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爆発だらけの摩天楼

#デビルキングワールド #戦後 #7thKING決定戦

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#デビルキングワールド
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#戦後
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#7thKING決定戦


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「なんか爆発させたい人いる?」
 グリモアベースで開口一番、物騒なことを言い出した榛原・七月(廃墟と悪戯・f43956)に、その場に居合わせた猟兵達は目を剥いた。
「爆発って」
「いやそもそも、なんかって何?」
 猟兵達の疑問、あるいはツッコミに、七月は頭を掻いた。
「別に、爆発させるものは街でもリア充でも、なんでもいいんだけど」
 物騒さが上がっている気がする。ますます凍り付く猟兵達に、七月は肩をすくめた。
「あ~……ごめん。最初から言うべきだったね……映画の撮影だって」
 ……なんだあ、映画かあ。ホッとして肩の力が抜ける。そんな猟兵達に、七月は続けた。
「なんでも、デビキンのそこそこ有名な映画監督が、『景気よく爆発する画が撮りたい』って、実物大の街のセットを作り上げた……まではよかったんだけど」
 ……実物大の街のセットとか、すんげえ気合入ってる&すんげえ金かかってそうだな……と猟兵達は半ば呆れ交じりの遠い目になったが、よく考えたらデビルキングワールドの悪魔達は皆猟兵に匹敵するほどのユーベルコード使い。炎の魔王軍等のユーベルコードも使えるし、悪魔達は皆すぐに無償で何でもしちゃうので、実物大の街のセット作るにしてもさほど金も労力もかかってないのかもしれない。という気づきはさておき。
「でも、『景気よく爆発する画が撮りたい』ってだけで作り始めちゃったから、肝心のストーリーも俳優も何も決まってないんだってさ。それで猟兵達に助けを求めてきたってワケ」
「……って、決まってないんかーい!!」
「そこ一番重要なとこでは!?」
 この日一番のツッコミが炸裂する。七月はやれやれと首を振った。
「まあ、それはそうだよね。でも、決まってないもんはしょうがないし。こっちの方で、自由に作れるって考えれば」
「自由に、ねぇ……」
 猟兵達は顎に手を当て、虚空を仰ぎ見る。それが一番困るかもしれない。そんな彼らに、七月が助け船を出す。
「とにかく、『景気よく爆発する画』さえ撮れれば監督としてはなんでもいいらしいから。連続爆弾魔を追う緊迫のサスペンスでも、爆発から逃げ回るパニックムービーでも、イチャつくリア充を爆発させる非リア向けのスッキリムービーでも、クライマックスで爆発して沈む豪華客船でも、なんなら特にストーリーとか考えずに爆発させたいものを爆発させるだけでもいい。てんでばらばらのストーリーでもシーンでも、あとで監督が編集でなんとかするって」
 編集の力を過信しすぎではないだろうか。まあ、編集でもどうにもならないほどしっちゃかめっちゃかなストーリーやシーンの寄せ集めになった場合、最悪複数本作ることも考えているらしいから、猟兵の方は後のことは監督に任せ、自分達がやりたいことをやればいいだろう。俳優は決まってないが、悪魔のエキストラだけは豊富に呼んだらしいので、猟兵達が望む役を彼らにやってもらうことも可能だ。例えば爆発から逃げ惑う一般人を演じて欲しいとか、ラブラブなリア充(爆破対象)を演じて欲しいとか。悪魔達は頑丈で、爆発如きでは死なないので、思いっきり爆発に巻き込んでしまっても、なんなら彼らそのものを爆発させても構わない。むしろ悪事大好きな彼らには喜ばれるかもしれない。
「でさあ、こっからが本題なんだけど」
 七月が急に声をひそめる。
「その撮影現場に、オブリビオンの残党が乱入する事が予知されたんだ」
「映画作って欲しいって依頼じゃなかったの!?」
 素っ頓狂な声を上げる猟兵達。そういう大事なことは早めに言って欲しい。七月は首をすくめた。
「いや、映画の撮影は撮影で依頼なんだけどさ。グリモア覗いたら見えちゃって」
 彼の掲げた掌の上で、黒猫の乗った三日月が瞬く。どうやら映画作りの依頼を受けた後、グリモアにその予知が映し出されたらしい。
「現れるのは、『悪そうなお兄さん』……って、まんまだけどね。どうも、3年前の戦争で敗れた後、雪辱を果たすべく、潜伏しながら雌伏の時を過ごしてたみたいで」
 どうやら敗戦によって慎重になった……なりすぎたらしい。3年もかかったのはそのせいだろう。ゆえに、猟兵がいると分かると乱入を取りやめてしまう。なので、あまり警戒してますみたいな空気は出さず、まずは純粋に映画撮影を楽しんだ方が良さそうだ。
「まあ、残党っていっても、末端の下っ端だし。大して強くもないから、現れたら現れたで、撮影ついでに爆発に巻き込んじゃえば勝手に自滅すると思うよ」
 自滅するんかい。まあ、監督やエキストラにオブリビオンの残党とバレて「カッコいー!」とかなられても困るし。ガチで戦うというよりは、映画撮影のフリして爆破した方がいいかもしれない。監督はそのシーンも映画に使ってくれるだろう。
 七月の掌の中で、黒猫の乗った三日月の輝きが増す。
「ま、せっかくだから楽しんで来てよ」
 という、彼の言葉と共に。


ライ麦
 ライ麦です。コ●ン映画の時期ですね! ●ナン映画と言えば爆発! というわけで、なんか爆発するムービー作るシナリオ出してみました。
 爆発する(させる)ものはなんでも構いません。街でもリア充でもビルでも豪華客船でもドローンでも、お好きなように。実物大の街のセットとか作ってありますが、それ以外でも望むものがあれば監督がなんでも出してくれます。エキストラの悪魔に好きな役柄(リア充とか)演じてもらうことも可。悪魔は頑丈で、爆発くらいでは死なないので、思いっきりエキストラ巻き込んでも大丈夫です。なんなら喜ばれます。ストーリーなんかも決まってないので、連続爆弾魔を追う緊迫のサスペンスでも、爆発から逃げ回るパニックムービーでも、イチャつくリア充を爆発させる非リア向けのスッキリムービーでも、なんなら特にストーリーとか考えずに爆発させたいものを爆発させるだけでも構いません。参加者ごとに全然違うムービー撮ってても大丈夫です。監督が後で力技で編集します。

 第2章では『悪そうなお兄さん』と戦いますが、ガチで戦わなくても、撮影ついでに爆発させるだけで大丈夫です。勝手に自滅します。

 第1章、第2章ともに、持て余してる(持て余してなくても)爆発系ユーベルコードを使うチャンスです(宣伝)!
 それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております!
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第1章 日常 『炎上系(物理)デビチューバーとコラボ』

POW   :    炎の勢いを強くして派手な動画を撮影する

SPD   :    炎を使って料理を作る動画を撮影する

WIZ   :    撮影の途中で炎を勝手に消す

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

橘・レティシア
面白そう! それじゃ、ライブのドキュメンタリー映画を撮りましょう!
ライブのリハーサル場面でカメラを回してもらって。
衣装はグッズ販売しているロックなTシャツに、ロングスカートを!

サウンドチェックではステージでマイクを手に取って。
実際に声を出して歌の入りを確認してみたり。
インイヤーモニターに触れつつ、スタッフと調整。

ライブの目玉は、もちろん曲と曲の間の爆発よ!
曲の間にはプロジェクションマッピングでデビキンっぽいポップでロックな映像を流して。
次曲のイントロの中で、爆発と煙の中から登場するイメージよ。
事故がないように、タイミングとかはよーく調整して。
盛大にやりましょう!

※アドリブ大歓迎です♪



「面白そう! それじゃ、ライブのドキュメンタリー映画を撮りましょう!」
 橘・レティシア(灼滅者のサウンドソルジャー・f44010)は両手を組んで、ワクワクと瞳を煌めかせた。何しろ実物大の街のセットである。ライブハウスぐらいは普通に建っていた。グッズ販売しているロックなTシャツに、ロングスカートという出で立ちでステージに上がった彼女は、まずリハーサル場面を撮るということでカメラを回してもらう。
「あー、あー、あー……うん、大丈夫そうね」
 サウンドチェックでマイクを手に取り、実際に声を出して歌の入りを確認したレティシアは、インイヤーモニターに触れつつ、スタッフと調整を重ねた。こうした、普段客には見えない部分を見せることにこそ、ライブドキュメンタリー映画の意義がある。そうして、チェックを終えたところでいざ。光輝くスターライトの下で、レティシアの挨拶と共に、一曲目が始まる。折り畳み式の椅子に座り、メガホン片手に観ていた監督の指先が、レティシアの歌に合わせてリズムを刻んだ。楽しげではあるがしかし、口先は僅かに尖っている。いつ爆発が始まるんだと言いたげに。もちろん、そこも抜かりない。一曲目が終わり、レティシアも一旦ステージ脇にはけて、ステージ上にプロジェクションマッピングでデビキンっぽいポップでロックな映像が流れる中、次の曲のイントロが始まり……突如、爆発した。
「おおおお!?」
 監督が興奮気味に前のめりになる。そうだ、これが撮りたかったんだとばかりに拳を握り、
「おいカメラ回せカメラ!!」
「もう回ってます!!!」
 などとカメラマンとボケとツッコミの応酬をしている中、爆発と煙の中からレティシアがマイクを手に颯爽と登場した。メッチャカッコいい。爆発に負けないほどの熱情を声に乗せて歌い上げながら、レティシアは思う。
(「リハーサルしておいてよかった……」)
 と。タイミング間違えたら普通に大惨事だからね、これ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

賤木・下臈
下臈は自爆や爆発には自信があります。我々あやしき下臈は太古の昔から何度も自爆し絶滅してきた|生物《なまもの》ですので。

爆発と言えば、|忍《シノビ》です。忍は死ぬと爆発四散しますので。デビルキング法にも書いてあります。「シノビキラー(仮)」の撮影を試みましょう。
ストーリーはどうとでもなるので、早速戦闘シーンを撮ってみましょう。私が敵の忍の役をやります。主人公を悪魔のどなたかにお願いしたいと思います。派手に戦い、最後に私が敗れ、「サラバ!」と叫んで自爆します。
では腕に覚えのある悪魔よ、かかってきなさい。……あの、全員来たんですが!ちょっ、待っ、アーッ!サラバ!!



「下臈は自爆や爆発には自信があります。我々あやしき下臈は太古の昔から何度も自爆し絶滅してきた|生物《なまもの》ですので」
 趣味は自爆や爆発だという、賤木・下臈(おいしいクッキーです・f45205)は、噓か真か分からないことを吐きながら撮影場所である竹林に来ていた。なぜ竹林かというと、爆発といえば、|忍《シノビ》だからである。|忍《シノビ》といえば竹林(書き手の勝手なイメージ)。そして、|忍《シノビ》は。
「死ぬと爆発四散しますので。デビルキング法にも書いてあります」
 ホンマか? と思うが、自信満々で言われるとなんとなくそんな気がしてくるものだ。ともあれ。
「というわけで、『シノビキラー(仮)』の撮影を試みましょう」
 ストーリーはどうとでもなると、いきなり戦闘シーンの撮影から入る下臈。
「私が敵の忍の役をやります。主人公を悪魔のどなたかにお願いしたいと思います。派手に戦い、最後に私が敗れ、『サラバ!』と叫んで自爆します」
 彼の説明を、大量に集められた悪魔エキストラたちはふんふんと頷きながら聞いている。下臈は構えた。
「では腕に覚えのある悪魔よ、かかってきなさい」
「じゃあオレが!」
「いや俺が!」
「ここは私が!」
 途端に爛々と目を輝かせた悪魔達が、一斉に飛び掛かってくる。下臈は泡を食った。
「……あの、全員来たんですが! ちょっ、待っ、アーッ!」
 多勢に無勢である。というか、悪魔達は皆猟兵に匹敵するほどのユーベルコード使いである。派手な戦いというか、下臈が一方的にバチボコにやられる展開になった。息も絶え絶えな状態で、下臈はなんとかこれだけは叫ぶ。
「サ、サラバ!!」
 ちゅどーんと景気よく下臈が自爆して吹っ飛ぶ。イエーイと悪魔達がハイタッチを交している中、自らカメラを回している監督がグッと親指を立てた。
『イイ爆発が撮れた』
 というように。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フェリチェ・リーリエ
映画っつーのはよーわからんけども(ファンタジー世界出身なんで)、ようは爆発させればいいんだべな!レッツリア充爆発!

できれば演技じゃなく本物のリア充爆破したいべな、我こそはって気概のあるリア充はいねえかー!昔はそういう気概溢れるリア充もいたもんだが近頃の若いもんときたらまったく…

我こそはリア充!というエキストラがいれば嬉々として、いなくても演技でイチャコラしてるだけでも純粋に嫉妬パワーは溜まるので(←)リア充爆破スイッチポチポチして『サプライズマイン』連打!
返り討ちも受けてたつべ、これぞリア充vs嫉妬戦士の|聖戦《ジハード》!

…あ、でも最後は嫉妬戦士が勝つってことで監督、よろしく!



「映画っつーのはよーわからんけども……ようは爆発させればいいんだべな! レッツリア充爆発!」
 フェリチェ・リーリエ(嫉妬戦士|40《しっと》・f39205)は意気揚々と拳を突き上げた。フェリチェはエンドブレイカー世界の出身である。基本ファンタジーであるエンドブレイカー世界に、映画というものは縁遠い。とはいえ、とりあえず爆発させればいいというのは気が楽だ。彼女がいつもリア充相手にやっていることである(だいたい失敗してるが)。さーて、とフェリチェは手ひさしして周囲を見回した。
「できれば演技じゃなく本物のリア充爆破したいべな、我こそはって気概のあるリア充はいねえかー! ……昔はそういう気概溢れるリア充もいたもんだが、近頃の若いもんときたらまったく……」
 ちょっと昔を思い出し、う~んと腕組みしながらトントンと指先で二の腕を叩いていると、
「あ、はーい☆ ウチらリア充でーっす☆ カップルでこの映画のエキストラに応募しましたぁ☆」
「イエーイピースピース」
 いかにもなパリピ悪魔の二人組が腕を組み、横ピースしながら歩いてきた。大量に集めた悪魔エキストラのこと。中には本物のリア充も交じってるのだろう。途端にフェリチェの瞳に嫉妬と闘志の炎が燃え上がる。
「出たなリア充! ここで会ったが100年目! くらえリア充爆破スイッチ!!」
 嬉々としてリア充爆破スイッチをポチポチすれば、予め設置しておいた見えない爆弾が次々に爆発。
「キャー☆」
 楽しそうにふっ飛ばされていくパリピ悪魔カップル。それを見て、悪魔達がわらわらと寄ってきた。
「えー、いいな楽しそう……リア充の演技するんで、私達も爆発させてもらっていいですか?」
 まさかの爆破希望。でも、ちょっとやそっとじゃ死なない悪魔達にとっては、爆発もスリルのあるアトラクション感覚なのかもしれない。ちょっとだけモヤッとするものの、これ見よがしにカップルストローでジュース飲んだり、あ〜んしたりする様を見せられていると、演技とは分かっていても純粋に嫉妬パワーは溜まってくる。
「えーいこうなったら全員まとめて爆破だべ!」
 ポチポチリア充爆破スイッチ連打。ボガンボガン爆発する爆弾。キャーキャー言いながらふっ飛ばされてく悪魔達。スッキリはするものの、さすがにちょっと一方的過ぎる気がして、
「あ、返り討ちも受けて立つからなー!」
 と呼びかければ、
「え!? いいんですか!?」
 悪魔達は目を輝かせて反撃してくる。飛び交う爆風と炎。リア充爆破スイッチを押し続けながら、フェリチェの胸は久しく感じていなかった高揚感で熱くなる。
「おお……これぞリア充vs嫉妬戦士の聖戦|《ジハード》!」
 こんなに真正面からリア充(演技も混ざってるけど)と戦ったのはいつぶりだろう。感激にむせび泣きつつ、フェリチェは監督の方に振り向いた。
「……あ、でも最後は嫉妬戦士が勝つってことで監督、よろしく!」
 監督は『オフコース』と言うようにグッとサムズアップした。監督的には、爆発さえすればどっちが勝とうが構わないのかもしれない。

大成功 🔵​🔵​🔵​

不破・静武
爆発といえばそりゃあ当然リア充爆発しろに決まっている。だってボクは悪(リア充とオブリビオン)と戦い正義(独り身的な意味で)を示す嫉妬戦士だよ。そも最近の独り身には気合が足りない。昨今はリア充爆発しろの精神を忘れてミソジニーだインセルだに走る始末。実に嘆かわしい。この映画でいま一度正しき嫉妬戦士の道を世の非モテたちに見せつけて彼ら彼女らの胸の奥に眠っているはずの正しきリア充爆発しろの精神を呼び戻してやるのだ。

ということで。
リア充に模したそれっぽい人形あるいはモブたちを派手に爆発させ炎をバンバン燃やし嫉妬戦士ここにありを見せつけるのだ。映画つーよりプロモーションビデオぽい気もするがまあそこはそれ。



「爆発といえば! そりゃあ当然リア充爆発しろに決まっている」
 不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)は力強く拳を握り締めた。彼は悪(リア充とオブリビオン)と戦い正義(独り身的な意味で)を示す嫉妬戦士である。爆発=リア充の等式が彼の中で成り立っているのも当然だ。しかし、と静武は嘆息する。
「そも最近の独り身には気合が足りない。昨今はリア充爆発しろの精神を忘れてミソジニーだインセルだに走る始末。実に嘆かわしい……」
 確かに、今時はリア充と真正面から戦おうという気概のある独り身は少ないかもしれない。だから、と静武は握り締めた拳を突き上げた。
「この映画でいま一度、正しき嫉妬戦士の道を世の非モテたちに見せつけて……彼ら彼女らの胸の奥に眠っているはずの、正しきリア充爆発しろの精神を呼び戻してやるのだ!」
 と、いうわけで。静武はありったけのリア充を模した人形と、爆発希望のモブ達を用意した。今まさに目の前でいちゃつくリア充人形とモブ(演技)を前に、怒りゲージを貯めた静武はすーっと息を吸い……叫ぶ。
「リア充は消毒だ~~!!」
 リア充への怒りにより生み出された炎が、大量に用意されていた爆弾の導火線に火を点ける。ドカン、と一発爆発すれば、散った火花が他の爆弾にも火を点け、連鎖してどんどん爆破。リア充人形と、爆破希望のモブ達が次々に吹っ飛び、散っていく。止まない爆風、爆炎、そして黒煙に包まれた街(のセット)は、静武の生み出した炎と相まって、まるで戦争映画のワンシーンのような、物凄い光景を作り出していた。もうもうと立ち上る煙、そして炎。倒れるリア充(人形とモブ)の中から、一人の男――もちろん静武である――がゆらりと立ち上がる。
「リア充は……爆発だ」
 黒煙をバックに、天に拳を突き上げて呟く静武。
「カーット!」
 監督の声が響く。
「いや〜、すごいよかったよ!」
 褒めちぎる監督を前に、静武は、
「そ、そう?」
 頭を掻いて照れた。映画というより、プロモーションビデオっぽいなと思ったが……これはこれでよかったのかもしれない。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『悪そうなお兄さん』

POW   :    やっちまってください、アニキ!
戦場に、自分や仲間が取得した🔴と同数の【子分】を召喚し、その【野次】によって敵全員の戦闘力を減らす。
SPD   :    ダチを可愛がってくれたじゃねえか
全身を【強そうなオーラ】で覆い、共に戦う仲間全員が敵から受けた【負傷】の合計に比例し、自身の攻撃回数を増加する。
WIZ   :    おいおい、俺たちと遊んでくれるってのか?
【見事なやられっぷり】を披露した指定の全対象に【『なんか、もうどうでもいいかな』っていう】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。

イラスト:くずもちルー

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「クックック……バカな奴らだせ、こーんな大々的にエキストラ集めたりして、どうぞ入り込みくださいって言ってるようなもんじゃねぇか」
 撮影現場を前に、いかにも悪そうなお兄さん達が、不敵に笑って舌なめずりする。
「ああ、思い出させてやるぜ……魔王ガチデビルに支配されていた恐怖を……屈辱を……」
 肩で風を切り、堂々と撮影現場に入っていく悪そうなお兄さん達だが、彼らは知らない。
 この後、どうせ爆破される定めにあることを。

※マスターより
 第2章、『悪そうなお兄さん』達との集団戦です。
 大量に集められた、悪魔エキストラ達の中に紛れて堂々と入ってきていますが、猟兵なら見れば分かるものとします。
 マスコメにもありますように、撮影のフリして爆破してしまいましょう。
 この章からの参加も歓迎です。

 それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております!
橘・レティシア
実はこの舞台、ミュージカルパートもあるの。
最初は私一人が歌っているのだけど、ひとりまたひとりと悪魔たちが舞台に上がって歌い始めて、楽しく大合唱を。
でもそんな光景を気に入らない悪漢が「そんな歌はやめろ、俺の歌を聞け!」と歌いながら乱入してくる、みたいな展開よ。
悪そうなお兄さんは悪漢役に適任だわ!
というわけで、熱狂ライブ!
悪そうなお兄さんにも歌を歌ってもらって、それに対抗するように、私が悪魔たちと一緒に歌声を響かせましょう。音楽の素晴らしさを賛美するように。
最後は爆発と花火を!
お兄さんには、演出っぽく爆発に巻き込まれてもらいましょう。
みんな素晴らしいパフォーマンスだったわ!

※アドリブ大歓迎です♪



 舞台の上で、橘・レティシア(灼滅者のサウンドソルジャー・f44010)は一人、高らかに歌声を響かせていた。うっとりと聴き入っている悪魔達に、レティシアは舞台の上から手を差し伸べる。
「さあ、皆さんもご一緒に!」
「え? いいのか?」
 悪魔達が目を輝かせた。悪魔はタノしいことが大好きである。つられたようにひとり、またひとりと舞台に上がっては彼女と一緒に歌い始め、やがて合わさった歌声は、楽しげな大合唱へと変化する。その光景を、悪そうなお兄さん達は舞台袖から腕を組み、不敵な笑みを浮かべながら眺めていた。
「ククク……歌なんか歌っちゃって、能天気な奴らだぜ。今からここが、阿鼻叫喚の地獄と化すとも知らずに……」
「ああ……今からアイツらに、とっておきの『地獄』を見せてやろうぜ」
 サングラスをクイッとやって、悪そうなお兄さん達はズカズカと土足で舞台に踏み込んでくる。それに気付いたレティシアが声を上げた。
「ストーップ! そこは『俺の歌を聞け!』って乱入してくるところでしょ!」
「……え?」
 突然の乱入者に、てっきり悲鳴を上げるもんだと思い込んでいた悪そうなお兄さん達は、思わぬ指示に呆然として暫しその場に立ち竦んだ。その隙に、レティシアは愛用のバイオレンスギター【Alegria】をかき鳴らす。
「悪そうなお兄さんは悪漢役に適任だもの! というわけで、熱狂ライブよ!」
 ギターから響く音色や、それに合わせたレティシアの歌につられたように、悪そうなお兄さん達の口が勝手に動き出す。
「そんな歌はやめろ、俺の歌を聞け!」
 言葉とは裏腹に戸惑った表情のまま、彼らはダミ声で歌い出した。お世辞にも上手とは言い難い、まるで音楽を冒涜するような歌声。対抗するように、レティシアは悪魔達と共に歌声を響かせる。音楽の素晴らしさを賛美するように。彼女のユーベルコードの力で興奮状態に陥った悪魔達の目は爛々として、歌声は大きくなるばかりだ。しまいにはお兄さんたちの歌声がかき消されて聞こえなくなる、その瞬間突如として大きな爆発と、花火が上がった。
「あーれー!?」
 爆発に巻き込まれ、花火と一緒にひゅーんと飛ばされていく悪そうなお兄さん達。
「わー、綺麗だねー」
 お兄さんそっちのけで、花火を眺めながら歓声を上げる悪魔達を、
「みんな、素晴らしいパフォーマンスだったわ!」
 レティシアは褒めたたえる。今日の模様は、彼女の映画のミュージカルパートとして保存されることだろう。

成功 🔵​🔵​🔴​

不破・静武
なんか乱入者が。一目見てワルそうなこいつは普通に考えればこっち側の人間だろう。いわば我々の同志と呼べる人を果たして爆発に巻き込んで良いものか。しかしなんだか知らないけど世の中ワルっぽい方がむしろもてるとかいう向きもあるそうじゃないか。つまりどう見てもワルそうなこいつらはむしろリア充という可能性もあるわけだ。けしからん、ボクのような清く正しく生きてきた人間が報われずこんなあっぱらぱーに生きてきたような連中がリア充に堕するたぁ世の中間違ってらあ。
よし爆破だ爆破。つーことで、はい爆発物セット。汚物は消毒だーとばかりに火炎放射器どばーん。誘爆でどっかーん。かくして悪は滅びて正義は今日も勝つのであった。



「うわああああ~!? ……ぐへっ!」
 レティシアの舞台から上がった爆発と花火に打ち上げられた悪そうなお兄さん達は、偶然にも不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が撮影している現場の地面に落ちてきて、したたか叩きつけられた。音に気付いた静武がん? と振り向く。
「なんか乱入者が……いかにも悪そうなやつだなあ」
 しゃがみこみ、のびている乱入者達の顔をしげしげと眺めた静武はひとりごちた。サングラスにモヒカンヘアー、これ見よがしに身に着けた、ごつい金のチェーンのネックレスやブレスレットといったアクセサリー。見るからに不良だ。こういう輩は、普通に考えれば「こっち側」……つまり嫉妬戦士側だろうと静武は思う。
(「いわば我々の同志と呼べる人を果たして爆発に巻き込んで良いものか……いやしかし」)
 顎を撫でながらう~んと考え込んでいた彼は、ふっとある可能性に気付いて手を止めた。
(「なんだか知らないけど……世の中ワルっぽい方がむしろもてるとかいう向きもあるそうじゃないか。つまりどう見てもワルそうなこいつらはむしろリア充という可能性もあるわけだ」)
 実際、少女マンガ等では雨に濡れた捨て犬を不良っぽい男が優しく抱き上げるシーンを見てヒロインが胸キュンするみたいな展開がまあ王道ではある。それに限らず、ヤクザとか極道とか殺し屋とか、明らかにヤバイ(けどイケメン)な|奴《ヒーロー》とヒロインが恋に落ちる女性向け作品は数多い。そう考えると、さっきまで同志と思っていたこいつらが急にリア充側に思えてきて、静武はイライラし出した。
「けしからん、ボクのような清く正しく生きてきた人間が報われず、こんなあっぱらぱーに生きてきたような連中がリア充に堕するたぁ……世の中間違ってらあ! よし爆破だ爆破」
 俄然殺る気になった静武はいそいそと爆発物セット。手にはリア充ころしの名が付けられた火炎放射器を持っていざ。
「|リア充《汚物》は消毒だ~~!!」
 どばーんと激しく炎が噴き出す。延焼した炎は爆発物にも火を点け、誘爆でどっかーん。
「うぎゃああああ!?」
 その爆発で目を覚ましたものの、成すすべもなく再び飛んでいく悪そうなお兄さん達。
「かくして悪は滅びて正義は今日も勝つのであった」
 そんなナレーションで締めたところで、「カーット!」という監督の声が響く。
「いいねぇいいねぇ、最高だよ!」
 興奮気味にベタ褒めする監督は、彼らがオブリビオン残党だとはまるで気づいていないようだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ベルベナ・ラウンドディー
いっけなーい遅刻遅刻!私ベルベナ!留年10回の25歳女子高生(♂
今日も通学路をバイクで駆け抜け口に咥えたダイナマイトで通行人を仕留めていくの!
ってきゃあ!悪いお兄さんが転がってる!減速だりいからアクセル開けるわ
いたた…バイクが壊れちゃったじゃない!もう!どうしてくれるの!

えっ…でもちょっと待って、この転校生(確定ロール)…ちょっとかっこいいかも…
上背で鼻筋がまっすぐ、体つきも合格点…それに出血した優しい寝顔…ステキ…
ってこんなこと言わせないでよ!
燃料こんなにこぼれちゃって、スカートも汚れちゃった!

※(などと言いながら時限爆弾を丁寧に並べていく)

学校に着いたら覚えておきなさい!着火!乙!



「いっけなーい遅刻遅刻!」
 口にパン……ならぬダイナマイトを咥えた留年10回の25歳女子高生(♂)、ベルベナ・ラウンドディー(berbenah・|∂《ラウンドディー》・f07708)が、通学路を颯爽とバイクで駆け抜けながらダイナマイトで通行人(モブ)を仕留めていく。既にツッコミどころしかないが、そういう映画なんだから仕方ない。と、不意にベルベナは悲鳴を上げた。
「ってきゃあ! 悪いお兄さんが転がってる!」
 そう、そこには静武の起こした爆発で飛んできて落下した悪そうなお兄さん達が、彼の進行方向を塞ぐように倒れている。ベルベナはグッとアクセルを握り込んだ。
「減速だりいからアクセル開けるわ」
 ひでぇ。一切減速することなく、むしろ加速したバイクが悪そうなお兄さん達に激突する。
「うぎゃああああ!?」
 またも悲鳴を上げてぶっ飛んでいく悪そうなお兄さん達。だが、ぶつかった方も無事ではいられない。衝撃で倒れたバイクから投げ出されたベルベナが尻もちをつく。
「いたた……バイクが壊れちゃったじゃない! もう! どうしてくれるの!」
 スカートを払い、ぷんすこしながら起き上がったベルベナはズカズカとその辺で伸びてる悪そうなお兄さんに近づき、顔を覗き込んで……トゥンク。
「えっ……でもちょっと待って、この転校生(確定ロール)……ちょっとかっこいいかも……上背で鼻筋がまっすぐ、体つきも合格点……それに出血した優しい寝顔……ステキ……」
 寝顔ではなく、鼻血出しながら気絶しているんだが。顔も腫れあがってボコボコだし。というかいつの間に転校生ってことになったんだコイツ。ツッコミが追いつかないうちに、ベルベナはハッと我に返った。
「ってこんなこと言わせないでよ!」
 照れ隠しのように思いっきり悪そうなお兄さんの頭をはたき(グェッと潰れたカエルのような声がした)、
「燃料こんなにこぼれちゃって、スカートも汚れちゃった!」
 などと言いながら時限爆弾を丁寧に並べていく。
「学校に着いたら覚えておきなさい! 着火! 乙!」
 火を点け、立てた2本の指をピッと振る。壊れたバイクで走り去る後ろで、時限爆弾が死ぬほど連続で爆発し、辺り一面が消し飛んだ。どう考えても、悪そうなお兄さん達は学校に辿り着けそうもなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フェリチェ・リーリエ
なんか来た!新手のリア充だべか!?
…んーぱっと見リア充には見えんけど…いやでも仲間(子分)いっぱいいるっぽいし…それにリア充になれそうもない見た目でリア充に堕ちた元嫉妬旅団団長もいるしな!疑わしきは爆破せよってことで!
リア充の親玉(ってことにしとく)倒してクライマックスと行くべか!

実はクライマックスにふさわしい新技を用意してただ、いでよスーパーダイナマイトツリー!
UC『スーパーダイナマイトツリー』発動。爆発する種子連射、燃えろ燃えろ!あちこちで爆発炎上、派手で盛り上がるはず!野次なんぞ聞こえんべな、ハッハッハー!

|悪《リア充》は滅びた…!
…若干こっちが悪役ぽくもねえ気もするけども。うん。



「ク、クソッ……さっきから爆破されてばっかりでなんもできてねぇ……」
 瓦礫と煙の中、手の甲で顎を拭いながら、悪そうなお兄さん達はようやくふらふらと立ち上がった。おぼつかない足取りで、しかし目には闘志を燃やしながら、彼らは一歩一歩歩み出す。オブリビオン残党として、このままでは終われない。今こそ、3年前の雪辱を果たさなければ……! 拳を握りしめる彼らの前に偶然現れたのは、爆破すべきリア充を探していたフェリチェ・リーリエ(嫉妬戦士|40《しっと》・f39205)だった。
「ハッ……なんか来た! 新手のリア充だべか!?」
 油断なく構えるフェリチェの前で、
「なんだなんだ、やろうってのか!?」
 悪そうなお兄さん達も精一杯凄んでみせる。それは特に意に介さず、フェリチェはぶつぶつと呟きながら考え込んだ。
「……んーぱっと見リア充には見えんけど……いやでも仲間(子分)いっぱいいるっぽいし……それにリア充になれそうもない見た目でリア充に堕ちた元嫉妬旅団団長もいるしな! 疑わしきは爆破せよってことで! リア充の親玉(ってことにしとく)倒してクライマックスと行くべか!」
 サラッと元嫉妬旅団団長に失礼なこと言いつつ、フェリチェは、
「実はクライマックスにふさわしい新技を用意してただ、いでよスーパーダイナマイトツリー!」
 樹皮に無数の棘が生えた、見るからに危険そうな木をユーベルコードの力でその場に生やす。突然生えたヤバそうな木に、悪そうなお兄さん達は腰を抜かした。
「な……な……なんじゃこりゃぁ!?」
 震える指先で|爆発の木《スナバコノキ》を指差す彼らだが、この木の本当の恐ろしさはここからである。フェリチェはニヤリと口角を上げた。
『これぞ史上最恐植物! 当たったらただじゃすまねえべ!』
 タマネギ大の、カボチャのような形をした実が幾つも弾け飛ぶ。中から飛び出した種子は着弾点で爆発し、炎上。巻き込まれた悪そうなお兄さん達はたまったものではない。
「うわぁあああああ!?」
「アチッ、アチィ! ケツに火がついた!」
 叫び走り回る彼らをよそに、種子の連射の勢いは衰えることなく。あちこちで爆発炎上した実物大の街のセットはみるみるうちに炎に包まれる。いつの間にか高所に登っていたフェリチェは街を見下ろし高笑いした。
「ハーハッハッハッ! 燃えろ燃えろ! 野次なんぞ聞こえんべな!」
 ……実際、悪そうなお兄さん達は何人かの子分を召喚し、フェリチェに向かって野次を飛ばさせていたのだが。高所に登っていることと、あちこちで響く爆発音が邪魔をして、彼女には全く届いていなかった。反撃も虚しく、やがて燃えるものがなくなった街(セット)はすっかり焼け野原になる。フェリチェは勝ち誇ったように呟いた。
「|悪《リア充》は滅びた……!」
 ガッツポーズして、ふっと冷静に戻った彼女は街(セット)の惨状を見てちょっと肩を落とす。
「……若干こっちが悪役ぽくもねえ気もするけども。うん」

 ……その後。『歌姫レティシアの音楽賛歌』『シノビキラー(仮)』『25歳女子高生(♂)ベルベナのドキドキ☆ダイナマイト!(短編)』『リア充vs嫉妬戦士の|聖戦《ジハード》」の豪華4本立てで公開された映画は、「景気良い爆発が見られる」と魔界で大評判になったそうな。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2025年05月18日


挿絵イラスト