「はいはいはいはいはいはいはいはい!!!!!!!!!!!! 僕とってもこのトラちゃんに興味あります!!!!!!!!!!!! 僕のグリモアに引っ掛かってしまったのが悔やまれる!!!!!!!!!!!!」
うるせえ!!!!!!!!!!!!
混沌、即ち未知。未知の現象事象過激派強火ヲタク(なお同担には寛容どころか寧ろようこそ沼へスタイル)と言っても過言ではない外見20代実年齢不詳(100は下らない)月・英(白昼夢は月の夢・f40538)の暴走。割といつものこと。
「厳密にはこの右腕周りのもんにょりしたとこね。あんでぃふぁいんどってやつ?? 予知の映像だと翼の形してたけど、それこそ色んなものに変えられるみたいだよ。斬撃刺突鈍器銃器生物無機物なんでもござれ!! 原理は不明!! 夢と浪漫がそこにあるっ!!」
実に殺伐とした夢と浪漫である。
「というワケで皆にはこの意味わからんの極みみたいなのと戦っていただきますっ。多分こっちの全く想定してないことやってくるから、いっそ細かいこと考えないのもアリかもねー」
解り難いがこれは決して思考放棄してよいと言っているのではない。
冷静に、なおかつ固定概念に囚われない柔軟さを要求してきている。どうしろと?
「ま、今回に関しては何してくるか解らないってだけで、確定先制攻撃ってワケでもなさそうだし? そこは皆の立ち回りとユーベルコードの発想力次第で何とでもなるでしょう! 是非是非! トラちゃん以上に僕の心を惹きつけてやまない予測不能な戦いを魅せて欲しいなっ!」
それはそれで怖いんだけど。
絵琥れあ
お世話になっております、絵琥れあです。
なぁんもわからん。(思考放棄)
戦争シナリオのため、今回は1章構成です。
第1章:ボス戦『有頂天道人』
『渾沌化』から放たれる予測不能の不意打ちに対処することでプレイングボーナスが得られます。
予め言います。プレイングで明確に想定されてないものに変化させます。
なので本当に何が来てもある程度立ち回れるようなふわっとした感じにするのがいいかも知れません。
(その性質上、アドリブ多めになるかと思われます。その辺りをご理解いただいた上で参加を検討していただければ幸いです)
公開された時点で受付開始です、が。
諸事情でかなり書けるタイミングにムラが出そうです(しかも不規則)。
その為、採用出来るかどうかは人数とタイミングと内容次第でまちまちになります。ご了承ください。
(〆切までには何とかします。場合によっては逆にサポート多めでお届けする可能性もございます)
今回に関してはオーバーロードでも余り採用率に変化は出ない可能性が高いです。
何故なら〆切が早いから。ぴえん。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
第1章 ボス戦
『有頂天道人』
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POW : サイバネ殺法 undefined cyberne
【機械化義体でカンフー技】を放ち、命中した敵を【undefined】に包み継続ダメージを与える。自身が【中国拳法の構えを】していると威力アップ。
SPD : サイバー渾沌拳 undefined kungfu
【サイバー化した肉体】と【渾沌化した肉体】を組み合わせた独自の技能「【サイバー渾沌拳】」を使用する。技能レベルは「自分のレベル×10」。
WIZ : 渾沌波動弾 undefined aura
レベル秒間、毎秒1回づつ、着弾地点から半径1m以内の全てを消滅させる【undefined】を放つ。発動後は中止不能。
イラスト:松宗ヨウ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アシェラ・ヘリオース
うむ、分からん
歴戦の指揮官の経験から結論はすぐに出た
分からないものは分からない【落ち着き】
故に雑にやる
行動を三手だけ決定し指揮官用ベルセルクトリガーを発動
【連続コンボ、シールドバッシュ、槍投げ、砲撃】
「三手で決める」
初手は、巨大化させた「闇理力盾」で超強化された攻撃力と防御力任せの突進。相手がどう変化しようが面で潰す【武器の巨大化、推力移動、吹き飛ばし】
二手目は、「破天槍」の投擲し念動力で空間に縫い止める【誘導弾、くし刺し、念動力、捕縛】
三手目は、両掌から放つ「闇理力竜砲」での砲撃
サイバー渾沌拳での割り込みには、超強化されたパワーでゴリ押す
やり切るかやられるかだ
「部下には見せられん姿だな」
●
「来たか『第六の』! だが、『はじまりの猟兵』に至る好機、何者にも邪魔はさせんぞ!」
呵々と笑いながらも、一分の隙もない構えから、右腕のみならずその半身にまで及ぶ渾沌化、有頂天道人はそれを絶え間なく変異させていて――これは。
「うむ、分からん」
アシェラ・ヘリオース(ダークフォースナイト・f13819)は早々に、そう結論づけた。
これも歴戦の指揮官の経験から成せる業である。潔し。
分からないものは分からないと、早々に見切りをつけることにより平静を保つ。
「故に雑にやらせて貰うぞ」
細かな思考は敵の思う壺だ。
確たる意思はたったの三つ。
「三手で決める」
「ほう、面白い」
虎が笑う。
そのまま、笑う面が迫る。
アシェラもまた地を蹴った。理性はもうない。
思考する器が空になれば、|想定《・・》外の事態など起こり得ない。
伸びてきたのは白い蔦だった。鋭利な先端と棘を有している。鞭の如く変幻自在の動きを見せながらも、高い刺突性を秘めている。
だが、指揮官用ベルセルクトリガーの発動により、最終武装モードと化したアシェラの知ったことではない。
闇の理力を赤光として何処までも広がる盾。巨大化させながらの突進。如何なる変化も面で阻んで潰してしまえば同じこと。
「ぬおっと!」
有頂天道人は吹き飛んだが、空中で体勢を整え受け身を取った。だが、その動きこそが理性なき|己《アシェラ》に的と認識させる行為。
破天の号を冠する赤槍がひょうと飛ぶ。しかしこれは、渾沌が液状へと変化し命中箇所へと予め穴を開けることで回避されてしまった。
だが、アシェラが狼狽えることはない。
やり切るかやられるか。元より理解不能の相手だ、何があっても最後までやり切るだけ。
空間に縫い留める予定であった。だが敵わぬのであれば、回避に割いた意識の外から続く一手を叩き込むのみ!
「!」
肉薄し、両手を掲げ渾身の赤き特大の砲撃を放つ。
宛ら『闇理力竜砲』の名の示す通り、龍の顎門より吐き出される炎の如く!
「ぬおおおおおお!!」
サイバー渾沌拳での割り込みすらも意に介さず。
超強化されたパワーで押し通し――今度こそ、体勢を整える余裕すら与えず弾き飛ばす!
「見事……!」
有頂天道人をも唸らせる立ち回りであったが、指定回数の攻撃を行使したことにより理性を取り戻したアシェラは。
「部下には見せられん姿だな」
淡々とそう零したのみだった。
大成功
🔵🔵🔵
メルキア・セルデモン(サポート)
対象の能力(ユーベルコード)を逆に自身が使うことが出来る存在と、様々な生物の遺伝子を取り込み、その生物の体質を使える存在。その2つを元に作られたのが、私なの。
やる事もそんなにないから、とりあえず色んな世界を回ってみて、何かあれば対処するつもりよ。
〇ユーベルコードは何を使っても構いません。(18禁でない且つ)彼女の個性(設定)を活かしてくれると大歓迎です。よろしくお願いします。
●
「……うん、よく解らないわね。あの説明も、実際こうして会ってみた敵も」
メルキア・セルデモン(2つの存在を掛け合わされた者・f40535)にとって、あの事前の説明は胡乱以外の何物でもなかったし、実際にこの目で有頂天道人の渾沌とやらを見てみたが。
今も絶えず剣やら弓やら犬の頭やら触手やら、様々なものに変化している。
「まあ、でも。状況に応じて自由に形状を変化させられる能力……と考えれば、悪くはないわね」
「何を独り言ちているのだ、『第六の』?」
「! 流石に早いわね……!」
既にこちらに攻撃は放たれている。
白い触手の塊のような巨大な弾丸だった。まともに喰らえば消滅は免れないと聞いている。何よりビジュアルが気色悪い。あれを真っ向から喰らうのは御免被りたい。
ならば。
「――undefined aura」
「む!?」
唱えると同時。
同じ触手の塊が、メルキアの眼前で現れた。塊同士がぶつかり合い、その場で爆ぜて消滅する。飛び散った破片が身体の一部を掠めて灼いたが、痛みこそ覚えるものの消滅は免れる。
「目には目を、歯には歯を――渾沌には渾沌を。悪くないわね」
「ほう!」
ならばと、有頂天道人は試すように手を変え品を変え、様々な形状でメルキアに猛攻を仕掛けてきた。
それらをメルキアは『呪文として複製する』ことにより全く同じ能力をぶつけて相殺する。そうして凌ぎ切った果てには流石に疲弊色濃く撤退したものの、同じだけ有頂天道人の気力を削った筈だった。
成功
🔵🔵🔴
禹・黄風
興味があるかと問われればないとは言えませんが…右腕だけでなく右半身まるっと渾沌化してるんでしょうかね?
白いし浸食されてそうな。
ともかく想定外にも打ち勝たねばならぬが猟兵の定め、打ち破ります。
基本は三節棍を伸縮させて左半身側を狙い牽制。
義体の方は渾沌化してないからまだ狙い易い筈。
UCは極力早く起動し攻撃の瞬間以外の重量は軽くしておき不意討ちも受け流しやすいように対処。
波動弾を発射し始めたら飛翔して消滅範囲の外へと回避し続けましょう。
空舞う鴻毛のように、不意討ちで生じる気流に乗るように回避を。
攻撃を止められぬ隙を突いて左半身側から気を練り込んだ三節棍の一撃を喰らわせましょう。
※アドリブ絡み等お任せ
●
この身も虎でありまた武人なれば、と。
(「興味があるかと問われればないとは言えませんが……」)
禹・黄風(武の頂を・f40009)は改めて、有頂天道人の姿を見遣れば。
(「右腕だけでなく右半身まるっと渾沌化してるんでしょうかね? 白いし浸食されてそうな……」)
今のところは確かに右腕しか変化していないように見えるが、胸から腹から爪先に至るまで白く変色しているし、恐らくはそうなのだろう。あのグリモア猟兵色々端折りすぎである。
――閑話休題。
「ともかく想定外にも打ち勝たねばならぬが猟兵の定め、打ち破ります」
「ほう! 新手か、だがこの千載一遇の好機、逃すわけにはいかんのでな!」
押し通らせて貰うぞ、第六の!
有頂天道人が、咆える。
対して、黄風はあくまで静に徹した。
(「義体の方は渾沌化してないからまだ狙い易い筈」)
三節棍を意の如く繰り、変化の余地なき左半身を狙う。
不規則に緩急をつけて伸縮を繰り返しつつ、その動きを牽制する。
そして、軽身功。
外界そのものを己と為して、自在の身体を得たならば。
「ほう、存在の定められた俺の左半身を狙うか! だが、ならばこれはどう捌く!」
(「――来る」)
右側がお留守だと言わんばかりに、至近距離から放たれた、投擲網。
この存在を捕え、縛りつけた上で消滅させる心算か。だが既に、この身は自然と化した。
undefined――その発射により生じる気流に乗って、乗り続けてひらり、飛ぶ。宛ら空舞う鴻毛の如し。
流れ流れて目指す先は有頂天道人、その真左。不変の理。
その渾沌、一度暴れ出したのなら止まらない。止められない。故に、その『確定した未来』にこそ勝機がある。
如何に変幻自在と言えど、攻撃手段が確定された、そして固定された今、そう。
好機を逃さず、掴み取るのはこちらもまた、同じこと!
「――砸毁」
叩き割る。その宣言通りに。
「が……ッ!!」
気を練り込んだ三節棍が、瞬時に伸び。
揺るがぬその脇腹へと深々、突き刺さる!
大成功
🔵🔵🔵
アルデバラン・タウルス
まるでキメラだな
古代中国とサイバーが混ざった世界には相応しいボス|敵《enemy》と言えよう
一回限りのクエストみたいなものか…
傾向が知れてるだけ初見殺しにはなるまい
攻撃はクレイモアを構えた上で敢えて受け
我が鉄壁の鎧、貫けるものなら貫いてみよ!
ダメージは厭わん…所詮この身はアバターだ
混沌だか触手だか知らんが、俺を包み込む動きだけは確実、ならば
UC発動…我がクレイモアも無論触れているだろう!?
爆発に己が巻き込まれようが気にはしない
爆ぜた先から剣を振るい、更に追撃を
爆破の余波で相手の構えを崩せるなら僥倖なのだが
防御力に任せた無茶が俺のやり方
HP0になる前にGGOに戻って宿屋で寝れば治るからな…!
●
獣面に義体、そして渾沌。
有頂天道人、その姿を前にして。
(「まるでキメラだな」)
アルデバラン・タウルス(断罪の黒曜・f41856)は、真っ先にそんな所感を抱いた。
同時に、刺すような緊迫感も覚える。この感覚は、|あの世界《ゴッドゲームオンライン》でも幾度となく経験した――、
(「古代中国とサイバーが混ざった世界には相応しいボス|敵《enemy》と言えよう」)
そう。
冒険の障害として節々に立ちはだかる、強大な|敵《ボス》。この世界にとってのそのひとつが、奴なのだろう。
(「一回限りのクエストみたいなものか……だが、傾向が知れてるだけ初見殺しにはなるまい」)
つくづく、グリモアとその予知というのは便利なものだと実感する。自身が予知したものには関与出来ないという点はネックだが。
ともあれ、やるべきことは平素と変わりない。
「我が鉄壁の鎧、貫けるものなら貫いてみよ!」
「いいだろう、道を阻むもの全て、この渾沌で喰らい尽くしてくれようぞ!」
長拳の構えで突撃してくる有頂天道人の、しかしその右手に握るは白き穿孔機。渾沌と呼ぶには余りにも明確過ぎる一撃。本命ではあるまい。
対してアルデバランは、黒曜の大剣を構えて迎え撃つ。そして迫り来る切っ先を、広がる面で防ごうと。
「甘い!」
して、出来なかった。
剣の面を突くと思われたそれは、直前で蛇腹剣へと変貌し、刃を避けて胴を穿った。見目に反して確かな衝撃が走る。
そして着弾地点から、渾沌が広がるのをアルデバランは感じ取っていた。想定以上に想定外の一撃に、彼は。
(「如何に喰らったところで、所詮この身はアバターだ」)
そもそも、前提が違った。敢えてそうしなかったのだ。
ダメージすら厭わぬ捨て身。それが叶うのは元より圧倒的堅固な護りが故に。
(「混沌だか触手だか知らんが、俺を包み込む動きだけは確実。そして実際、その通りになった。ならば」)
寧ろ、読み通りだ。
広がり、この身を呑まんとする不定の白は。
「我がクレイモアも無論触れているだろう!?」
「何だと?」
有頂天道人が、異変を察する。だがもう遅い。
「これが俺のやり方。なに、HP0になる前にGGOに戻って宿屋で寝れば治るからな……!」
「ぬ……おおおおおおっ!!」
無茶だと人は言うかも知れない。
だが、この防御力に任せた無茶こそが、専売特許だ。
つまり、そう――死ななきゃ安い!
渾沌すらも灼いて、吹き飛ばす。
爆炎にふたつ、影が呑まれた。
蟠る炎を、煙を裂いて。
黒曜の刃は遂に、渾沌すらも両断した。
大成功
🔵🔵🔵