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雪姫絶頂! イクところまでイク施術室

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ラヴィーネ・ヘクセ




 邪神の眷属、その隠れ家の疑いがあるマッサージ店――問題の店へ潜入捜査を試みていたラヴィーネ・ヘクセ(ひんやり雪姫・f36330)は、今やその目的を忘却しつつあった……。
「はぁっ……はっ……あっ……あぅんっ……❤」
 施術室の寝台で仰向けに横たわったラヴィーネの裸体には、虫刺されの如き接吻の跡が全身にくまなく刻まれている。乱れた呼吸に合わせて上下する豊乳の天辺は、痛々しいまでに尖って天井を差していた。
 ……桃色の双眸の焦点は合っておらず、まともに意識を保っているかも疑わしい。寝台の下の床に放り捨てられたビキニ水着の上下が、憐れさを否応にも醸し出している……。
 そんな青い髪の雪女を、年齢の解り難いマッサージ師の男は笑顔を貼り付けたまま見下ろしていた。
「……催淫香が効き過ぎましたかね? 或いは、元から淫乱の素質があったんでしょうか? ――何にせよ、次の段階に移行しましょうか」
 部屋に満ちる甘ったるい匂いに鼻を鳴らしながら、マッサージ師は自身のズボンに手を掛けた。――雄の臭いが強まる。
「……ふぁっ……え……?」
 それに鼻腔を刺激され、ラヴィーネの瞳が焦点を取り戻した。……が、それで目撃したのは、マッサージ師の男が彼女自身の両脚の間へ身を割り込ませてくる光景。男の剥き出しの下半身で、天に向かって雄々しい肉の塔が起立しているのが見えた。
 ……その先端がラヴィーネの両脚の付け根に迫る――
「――ひぁっ❤」
 焼けた鉄の色に相応しい熱さに、ラヴィーネの腰が跳ねる。散々愛撫されて綻んでいる雪姫の秘裂を押し開き、内側の粘膜に触れた肉の穂先は、そこをゆっくりと縦に擦り上げた。
「あっ……ぅんっ……❤」
 男が腰を揺らし、ラヴィーネの割れ目を何度も肉筆でなぞり上げていく……。
「あっ……ひぁっ……あひっ……ひぁんっ……❤」
 上へ、下へ。甘美な往復運動にラヴィーネの喉が切なげな旋律を奏でた。最早、何処からどう見てもマッサージの範疇を越えた行為に、世間知らずの雪姫の理性は溶け崩れていく。
「あっ……あっ……あぁっ……あぁんっ……❤ ――ひぃんっ❤」
 数度の往復ごとに、勢い余った肉竿が雪姫の陰核を弾いた。腫れ上がった肉真珠より迸る稲妻に神経を焼かれ、ラヴィーネの手足がビクッ、ビクンッと震える。
 そんな風に繰り返していれば、必然的にラヴィーネの女洞は入口を弛緩させ、時折雄竿の先端がそこに引っ掛かった。……男が少し力を入れる方向を変えるだけで、肉根は彼女の内へと埋没するはずであるが――
(あっ……あぁっ……❤ 入っちゃう――)
「――あっ……」
 もう少し、というところで、男竿はラヴィーネの中には向かわずに淫裂を往復する作業に戻っていった。……粘膜への摩擦は、確かにラヴィーネを昂らせてくれるが――
(……物足りない、の……)
 所詮は表面的な刺激。本当に刺激が欲しい所までは届かないのだ。
「はぁっ……あぁっ……あんぁっ……はぁんっ……❤」
 ラヴィーネの吐息の熱量が増加し、桃色の両眼が物欲しげに潤みを増す。
 なのにマッサージ師は、それに気付かないように男根と女裂の往復摩擦を繰り返すのみ……。
「はぁっ……はぁんっ……❤ も、もっと中まで……!」
 堪らず、より深い行為を求める言葉がラヴィーネの口を突いて出た。……が――
「――中とは何処でしょうか?」
 マッサージ師の男からはとぼけた返事。彼の肉棍は相変わらずラヴィーネの陰裂をなぞって擦って……その先へは進まない。
 焦れったさが雪姫の胸を満たす。
「が……我慢出来ないの……はぁっ……❤ もっと、奥まで欲しいのっ……お願いっ……!」
 再度、より情熱的な言葉でラヴィーネは願うが――男は首を傾げる。
「具体性に欠ける言葉ですね。もっとはっきり言ってもらわないと解りませんよ?」
「あっ、あっ、あっ、あぁっ……❤」
 男の鈴口が、ラヴィーネのルビーの如き肉芽を押し潰す。切ない焦燥と甘い電撃が雪姫の理性を粉々にすり潰し、恥も外聞も無く懇願の叫びを上げさせた。
「入れて、ほしいのっ。あなたの逞しいモノを、私の|ここ《・・》へっ。お願いっ、もっときちんとっ、せっくす……してぇっ……!!」
 ラヴィーネの繊手が自らの媚裂を左右から引っ張り、零れた蜜で照り光る媚肉を曝け出す。ヒクヒクと蠢く淫孔を前に、マッサージ師は――
「さて、どうしましょうかね?」
「あっ、あっ、あっ、あぁんっ❤」
 ――まだまだとぼけた様子で、自らの亀頭に雪姫の淫蜜をまぶしていく。ラヴィーネの花蜜でテラテラと光りながらも、男の剛直は肝心の花の奥へは向かっていかない……。
「あんっ、あんっ、あぁんっ、やぁぁんっ……❤」
 ラヴィーネが艶めかしく腰をくねらせる。それは明確に男を誘う動きであり、もどかしさで身悶える様であった。
「意地悪しないで……焦らさないでっ。お願いよっ……!」
 泣きそうな声で訴えるラヴィーネの股間で、淫洞の入口をつつく……つつくだけのマッサージ師の肉槍。
 ラヴィーネの眼差しは、段々と正気の色を失い始めていた……。
「お願いっ……私っ、もうどうなってもいいからっ……! ちゃんと気持ち良くなりたいのぉっ……!!」
 狂気の色を宿し始めたラヴィーネの表情に、マッサージ師は目を細め、囁き掛ける。
「……本当にどうなってもいいんですか?」
「うんっ、うんっ!」
「もう元には戻れませんよ?」
「それでもいいからっ!」
「それでは、誓って下さいますか? ――■■■■■■■■■様に?」
「誓うっ、誓うからぁっ!!」
 ……酷くおぞましい、人間の声帯では発音不可能なはずの名前が囁かれた気がしたが――ラヴィーネはそれを認識しないまま、了承の声を上げていた。
 マッサージ師の男の口角が不気味なまでに吊り上がる。
「良く出来ました。お望みのモノをあげましょう」
 クチュチュッ――ズッ、ズンッッ……!!
「っ、はぁっ……!?」
 ……へそのすぐ下まで届く猛々しい存在感――
「あ――ああぁぁぅううぅぅぅぅんっっ……❤」
 待ち望んでいた男性器の挿入に、ラヴィーネの背筋が弓形に反り返る。ピクッ、ピクンッと打ち震える肢体には、真珠の如き汗の玉が無数に浮かんだ。
「入れただけで達しましたか? 何とも淫らなお身体です」
「あっ❤ あっ❤ あぅっ❤ はぅっ❤」
 男が腰を前後させる。ずっと刺激を求めていた肉洞内の粘膜が擦り上げられ、ラヴィーネは悦びの悲鳴を上げた。
「ずっと擦ってほしかったんですよね? こことか、こことか。今からは思い切り楽しんで下さいな」
「あっ❤ あっ❤ あぁっ❤ ひぃっ❤ ひゃぅっ❤ ひゃうっ❤ ひゃっ❤ はひぃっ❤」
 Gな地点を執拗に摩擦され、妊娠の為の器官の入口をゴリゴリと抉られ、届いてほしかった場所への激しい刺激に雪姫は歓喜の啼き声を響かせる。
「ふんっ、ふんっ、ふんっ、ふんっ!」
「あぅっ❤ はぅっ❤ はんっ❤ ひゃぁんっ❤ 凄いのっ❤ 届くのっ❤ 奥までっ❤ 来るのっ❤」
 男が一突きごとに絶妙に角度を変えながらラヴィーネを穿つ。二人の結合部からは湿った音が引っ切り無しに鳴り響き、寝台下の床にまで淫らな水溜まりが広がっていった。
「すっかりトロトロに蕩けて、男に従順な良い穴ですね。それでは、一番気持ちが良いことをしてあげましょう」
「あっ❤ あっ❤ あっ❤ あっ❤ あぁっ……❤」
 胸の前で祈るように手を組み、ラヴィーネはその一番気持ちが良い瞬間を待ち焦がれる……。
「イキますよ――うっ! くぅっ……!!」
「ぁ――ぃひゃぁぁああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
っっっっ❤❤」
 ドップンッ! ドクドクドクドクッッ……!!
 壮絶な発射音を伴い、マッサージ師の精がラヴィーネの女性器内へ放出された。
(あ、熱いぃぃっ! 焼けちゃうぅぅっ……!! っっっっ……❤)
 その冷たき身体を、内側の奥の奥から強制的に温められてしまう雪女の姫。それのあまりの気持ち良さに、彼女の脳はホワイトアウトしてしまうのだった……。

「あんっ……❤ はぁんっ……❤ あぁっ……❤ はぁぁっ……❤」
「その調子ですよ。好きなように動いて下さい」
「あぁぁんっ……❤」
 ラヴィーネとマッサージ師の男は体勢を入れ替え、寝台に仰向けに寝転んだ男の腰の上に、発情し切った表情の雪姫が跨っていた。……青髪の雪女の細腰が上下する度、その股座の牝孔から男の怒張が見え隠れする。
「あんっ……❤ あぁんっ……❤ ふぁぁんっ❤ あんっっ❤」
 最初は躊躇いがち、速度も緩やかだったラヴィーネの上下運動は段々と速さを増し、それに同調して彼女の瑞々しい乳肉もタプン、タプンッと弾む。マッサージ師の男は誘われるように雪姫の乳鞠を鷲掴みにし、その先端を摘んで捻り上げた。
「あぃっ❤ あぅんっ❤ き、気持ちっ、いい❤」
「すっかり気に入って頂けたようで何よりです」
 自分の雄根を雌孔に根元まで咥え込み、腰を前後に蠢かせるラヴィーネを見上げ、マッサージ師は気持ち悪く微笑んだ。
「催淫香を焚いているとはいえ、ここまで行為に夢中になるとは……そろそろ捧げても良い頃合いですかね? 我が神もきっとお喜びになるでしょう――うん?」
 その瞬間、男は寒気を覚えた。催淫香の効きに影響する為、空調の温度設定はしっかりと管理しているのだが……と違和感を生じさせた時には――

 ――もう手遅れである。

「……は……はひっ……!? さ、寒っ……!!」
 全身に鳥肌を立て、震え上がるマッサージ師の男。歯がガチガチと高速で衝突を繰り返し、声もまともに出せない。
 空調の故障――ではないと流石に解った。睫毛にさえ霜が降り、視界に氷片が散る温度など、空調の故障程度で起こり得るものではない。原因は……男のすぐ目の前にあった。
「はっ❤ はっ❤ はぁっ❤ ひゃぁんっ❤」
「ひっ……!?」
 男の腰の上で激しく身体を揺らすラヴィーネ……。その瞳の情熱的な色とは裏腹に、彼女の掌が触れる男の胸板は音を立てて凍り付いていく。彼女の体内へ埋まっている男の分身は、膨張したまま凍結して最早感覚が無かった。
 ……おとぎ話の中でも幾度となく語られたもの……雪女と交わり、体温の全てを奪われて凍死する男の末路……。
 それを実体験する羽目に陥ったマッサージ師……邪神の眷属の内心は如何ばかりか?
 ……既に顔面を恐怖の表情で凍て付かせた彼には、それを口に出す余力すら無かっただろうが……。
「あっ❤ ひゃっ❤ ひゃうっ❤ ひゃぅんっ❤ はひっ❤ はひっ❤ はひぃっ❤ はぁあんっ❤」
 そんな交合相手の様相も認識していないかのように、ラヴィーネはひたすらに腰を弾ませて快楽を貪る。悩ましくくねる腰付きは、酷く妖艶な舞踊を演出していた。
 ……|死の舞踏《ダンス・マカブル》に他ならないが。
「はっ❤ はっ❤ はぅっ❤ はひゅぅんっ❤ あっあっあっあっあっあっあっあっ……❤」
 汗の代わりに氷華を飛び散らせ、キラキラとダイヤモンドダストを纏いながら、雪姫は絶頂に向けて加速していく。絶対零度の帳が降りた施術室の中で、ただラヴィーネだけが溶岩の如き灼熱感を覚えていた。
「あぁっ❤ ああぁっ……❤ イクッ❤ イクのぉっ……❤」
 ラヴィーネの淫猥なロデオが最高潮に達し、直後に停止――
「……っ❤ っっ❤ んぁぁああああああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっ❤❤」
 背筋を三日月のように反らし、白い喉元も晒して天を仰いだラヴィーネが、全身に末期の如き痙攣を走らせる。
 昂りの頂点に至った雪姫は、暫しの間痙攣を繰り返した後、脱力して真下の男の身体へ倒れ込み、身を預けた。荒い息のまま男の頬へ愛しげに頬ずりすると、彼の唇へ万感を籠めたような口付けを重ねる。……それで吹き込まれた吐息がとどめだったように、男の目から最後の光が失せた。氷像と化した全身に細かい罅割れが走る……。
「はぁっ……はぁ……はひゅんっ……❤」
 氷室へと変じた施術室に、甘々な雪姫の呼吸音だけが奏でられた……。

 この後、連絡の取れないラヴィーネを追ってマッサージ店の付近に集った他の猟兵たちが店内の異変を察知、突入を敢行。リーダー格だったマッサージ師の男の死に浮足立つ邪神の眷属たちは制圧された。
 その際、雪姫が衝撃的な事後の姿を目撃されたのは、余談である。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年08月01日


挿絵イラスト