#UDCアース
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猟兵達が待機していると、前髪を青、緑、紫と派手に染め分けた女性が入ってきた。同人作家の真莉・絵井実(37)である。覇気のない顔をした彼女には、もう一つの顔、いや人格があった。
「はい交代」
呟くと瞳に輝きが宿り、口元に笑みが浮かぶ。
「ったく……あ、アカンでお前ら、いや、みんな!」
世界を渡るアラフォー現役アイドル真莉・詠子(37)。公称年齢よりは結構若く見える。
「UDCアースにある邪神教団の拠点が見つかった。今回の任務はこの拠点の制圧や。位置は簡単に特定できた。油断をついて奇襲することはできるやろ」
口元を引き締めて一息おく詠子。
「問題は、やな……位置が分かったんは、えらい濃い瘴気を感じたからや。既になんらかの形で邪神が召喚されてると思ってまず間違いないやろな」
猟兵達の顔が曇る。一般的に、邪神の召喚には生贄を……人間の命を必要とする。それは同時に、それだけの犠牲を要するだけの強大な力を持つ、という意味でもある。
「予知できたんは警備の外見までやけど、よりによって触手のバケモンを群れで置いとるみたいや。邪神が来る前にとっとと触手を……簡単に言うたらいかんけど、同時に相手せんようになるべく早く殲滅して、邪神も倒して拠点を制圧することになるわ」
うつむいて大きく息をつくと、少しだけ明るい表情で顔を上げる。
「そんなわけで危険な任務になるけど、無事帰って来れたら、スーパー銭湯で狂気払いの慰労会を用意してます。有名な元ヒーロー俳優歌謡ユニットも来るらしいけど……一応、ウチもステージするから……見てや! 頼むで!
いや、そんな事より、その前に邪神倒してみんな一緒に帰ろうな! 絶対やで!」
相良☆無意味
はじめまして。
相良無意味と申します。あるいは中抜きの『☆』を付けて『相良☆無意味』です。
縁あってこちらでマスターとして活動させていただくことになりました。
マスターとしては初心者ですが、それなりに長い人生経験を活かして楽しいリプレイを書ければと思います。
今回は純粋な戦闘シナリオと、事後のリクリエーションになります。
調査がないぶん戦闘は厳しめになるかとは思いますが、お互い手探りで頑張っていきましょう。
慰労会はもちろん自由行動ですので、色々と発想を膨らませて個性をアピールする行動をしてください。
よろしくお願いします。
第1章 集団戦
『パープルテンタクルズ』
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POW : 押し寄せる狂気の触手
【触手群】が命中した対象に対し、高威力高命中の【太い触手による刺突】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD : 束縛する恍惚の触手
【身体部位に絡みつく触手】【脱力をもたらす触手】【恍惚を与える触手】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ : 増殖する触手の嬰児
レベル×5体の、小型の戦闘用【触手塊】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
イラスト:某君
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
山鹿市・かさみ
かさみの・・・かさみのヒーロー俳優さんへの握手とサインを頂く場を・・・あ、いや皆の大事な娯楽の場を!邪魔するとは許せないッス!フルパワーで行くッスよ!
さぁここからはヒーローモードだ。
この数、うかつに突っ込めば大惨事だね。
しかし!速さを求められるのがヒーローの務め!慌てず騒がず迅速に!
まずは相手が攻撃を仕掛けて来たときには回避に務めながらも前に出て、
相手が密集しているところにグラウンドクラッシャーを叩き込む!
一網打尽!といけばいいがね!
ただその場所が破壊してはいけない場所ならば発動はひかえ、
向かってくる相手を地道に一つずつ潰していくよ。大音帝ヤカマシャー、ミュージックスタートだ!行くぞォ!!
アポリー・ウィートフィールド
尊厳あるヒトを食い物にする輩など、我が許さぬ。この猟兵の力で蹴散らしてくれようぞ。
とはいえ、我は広範囲を攻められるユーベルコードを持ち合わせてはおらぬ故、ここはゴッドスピードライドにて宇宙バイクに騎乗し、突撃をかけることで、一網打尽を狙おうと思う。縦横無尽に敵を轢いて回り、一匹でも多く触手のタタキに変えて見せようぞ。
「かさみの・・・かさみのヒーロー俳優さんへの握手とサインを頂く場を・・・あ、いや皆の大事な娯楽の場を!邪魔するとは許せないッス!」
触手の大群を前に大声で息巻く「山鹿市・かさみ」(大音帝ヤカマシャー・f01162)
「いや、慰労会を狙っている訳では……というか普通に世界の危機だと思うのだが。
まぁやる気があるのは良いことではあるな。我も尊厳あるヒトを食い物にする輩は許せぬ」
耳を押さえながら指摘するアポリー・ウィートフィールド(暴食のイナゴ男・f03529)。イナゴの能力を持つキマイラである彼は、常人より聴覚も優れている。
「そうそう。ただ、うちは帰りがあるので『あえて、寝る!』。頑張れ〜」
どこからか現れた机にしがみ付いた 真莉・絵井実(多重人格者のサウンドソルジャー・f00176)は、同人作家の人格に戻り締切日の夜(コノママダトオチマス)で身を守ったまま覇気の無い応援を送る。
「そ、そうっすね。とにかくフルパワーで行くッスよ!
さぁここからはヒーローモードだ。この数、うかつに突っ込めば大惨事だね。
しかし!速さを求められるのがヒーローの務め!慌てず騒がず迅速に!」
全方位から襲う無数の触手を、左右にステップを踏みことごとく回避すると、そのまま超振動心速破砕拳(ハートビートナックル)を叩き込む。
「『唸れ拳!轟け魂!我が鳴らすは命の鼓動!!ひぃぃぃぃっさつ!!ハートビートォ、ナアアアアアアアックルゥ!!!』」
命中した触手とその下の地面が破壊される。
「お見事。さて、我もこの猟兵の力で蹴散らしてくれようぞ。
とはいえ、我は広範囲を攻められるユーベルコードを持ち合わせてはおらぬが……」
ゴッドスピードライドにて高機動形態に変形させた宇宙バイクに騎乗し、触手の攻撃も間に合わない速度で突撃をかける。手にした食器で触手を切り裂き打ち倒して行く。
だが、大量の触手はまだ半数近くが残っている。戦いはこれからだ。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
余計な改行がついてしまった上に、誤解を招く表現がございました。
締切日の夜(コノママダトオチマス)の体裁を取っているだけで実際には離れた位置におりユーベルコードは使用しておりません。
お詫びして訂正いたします。
リック・ランドルフ
ブラスターガンで触手塊が出てきたら迅速に始末をし本体だけのさいは触手を撃って敵が攻撃が出来ないように立ち回ります。
「ライブと銭湯か、戦うには充分な理由だな!」
「ライブと銭湯か、戦うには充分な理由だな!
しかしさすがはヒーロー達、この俺が出遅れるとは!」
仲間達の初動に舌を巻きつつ、彼らをうまく避けながらブラスターガンを連射するリック・ランドルフ(人間の探索者・f00168)。その射撃は的確に触手を吹き飛ばし、いくつかを粉微塵に砕いていく。
しかし、触手達もただ黙ってやられるのを待っている訳ではない。同胞を消滅させる熱線源の発信元へ触手を伸ばす。左右にステップを踏んで避けながら触手を撃つが、対応しきれずに絡みとられ、手足に絡みつく。
「しまった!」
新たな触手が伸び、四肢から力が抜けて行く。さらなる触手が股間に伸び……
「ああっ……このっ!」
一瞬の恍惚感に溺れることなく、力の入らない腕を無理やり動かして熱線銃を操り触手を吹き飛ばすリック。
「はぁ……はぁ……この程度で傭兵が落とせると思うなよ」
触手は減ったが、まだ油断はできない。
そろそろ教団員に見つかってもおかしくはない。早く終わらせねば。猟兵達の顔に焦りが浮かぶ。
成功
🔵🔵🔴
ルクト・オレイユ
なんだ、苦戦してるのか?
遅くなった事を詫びる事もなく、触手を視界に捉えた傍から妖刀で切りつける。
「次が来るぞ」
躊躇いなく【妖剣解放】を使い、教団員が来る前の殲滅を目指す。
こんな得体の知れない魔物に蹂躙されるより、呪いで命を削られた方がマシだ。
刀に粘液が付くと斬れ味が落ちるかもしれない。都度振り払いながら戦う。
時雨・零士
元ヒーロー俳優歌謡ユニットか…なら、ヒーローに憧れ、この力を得た俺が戦わないわけにはいかねぇな…!!
完全戦闘形態へと「変身」をしつつ、宇宙バイクに乗って素早く敵の攻撃を掻い潜って本体へ接近。
突撃の勢いのままカオス・ストライクを叩き込んでいくぜ!
後は同様にバイクで機動力を保ち、近接戦仕掛けに行きつつ、回避しきれない攻撃はバイクを盾や囮に使って防御。
一体ずつ確実に落として行くぜ!
「あの時憧れた英雄達に…今度は俺がなる…っ!!」
「なんだ、苦戦してるのか?」
追いついてきたルクト・オレイユ(キマイラの妖剣士・f05799)は、遅くなった事を詫びる事もなく、触手を視界に捉えた傍から妖刀で切りつける。
「戦闘員扱いと思って時間がかかっただけだ。もう終わらせる。
元ヒーロー俳優が来るのに……いや、ヒーローに憧れ、この力を得た俺が戦わないわけにはいかねぇからな……!!」
時雨・零士(仮面ライダーナイア・f04112)は敵を見据えたまま答える。無傷や軽傷の集まった場所を見つけると、その中心の一体を見すえ、完全戦闘形態へと「変身」しつつ、宇宙バイクに乗って素早く敵の攻撃を掻い潜って本体へ接近。混沌の魔力でとらえる。
「『コイツでトドメだ……!』カオス・ストライク!」
突撃の勢いのまま、全身に混沌の魔力を纏った跳び蹴りを放つ。
だが、その攻撃は触手の中心をわずかに下にそれ、上部に残った太い触手が零士を突き上げる。
「くっ……」
声にならない声をあげて後ろに飛ぶ零士。
「次が来るぞ」
こんな得体の知れない魔物に蹂躙されるより、呪いで命を削られた方がマシだ。寿命を削り躊躇いなく【妖剣解放】を発動して触手を斬り続けるルクト。切れ味が落ちるかもしれないので、都度粘液を振り払う。
討ち漏らした触手が絡み力を奪い、邪念を送り込んでくる。刀を持つ手が緩みそうになるが、なんとか斬り割いて振りほどく。
「なるほど……油断はできないな」
「あ、ああ……あの時憧れた英雄達に……今度は俺がなる……っ!!」
強い決意を持って動揺を振り払う零士。切り札を失ってもヒーローは決してあきらめない。再び接近して隙を見てバイクに搭乗すると、その機動力を活かし、時には盾や囮にして触手をかわしながら、一体ずつ確実に数を減らして行く。
かなり派手にやりあったが、まだ教団員が現れる気配はない。
グリモア猟兵の予知が外れることはまずない。しかし、あの女はどこまで予知していたのだったか……
苦戦
🔵🔵🔴🔴🔴🔴
一郷・亞衿
「教団員が来ないのって、『何か他のことに注力してるから』って理由なんじゃない……?」
邪神召喚の儀式とか。真莉さんも“なんらかの形で邪神が召喚されてると思ってまず間違いない”って言ってたし、速攻かけないとマズいかも?
……とは言え、ぬらぬらした触手にはあまり近付きたくないので、掲げた位牌を媒介にしてサングラスをかけたヤクザの霊(通常、一~三人程度)を召喚して攻撃。
「『凶暴な男、ここに眠る──』……全員、悪人!」
ヤクザの霊は一応粗雑ながらも拳銃(霊的エネルギー由来、弾数は基本的に無限)を持っているので、一発与えればいいだけなら多数の触手が召喚されたとしても何とかなるんじゃないかな……どうだろう……
緋神・美麗
邪髪の存在を放っておくわけにはいかないわね。故郷を守るためにもあいつらは駆逐しつくさないと。到着が遅くなっちゃった分もしっかり働かないとね。
しかしまぁ、いつ見ても気持ち悪いわね。こんな不浄な存在はさっさと殲滅しないとね。
「皆まとめて吹っ飛ばす!」
拡散極光砲で触手群を殲滅していくわ。
触手の攻撃は全力で回避。あんな穢れたものには絶対に触れられたくないわね。
もし触手に群がられている仲間がいればサイコキネシスで引き剥がすわね。
「大丈夫?まだ本命が来るんだから無理しないでね。」
「教団員が来ないのって、『何か他のことに注力してるから』って理由なんじゃない……?」
一郷・亞衿(奇譚綴り・f00351)は思案を巡らす。真莉さんも“なんらかの形で邪神が召喚されてると思ってまず間違いない”って言ってたし、速攻かけないとマズいかも?……とは言え、ぬらぬらした触手にはあまり近付きたくない。
「『凶暴な男、ここに眠る──』……全員、悪人!」
アウトレイジ・ビヨンドを発動すると、掲げた位牌を媒介にしてサングラスをかけたヤクザの霊が1体召喚される。
「少ないかな?」
「邪髪の存在を放っておくわけにはいかないわね。故郷を守るためにもあいつらは駆逐しつくさないと」
到着が遅くなっちゃった分もしっかり働かないとね。緋神・美麗(白翼極光砲・f01866)も意気込む。
しかしまぁ、いつ見ても気持ち悪いわね。こんな不浄な存在はさっさと殲滅しないとね。あんな穢れたものには絶対に触れられたくないわね。
職種が新たな攻撃を仕掛けてきた。小さな触手塊を召喚したのだ。触手塊は2人に迫る。
「遠距離対策……でも、ヤクザの霊は一応粗雑ながらも弾数は無限の拳銃を持っているので、多数の触手が召喚されたとしても何とかなるんじゃないかな……」
実際、銃弾が2発に1発の割合で命中し、触手塊は消滅する。しかし触手塊の数も多い。全力で回避を試みるが、結構な数に群がられてしまう。
「こうなったら! 皆まとめて吹っ飛ばす!『拡散極光砲(スプレッドハイメガキャノン)』!」
緋神が後ろの触手群に拡散極光砲を放つと、群がる触手塊をサイコキネシスで引き剥がす。引き剥がされた触手塊は煽動を繰り返しながら消滅した。
「大丈夫? まだ本命が来るんだから無理しないでね」
「ええ、お互いね」
時間はかかり、ある程度のダメージも受けたが、何とか触手群を殲滅することができた。
ギーーーーーッ……奥で観音開きの扉が不気味な音を立てて開く。
「ふむ、この程度の損傷か。まぁかえって好都合だ」
苦戦
🔵🔵🔴🔴🔴🔴
第2章 ボス戦
『膨らむ頭の人間』
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POW : 異形なる影の降臨
自身が戦闘で瀕死になると【おぞましい輪郭の影】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
SPD : 慈悲深き邪神の御使い
いま戦っている対象に有効な【邪神の落とし子】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
WIZ : 侵食する狂気の炎
対象の攻撃を軽減する【邪なる炎をまとった異形】に変身しつつ、【教典から放つ炎】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
イラスト:猫背
👑17
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ギーーーーーッ……奥で観音開きの扉が不気味な音を立てて開く。
「ふむ、この程度の損傷か。まぁかえって好都合だ」
そこにいたのは、人間のようであったが、頭部が異様に大きく、赤く広がっていた。見るものによっては花のように見えるであろう。
「好都合?」
猟兵の1人が声をあげる。
「ふふ……この程度で壊れてしまうようでは使えないのでな」
そう言い残し、横の部屋に消えていった。
リック・ランドルフ
「待て!…アイツ一体何を企んでいるんだ…」
直ぐ様追い掛けようとして扉の前に立つも刑事としての考えで扉の横の張り付いてあと銃を構えて勢いよく扉を蹴破って突入、敵が目の前にいたらクイックドロウで即攻撃をします、そのあと壁を遮蔽物にして撃ち合う
時雨・零士
ようやく本命のご登場だな…これ以上犠牲を出すワケにはいかねぇ…。
さっさと叩き潰してやるぜ!!
「変身」状態のまま、『カオス・ストライク』で壁をぶちぬき!
バイクを乗り入れつつ、敵が消えていった方に罠・不意打ちを警戒して進むぜ!
壁の向こうでこそこそ不意打ちでも狙ってたなら、一緒に吹っ飛ばせるかもしれねぇしな。
基本は機動力を活かしたヒット&アウェイ。
狂気の炎を纏われると厄介だし、目標を確認したらバイクで一気に距離を詰めて『カオス・ストライク』を叩き込むぜ!多分、コイツら寿命なんて気にし無さそうだしな…。
後は影の降臨があるから、大ダメージを与えた直後等には要注意。確実に仕留めるまで気は抜けねぇ。
山鹿市・かさみ
出たな怪人!・・・えーと、フラワースカル!そうフラワースカルだ!
逃がさん!待てーい!!
・・・と言いたいところだけど、とりあえず罠があっても困るからね。慎重に警戒しながら入ろうじゃないか。
この洞察力こそヒーローがヒーローたる所以。なんてね。
だが私には罠を解除したりする技量は持ち合わせてはいない。
ならば中央突破もヒーローの役目!
誰もそういうものを持っていないのなら私が先陣を切って駆け抜ける!
勇気の歌(サウンド・オブ・パワー)を歌いながら悠々と、かつ迅速に王道を進もうじゃぁないか!行くぞォー!!
「出たな怪人!……えーと、フラワースカル! そうフラワースカルだ!」
かさみが命名する。
「ようやく本命のご登場だな……これ以上犠牲を出すワケにはいかねぇ……さっさと叩き潰してやるぜ!!」
零士の鼻息は荒い。
「いやいや、とりあえず罠があっても困るからね。慎重に警戒しながら入ろうじゃないか。この洞察力こそヒーローがヒーローたる所以。なんてね」
「いや、でも」
「誰か罠感知持ってない? ならば中央突破もヒーローの役目!」
「結局行くんだよな?」
反論しようとする零士を無視し、勇気の歌(サウンド・オブ・パワー)を歌いながら悠々と進むかさみ。猟兵達は魂が揺さぶられ、戦闘力が増加するのを感じた。
「待て!……アイツ一体何を企んでいるんだ……」
直ぐ様追い掛け、扉の前に立ったリックだが、扉の横に張り付いて2人を手で制した。中から音がしないのを確認すると、銃を構えて勢いよく扉を蹴破った。そのまま勢いよく突入しようとするも、そこには歴戦の彼にも衝撃の光景が広がっていた。
頭が破裂した者たちが数名、そこかしこに転がっている。その全てがフラワースカル(仮名)と同じ服を来ていた。床の魔法陣が、その血で拡張されている。
「ふふ……流石に驚いたようだな。残念ながら戦闘要員は全て『仲間』の降神に失敗してしまってね。おかげで護衛も眷属に任せるしかなかった。
同時に、あれを突破できる丈夫な肉体を待っていたのだよ」
「させるか!」
言葉の意味に気づいたリックが銃弾を叩き込む。数発食らいつつもフラワースカル(仮名)は柱の陰に隠れる。
リックも奥側の壁に隠れると、2人に合図を送る。
「カオス・ストライク!」
バイクのままいきなり手前の壁をぶち抜く零士。驚いたかさみも慌てて後に続く。流石に先ほどのセリフを聞いていても、実際に見ると衝撃は小さくない。それでも、すぐに態勢を立て直す。
「ふむ……ヒーローには……ダークヒーロー、か」
「何?」
人の身では発音できない言葉が紡がれ、靄が集まって白い人型をなしていく。魔術的儀式の場には不釣り合いな、機械的な銀の装甲をまとう。
「こいつらを倒せ。ただし破壊はするな」
「……難シイ命令ダナ」
一瞬生まれた隙に、チャンスを逃すまいとリックも弾丸を叩き込む。
「自由ニヤラセテモラウ」
白いモノが機嫌を損ねたのか、全方位に衝撃波を放つ。部屋に来ていた猟兵達と、フラワースカル(仮名)をも吹き飛ばす。
「なっ……『コイツでトドメだ…!』カオス・ストライク!」
いち早く態勢を立ち直した零士が切り札を連発する。白いモノに命中し、クルリと回ると両手を高くあげて倒れる。
「上司ガ悪イト出番ガ少ナーイ!」
爆発した時の断末魔は、ダークヒーローではなく完全に怪人のものであった。
「ふむ……やはりヒーロー物は分からぬ」
かさみと零士が交互に攻撃を仕掛け、リックが支援するが、お互いダメージは少ない。戦闘は始まったばかりだ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
緋神・美麗
あれが教団員ね。なんかろくでもないようなこと言ってるけどどうせ本当にろくでもない実験か何かなんでしょ。そんなろくでもない実験は邪神もろともぶち壊すわよ。
サイキックブラストで動きを封じて目潰しで視界を奪い、2回攻撃で一気に削りきるわ。
「生憎あんたなんかに時間かけてられないのよ。速攻倒させてもらうからね。」
御使いや影の召喚で敵が増えたら拡散極光砲でまとめて薙ぎ払うわ。
「ええいっ、数が増えて鬱陶しいわね。皆まとめて吹っ飛ばす!」
一郷・亞衿
「血が出るなら、殺せるはずだ……」
昔映画で聞いたそんなセリフのことを思い出して呟きつつ、“空中に発生させた四次元空間から【ホームセンターで買える範疇の日用品】をランダムに取り出す”効果のUC『キャプテン・スーパーマーケット』を使用します。
(※ライターからチェーンソーまで物品種別は様々に変わるものの、効果文章で担保されている以上“全く無意味なもの”が出現することは決してありません。成功度により出現するものの使いやすさが変わる、といったイメージのUCです)
出て来たものが武器になるものならばそれを手にとって突撃し、防具に使えそうなものならそれを前線で戦ってる人に投げ渡した後、魔術攻撃で援護します。
夢飼・太郎
ど頭からユーベルコードを敵に発動し
問答無用でダメージを与えて考える隙間を与えない
「人類の敵に……人類の味方が理解できる訳ねぇだろうが!」
味方に挨拶できるタイミングがあれば積極的に名乗っておく。
「俺は夢飼。悪ぃけど1枚噛ませてもらうぜ、お三方。これでもエージェントなんでな」
「人類の敵に……人類の味方が理解できる訳ねぇだろうが!」
駆けつけた夢飼・太郎(扉やかく言うな・f00906)は好機に間に合ったと見て【絡みつく触手のかたまり】を召喚する。先程まで猟兵達を苦しめていた触手と同じようなものがフラワースカル(仮名)に伸び、絡みつく。
しかし、一瞬の間を置いて崩れ去る。
「……なるほど、道理」
「くっ、理解が早すぎる……効かないか」
「いや、ダメージはあるぞ……人の身で良く操っている。だが、その肉体では『器』には厳しいか」
「俺は弱くねぇ! っていうか何の事だ?」
フラワースカル(仮名)の言葉に怒ったり首を傾げたり忙しくしながら、相手が余裕ぶっこいてると踏んで他の猟兵に声をかける。
「あ、俺は夢飼。悪ぃけど1枚噛ませてもらうぜ。これでもエージェントなんでな」
「挨拶は後。なんかろくでもないようなこと言ってるけど、どうせ本当にろくでもない実験か何かなんでしょ。そんなろくでもない実験は邪神もろともぶち壊すわよ」
美麗は言いながらフラワースカル(仮名)の視界を遮り、連撃を繰り返す。
「血が出るなら、殺せるはずだ……」
昔映画で聞いたそんなセリフのことを思い出して呟きつつ、『キャプテン・スーパーマーケット』で“空中に発生させた四次元空間から棒状のモノを取り出す亞衿。ずっしりとした重みを感じる。
「こ……これは……?! ホームセンターで手に入るのか?」
どう見ても『バールのようなもの』に酷似していた。どうしたものか。だが、いずれにせよ武器になるものが出た場合の行動は決めていた。
「ええい、こうなったら……てやぁーっ」
なかばヤケクソのように殴りかかる。それを見たフラワースカル(仮名)は左手に魔力を貯めてで受け止めようとする。
「普通のバール……だと……」
「はぁあ?」
バールは見事にフラワースカル(仮名)の左手にめり込み、指の間が裂けていた。
「たしかにこの肉体は脆い。魔力を止めようとさせて裏をかくとは……だが、そうと分かれば対処のしようもある」
「何それ〜!? そりゃあ、ホームセンターで買えるだろうけど……」
殴った亞衿が1番驚いていた。
「『バールのようなもの』も同じくらい重いはずだけど……どうでもいいわね。生憎あんたなんかに時間かけてられないのよ。速攻倒させてもらうからね」
美麗は冷静に攻撃を続ける。フラワースカル(仮名)は裂けた左手で受け流す。
「いいだろう……魔法陣も崩れてしまった。沈黙させてからこの肉体を直し、再び降神の儀に移るとしよう」
フラワースカル(仮名)は触手塊を召喚した。護衛についていた眷属ではなく、それらが召喚した小さなものではあるが、いかんせん数が多い。
「ええいっ、数が増えて鬱陶しいわね。皆まとめて吹っ飛ばす!」
美麗が超小型ハイメガキャノンで触手塊を吹き飛ばす。打ち漏らしを各々が得物で……亞衿はバールで打ち砕いていく。
有効打を与えられたものの、バールはすでに対策済みと考えていい(そのままでは)。戦いはまだ終わらない。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
イデアール・モラクス
フン、この世界の化け物はなかなか小賢しいようだな。
どれ、私が遊んでやるとしようか。
戦法
「なかなか小賢しい術を使うじゃないか、化け物。
私の魔法にも耐えられるか…試してやろう!」
化け物人間に向けて高速詠唱を用いてのウィザードミサイル斉射、小細工を弄す間も与えず消炭にしてやる。
「さぁ啼け!喚け!醜い姿に似合いの無様な様を私に見せろ!」
遠距離からの一方的な攻撃、どんな対策をして来ようが構わず魔法を叩き込んで全てを焼き尽くしてやる。
「燃えろ!燃えろ!何もかも全て紅に染めてしまえ!」
アポリー・ウィートフィールド
ふむ、我らさえも贄にしようとは、なかなか油断ならぬ相手だ。
そろそろ敵の損傷も大きくなって来た頃合い、力押しの攻撃では強力なユーベルコードを誘発するおそれがあると見た。ここは速度で肉迫し、グルメツールによる攻撃……をフェイントにして蹴りを繰り出す!ガチキマイラを発動し脚にライオンの頭部を作り、敵を噛み裂く!いささか腹を下しそうな手合ではあるが、致し方なし!
山鹿市・かさみ
わからないなら教えよう、しかし正義は語るも無粋。
ならば語るはこの拳!刮目せよ、これがヒーローだ!!
左手にダメージがあるならそこを狙うしかない、
相手の左側に突撃し、顔面かボディめがけてハートビートナックルを叩き込みたい。
回避や防御を行いはするが多少のダメージは覚悟の上、
とにかく相手に接近して拳を叩き込むことを主とするよ。
ただ味方の動きによって行動の方針を変え、
味方が必殺の一撃を叩き込もうとするならば私はあえて目立つように突撃、
囮となって味方への注意を逸らす。
味方が援護や広範囲系の攻撃ならばその行動に紛れて私が必殺の一撃を叩き込みたい。
味方を使えないなどとのたまう貴様にこの連携は見切れまい!
一郷・亞衿
「魔術による防御、か……仕方ない、アレ使おう!」
やたら尊大な態度だし、今足元に転がってる死人達の中にはこの膨れ頭の人に個人的な恨み持ってたりした人も一定数いると思うんですよ。(あとは無理やり生贄にされた人もいるかも知れないし)
という訳で、真の姿(体を<呪詛>の瘴気で覆い『口裂け女』の姿をとる)を解放。【周辺に漂う亡霊の群れ】の力を借りるUC『Vフォー・ヴェンデッタ』を使用します。
亡霊がどこまで協力してくれるかは解らないけど、相手の使う魔術がどういう類のものか判れば魔術で防御された時にジャミングかけたり出来るはず!(混沌魔術師並感)
防御崩しその他を頑張るので、本体へのトドメは他の方に任せまーす。
時雨・零士
引き続き戦闘継続。
フラワー(略)に向かって全速力で接近。
【フォームチェンジ】による高速移動で更に加速し、触手塊等、邪魔者を召喚してきたら空気の弾丸や風の刃で吹き飛ばしながら接近。
敵が狂気の炎を纏ったら、全力の暴風で引き剥がして、【捨て身の一撃】も併用し、風の力を乗せた渾身の一撃を叩き込んでやるぜ!
「さぁ…こいつが俺のとっておきだ…!」
「わからないなら教えよう、しかし正義は語るも無粋。ならば語るはこの拳!
刮目せよ、これがヒーローだ!!『唸れ拳!轟け魂!我が鳴らすは命の鼓動!!ひぃぃぃぃっさつ!!ハートビートォ、ナアアアアアアアックルゥ!!!』」
かさみはダメージのある左手側に回り込み、ボディに拳を叩き込む。
「『行くぜ……チェンジ、ハスターフォーム……! これが……風の神(邪神)の力だ……!』」
零士は逆サイドに【フォームチェンジ】による高速移動で接近して猛攻をかける。
『脆い』身体で同時に攻撃をさばき、反撃を仕掛けるフラワースカル(仮名)。かさみと零士も攻撃しながら回避や防御を試みるが、互いに多少のダメージは覚悟の上のようだ。
「ふむ、我らさえも贄にしようとは、なかなか油断ならぬ相手だ」
アポリーも思案する。そろそろ敵の損傷も大きくなって来た頃合い、力押しの攻撃では強力なユーベルコードを誘発するおそれがあるだろう。正面から駆け寄り食器……グルメツールを振りかぶる。
零士の通常攻撃に対応していた右腕が防御に振り上げられる。しかし……その得物は囮。アポリーの左足がフラワースカル(仮名)の腹部を捉える。踏ん張りきれずに後ろへ倒れこむフラワースカル(仮名)、器用にも空中で床を蹴り軌道を調整して落下の衝撃を抑える。
「バカな……」
だが作戦に変更はない。【ガチキマイラ】を発動し脚にライオンの頭部を形成して行く。
その姿を目の端に捉えていたかさみは、拳をおおきく振りかぶって頭部に振り下ろす。その攻撃は両腕でがっつりガードされる。
「味方を使えないなどとのたまう貴様にこの連携は見切れまい!」
アポリーはその隙にフラワースカル(仮名)の腹部に噛み付く。いささか腹を下しそうな手合ではあるが、致し方なし!
「ほう……見事な覚悟だ……」
まるで効いていないかのように淡々と称賛の言葉を紡ぐフラワースカル(仮名)。
「フン、この世界の化け物はなかなか小賢しいようだな。どれ、私が遊んでやるとしようか」
後方から妖艶な美少女のような容姿をしたイデアール・モラクス(暴虐の魔女・f04845)が不穏な言葉を紡ぐ。
気付いた零士が周囲に合図をし、一斉にフラワースカル(仮名)から離れる。
「さぁ啼け! 喚け! 醜い姿に似合いの無様な様を私に見せろ! 燃えろ! 燃えろ! 何もかも全て紅に染めてしまえ!」
【マジック・ミサイル】により5本の火の矢が飛んで行く。
「がぁっ……」
さすがのフラワースカル(仮名)も紅蓮の炎に包まれ絶叫をあげた……と思われたのだが。
「……っはははははは! 今のは効いたぞ! これを待っていたのだ!」
【邪なる炎をまとった異形】の姿をとり、感情のなかった声に歓喜が混じる。と同時に、【おぞましい輪郭の影】が現れ、それぞれが右手に持った【教典】から炎を放つ。
「バカな! この! この!」
魔法の矢を撃ちまくるが、同じ火属性。相殺して打ち消しあうことはあっても、決定打にはならない。
「ようやく邪魔な肉から解放されたわ!」
「魔術による防御、か……仕方ない、アレ使おう!」
やたら尊大な態度だし、今足元に転がってる死人達の中にはこの膨れ頭の人に個人的な恨み持ってたり、あるいは無理やり生贄にされた人もいるかも知れない。という訳で亞衿は、体を<呪詛>の瘴気で覆い『口裂け女』の……真の姿を解放して【Vフォー・ヴェンデッタ】を発動。
「『さあ──復讐だ!』」
船外宇宙服のように纏われる怨霊。
『その身体を寄越せ〜。XXXXX様と一体化して世界を統べるのは私だ』
邪神の名は人の身では発音できないのだろうが、人の霊の発音も聞き取れないと言うのはどういうことか。
『いや私だ』
『いや私だ』
『どうぞどうぞ……と言うと思ったか!』
「え? え? 何?」
「……愚かな。この身体の持ち主の意識が残っていると思っていたのか?」
『な?』
『な?』
『な?』
『ええい、仕方ない、仇討ちだぁ〜』
「え、え、さっきまで恨んでたんじゃあ……いや結果オーライだけど」
ズシンズシンと床を響かせながら接近すると、バールを思いきり薙ぐ。
「……何!」
フラワースカル(仮名)……だった炎の異形と召喚された影の下半身が消滅する。
「れ……霊障……かっこ物理?」
亞衿のオカルト知識が追いついていかない。
零士はこの瞬間を待っていた。【捨て身の一撃】で全力の暴風を巻き起こし、狂気の炎を引き剥がす勢いで渾身の一撃を叩き込む。
「さぁ……こいつが俺のとっておきだ……!」
「……人の身で我を退けるとはな。だが、次はこうはいかんぞ……」
まず影が消え、次に炎が消え去っても、最後まで余裕のある口調が聞こえてくる。
「どういう事だ?」
「邪神の魂は儀式が行われる前の状態に戻った。私達は『依り代』を倒しただけ。そんなところかしら」
イデアールが興味なさげに言う。
とりあえず任務は完了した。だが、邪神の脅威が消えた訳ではない。
UDCアースに平和が訪れる日は来るのか。
「とりあえす……握手とサインだ!」
「そうだ、ヒーロー俳優だ!」
ボロボロの状態で笑い合うかさみと零士を、暖かく見守る猟兵達であった。
苦戦
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第3章 日常
『ストレス発散で狂気を拭い去る』
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POW : スポーツや大食いなどで、ストレス発散
SPD : ショッピングやゲームなどで、ストレス発散
WIZ : 読書や映画鑑賞などで、ストレス発散
👑11
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
『純☆撃&真莉・詠子 歌謡ショー』
そのスーパー銭湯は、UDC組織の保養施設の隠れ蓑でもある。目立つ傷などは見えないように治療してから慰労会に参加することができる。また、街中にあるため、時間までは周囲の施設で遊んでも構わない。
「でも……できたらステージ見て欲しいなぁ。普段歌わん曲練習したし」
詠子モードに戻っても宣伝は控えめになっていた。
緋神・美麗
何とか終わったわね。それじゃ勝利を祝して皆でお祝いしましょうか。歌謡ショーを観たりカラオケで楽しく歌ったりゲームセンターで騒いだりして最後に銭湯で締めかしらね。ひと汗かいた後のお風呂は最高よね。十分リフレッシュ出来たらまた猟兵として頑張らないとか。平和を勝ち取るのは先が長そうだけど頑張らないとね。
山鹿市・かさみ
つ、ついにあの憧れのヒーローさんに会えるッス・・・!き、緊張してきたッス・・・
ええとちゃんと傷も治した、手も洗った、色紙も用意した・・・!
い、行くッスよ・・・!
とりあえず歌謡やおはなしは静かに聴くッス・・・騒ぐとよそさまに迷惑ッスからね。
病院のベッドで何度も見たあの人が目の前に・・・感動で涙が止まらないッス・・・!
それが終われば迷惑にならないようにしつつも握手とサインをお願いしに行くッス。
そそそその、純☆撃さん・・・!病気で伏せてたカサミに生きる勇気をくれたのはいつも貴方たちヒーローだったッス!
ご迷惑でなければサインと握手を!お、お願いするッス!!
リック・ランドルフ
確か日本のライブはと思い近くのお店で買ってきたハチマキとハチマキ、そしてペンライトを装備して純☆撃&真莉・詠子のライブを最前列でペンライトを振りながら観覧する。
「いよっ!待ってました!今日はこの為に頑張ったんだ!期待してるぞー!」
一郷・亞衿
「つ、疲れた……けど、慰労会やるなら派手にやらなくっちゃね!」
“自身が踊り続けている間ミラーボールを出現させ、【ミラーボールから放たれる光】を浴びた相手を癒す”という効果のUC『サタデー・ナイト・フィーバー』を使用!この時のために密かに開発していました(※実話)。
今年の梅雨ごろに流行った、某米国のことを歌う曲のPVのようなセットを用意し、真莉さんの協力をしようとします──が、もし方向性違うっぽいなら普通にお風呂入りに行こうかな。マスクは取らない。
あんな激しくシュートダンスを踊っていたDA P●MPのIS●Aさんも40歳だそうですし、37歳のアイドルはきっとすごいダンスを踊ってくれるんだろうな!
アポリー・ウィートフィールド
折角食文化の質が良いUDCアースに来たのだから、周辺の街で何か食べておきたいところだ。そうだな、触手…赤く咲いた結晶…紅ショウガのたっぷり入ったタコ焼きの気分だ。10人前ほど買って、食べ歩きながら慰労会までの時間を潰そう。慰労会そのものには然程興味はないのだが、折角催してくれたものを無下にするのもバツが悪いので、顔は出さねばな。
時雨・零士
戦闘の疲れを落とす様に、銭湯で各種の湯を堪能!時間が許す限りはゆっくりさせて貰うぜ。
その後、ヒーロー俳優ユニットと詠子のステージに間に合う様に飲食物買い込んで向かうぜ。可能なら、ステージをしっかり堪能した後にヒーローユニットにサインとか…。ヒーローの姿に希望を貰って、この力を身につけた俺としては、是非ともお願いしたいもんだ…。
しかし、感慨深いもんだな…。過去に憧れたヒーロー(の俳優)に会えるとは…。俺もテーマソングとか誰か作ってくれないもんか…。
●時間は充分に
「折角食文化の質が良いUDCアースに来たのだから、周辺の街で何か食べておきたいところだ」
各世界の食文化を探求しているアポリーは街へ繰り出した。何かをかたどった赤い看板が目に入る。
「触手…赤く咲いた結晶…紅ショウガのたっぷり入ったタコ焼きの気分だ」
あの場にいた者には気持ち悪くなりそうな連想ゲームだが、脚からとはいえ形成したライオンヘッドで実際に食らいついたアポリーには関係ない。10人前ほど買って、食べ歩きながら慰労会までの時間を潰す。
道すがら、戦友の顔を見かける。なにやら買い込んで来たようだ。
「やあ、リックは何を食されるのかな?」
「食す? いや、せっかくの機会だ。日本のライブというものを堪能しようと思ってな。お前も使うか?」
「いや、俺は顔出しだけで」
軽く汗を流すものもいる中、戦闘の疲れを落とす様に、銭湯で各種の湯を堪能する零士。薬湯が治りきっていない傷に軽く染みるのも、かえって心地よい。
美麗は女性陣に声をかけてゲームセンターに来ていた。カラオケとどちらを先に回すか迷ったが、歌を聴けばまた歌いたくなると思ったのだ。
「あれ? どうしたのかさみさん?」
「き、緊張してきたッス・・・」
「なんだ? ……たしかに疲れた……けど、慰労会やるなら派手にやらなくっちゃね!」
亞衿はマスクの内側で笑みを浮かべる。
「ええとちゃんと傷も治した、手も洗った、色紙も用意した・・・!
い、行くッスよ・・・!」
●準備は万端に
純☆撃といえばUDCアースではそれなりに名の知られたグループである。シークレットライブとしてUDC組織のメンバーと共に参加することになるが、『最前』を譲られる形になる。もちろん強制ではないので、アポリーを含む何人かは後ろから観覧している。
零士は歌謡ショーに持ち込みが許される、匂いや音のしない軽食や飲み物を確保し、小さなショルダーから下げていた。
「けっこう喉が渇いたりするからな。可能なものは用意しておいた方がいい」
「なるほど、私達も……ってえっ? リックさんそんな趣味がありましたの?」
「いや、せっかくの機会だから堪能しようと思ってな」
刑事はハチマキとハチマキ、そしてペンライトを装備していた。
「さすがにハッピはなかった。まぁ今後使う予定はないからさすがに有っても買わなかったかもしれんが。お前も使うか?」
ハチマキの一本を指差しながら、ペンライトを差し出す。
「いえ……せっかくなのでご自身でご堪能ください……」
●歌謡ショー
「みなさん、こん! ばん! わ〜! はい、世界を渡るアラフォーアイドル、まりえいこで〜す。そして! 今日はあの、純☆撃のみなさんが来ています〜」
「どうも〜! いつもの純☆撃で〜す」
リーダーのセリフに、笑いの混じった黄色い声援が起こる。
「……ちゅうかスーパー銭湯はウチの方がアウェイやねんけど……」
「いよっ! 待ってました! 今日はこの為に頑張ったんだ! 期待してるぞー!」
全力で堪能するリック。対照的に、かさみは静かに打ち震えていた。
「病院のベッドで何度も見たあの人が目の前に……感動で涙が止まらないッス……!」
ウリャオイ系の詠子の歌に、純☆撃たちが左右に乗りながらコーラスを入れる。出演していた特撮の主題歌のカバーをデュエットする。純☆撃のムード歌謡に、詠子がコーラスを入れる。お互い普段とは全く違う曲調だが、プロだけあって歌いこなしている。
「慣れへん曲もあったけど、みんな盛り上がってくれてありがとうな〜。じゃあね〜」
演者達が掃けても、熱気が収まる様子はない。
「純☆撃と真莉さんのパフォーマンス! 見足りないんじゃな〜い?」
声を上げたのは意外にも亞衿だった。
「アンコール! いっくぞー! アァアーンコォーオル!」
「アァアーンコォーオル!」
「アンコール!」
「アァアーンコォーオル!」
「アンコール!」
「(中略)」
驚いた様子で出てくる詠子と純☆撃。
「え? えぇ?? ホンマありがとう。でも何も考えてなかったからもう歌うた曲しかなくて」
ふっふっふ、と人差し指を左右に振る亞衿。
「こんな事もあろうかと! この時のためにオカルト研究を!」
亞衿が踊り始めると、ミラーボールが出現して光を放つ。その場にいる者たちの傷が、疲れが癒されていく。
「こ……この曲は……! IS●Aさん凄すぎんねん」
(モデルの人物も言っていたような事を)呟きながらも、癒しの力もあってか普通に歌い踊る詠子。
しかし、その場で最もキレがあるのは、IS●Aより少し年長の純☆撃のリードボーカルだった。今でこそメンバーの中でもスレンダーな彼だが、わずかな間ながら相撲部屋に入門した経験を持つストイックな人物である。普段とは全く違うタイプの曲もアドリブで歌い踊っている。
「ユージー」
黄色い声援も飛ぶ。若い方のメンバーは詠子とあまり変わらない歳な事もあり、なんとか踊れている。年長の2人、ロボットアニメとプラモが趣味でヒーロー時代も銃に頼っていた最年長と、子役出身、プロデュースも行なっていて事務処理に追われるリーダーはご愛嬌ということで。
カーモンベイ(ピーーーーーー)!
●交流・物販ターイム!
「ほら、かさみさん!」
「え、あ、うわぁ!」
美麗に背中を押され、純☆撃の握手列の先頭に陣取ってしまうかさみ。まぁ、ここでも組織の人間は猟兵を優先するように言われている訳ではあるが。
「そそそその、純☆撃さん・・・!病気で伏せてたカサミに生きる勇気をくれたのはいつも貴方たちヒーローだったッス!
サインと握手を! お、お願いするッス!!」
恐る恐る色紙を差し出す。
「もちろん……あ、招待枠の人だよね。今回は『囲みチェ○』っていうのもサービスできるんだけど、撮って行く?」
「……囲み……チェ○?」
かさみが知らないのも無理はない。チェ○とはいわゆるインスタントカメラの商標の1つである。一度滅びかけたインスタントカメラの復活に貢献したのがアイドルやメイドである。原価はそこまで高くない。デジタルコピーできない、その場だけの思い出と肖像権を売買する。サインを入れる間に会話をする事も多い。撮り溜めした物をくじにする事もある。
ざっくりいうと、アイドル1人を撮るのがピン、一緒にフレームインするのがツーショット、そしてユニット全員の中央に入るのが囲みである。
「おおおおお、願いします………………」
思い出の一枚は、非常にぎこちない笑顔になってしまった。しかし、誰に見せる訳でもない。自分だけの大切な宝物だ。
「俺もお願いします! サインも!」
ちゃっかり2番目をキープできていた零士は思いきりポーズを決めて思い出を残すことができた。
「さて……風呂でも入るか」
「その前に、私達もカラオケに行かない?」
「いいねぇ……張り切って歌うぞ」
「カラオケ屋の食事も意外といけると聞いたが、やはり自分で確かめてみないとな」
「そうだな……俺もテーマソングとか誰か作ってくれないもんか……」
猟兵達は再び街に消えて行った。
「ウチのチェ○撮られへん……言うか結局誰もこーへんねんけど……」
チェ○を貸し出してしまった詠子は、CDとプロマイド、絵井実の本を前に寂しく呟いた……
成功
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