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非合法風遊園地間百年抗争 決着編

#デビルキングワールド #戦後 #7thKING決定戦

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#戦後
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#7thKING決定戦


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●それはデビキン条約違反ではないか!
 話はKINGがまだ1から4ら辺にまで遡る。
「遊園地は子供たちの情緒面に配慮するべしとあるのに、これはデビキン条約違反ではないかッ!?」
 MNIUlandのオーナーは声を張り上げ、机をドンと叩く。
 landの威嚇に対し、USOのオーナーは鼻で笑う。
「だが、デビルキング法とはそもそも悪党の為の、また悪党を目指す為のものでは無いのか?」
「悪にも尊厳はあろうに!」
 討論はトコトン平行線である。お互いに苛立ってきたのか、肩を震わせている。
「「よろしい! それならば戦争だ!」」
 これがMU何年戦争のきっかけである。この戦争は現在でも継続しており、今回の事件にもしっかりと関わって来るのだ。

●鬼畜勇者の痛恨の一撃!
『ヒャッハーッ! 合法のノーアルコールムーンシャインだーっ!』
 USOのオーナーである鬼畜勇者は悪魔を連れて、侵攻していた。背後に続くのはポンポン菓子風マシンガンやらキャンディ風ソードを装備したデビルセキュリティだ!
「【デビキンスラング】! 【デビキンスラング】がッ!」
 あまりにも放映出来ないレベルの罵りを見せるのはMNIUlandであるウァールド氏。あまりの卑劣な攻撃に怒り心頭であった!
 その理由は彼の視線の先にある。それは……!
「うわー……すっげえワルだ!」
 子供の悪魔たちを乗せたバスだ! デビキン条約により遊園地のスタッフは子供たちに手出しが出来ないのである! だが、鬼畜勇者は関係ないねとばかりに脅しをかけていた。
『ケケケッ! どうだどうだ! 俺様ってやつは実にあくどいだろ!?』
『おっしゃる通り仰る通り!』
 デビルセキュリティたちは統率の取れたお世辞と拍手を送る。
 このままでは、何百年も続いたあの非合法風遊園地はアコギな商売屋である外道の手に落ちてしまう!

●子供たちに悪を教える遊園地!
 ヘリエッタ・モーガン(海賊系空中国家・f44512)は酷く怒り狂っていた。
「わらわが童の頃に行っておったあの遊園地を潰すとなっ!?」
 そりゃあもう、カンカンに。思い出補正もあるが、それ以上にあの雰囲気が好きなのだろう。
「……MNIUlandと言うのはな、悪事を合法的にかつ気軽に行える遊園地なのじゃ。例えば不法入国とか密造酒の密売とかそういうのがのぉ」
 もちろんこれらは全て違法風にされたものである。密造酒と呼ばれている物はノンアルだし、不法入国に関してはそもそもどこからでも入れるように設計されているので問題はないのだ。しかも、入場料もタダ。
「一方のUSOは……何かとあくどい商売をする事で人気を得ておる! わらわはのぉ! ああいうのは許せんのだ! 更にオーナーはオブビリオンと来た!」
 完全に私怨ではないだろうか。権利と権力の横暴ではないだろうか。
 そんな事を乗組員たちは考えていた。


サバ缶煮込み丼
 ハハッ! サバ缶煮込み丼だお!
 今回は以下の通り。

 第1章:👾『デビルセキュリティ』
 第2章:👿『鬼畜勇者』

 第1章『デビルセキュリティ』
 雇われ警備員です。群がっており非常に厄介な存在なのでご注意を。

 第2章『鬼畜勇者』
 何故かオーナーに成れてしまった外道です。
 彼を倒せばこの小競り合いは解決します!
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第1章 集団戦 『デビルセキュリティ』

POW   :    叩き出す
【直線的な】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【仲間】の協力があれば威力が倍増する。
SPD   :    作戦タイム
予め【今後の行動について仲間と相談しておく】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
WIZ   :    凶悪な仲間
【敵味方の区別なく暴れまわる仲間】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。

イラスト:よる

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

メローア・ゴドレイア
※アドリブ、改変、連携OK

わ、ワルいことなんでもOKな遊園地ってそんなのボクからしたら……凄いイケて、いやなんでもない

どうしよどうしよ……あれなんとかしないと大元まで進めない、あそこにいるのって確かこの世界の住民だからあまり酷いこと出来ないっけ、ボクのドラゴンで使えそうなのは……
と、とりあえずミサイル・ドラゴンを複数召喚してあちこちにばら蒔いてみるッス……悪いことはありなんだし、ちょっと合法的にコストや過程を無視しても……うーん?



「わ、ワルいことなんでもOKな遊園地ってそんなのボクからしたら……」
 メローア・ゴドレイア(残念ドラゴンオタク レベルMAX・f44031)は若干目を輝かせていた。そりゃあもうとっても良いだろう。何しろ何やっても問題ない場所だと言われたら、そりゃあ魅力的に聞こえてくる。
 しかしすぐに切り替えた。
『なんだあコイツ?』
『よお分からんが、シバいてやろうぜ!』
 メローアの眼前に居るのはデビルセキュリティの大群だ!
「どうしよどうしよ……あれなんとかしないと大元まで進めない……」
 しかしあまりにも手荒な真似は良くないだろう。アレでも一応デビルキングワールドの住人なのだから。
「ボクのドラゴンで使えそうなのは……これかな?」
 悪魔たちに向かって放たれるは|ミサイルドラゴン連続召喚《ミサイルドラゴン》! ミサイル・ドラゴンの群れが編隊を組んで飛んでくる!
『うわっ! 逃げろッ』
 デビルセキュリティたちは尻尾を撒いて逃げてゆく!

大成功 🔵​🔵​🔵​

フィーナ・シェフィールド(サポート)
純白の翼を持つ彼岸桜のオラトリオ、サクラミラージュの国民的スタア(歌手・演奏家・女優)です。
一人称:わたし、二人称:~さん、語尾:よ、わ、ね、なの?、かな?
相手の肉体を傷つけるような戦いはせず、魂や存在そのものに破魔の力を込めた歌唱、演奏で働きかけ、浄化するように戦います。
味方の支援が必要な時は治癒の効果を持つUCを使用します。
防御はドローンにオーラを纏わせた結界を張ります。
負傷は厭いませんが、他の猟兵の迷惑や公序良俗に反した行動はしません。
エッチな依頼も大丈夫ですが、清純派らしい行動をとります。
あとはお任せします♪



『みんな逃げろォ!』
 デビルセキュリティたちは脱兎の如く逃げている。彼らは音から逃げていた。
 もっと正確に描写するならば、彼らはフィーナ・シェフィール(天上の演奏家・f22932)の歌から逃げていた。
「そこが何処であろうと! この歌を届けます!」
 清楚な衣装に身を包んだ彼女の歌には破魔の力が宿っている。更に周囲を魔を祓う演奏会場が展開されたものだから、悪魔たちには溜まったものでは無いのだ!
『うわああああ! いてええええ!』
 耳を抑え、足掻いている悪魔もいる! やはり悪魔であるデビルセキュリティたちに破魔の力は正しく拷問に等しいだろう。
 こうなってしまうと、接近しようがないものだから叩き出すのは困難である。
『お前が行けよォ! 死にたくえねえよォ!』
『煩いィ! 逃げさせろよォ!』
 キレ気味に彼らは逃げるのを続けていた。しかし何人かは既に潰れている。
 そんな中、フィーナは歌うのを続けていた。既に辺りは阿鼻叫喚の大惨事!

成功 🔵​🔵​🔴​

アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的

戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません

非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも



『うわぁ! 黒バラだァ!』
 たちの悪い黒薔薇に絡まれたデビルセキュリティはひたすらに足掻いている。
「うわっ、こりゃ……ひどいな」
 アトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)は若干引き気味に呟いた。|擬似神域作成・祝福式《ブーセ・エンファゲーリウム》によって生み出された呪いに浸された黒薔薇の園が悪魔たちに絡みついているのだ!
『あ、武器が!』
 キャンディケイン風ソードで切り払おうとしたが、飴はほんの少し触れただけで腐敗してしまい、使い物にならなくなった。こうなってしまうと救出されても放置されてもタダでは済まない!
「少しは大人しくしろよ……なッ!」
 それでも悪魔たちは全力で斬りかかって来る! 彼はそれを大剣で切り払い、逆に武器を腐敗させた。
「まだやるか?」
 そしてアトシュは金色に変わった右目で悪魔たちを睨んだ。
『ハイ……大人しくします』
 彼らは武器を捨て、すぐに大人しくなる。悪魔たちは長いものに巻かれる主義であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ネッド・アロナックス(サポート)
めずらしい そざいはある?
なければ じょうほうを しいれて かえろうかな!
(※セリフはひらがな+カタカナ+空白で話します)

探し物や調べ物は楽しくて得意だよ
"くらげほうき"や"ゆきソリ"で空を飛んだり泳いだりしてヒトや物も運ぶよ

戦闘はサポートに回ることが多いかな
手強い敵は基本隠れながら隙を作って逃げる!
"クリーピングコイン"で物をひっかけて飛ばしたり
"しろくじら"の歌で余所見をさせたりね

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
よろしくおねがいします!



「わあ すごいねぇ」
 ネッド・アロナックス(ガムゴム人の冒険商人・f41694)はそんな感想をこぼす。
「うおおおおおお! なんか力が湧いてきたぞおおおお!」
 |こだわりのお水《オーポターブル・スペシャリテ》を飲んだ警備員たちはデビルセキュリティを次々と薙ぎ払うように暴れ回っている!
 もちろん、|こだわりのお水《オーポターブル・スペシャリテ》に力が湧くだとかの効果はない。あるのは24時間の自動回復能力と何らかの耐性が付くだけだ。
 つまり彼らはプラシーボ効果で力が増していたのである!
「すまないが、喉乾いちまってさァ……」
 また一人何も知らない警備員がやって来た。乱戦中だと言うのに、呑気なものである。
「どうぞ おいしい おみずだよ」
 警備員は一つ礼を言ってから受け取り飲み干す。
「おお! 力が湧いてきたぞ! ありがとうな!」
 そしてまた彼も戦場へと颯爽と現れ、敵兵をちぎっては投げちぎっては投げ!
「うーん なんだか すごいことに なっちゃったかも?」
 ここの悪魔たちはきっと思い込みやすいのかもしれない。ネッドは遠巻きに眺めながらそう結論付けた。

成功 🔵​🔵​🔴​

響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです



「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
 実に優雅なカーテシーを行っているのは響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)。
『あ、ご丁寧にドーモ』
 それに釣られ、デビルセキュリティたちも丁寧に礼を返す。
 傍からすればさぞ奇妙な事だろう。戦闘中だと言うのに挨拶を返すなど馬鹿らしいとも思うだろう。
 だが、イクサにおいてアイサツとは神聖不可侵の行為。デビルキング法にも古事記にも書かれている!
 アイサツされたのならば、一度手を止め返さねばならない! 例えどんなに素晴らしき悪党であろうと礼儀を重んじなければ単なるチンピラとして軽んじられるだけなのだ!
『よし、スッゾコラーッ!』
 そしてアイサツの終了後に武器を構えた。これならばシツレイに当たらない! デビキン訛りのあるヤクザスラングと共に凶悪な仲間を放つ!
 だが、次の瞬間。
『イヤアアアァ……グウグウ……スヤスヤ……』
 凶悪な仲間は呆気なく眠りについてしまった。仲間についているのは……桜の花弁!
 |サクラサク花の舞い《サクラノイヤシヲアナタヘ》によって放たれた桜吹雪がデビルセキュリティたちを取り囲む!
『ア、アイエエッ!?』
 そして呆気なく彼らも眠りについてしまった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『鬼畜勇者』

POW   :    仲間にさそう
指定した対象を【自分の仲間になるよう】にする。対象が[自分の仲間になるよう]でないならば、死角から【仲間の女冒険者たち】を召喚して対象に粘着させる。
SPD   :    無限レベルアップ
自身の【ステータス】を、最も近接する対象と同値にする。対象が変わらない限り、自身の[ステータス]のみ徐々に上昇する。
WIZ   :    クイックセーブ
自身が気絶すると、予め設定した【セーブ地点】まで転移され、それまでの戦闘貢献度に応じて気絶と負傷が回復する。

イラスト:AgMino

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠鐘射寺・大殺です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

エリー・マイヤー(サポート)
フラスコチャイルドのサイキッカー × 寵姫です。
常に丁寧語で、あまり感情を乗せずに淡々と話します。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、目的達成のために全力を尽くします。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

***
ごきげんよう。
戦力が必要と聞いて手伝いに来ました、エリーです。
念動力で、戦いをサポートしますね。

敵の攻撃を妨害したりとか目潰ししたりとか、そういうセコイ工作は任せてください。
攻撃は念動力で締めたり潰したり斬ったり突いたり…
まぁ、敵の物性に合わせてそれっぽくやりましょう。
状況に応じて、適当にこき使ってください。



『ホォアッチャア!?』
 鬼畜勇者が、炎上している。
 悲鳴を上げながら、地面を右へ左へと転がるのを、エリー・マイヤー(被造物・f29376)は静かに見つめていた。
「|発火能力《パイロキネシス》は専門外なんですけどね……」
 どこか気だるげに、スパスパと煙草を吸っていた。ニコチンとタールを肺の中へと入れて、ただの二酸化炭素を吐き出している。
『勇ちゃん!?』
 仲間の女冒険者たちはみんなして鬼畜勇者へと駆け寄った。何しろ文字通り炎上しているのだから当然だろう。
 勇者がやけど状態なので、仲間にさそう暇など無いのだ。ハーレム風の仲間たちは必死に水をかけて消火を試みていた。
「……もう少しかかりますかね?」
 灰皿にすっかり短くなったた煙草を擦り付け、また新しい煙草に火を付けた。汚染物質が肺に広がり満たされる感覚は、彼女にとって慣れた感覚なのだろうか。
『消えねええええ!!』
 鬼畜勇者が火だるまになっているのは特に気にせず、彼女はまた煙草を飲んでいた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。



「ご飯をくれた人に、悪い人はいないのにゃ!」
 遊園地内でご飯を奢って貰っていたミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)は一食の恩を返す為に立ち上がった!
『なんだコイツ……邪魔するつもりか!』
 鬼畜勇者は無限レベルアップをしてから構えた。このレベルならミーヤ相手でも追い越せるとでも言いたげな様子だ!
「ちょっとだけ、時間をかせいで欲しいのにゃ……」
「かしこま!」
 だが、鬼畜勇者は道を塞がれた。友軍である警備兵たちがミーヤを庇う様に動いているのだ!
『邪魔アしやがってェ! どきやがれってんだ!』
 剣を振りかざして妨害する彼らを切り捨てるものの、援軍が途切れる気配がない!
「チャージ完了!」
 怪我した人員を引き連れて、友軍である悪魔たちは下がってゆく!
『なにする気だ!?』
 答えはすぐに出た。
「ガジェット・クラスター、いっけえにゃー!!」
 ガジェットから発射された弾丸とビームが鬼畜勇者を包み込む!

成功 🔵​🔵​🔴​

数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。



『楽してチートでネンゴロってやつは再考案もんだなァ!』
 鬼畜勇者は下種じみた笑い声を上げた。その様は笑い袋めいている。しかしその笑いには決して油断はない。無限レベルアップでひたすらにステータスを上げ続けているのだ!
『ただよォ……てめーみたいな|じゃじゃ馬《従順じゃないアマ》は要らねえんだよォ!』
 そして勇者は剣先を猟兵に向ける!
「……とんだ外道だねぇ!」
 剣先を向けられた数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)は眉をひそめた。コイツは会話してどうのこうのなる相手ではない。コイツはただ己の欲の為ならば幾らでも犠牲を出すタイプだ。例え周囲が幾ら死のうが喚こうが、自分さえ良ければどうでも良いと本気で考えているどうしようもない屑である!
『死ねッ、死んで俺の糧に成れよォ! |猟兵《イェーガー》ァ!』
 そして勇者は数宮へと飛び掛かった! 確実に首を刈り取らんとばかりに迫る一太刀である!
「甘いんだよッ!」
 だが、サイキックナックルで防いだ! 鬼畜勇者が怯んだ隙に|希望顕現《ウィッシュクラフト》で一つのモノを作り出す! そしてそれを勇者へとぶっかけた!
 絶望の運命を覆す為に現在最も必要なモノ。それは――!
『ゲェ!? ち、力が抜けてくゥウウ……なんだ、何をしたんだ! テメーェ!?』
 デビキン世界に置ける縛りプレイ用の水薬【リセッター】である!
「一発食らいなッ!」
 そして電撃を帯びた拳が勇者の顔を打ち貫く!

成功 🔵​🔵​🔴​

イネス・オルティス(サポート)
『この鎧は一族伝統のものよ、それがどうかしたの?』

アックス&ウィザーズ辺境のどこかにある隠れ里に住む一族の女戦士
〔一族伝統の鎧〕のビキニアーマーを愛用し主に〔巨獣槍〕という槍を使う
”ダッシュ”で近づき”なぎ払い”、”串刺し”等をよく行う

ボン・キュ・ボンのナイススタイルで、ビキニアーマーを普段使いしている
恥ずかしさ耐性のあるイネスは、周りの視線を気にしません
そのビキニアーマー姿の存在感で、無意識に誘惑してしまう事がありますが
イネスにそのつもりはありません

アドリブ・絡み・可 ””内技能
描写はセクシーレベルまで
キャバリアには乗らず生身で戦います(他の人のキャバリアを足場にする等はあり)



『お前……そのカッコはなんだッ、クソッ、ふざけてんのか!?』
「この鎧は一族伝統のものよ、それがどうかしたの?」
 イネス・オルティス(隠れ里の女戦士・f06902)は顔色一つ変えずに返答を返す。それに対し、鬼畜勇者はまるで理解しかねる異物でも見るような視線を向けた。
『お前……ッ! 湧いてんのかよォ、頭ァ!』
 この理解できない異物を排除するために、無限レベルアップでステータスをブーストさせた!
「ビキニアーマー神もご照覧あれ!」
 一方のイネスはビキニアーマーの女神に祈りを捧げ、女神の加護で疾風迅雷モードに切り替わる!
『なんだよォ……ビキニアーマーの神ってェ!?』
 そしてブーストさせたステータスで迫り、腰の長剣を引き抜き、飛び掛かる!
 女戦士は巨獣槍を構え、飛び掛かって来た勇者を槍の柄でぶん殴った!
『槍は刺すもんだろうがァ……』
 頭蓋を叩き割られかけた勇者は蚊の鳴くような声で呟く。女戦士はその呟きを聞き取り、こう返した。
「槍は刺す事も殴る事も出来るのよ?」

成功 🔵​🔵​🔴​

スリサズ・シグルズ(サポート)
『主基幹機構、戦闘機関起動します』
 ウォーマシンの戦場傭兵×鎧装騎兵、21歳の男です。
 普段の口調は「普通(私、~殿、言い捨て)」、覚醒時は「秘匿システム権限人格(私、貴様、言い捨て)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「――主基幹機構、戦闘機関起動します」
 スリサズ・シグルズ(シグルズシリーズ・f11317)は機械音を鳴らし、目を光らせた。鬼畜勇者は紫色に照らされる。
『なんだってんだ!?』
 流石の鬼畜勇者も257cmもの巨体には面食らってしまっている! だが、すぐに気を取り戻した。こっそり猟兵の背後に仲間たちを召喚するのを忘れずに。
『……よォ、仲間に……ならねえよなァ!』
 仲間の女冒険者たちが飛び掛かった! だが、彼女たちの武器ではウォーマシンの装甲に歯が立たない!
 ふと、スリサズの形状が変わった。彼らは知らないが、これはユーベルコード【ベルセルクトリガー】による最終武装モードである!
『あ、お前らどこ行くんだァ!?』
 鬼畜勇者たちの女仲間は逃げてしまった。あからさまに何かがヤバい事を察したらしい。鬼畜勇者も彼女たちの背中を追う様に走る。――が。
「標的を発見」
 運悪い事に最終武装モードの彼に発見されてしまった。タガの外れた機関銃が勇者をくず肉に変えんとばかりにぶっ放される!

成功 🔵​🔵​🔴​

ティティス・ティファーナ(サポート)
 召喚獣「幽魔月精(アストラル・エレメント)」の鎧装騎兵➡サイバーニンジャ(機幽忍)にしてアーチャー➡ブラスト(レーザー)ガンナー、9歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



『へぇ……こりゃあ上物じゃあねえか!』
 鬼畜勇者の下心が込められた視線を向けられているのはティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)である。ちなみに彼女は特に気にする様子もなく、ただ装備しているキャノンの砲門を向けるのみだ。
『どうだ、仲間にならないか?』
 そう勧誘しているが、背後には鬼畜勇者の女仲間が奇襲してやろうと言わんばかりに構えていた。もしも仲間にならんのならば、奇襲してやろうとと言う腹積もりである!
 ティティスの返答はシンプルだ。ただ首を静かに振るのみ。
『そうかそうか……なら死ぬしかねえなァ!』
 攻撃指令を出し――かけた所でふと気づく。ユーベルコード【フルバースト・マキシマム】によって武装がぶっ放されようとしているのだ!
 ちなみに女たちは既に勘と直感で逃げていた。
『アッ、逃げやがったな……アイツら!』
 怒りを覚えたその次の瞬間に、彼は全武装の一斉発射に巻き込まれ、消し飛んでしまった。

 こうして百年間ほど続いた遊園地同士の抗争はひとまず幕を閉じた。
 その後遊園地がバタついてしまったのは想像に容易い。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年10月13日


挿絵イラスト