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海底の古代プラント
●『影の城の国』沖合にて
1隻の大型船が大海原に浮かんでいた。漁船という訳ではない。『影の城の国』所属の海洋調査船『ハリスタ号』である。今回は以前撃破した超大型オブリビオンマシン調査の為、島の近海に出ていた。
「リット、なんかいたか?」
操縦室にいたオペレーターの男が通信機に話しかける。通話回線の先にいたのはグリモア猟兵でもあるリット・バルトシーク(キャバリア乗りの吸血鬼・f41435)だ。彼は今回、水陸両用ジャイアントキャバリア『エビス』を駆り、海底の調査に協力していたのだった。
「見えるも何も、日光が届く限界水域だろここ。そっちにも映像転送してるけど、解析できてる?」
「一応やってるけど、魚ぐらいしか……ん?」
「どうした?」
「今ヒトっぽいものが映ってた。」
リットが「こんな海底にヒトなんて」と言いかけたその時、エビスのカメラアイが信じられないものを映し出した。それは、猛スピードでこちらに向かってくる2つの人影。敵襲か、エビスが『RXBイサナ』を構えたその時、通信回線に割り込むように、女の声がした。
「あなたが『巨人』ですか?」
●海底の知られざる小国家
「という訳なんだけど。」
さっさと説明を切り上げようとするリットに「もっと事情を詳しく話せ」とツッコミが飛ぶ。リットは渋々といった表情で話の続きを始めた。
「まー、にわかには信じがたい話なんだけどさ、海底にプラントがあって、そこに小国家ができてたのよ。まぁ『小国家』と言っても、ちょっとした村程度の規模しかないけど。住民は深海人やセイレーンがほとんどだから暮らしていけたのかな。
で、そいつらは海底で平和に暮らしていたんだけど、ある時キャバリアの軍勢が攻めてきてさ、キャバリアどころか武器すらまともにないから大ピンチ。そこでなけなしの全財産をはたいて『巨人』を雇おうという話になり、その使いとオレが出会ったという訳。」
小国家の名は『ギヨー』。グリードオーシャンから神隠しに遭ってクロムキャバリアにやってきた深海人やセイレーンたちが、地上の争いから逃れるため海底へ向かったところ、偶然古代プラントを発見。古代プラントを中心に集落が作られ、代々そこでつつましく暮らしてきた。
調査の結果『ギヨー』周辺には鉱物資源が豊富に眠っていることが判明、今回襲撃してきたキャバリアもその資源が目的だと思われる。
グリモアが映像を映し出した。
「敵は水陸両用キャバリア『クレイシザー』。量産型らしく沢山いる。で、どうもこれ正規品じゃないらしくて本来の性能より若干弱い。みんななら多分大丈夫だと思うけど、なんせ水中戦なのと日光が届かないから視界が暗い。そこだけ気を付けて欲しい。」
ただ、とリットが言葉を付け加えた。
「敵を倒しても嫌な予感がするんだよな。まだ他にデカいのが潜んでいそうな気がする。」
●『ギヨー』へ行こう!
「敵を一掃したら、ギヨーの人たちは猟兵のことを信頼して小国家内に招待してくれるよ。中は地上と同じような大気で満たされているから、呼吸の心配はしなくて大丈夫。あ、そうそう。住民に聞きたいことがあったら質問してもオッケー。向こうも地上のこと色々と聞きたいみたいだし。」
グリモアが『ギヨー』内部の映像を映し出した。ドーム型の障壁に覆われたそこは、確かに地上と変わらない、小規模な集落であることに間違いはないようだ。
「準備ができた人から直接現地に送るよ、覚悟はいい?」
リットがグリモアを起動した。
武炎鉄
こんにちわ、武炎鉄です。49作目はクロムキャバリアから『古代プラント』です。『また水中戦かよ』って?ほら、水着コンテストの受付も始まったことですし。
●第1章は海中で『クレイシザー』の群れと戦います。詳しくは断章にて。
●第2章では小国家『ギヨー』の住民たちが猟兵を歓待してくれます。詳しくは断章にて。
●ここでは住民に色々と質問することが出来ます。質問の内容によっては後日、専用の回答ページが登場するようです。
●第3章は海底で大型のオブリビオンマシンと戦います。詳しくは断章にて。
●プレイングボーナス:水中戦に対応する(第1章・第3章)
●連絡事項はタグでお知らせします。
第1章 集団戦
『クレイシザー』
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POW : クレイハイド
自身の【地中潜行能力】を籠めた【超振動破砕クロー】を用い、通常移動と同速度で地中を掘り進む事ができる。装甲破壊にも使用可能。
SPD : クレイアダプテイション
自身の【戦闘能力】を【環境に適応した形】に変形する。攻撃力・攻撃回数・射程・装甲・移動力のうち、ひとつを5倍、ひとつを半分にする。
WIZ : クレイシューター
【複合センサーで索敵を行い、照準】を向けた対象に、【魚雷またはミサイル】でダメージを与える。命中率が高い。
イラスト:柿坂八鹿
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●『ギヨー』への案内人
グリモアによって転送された先にいたのは、海中に泳ぐ2人のセイレーンであった。
「皆様が『巨人』様の言っておられた戦士ですね!私はヨミノ。こちらは妹のアシロです。」
緑色の長髪――こちらがヨミノらしい――が海中に揺れる。その隣にいたオレンジ色の髪の少女は安堵の表情で猟兵たちを見ていたが、猟兵たちを促すように泳ぎ出した。
「さあ、早く『ギヨー』へ向かいましょう!」
少し泳いだ先、海底に突如現れたドーム型の建造物。これが『ギヨー』なのだと姉妹は言う。そこにオブリビオンマシンの一団が出現した。海底小国家を守る為の戦いが今、始まる。
数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」
基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。
探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。
情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。
戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。
●謎の自動操縦オブリビオンマシン
「これはまた、随分と面倒なところに飛ばされたね。」
カスタマイズドキャバリア『JD-Overed』に搭乗した数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が呟いた。
太陽光の届かない海の底は、水圧と海流によって宇宙空間とはまた違う挙動を見せる。視覚による索敵はほぼ封じられたようなものだ。
「見えないとなると、テレパス一択になるかぁ。」
機体の周囲にテレパスの索敵網を張り巡らせ、敵の動きを探る。それは向こうも同じようで、クレイシザーの一団が複合センサーで敵を探し出す。と、1機のクレイシザーが『JD-Overed』を検知した。「敵性物体発見」の情報は即座に共有され、一斉に照準が合わせられる。そしてミサイルポッドから大量の魚雷が多喜に向け発射された。
「来た!」
攻撃を検知した多喜は慌てることなく、『JD-Overed』の手を魚雷へ向けた。そしてその掌中に小規模な次元特異点を生成すると、魚雷を一つ残らず吸い込んだ。
「お返しだよっ!そらっ!」
次元特異点から同じ魚雷が、クレイシザーの群れへと向けて発射される。クレイシザーもまた複合センサーで魚雷を検知し、迎撃行動として同じ魚雷を発射した。魚雷同士の衝突に海中が震え、海底の砂が巻き上げられる。
「そこだっ!」
砂煙に乗じ『JD-Overed』がクレイシザーを奇襲した。装備した『RX-JDサイオニッククロ―』が操縦席を貫いたが、多喜はサイキックエナジーの流れを通じ違和感を覚えた。
「操縦席から人間の気配がしない……。まさかこれ、自動操縦!?」
自動操縦のオブリビオンマシンによる襲撃は過去にも例がいくつか存在する。実際に以前『影の城の国』を襲撃したオブリビオンマシンもパイロット不在の自動操縦によるものだった。
「誰が、何のためにやってるの……?」
疑問を抱えながらも、今はとりあえず『ギヨー』を守る為に戦うしかない。多喜は魚雷を回避しながらクレイシザーを屠るのだった。
成功
🔵🔵🔴