で…
念動力で飛んで、全力で逃げます。
逃げ込む先は鏡の迷路。
鏡に映る|幻像《たくさんの私》を利用して、裁判長さんを惑わします。
下手にハンマーを振り回せば、鏡が割れるこの状況。
迂闊に攻撃できないでしょう。
まさか裁判長ともあろうものが、器物破損なんてしないですよね?
で、手間取ってるうちに念動力で締めたり捻ったり殴ったりして攻撃です。
「遊園地と聞いて遊びにきました」
そう言って、サイバースペースの遊園地に降り立つのは色白の肌に無表情がよく映えるフラスコチャイルドの猟兵、エリー・マイヤー(被造物・f29376)だ。
「ちょうど裁判長さんが暇そうにしてますし、遊園地デートとしゃれこみま……」
「いや、自分もそれは抗いがたい欲求を感じはするっスが……」
エリーも言いかけた言葉に、『魔界裁判長『ジャッジメントガール』』が割り込む。
「え? 今ガチバトル中? マジメに戦え?」
「いや、まだ言ってないっスが、そんな感じでお願いするっス」
のに対して、さらにエリーが割り込む。エリーとて、真面目にやった方がいいのは分かっているのだ。つまりこれはエリーなりのジョーク。無表情なので分かりにくいが。
「ふむ、仕方ありませんね。マジメにやりますか」
「助かるっス。この戦いが終わったらお疲れ様会があるっスから、一緒に何かするのはその時で頼むっス」
具体的には三章である。ここはサイバースペースなので、『ジャッジメントガール』に頼めばもう一度再現してもらうことも可能だろう。
「先手を頂けるようなので、遠慮なく……。マーク完了です」
「ん、何かしたっスか?」
エリーがユーベルコードを発動したのだが、『ジャッジメントガール』には体感何も起きておらず、首を傾げる。
それもそうだろう、今、エリーがしたのは見えないサイキックエナジーによるマーキングを貼っただけだからだ。
「じゃあ、こっちも行くっスよ!」
『ジャッジメントガール』がガベルを模した巨大なハンマー、ジャッジメントハンマーを構えて、エリーに向かって肉薄する。
対して、エリーは、念動力を発揮して全速力で後退を始める。
「あっ、逃げるっスか!?」
それを『ジャッジメントガール』は必死で追いかける。
全力後退したエリーが逃げ込んだ先はミラーメイズ。所謂「鏡の迷宮」だ。
「うえっ、鏡の迷宮っスか!?」
鏡に映るは無数のエリー。
「下手にハンマーを振り回せば、鏡が割れるこの状況。迂闊に攻撃できないでしょう。まさか裁判長ともあろうものが、器物破損なんてしないですよね?」
「ぐっ、そう言われるとちょっと壊しにくく感じてきたっス」
過去にユーベルコードで作られた鏡の迷宮を破壊しようとしたことのある『ジャッジメントガール』だったりするが、それとこれとは状況が違う。壊せば器物破損という指摘はもっともだった。
「なら、この鏡を証拠品として押収していくっス!」
『ジャッジメントガール』はユーベルコードを発動。鏡にジャッジメントハンマーをぶつけ、その鏡を証拠品入れに押収していく。
とはいえ、このユーベルコード、証拠品入れには入らないものは転移させられないという制約を持つ。
このため、『ジャッジメントガール』は一個押収しては、証拠品入れから出し、を繰り返し、戦場から鏡を除外していく事になった。
これも器物破損のような気がするが、証拠品の押収だからセーフという理論である。
とはいえ、こうして手間取っているのはエリーの思う壺。
エリーのユーベルコード『|念動《サイ》マーカー』は、マーキングをつけた相手に対し念動力による必中攻撃をすることが出来る。
手間取っている間、『ジャッジメントガール』は延々と念動力による攻撃に苦しめられ続けた。
「はぁはぁ……流石にここまでっスね。降参っス!」
こうして、『ジャッジメントガール』との戦いは終わったのであった。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 日常
『退廃世界のリラクゼーション施設』
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POW : 様々な効能の温泉
SPD : エキサイティングなゲーム
WIZ : 高級食材に舌鼓
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●リラクゼーション施設でのんびり
「いやー、流石は7th KINGでもある猟兵の皆さんっス。強かったっね」
グリモア猟兵が手配したリラクゼーション施設に猟兵と『魔界裁判長『ジャッジメントガール』』は集まっていた。
「早速、悪魔インクで契約書を書いていくっスよ。猟兵の皆さんは適当にくつろいでいてくださいっス」
と『ジャッジメントガール』。
「あ、自分、マルチタスクも余裕なんで、自分に用事があるなら声かけてくれてもいいっスよ」
とのことで、『ジャッジメントガール』との交流も問題なさそうだ。
皐・芽衣
◎×
おつかさまじゃよ、ジャッジメントガール!
今回はわしの土俵に上がってもらったが、
いつかはフェアな条件で戦いたいもんじゃな。
契約書を書いていく前に、ちと会っておきたくての。
獬豸の事は知ってくれてると言ってくれとったじゃろ?
わしらは、優秀な裁判官の味方じゃ。
瑞獣としての務めは、果たさねばのぅ。
【獬豸ノ瑞祥】は、お主と共にある。
無事書き上がることを祈っておるよ!
あちらに帰ったらいつか、お主の裁判を傍聴させてほしいもんじゃ。
さて、邪魔したの。わしは、そこらを散策してくる。
温泉にゲーム、食事。色々揃っているらしい
この世界のリラクゼーションがどんなものか、興味があるしの!
じゃあまた、のぅ!
『サイバーザナドゥ』。現実世界にあるリラクゼーション施設。
貸切になっているそののんびりした空間にて、『魔界裁判長『ジャッジメントガール』』は一人、悪魔契約書を書いていた。
「おつかさまじゃよ、ジャッジメントガール!」
そんな『ジャッジメントガール』に声をかける猟兵が一人。
第二の『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』、『ジャッジメントガール』との直接対決に参戦し、観覧車の中で殴り合いの戦いに持ち込んだ、獬豸の瑞獣、皐・芽衣(金色一角のメイメイ・f35724)だ。
「お、獬豸の猟兵さんっスね。お疲れ様っス」
その芽衣の声かけに、『ジャッジメントガール』は嫌な顔ひとつせず、芽衣へと向き直る。
「マルチタスクも余裕」と言った言葉に嘘はないようで、その状態でも、『ジャッジメントガール』は悪魔契約書を書き続けている。
「今回はわしの土俵に上がってもらったが、いつかはフェアな条件で戦いたいもんじゃな」
「いやいや、単なる殴り合いで勝てなかった自分もまだまだ未熟だと痛感したっス。自分も次に同じ戦法を取られてももっと互角に戦えるように鍛えておくっスよ」
芽衣の言葉に『ジャッジメントガール』が笑う。
「とはいえ、フェアにやりたいと言うなら歓迎するっス。今度は戦争とか帰還の為とかそう言うの抜きで、いつかやろうっス」
「うむ、楽しみにしておる。ところで、契約書を書いていく前に、ちと会っておきたくての」
「ん、まだ用事があるっスか?」
芽衣の言葉に『ジャッジメントガール』が首を傾げる。てっきりリラクゼーション施設を楽しむ前にちょっと寄って声をかけたくらいのことだと思っていたのだ。
「獬豸の事は知ってくれてると言ってくれとったじゃろ?」
「もちろんっス。自分は『デビルキングワールド』の裁判長オブ裁判長っスからね。知らないわけないっス」
『ジャッジメントガール』の言葉に、芽衣は微笑みながら頷き、言葉を続ける。
「わしらは、優秀な裁判官の味方じゃ。瑞獣としての務めは、果たさねばのぅ」
「務め……っスか?」
「うむ。【獬豸ノ瑞祥】は、お主と共にある……、平たく言うと、お主を祝福しよう! と言うことじゃ」
同時、芽衣のユーベルコードが発動する。それは『獬豸ノ瑞祥』。名前の通り、獬豸としての性質をそのままユーベルコードにしたような能力だ。
効果は幾つかあるが、今回重要なのはたったひとつ。
「お、おぉ。な、なんか力が沸いてきたっス。これは一体……?」
「それこそがわしの祝福じゃよ。それじゃ、無事書き上がることを祈っておるよ!」
「おぉ、『何それ知らん、こわ』とか言われなくて、よかったっス。この状態なら、悪魔契約書を書くのも捗りそうっス」
「やらよかった。あちらに帰ったらいつか、お主の裁判を傍聴させてほしいもんじゃ」
「是非来て欲しいっス。獬豸と共に裁判出来るなんてそんな光栄なことはなかなかないっス! 悪魔達の裁判はハードっスよ。必見っス」
芽衣の言葉に、『ジャッジメントガール』が微笑む。
「さて、邪魔したの。わしは、そこらを散策してくる。温泉にゲーム、食事。色々揃っているらしい。この世界のリラクゼーションがどんなものか、興味があるしの!」
「是非是非っス。協力してくれた分、しっかり楽しんできて欲しいっス!」
「じゃあまた、のぅ!」
「まい、また、っス!」
『ジャッジメントガール』は去り行く芽衣を見送ってから、再び悪魔契約書に向き直り、記述の速度を上げたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
アリス・フェアリィハート
アドリブ歓迎
ガールさん、
おつかれさまでした…♪
あとは
悪魔契約書を仕上げて
ご帰還、ですね…?
でも
ずっと
ご執筆というのも
気が滅入るでしょうから…
『ちょっと、ご一緒に息抜きしませんか…?』
ガールさんを
リラクゼーションの
『足湯』にお誘いします
『これなら…リラックスしながらのご執筆もできますし…♪』
ガールさんとご一緒に
足湯に浸かり
交流しつつ…
『それにしても…ガールさん、本当にお強いです…』
戦いで
ジェットコースターで
震えてた事を
指摘されて
思わず赤面したり…
更に
ガールさんの心身の疲れを
癒す為に
UCで唄い…
ロドレイアの花を手渡し
『花言葉は「無事を祈ります」です…ガールさん…ご無事のご帰還を、祈っています…』
先の猟兵のおかげでバリバリ悪魔契約書に記述を増やしている『魔界裁判長『ジャッジメントガール』』。
そこに声をかける猟兵が一人。
「ガールさん、おつかれさまでした……♪」
そう言って声をかけるのは最初の『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』から参加し、見事に勝利に貢献してきた猟兵、アリス・フェアリィハート(不思議の国の天司神姫アリス・f01939)だ。
「お、一個目の陣取りゲームから参加してくれてた猟兵さんっスよね。そちらこそお疲れ様っス。おかげで結構な量の悪魔インクが取れたっス」
そう言って、『ジャッジメントガール』がアリスにお礼を言う。
「あとは、悪魔契約書を仕上げて、ご帰還、ですね……?」
「そうっス。と言っても、今はまだインクの量が足りない状態っス。とりあえず書けるだけ書いてるって感じっスね」
グリモア猟兵も語っていたが、『ジャッジメントガール』によると、「悪魔契約書は悪魔を異世界に送り込む力を持つっスが、内容に抜けがあると召喚対象の悪魔が契約書のパワーに耐え切れずに死ぬっス」とのことで、きっちりした内容を書く必要があるらしい。具体的には今回のような二本立ての『|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』を合計で10回ほど行えれば、万全の状態で帰還が出来るとのことだ。
「そうなんですね。でも、ずっと、ご執筆というのも、気が滅入るでしょうから……、ちょっと、ご一緒に息抜きしませんか……?」
「息抜きっスか。……まぁ、確かに、今悪魔契約書を急いで書いても仕方ないっスからね。じゃあ、折角なんでご一緒させてもらうっス」
『ジャッジメントガール』は一瞬考える素振りを見せるが、恩人たる猟兵の頼みだし、断る理由はない、と、アリスについていくことを選ぶ。
「おぉ、足湯っスか」
「はい。これなら…リラックスしながらのご執筆もできますし……♪」
「おぉ、ご配慮痛み入るっス。じゃあ遠慮なくマルチタスクしながら会話させてもらうっスよ」
そう言って、『ジャッジメントガール』は再び、悪魔契約書の記述を再開する。
「それにしても…ガールさん、本当にお強いです……」
「いやいや、猟兵の皆さんの発想力とユーベルコードの組み合わせにはこちらこそ脱帽だったっス。すごく勉強になったっスよ」
そう言って二人はお互いの戦いを讃えあう。
「でも、アリスさん、実はジェットコースターで震えてなかったっス?」
などと指摘され、アリスは思わず赤面する。
「でもでも、戦いに勝つ為なら苦手な分野でも迷わず使うって言うのは最高にかっこいいっスよ。ワルともまた違うかっこよさっスね」
そんな風にアリスを讃えるものだから、アリスは恥ずかしさを誤魔化す意味でも、ユーベルコード『プリンセス・シンフォニック・キュア』を発動し、心身に直接響き渡る歌を歌い始める。
「いい歌っスね。足湯と合わさって疲れに効く気がするっス……」
ほわー、と思わず『ジャッジメントガール』が羽ペンをインク壺に戻して、肩の力を抜く。
「それから、これを……」
そう言って、差し出されたのはロドレイアの花。
「花言葉は「無事を祈ります」です……ガールさん……ご無事のご帰還を、祈っています……」
「ありがとうっス。必ず、この花と一緒に、無事『デビルキングワールド』に戻って見せるっス」
そう言って、『ジャッジメントガール』はロドレイアの花を受け取って、アリスに微笑んだ。
大成功
🔵🔵🔵