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💗ドキッ！ビキニアーマーだらけの水遊び♪

作者：ピンク☆フラッシュ

●そのヨウカイは突然に
「やっほー。みんなー。チルしてるー？」
　ノベル・ライト（バグっちゃったかー、キャラ・f41953）は集まった猟兵たちにひらひらと手を振りながら現れた。
「今日はGGOでなんかバズリトレンディって妖怪がでちゃって、その所為で変になっちゃったイベントクエストを攻略してもらうねー」
　そういって彼女が胸の谷間から取り出したのは大きなポスター。どうやら今GGOで行われているイベントの広告らしい。そこにはこのようなことが書かれている。
『限定水着ランダムゲットイベント☆』
　何度でも挑戦可能！　手に入る水着の可能性は無限大！？　アスレチックとシューティングゲームを制して景品を手に入れちゃおう♪
「ね、一見楽しそうでしょ。でもこれねー、問題があるのよー」
　一つはバグキャラがいる事、そしてもう一つはその所為で配られるのが水着じゃなくて水に溶けるビキニアーマーであるということ。
「本来このイベントってー、普通に最初に水着をひいて、それに着替えて水鉄砲でガンシューティングアスレチックゲームをしてー、クリアすればそれをゲットってイベントなんだけど、このバグのおかげでただのお色気……どころかバグモンスターまでいるもんだから普通に命も危ないイベントになっちゃってるんだよね～。だから、何とかして？」
　ノベルはあざとく首をかしげてお願いすると、自分の隣に光のポータルを創り出した。
「イベントクリア出来たら普通の水着も手に入ると思うし、欲しいならたぶん溶けるビキニアーマーももらえるからちょっと頑張ってきてよ」
　ちなみに普通男性はただの水着をもらえるが、このバグのせいでビキニアーマーを……。
「まあ、どうしても来たくない人もいるだろうからあらかじめ水着装備で入ればビキニアーマーを装備しなくても攻略できるみたいだからそこんとこよろ」
　という救済処置付きで着ることになる可能性があるのでどんな服装でこのイベントに挑むかの記述は忘れないように願いたい。忘れたせいでビキニアーマーを着る羽目になってもそういう依頼なので許して欲しい。
「じゃ、よろぴ～」
　ノベルにポータルへの突入を促され、やるべきことを理解した猟兵は各々準備の後、いざGGOの世界へとダイブするのであった。

第1章 集団戦 『邪聖騎士団』

POW   :    連携攻撃 【別の邪聖騎士団員】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。 SPD   :    眷属召喚 【暗黒ビキニアーマー】からレベル×6体の【邪神の眷属】を召喚する。［邪神の眷属］は弱いが、破壊されるまで敵を自動追尾・自動攻撃する。 WIZ   :    勧誘斬撃 【呪いの騎士剣】が命中した敵に、「【暗黒ビキニアーマーを着たい】」という激しい衝動を付与する。 イラスト：えんご 👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●ビキニにご執心！？
「うおおお、俺にビキニアーマーを寄越してくれー！」
「あたしも、アタシもビキニアーマー着たい。ただのビキニじゃもう満足できない！！！」
　そのフィールドは混沌に包まれていた。イベントクエスト挑戦受付に群がるビキニアーマーを求める一般プレイヤーたち、その後方でほくそ笑む美女たちを倒しこのカオスを止めることが出来るのか……！　夏の魔物にご用心。


●話は分かった。だったら着よう。
「なるほどなー別にビキニアーマーである必要はないのか」
　露木・鬼燈（竜喰・f01316）は一瞬考えた。何着て行こうかなーって。
「なるほど……だったらビキニアーマーだねっ！」
　でも、やっぱり面白いのが一番という事で結局鬼燈はそのまま突入して気が付いたらビキニアーマーを着せられていた。
　ユーベルコード【秘伝忍法＜兵繰＞（ヒデンニンポウヘイソウ）】を発動し所有者のいないその辺の水鉄砲を手に取り構える。
「こちらが脱げるというなら、絶対そっちも脱げるよね！」
　もちろんターゲットは邪聖騎士団。なんか自分の来てる布主体の水着とはちょっと違う感じだけど……鉄だって、溶けないことはないはずだ！
　それは賭けだった。賭けだったが確かに敵へと向かって水飛沫は飛んでいきその胸を濡らした。
「いやぁ～ん💕」
　ビンゴっ！　いま、鬼燈の目論見はあたり、賭けに勝利し、そこにはご褒美おっぱいが……！
「一方的に脱がされる、エロさと恥ずかしさを教えてやるっぽい！」
　そしてテンションが上がった鬼燈は熟達の忍びの素早さで敵の攻撃を回避し自分の欲望をぶつけ続けた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●好きな人の前でも流石に無理かも。
「ビ、ビキニアーマー！？　そんな恥ずかしい格好、できませんっ！」
　というわけで去年の水着コンテストで用意した水着を着て参上した天羽々斬・布都乃（未来視の力を持つ陰陽師・f40613）は天羽々斬剣と布都御魂剣を手に敵に切り込む。
『まあ、射撃は得意じゃないじゃろうし、接近で攻めるしかないじゃろうのぅ』
　いなりはちゃんとまだ恥じらいが残っていたことに少々安堵しつつキツネセーフという事はなくビキニアーマーを着た狐状態で布都乃の肩に乗って呟いた。
『しまった！　妾も水着を着るべきじゃったか！！！』
「水鉄砲の軌道は……視えてます！」
　迫りくる銃撃を全て華麗にかわしながら敵の懐に飛び込み剣を交える布都乃。
　しかし相手の数は多く、何人も相手してる間に……。
『布都乃よ、敵の攻撃が掠って、水着の上下の紐が切れかかっておるぞ？』
「ふえっ！？　な、何か着替えはっ！？」
　真っ赤になって水着を抑えながら、物陰で慌てて着替える布都乃。
『布都乃よ、それ、敵が持っておったビキニアーマーじゃぞ？』
「あああっ、うっかり！？」
　結局はビキニアーマーを身に纏うことになるのだった。溶けてなくて、良かったね。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●ぬれぬれファイトバトル！？
「これを着て……イベントに……」
「わ♪　露出すんごい♪」
　アリス・フェアリィハート（不思議の国の天司神姫アリス・f01939）はユーベルコードで分身を呼出して相手に立ち向かおうとしたのだが、その前にからかうように弄られてしまった。
「し、仕方ないじゃないですか！　ほ、ほら、いきますよ」
　顔を赤くしながらも飛び出すアリスにメアリーははいはいと笑いながら追従する。

「わわっ！」
「あちゃーっ♪」
　しかし、女騎士たちが呼び出したラミアやらサキュバスやハーピィといった女性型モンスターを放ってきてそれを対処しているうちに包囲されてるうちに股間から聖剣が生えちゃって……！？
「分身ちゃん、これ……」
「やったー！　これで反撃しちゃおっ♪」
「え、えー」
　その聖剣で包囲を突き抜けようという話になっちゃっておいてかれないように頑張ってついていくけど……。
「その聖剣で…私を倒してみなさい…んん❤️」
「が、頑張って戦……でも……ナカ……出ちゃ……ふあぁんっ❤️」
　結局女騎士さんに乗っかられて負けてしまうのでした……？

大成功 🔵​🔵​🔵​

●気にしなければいいわけで
　宙音・ナナシ（異能改造体格闘少女・f42852）は拳に電撃を溜めて敵陣を突っ切っていく。身に纏うのは水溶性ビキニアーマー。一応可能な限り攻撃を回避しているけれど、攻撃を通せば場を切り抜けられるのであれば最低限水を受けてでもそれを通す。
「ほんと……役に立たないなあ……この鎧……」
　気づけばかなり水着は際どい状態に。
「仕方ない。一気に決めるか」
　それでも恥じらいを表に出すことはなく、ナナシは【影雷殺（エイライサツ）】を発動し、まるで自らが雷そのものになったかのようなスピードとパワーでアスレチックを駆け抜けゴールへと向かうのであった。
「な、なんてすごい攻撃なの、し、痺れちゃう～～～～っ！！！」
　水のある所で電気つかったらそりゃ敵には効果抜群なわけで、鉄を纏った女騎士たちは次々と倒されていくのであった。
「あ、あああああああんっ❤」
「下にいる人たちに聞こえて、期待を持って押し寄せなきゃいいけど」
　その声のエロさの価値はわかっていたので、ほんのりと一般人を心配するナナシなのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●スリリング
「あら、なかなかに刺激的で楽しそうな依頼じゃない！」
　ミーガン・クイン（規格外の魔女・f36759）は巨大化してそのイベントに参加した。
　え、巨大化ってなに。もしかして公然わいせつ大丈夫な人？
「ふふ、そんなのもうわかってるでしょ。さあ、いくわよ！　って、冗談冗談。これなら水鉄砲もほとんど届かないでしょ？」
　彼女の脳内に直接流れ込んできた声をからかうように答えるミーガン。その言葉の通り水鉄砲の水はミーガンのビキニアーマーは垂れ下がっている布の部分だけが解けて肝心な部分は全然大丈夫。
「で、これって水鉄砲で戦うのだっけ？」
　自分と一緒に巨大にしたスプラッシュショットって感じの巨大シューターを構え滝を降らせるように騎士団をしっかり狙って打ち抜いた。
「あひゃあああああ！！！」
「いやああん❤」
　と黄色い声を上げながら水に流されていく女騎士達。
「ふふ、こんなことしなくても蹂躙して差し上げられたのだけど……」
　クスリと艶やかに笑い、ミーガンはその場を易々と切り抜けてしまった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●今年の水着を決めるためだから！
「今年の水着が決まらない。どうしよう～！　って思ってたらいいの依頼発見なわけだけど……その代償がこれじゃというのか！」
　ポータルを潜るなり勢い余って転倒、敵の足元まで派手に転がって囲まれるヴィクトリカ・ブランロワ（翠玉の竜姫・f05122）。いえいえ、そこはあなたのドジですよ。
「や、やめるのじゃ！」
　じたばたともがいてドラゴンパワーで無理やり包囲を振りほどく。
「ふふ、困った子ね」
　振りほどかれた女騎士たちは余裕の表情。
「うぬぬ、絶対に負けないのじゃ！　って、うにゅ！？　び、ビキニアーマーがもの凄く着たい！　ビキニアーマーはどこなのじゃ～！」
　そう、既にヴィクトリカは女騎士の術中にはまっていたのだ。
　人目もはばからずビキニアーマーを身に纏い着替えたところで達成感と満足感が……。
「ふっふっふっ！これさえ手に入れば……！」
　危ない目つきで敵を見てユーベルコード【竜姫の究極戦舞い】を最大出力で発動！　すなわち、ギリギリ際どすぎる危ない水着に進化させながら衝撃波で周囲の女騎士たちを吹っ飛ばすのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●今回もデータの服を求めて
「また何とも酷いバグですねぇ」
　とはいえ、この世界で手に入った水着は普通の世界では探せないサイズばっちり伸縮自在どうなっても着れる素晴らしいもの。
「折角なのでこの状況、利用させていただきましょう」
　夢ヶ枝・るこる（豊饒の使徒・夢・f10980）は微笑みながらビキニアーマーを身に纏わせていただいて祭器で空を飛び水の届かないところから攻略を図る。
「このバグが終わればぁ、さらにたくさん水着が手に入るのですから……今回はそれなりに欲張らせていただきましょう～」
　まえにこの世界で服の買い物をしたのが楽しかった為乙女の喜びをしってしまったるこるはいつもよりほんの少しマイペースのペースを上げながら女騎士たちを千切っては投げ、千切っては投げていく。
　あっ！　っという間にその先のボスの待つ場所へと進んでしまうのだった。
「ところで、此方の鎧は『対水以外には普通に防御効果が有る』のです？」
　とふと気づき、ステータス画面を開いたが、ビキニアーマーにはちゃんと防御力が設定されていたのでおそらく大丈夫だろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●野菜の為に操を危機にさらすもの。
「えー、僕水着まだないんだけどなぁ。でもとんでもないバグだし、無視できないよねぇ。ビーチならそこ特有の作物ありそうだし」
　黒名・江之助（農業廃人お兄さん・f43183）は困ったように微笑みながらも依頼に参加した。しかし内心では作物との出会いにワクワクである。まあ、ゲーム内だしそういう作物が用意されてないわけないよね。
「っても、結構ピンチ？」
　いつの間にかビキニアーマーを着せられ、片方の玉がポロンしちゃいそうなほどギリギリ状態で江之助は女騎士たちに追い詰められてしまっていた。
「ふふ、さあ、もっとセクシーなビキニアーマーになっちゃいましょ♪」
「い、いーやーでーすぅー！　おーこーとーわーりーですぅー！　お、男のこんな格好、嫌な人が多いでしょ！　恥ずかしくて人前に出られないよぉ……！」
　ノリノリで布面積を減らそうとしてくる女騎士たちに必死で抗う江之助。他の猟兵の攻撃が偶然自分に迫りくる女騎士にあたって道が開けたり、色々なラッキーに味方されて何とか布面積がヤバすぎる股間を手で押さえながら先に進むのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●クローネちゃんのお楽しみ！
「水に溶けるビキニアーマー…ねぇ♪」
　クローネ・マックローネ（快楽至上主義な死霊術士・f05148）はそれを手に取り微笑んだ。
「ホントに手に入っちゃった。中々面白そうなイベントだね★」
　オレンジ、緑、水色。色鮮やかな複数のビキニアーマー。とりあえず今着てるのと近い白の皮布のビキニアーマーを着用。
「これでよしっとー♪　クローネちゃんも楽しませてもらうよ♪」
　そういって豪快にユーベルコード発動。
　【クローネちゃんのオーク軍団★（ブラック・オーク・レギオン）】によって呼び出される大量、いっぱい、たっくさんの触手の生えたオークたちが地面から湧き出るように現れた。
「これで濡れないビックウェーブを起こしちゃおー！　まあ、クローネちゃんも逃げられないんだけどね♪」
「え、え、なに……いやあああああ！」
　直後上がる女の断末魔。そう、騎士達である。猟兵たちをビキニアーマー天国にしている彼女たち邪聖騎士団の多くはオークに捕まりビキニアーマーを半脱ぎにされて触手にナカを貫かれた。
「あははっ♪　ほら、一緒に気持ちよくなっちゃお♪　ねっ★」
　見境のないオークはクローネのことも容赦なく触手で掴みあげるとビキニアーマーを触手汁で濡らして脱がせてしまう。
「あーあ♪　せっかく手に入ったのに。まあまだあるからいいけど……んっ♪　ちょ、乱暴だよぉ♪」
　溶けていくアーマーを惜しみつつもすぐにオークの触手攻撃♂でそんなこと考えている余裕を奪われてしまうクローネ。
「ああんっ♪　すご、すごぉい♪　みんなも気持ちよさそう」
「あんっ❤　あんっ❤　あんっ❤　もぉ、ゆるぢでっ❤」
「ひいいんっ❤　しゅご、しゅっごおおおおい❤❤❤」
　一方邪聖騎士団の女たちは楽しむ余裕もないくらいぐっちゃぐちゃにされちゃってアクメキメながら次々昇天していく。
　そうしてオークたちはクローネが指示を出さずとも水鉄砲地獄を酒池肉林の宴に変えてしまうのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●その惨状を抜けて
「あらあら、『クソイベントを大量にばらまいておいて速攻で帰る』って、なに大迷惑なことやらかしてんですかあの新し親分」
　シャルロッテ・ヴェイロン（お嬢様ゲーマーAliceCV・f22917）はスク水姿で会場について早速とんでもない参上になっているのが目に入り半ば冷めた目で覚悟完了し、オブリビオンの排除を決行することにした。
　放っておいてもまあ切り抜けられないことはないが、他の猟兵も一応助けたいし、この地獄に一般人がきちゃってもなぁってわけで。邪聖騎士団にかかっていき、彼女たちのふってくる剣を見切り回避。
「ではでは、こちらも参ります」
　ユーベルコード【ATTACK COMMAND（アタックコマンド）】を発動し、実体化したデバック攻撃プログラムを展開して乱射で打ち抜いていった。
「おっと、ビキニアーマーに取り憑かれてる人は……こうね」
　更に氷属性を帯びた水鉄砲でビキニアーマー大好き人間になっちゃった猟兵たちも正気に戻すサービス付きで、その地獄の光景は幾分綺麗なものになるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●ライジングさん
　ミリィ・ライジング（煌めく白銀・f05963）は水着アーマーを回避すべく一昨年下ろした白い花柄と飾りが可愛い水着を着用してアスレチック内を飛んで跳ねて逃げ回っていた。
「待ちなさい、アナタもビキニになるのよ」
「嫌だよー！　来ないで！」
　もちろん逃げられれば追うのが敵というもの。ただ逃げていてもつかまりそうなのでユーベルコード【化身大招来・烈剛英霊（ケシンダイショウライ・レッツゴースピリット）】を発動し、土属性を付与した状態で頼れる化身たちを召喚する。
「お願い。私を守ってー」
　と言えば水を通さぬ石壁での防御や礫での攻撃で追っ手を蹴散らしてくれる化身たち、とっても頼りになる。
「まったく、バズトレさんも変なバズおこすのやめて欲しいな……あなたたち、私に属性攻撃を仕掛けるなんて、10年早いんじゃない？」
　バズリトレンディのムーブには少々呆れつつも、少し余裕が出来たので振り返って軽く騎士たちを挑発し、ヘイトを集めて他の猟兵が少しでも楽に進めるようにしながらその場を駆け抜けるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●この装備には性別制限が付いています
「とほー、水着があると思ったのに」
　過去のGGOのイベントで手に入れた水着があると思っていたが『男物』――そう、美女にされた今、装備不可なのである。
　仕方なく支給されたビキニアーマーでポロリを避ける為に必死に銃撃戦。
「こう見えてもFPS系のゲームはやり慣れてるんだよ」
　冷静な判断力、最低限の無駄のない動き。元ゲーマーは伊達じゃない。
「って！　う、うおおおおおお！　なにそれ、ポロリは複雑！　やだああああ！！！」
　UCを駆使しつつ地形を利用し駆け回り、他の参加者と協力しつつアサルトライフルで仕留めてくが突然の水鉄砲……いや、水ゲロビが迫る。
「焚！！！！」
「へっ！？」
　ばしゃーーーーーっと人体に叩きつけられる水。しかしそれは印旛院・ラビニア（エタらない人（仮）・f42058）に当たることはなかった。なぜなら……。
「何でそこにいるのかな」
　彼女の前に渋いイケメンフェイスで水もしたたるイイ男になり腕組みをしている彼女の彼氏面人型形態のオブリビオンマシン……｜劫禍《ごうか》がいたからだ。
　背中に残ったビキニアーマーのパーツがポロリと落ち、全裸になるもクールな劫禍。
『ラビ子の水着姿が見られると聞いて。発砲の度に揺れる乳と尻、とても良いぞ』
「邪魔だから帰って！てか、何で君もビキニアーマーだったの！？」
　そのまま丸出し気にせず見たくもないムキムキボディを見せてくる劫禍にラビニアがわーっと言葉を畳みかけると、劫禍は前髪を書き上げながらふっと笑った。
『フッ……TPOだ！！！』
　ドンッ！！！！！

大成功 🔵​🔵​🔵​

●そんなディープなこと言われましても
「……なんだ、水に溶ける水着ってだけか、つまんないの」
　健全なゲームに何を求めているんだ。と言われても仕方がないドスケベの化身ロベリア・アナスタシア（『媚薬』と『快楽』を愛する美魔嬢エルフ・f23913）は体験版をプレイするつもりで依頼に参加していた。
「――例えば水鉄砲に｜ちょっとしたバグ《濃厚媚薬》が入っていたり、バグモンスターの女騎士痴女達に捕まってイタすことになったり、発情した他の参加者に捕まって、タップリと嬲られる事になるとかのイベントとかに今からならないの？」
　と言いながら水着に着替えると、アスレチックに挑戦を始める。全部は理想通りではなかったが……どうやらイタすことは出来そうだったので少しだけ興味を持ったロベリアはだからって自分から濡れに行ったら楽しさ半減よね♪　と回避しながら邪聖騎士団たちを受け止める。
「うふふ、情熱的なのはワルクないけど弱い子じゃ……アタシを満足させられそうにないわ」
　邪聖騎士団が放ってくるセクシーな眷属達。サキュパスにラミアに魔女にヴァンパイア。西洋のダークなガールにロベリアは【魔嬢の即席調合術（クイック・フォーミュレイション）】で作成したラブ・ポーションをお見舞いして発情させてしまう。
「まあ、だったら数で楽しませてもらえばいいわよね♥」
　ロベリアが両手を広げて乳をたゆんと揺らすと、花に群がる虫のようにかわいいバグモンスターたちが群がって彼女の身体にキスしたり抱き着いてくる。
「そうそう、その調子よ……あん、でもダメね……やっぱり……直ぐに萎んじゃう」
　群がる乙女たちは可愛くて抱きがいがあったが、ロベリアがちょっと｜精力を奪っちゃう《生命力吸収》するだけで体が霧散して骸の海に消えてしまう。
「やっぱり、楽しむならあなたたちじゃないとダメかしら。それとも……この先に進まないと満足できそうにない？　うーん、これだと行くか帰るか迷っちゃうわね」
　なーんて言いながら、もちろん邪聖騎士団本人もイロイロエロエロと遊び相手になってもらって搾りつくすのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

第2章 ボス戦 『『バグギルドスタッフ』ロベリア』

POW   :    ザコザコ猟兵は依頼失敗の違約金を払ってね💗 対象にひとつ要求する。対象が要求を否定しなければ【魂と遺伝子番号を奪いトリリオン金貨に変え】、否定したら【対象の種族・性別・年齢・服を変えオシオキ】、理解不能なら【その両方を与えた上で思考】を奪う。 SPD   :    ザコザコ猟兵の努力は無価値だよね💗 【ステータス画面を開きレベルを１にする光】【アイテムを無力化する光】【技能レベルを０にする光】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。 WIZ   :    討伐対象のザコザコ猟兵はこっちだよ💗 【トリリオン（電子通貨）】の消費量に応じた強さの【敵に有効なユーベルコードをもつバグキャラ】や【敵が苦手なバグプロトコル】を召喚する。［敵に有効なユーベルコードをもつバグキャラ］や［敵が苦手なバグプロトコル］が敵を倒すと［トリリオン（電子通貨）］を獲得する。 イラスト：けむり 👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●ザコザコ猟兵さんはここで御終い！
「はーい、ダメでーす♪　このクエストはクリアできませーん。ザコザコ猟兵さんはザコザコビキニアーマー着て帰ってくださーい♥」
　アスレチックの頂上でまっていたのは『バグギルドスタッフ』ロベリアであった。
　このメスガキじみた女を倒さなければこのバグは治せず、まともな水着は手に入らないらしい。彼女の周りには猟兵達より先にアスレチックをクリアした歴戦の廃ゲーマーも彼女の軍門に何らかの形で下って存在するようなのでその野郎どもや邪聖騎士団の相手もしながら彼女をわからせることが君たちのするべきことだ。


●攻防激しく
「ザコザコ猟兵さん一人目、依頼失敗の違約金いただきっ💗　ねえ、そのままはいつくばって死んじゃってよ！」
　にこやかに軽やかにロベリアが距離を詰めて巨大なハンマーを振りかぶって落とす。
「あらあら。成程、この方ですかぁ」
　夢ヶ枝・るこる（豊饒の使徒・夢・f10980）はその攻撃を軽々受け流してにこりと笑った。いや、目は笑っているがその表情にはやや暗い心模様が見え隠れしている。
「あーんっ、折角いい攻撃きまったと思ったのに、ゆるせなーい💗」
　攻撃が決まらなかったことで、ロベリアのユーベルコードの力のあり方が決定し、ハンマーと地面の間から生まれた正気がるこるを包み込んだ。
「まあ……これはこれは……」
　次の瞬間、るこるは立派で立派で立派なおっぱいが消えうせ、そこには立派な胸板が出来上がっていた。そう、男になっちゃったのだ。
「でも、ダメですよぉ。すぐに……」
　るこるのユーベルコード【豊乳女神の加護・彁閠（チチガミサマノカゴ・アリエザルモノノミョウゴ）】が発動すると、それ姿の変貌は一瞬にして溶け、大いなる胸が再び解放され、彼女は『幽巫』となった。
「この姿では、ユーベルコードの影響は受けません。さあ遠慮なくいきますよ」
　そして身に纏た祭器から放った重力波で妨害に入り得る廃ゲーマーの方々を隔離し巻き込まないようにしてからロベリアのメスガキボディにゴン太のビームを撃ち放った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●攻められるままに
「あはは、ザッコザコのよっわよわ～♪　こんなに股間腫らして、恥ずかしくないの～？」
「あ、ふぇ、うぅ～💕」
　アリス・フェアリィハート（不思議の国の天司神姫アリス・f01939）はもともと股間にぶら下げていた聖剣もグロテスクな邪剣にされてしまっていた。
「水鉄砲の攻撃を避けただけなのに……こんな、ひどい」
「あはは、私みたいに思いっきり浴びちゃえばよかったのに☆」
「いや、貴女もコインになっちゃってますよぉ」
　メアリーアンはロベリアのお願いを聞いて水鉄砲を浴びてしまったので全裸になった挙句トリリオン金貨に変化、そしてそれを回避したアリスは男の身体にされてしまっていたのだ。男と言ってもごつごつしたのではなく、あまり変化のないぷにっとしたショタ体系であるが。
「え、うそー。この身体じゃ楽しいことできないじゃん！」
　今更気づいたらしくメアリーアンは驚愕。邪聖騎士団のおねえさんとイチャイチャしたかったのに。
「ふう、じゃ、ナマイキザコザコ猟兵さんにはお仕置きが必要だよね♥」
「はぅあっ！」
　その言葉を無視してロベリアはアリスを押し倒して邪聖騎士団を嗾ける。
「私に虐めてもらえると期待してた？　よわよわ猟兵さんに私が直接手を下すわけないじゃん💗」
「そ、そんな、あ、だめ、すご、出ちゃ…ナカに…あっあ♥』
　そしてアリスは邪聖騎士のお姉さんにたっぷりと搾り取られてそのまま気絶してしまうのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●ギルドの制服は鉄壁です
　六十谷・蛍子（ピンクハートスタッフ“ホタル”・f41902）は水着にもビキニアーマーにもならずにその桃色の制服のままアスレチックを抜けてロベリアの頭上に参上していた。
「動くな！！！」
　発動するユーベルコードは【ホールドアップ！】警察手帳を掲げればそちらを向いた全員の動きがかっちりとかたまり止まってしまった。
　その隙にロベリアの胸元に飛び込んで拳の一撃を与えた。
「ぐっ！」
　と少女の苦しむ声が聞こえたが、その口角が上がっており、続けて攻撃をしようとした蛍子の拳はしかしロベリアの身体に触れたまま動かすことは出来なかった。
「なーんちゃって💗　ザコザコ猟兵さんの攻撃なんか効かないよーっだ♪」
　そういったロベリアの手には蛍子のステータス画面。
「……！」
　目に入ったその画面には六十谷・蛍子レベル１と記載されていて、そのステータスは非常に貧弱なものになっていた。
「ザコザコ猟兵は依頼失敗の違約金を払ってね💗」
「嘘、きゃあああっ！！！」
　弱くされた上にそのままトリリオン硬貨に肉体が変化させられそうになった蛍子は、魂を守ろうとする猟兵の本能で弾き飛ばされるように背後へと吹っ飛んでしまっていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●最終鬼畜忍者
「メスガキをわからせるのはとても楽しい！　テンション上がるよねー」
　露木・鬼燈（竜喰・f01316）はニタリと笑いそういった。【魔弾の射手】を間髪入れず発動し生意気なメスガキロベリアを丸裸にしようと容赦ない激しい水鉄砲の散弾攻撃を仕掛ける。
　今の彼は熟達の忍ではない。熟達のメスガキハンターなのだ！
　この攻撃でフィニッシュ。あとはメスガキとエロエロシンドロームでとどめ。勝ったなガハハッ！
「やだー💗　ドスケベザコザコ猟兵さん必死過ぎっ♪」
　しかし３倍の運動エネルギーでロベリアにむかう水の弾を彼女は邪聖騎士団などを盾にして防いで高らかに笑った。
「アハハっ！　ザコザコ猟兵の努力は無価値だよね💗」
「ぐぬぬ……。コイツ……」
　メスガキにバカにされる屈辱。絶対にわからせてやるといきまく鬼燈であったが魔法陣は無効かされレベルが１になってしまって……。
「うぉっ！？　あれ！？　ちょちょちょっ！！！　おもったよりピンチっぽい！？」
　どうやらフラグを踏んでしまったらしく、ピンチになった鬼燈は後々のチャンスをつかむためいったん熟達の忍に戻って人の波に隠れるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●ギリギリShock！
「アスレチック…まるで城なのじゃ」
　ヴィクトリカ・ブランロワ（翠玉の竜姫・f05122）は迷子になりながらなんとかロベリアの元へたどり着いていた。滝の水浴びでビキニアーマーの面積は残り僅か。もはや紐である。
　大事なところは葉っぱよりも少ない面積でかろうじて隠せてると言い張れる状況だった。

「一撃でも貰ったら死……！」
　という緊張感の中で、ロベリアの水鉄砲がさく裂する。
「ひゃあっ！　あ、危ないじゃない！！」
　それを全力で回避して涙目になりそうになりながら【誰ぞ、窮地の我を助けるのじゃあ〜！（ファシネイション・オブ・ドラゴニアン・プリンセス）】と周囲の邪聖騎士団にユーベルコードを放つが効果はいまひとつで、ロベリアにメロメロにされてる男たちにはクリーンヒット。一般人に守られる猟兵になっちゃって大丈夫そ？
　とは思うがもう手段は選んでられない。
「絶対に、わからせてやるのじゃ！！！」
　といきまいたヴィクトリカにロベリアが「必死過ぎてキモッ♥　ザコザコ猟兵さんはもうおうち帰ったら？」と言い放ち、危うく心を折られそうになったが、その後は怒りのエネルギーを爆発さ尻尾で恥部を隠しながら奮闘したのだとか。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●Kiss Your Ass！！
「だ、だからお尻はダメだって……わひゃぁっ！　ちょっとかかった！」
　農家の桃の様な尻を微妙に曝け出す穴あきビキニの黒名・江之助（農業廃人お兄さん・f43183）は、執拗に男たちに狙われていた。なんかそういうフェロモンが出ているのかもしれない。
「それ以上近づくのはだめです！！！」
　あまりに焦りすぎて【スーパーライフトマト（エイヨウマンテン・トマト）】で植えた構成植物で水の行く手を阻むがその効果はメスガキロベリアの援護によって薄れる。
「ザコザコ猟兵さんの植えた植物なんて雑草でしょ♥」
　といって彼女が江之助のステータスを貧弱にしてアイテムの効果もほとんど無効化してしまったのだ。
「うわぁっ！」
　やがて水に濡れ捲った地面に転げる江之助、万事休す。
「ぐふふ……」
　と群がる男たちに地面に突っ伏したまま銃を向けられ思わず手を上げる。
（まずいまずい、このままじゃまたひどい目に……何か反撃しないと）
　追い詰められた江之助は植物は無理でも実った果実ならいけるか？　と全力でトマトを近づいてくる男衆に投げてしまった。
　だがそれが間違いだった。
「あ」
　気づいた時にはもう遅い、そのトマトは回復効果があり江之助を追いかけて突かれた男たちの身体をビンビンにリフレッシュしてしまったのだ。
「むくむくと湧いてくるぜ、性欲！」
「ああ、もう俺我慢できねえよ！」
　男たちは滾る思いを中にコメ、。江之助のまだギリギリアスタリスクより名アナルめがけて（いつか縦割れになるため）正確に水を発射した。
「あひぇえ～～～っ❤」
　急所に冷たい水がヒットした江之助はブルリと震えながら背中をそらし、区たりとその場に倒れたかと思うと、群がる男たちにじゅっぽりと竿を嵌められてしまい。
「あ、あっ❤　うそ、すんなり入って……んぃ゛っ❤❤」
「うおー、なかなか耕されたケツだぜ。もっといい土にしてやるからな」
「あっ❤　ダメっ……んおぉお～～～～゛❤」
　後はもう、獣のようにチンポの出し入れに合わせて吠えることしかできなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●わからせていいのはわからせられる覚悟のあるヤツだけだ。
「どっちがわからせられることになるのか、勝負だねっ♪」
　クローネ・マックローネ（｜闇《ダークネス》と｜神《デウスエクス》を従える者・f05148）は【クローネちゃんのオーク軍団★（ブラック・オーク・レギオン）】を再発動し（オークたちはアスレチックを登ってくることが出来なかったため）この場にオークを出現させるとそのままの勢いでロベリアに立ち向かっていった。
「彼女を倒さないとまともな水着は手に入らない…♪　つまり、倒すまではまともじゃない水着を手に入れ放題ってことだよね！」
　というそうだけどそうじゃない！　なロジックでじっくりことことロベリアを嬲るつもりだ。下手なわからせよりもとんでもないディープさであるが勿論ロベリアはただやられるだけではない。
「えー、ザコザコ猟兵さんってクソザコオーク使ってんの？　ま、使い勝手はいいもんねー❤」
　というと負けずにこっちも眷属召喚。邪聖騎士団にも手伝わせてハーピィやらラミアやら呼ばせ自分はトロールやイケメン暗黒騎士とパラディンを召喚する。単純にパワーの上位互換を読んだといったところだがちょっとベヒーモスは反則でしょ。まあそれだけクローネが強敵ってことでっ！
「邪聖騎士団からはビキニアーマードロップするよね♪　負けないよ、どんどんいくよー！」
　オークをとりまきに嗾け、自分はイケメン暗黒騎士や聖騎士のお相手を。
「って、何でイケメン！？」
「ザコザコ猟兵さんも結局顔が好きでしょ？」
「いや私は顔判定じゃないんだけど！　心外だよ！」
　と言いつつもまあ倒せば彼らも何かドロップするかもしれないのでそれはもうたっぷりと楽しませていただく。
「あっ♪　すごーい♪　騎士さんの屈強ちんぽで、聖邪クローネちゃんの中で混ざっておかしくなっちゃう～～～～っ☆」
　クローネ特攻として出された騎士だけあってそのパワーとテクニックとスタミナは相当なものであった。
「でも、絶対一杯まともじゃない水着ほしいから、こんなんで負けたりしないよ♪」
　やや間違った方向性への努力すさまじいクローネは、その後しっかり男どもから搾り取り、様々な男女のぶっ飛んだデザインの水着やビキニアーマーを入手しては精に濡れて溶かされ、溶かされては新たなものを溶けた数倍手に入れるという精力全開バトルを繰り広げるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●男ってバカなの
「何でバグモンスターの軍門に下ってるやつがいるの……。ただでさえビキニアーマーがボロボロだってのに」
　宙音・ナナシ（異能改造体格闘少女・f42852）は呆れ切った声でそう言った。目の前に広がるのは女たちがユーベルコードを発動して襲い来る中、普通にほぼ裸状態でこちらに突撃を仕掛ける哀れな男たちの姿。
「武器はちゃっかり持ってるのがむかつくわね」
　ただ性的にむやみに襲ってくるわけでもなく、持っている剣で普通に切り付けてくるところが特に憎たらしい。
　何とかしのいでボスまで辿り着こうとしたけど、邪聖騎士の攻撃でとうとうビキニアーマーは完全崩壊。
「っ！！！」
「うおおおおおおおおっぱいだあああああ！」
「マンコだあああああああ！」
　戸惑いを隠せないナナシに野郎どもが攻撃を仕掛け、人並みに飲まれてもみくちゃにされてしまう。
「もうじれったい！」
　失うものがなくなったナナシは躊躇いもなくし、人々の下敷きになりながらユーベルコード【貫く神殺しの雷槍（ツラヌクカミゴロシノライソウ）】を解き放ちあたりを感電気絶者だらけにしてしまうのであった。
「うわー、ザコザコ猟兵さんも、追い詰められるとこわーい♥」

大成功 🔵​🔵​🔵​

●確かな実力、困ります
「あーはいはい、誰が雑魚ですって？」
　シャルロッテ・ヴェイロン（お嬢様ゲーマーAliceCV・f22917）は全猟兵に向けられるバカにしたような態度に圧倒的存在感からの威圧を放った。
「ういうセリフはオブリビオン・フォーミュラ並の実力を身に着けてからにしてください――もっともそのフォーミュラたちは私たちの方で殲滅されちゃってますけどね」
　こんな言葉も普通に強いボス級バグモンスターには本来なら響かないが、幸いというかなんというか……ここには戦争依頼級の精鋭猟兵たちが集まっている。
「ザコザコ猟兵の事ザコザコ猟兵っていって何が悪いの？　意味わかんない❤」
「まったく、話にならないわね。めんどくさい。そう言うボットだと思ってちゃっちゃかやっちゃいましょう」
　シャルロッテはボキャブラリー少なそうなあほギルドスタッフ幼女の相手はそこそこに、【ULTIMATE DESTROY COMMAND（アルティメット・デストロイ・コマンド）】を発動して容赦なくあのザコザコボットの軍門に下っちゃった一般人ごと攻撃の雨あられで蹂躙するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●変化と変化
「ザコザコ猟兵でもいいけど、あなたはチビチビギルドスタッフよねぇ？　私の魔法で、もっとチビチビにしてあげようかしら♪」
　ミーガン・クイン（規格外の魔女・f36759）がユーベルコード【縮小魔法・人権剥奪（ミニマムスペル・ディプライブ）】を発動した。
「わぁ！　何するのよ」
　驚きつつも愉快そうなロベリアの首根っこを掴むが、思ったよりもまだ大きい。
「あら、どれか避けられちゃったかしら？」
　ミーガンが放ったのは三度の1/6縮小の光、というのに彼女の大きさはせいぜい1/36、一発分足りない。
「あはは、ザコザコ猟兵さんの魔法なんて二回も見れば十分だよ💗」
　そういいながらミーガンの手をすり抜け能力弱体の光で対抗するロベリア。
「あら……小さくても厄介な光ね♪　これは、先に全部食らった方が負けって事ね」
「そゆこと💗　つまり、私の勝ちだよね♪」
　ロベリアはニマニマ笑うとミーガンより早く大量の光を放ちまくるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●メスガキのオモチャ
「うわぁ、いかにもなメスガキだ。ああいうの苦手だな」
『調子に乗った時のラビ子に似ていると思うが？』
「僕、絶対あんなんじゃないから！」
　印旛院・ラビニア（エタらない人（仮）・f42058）は全裸でもなおイケメンムーブを続ける劫禍と共にロベリアに対峙した。先ほどから弱体の光を放ってきていて危ないので物陰から様子をうかがう。
「ってか、あんまりくっつかないでよ。当たってる」
『ふふふ、あててんだよ』
「殴るよ」
　尻にあたる劫禍の熱いモノを気色悪く感じながら睨めば、劫禍はやれやれと諸手を上げて半歩だけ下がる。
『っと、今ならいけるんじゃないか』
「わ、ほんとだ、行くよ劫禍。召喚！　ジークヒルデ！！！」
『行け、ヴァルグラム・ノヴァ！』
　ユーベルコード【神滅の戦乙女・ジークヒルデ（ディバインスレイヤー・ヴァルキリー・ジークヒルデ）】を発動しロベリアにブチ当てる。
「うおっと！　なんて無礼なザコザコ猟兵さん❤　でもただじゃやられないよっ！」
　ロベリアが攻撃を受けながら放った光はラビニアのビキニに命中し彼女を丸裸にするが。
『うおっと！！』
「ちょ、劫禍！」
『ふ、何とか間に合ったな』
「間に合ってないってば、放して！　へし折るよ！！！」
　それを咄嗟に劫禍がラビ子の裸体を鷲掴みして隠してくれるのだが……好いた女を抱きしめて立たずにいられるほど雄を捨ててない劫禍のアレが太ももの隙間に挟まれてラビニアはキレギミにそう言った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●冷静に対処を
（……これは逃げきれる状況じゃないね）
　敵がミリィ・ライジング（煌めく白銀・f05963）に気付き行動を起こす前に【高速詠唱】でUCを発動。
　木剣とリボルバー銃を構えて銃を放ち、その銃弾を隠す様に先行して化身の英霊たちを嗾ける。
「ザコザコ猟兵はっけ……うわっと❤　やるじゃん！　……クハッ！」
　ロベリアはすんでのところで英霊には気が付くがその後の銃弾には気づけずそちらが命中。
「流石に数が多すぎじゃない？」
　先ほどから他の猟兵の攻撃も地味に受けているのもあって流石の余裕もなくなってきているようだ。反撃も雑な水鉄砲の押収。それでもさすがはボスといったところか、ミリィに命中する攻撃もなくもない。
　バグの水を受けて、服装が溶けてきたら『脱ぐ』……そして装備している魔女装束に【早着替え】して冷静な攻撃を続ける。
「追い詰めたときこそしっかりと冷静に……英霊さん、お願いします！」
　ミリィは更に早打ちで激しく弾幕を放ちながら英霊に切り込ませ確実にロベリアを骸の海へ近づけていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●未来特攻
「こんな格好で戦いなんて恥ずかしいです……」
『うっかりビキニアーマーを着るとはドジじゃのう』
　天羽々斬・布都乃（未来視の力を持つ陰陽師・f40613）はいなりの言葉に赤面する。
「うぅ、かくなる上は早く終わらせて……」
　天羽々斬剣と布都御魂剣を構えて瞳に金色の光を宿した。そして気合を入れて二刀を構えたところで――
「なっ、ソウさんと……クロノスさん！？」
　ロベリアのユーベルコードで出現させられる布都乃の弱点。
『よく見よ、ソウとクロノスに似ておるが……あれは敵が呼び出したバグキャラじゃ』
「そんなっ！？」
　布都乃以上の未来視と、時間停止能力をもつ能力者――。それはまさに私には抵抗できない能力で……。
『お、落ち着くのじゃ布都乃。やつらはあくまで一般人。ユーベルコードがあれば』
「ひぃん！」
『だめじゃ、苦手意識で目が濁っておる！』
　本来であればそれでも猟兵というハンデが大きく負けるはず等ないのだが、避けた先を予知されたり、時間を止められて、水鉄砲で水をかけられて。
「きゃっ、ビキニアーマーが溶けて！？　見ないでくださーいっ！」
　結局無力化されてしまうのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●ゲシュタルト崩壊
　ロベリア・アナスタシア（『媚薬』と『快楽』を愛する美魔嬢エルフ・f23913）はきょとんとした顔で戦場へ現れた。
「何か、さっきから呼ばれてるかしら？」
　そう、ロベリアもまたロベリアと同様にロベリアなのだ。
「ザコザコ猟兵さんまだいるの！？　ちょ、ちょっとまってよ💗　ロベリアちゃんこまっちゃう！　ザコザコおねえさんはこれでおとなしくしてて！」
　ピンチのロベリアはロベリアに向かってバグモンスターを放ちロベリアの身体を縛り付けた。
「あんっ❤」
　と思わず反射で鳴くロベリアだったが、何かを期待したのにそこでバグモンスターの行動が完全に止まってしまった。
「嘘でしょ……」
　放置プレイである。ロベリアは弱点（禁欲状態）を見破られてしまったのだ。
　悶々とする感情。どうしようもない状況にそれでもロベリアはあらがおうとするが、ある程度力をいれても特殊なデータで出来ているバグモンスターはロベリアがなぜか痛みを感じたくても感じさせないままぎちぎちに縛っていて。
「これじゃあホントにただの放置じゃない！！！」
　とキレぎみになるロベリア。放置はしばらく続きその間もほかの猟兵たちが楽しそう（？）にしている声でだんだんとフラストレーションが暴走してきて……。
「……おーけーいいどきょうねメスガキちゃん、オシオキよ」
　ロベリアは鬱憤で力を溜めてユーベルコード【魔嬢の色欲的仕返し術（ラストライク・リベンジ）】を発動し全身を霊力と淫気で包み込むと拘束を解除して立ち上がった。
「さあ、覚悟しなさいな……！」
　真顔でロベリアとロベリアと距離を縮めるとロリガキロベリアにグラップルを仕掛ける。
「うわ、さっきのザコザコ猟兵お姉さん！」
　ロベリアは真顔のまま連撃を繰り出してくるロベリアに対応するように自分もグラップルで応戦するがいまのロベリアはダメージを受ける程淫気も霊力も増幅していく状態。
「ふふふふふ、さあ、跪くのよ！　ロベリアちゃん！　ああ、同じ名前なのちょっとやりにくいわね！」
「やーだよ💗　って、あ、いやあああああっ！！！」
　そのうちにフックが一発おもいっきりわき腹に決まり、そこからどんどんロベリアお姉さんの優勢になりロベリアはロベリアの手によって地面に押さえつけられ、そのままたっぷりと生命力を吸引されて骸の海に還されてしまうのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

第3章 日常 『季節限定イベント！』

POW   :    イベントアイテムを大量に集め、景品と引き換える SPD   :    イベント限定のレアモンスターを探す WIZ   :    お祭り見物を優雅に楽しむ イラスト：yakiNAShU 👑5 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●普通の水着あつめよう。祭りもあるよ。
　アスレチックに挑戦したり、浜辺に数分ごとに現れるタコ型モンスターを倒すことでもらえるチケットで交換所でランダム水着ガチャが引ける。
　また、夜は花火イベントもやっておりいろんなプレイヤーが有志でお祭り騒ぎを行っているらしい。折角平和になったので楽しんでいくのが吉かも！


●ビーチスクショ
「巨大タコ100匹討伐達成！　ウェーイ☆」
「「「うぇーい☆」」」
　夏のビーチ！　それはオンラインゲーマーがアゲアゲでウキウキな青春のスクリーンショットをとる場所。
　露木・鬼燈（竜喰・f01316）も男女グループに勧誘されそれを楽しんでいた。
「いやぁ、思ったより楽しめたな」
「そうね、案外飽きなかったっぽい」
　男女比率２：２、男はタンク、女はヒーラーとバッファーで鬼燈がアサシン。そんなグループ。タンクの男に肩を組まれジュースを受け取りながら達成感を味わう鬼燈の前には水着でバインバインのマーメイドが二人。となればこのあとやることは……。
「じゃ、腹減ったし四人で飯にしようぜ！　タコ、チケットのほかに食材も落としていったしさ」
「あ、いいね♪　あたしら具材切るよ」
　そう、バーベキューである。おもったよりえちちとかなくて不完全燃焼だった鬼燈の心は、夏のうきうきエンジェルとの合コンバーベキューでくすぶった火が燃え上がろうとしていた。そんな折、タンクがこそこそと声をかけてくる。
「なあ、おい。鬼燈。ちょっと相談があるんだけどよ」
「ん、なに？」
「あのヒーラー、俺の妹なんだけどちょっとお前のこと気になるみたいで……俺はバッファー狙ってるし、お前いい奴だからさ、ここは共同戦線をはって確実に男の欲を満たしに行かないか？」
「なるほど……悪くないっぽい」
　まさかのタンクからの申し出に頷く鬼燈。どうやら彼の水着の夏の本番はこれから始まるようだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●驚き！　モンスターお姉さん☆
「えーいっ……！　や、やりましたぁ！！！」
「ふふ、これくらい当然ね♪」
　アリス・フェアリィハート（不思議の国の天司神姫アリス・f01939）はタコの巨大モンスター、通称オルタロセックスを倒して大はしゃぎ。水着チケットを手に、普通に終わった戦闘に安堵と歓喜を見せた。
「っと、また新しいのがくるみたいよ」
「次はレイドボスだわ！　次元イベントよ！」
　そんな彼女の喜びをよそに他のプレイヤーたちが新しいボスの登場前イベント演出に沸き立つ。
「次元……？　そんなのもあるんですね」
「いいじゃない♪　アリスまだ戦えるでしょ？　参加しましょ☆」
「はい……！」
　勝利の後だから少し調子に乗って力強く頷くアリスだったが、現れたのは想像以上に巨大で強大な下半身タコの美人な女性型モンスター……スキュラだった。
「って、大きすぎませんか？」
　びびるアリスは一瞬後には彼女に捕まりデバフをつけられ、触手でぐちょぐちょと全身をいじくられてしまう。全年齢対象のゲームなのにここまでされちゃって大丈夫なの！？　バグモンスターじゃないの！？　とおもいつつハチャメチャに包み込まれて吸い付かれて感じてしまい、あまりの気持ちよさに股間から聖剣が出ちゃって理力を奪われるのであった。
　あ、スキュラはちゃんと多くのプレイヤーによって討伐され報酬も入手出来ました。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●いつだって日常は来る
「今回も大変だったけど……」
　宙音・ナナシ（進化する拳・f42852）はふぅ、と息をついて準備運動をすると気合を入れなおし討伐イベントに向かった。
「限定と言われたらわくわくするね」
　この世に、限定という言葉に弱くない女子はいない（クソでか主語）
　ナナシもそんな限定女子の一人であった。過激派ではないが。

「ユーベルコードはいらないね」
　タコモンスターの攻撃を余裕で回避しながら連続でグラップル攻撃を叩き込んでいくナナシ。他のプレイヤーも手伝って一回の戦闘は５分もかからずに終了。チケットはどんどん集まっていった。
「よし、こんなもんかな」
「ちょ、あんたどれだけ狩ったのよ。服、汚れてるわよ？」
　チケットがカンストまで集まったところで休憩しようとしたナナシに、傍にいたプレイヤーが話しかける。
「え、嘘……」
「ホントよ。鏡見てみなさい」
　と言われて更衣室に向かえば背中とか自分の目に入らない部分が結構汚れてしまっていた。
「うわ、ほんとだ……。しかたない。早速着替えるか」
　大量の水着ガチャをひいてとりあえず無難なものをえらんで着替えたナナシはそのあとヤキソバを屋台で買ってたべたり花火を見たりして楽しく過ごすのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●楽しい狩猟生活
「うおー！　楽しいのう。これは楽しいのう！」
　イベントでみんなで一つの目標を追いかけて狩る一体感。
「お、次か。次が来たか！」
　そして一つが終わればまた次の戦いがストレスない待ち時間のうちに来くる没入感。
「っと、ランダムイベント付きじゃのう！　よっしゃ。めちゃくちゃなバフは来ないでくれよ！」
　モンスターが出るたび特殊な状態が自分に付与されることで新鮮味は損なわれず。
「って、こ、これは……ボーナスタイムじゃっ！！！」
　更にランダムで来るボーナスタイムでは俺最強とばかりにもりもりバフがついてチケットも一体につき１～５枚なのが２～１０倍のチャンスというばくち要素まであるのでヴィクトリカ・ブランロワ（翠玉の竜姫・f05122）はうきうきしっぱなしだった。
「しかし、そろそろ人も減って来たのう」
　ただ、水着とはだれもが無限に欲しいものではない。ある程度集まったら離脱したり別のイベントに向かうものもいるので賑わいはあったりなかったりでふと寂しさを感じることを。
　それでもヴィクトリカは狩を続けた。目標を達成するまで、暗くなるまで狩を続けた。
「よっしゃあああ！」
　そしてついに彼女は目標を達成した。
　感謝の水着チケット７７７枚！
「ガチャに行くのじゃー♪」
　もう用はないとその場を後にしようとするヴィクトリカだったが、突如WARNINGの文字が周囲に浮かぶ。
「なっ！？　なんじゃこの演出は！！」
　超低確率の地獄のデバフチャンスだ。クリアすると一気に２００枚のチケットが出に入る大イベント。
「い、いやじゃがクリアしたら７７７枚じゃなくなってしまう。ここは逃げるが勝……」
　綺麗な数字を崩したくなくて逃亡を図るヴィクトリカだったが、なんとデバフの中にバインド……その場から一歩も動けなくなってしまう状態異常にかかったヴィクトリカはそのままタコの触手に絡まれてしまって……。
「んぉ、まてぃ、まつのじゃ……あーーー！！！」
　そのまま触手攻撃にめちゃくちゃにされて気が付くとクエストは失敗で終了。チケット枚数は増えずに済んだものの、彼女は浜辺から空を見上げて虚ろな目で現実逃避をしていた。
「花火、綺麗なのじゃ……」

大成功 🔵​🔵​🔵​

●歴戦のスナイパー
「アスレチックはやはり難しそうですか」
　夢ヶ枝・るこる（豊饒の使徒・夢・f10980）はアスレチックに一度だけ挑戦してみることにしたが、その挑戦は中盤の細道ゾーンにて足止めを喰らい終了となった。
　細い壁と壁の間を地面から出てくる棘を躱しながら進むという部分で規格外の胸があだとなって前にも後ろにも勧めなくなってしまったのだ。
「リタイアペナルティはありませんし、やはり得意分野で行きましょう……」
　そういって彼女のチケット集めに選ばれたのは射撃でした。
　ユーベルコード【豊乳女神の加護・奘珤（チチガミサマノカゴ・フニョウタルマドウグ）】を発動し感知能力を強化、現れたところを砲撃で狙い撃つことで一撃で撃沈していく。
　気が付いたらチケットはカンストに。
「９９９枚で終わりなんですねぇ。まあでもこれだけあれば一生水着にも困らなそうですぅ」

　そして回されたガチャの結果。
「アラビアンスタイルですか……」
　似たような水着の中でひときわ輝くのはアラビアンでエキゾチックなエメラルドグリーンの水着。セクシーでありながら布面積もなかなか。この世界の水着で無ければ間違いなく着られない代物だ。
「うん、これがいいですね」
　るこるはそれを身に着けてその後は食べ歩きへ。もちろんそれ以外の水着もインベントリには入れているので気が代わったらゴシックメイド水着やハイレグも試してみるのもいいかもしれない。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●舞い踊り切り刻め
　シャルロッテ・ヴェイロン（お嬢様ゲーマーAliceCV・f22917）は無事正常となったイベントで魅せるプレイを楽しんでいた。
「あのタコを倒すんでしたわよね」
　といって剣を手に取り襲い来る触手をひらりゆらりと躱しては素早く駆けてまっすぐな断面で切り落とす姿はまるで妖精のように美しく凛としていて、共に戦っていたプレイヤーたちも思わず見とれて動きを止めてしまうほどだった。

「ふぅ、こんなものでしょうか」
　そうして1時間ほどで集めたチケットで10連水着ガチャをすることに。
　ユーベルコード【天賦の才】で運営も涙目なSSR確立にしてガチャを回せば出るわ出るわ、デザイナーたちがたくさんの時間をかけて作った細かい装飾の水着や別ゲームに実在するコラボ水着が10着中8着。
「少し上振れましたわね。でも、これとこれは布面積が少なすぎるのでプレイヤーマーケットで売却……は不可設定ですか。あ、でも普通に少額ですが店舗売却は出来るのですね」
　ってな感じで3着処分すれば残りをインベントリにしまって一番気に入ったワンピースにフリフリとギンガムチェックのひらひらがついた水着を着て食事花火を楽しむ素敵な夏のひと時を送った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●取れ高
「いや～、大量大量♪　ほとんど使い捨てでも、これだけあったらしばらく困らないよね★」
　クローネ・マックローネ（｜闇《ダークネス》と｜神《デウスエクス》を従える者・f05148）はそういってアイテムポケットに濡れたら消えちゃう色々なデザインの水着、ビキニアーマーを入れていく。ここぞという時にここぞという人に使おうという算段であろうか。
「よし！　折角来たんだから新しい普通の水着もゲットしないとね♪」
　片付けが終われば人だかりが出来てるほうに駆け出し、耐水性の気持ちに切り替えてタコ狩りを始めた。
「わー！　皆いっぱい盛り上がってるね♪」
「そりゃあ新しい水着欲しいもん！」
「俺も俺も～！」
　とパリピ気分のプレイヤーたちと行きずりのお祭り騒ぎで一匹、二匹、三匹と現れるたびにタコを斬ったりやいたり……。【ワタシの空飛ぶドラゴニアンちゃん達（ブラック・ドラゴニアン・トルーパー）】で呼び出したかわいいドラゴニアンたちまで暴れるからはたから見えるとちょっとタコが可愛そうなくらいのオーバーパワー。
「で、気が付いたら82着か～♪　ちょっと楽しみすぎたかな？」
　水着チケットがカンストする前にいったん周囲が御開きムードになったので撤退しさっさとガチャをひいたところに、一緒に狩をしていた男性たちがやってくる。
「うわー。クローネちゃん一杯とったね」
「すげー、どれも似合いそうだ……なあ、早速着てくれたり……」
「クローネちゃんといっぱい遊んでくれるならいいよ♪」
　てな具合に水着は可愛いドラゴニアンちゃんたちと山分けしてきて今度は夜のお祭り。

「ここ、クローネちゃんの為にとったんだ」
「わぁ♪　嬉しい」
　盛りのついた男たちの用意した海辺のおしゃれコテージで水着ファッションショー。
「お兄さん達も水着になってよ♪」
　と男たちにも水着を着させ、熱さで表面が少し溶けてしまった自分のブラックタールボディをつかったローションプレイ。
　ドラゴニアンたちも勿論一緒になって男女複数名くんずほぐれつの乱交パーティ。
「うお、すごい……クローネちゃんのなか、名器過ぎっ！！！」
「ああああんっ♪　ナカ、また中にだされちゃってるよぉおおお❤」
　びゅる、びゅるる～～～！！　っと何度も濃いのをあっちこっちに吐き出されながら、花火のあがる夏の夜にそれにも負けない大きな喘ぎ声がコテージ内にいくつも響いていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●独占欲だったらいいのにな
　印旛院・ラビニア（エタらない人（仮）・f42058）はお祭り騒ぎの喧騒から少し離れたところにあるパラソル付きのビーチチェアでドリンク片手にくつろいでいた。
「色々あったけど、平和で終わったようで何より」
『全くだ』
　その隣にはスパダリといって差し支えないほど完璧にドリンクや食事をサーブしてくれる劫禍。
『ほら、あーん』
「ちょ、それはいいって……もう……あーん」
　口に運ばれたタコ焼きは完璧すぎる温度までふーふーされている。完璧すぎて男としての敗北感半端なく、どうも鼻につくのになぜ少し照れてしまっているんだろうか、自分は。まあいい、もう疲れた。深くは考えないでおく。
『俺様に惚れ直したか？』
「その自信はどこから！？」
『そうだな……いや、なんでかっていうのは言わないでおこう。ラビニアは素直じゃないからな』
　そういって少し休憩とばかりにラビニアと同じチェアに寝転がり肌は触れてこないが優しい微笑みを向けてくる。
　ドキッ！
　じゃない。何誤作動を起こしてるんだ心臓。
「ちょっと」
『二人用のチェアなんだ。少しくらいいいだろう』
　デートスポットの為確かにこのチェアは二人ぎりくっつかないで入れるほどの広さ。一応よくしてもらってるし確かに少しなら……仕方ないかと思わなくもない。
『そもそもだ。ラビ子のその身体はゲーム内の仮初の肉体ということなのだろ？ならば、その身体でどれだけ俺様と交わろうとノーカンなのでは？』
　そんな自分の考えを読み取ってか劫禍が続けたセリフでまあその少女漫画みたいな空気は崩れ去るのだが。
「…………いやいやいや！それでも僕は嫌だからね！」
『フハハハハ！　今一瞬「それならアリかも」とか過ったであろう？ならば俺様に身体を許す日は近いな！』
「……っ！」
　考えてないといえば嘘になる。いまちょっと例えば夜でかなりいい雰囲気まで持っていかれてたらキスぐらい許してしまいそうな自分の未来予想図が思い浮かんでぶんぶんと首を振る。
『ラビ子。かわいい……早く俺様のコト素直に好きになっちまえばいいのに』
　というセリフは脳内で言ってるんだっけか、実際に言われてるんだっけか。
　そんな区別もつかなくなったところにイケイケな美女たちが近づいてくる。
「わぁ❤　兄さんイケメン♪　ねえ、そんな釣れない子じゃなくてアタシたちと遊ぼうよ♪　お兄さんNPCでしょ？」
　ある意味NPC(メタ）な雰囲気を読んでか声をかけてくる彼女らに、ラビニアはちょっと慌てていや彼そういうのじゃないんで！！　意志あるんで！！！　と語気強く騒ぐラビニアの手を取って、軽くチュッとする劫禍。あまりに自然な動きに赦してしまった自分が恥ずかしくまた顔が赤くなる。
『と、いうわけだ。悪いねお嬢さん方』
　見せつけながら劫禍がはにかむと、セクシーお姉さんたちはなによなによー。と不満げに立ち去って行った。
「しかし、ラビニアがそこまでして俺様のことを独り占めにしようだなんてな』
「いや、一般人が餌食にされたら困るから！僕が！」
『この世界なら死んでもリスポーンするであろう？』
「オブリビオンの倫理観！」
　その後はラビニアも調子を取り戻していつも通りあーだこーだ言ってるがはたから見れば完全にケンカップルの漫才のようであったという。

「ふぉっふぉっふぉ。このビーチの名産。ラブコメソーダのおかげでまたいいものがみれたのぅ」
　一方。海の家からソレを眺めていた老人店主はポツリ、そうつぶやいて髭をなでおろしていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●エロげー的展開。
「わぁ、知らない作物もいくつかあるんだね」
　太陽の照り付けるなか、黒名・江之助（農業廃人お兄さん・f43183）は浜辺での作物採取に取り掛かっていた。
　ハマエンドウのほかにはゲームならではの謎植物。食べれる者もあるが食べられそうにないものも彼の好奇心を止めることは出来なかった。
「これと、これと……あ、海藻も今回は取っておこうかな」
　そもそも未知の世界なんだから取って齧ってもなんとでもなるだろうという甘い考えであった。
「ん、虹色の作物？　これは……果物なのかな。形は桃っぽいけど……」
　その好奇心が、まさかあんなことになるなんて・・…。

「あっ❤　おっ❤　だめっ！　だめぇ❤」
　数分後、江之助は浜辺のタコを殴るクエストにみんながお昼ご飯に行ってる時間に一人で参加してしまった江之助はタコの触手の餌食になっていた。
「なんやにいちゃん。めっちゃええにおいするやん」
　と関西弁で話すタコ。そう、彼の食べてしまったゲーミング桃はモンスターを強く引き寄せる成分があったのだ。
「おぐっ❤　ああああ゛っ❤　もう、や、だめ、タコなんがに、いがしゃれりゅっ！！！　やだっ！！！！」
　さすがの江之助もこの事態は受け入れがたく必死で抵抗するが、ついには口も触手で塞がれてしまう。このままぼろ雑巾になるまでひどい目にあってしまうのか……これエロゲーじゃないからワンチャン死ぬ？　とか考えていたそんな時、一人の男が声を上げた。
「助けて欲しいか？」
　そんな力強い声だった。江之助が必死に首を縦に振ると男は大剣を抜きタコを見事ソロ討伐して見せた。とっても強そうな武器だ。たぶん歴戦のゲーマーなんだろう。
「がはっ、ごほっ！！！　あ、ありがとうございま……」
　しかし、男に差し出された手を取った江之助は表情をこわばらせてしまった。なぜなら視線の先にいたのはここに来る前にアスレチックでめちゃくちゃセクハラしてきた目付きの悪い高校生くらいの青年だったからだ。
「あ、あ……」
　この後の展開が読めたってやつ。そんな彼の予感を的中させるように青年は江之助をビーチにあるコテージの一つまで無言で運び……。
「タコでいくよりマシだろ？　お礼してもらうぜ」
　といって有無を言わさず江之助のタコ触手でほぐれてぱっくりひらいた蕾に20センチ級の大きな肉棒を突っ込んで童帝絶倫高校生無敵チンポで何度も何度も貫いて中にたくさんの種をそれはもう上の口から出る勢いで吐きまくった。
「アッーーーーーーーーーー❤」
　江之助は快楽漬けにされて三日ほど彼の言いなりになりえっちしていたのだとか……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

最終結果：成功 完成日:2024年07月30日 宿敵 『『バグギルドスタッフ』ロベリア』 を撃破！