超兵器ジ・バークソーチを止めろ!
●ぐわあああああ!!
DE・オチカー・マッセというオブリビオンがかなり前から存在していたが、猟兵が招集されることは一度も無かった。
それは何故か?その場に居るヒーロー達だけで退治出来るくらいには弱かったからだ。
その割に異常な自己肯定感と自信はあるのでどんな時にでも現れる、話してる合間にヒーローに岩盤送りにされたり、始まって早々ヴィランにお腹をぶち抜かれたりとにかく現れてはすぐやられる、これを1ヶ月に何回も繰り返してる。
ヒーローズアースでDE・オチカー・マッセを知らないものはいない、ヒーローからは『デイリーチャレンジ』ヴィランからは『どこにでも居る上にしぶといゴ〇ブリみたいなやつ』と呼ばれており、グリモア猟兵が何か予知するまでもなくすぐ終わるので、これといって何か面倒ということもなかった。
………ある時までは。
「お前達に『ザ・バーントーチ』は渡さない!」
「くたばれ!ヒーロー共!」
ここはヒーローズアースの遥か彼方の大気圏外『グランジュポイント』。
塊のように宇宙船が密集し、近づくことも難しいその場所は一つ手にするだけで世界を破滅させる超兵器が数多く存在しており、超兵器を管理し守るアームドヒーロー達のチームと圧倒的力を手中に収めたい者達が幾度となく激しい争いが繰り広げられていた。
超兵器『ザ・バーントーチ』とは、引き金一つで森を一瞬で火の海に変えてしまうほどの炎を放つ危険な熱線銃である。
「バーントーチは私のぐあああああああああああ!!!」
「へっ、汚ねえ花火だ」
案の定間にマッセが割り込んで数秒後に銃撃戦で蜂の巣になり空の彼方まで、本当にどこにでも居るがお互い慣れたものである。
なのでヒーロー達も気にせず作戦を続けていた。
しかしマッセは悪運は強く、スペースデブリに頭から突っ込んでなんとか生存していた。
もうヒーロー達は見えない上にここはどこだか分からない、仕方ないので次はどのように現れるか考えていると…。
「こ…これは!」
強かったのは悪運だけではなかったようだ、すぐ目の前に大きな光線銃のような物体がバリアに覆われているのが見えた。
「間違いない!これこそザ・バーントーチ!!私は遂に手に入れたのだ!これでより一層強くなる!ヒーローズアースのどこに居ても負けることは無くなる!」
強力なバリアに腕を通すまで3回ほどぐわあああを挟みながらも銃を掴み、遂に手中に収めたのだった。
調子に乗ったマッセはスペースデブリを複数個まとめてアジトにしてしまった、ボロボロだが自慢の城である。
銀河である以上情報が届くのに時間がかかる、マッセがアジトを完成させた頃にやっとヒーロー達にも超兵器が盗まれたという報告が届くのだった。
「バーントーチを盗んだとあるぞ!」
「いいえ、バーントーチはちゃんとあります!」
「じゃあ一体何が盗まれた!?」
ヒーロー達が考えていると、一人青ざめた者が居る。
あるのだ、一つだけバーントーチに名前がよく似ているが全然違う物が、そしてそれをこの間に奪うチャンスがあり、その場所に向かえるオブリビオンは……。
「まさか……ジ・バークソーチを!?奴が!?さっき吹っ飛ばした時に!?」
●グリモアベース
「ラグランジュポイントの超兵器が奪われてしまったそうなんだ」
グリモアベースの方にもいよいよ報告が届く、オブリビオンが長いこと暴れているというのに猟兵が駆り出されなかったこれまでの方が異常ではあったのだが……。
ヒーローズアースの現役ヒーローでもあり今回のグリモア猟兵である焼傍ヶ原・ムソウがヒーロー達から送られた資料を読み上げる。
「超兵器を盗んだオブリビオンはDE・オチカー・マッセ、前々から存在は確認されてたんだけど何かするまでもなくやられるから僕らグリモア猟兵でも予知が出来なかったんだ、面目ないね」
何がするまでもなく終わる弱さ、そんなオブリビオンが超兵器を握れば話は変わってくる、ムソウは更に資料を見る。
「どうやらマッセはザ・バーントーチと間違えてジ・バークソーチという超兵器を盗んだらしい」
ジ・バークソーチ。
それはザ・バーントーチと名称や見た目は似ているが全くの別物で引き金を引くと使用者を巻き込んで大規模な爆発を起こす自爆のような超兵器であり、頑丈な者しか使うことは出来ない。
出力は調節出来るが最低でも一軒家が丸ごと吹っ飛んでしまうという。
「ヒーロー達によるとDE・オチカー・マッセはどこにでも現れる、つまり爆弾が各地を動き回っているのと同じなんだ、だから超兵器を取り返してほしい」
ただしラグランジュポイントは非常に広くまだ分かっていない文明や技術も多い、この場所にオブリビオンが現れてしまうとグリモア猟兵をもってしても正確な居場所を特定出来ないのだ。
その為超兵器の防衛や管理を任されている現地のアームドヒーロー達にも協力してもらうことになる。
「マッセを吹き飛ばした方角にはスペースデブリが沢山あるから拠点にしているはず、まずはここを攻め落とすんだ……そして、戦う時はジ・バークソーチに気を付けて!」
ムソウの助言を聞きながら、猟兵達はヒーローズアースのラグランジュポイントへと向かっていった……。
宅地タスキ
爆発オチなんてサイテー!
タスキです!今回はヒーローズアースで超兵器を取り戻しながら一風変わったオブリビオンと戦ってもらいます。
●第1章『拠点襲撃』(冒険)
あちこちにある宇宙船の残骸などのスペースデブリ郡でオブリビオンの逃げ場を無くす他、超兵器の仕様上被害を最小限にする為に次々と制圧していきます。
●第2章『DE・オチカー・マッセ』
POW、SPD、WIZ全てにおいて大したことない名前通りのオブリビオンですが、超兵器ジ・バークソーチによって身の危険を感じるとすぐ自爆します。
マッセはしぶといので耐えられる上に何度でも自爆しようとします、爆発の規模は洒落にならないので猟兵達はどうにか奴の自爆を耐えるか、自爆させないように行動する必要があります。
第1章 冒険
『拠点襲撃』
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POW : 武力行使で制圧する
SPD : 敵が準備を整える前に速攻で制圧する
WIZ : 綿密な作戦を立て詰め将棋のように制圧する
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●
ラグランジュポイントに到着した猟兵達は超兵器を守るヒーロー達と合流する。
「我々の不手際で巻き込んでしまってすまない……といっても、そちらも奴らを倒すのが仕事だったね」
ヒーロー達はマッセを吹っ飛ばした方向にあるスペースデブリが大量に散らばるエリアへと案内する。
まだ他の場所で反応が無い以上、どこかにマッセが居ることは確かだ。
「まずは手分けしてこの辺にあるスペースデブリを多く制圧しよう、マッセの場所を特定しながら包囲する……というのもあるが、これから自爆でもされて周囲のデブリが飛び散ったら二次被害にもなる」
何よりも安全第一、ヒーローと猟兵達は散り散りになってスペースデブリを片付けながらオブリビオン探しを始めるのだった。
シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。
◆行動
探究心や知識欲が旺盛(どの分野でも)。
魔術の研究者でもあり、魔術とそれに通じる学問や技術に特に目がなく、それらの品や事象の情報を仕入れてはUDC『ツキ』と精霊『ノクス』を伴い、各世界を飛び回っている。
ツキ曰く、ワーカホリック。
意外とアクティブで運動能力も高く、スポーツや野外活動をしている姿も。
コンピュータを使っての情報収集の他、柔和な雰囲気と人当たりの良さで対人の情報収集や説得に回ることも。
◆口調
・シン→ステータス参照
(※使役は呼び捨て)
・ツキ→俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方
●ここを制圧してキャンプ地とする
「らしいがシン、どうやってこのゴミの山を掃除する?」
「問題ありません、ラグランジュポイントに残されたスペースデブリ…中に何が残されてるかと思うとやる気も出てきます」
「そんな事だろうと思ったよ…」
呆れ顔の狼のような見た目をしているUDC『ツキ』と会話をしているのはシン・クレスケンス。
魔術専門の研究者ではあるものの、超兵器の規模や構造の不思議さは魔法に匹敵するという者も存在する、高等な科学は魔術と大差ないというやつである。
オブリビオンの発見や安全確保も大事だが、何より未知の情報が掴めるかもしれないことに内心喜びを感じていた。
これだけの数を安全に終わらせるには的確に作業を進められる土壌が必要不可欠だ。
シンはコンピュータでスペースデブリを解析したり、ツキに運ばせて重さを測ったり……その間にどこでもキャンプを発動。
本来はどんな場所でもキャンプを行うために特別な領域を作り出すユーベルコードだが、ダメージを伴わない全ての行動が強化される効果がある。
そう、ダメージさえ無ければなんでもいいのだ、掃除でも、仕事でも、休憩も……。
シンも作業効率が段違いに上がるため普段から頻繁に使用しているUCである。
「ワーカホリックも大概にしろよ…」
「解析出来ました、現在の我々のペースなら1つ制圧するのに10分もかかりませんよ」
シンの手によって作業がしやすい環境が完全に整い、制圧作戦が本格的に始まった。
成功
🔵🔵🔴
高嶋・瑞希(サポート)
絡み・アドリブ歓迎
戦闘開始と同時に「イグニッション!」の掛け声で武装を装着し戦闘状態へ移行します。
遠距離では結晶輪と氷霊手の「エネルギー弾」「誘導弾」で攻撃、近距離ではなぎなた、七支刀、アイスガントレットを使い分けて攻撃します。
敵の攻撃は「気配感知」「第六感」「霊的防護」「オーラ防御」「武器受け」で回避又は防御します。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●スペースデブリを巡って
「ではいきます、イグニッション!」
作戦開始直後、高嶋・瑞希は掛け声と共にカードから装備を全て展開して装着、オブリビオンの気配を察知しながらスペースデブリを持ち合わせの武器で少しずつ破壊、勢いに引っ張られて近付いてきたものはオーラ防御で防ぎつつ、中を調べて綿密に制圧していく。
数が多ければ乱舞結晶輪を使用して包囲するように結晶輪を投げて削っていく。
数分でどれだけ壊しただろうか、まだマッセの反応は無い。
第六感を働かせたり、他の猟兵やヒーロー達も手を尽くしてはいるのだが……。
「この辺りのスペースデブリは大体片付けました、自爆されても周囲の被害は最小限になるはずです……が、未だにマッセの反応が見えてこないのは困ったもの」
肝心なオブリビオンが見つからないのであればどうしようもない、もしかしたらもう少し遠くにいってしまったのかもしれないと考えた猟兵達は、更にスペースデブリが密集している先へと向かっていくのだった。
成功
🔵🔵🔴
ニコリネ・ユーリカ(サポート)
あらあら、盛り上がってるわねぇ
お忙しい所、お邪魔しまーす!
新しい販路を求めてやってきた花屋です
宜しくお願いしまーす(ぺこりんこ)
どんな事態も「そっかぁ」くらいで受け入れる、ユルくて胆力のある女性
商魂たくましく、がめつい
【参考科白】
んンッ、あなたって手強いのねぇ
えっあっヤダヤダ圧し潰……ギャー!
私も気合入れて働くわよー!
ほほほ、悪い子にはお仕置きしないとねぇ
さぁお尻出しなさい!
相棒の移動販売車を運転・操縦して戦う他、
(助手席への同乗や、後部積載物などご自由に)
近接戦ではシャッター棒をブンブンして戦います
使用するアイテムやユーベルコードにNG無し
場面に合わせてお好きなように動かして下さい
●お花屋さんも終末兵器になれる時代。
超兵器に対抗するには超兵器並の装備しかないと思っていた。
別の所で作戦とは別で行動していたのはニコリネ・ユーリカ。
少し前から、いつどこで自爆されても耐えられるようにと|Doomsday《ドゥームズデイ》を発動。
普段は花屋として使用する移動販売車が瞬く間に禍々しい終末兵器的お花屋さんとなり、今は車ではなく終末兵器なので平然と宇宙の中だって大爆走。
スペースデブリに衝突しても物ともせず突き抜けて銀河の彼方までドライブ。
1つ問題があるとするなら、この状態になるとどんなにニコリネがハンドルを握ってもコントロールが利かず、たまに飛んでいく流れ星を捕捉しその場所目掛けて無差別に暴れ回る為に降りることも出来ない、もしこの手を離してしまえば苦楽を共にしてきた相棒が今現在破壊しているスペースデブリの仲間入りとなってしまう。
「ううんっ……この間にオブリビオンにでもぶつかってくれればいいけど」
デブリぶっ壊しゾーンになった花屋は、宇宙を駆けて終焉を迎えた星に花を手向ける……余裕があればいいのだが。
成功
🔵🔵🔴
河崎・統治(サポート)
絡み、アドリブ歓迎
戦闘前にイグニッションカードから装備を展開し装着。
味方と連携しつつ周囲を警戒、【地形の利用】をしつつ【索敵】【偵察】して進む。暗所では暗視ゴーグルを使用する。
敵と遭遇したらアサルトウェポン、アームガトリングと21式複合兵装ユニット2型の【誘導弾】と【砲撃】【レーザー射撃】による【弾幕】【制圧射撃】で攻撃しつつ接近し、白兵戦の間合いまで接近した所で水月を抜刀し【切り込み】【切断】で攻撃する。
可能なら装甲の隙間や関節を狙い【鎧無視攻撃】【鎧砕き】を仕掛ける。
敵の攻撃は【推力移動】【見切り】で回避するか【武器受け】【オーラ防御】で防御する。
使用UCは状況に合わせて変更。
●制圧完了、自爆寸前
「もしかしてアレか…?」
長い探索の末、遂にオブリビオンの反応がするスペースデブリを発見した。
見つけた河崎・統治はアームドヒーローに信号を出してもらいながら索敵と偵察を行い、気付かれていない事を確認。
戦いやすいようにガトリングを使い少しずつデブリを破壊、見つかった時に逃げられやすくなってしまう欠点もあるが自爆して周りに被害が及ぶよりはマシである。
弾を撃ち尽くした後に水月を抜刀、どんな種族でも入れるように大きな穴を開けていつでも突入出来るように準備を整える。
念の為ゴーグルを付けながら再び索敵、熱反応は感じられなかったのでまだ自爆の危険性は無さそうである。
「よし、これでいつでもオブリビオンの所に向かえる…そろそろ他の猟兵も合流するだろう」
「マッセは君たちに頼もう、我々はもう少しスペースデブリを掃除する他、ラグランジュポイントの人々を避難させる仕事がある」
「分かった、こっちは任せてくれ」
マッセのアジトの制圧に成功。
猟兵達は信号を元に次々と集まり、戦いの時が訪れる……!
成功
🔵🔵🔴
第2章 ボス戦
『DE・オチカー・マッセ』
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POW : 出でよ呪われし魔剣の巨人、万鬼像エデヤ・ラレル!
自身の【体力や気力】を代償に、【魔剣の呪いを実体化させた巨大な鬼の像】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【オチカーを積極的に巻き込む無差別な暴力】で戦う。
SPD : 燃え上がれ、俺の心の星!マイリマー・スター!!
【モザイク状の誘導線】が命中した対象に対し、高威力高命中の【ように見えるが実際は低威力の炎の星】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ : 魔剣解放!うおりゃーっ!……ぐわあああああ!!
自身が装備する【魔剣イヌノート・ヴォーエの刃】から【漆黒の飛ぶ斬撃の雨】を放ち、レベルm半径内の敵全員にダメージと【、自身に魔剣を解放した代償として、呪い】の状態異常を与える。
イラスト:R-E
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「照崎・舞雪」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●ぐわああああ!
デブリの山で出来たアジトの中心部。
光線銃のようにジ・バークソーチを構えるDE・オチカー・マッセの姿があった。
「はーっはっはっは!お前達はヒーロー達とは違うようだが、このザ・バーントーチを手に入れた私の敵ではない!」
まだマッセは持っているものが目当ての超兵器ではないことに気付いていないようだが、使用して自爆されるのは時間の問題だろう。
奴の攻撃はいずれも大したことない、戦闘に支障は出ない物であることは見るだけで分かるが、桁外れの威力となる自爆が厄介だ。
猟兵達は如何にして自爆を耐えるか、あるいはマッセに自爆をさせないかを考えて戦わなくてはならない。
神白・みつき(サポート)
※アドリブ・連携歓迎
「御覚悟を」
楚々とした立ち居振る舞いで、横文字が苦手です。
主に薙刀で[なぎ払い][受け流し][範囲攻撃][斬撃波]等の技能を用いた戦法を取ります。
加えて神剣を解放し、雷撃や[神罰][破魔]でダメージを上乗せも可能。
悪意ある敵は粛々と葬り、操られている等の理由から倒すべきではない敵には手心を加えます。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用。
状況を見て進んで行動しますが、無謀な行動や他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
他に協力できる猟兵がいる場合、積極的に協力・連携を図ります。
また、一般人を危険に晒す行動は起こしません。
OK:多少の負傷描写
NG:年齢制限のあるシナリオ
宙音・ナナシ(サポート)
仲間を守ることを中心に真正面からぶつかって格闘技で攻めていくよ。
どちらかといえばタイマンのほうが好みだね。
相手の攻撃にも臆したりはしないし、攻撃チャンスを作れそうなら相手の攻撃を避けずに、踏ん張って反撃に繋げてみたり・・・。
攻撃を受ける事の多い戦い方だけど、私の体は頑丈さには自信があるから、【通常攻撃無効】【硬化】【鉄壁】で耐えぬいて反撃できるはずだよ・・・!
遠距離攻撃はやや苦手だけど・・・耐久戦しているうちに攻略できる場合もあるから絶対に諦めないよ!
ツッコミは任せて。
アドリブ、絡み、連携、お色気展開、何でもOK。
●巨人降臨〜史上最大のぐわあああ〜
「使わせる前にあの武器を離します」
「……分かった、あれさえ無ければ大したことないそうだからね」
超兵器も使わなければただの道具、神白・みつきは薙刀を構えてマッセの手を狙い握られていた超兵器を隅まで弾き飛ばし、みつきの後ろから宙音・ナナシがマッセにドロップキック。
「ぐわああああ!!」
わざとではないにしてもオーバーリアクションを取ってくれるのはプロレスラーとしてはありがたい。
ナナシは普段はひたすら耐えて反撃の機会を伺う戦法を取るのだが、今回の相手は耐えるまでもないので遠慮なく攻撃を仕掛けられる、倒れたマッセをそのままバタフライロック。
みつきは薙刀を構えていつでも追撃できるように準備中。
「お、おのれ……私に超兵器を使わせないつもりか、その気なら私にも考えがある!超兵器以外にも私の切り札はまだある!出でよ!呪われし魔剣の巨人、万鬼像エデヤ・ラレル!!」
マッセは締められながらも持っていた魔剣を持ち上げると、魔剣から黒い煙が広がり、鬼のような風貌の巨像が現れる。
「これぞザ・バーントーチが使えなかった時の為の奥の手!エデヤは周りの物を見境なく破壊する暴力の化身!これでお前たちもぐわああああ!」
話してる途中だがマッセは踏まれてしまう、この大きな怪物、マッセもコントロール不可能で一緒に巻き込んで……というより、気のせいかもしれないがマッセを優先して狙ってるようにも見える、おかげで絞め技中だったナナシもある程度巻き込まれず脱出出来た。
しかしこんな大きな物が宇宙空間がすぐ側のアジトで暴れられては面倒になることも事実。
「ここは目潰しで足止めしましょう」
「何か作戦はある?」
「其の笑い声は寒気を振り撒き、溶け消えた先には――あたたかな春が訪れることでしょう。」
みつきはここで|玄冬と白雪《ジャックフロスト》を発動、雪だるま型の精霊を5体呼び出して雪像を作り出す。
出力はみつき本人の5分の1まで落ちるが充分なくらいだ。
「なるほど、これを……こう!」
こうして出来た立派な雪像にナナシが|『壁』を打ち破る一撃《ウォールパニッシャー》で正確に雪像を崩し、その勢いで飛び散った雪の一部が巨像の目に入り動きを止める。
「ぐわあああああああ!!目!目!」
あと、ついでにマッセも目に雪が入ったくらいでかなり悶絶していた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか
太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ
正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像で目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな
それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ
●カミヤドリ水心子真峰VS一番星
巨像の動きはなんとか一時的に止まったが、マッセはしぶとさを利用して超兵器を回収していた。
「はははは!エデヤは暫く動けんが私にはバーントーチがある!使うぞ今すぐにでも使うぞーー!」
自爆ボタンのスイッチが今にも押される、その気になれば指1つでこの周囲一帯が塵1つ残さず消失する子も有り得る。
(この距離から高速で詰めるとしても自爆寸前が限界……一瞬でも気を抜いたら終わる)
水心子・真峰が突っ込む、居合の構えで詰め寄り最悪の場合自爆の爆炎ごと丸ごとたたっ斬るしかない、出来るかどうか考えるよりそうならないように集中する。
「この一閃に賭ける!!」
刀身がマッセの首まで届く領域に到達、即抜刀……。
「燃え上がれ私の心の星!!マイリマー・スター!!」
マッセの指から放たれるには恐らくこの世に存在するオブリビオンの中で最も低威力で小さな炎の星、真正面に突っ込んでくる相手ならどんな状況でも放つ前準備である誘導線を当てられる。
(こいつ……こんなにも弱い技を一閃の囮にしてまで自爆を通すというのか……!)
しかし必死なのは真峰も同じ事。
「錬成カミヤドリ__ッ!!」
星の速度は目視出来るほどに遅かった、1秒でもあれば充分……持っているものと同じ太刀をすぐ近くで複製しほんの少しねじるだけでこの程度の炎は断てる。
後はそのまま変わらず抜刀__!!
「ぐわあああああああ!!」
成功
🔵🔵🔴
クリスティナ・バイエンス(サポート)
火の神の名を持つキャバリアに選ばれたサイキックキャバリア乗り
水着みたいな格好なのは、コックピットが蒸し風呂みたいに熱いから仕方なくだからね
正直キャバリアを降りての戦闘はあまり得意じゃないのよ
でもキャバリアを使っての戦いは任せてね、みんな炎で薙ぎ払ってやるわ
とはいえ、必要ないところで炎を使うつもりはないの危ないもんね
使わなくても私の〔炎神機カグツチ〕は十分強いもの
よろしくね!
●弾けろマッセ!飛び散れコックピットの汗!
「斬られたがまだ私は諦めん!バーントーチ起動!!」
その体に鋭い一閃が通っても尚超兵器をその手に握っており、遂に起動スイッチが押された。
「危ない!こうなったら……カグツチ!!」
クリスティナ・バイエンスは一か八か、焔ノ剣を構えてマッセの至近距離に|愛機《サイキックキャバリア》である炎神機カグツチを呼び出す。
瞬間、マッセはぐわああああを言う間もなく閃光と共に爆発四散し、カグツチが壁となって巨大な爆炎に包まれていく。
火の神の名を持つこの機体ならたとえ超兵器といえど耐えられるはず…クリスティナはそう期待してカグツチを盾にしたのだ。
猟兵達の盾となった代わりに装甲が少し灼けて煙が出ているものの異常は無さそうだ。
「く……なんだこの超兵器は、早く動けエデヤ!」
巨像エデヤもようやく動き出し、再び(マッセを狙って)暴れ回る。
それを見たクリスティナは颯爽とカグツチの中に入る、自爆の影響によって元々暑かったコックピットは余計に熱を帯びているが……
「よし!異常は無いみたい……出して早々盾にしたところ悪いけどいくよカグツチ!念動集中!」
そのまま|念動破砕砲《サイキックブレイカー》を準備。
止まらない巨像に標準を合わせ、念能力を増幅させた衝撃波を発射した!
ついでにマッセは巻き込まれた!
「ぐわああああ!」
成功
🔵🔵🔴
仰木・弥鶴(サポート)
日常などで一般人に接する場合は
穏やかな言動で情報収集や避難を呼びかけ
興味を惹かれることがあれば面白がって真剣に取り組みます
冒険や戦闘において
足場が悪い場所ではディバインデバイスの空中浮遊を
目印や破壊が目的ならカラーボールを使って対処できます
集団敵やボス敵に対する戦闘行為については
ハンドガンやピンマイク、ナイフなど状況にあった武器を使用して
設定されたユーべルコードが有効に使えるように全力を尽くします
●稲妻の如く
「く、あまりこれは使いたくなかったのだが……我が魔剣イヌノート・ヴォーエの真の力を解放する!」
マッセはもうダメージを受けすぎて足が震えているがなんとか立ち上がり、馴染みの剣を振り上げて魔力を展開、刃から漆黒に包まれた斬撃が山のように飛んでいく。
「私が使える剣技の中でも最高峰といわれる技だ!この剣さばきに超兵器を加えた攻撃を避けられるかーーっ!!」
後ろにマッセを追い詰めた形で戦っていた為に斬撃の逃げ場は無い、おまけにマッセはいつ自爆してもおかしくない状態だ。
「なるほど、ではこういうのはどうかな……こちらも切り札解禁と行こう」
他の猟兵達が戦っている間に仰木・弥鶴はマッセの周囲に避雷針を設置していた、この避雷針は弥鶴が持つディバインデバイスの演奏を合図として起動する。
「斬撃の雨には裁きの雷だ、|Divine thunder《ディバイン・サンダー》起動。」
囲うように用意された避雷針の中に斬撃が入っていくのを見て弥鶴はディバインデバイスを操作して準備完了、電子的な音楽と共に雷が次々と降り注いで壁のように斬撃を受け止め、弾いていく。
「うぐおおお……」
そしてマッセの方は魔剣の代償によって呪われており、何もしていないのにダメージを受けていた。
成功
🔵🔵🔴
マチルダ・バレンタイン(サポート)
ケルブレ世界から来たヴァルキュリアの鎧装騎兵
普段着がメイド服
外見から想像出来ないが大食い
戦闘前に余裕が有れば事前に【情報収集】をする
戦闘時はバスターグレイブと23式複合兵装ユニットの【エネルギー弾、誘導弾】の【一斉発射、砲撃】で攻撃。接近戦になったらゲシュタルトグレイブの【なぎ払い】で攻撃
敵の攻撃は【ジャストガード】で受けるか回避する。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●回収!そして|爆破オチ《いつもの》
「今更だが取り返さなくていいのか?ジ・バークソーチ……もう攻撃すれば掴めるのでは」
マチルダ・バレンタインは思い出したかのように超兵器を取り返そうと動く、前もって言っておくも猟兵達も忘れてたとか狙わなかったというわけではない、面倒な巨像が居たり攻撃が当たった際の誤爆を多少は恐れていたので離れたところから攻撃するしかなかった。
しかし今はマッセも巨像エデヤも満身創痍、元々エデヤの召喚や維持に体力、気力を消費し続けてるのでマッセの方はもう既に限界を越えようとしていた。
これで終わらせるとばかりにマチルダはゲシュタルトグレイブを構え崩れそうなエデヤに突進、もう立つ力もない像はマッセの方へ倒れていく。
「あっ、た、倒れ……倒れ、あっそうだ私には超兵器ザ・バーントーチがまだあったではないぐわああああああー!!!!!!」
エデヤに潰される前にマッセは自爆、巨像を木っ端微塵に吹き飛ばしながら
爆風が広がる前にマチルダはタクティカル・トランスフォームを発動。
持っていた城塞を大きく広げるように変形させ、猟兵達を守護する。
……爆発が止まり、残った先にあったのは半分吹っ飛んだアジトと宇宙に漂う残骸、そして傷一つないジ・バークソーチであった。
「さすが超兵器……あんな事が起きても何ともないなんて」
かくして猟兵達は超兵器を取り戻し、ラグランジュポイントの危機を救った。
しかしまだ戦いは終わらない
DE・オチカー・マッセはしぶとい、どうせあんな爆発に巻き込まれても生きてるだろう………話を聞いたヒーロー達も猟兵もそれを信じて疑わなかった。
そして案の定、数日後にまたマッセはヒーローズアースに現れていつものようにぐわああああされていたのだった。
成功
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