帝都櫻大戰⑪〜ゆうしゃのたて
●デビルキングワールドを守れ!
「エンシェント・レヰスの長が異世界へ侵攻を開始したよ!」
グリモア猟兵のスピカ・ネビュラスター(銀河の魔女・f31393)の話によると、帝都櫻大戰の第二戦線移行に伴い、オブリビヲン化したエンシェント・レヰスの指導者の残る三体が動きだしたとのことだ。そしてそれぞれが規格外の力を持つ彼らが、世界を超えて侵攻を行っている。スピカはその中の一つの防衛を猟兵に託すのであった。
「デビルキングワールドでは、黄金大迷宮から大量の幻朧桜が溢れ出して、住民の悪魔達をサクラミラージュに引きずり出そうとしているよ。しかも、予知によると直接『護国鉄神零號』も出てくるみたいだね」
今回は護国鉄神零號の迎撃が目的だ。ちなみに黄金大迷宮とは6thKINGビームスプリッターが建設した、超危険なトラップも超高価なお宝も満載の総黄金造りの迷宮である。もっとも、護国鉄神零號との戦いはその外の開けた場所で行われるため、ひとまず気にする必要はなさそうだ。
「この護国鉄神零號ってやつは、『鋼鉄共栄圏』とかいう世界が滅びる時に喪われる八億の魂を搭載しているトンデモメカだよ。まともに戦えば苦戦必至だろうけど、今回は助っ人がいるよ」
その助っ人が誰かと言えば、キャンピーくんの力でやってきた5thKING『勇者リリリリ』である。
「まあ流石は5thKING、防御能力はとんでもないね。リリリリが防御を担当してくれるから、キミたちは全力で攻撃すればいいよ」
リリリリは「盾のオーラを任意の仲間に付与するユーベルコード」を操る他、そもそも本人も異常なほどタフな魔界の勇者である。そのために護国鉄神零號のロケットパンチが直撃したところで、全くの無傷(でも痛い)というほどだ。しかし攻撃能力はさほどでもないため、そこを猟兵が担当することになる。
「あ、ちなみに現地の悪魔は役に立たないから、リリリリと猟兵だけで何とかしてね」
悪魔たちにとって侵略を行う護国鉄神零號は『デビルキング並みにスゴい奴』という認識らしく、彼をあこがれの目で見ている始末なのだとか。戦闘力は全世界最強のはずなのに、なんとも残念な種族である。
「それじゃあ、よろしく頼んだよ~」
そして説明を終えたスピカは、猟兵達をデビルキングワールドへと送り込むのであった。
夢幻
●マスターの夢幻です。
●戦争シナリオのため、1章で完結となります。
●このシナリオのプレイングボーナスは、『隙や反動を顧みず、全力の攻撃を叩き込む/勇者リリリリに守ってもらいながら戦う』です。
第1章 ボス戦
『護国鉄神零號』
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POW : 零式噴進飛翔拳
かつて喰らった「【鋼鉄共栄圏の人々】」の魂を纏い、2倍ダメージ・2回攻撃・自動反撃を有した【ロケットパンチ】を装備する。
SPD : 八岐大蛇機関砲
【自在に射角調整が可能な蛇型四連機関砲】を最大レベル秒間連射し続け、攻撃範囲にダメージと制圧効果(脱出・侵入を困難にする)を与える。
WIZ : 護国熱血破壊砲
装備武器から【護国英霊波導砲】を発射する。自身の【放熱装置】削減量に応じ、威力・速度・発射数が増加する。
イラスト:柿坂八鹿
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アルテミシア・アガメムノン
あら、リリリリさん、お久し振りです。オリンピア以来ですわね。
今回は味方とは心強い事です。
貴女はタンク。わたくしはアタッカーでいきましょう。
敵UCによる攻撃はリリリリさんを信じてお任せ。
わたくしはその間に【氷獄の魔帝】を発動。
全集中で魔力を溜め……全力全開の無限の魔力からなる斬撃波でぶった斬ってあげましょう!
ほほほ、リリリリさん、ナイスディフェンスですわよ!
護国鉄神零號さん、貴方の望まぬ行動、わたくし達が断ち切ってあげましょう!!
「あら、リリリリさん、お久し振りです。オリンピア以来ですわね。今回は味方とは心強い事です」
「久しぶりだね~。デビルキングワールドを守るのです」(ぶんぶん)
アルテミシア・アガメムノン(黄金の女帝・f31382)は勇者リリリリと友好的に挨拶を交わす。かつての戦いではガチデビルの影響で敵となっていた彼女だが、味方となればこれほど頼もしいものは無い。
「貴女はタンク。わたくしはアタッカーでいきましょう!」
「防御は得意だから任せて~」
そして役割分担を確認したアルテミシアは、攻撃のために無限の魔力を糧として真の姿たる『氷獄の魔帝』に変身すると、その無限の魔力を収束させていく。だが、流石に相手がそれを悠長に待ってはくれなかった。
「八億の魂の暴走を止めることができない! 我が『護国熱血破壊砲』が、悉くを吹き飛ばしてしまう!」
護国鉄神零號に搭載された魂たちが、邪魔をする猟兵達を敵とみなして、彼に護国英霊波導砲を発射させてしまった。威力に優れるそれはアルテミシアを消し飛ばす……その前に、リリリリの構える盾によって受けきられた。
「ほほほ、リリリリさん、ナイスディフェンスですわよ!」
「いった~い。でも、このくらいなら耐えることは出来ます」
痛がってこそいるものの、リリリリに目立った傷は見受けられない。この絶対的な防御の後ろで、アルテミシアの攻撃の準備が整った。
「護国鉄神零號さん、貴方の望まぬ行動、わたくし達が断ち切ってあげましょう!!」
「ググ……これだけの力ならば、もしや……!」
全力全開、アルテミシアの魔力による斬撃は、強大なる護国鉄神零號を切り裂いた。その一撃を受け、彼は猟兵が自身を止められるのではないかと期待を向けるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
エドゥアルト・ルーデル
あのでっけえ護国ロボを何とかせにゃでござるぜ!
拙者はUCに集中からリリリリ氏は…防御たのむ…
ロボにはロボ!【架空兵器】を|創造《つく》って遊ぼ!古式ゆかしいスーパーロボットの誕生だァ!
見た目?ほら…Bigな王だったり…空にそびえたつ感じみたいな…リリリリガール!造形に深く突っ込んじゃあいけないよ!
と言う訳でショウタイムだ!
敵のロケットパンチに対抗してこちらは杭打ち的なパンチでござる!自動反撃とか気にせず打ち込んで行け!
外装がボロボロになりながらも必殺の攻撃するのって胸キュンでござるよね
美少女勇者に守ってもらいながら最前線特等席でロボットプロレスを観戦する…生の映画を観ているようなモンでござる…
「あのでっけえ護国ロボを何とかせにゃでござるぜ!」
続いて護国鉄神零號に挑むのは、エドゥアルト・ルーデル(黒髭・f10354)であった。
「拙者は兵器の創造に集中すっから、リリリリ氏は……防御たのむ……」
「おっけ~。この勇者に任せるのです」(ぶんぶん)
軽い調子ながらも、リリリリの防御は鉄壁だ。敵の放つ『零式噴進飛翔拳』も、まるで無傷のまま防いでいる。その間に、エドゥアルトは目の前の敵に負けないようなロボットを想像する。
「ロボにはロボ! 創造って遊ぼ! 古式ゆかしいスーパーロボットの誕生だァ!」
生み出された巨大ロボットの造形は、版権だがなんだかちょっと気になる部分はあったが、世界の危機故、今は見逃してもらいたいところだ。
「さあ、ショウタイムだ!」
創造されたスーパーロボットは、護国鉄神零號のロケットパンチを喰らいながらも果敢に突撃し、杭打ち的なパンチをお見舞いする。自動反撃でボロボロになりつつも必殺の攻撃をする姿は、なかなか胸に来るものがあるというものだ。
「やれっ! そこだーーっ!
美少女勇者に守ってもらいながら最前線特等席でロボットプロレスを観戦する……生の映画を観ているようなモンでござる……」
そんなロボット同士の戦いを見て、エドゥアルトは悦に浸るのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ツォーナ・ロチェアーダ
リリリリさんが盾のオーラで守ってくれるなら、気にせず攻撃すればよさそうですね!
…とはいえ、無限に攻撃を受け続けても何ともない、という事は無いでしょう。
なので重要な部分以外はリリリリさんい引き受けてもらいましょう!
ボクは真正面から突撃します!
相手に肉薄するまではリリリリさんい守ってもらい、そしてある程度近づけばあとは盾のオーラで強引に近づきます!
最後まで守って貰わないのはカウンターインパクトの効果を最大限活かす為…たとえサイズ差があれど、この7倍の威力の衝撃波ならばただでは済まないはずです!
「馬鹿な、我の拳の直撃を受けて、無傷だと……!?」
「すごくいた〜い。でも勇者なのでほれこのように元気です」(ぶんぶん)
護国鉄神零號の放った『零式噴進飛翔拳』も、勇者リリリリは少しその表情を歪めるのみ。一切の傷を受けることなく防御して見せた。
「リリリリさんが守ってくれるなら、気にせず攻撃すればよさそうですね!」
その様子を見たツォーナ・ロチェアーダ(世界を渡る大海の剣・f01913)は、これは頼りになると喜んでいた。とはいえ、いくらリリリリでも無限に攻撃を受け続けても何ともない、という事は無いはずだ。そこでツォーナは全てを任せるのではなく、接近するまでの防御をリリリリに依頼して、真正面からの突撃を敢行する。
「盾パワーで通さないよ~」
「何と言う防御力! しかし、守るだけでは我を倒すことは不可能だ……!」
リリリリの防御は鉄壁なるも、彼女は決定打を与えることができない。そこでここからはツォーナの出番だ。守ってもらいながら敵に肉薄した彼女はここでその庇護下から外れ、盾型ガジェットを構えて敵にぶつかっていく。狙うは敵の自動反撃を受けてからのシールドバッシュだ!
「『カウンターインパクト』! これならただでは済まないでしょう!」
「我の装甲が破壊されるとは……その調子で、我を倒してくれ!」
7倍威力となった衝撃波は、護国鉄神零號の装甲を粉砕した。このままダメージを与えていけば、彼が願う通りに撃破し、八億の魂に平穏を与えることも叶うはずだ。
大成功
🔵🔵🔵
アウレリア・フルブライト
伝説の勇者様…と言いますには少々ノリの軽い方という印象ではありますが。
大変頼りになる方であることは事実。
どうぞ宜しくお願い致しますわね。
さて共闘ですが、まずは敵に接近しない事には始まりません。
リリリリさんのユーベルコードの守りで防御しつつ、距離を詰めていきます。
接近したらまずはリリリリさんに仕掛けてもらい、ロケットパンチの自動反撃を誘発して貰います。
両腕が射出されたタイミングを見計らって一気に肉薄、爆撃闘吼を叩き込みますわ!
腕一本費やす技です、易々と凌げると思わないでくださいませ!
反撃が来るならリリリリさんに引き受けて貰い、反対側の腕でも叩き込みます。
我が闘魂の一撃、少しは効きまして?
「これだけ攻撃してなお立っているどころか、まともにダメージを与えられていないだと!?」
「いたた~。でも、でも勇者なのでまだまだ元気です」(ぶんぶん)
勇者リリリリは戦闘開始から『護国鉄神零號』の受け続け、それでもなお健在だ。
「伝説の勇者様……と言いますには少々ノリの軽い方という印象ではありますが。大変頼りになる方ですの」
それを頼もしく感じつつ、アウレリア・フルブライト(輝くは黄金の闘志・f25694)はリリリリに挨拶をして戦闘に参加する。
「どうぞ宜しくお願い致しますわね」
「おっけ~。守りは頑張るので、攻撃して~」
盾のオーラで守られながら、アウレリアはリリリリと共に護国鉄神零號へと距離を詰めていく。そしてここで攻撃するのはアウレリア……ではなく、その要請を受けたリリリリだ。
「初撃だけお願いしますわ!」
「え~いっ!」
それなりの威力はあるはずだが、リリリリの件は敵の攻撃に弾かれてしまった。さらに、それを切欠として自動反撃のロケットパンチが放たれた。
「今ですわね!」
この両の腕が射出されたタイミングこそ、アウレリアが狙っていた隙である。一時的に反撃もできなくなるこのタイミングで彼女は護国鉄神零號に肉薄すると、渾身の闘気を込めてユーベルコードをぶち込んだ!
「腕一本費やす技です、易々と凌げると思わないでくださいませ! 『爆撃闘吼』!!」
爆発を伴い凄まじい衝撃が護国鉄神零號を襲う。使用した腕が使い物にならなくなるほどのその一撃は、確かに相手に大きなダメージを与えていた。
「我が闘魂の一撃、少しは効きまして?」
「素晴らしい! その調子で我を止めてくれ……!」
この火力を続ければあるいは8億の魂が暴走させるこの身の停止も叶うだろうと、護国鉄神零號はアウレリアに期待をかける。それに応えるべく、アウレリアは無事な腕を構えるのであった。
「お望みどおりに! もう一発行きますわ!」
大成功
🔵🔵🔵
国栖ヶ谷・鈴鹿
【超力!】
とにかく全力をぶつけるなら、コレが一番かな!
阿穹羅、ヨナ!
超力陽子加速砲を使うよ!
盾役の勇者がいてくれて心強いよ!
エネルギー充填!弾道計算、索敵捕捉!|増設アクセラレーター起動《武器改造&マシン改造》!エネルギー収束!
ポジトロンキヤノン!目標、護国鉄神!砲身がもつ限り、撃ち尽くせ!!
8億の魂を載せた機械神か……。
オブリビヲンになる前に、どんな人が、どういう想いを遺したのか……気にはなるところだけど、今はこの世界を守る為に、この力に挑ませてもらうよ!
ヘスティア・イクテュス
いや~!?わたしの黄金大迷宮が~!?
メカ、メカ戦ねハッキングなら得意分野…あれ魂とかハッキング通じる?機械で良いの…?
うん、まぁ通じなさそうならプランB(即興)ね!
良し!勇者リリリリちょっとわたしを守って頂戴!わたし回避主体だから防御は弱いからね!!本当よろしくお願いします!!!!
と守ってもらってる間に対準星獣用重力圧潰砲をセット!コード接続…『リミッター解除』!『エネルギー充填』!バイオニックコンデンサー上がってる!!
よし!リリリリ!射線を空けて頂戴!
重力圧潰砲で圧潰なさい!ファイヤー!
「いや~!? わたしの黄金大迷宮が~!?」
そこから大量の幻朧桜が溢れ出す様子に、ヘスティア・イクテュス(SkyFish団船長・f04572)は悲鳴を上げる。彼女のものではない気もするが、まあモチベーションが上がるのは悪くないか。
「メカ、メカ戦ね。ハッキングなら得意分野……あれ魂とかハッキング通じる? 機械で良いの……?」
「機械の一種だとは思うけど、そういう裏技は効きそうにないかな」
そんなヘスティアに答えるのは、国栖ヶ谷・鈴鹿(命短し恋せよ乙女・f23254)だ。護国鉄神零號は規格外の超兵器であり、そう簡単に干渉できるのならば世界を滅ぼすほどの脅威にはならないはずだ。やはり、強力な一撃で勝負するのが良さそうだ。
「うん、それならプランBね!
良し! 勇者リリリリ、ちょっとわたしを守って頂戴!
わたし回避主体だから防御は弱いからね!!
本当よろしくお願いします!!!!」
「ぼくもお願いするよ! 盾役の勇者がいてくれるのは心強いね」
そんな強力な攻撃を放つには、いろいろと準備が必要と言うものだ。そこで二人はリリリリに防御を依頼する。
「任せて~。すごくいたいけど、勇者なのでがんばります」(ぶんぶん)
「これほどまでに我が拳を耐えたのは、汝が初めてだ……!」
これまでに幾度も繰り返したように、護国鉄神零號のロケットパンチをリリリリは完全に防いでいる。彼女の頑張りに答えるべく、二人の猟兵は動き出す。
「対準星獣用重力圧潰砲をセット!
コード接続……『リミッター解除』! 『エネルギー充填』!
バイオニックコンデンサー上がってる!!」
ヘスティアは『ティターニア』の高機動を捨てて、動力炉を砲に直結させる。そしてそのまま、エネルギーを供給して必殺の砲撃のチャージを進めていく。
「とにかく全力をぶつけるなら、コレが一番かな!
阿穹羅、ヨナ! 超力陽子加速砲を使うよ!」
鈴鹿も超決戦機械たるポジトロンキヤノンと航空巡航艇を接続し、構えるキャバリアに狙いを付けさせる。
「エネルギー充填! 弾道計算、索敵捕捉!
増設アクセラレーター起動! エネルギー収束!」
そしてこちらもエネルギーを収束させていく。そうして二人の準備が整ったところで、遂に必殺の一撃が放たれる。
「よし! リリリリ! 射線を空けて頂戴!
重力圧潰砲で圧潰なさい! ファイヤー!」
「ポジトロンキヤノン! 目標、護国鉄神!
砲身がもつ限り、撃ち尽くせ!!」
リリリリが身を引いたところを通って、『対準星獣用重力圧潰砲』と『超力陽子加速砲・天火明』が護国鉄神零號へと直撃する。どちらか一方でもとんでもない破壊力なのに、それが二発、まさに驚天動地の火力であった。
「心ある者達よ、命ある者達よ……感謝する」
さしもの護国鉄神零號といえど、これまで猟兵達に削られた上にこれを喰らっては耐えられなかったようだ。感謝の言葉を述べながらその体が消滅していく。
「8億の魂を載せた機械神か……。オブリビヲンになる前に、どんな人が、どういう想いを遺したのだろう……」
この戦争に勝利すれば、滅びたエンシェント・レヰスの世界についても知ることができるだろうか? ともあれ、今は撃退できたことで良しとしよう。この調子で、十二の世界を守り切るのだ!
大成功
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