●魔法少女モノで言うアレだよ、アレ!
ヒーローズアースのとある居酒屋にて。
冴えない労働者であるナカハラは浴びる様に酒を飲んだくれていた。
「ヒック……おぉい、酒もっとくれよォ!」
もうすでに出来上がっている状態だというのに、彼は酒を飲む手を止めない。店員たちは奥でこっそり囁き合っている。
(ケッ、追い出したいならそう言えばいいだろうに!)
内心、愚痴りながらも、酒を飲む手は止まらない。
シャリッ――と口内でそんな爽やかな音がしたが、それも酒で腹の中へと流し込む。途端に彼の身体が光り輝き、光の繭に包まれてゆく!
「なんだァ!?」
困惑気味に叫んだアルコール中毒者は気が付いていない。彼がいつの間にやら食べた果実の正体は知恵の実。神々の園で育った神秘の果実であることを!
光の繭が取り払われた時、彼は魔法少女の姿となっていた。何故か手にはネギマ……いわゆる焼き鳥が握られている。
「……そうか。俺が魔法少女に成れと……そういう事か」
『そうですそうです! 冴えないおじ様が魔法少女になるという展開は王道ですよ!』
思わずナカハラは声の主を見る。何やらウサギの耳の装飾が目立つ少女、のように見える何かがそこに立っているではないか。
『私は性癖神コンプレークス! あなたの変身願望に呼び出された者です!』
困惑するナカハラを置いてきぼりにして、コンプレークスはマシンガントークを続けて行った。
●今回予告
「……なんなんでしょうね、コレ。新手のギャグマンガでしょうか?」
事件の予兆を察知した羆嵐・来海(大体腹ペコなクマの軍令暗殺者・f43414)は困惑気味にぼやいた。
「……まあ、とにかくですね。なんか性癖の神様が大量発生して、大性癖バトルなんてことを町中でおっぱじめてしまったらしいんですよ」
具体的な内容として、スキルマスター「イディオシンクラシー」で具現化した性癖で争ったり、単に性癖の良さを追求したりとやっているそうだ。問題があるとすればそこが町中で、しかもヴィランもヒーローも一般人もとばっちりを食らうところだろうか。
「元凶はこの魔法少女……『ねぎまほうしょうじょ』ももちゃんって言うらしいですね。彼女になってしまった中年男性です」
原因は知恵の実による暴走だそうだ。だが、彼もとい彼女は手に入れた力で色々悪さを行おうとしている。
「どうやら知恵の実で変なユーベルコードを手に入れてしまったようでして……なんか屋台アタックを仕掛けてくるらしいです」
もはやギャグみたいな事件となってしまったらしい。羆嵐は苦笑いを浮かべた。
「……とにかくですね、これらを無力化して来てくださいね。出来れば、迅速に……毒電波で頭をやられそうなので」
サバ缶煮込み丼
サバ缶煮込み丼です。完全にギャグテイストで参ります。
なお、性癖バトルでは公共の場で言える範疇の性癖で争っているものとします。
第1章:👾『性癖神コンプレークス』
何故か大量発生して、町中で性癖バトルを行っているはた迷惑な神様たちです。
性癖バトルに参加しても良いですし、喧嘩両成敗で容赦なくシバいても構いません。
第2章:👿『『ねぎまほうしょうじょ』ももちゃん』
知恵の実を取り込んだ結果、魔法少女になったナカハラ氏が相手です。なお、ももちゃん本人ではありません。
何故かユーベルコード【ゴッドスピードライド】を屋台に置き換えたモノで攻撃してきます。
この飲酒運転者を倒せば晴れてクリアとなります!
色々とハジケているシナリオですが、どうかよろしくお願いします。
第1章 集団戦
『性癖神コンプレークス』
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POW : 性癖語り
予め【自身の司る性癖について暑苦しく語る】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
SPD : スキルマスター「イディオシンクラシー」
技能名「【(司る性癖の)属性攻撃】」の技能レベルを「自分のレベル×10」に変更して使用する。
WIZ : イディオシンクラシー
【性癖全開モードの海月姿】に変形し、自身の【常識】【自重】【シリアス】を代償に、自身の【性癖にこじつけた行動】を強化する。
イラスト:やぎさん
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「性癖の開示……!」
「私の性癖力は53万です。貴様は?」
町中のストリートで大乱闘が行われていた! やれ女騎士やら、やれ異性装だのの性癖パワーでトコトンやり合っているのだ!
「うぉおおおお! 私の性癖はァ! アマゾネスみたいなァ! 筋肉系女子ィイイ!」
車両を振り回す個体や、
「なんと……アレは世に聞く闇の性癖……!」
「知っているのか、やおい!?」
明らかに放送出来なさそうな性癖をブチ撒けた個体、
「オラッ、催眠!」
催眠術師めいた個体まで、やたらと多い。
とにかく、制圧しないと先には進めなさそうだ。
荒谷・つかさ(サポート)
前提として、必要であれば他の猟兵やNPCとも積極的に連携します。
シナリオの失敗に繋がるような行為や、例え成功のためでも公序良俗に反する行いはしません。
基本的に極まった「怪力」を武器に、体一つで行動します。
必要であれば武器も使いますが、基本は素手(拳)です。
戦闘狂かつ脳筋で、強敵との正面からの殴り合いを好みます。
非戦闘時も力仕事や力ずくでの問題解決を得意とします。人助けには協力的です。
涼しい顔で非常識的な筋力を行使し、それを当然で驚くことは無いというように振る舞うタイプです。
ユーベルコードの指定はありません。「成功」できるようであればどれを使用しても大丈夫です。不使用でのリプレイも歓迎です。
『ぬわーっ!?』
コンプレークスたちが次々と吹き飛ばされてゆく。まるで台風に巻き込まれた木の葉のように!
「半径ざっと75cm、今から纏めてぶん回す!」
台風の目となっているのは荒谷・つかさ(|逸鬼闘閃《Irregular》・f02032)だ! 丸太を振り回して暴れる様は鬼神めいた、鬼気迫る物がある!
使われたユーベルコードは【|鬼神双腕嵐《オウガ・トルネード》】。鬼めいた怪力で辺り一帯を振り回すユーベルコードだ!
だが、コンプレークスたちは決してただではやられない!
『私が司る性癖はですねえ!』
『我が愛するは――!』
次々と性癖語りをし始めてゆく。ユーベルコード【性癖語り】による強化をしているのだ!
催眠振り子に、騎士の剣、触手っぽいものを構えながら、そのままの勢いで突撃していく!
だが、無残にもまた吹き飛ばされた。確かに強化はされているが、吹き飛ばしに耐えられる程の重さを持ち合わせていなかったからである!
『イテテ……』
『ひどいや……』
彼女らは完全にのされてしまったらしい。だが、まだ数がやたらと多い!
成功
🔵🔵🔴
エドゥアルト・ルーデル
お前らさぁひどいよ
なんで主題とSOZAIを活かさないの?悲しいじゃん
せっかくTS魔法少女って語れるお題があるのによぉ?もっと不可逆とか|■■するとか■■■■とか《見せられないよ!》…なのになんで語らないの?
もう殺すしかなくなっちゃったでござるよ
暴力遊園地開演!貴様らにはあの世への|当日チケット《暴力》配布でござるよこのド下等神共が!もうパンチしかねぇ!
いいこと思いついた、お前らお互いに己の性癖をぶつけてお互いを変身させろ
拙者の|性癖《銀髪ロリ巨乳》を満足させてみろ!できなければできるだけ惨たらしく殺す!
できなかった奴の背を踏みつけるように飛び乗って壁に激突させるでござる!
筋肉インフェルノーッ!
「もう殺すしかなくなっちゃったでござるよ」
エドゥアルト・ルーデル(黒髭・f10354)は静かにぶち切れていた。|素材を生かしたモノ《魔法少女モノの薄い本的なネタ》がなかったからである。
しかし、それは当然だ! 何せここに集まっている奴らは、性癖が異なっているからである! TS魔法少女おじさんが好きなコンプレークスはマスコット役として勝手に行ってしまったのだ。
と言うわけで、理不尽にもルーデルはキレた。
「暴力遊園地開演! 貴様らにはあの世への当日チケット暴力配布でござるよこのド下等神共が! もうパンチしかねぇ! 拙者の|性癖《銀髪ロリ巨乳》を満足させてみろ!できなければできるだけ惨たらしく殺す!」
|ルール無用の残虐超人《スゴイナラズモノ》と化したルーデル!
『なにッ』
一方、荒ぶる神々は乱入者を一瞥した。一部の神は同志を見つけたような、歓喜の笑みを浮かべているが、もう一方は完全に憎悪を向けている!
『ロリにはァ! 胸など不要ら!』
ヒンヌー教徒の神が行く!
「イヤーッ!」
『グワーッ!?』
無慈悲なケリ・キックでヒンヌー教徒の背骨が軋む!
出来なかった輩と歯向かう輩を飛び越えては、次々と壁に激突させてゆく!
「筋肉インフェルノーッ!」
最終的に……
『ロリって言ったらスク水でしょ!』
『いいや、分かってないなあ……あえてのタンクトップ!』
|件の性癖に合わせた《生き残った》コンプレークスたちは互いの|宗教戦争《性癖の押し合い》で大いに荒れた。
大成功
🔵🔵🔵
クロエ・ボーヴォワール(サポート)
「カネならありますわよ~!」
◆口調
・一人称はわたくし、二人称はあなた様。典型的なお嬢様風
◆性質・特技
・好奇心旺盛にして仕事熱心
・実はゲテモノ料理好き
◆行動傾向
・ボーヴォワール社の持て余した圧倒的カネの力にモノを言わせ、万事解決を目指す
・法すらカネで買い取る自由奔放すぎる性格であるが、ノブレスオブリージュの精神に則り他者の為ならば才と財を惜しまない(混沌/善)
・猟兵としての活動は異世界を股にかけたボーヴォワール社の販路開拓と考えており隙あらば自社製品を宣伝し、「実演販売」に抜かりはない
・教養として体得したシンフォニアとしての技術をビジネス話術にも応用する
・細かい仕事は老執事セバスチャンに一任
「カネならありますわよ~!」
クロエ・ボーヴォワール(ボーヴォワール財閥総裁令嬢・f35113)は拡声器片手に堂々と宣言した。
『おぉ、お嬢!』
『リアルお嬢様ではないですか!』
コンプレークスたちが集まって、あっという間に道が塞がれてしまう。どうやら集まってきたのは『お嬢様』が性癖のコンプレークスたちらしい。なんかこう、羨望と言うか、憧れと言うか、とにかく目を輝かせた彼女らがジィッと見つめているのだ。
「……少しやり辛いですわね」
少しこそばゆい感じになりつつも、クロエはセールストークを開始した。
クロエにとってコンプレークスたちはかなり手強い相手だ。何せ彼女らは人間の道具に対して、購買意識など持ち合わせていないのだ!
彼女ら性癖の神々は荒ぶった末に海月へと姿を変えてゆく。もはや話が成立しているかも怪しい。
『うおおおぉ!』
『いいですねえ!』
クロエが話す度に周囲のコンプレークスたちが大いに沸き立つ。その様はライブ会場とライバーめいた関係だろうか。
「買いませんこと?」
『『買いマース!!』』
コンプレークスたちは次々と金銭を投げ始める。それらを|クロエ式モーレツ営業戦術《ヴァント・フォルセ》で召喚されたセールスマンが拾ってゆく。
落穂拾いの絵画めいた光景がそこには広がっていた。
成功
🔵🔵🔴
草柳・華穂(サポート)
草柳・華穂(くさやなぎ・かほ)、ウサギ等動物の能力を移植された強化改造人間。
悪の秘密結社から脳改造寸前で脱出し復讐のため戦っていたわ。
悪い奴らに容赦は要らない、特に邪神とか邪教団とか手加減をする理由がないわね
まあ、容赦しなさ過ぎてダークヒーロー扱いになったんだけどね、後悔は無いわ
戦闘では蹴り技を主体とした戦い方をすることが多いわ
色々な動物が入っているけど、メインはウサギだからね脚力はちょっとした自慢よ
『フヒィ! ありがとうございまぁすぅうう!』
また一人、コンプレークスが蹴り飛ばされた。スラリと伸びた健康的な脚を鞭のように使うのは草柳・華穂(クラッシュ・バニー・f18430)。強化人間の筋力でサッカーボールめいて吹っ飛ばされたソイツはシャッターにぶつかり、人型に凹ませた! ただし、ソイツは気持ち良さそうにビクビク震えている。快感で頬を赤らめているようだ。
『おぉ! さぞかし気持よさそうな……!』
『女王様だ! 囲め!』
むしろ囲み込まれる程に増えてしまった。彼女らは自分たちの性癖に正直なのだ。
(ハァ……こうも喜ばれると調子狂うわね……)
多少の困惑を胸に秘めながら、立ち塞がる敵を容赦も慈悲もなく己の足で蹴り飛ばしてゆく!
『ならば!』
『……実はですね?』
ふと、彼女らは唐突に己に秘めた性癖をこれでもかと語り始めた。スキルマスター「イディオシンクラシー」の予備動作である!
『うぉおおお! 蹴ってくださぁい!』
そして、マゾヒストのコンプレークスは群がった。
汚物を見るような視線を向けて、草柳は宙を蹴る。|C・A・L《クライム・エア・ラダー》で高く舞い上がり、そして。
「バニー……キーック!」
ストライク! 飛び掛かって蹴り飛ばし、群がるコンプレークスを吹き飛ばした!
成功
🔵🔵🔴
アラタマ・ミコト
これは好機/危機でございます!
荒魂鎮神命が御業【殲剣陣羽織】で対処いたします。
皆様方は……?
何でそんな物を使っているのかでございますか?
……極楽浄土ではこれも武器なのです!
「ゆにーくあいてむ」と言われるのです!!
『うぉおおお! なんか力が湧いてくる……!』
『何それ知らん……怖……』
性癖語りで力を貯めたコンプレークスたちはまたしても集まって来た。その様は電灯に群がる虫めいた光景だ。
「……面妖な方々でございますね」
性癖バトラーたちのドンパチをアラタマ・ミコト(極楽浄土にて俗世に塗れし即身仏・f42935)は遠目に眺めていた。魑魅魍魎とはまた違う、人類の業がここに極まったような光景だ。
「……これは好機でございます!」
彼女が構えるのはユーベルコード【殲剣陣羽織】。己が武器と見做したモノ全てを念能力で操るユーベルコードである。集団戦においてはこれが有効だろう。
極楽浄土の宝物がコンプレークスたちに牙を剥く!
『触手で防御! そんで――あ、死球!』
触手で防いだ個体は居たけども、防いだ横から瓦礫で吹っ飛ばされて行く!
『ア、催眠意味ないねえ!』
催眠個体は何も出来ずに、吹っ飛ばされた!
『ひょえええ!』
コンプレークスたちは次々と骸の海へと沈んでゆく。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『『ねぎまほうしょうじょ』ももちゃん』
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POW : ねぎまじかる☆しゃいにんぐ
詠唱時間に応じて無限に威力が上昇する【焼き鳥 】属性の【なんかベタベタする光線】を、レベル×5mの直線上に放つ。
SPD : ねぎまじかる☆こんがり
レベル×1個の【タレのいい匂いがする 】の炎を放つ。全て個別に操作でき、複数合体で強化でき、延焼分も含めて任意に消せる。
WIZ : ねぎまじかる☆くりえいと
合計でレベル㎥までの、実物を模した偽物を作る。造りは荒いが【ねぎま 】を作った場合のみ極めて精巧になる。
イラスト:郁李にん
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠焼傍ヶ原・ヨネマ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「……ヒック、なんらあ!?」
ネギマ片手に屋台を運転している魔法少女が居た。顔は赤く、若干酒臭い。ぱっと見未成年飲酒の飲酒運転だ!
「ったく、人が酒飲んじゃあ悪いか、エェ!?」
どうやらめんどくさい酔っ払いがめんどくさい魔法少女となってしまったらしい。
殴って落ち着かせるしかなさそうだ。
イネス・オルティス(サポート)
『この鎧は一族伝統のものよ、それがどうかしたの?』
アックス&ウィザーズ辺境のどこかにある隠れ里に住む一族の女戦士
〔一族伝統の鎧〕のビキニアーマーを愛用し主に〔巨獣槍〕という槍を使う
”ダッシュ”で近づき”なぎ払い”、”串刺し”等をよく行う
ボン・キュ・ボンのナイススタイルで、ビキニアーマーを普段使いしている
恥ずかしさ耐性のあるイネスは、周りの視線を気にしません
そのビキニアーマー姿の存在感で、無意識に誘惑してしまう事がありますが
イネスにそのつもりはありません
アドリブ・絡み・可 ””内技能
描写はセクシーレベルまで
キャバリアには乗らず生身で戦います(他の人のキャバリアを足場にする等はあり)
『そんな格好してよォ……ヒック! 恥じらわねえのかぁ……?』
ももちゃん(中身はおじさん)が指摘するのはイネス・オルティス(隠れ里の女戦士・f06902)の服装だ。
「この鎧は一族伝統のものよ、それがどうかしたの?」
しかし本人は特に気にすることもなく、堂々としていた。
『……ヒック! じゃ、気にするこたぁねえわな!』
魔法少女はジャンプで距離を置き、歩道橋に仁王立ち。そして右手を天に掲げる様にネギマを上げる。
『えーっと……ヒック……なんだっけかな……キャラメルフラペチーノ?』
詠唱をし始めた。ただ、うろ覚えなせいでやっつけ仕事だと言わんばかりに色々単語を並べているようだ。
だが、そんな適当な詠唱で何故か光線が生成されてゆくではないか! ねぎまじかる☆しゃいにんぐは順調に大きくなってゆく!
大技の気配を認識したイネスはユーベルコードを宣言した。
「今、伝統の鎧から究極の鎧へ大進化」
すると――おぉ、見よ! ビキニアーマーが光り輝いているではないか!
ユーベルコード|新薄衣甲冑覚醒《ネオビキニーアップ》によるものだ!
『えぇい、めんどくさいし、食らえッ!』
面倒になったのか、やけくそとばかりに若干ベタツキそうな雰囲気の光線を放つ!
それをダッシュで乗り越え、巨獣槍で薙ぎ払う!
『ゲェ!?』
魔法少女は少女らしからぬ声を上げ、道路に落ちた!
成功
🔵🔵🔴
クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪
基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系・状態変化系もばっちこいだよ♪
絡みOK、NG無しだよ★
UCは少人数を召喚する系か単体攻撃系を優先して使うよ♪
状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★
後はMS様におまかせするね♪
「ももちゃん……お酒臭いね★」
まるで挑発でもするような言い回しをしているのはクローネ・マックローネ(|闇《ダークネス》と|神《デウスエクス》を従える者・f05148)だ。なお、本人に悪気はそこまでない!
『……飲んじゃあワリィかよォ! エェ!?』
カッとなりやすい性格だったのか、すぐに逆上し、魔法を構えた!
ねぎまじかる☆こんがりの炎(タレ特有のすごくいい香りがする)で焼き殺そうと掛かる!
迫る迫るいい香りの炎! それに対し、クローネは冷静に結界を展開!
「この結界の強度は中々のものでね、そう簡単に破壊できるモノじゃあないよ」
惜しみなく様々な技術を取り込んだユーベルコード【|ワタシの防御結界《ブラック・バリア・フィールド》】で展開されたそれはタレの香り漂わせる炎を防いだ!
そのまま、炎は結界の上に居座っていたが……結界の表面すら焦がせずに消えた。
『……チィ! やってらんねえぜ!』
魔法少女(中身は中年男性)が屋台に乗って逃亡し始めている!
成功
🔵🔵🔴
シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
暴走屋台車両は二発の銃声により、タイヤをパンクしてクラッシュ!
『ったくよォ! 次から次へとよォ! 今度は誰だ!』
切れ気味に叫んだももちゃんが発見したのは――十字架めいた装飾の施された二対の拳銃を構えるシホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)の姿だった。あまりにも神聖さを感じてしまい、思わず言葉を失っている。
『……じゃあねえわな!』
だがすぐに立て直し、ねぎまじかる☆くりえいとでパチモンを作り始めた!
焼き鳥用の焼き台に、軽トラ、やたらと精密なネギマなどが次々と生成されてゆく!
どうやら、逃走の準備に取り掛かっているようだ。
一方、シホは。
「獅緒、一曲踊ってもらえますか?」
唐突に現れた青年ダンサーによるヒップホップダンスショーが行われている!
ユーベルコード【|【幻踊】伊達男な舞踏者・淡雪獅緒《ゲンヨウ・ダテオトコナダンサー・アワユキシシオ》】は単に踊るだけではない! 幸福な思い出を呼び覚まし理屈を超えた奮起により、味方を回復させるものである。
理屈や道理を無視した話だが、ダンスとはそういうものだ!
成功
🔵🔵🔴
アラタマ・ミコト
このような所に『ゆにーくあいてむ』がございましたか。
これは何としても入手しないといけません。
期間限定ですと復刻されるまで手に入らないかもしれません。
かの『ゆにーくあいてむ』に合わせ、神器開放とまいりましょう。
……天叢雲剣?違うのです!
焼き鳥の三種の神器、『もも』『皮』『ねぎま』を無限複製するのです。
屋台には最低限『ねぎま』は存在するのです。
屋台からあふれ出る焼き鳥の中、いつまで飲酒運転ができるのか見物なのです。
そして、『ゆにーくあいてむ』の『ねぎま』を『どろっぷ』するのです!!
「このような所に『ゆにーくあいてむ』がございましたか」
アラタマ・ミコト(極楽浄土にて俗世に塗れし即身仏・f42935)は逃走する軽トラを見つめていた。あのネギマとかを手に入れなければならぬ、言う確固たる意思を込めて。
何が何でもと言わんばかりにユーベルコード【神器解放】を構える!
生成するのは天叢雲剣……ではない! 焼き鳥と言えばでお馴染み、モモ肉にトリカワ、ネギマの三種の神器である!
それらが生成されるのは――軽トラの荷台に積まれていた屋台だ! 車内は焼き鳥特有の濃い匂いが漂っている。焼き鳥の重みで車両のバランスが崩れた!
『うわぁっ!? 何だってんだァ!?』
酒気帯び運転していた魔法少女の車両は電柱にぶつかり、クラッシュ! あたり一面に焼き鳥や焼き鳥だったものが転がっていた。
しかし、焼き鳥はまだ生成されてゆく! 無限生成された焼き鳥は道路一面に散らばり、それとなくソースの香りが漂っている。
「『ゆにーくあいてむ』の『ねぎま』は……『どろっぷ』しているのです!!」
ネギマはたくさん落ちている。ユニークアイテムを発見したアラタマは歓喜の声を上げていた。
大成功
🔵🔵🔵
エドゥアルト・ルーデル
らしさというのは所作で決まるものですぞ
この中身飲んだくれのおっさんはまだ魔法少女が馴染んでいないが…逆に考えるんだ伸びしろの塊と考えるんだ
女の子みたいにしてやるぜ!|可愛くなる《合格する》まで|訓練《ブートキャンプ》でござるよ!
光線を撃たせる前に無法の暴力で大人しくさせたら後はまずは酒が抜けるまでランニングだ!俺にヨシ!お前にヨシ!はよいけ(銃撃)
動きの確認でござるよ!ちゃんと指先まで可愛いを突き詰めろ!焼き鳥出す時も魔法少女らしさを意識しろ!
ふざけるな|■■■■《放送禁止コード》!誰が意識抜いて良いと言った!抜くのは|■■《放送禁止コード》だけにしろ!ガサツさ出すんじゃねぇそびえ立つクソが!
『……? なんだァ?』
酔っ払った魔法少女は例の光線を放つ直前でシバかれた。 ユーベルコード【|無法の荒業《ヤベーヤツ》】で距離を詰められ、いきなりインファイトされたのだ。酔っ払った脳味噌では認識が追い付いていない!
ついでにルーデルは鬼軍曹めいた事を言い出す。
「女の子みたいにしてやるぜ! |可愛くなる《合格する》まで|訓練《ブートキャンプ》でござるよ! まずは酒が抜けるまでランニングだ! 俺にヨシ! お前にヨシ! はよいけ」
ももちゃんの理解が追い付く前に、容赦なく発砲! 意味も分からないまま、彼女は走らされた!
胃酸に塗れた知恵の実を吐きながら!
「動きの確認でござるよ! ちゃんと指先まで可愛いを突き詰めろ! 焼き鳥出す時も魔法少女らしさを意識しろ!」
鬼教官によるアイドルのレッスンめいた地獄の訓練は続く! 宣言通り、可愛くなるまで続けるのだ!
「ふざけるな|■■■■《放送禁止コード》! 誰が意識抜いて良いと言った! 抜くのは|■■《放送禁止コード》だけにしろ! ガサツさ出すんじゃねぇそびえ立つクソが!」
若干半泣きになりながらも、訓練は続く。
この調子では【可愛くなる】にはまだまだ時間が要るだろう。
それはそれとして、知恵の実は手に入った。若干酸っぱい香りがするし、ナカハラ氏は元の姿に戻れていないが……まあ、こんなこともなくはない、筈だ。たぶん。
大成功
🔵🔵🔵