地下格闘。
そのまま地下で行われているからということもあるが、宙音・ナナシ(異能改造体格闘少女・f42852)が今回出場しているのはイリーガルな意味の方であったようだ。
なにせ彼女が相手をすることになる選手はダークリーガーは元より、彼女によって抱くかされた他選手2人も同時に相手をするというハンディマッチだなんて、不利を科せられた上での出場を強要されてしまっていたのだから。
そういう状況を覆せぬままにリングの上に上がらせられてしまうナナシ。彼女の前には敵でしかない女性の格闘家3人。リングの上では幼そうな背丈ながら不釣り合いな胸を持つ少女に、一見モデルと見間違うようなスタイルながらもよくみればしっかりと筋肉がついていると、そこがプロレスの会場でなければアイドルユニットのお披露目と勘違いしそうな容姿の4人が互いに――もとりナナシ一人を3人で一方的に、人数的余裕からなのか侮るような視線を寄越していたりするのだが、当のナナシは気にした素振りを見せる様子もなく。そんな態度が気に入らなかったのか、試合が開始されると同時に彼の選手らはナナシに向かって攻撃を仕掛けてくる。
おかげで3方向から襲われることとなったナナシには逃げ道がないと、仕掛けられた攻撃に身を曝すことになってしまうのだけれども、しかしナナシは持ち前の頑丈さによって拳を打ち込まれようが、回し蹴りを喰らおうとも平然としたまま。それどころか攻撃を無視しながら相手選手にへと腕を伸ばして、その身を掴んでしまう。
それによって、ナナシに降りかかっていた攻撃は止まることになり、手を離せとばかりに藻掻くだけになるのだけれども、それでもナナシの体格のどこにそれだけの力があるのか、彼女が掴んでいる手を離すことはない。
おかげでダークリーガー選手もダーク化させられた選手も、現状を打破できる様子は見えず……事前の状況からナナシが一方的に嬲られて終わるという、観客が予想していた事態とはかけ離れたものとして、ナナシの一人勝ちとなる――かに見えたのだが。
ナナシが出場していたのは1対3を面白いとするようなイリーガルな試合であったのだ。故に一人が楽々勝ち抜いていく有様なんてのはつまらないとして、リング上には、ダーク化している選手には効果がない媚毒が散布されていたようで、知らずそんな中に身を置いてしまっていたナナシはすっかりとその媚毒に身体を冒されてしまっていたのである。
そのせいでナナシは全身から力が抜けていくのを感じ取ることになり、相手選手を捕らえていた腕からも力が抜けてしまったことで放してしまうことになり、身動きが取れないままで3人に囲まれることになってしまう。
その時にはもう、ナナシが最初に見せている何も気にしてない様子など取っていられなく。彼女はダークリーガーたちからさっきのお返しとばかりに羽交い絞めと拘束され――客の目があるリングの上で衣服を剥ぎ取られて、一糸纏わぬ裸体を人目に晒されてしまうことに。
おかげで好色に染まった夥しい視線を、特に豊満な胸に穴が空くのではと錯覚してしまうほどには見られてしまうのだけれども、相手の選手らはナナシを辱めるために服を剥いてやったわけではない。そも、彼女達は立っているの戦いの場であるからして、ナナシが浴びるのは、脱力して無防備なところへの容赦のない攻撃である。
そうしてリングの上で響かせられていく打撃音。そんな音を立てられるほどの衝撃を受けるナナシはその度に苦し気な表情を浮かべては赤の混じる唾を吐き出させれられていく。
その有様は、ある種の興奮を観客に呼び起こさせてしまうようで、リングの周りでは熱狂しているとしか思えない歓声が鳴り響き、ナナシの敗者としての末路は……曝け出させられているおおきなおっぱいで面白いことでもしてくれるのかと、好奇に満ちた目でみてくるだけでしかなく。
ダーク化選手は観客たちの視線が、正しくどこに向いているのかを察したことで、ナナシは自身の豊満な乳房に張り手なんてされてしまったことで、突き抜けるような痛みと衝撃を覚えてしまうことに。
まぁ、ナナシが痛みに悶えてしまうからには|そこ《おっぱい》を弄ってやればいいのだろうと重点的に狙われることになり、おかげでナナシは自身のおっぱいを打楽器のように打たれ続けることになり、その度に呻き声をあげていってしまうのだが――それも何度かしている内に、ナナシが漏らしていた呻き声はいつしか異性の肉欲を煽るような艶の混じる声になってきていた。
おかげでナナシは痛い事が好きな変態と罵られてしまうまでに至り、反論しようにも幾度も、手形が残るほどに打たれては震えさせられたおっぱいからくるジクジクとした痛みに荒く息を吐くだけでしかなく。
状況だけを見ればナナシ一人がその身体を抑えつけられてしまった上での一方的な暴力を振るわれた、そうとしか捉えようがないのだけれども、しかし当のナナシが苦しそうにしているのは痛みに快感を覚えてきていると、そこに至るまでの過程を目にした人達しかいない地下の格闘場内では、誰一人としてナナシのことを心配する様子も見せず、それどこからどれだけの変態になるのかと、興奮を抑える様にして次を待ち侘びているのみ。
だからこそ、ダークリーガー達は観客の期待に応えてみせようとして、ナナシをリングの中央に据えたと思えば……3方向からの同時の攻勢を繰り出すことで逃げ道のない衝撃を、無防備な身体に叩き込んできたのだ。
それによってまるでピンボールのように数回とリングの上を跳ねて転がっていってしまうナナシ。ようやく止まったときには腹部に幾つかの青あざをつけ、おっぱいは打たれたことによって赤く染まり、顔にもいくつか貰っていたのか口の端から血を流しているだなんて全裸姿のままで大の字に寝転がり、リングを照らすライトを見上げるようにしながら大きく吸っては吐いてと胸を上下に揺らし、息を――乱された体力を整えようとする、だけれども……。
そうはさせじと、ダークリーガー達は、仰向けに寝転がるままなナナシの乳房に脚を乗せてきて、ゆっくりと力を籠めてくることで肺の中に取り入れた空気を押し出すようにしてきながら、別のダーク化選手に腹部の痣が付いている部分と共にお臍を弄られると、痛いやら変な気分になるやらの感覚を味わされてしまうことに。
だが、その奇妙な弄り方とやらは何も腹部にだけ行われるものではなかったらしく、ナナシの乳房から一旦脚が退けられると、今度はおっぱいを乱雑の揉みしだいては乳首を潰すかのように抓み、捩じってしまえとばかりに転がしてみたりとやりたい放題にしてきて、ナナシはその行いに嬌声を上げてしまっていっては――愛液をオマンコから噴き出すまでにしてしまう。
これによりナナシは痛めつけられることに快感を覚えていった末に潮なんてのを噴き出してしまう変態として見られてしまうようにされてしまうのだが、当の彼女は潮を噴き出してしまうほどの快感にぼうっとするまま。倒れていることでカウントが数えられていくのか、ただ右から左の流していくだけ。
しかし、その途上――カウントが9にまで達した所、呆けるままであったナナシはこのままでは負けてしまうと直前まで勝負していたのを思いだし、力は入らないがそれでも立ち上がる。そんな彼女にダークリーガーが驚くものの、どうせ立っているのも辛いだけだろう、もう一度リングのマットに沈めてやろうと仲間にしたダーク化選手と共にナナシに狙いを定めてくるのだが、それよりも早くナナシが動き、やられてしまう前にやってしまうと言わんばかりに、力が入らなくなっているのが嘘のような渾身を籠めた一撃を逆に見舞ってやることで、逆転勝利を飾ったのである。
おかげでナナシの勝利としてダークの面に堕ちていた相手選手を改心、同じくダーク化させられていた2人の女性格闘家もダーク化の呪縛を解いてやることに成功させたものの……そこに至るまでに支払った代償はしっかりとナナシの身に刻み込まれてしまっていたために、暫くの間、打撲なりの痛々しい跡と愛液による淫猥な跡が残るままの裸体を観客たちの前に曝け出しながら、一旦落ち着くまでジッと蹲っているだけしかできなかったようである。
成功
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