#アルダワ魔法学園
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●新人歓迎迷宮競技自転車レース
「というわけで! 今年も我が競技自転車部はたくさんの新入部員を獲得することができた! そこで、だ。今年は盛大に迷宮スチームサイクルレースを開催する!!」
自転車部部長が大勢の部員の前でそう宣言した。競技自転車……数年前アニメも放映され、その内容の認知が若い層にも広く広まったスポーツである。人々はたくさんの海や山を風に乗り、自転車をこぎ、魔導蒸気機械の付いた空を飛ぶ自転車で競争をするのだ。
「なお、今回は自転車部全員が参加するわけだが、スチームサイクルレースにおける重要な項目は、競技ルール内での蒸気機械のカスタマイズ、本人の魔力全般能力、そして身体能力になるわけだが、流石に上級生が有利になりすぎると新人を置いていきかねないため、今回は全員、この部のスタンダード蒸機自転車で走ってもらう。自前ので走るのは無しだ。あともちろん上級生は手加減もしろよ?」
●予知が出ちゃったので僕たちも行こうか
「やあ皆、集まってくれたね。自転車には乗れるかい?」
アニムス・ルードゥス(月飼い・f13301)は集合した猟兵たちに開口一番問いかけた。
今回猟兵たちに向かってもらうのはアルダワ魔法学園の自転車部による新人歓迎迷宮スチームサイクルレースの運営補助である。運営補助といっても裏方に徹するのではない。
「君たちにもこのスチームサイクルレースに参加してほしいんだ。せっかくだから猟兵の皆とも力比べしたいんだって。新人の子たちも張り切ってるよ。アレはよっぽど自信があるんだろうね」
そう、選手としての参加である。というのもこの迷宮スチームサイクルレース。名前の通り走るコースは迷宮となっている。まず、アルダワ魔法学園から気流の山を登り、空にある気流の山の頂上から一気に地下迷宮の入り口まで下降突撃、さらに迷宮を抜け、オブリビオン集団を魔法でぶちかましながら迷宮を一気に突破する。迷宮の奥が転移の魔法陣になっていてその上にたどり着けば学園に戻りゴールとなる。使用される迷宮は曜日限定強化地下迷宮の一つ。『週末限定! 経験値スライムダンジョン・初級』である。
「ここには基本的に危険性の少ないまとわりついてスーツになって動くたびちょっとエッチな気分にさせちゃうスライムと、服を溶かしたり力が抜けちゃったりしちゃうアメーバがいるのでそこそこひどい目に合うけどまあ命の危険はないから……ちょっとエッチな感じなだけだから危険はないよ」
クスクスとアニムスが笑う。まあ気楽にいけということであろう。初級だし。例によって今回も初級だし。
「あと、このレースの途中に自転車を降りてしまうとその時点で脱落になるから気を付けてね。降りなければ足をつけても大丈夫だから」
一応競技自転車レースなので、猟兵諸君最後までばっちりそちらも活躍してほしい。ちなみに優勝賞品は学園の学生食堂年間フリーパス。学園の食堂でなら1年無料で好きなだけ食べられるという魅惑のアイテムである。これも自転車部が部員も多く実力があるから可能なことなので、猟兵諸君は決して一般学生だしよゆー! とは思わないでいただきたい。
「まあ今回もいつもみたいに纏めの資料を配るよ」
●クエスト:自転車部の新歓迷宮スチームサイクルレースに参加せよ。
場所:週末限定! 経験値スライムダンジョン・初級。
概要:新歓レースに僕たちも誘われたよ。一応迷宮を使うレースだから付き添いが欲しいみたい。あと勝負もしたいんだって。折角だから参加しちゃおうか。優勝賞品もあるよ。
備考;自転車は貸し出されたものを使うこと。途中で完全に降りたら脱落失格。学園に帰るまでが自転車レースだよ。あと、エッチな目や面白い目には合うから気を付けてね……。
「と、こんなところかな? ふふ、僕も参加してみたいかも! それじゃあ皆。一緒に学園に行こうか。スタートはみんな揃って、じゃないとね?」
アニムスが月の杖を空に掲げる。付属している星が輝きクルクルと回りだし、地面に転移魔法陣が展開された。
「さあ、楽しいレースの始まりだ!」
ピンク☆フラッシュ
●ギャグです。
ギャグだよ! 今回は男性限定とか優遇とかじゃないよ! 男の子も女の子も平等にちょっとネバネバーランドな迷宮で新入部員たちと一緒に自転車レースしようね♡。
失格にはなるけど自転車を降りてもまた自転車に乗って走っていいよ。優勝がなくなるってだけでその場で返されるわけじゃありません。ただレースの参加者として認められなくなるだけです。だからちょっと寄り道して……うふふ。いや、うん! そんな感じ!
1章から3章終了までずっと自転車に乗ってる設定でお願いします。また、自転車はオープニングにある通り、支給品を使用してください。オリジナルカスタマイズは審査対象外です。自分のスチームサイクルを自慢したい人はどうぞ! う、宇宙バイク……? ま、まあ、うん……空飛べるならいいよ。審査対象にならなのでアルダワ学生に自慢したい人はね!!!
●一応注意
エッチな目とか面白い目にあうのは7割保証されてるのでご注意ください。
第1章 日常
『スチームサイクルレース』
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POW : 全力で自転車こいでパワーで突っ走る
SPD : 華麗なサイクリングテクニックでトップを狙う
WIZ : 計算や推測から最適なコースを見極め躍り出る
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
御宮司・幸村
WIZ
さて、失格条件は降りたら負け…つまり、言い換えたら降ろせば勝ちぃ
自分が恐ろしい、震え上がる程
自転車の改造持ち込みしなきゃ良いんだよな?
じゃあ、見た目的にまず息笑いする犬のぬいぐるみをライドオン!
ケソケソとかマジハンパ無い犬とか人間の僕、憐れで卑しい犬っころとか適当に呼ぶ
全力でこいで先回り、そして妨害だ
妨害に全てをかける
勿論降りない、俺はルールを守る紳士だからね!
召喚、銀雨のファンタジア!
召喚の人達に穴を掘ったり罠を仕掛けさす
邪魔者を始末して、悠々とゴールだよ~
※罠(フラグ)は自身が回収、一般通過おじさん弄り、キャラ崩壊可
裸は良いけど、素顔だけは絶対死守
ネタ参照:チ○チ○マシン猛レース
●プロローグ
さて、それでは成功条件と失敗条件を確認しておこう。
まず、成功条件は言うまでもない、ゴールすることだ。あるいは優勝してしまうこと。では、失敗条件は何だったか、そう、カスタムサイクルの使用と自転車から降りることである。
「ほら、どこにも妨害をしてはイケナイとはかいていないだろう?」
御宮司・幸村(ニュータイプ・レトロゲーマー・f02948)は言った。彼は自転車にぐるぐる巻きの簀巻きにされていた。被告人、幸村がなぜこのような窮地に陥っているのか……。
●チキチキサイクル猛レース
「さあいくぞ! 憐れで卑しい犬っころ!!!」
幸村はフライング判定ぎりっぎりでしかし最高にグレートなタイミングでペダルをこぎ出した。スチームサイクルの蒸機が動き出し、猛スピードでジャンプ台へと向かっていきます。それでは解説させていただきます。このサイクルレース第一区間は空中での競争になります。選手たちは自転車部の保有するグラウンド中央のジャンプ台から跳び上がり空を目指していただきます。
「つまり。あそこに罠を仕掛けてしまえばこちらのものなのだー!! どわっはっはー!」
序盤から幸村飛ばす、幸村ペースも考えずに全速力で走る。誰も幸村に追いつけない! そして、幸村が今……。
「かつて大団円を迎えた古の英雄よ、我が呼び声を聞き、此処に汝らの力を示したまえ」
ユーベルコードを……。
「過去は過去に…骸の海へと還せ。銀雨のファンタジア!」
発動した―――――! 【世界に希望をもたらした冒険者】と【銀の雨が降る時代の能力者】す、すごい! まるで正義の味方ではないか! いや、これは正義の味方だ、間違いないね! でも、所詮今の彼らはゲームのキャラクター、そう、プレイヤーによってキャラクターの残虐性は変わってしまうのだ! 散れ、モブ侵入制度も!!! って、あれー? これ、ちがくなーい? 新歓っていうかカワイガリじゃなーい?
「さあ、二人とも、あの新入部員たちを転げさせるための穴を……穴を……」
何度も言うが、第一レース区間は空である。そして、幸村がこのユーベルコードを発動した時点で地面に残っている走者は……いない! さあ幸村選手、ここをどう潜り抜ける?
「……だ、だめだこりゃ」
幸村選手思わず本音がポロリ! そう、空に穴なんてつくれるはずが……。
「あれ、でもこいつらなら空にも穴、開けれるんじゃね? 俺、あったまいー♪」
「――させないわ!」
早速指令を出そうとにっしっしと笑う犬畜生のぬいぐるみの頭をぽんぽん叩いてじゃきーんとかっこよく司令っぽいポーズを決める幸村に、魔の手が迫る!
BOOM!
幸村選手吹っ飛んだ! ダメージを受け、地面へと墜落していきます! 自転車はおりていないようですが、これは大きく下位へと順位を文字通り落とされてしまいました!!!!
一体幸村選手に何が起きたのか。白熱するスタートダッシュ。続きはこの後すぐ!
苦戦
🔵🔴🔴
アリア・ティアラリード
アルダワ地下迷宮
スチームバイクで疾走するプロトン(集団)の後からダッシュ全開で追走する影が
信じられない速度でアタックを仕掛け序盤から逃げを打つのは…
激しくしかしリズミカルに振られる車体と共に
空気抵抗を極限まで削るコンプレッションウェアが挑発的な裸同然のボディラインを描き
存在感溢れるたわわな乳房とお尻を隠す気一切なく激しく揺すり前傾姿勢の激しいダンシング!
追い抜かれた部員達の視界に飛び込んでくるのは凶悪かつ誘惑的
アルダワに転入生として所属してるアリアお姉ちゃん
学食食べ放題に惹かれて飛び入り参加。だがこの先にどんな罠があるか
アニムスさんに聞いた事も忘れて逃げに夢中。どうなってしまうのか…
【POW】
●ぶっちぎれ、お姉ちゃん!
上空に人々が舞い上がり始めてすぐのことだった。上位集団と下位集団が上空に上がるとすぐにはっきり分かれてくる。下位にもまだまだチャンスはあるが、この山を登り切るまでに順位を上げなければ、迷宮の狭い入り口でつっかえるため大きく上位と下位のsが広がる。そんな集団の中をかき分けて進んできたのが……アリア・ティアラリード(エトワールシュバリエ・f04271)、アリアです。アリアが幸村をいま、素早い三つの攻撃によって墜落させました! あれもユーベルコードでしょうか。
では、実際にスローの映像を見てみましょう。まず幸村選手、オーバーリアクションで空に手をかざす、そこに剛速球で近づいてくるアリア。アリア選手が一気に幸村選手に詰め寄り……パンチ、キック、チョップ! これは華麗なる攻撃だー! これがキマイラフューチャーで動画配信されているレースだったらコメントの弾幕は確実なレベルでの妨害阻止でしたね。
「ふふ、お姉ちゃんちょっと序盤から張り切りすぎたかしら……?」
すごい、すごい体の降りです。いっそ気持ち悪いくらいに体を左右に振って自転車をコントロールしている。空を上るのにも山を登るのにもいい勢いの付く振り子走法です! 解説の自転車部部長さん、彼女はアルダワに転入しているそうですが、あの走りをどう思いますか……?
「うむ、欲しいな」
だ、そうです! さあ、アリアお姉ちゃん選手。ぐんぐんぐんぐん上っていきます。このまま第一区間はアリアお姉ちゃんのものになってしまうのか! もぅ、追いつく者はいないのか―? 新入部員も、先輩部員たちもアリアお姉ちゃん夢想に焦り始めペースを上げてきています。上昇気流はまだまだ高みへと続いております。空気抵抗を極限まで削るコンプレッションウェアが挑発的な裸同然のボディラインを描き、存在感溢れるたわわな乳房とお尻を隠す気一切なく激しく揺すり前傾姿勢の激しいダンシング! 張り切っている部員たちの中にはアレを一秒でも長く見ていたいという下心も垣間見えております。
「うむ、いい揺れだ。感動的だな」
部長も大絶賛です! さあ、アリアお姉ちゃん選手。狙うは優勝。そして学食食べ放題ということですが、あのたわわな胸を維持するのに、どれだけの学食の材料が彼女の胃袋に収められるというのか!!?
「うふふー。このままぶっちぎっていくねー」
サービスウィンクです。カメラに向かってサービス……ん? あんなところカメラあったか……?
成功
🔵🔵🔴
ロート・カニーンヒェン
「全開だー!回転数こそ全て!!」(POW)壊れにくい自転車を選んで、ひたすら漕ぐよ!細かいことは後回し、回転数こそ全て!!頑張ってる姿をみんなに見てもらうためにもグッドナイス・ブレイヴァーのドローンで生中継、視聴者コメントとパワーをいただきだ!エッチな目に遭っても生放送?かまわん、もっとやれ!ドンと来い!だよ~。色んな意味で体当たりで行くぞー!!(お色気、アドリブ歓迎です)
●一万一千回転まできっちり回していけ
「全開だー!回転数こそ全て!!」
ぐんぐんぐんぐんスゴイ速度でペダルを回すのはロート・カニーンヒェン(グリーディー・ファントム・f00141)! なるほど、あのカメラは彼女のものだな! ユーベルコード【グッドナイス・ブレイヴァー】によってドローンを展開していたようです。彼女の動画撮影用ドローンが、アリアお姉ちゃん選手の素敵な揺れを、そのラインを、しっかりとレンズに収めていきます! これには会場の見物人たちも大絶賛。号泣! 嗚咽! 感動! そのボディラインのアップに感謝、圧倒的感謝の声が会場に湧き上がる!
――おっと、これは表現がいささかパク……リスペクト的でしたね! 失礼しました!
「人の活躍で視聴者コメントとパワーをいただきでめしうまー!!!」
ロートにいいぞー、もっとやれー! との応援コメントが届いております。だんだんと彼女のボルテージも上がってきました。だが彼女だって負けていない。体中から汗が流れ出し、その麗しのおっぱいの隙間に垂れ堕ちていく!
「うおおおおおおおお!」
上空にすら届く男たちの歓喜の声! おっぱいの大きさだって実際はともかく見かけならパワー勝ちしている。ドローンさんありがとう、ここからは私のターンよ私を映しなさい。さあ、もっと! そんなパワーにあふれた超高速回転双方によって今、アリアを抜きロートが一位に躍り出ました!!!
「さあ皆、もっと私に応援コメントを!!!」
きゃーーーーーろーーーとちゃあああん! もっとおっぱいゆらしてええええええええ!!!!!
「……いい揺れだ」
あ、ごほん、失礼しました。私としたことがつい白熱しまいました。
「厚盛……!」
あ、いま部長からも厚盛と出てしまいましたお詫び申しあげます。
さあ、首位が変わって1位がロート2位アリア。そこから下は集団を猟兵が率いながらも新入部員も先輩部員も入り混じっております。アルダワ学生、負けていません。いつでもどんでん返しはあり得るぞ! なお、現在再開は幸村。ここからまだまだ巻き返しはあるのかーーーー!?!?
大成功
🔵🔵🔵
レイ・キャスケット
下半身の体力とバランス能力と細かな魔力調整には自信があるんだよね。その分カスタマイズは苦手なんだけど…今回のルールならむしろアドバンテージはないようなもんだよね!
下級生諸君、このレイちゃん先輩の華麗なドライビングテクニックをとくとご覧になるといいんだよ!
風と炎の魔法を駆使してジェット噴射でカーブ後と直線コースに【全力魔法】【属性攻撃】で差をつける!
競技自体は初めてだからよくわかんないしマシンチェックは完全お任せ
整備不良で何かあるかも?
※一言:なんでもあり。
●先輩といっしょ♡
「後輩君たちー! ちゃんとまだついてこれてるかなー?」
レイ・キャスケット(だいたい全部半人前・f09183)選手が後ろの選手を気遣いながら走ります。ここまで大人げない猟兵たちの仕打ちを見せつけられていた実況の私もこれには思わず涙が出そうですね。
「素晴らしい。欲しいな」
でました、部長の欲しいコール! モブだからあんまり喋らない設定なんだけどこういう時やはり的確な一言をくれるモブがいないと自転車レースは務まりませんね!
さあ、新入生たちはというと、まだまだ余裕です。そりゃそうだまだスタートしてわずかな時間しかたってないもん。
「だが、ペース配分を間違えると酷いことになるぞ、ほら」
うん? ああ、部長が指さすのは幸村君。もういい歳なのに序盤から張り切りすぎるとああなるわけですね。
さて、レイ選手は現在3位。戦闘集団のトップを引っ張っています。その中には優秀な新入部員や先輩たち、そして猟兵もいるわけですが、やはりスチームサイクルは空、という普段なら跳びなれないコースを走るわけですし、アルダワの空には蒸気やそれによる乱気流などもあるわけで、見えない壁は自然に存在しているわけです。
「うーん、まあスピードは余裕だけど、ここはペースを上げれないなー」
後輩、そして仲間のために道を作るレイ。前にはアリア選手、そして少し遠くにロート選手が見えてはいますが、集団を引っ張ってはなかなか前に進めない。
「まあ、でもいいか。ねえ、そこの男子!」
おっと、レイ選手、ここで集団の2番手にいる副部長に声を掛けました。
「あいつは堅実に確実に戦闘集団の上位をか知るのがうまいからな」
なるほどです。ありがとうございます部長。おっと、レイ選手、副部長に集団を任せるようです。そして、スチームサイクルの蒸機のギアを上げる! 登りなのに上げていく! 空とはいえ、スチームサイクルとはいえ、なかなかにハードな選択ですよこれは!
「よーし、じゃあ新入生くんたち、このレイちゃん先輩の華麗なドライビングテクニックをとくとご覧になるといいんだよ!」
レイ選手、気流のカーブを曲がり切るとハンドルを握り……蒸気を一気に噴射して前に出た! こ、これは違法改造か!?
「びゅーーーん! ふふ、楽しーい!」
レイ選手若干ハイになる、そしていま、審判から違法ではないとの判定が出ました。これは、全力魔法だ!!! しっかりとした安定した魔力と体力がなければできない加速だ!!! 今一気に、レイ選手がアリア選手のぶんぶん左右に振る走りすら追い抜き、ロート選手にぴったり並びました……!
大成功
🔵🔵🔵
蔵館・傾籠
【なんか良く分からんが楽しそうだったからと供述】
うむ、サムライエンパイアから余り出ないもんで「じてんしあ」ってもんが良く分からなくてなぁ。聞いた所何やら乗りこなすには訓練が必要だと。
記念に混ざりたくはあるが、今からは訓練している時間も無いと思案していたらこれを借して貰ってきたぜ。(セグウェ●的な乗り物)
じてんしあは着物で跨ぐと聞いて一瞬痛そうだの見えそうだの真顔になっちまったが、これなら俺の着物でも混ざれるよな!
(等と証言しており)
(最初からクライマックスにアウト)
(面白い目歓迎)
●その頃後方では
「おー。これスゴイ走る。おーーーーー……」
蔵館・傾籠(ヤドリガミの剣豪・f11800)は感動していた。彼は乗っていたのだ。戦争などの一部有事以外はほとんどサムライエンパイアから出ない男が、今、『じてんしあ』なるものに乗っている。
「いい乗り心地だぜ」
傾籠は『じてんしあ』をぽんぽんと撫でる。しかし、彼が乗っているのはいわゆるスチームサイクル的な『じてんしあ』ではない。二輪の中央にぷらすちっくなるものの板の足場。そしてその板の後部に蒸気エンジン。蒸機動立ち乗りにりんしあ。というやつである。セグがウェーイしてるやつである。つまり……
傾籠選手はスタートから失格なわけですが、一応順位を申し上げますと下から2番目であります!
「やあ、おっさん。幸村殿、だったかな? どうだい? じてんしあの乗り心地は」
「……」
傾籠は陽気にビリの猟兵に話しかけるが残念ながらそちらにはもうほとんど体力がなかった。ただしょっぱなからやらかしたにもかかわらずビリのせいで目立ってなんどもこうやって描写されてしまっているのである。
「ふむ、じてんしあというのは、疲れるものなのだな。こんなに楽ちんなのに、なあ、無走丸」
蒸機動立ち乗りにりんしあの名前は無走丸に決まったらしい。
「でも、じてんしあ、か。跨ぐと着物の下からちょっとはみ出たり見えちゃいそうだから避けたが、何かの強いソレが見たかった的なを感じるし……ふむ」
実況開設のちょっとエッチな願望を背中に受けて、失格だとも知らない傾籠は楽ちんなのにまだ慣れてないし墜ちたら怖いからな? って感じに安全運転。
彼は新たな出会いに感謝しながら、気流の坂を悠々自適に上っていくのであった。
成功
🔵🔵🔴
ネーヤ・ティオモ
魔導蒸気自転車のレース…
普通の自転車では無理ですけど…それなら体力がいまひとつな私でも参加できるかも…?
魔力には自信がありますし。それでは…付き添いのお仕事、がんばらせて頂きます!
…はっ、筋骨隆々で笑顔が眩しい謎の超聖人さん…。
いつの間にここに…あなたも参加するんですか…?
えっ、「自転車は先行する誰かの後ろについていくと気流の直撃を受けず楽、なので自分が先行する」…?
そ、そうなんですか…?
…ではお言葉に甘えさせて貰って…2人で参加です!
がんばりますよー!おー!
●では先頭組の実況に戻ります
「はー。困っちゃいますね……」
ネーヤ・ティオモ(ころんだ先の杖・f13967)は思わず不満を漏らした。蒸機を積んだサイクリング。きっと電動自転車くらいには楽だと思っていたのに、気流の追い風とかのせいで普通の自転車とそんなに変わりません。風が強いぃ……。
ネーヤ選手は現在トップ集団から少し後ろの第二集団とトップの間あたりにいます。山もそろそろ頂上が見えては来る頃。いえ、気流の山なので実際目に見えるかといわれるとまあうっすら蒸気を帯びて白いかなー程度なのですが!
「あの小さな体では大変だろうな」
そうですねー。もう少し頑張ってトップ集団の中に入れば前の集団が壁になって少し風が和らぐのですが……。後ろの集団に今飲まれると優勝は絶望的だが付き添いの役は果たせる。さあ、ネーヤ選手、どうでるか……。
「お困りかい? お嬢ちゃん」
おーっと、ネーヤ選手にいつの間にか近づいていく人影が! アレは誰だー?
「あ、あなたは……はっ、筋骨隆々で笑顔が眩しい謎の超聖人さん!?」
おっとこれはネーヤ選手の知り合いのようです。【謎の超聖人!!の巻(ナゾノチョウセイジンノマキ)】のユーベルコードで突然現れたなんてただの実況のわたしにはとても分かりませんよ。ええ、いつの間にかエントリーが増えているみたいですね。
「自転車は先行する誰かの後ろについていくと気流の直撃を受けず楽、なので自分が先行する。前の集団も私と一緒に追い抜かしてしまおう。そうすれば下りは楽だぞっ!」
「そ、そうなんですね! ……ではお言葉に甘えさせて貰って」
ふむ、どうやら二人で協力するようです。ネーヤ選手が超・聖人選手の後ろにつく。
「その言い方だと、外国人の名前みたいだな」
おっと、メタい発言はいけませんよ部長さん。そういうのはせめて猟兵さんにやっていただかないと!
「頑張りますよー、おー!」
「おおおおお!」
超聖人走り出します。ネーヤを牽引するように走る。ネーヤ選手先程より大分楽そうに坂を上っていきます。自転車競技では基本的に抜かせる勢いの選手が来れば道を開けるということになっていたりしますので前の集団もその超成人の巨体の通り道を作ってくれます。そしてネーヤ選手その後ろからぴったりと離れない!さあ、また新たな選手がトップ争いに躍り出ました! 今気流の山は大体7合目となりました。後ろでは学園モブ選手たちも自分たちの前に出るタイミングを謀っています。まだまだ勝負の行方は分からない。先ずはこの第一区間。誰が制し迷宮へ突入できるのか!
成功
🔵🔵🔴
ザインクライネ・メーベルナッハ
ほう、これが自転車か。鍛錬にも有用そうな乗り物だな…
というわけで、自己鍛錬も兼ねてレースに参戦だ。
折角のレースだからな、優勝も狙っていくぞ。
まずは山登りか。
ここは体力を活かし、力強く漕いで前に出ていくぞ。
この先のことを考えると、今のうちに距離を稼いでおいた方が良い気がするしな。
…しかし、体力には自信のある私だが、これはなかなか大変だな。
段々と手足に疲労感が溜まり、息が上がって苦しくなっていく…
…が、これでこそ鍛錬の意味があるというもの。
己を追い込むことでより強く、よりタフになるのだから、寧ろ望むところだ。
…決して、疲労感や息苦しさが快感というわけではないぞ?ましてや性的な意味など無いぞ!
●ドMの天職ってクライマーだと思う
さて、現在首位はロート選手、その隣にはレイ選手。二人ともすごい速度でで上っていますが、何やら和気あいあいと話している様子。まだ二人の実力はこんなものではないのか!? そして、その後ろにはアリア選手がぶんぶん体を振っています。あまりにもぶんぶん体を振っているのでさらに後ろの巨体、超聖人選手とその後ろで引っ張ってもらっているネーヤ選手は彼女を抜けません。さあ、もう頂上が近い。
さて、副部長率いる先頭集団も、いまかいまかと自分たちも前に出るタイミングをうかがっている、ここで行くのか、それとも8号、9号目で一気にまくるのか。体力との相談です。
おっと、一人何やら様子のおかしい選手がいますね……。ザインクライネ・メーベルナッハ(白金纏う聖翼の姫騎士・f14641)選手。彼女も猟兵です。サインクライネ選手は序盤力強く漕いでいたのですが、猟兵の選手たちがどんどん前に行くと一度力をためるように集団で速度を落としていた様子。彼女も体力が尽きてきたか……?
「ふ、ふふ、ああ。もう7合目超えてるって? やばいな、私ももっと前に出ようと思っていたのだが……」
7合目からは気流も激しくなり、その風の抵抗も受けて心臓破りの坂と呼ばれています。ここで前に出れるのはクライマーの適性のある選手になるでしょう。
「なるほど、最高にハードってやつじゃないか……」
おっと、ザインクライネ選手。苦しそうに見えたが顔が歪んでいる。これは……笑っています。ザインクライネ選手あの体力を奪われていく苦悶の表情から何やら口を歪め笑顔になりました。これはどういう事でしょうか、解説の部長さん!?
「――変態だな」
なるほど、参考にならない意見ありがとうございます。
さてザインクライネ選手、ここでスチームサイクルを立ちこぎし始めました。これは行くやつです。力強くペダルを踏み、この一番苦しいところでスピードを上げ始めました。
「真性のドMだな」
はい、部長今は聞いてないです。さあ、ザインクライネ選手、なおもスピードを上げ自分をどんどん追い込んでいきます。そして、8合目に入るところで集団を抜ける! さあ、さらにスパートをかける。ここではアリア選手も若干ぶんぶん体を振る振り子の動きが弱まっている。超聖人選手もネーヤ選手の事を考えると今とばせない……! ザインクライネ選手がどんどんトップファイブの地位に近づき、これを楽々抜かしてしまいました。しかし、まだ前にはレイ選手もロート選手もいます。こちらは一通り話し終わったのかいつの間にか前を向いて普通に走っていたようです。しかしここで速度を上げる力はないようですねー。
「このレースは3区間ある。頂上が近いとはいえ、もう少し進んでからでないと全力は出せないであろう。レイもロートも前に出るためにかなりの力を使っている。レイは全力魔法で猟兵というひいき目で見てもそこそこの体力を消耗したはずだ。そして、ロートだが……7合目に入ってから余力が減り乳揺れがおざなりになっている。更に見学者もここは息をのんでみる場面であるため応援のメッセージがここまでの区間に比べて届いていないのだ」
なるほど。部長。素晴らしい洞察力です。私のユーベルコードの説明だけでそこまで読めるとは。
「対して、あの女はドエムだ。そう、かなりのな。俺には分かる。あいつは絶対に負けない!(迫真)とかいいながら全身で負けたがっているタイプの雌豚だ。この最高に肉体的にも精神的にも苦痛が体を走る心臓破りの坂。上りきるポテンシャルは最も高い!」
初対面の女性にそこまで言ってしまうとは部長もなかなか恐ろしいモブだ。では、この勝負は……おっと、そんなふざけた雑談をしている間にザインクライネ選手、トップの二人に追いつきました!
「最……高っ!」
いい笑顔、最高にさわやかないい笑顔です。若干涎を垂らしているように見えますがおそらく疲れによるものでしょう。ええ、そういうことにしておきましょう。さあ、トップの二人を抜いてもまだまだ加速! 本当に最後まで走りきるつもりがあるのかーーー!? 頂上は目の前です。頂上が見えてくる。もはや9合目も抜けて、今、頂上の一番高いところを抜けていく!
おっと、そしてここで何やらユーベルコードを使用するようです!
「嗚呼…そうだ、もっと、もっとだ……♪もっと強く、もっと激しく…お前の全てを、私にぶつけてくれぇ……♪」
こ、これはまさかの……【苦痛呑む肉欲城塞(マゾヒズムスブルグ)】だ!
これは一切動けなくなるユーベルコードだ! しかし彼女はすでに三兆を超え、降下に入っている。これならば問題ない。全身の動きを強制的にとめることで体力を回復しながら降下しようというのか!?
「いや、ド変態なだけだろ……」
――さ、さあ白熱のレース! まだ山を越えたのはザインクライネ選手のみです。しかしトップたちも頂上へ着こうというところ。ザインクライネ選手はユーベルコードで完全に気流に体をゆだねてしまったため降下中の加速はできず、ただ下り坂をコース通りに落ちていくのみ。ペダルもこげないのでしばらくはスピードも下がってしまいます。この戦い、まだまだ目が離せません!
大成功
🔵🔵🔵
宮前・紅
ふんふん、スチームサイクルレースね!楽しそう!
【SPD】で判定
やるんだったら優勝だよね~って言っても俺、インドアだから挫折しそー!
だから、せめて楽しんで華麗にこいで行こうかな!
てかここ迷宮なんだもんね……うげー。
迷って時間無駄にしたくないしなぁってことで!頑張ってスピード勝負しよう♪(騎乗+早業)
もし何かありそうだったら人形たちに守って貰おうかな!(拠点防御+かばう)
はあっ、け、結構キツくない!?これ!
俺、か弱い男の子なので勘弁して、欲しい、んだ、けどな!(ぜえぜえ息切れ)
俺も歳かなぁ………(ボンヤリ)
まあ何はともあれ、新歓レースを勝ちに行って、タダ飯狙うよ♪
●インドア、空飛ぶってよ。
宮前・紅(絡繰り仕掛けの人形遣い・f04970)選手の様子も見てみましょう。ええ、ここまでトップ勢では最初の幸村選手を除き女性選手ばかりがいましたが、ザインクライネ選手に気を取られているうちに状況が変わったようです。トップ集団にいた紅選手、前に出ています。驚くべきスピードです。トップ集団今は7合目を抜けたばかりの位置。紅選手以外にも自転車部員たちが何人か勝負を仕掛けているようですが、それに乗じてか紅選手、次から次へと前の選手に追跡の技能を使ってぴったり張り付いては騎乗と早業で次の選手の後ろに飛びつくようにこぐ! これは素晴らしい作戦です。
「やるんだったら、やっぱり優勝だよね~」
紅選手アルダワの実況カメラににっこりと勝ち気な笑みを向けます。
とはいえ、これは結構……キツクない!? 俺、か弱い男の子なので勘弁してほしいんだけど……せめて、こう……ぴったり安心して後ろについてられる選手の後ろにつければ無理な加速をしなくて済むんだけど……俺も歳なのかなぁ……。
「ふむ、今少しペースが崩れかけたな」
おお、部長。気づきましたね。何やら考え事をした様子です紅選手。しかしふと正気に戻ったあたり、まだ個の坂を上りきる体力だけはありそうですねー。
「いけないいけない。まだ20代後半、若いねって言われるほうが多いんだからしっかりしないと……」
これは……年齢の事を考えていたようです。そこそこお疲れのようですね。
「ねぇー、おじさん。さっきから飛ばしてるけど大丈夫ー? ってか学生の尻さっきから追っかけてる構図なのヤバくな~い?」
おっと、ここで紅選手のメンタルに直前の新入ぴちぴちギャル(死語)部員の言葉のナイフが刺さります。インドアおじさんもこの口撃には耐えられないか―? いや、なんでしょう、紅選手、殻にこもるように人形をじぶんの姿を覆っています。これはいったい……。
「想定してたのと全然種類は違うようだが、まあ、かばったんだろうな。いたたまれない姿をカメラにさらすことから……」
部長、解説の部長! ちょっとずつ辛辣になってきてませんか? モブナンデスカラもう少しおとなしくしててください。
あ、とかいってたら紅選手加速を始めましたね。インドアの意地を見せてくれるようです。トップ集団はもう近い、山頂も目と鼻の先です。ここを超えれば第2区間ま体力を回復しながら走れる下り坂に突入します。そして今、ネーヤ選手と超聖人選手の前に立ち、ぶるんぶるん震えるアリア選手のお尻の内路に位置取りました! しかし紅選手、追跡走法では少し離れたロート選手とレイ選手の元へ追いつくのは至難! ここはアリア選手の後ろで一度温存するようです。さあ、ザインクライネ選手に差をつけれれてしまっているトップ5はロート、レイ、アリア、紅選手の順となりました、その後ろが超聖人選手とネーヤ選手のコンビです。上りを制した7位までがすべて猟兵! ここからくだりに入っていきます!
成功
🔵🔵🔴
カタラ・プレケス
…色々と面白そうだね~。
優勝したら食べ放題ってのも引かれるし参加しようか~。
…とはいえまともに走っても勝てないだろうし、
色々工夫しようか~。
天動観測を開いて走れる気はしないし、自転車の車輪をホロスコープに見立てて占星術でルートを決めよう。
走りながら占ってその結果に従いながら進もうか~。
あとサウンド・オブ・パワーで強化して、
足がつきそうになったら天蠍縛砂で支えて復帰で大丈夫かな~。
あとは他の参加者か、できれば猟兵さんと組んでいこう。
そしたらどっちが勝っても食べれるしね~。
さあ、楽しむよ~。
【アドリブ・連携歓迎】
秋月・充嘉
SPD
ふんふん、自動車レースっすかいいっすよ、受けてたつっす。…あ今噛んだわ。
自転車さえ降りなければレースは続行。なるほど、カスタマイズも基本ダメっと。
でも自分の体は使っちゃダメとは書かれてないっすよね?この自慢の龍の翼や尻尾で風とバランスをとって上位を狙うっすよー!
※アドリブネタ歓迎
●翼を広げて
それは、レース開始直前のこと。秋月・充嘉(キマイラメカニカ・f01160)は車体を整備していた。自分の体大きいからね。改造はダメでも乗りやすいようにしておかなくては……
。
「ふんふん、自動車レースっすかいいっすよ、受けてたちゅっす……あ今噛んだわ」
一番大きい自転車のサドルをちょっと高めにして、尻尾も巻き込まないように……。
「あのぉ~」
ん? 美少年の声がする。
「あの~」
あ、やっぱりするっすね。
充嘉は下を向いた。そこには翼を携えたカタラ・プレケス(呪い謡て夜招く祈りの鳥・f07768)がいた。
「良かったら、一緒に走らない? 占星術だと、アナタならちょろ……快く引き受けてくれそうだって出たんだけど」
「は、はあ……オレでよければ、構わないが」
こうして、少年とおじさんの猟兵ペアが誕生した。
●頂上から風に乗って。
さあ、多くの選手が頂上を抜けました。第一区間は距離で言えば一番長いのでここからまだ一波乱ある可能性は十分にあり得ます。普通のレースであれば。ここでもう第一の順位は確実! と言えるのですがこれは魔法も蒸機も『猟兵のチート能力(ユーベルコード)』もあるレース。まだまだ分かりません。そして下りでもっとも注目するべき選手といえば……登りではトップ集団ではなく真ん中の少し遅れた集団にいた充嘉、カタラペアです。
「それじゃあ。僕の指示通りに飛んでね、充嘉さん」
「おっす、まかせるっす!」
やはり何か作戦があるようです。気流のてっぺんをぬけ、降下コースに入り……翼を広げました。そしてその翼を後ろに伸ばし、体をなるべく一直線にする。急降下、急降下です! これならばぐるぐると昇ってきた気流の外周をコース通りに降りることなく、気流さえ読めれば先行組より早く降りていけます!
「そこ、右……次は……もう少し右に回ってから左に戻れる?」
「まかせるっす! カタラもついてくるっすよ!」
カタラ選手、これは……自転車の持ち手のところに何か乗せて占っているようです! 占いでコース外を走っている。そしてこのレースでは自転車を降りる以外の販促行為はないに等しいのでコース外走行ももちろんオーケーです!
「まあ、普通は風が怖くてできない芸当だが、跳べる種族独特だな。体が小さくて不利なフェアリーも魔力やショートカットでなんとかしているところはある」
なるほど、部長はこれでもやはり驚かないんですね。冷静な解説助かります! さあ、大番狂わせ続きのこのレース。まだまだこの後も続きます。
●メテオライト
「充嘉さん。風がすごく煩いから、歌っていいかな?」
「ん? いいっすけど」
堕ちていく。風が耳を吹き抜けていく。僕の中を通るなら、この歌も載せていけ。響け、空へ。
カタラは音を紡ぎ出す。その音は共感するすべてのものに、この先も走り続ける力を与えた。みんな平等に歌は届くよ。がんばれ、新入生。
「……それじゃあ、優勝目指していくっすよーーーー!」
充嘉はふっと笑うとぐっと顔に気合を入れて、全身に気合を駆け巡らせて言う。遠くに地下迷宮の入り口が見える。どう落ちていけばいいのかは、カタラの詩が教えてくれる。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ハロ・シエラ
アドリブネタ歓迎
良く分かりませんが魔力と身体能力両方という事であれば私もそこそこ自信はあります!
魔法とか使えないですが、魔力の使い方の練習も出来そうです。
自転車……も多分大丈夫です。
仕方ないじゃないですか、ダークセイヴァーの片田舎にそんな物に乗ってる余裕がある人とかそうはいません。
とにかく危険が無くて経験も得られると言うなら願ったり。
何があろうと決して自転車から降りず、優勝とは行かずとも完走を目指します!
とは言えこの乗り物は初心者、テクニックや駆け引きよりも魔力と身体能力で勝負です。
全力でこいで【勇気】で突撃です!
【空中戦】の心得も役立つでしょうか?
……スライム?アメーバ?そんなの聞いてない!
●第一区間は慣らし運転なので
「やっと天辺ですか。しかし、私は登り切りました!」
ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)選手、頂上に着き天にこぶしを突き上げます。思わず、といったところでしょうか。彼女はダークセイヴァー出身、既に滅びた世界では自転車に乗る機会などないご様子で、最初は補助輪が必要かと思われましたが、しっかりと持ち前のバランス感覚で乗りこなし始め、充嘉カタラペアに次いで頂上への到着です。さあ、普通、自転車を降りずにこぐので難しいといえば耐久力を保ちながらいかにペダルを踏み進み続けられるか、なのでしょうか……彼女にとってはここからも本番、といったところでしょう。
「魔力、少しずつなじんできました。これは戦いに使えそうです。それに第一区間でこの疲労、すごい鍛錬です。学生がこんな鍛錬をしているとは……見くびっていました。感服です」
自分の少年兵としての経験、体力や身体能力には自信があったようですが、彼女は真ん中の位置をキープするのも大変でしたからね。もう少し自転車の操縦に体が慣れてくるのが遅かったら最後尾の集団に張り付いていたところでしょう。そこは流石、経験がものを言ったというところです。しかし……。
「きゃあああああああああああああ」
ハロ選手、幸か早々悲鳴が上がります。すごいGを受けているようです。ぐんぐん落ちていく。このまま体勢を立て直せなければ翼もないのにコースアウトして最悪、急転直下となってしまいます!
「――やはり、か」
やはりとはどういうことでしょうか、解説の部長さん?
「彼女は空中戦の心得もあると見える、彼女の視線、目の動きを見ればわかる、あれは空から多くの情報を得ながら戦えるものの目だ。しかし、慣れない自転車で、序盤に説明したとおりのらせん状の、それも極めて見えにくい気流の坂を下る。というのは並大抵のことではないのだ。かなり背伸びをしたのだろう、うちの選手たちの動きを見てルートへハンドルを握ったのはいいが、高速でハンドルを誤るとどうなることが多いかわかるかね? 実況くん」
それは……こける……最低でもバランスを崩して立ち直るのにすごい緊張と力を必要としますね。
「そういうことだ、彼女はうちの部員の動きに従ってハンドルを切った、しかし、体制が悪かったのだ」
では、このままハロ選手は、空におちていってしまうのか――?
「そ、そんなの……ダメ。完走します!!!」
おっと、ハロ選手踏ん張る。下を見れば遠くに大地が見え、恐怖を植え付けられるのが空をもコースに組み込むスチームサイクルレースの恐ろしいところ、しかし、ハロ選手は勇気の力でしっかり精神を安定させています。そして、空中戦の心得で崩した体制を無理やりに戻していく。そして今度は失敗しないように体制を低くとり風に乗る!
「絶対に、私は自転車をおりません!」
ハロ選手何人かに順位を抜かれてしまいましたがしっかりと立て直しました。でも第二区間、第三区間ではまだまだどうなるかわかりません。頑張れ、ハロ選手! 負けるな、ハロ選手!!!
大成功
🔵🔵🔵
リチャード・アーベントロート
WIZ
●心情
一年間フリーパス……
学校の食堂でなら無料で好きなだけ食べ放題……
肉とスイーツ食べ放題……
これはもう参加するっきゃねぇよな
そして優勝するっきゃねぇよな!
●行動とか
自転車から完全に降りたら失格らしいから
何されようが自転車からは降りねぇぞ
今回のレースで一番大事なのは
気合いとか根性ってことだろ
そういうのなら俺の得意分野だぜ
資料になんかえっちな目に遭うって書いてたよな
えっちな目ってなんだろ
この前の依頼みたいなやつか?
尻尾とかにゅるにゅるされるのやなんだよなぁ
ビクッてしてふにゃ〜ってなっちまうし
なんか変な気分になっちまうし……
で、でも負けねぇからな!
絶対優勝してやるぜ
アドリブ・絡みOK
覚悟完了
●友達が見ているから猶更!
リチャード・アーベントロート(人狼の聖者・f04719)は燃えていた。
年間フリーパス……学校の食堂でなら無料で好きなだけ食べ放題……『肉』と『スイーツ』食べ放題……これはもう参加するっきゃねぇよな! そして優勝するっきゃねぇよな!
彼はここにいる猟兵の誰よりも学生らしく燃え上がっていた。いや、学生ではないが。それに、ここには彼を見守る友人もいたのだ。早速いいとこ見せてやらないとな!
●根性こそ最大の速度
「ぬおおおおりゃあああああああああああ!」
おーっと、戦闘集団の中から突如狼のような咆哮が上がりました。どうしたことか!? 生徒たちも道を譲り始めていますね。
「下りならこっちのもんだぜ!」
リチャード選手。ずっとトップ集団の中を走っていたリチャード選手です。ずっと静観するように集団の中にいましたが、下りに入り突如気合を入れなおしたようです。そして、これは……すごい!
「空を本物の山のように……飛び降りている?」
部長も若干ですが驚いています。そう、この螺旋のように続く下りの気流をまるで段々飛ばしのように螺旋を突っ切るようにまっすぐおります。というか何度も自転車をジャンプさせて飛び降りている! これが野性なのでしょうか! まさに獲物目掛けて山を下る狼、そしてその獲物はもちろん優勝。迷宮の入り口です。落ちて幾分落下速度だけは充嘉カタラペアにかっているくらいです。それに、うまく着地して自転車からもおりていません。栄光の学食ロード、といったところでしょうか。
戦闘集団もショートカットに対応はできています。自分もとショートカットを始める猟兵が出てきた。ガチです。もはや新入生たちは置いてけぼりなのか……?
「ふ、うちの部員を舐めるなよ?」
おーっと、部員たちも魔法を使ってショートカット対応、しかし、今日は気流が安定しているからいいが、これはいつもできる芸当ではないので皆さん安易にまねをしないように!
さあ、さらにぐちゃぐちゃになっていく陣形、終わらない自転車レース、ただ、少々ショートカットに失敗した脱落者も出たようです。全員上級生のようですね。これは自分の力を過信した結果となりました。さあ、リチャード選手止まらない。このレースもそろそろ第二区間、最初に地下迷宮の穴をくぐるのは誰だ!!!!
大成功
🔵🔵🔵
戎崎・蒼
へぇ、スチームサイクルレースか。なんだか面白そうだね?
僕は戦場傭兵もやっているし体力はそれなりにあると思うから、学生食堂年間フリーパス狙い(※出来れば)で行こうかな。
【POW】で判定
そのまんまだけど、全力でこいでパワーで突っ走るよ。
どうやったら効率化出来るかは、自分の持ち合わせた知識を応用しつつこいでいく。(世界知識+見切り)
もし、敵がいそうな感じだったらハンドガンでも構えとこうかなとは思うけど、こんな初っ端から敵っぽいのなんているのかな……。ただ、自転車に乗っている以上リロード出来ない可能性があるんだよね。
レースのコースがまさか迷宮だなんて。これもアルダワだから出来る貴重な体験、かな?
●知識で走る。
戎崎・蒼(暗愚の戦場兵器・f04968)は知識を求める。知識を得るために経験を求める。今回挑戦するのは自転車レース。目指すは可能な限り優勝。そして。
「迷宮をレースのコースにして走れるなんて貴重な経験、だよね」
彼の知識欲……。空を自転車で登り、気流の波にのって空を降りて、さらに迷宮にまで……。その経験は彼をこの大会に参加させるのに十分な面白さを持っていた。
世界知識でこの空の気流の流れすら推測して、自分の道を組み立て、先頭集団を走れるならなおさら臨機応変な対応が必要だ。ましてや一番前だったなら。そう思っていた。そこまでは甘くなかったが、蒼は十分に前を走っていたのだ。堅実に。目立たないが確実に。目的に近い場所にいた。
●突入準備
さあ、最終直線です。迷宮への入り口が見えてきました。おっと、トップにいたレイ選手、少しスピードを落として後ろの集団のトップの牽引に戻りましたね。とりあえず自分の走りは見せたというところでしょうか。最後まで2位を争い続けていましたが新入部員を見放しません。他の猟兵も走り続けるものと一度体制を整えるものに分かれました。ヘンタ……ザインクライネ選手もようやく自由を取り戻したようです。
そして……今トップを走っているのはそのザインクライネ選手、すぐそばにはロート、リチャード、充嘉カタラペア、ほんの少し離れてアリア、紅、超聖人ネーヤペアと……いつの間にかもう一人トップに食らいついていたようですね。
堅実な走りをずっと行っていた蒼選手です。なんと、体を左右に振ってスピードアップ&お色気、さらにはその振り子の動きで図らずとも進行妨害もしていたアリア選手よりも前です。
「よし、そろそろだな」
おっと、その蒼選手、銃を構えだしました。これはどうしたことか? 彼も妨害に手を染めてしまうのか?
「もう第二区間だからね。皆、武器や防具、魔法展開の準備をしておいてもいいんじゃないかい?」
あ、優しい! 蒼選手、他の選手にやさしく呼びかけます。この選手、目立たずともこのレース、最初から最後までずっと的確なコースを読み、人波から自分の前に出れるコースとタイミングを見切りながら進んできていました。一見学生、それも新入生のようなのですが、何者でしょうか……。
「ほう、欲しいな」
でました部長の欲しいなコール! しかし残念、調べましたところ彼は既に部長より年上。しかし魔法学園は年齢がいくつでもやる気があれば入学可能、転入歓迎の大学部と猟兵特別学部があります。他にもなんか色々あるので大丈夫でしょう。
「よし、あとで全員スカウトだ」
――さあ、そんな部長は放っておいていよいよです。いよいよ迷宮の入り口です。そこを最初にくぐるのは……リチャードとロート、そしてザインクライネ三名がほぼ同時! 続いて蒼、アリア、紅の順。そして充嘉カタラペアと超聖人ネーヤペアです。そこからレイが先頭になったトップ集団、しばらくして第二集団とその後ろにハロ、そして調子を少し取り戻し始めた幸村。さらにその後ろに最後尾の集団がいましてその一番最後尾に傾籠選手が二輪車で走っていますね。ああ、下りで着物がはだけたのかな? 恥ずかしそうに乱れを直しております。いまにもいろいろさらけ出されそうでワタクシドキドキしております。さあ、この先は『週末限定! 経験値スライムダンジョン・初級』です。各々どのように進んでいくのか、見ものですね。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 冒険
『恐怖!?触手スーツスライム迷宮』
|
POW : スライムなんて剥がしながら進めば絶対に負けない!
SPD : 触手スーツなんて早脱ぎしまくれば絶対に負けない!
WIZ : スライムが触手スーツに変身する前に魔法で吹き飛ばせば絶対に負けない!
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●試される羞地
経験値ダンジョン。それは経験値効率のいいスライムが「ウジャウジャ」出るがために名付けられたらしいダンジョン。週末限定で現れ、多くの学生が1体1体の経験値量より数と高率でここに足を踏み入れレベリングを行っている。魔法の練習にも最適だが、一人でなめてかかるとたちまちスライムたちに囲まれ、スライム触手スーツを着せられてしまう!
そう、このダンジョンのスライムは対象にへばりつき、過激なボディースーツになるのだ、服は溶かしたりはしないが、張り付きやすいように破られたりする。そして、触手によって人々は……エッチな気分になってしまうのだ!!!!!
「な、なんだってえええええええ!?」
ノリのいいツッコミをありがとう部長。
さて、猟兵諸君と自転車部員たちが走る第二区間はこういうコースだ。君たちはスライムの着衣触手プレイにたえられるでござるかぁ~?
あ、わかってると思うけど自転車から降りたら失格だからね?
御宮司・幸村
フン…後れを取ったが、まだ挽回は可能!
後方な以上、巻き返しを図るしかあるまい
老兵の1と2に頼ったのが間違いだった
詠唱「エンドブレイカー!」
こいつら恐ろしいぞ?予知能力がある上に因果律操作まである
つまり、俺が負ける未来は存在しない!
えっ…何?自転車にぐるぐる巻きの簀巻きにされてる未来しか視えない?
ええい、22人も居て何を言ってる
とにかく進め、犬っころ!
対スラ
スライムに張り付かれたら、外部モニター遮断
即座にムフフ♡な映像に切り替え
EBさんに引っ張って貰うので、ARAV鑑賞状態を維持
労無く洞窟を抜ける作戦だ
おっほ♪達す、達す!
犬っころがもし溶けたら
新犬っころをアドリブ・ネタに寛大なドM猟兵から探す
●被告人、前へ
「だ、だから、違うんだ。俺はただ、あのとき……!」
彼を取り巻く者たちは、決して彼を許しえる目にはならなかったという。ただ、彼が学園にもたらした多大な公害と、可憐な少年少女の主に下半身に悪影響を与えすぎた御宮司・幸村(ニュータイプ・レトロゲーマー・f02948)を、こいつを、必ず葬り去らねばならないと思っていた。
「ま、待ってくれ、て、転入生にあんまりな仕打ちじゃないか! 転入生には優しくしないといけないんだぞ! そうなんだぞ!」
しかし、その叫びを聞き入れるものは誰もいなかった。簀巻きにされた幸村の結末……続きは3章で!
●後方よりエッチなおぢさんがっ!
さあ、第二区間に入りました。先ずはこの男から見ていきましょう。第一区間で一番最初に1位を獲得し、その後ビリまで落とされた男……幸村選手です!
「ふっふっふ、ブーイングはないな。やはり少しくらい妨害しても大丈夫なのだ。なあ、犬っころ。ぬははははは!」
おーっと、幸村選手第一区間が嘘のような元気っぷり。順位も最後尾を抜き、既に第二集団の真後ろについている。なにやら愉快そうに犬のぬいぐるみをポンポン叩いています!
「オーケイ……さあ、イこうか!!!! 似て非なる世界で生きし異世界の者よ、今こそ並列世界の門を開け、我が呼び声に応え顕現し理不尽な終焉を破壊せよ。終焉を終焉させる者!」
おっとこれは、ユーベルコード【ナンバリングタイトルAct.3(エンドブレイカー)】です! 予知能力と因果律操作ができ、スゴイ速さで戦闘をする、あの、エンドブレイカーを呼び出しました! おっとー? そして何やらエンドブレイカーに周囲の防御を固めさせ、文字通り引っ張ってもらうようです! もはや漕いでおりません。
「俺が負ける未来は存在しない! えっ…何?自転車にぐるぐる巻きの簀巻きにされてる未来しか視えない? ――ええい、22人も居て何を言ってる。とにかく進め、犬っころ!」
丸投げです! しかし確かに自転車を降りていないしスピードもすごい! まさにチート。完全にチートです。しかし魔法での事故強化や体力の回復もできる以上これはギリギリ責められない!
「お、きたなー? スライム君。外部モニター遮断! むふーふ♡」
おや、幸村選手スライムに取りつかれ服を剥がれましたが……動じておりません。それどころかなにやらサドルの上で腰を振っているようにも見えます。あれは、スライムにああやってダメージを与えているのでしょうか!?
「いや、奴はゴーグルの映像を切り替えたようだ。もしかしたらゲームか何かをしているのかもしれん」
なるほど、流石部長。目の付け所がシャープですね。それでは少々その中身を『モニター』で拾って映してみましょう。
「え、なんて? おいやめろ! お楽しみの邪魔をするんじゃない!」
おっと幸村選手やはりゲームをしているようです。どんなゲームをしているのでしょうか。では、モニターの映像もジャックできたようなので見てみましょう!
●理不尽な末路
この後、彼が見ていたVRAVが学校中のモニターに映し出され、
「おっほ、達す、達すぅ……♡」
とかいって全力で腰ふってたらエンドブレイカーたちがスピードを上げ、前方の第二集団をぶっちぎったが、無理やり進んだため多大な被害を与え、そのまま彼は確定1位でスライムダンジョンを誰より早く抜けてしまうのであった……。なお、モニターをジャックされ応援していた生徒にに中身を見られただけなのに、彼以外を責めるものは誰もいなかったという。
大成功
🔵🔵🔵
ロート・カニーンヒェン
「ま、まだ大丈夫!頑張って漕ぐもん!!」(POW)スライムスーツに何されたって、自転車を漕ぐことはやめない!トリプルフラグ・オーバードーズで身体能力を、強化して一気に駆け抜けるよ!!止まるんじゃねぇぞ!!止まらない先に、私はいるぞ!!だから好きなだけ触るが良いさ、スライム!スライムなんかに、絶対負けない!!(アドリブ歓迎です)
アリア・ティアラリード
アドリブサービスシーン歓迎:POW
つい夢中になって走ってスライムに気付かなかったお姉ちゃん
気付いた時にはサイクルジャージがすっかりスライムで真空パック同然で
薄手のウェアは至る所が破かれ、半透明のスライム越しに
見えちゃマズい所もバッチリ生実況
サイクルパンツって、普通下着穿かないんですよ…!
裏側にびっしり生えた触手に撫で嬲られて
甘く強烈な痺れが全身を襲って、つい足を付いてしまいます
片足を付くだけなら許されているので、このスライムを剥がそうとしますが難しく
無意識の内に、触手に嬲られ敏感にされた股間をサドルに何度も擦り付け押し付けて
今そんな事してる場合じゃないのに、自転車を漕がなきゃダメなのに…でも…
●お色気前線! 自転車(アナタ)と、合身したい……。
ロート・カニーンヒェン(グリーディー・ファントム・f00141)選手、アリア・ティアラリード(エトワールシュバリエ・f04271)選手、第二区間に入って一気にスピードを上げてきています! しかし2名ともすごいことになっている。スライムにまとわりつけれていることに気付かないのか、両者既に服をはだかれ、あまつさえ一部を破られ、大量のスライムにまとわりつかれている! 勢いは凄いがこのままでは、このままでは二人とも体を動かすことすら難しくなり減速は必至!!1
えー、それではここで一人ずつ見ていきましょう。
「それは必要なのか?」
煩い黙れ部長!! 巨乳女子のサービスシーンだぞ盛らせろ!
――えー、失礼しました。それでは先ずロート選手、もともとの服装がぴっちりな1枚。戦闘服でなければもはや下着でしかないような過激な衣装で胸を揺らしていましたが、ご覧ください。スライムも後々のことに配慮してかわざわざその下着のような一枚は中途半端にしか破らずに中に入り込んでロート選手の体にまとわりつき、なんだかうねうねと妖しく動いております。布面積がむしろ増えているのに、その淫猥な蠢きと、普段とのギャップでやはり、むしろエロい感じになっている! 白い肌着の下で蠢く黒いスライムは実に淫猥です!
一方アリア選手は……スライムにサイクルスーツを容赦なくビリビリに破られている!? なぜ……ロート選手には気を遣ったのに……? 普段着ではないからなのか!? いや、しかしスライムも動揺している様子……まさか、履いてないのか!!
「サイクルスーツは基本下になんか履かないだろ?」
ぶちょおおおおおお! マジか。神はここにいた。しかしロート選手以上に触手にまとわりつかれ、首から下が球体のようになってきているのは……あ、これはこれで逆にエロイですね。しかし本当にこのままでは二人とも動けなくなってしまうぞ……!? あー、とか言ってたらアリア選手、サドルに股を擦り付け始めた。これは聞いています。完全にスライムがキマっている! お姉ちゃんは強引な欲望に弱いのかぁああああ!?
「んああっ♡」
で、でたーーーーーー! お姉ちゃんのみだらな声がもれました。これには先程の放送事故をみてしまった応援席の人々の下半身も唸ります!
「なんだ、変態ばっかりだな」
部長もぶった切っていますが例外ではありません。むっつりなのか!?
いやモブなんてどうでもいい。さあアリア選手、このままリタイアしてしまうのか。ペダルを踏む足が少しずつ腰をゆすることで動かなくなっていく!!!!
「はぁ、もう……だめなのに……私、進まないとだめなのに……イタズラなスライムさん……こ、こんなことしちゃ「めっ」ですよ?」
おっと、これは……これはユーベルコード【誅罰指打(デコラティブ・ピンガー)】略称デコピンです! お姉さんが興奮のあまり指打を連打しています! スライムがどんどんぶっ飛ばされていきます! そして素肌があらわになっちきます! しかし、大事なところのスライムたちだけはかたくなに、そうかたくなに剥がれない! しかしアリア選手、これで動けます。腰を少しゆすり真柄もペースを取り戻しました。
さあ、ロート選手はどうか……。おっと、何か唱えている……?
「ま、まだ大丈夫!頑張って漕ぐもん!!」(POW)スライムスーツに何されたって、自転車を漕ぐことはやめない!トリプルフラグ・オーバードーズで身体能力を、強化して一気に駆け抜けるよ!!止まるんじゃねぇぞ!!止まらない先に、私はいるぞ!!だから好きなだけ触るが良いさ、スライム!スライムなんかに、絶対負けない!!」
こ、これは……王道のフラグ立てというやつです! しかしこれもまた布石、ロート選手のユーベルコード【トリプルフラグ・オーバードーズ】です! これは【くっころフラグ】【絶対負けないフラグ】【とまるんじゃねぇぞフラグ】という3つのフラグを立てて初めて成立するセリフ回しのセンスを要求するユーベルコードをなんなく使いました! さあ、ロート選手、自身の肉体を強化し、スライムをはがさないままに力技で進んでいったー!
さあ、1位だけは決まっておりますがまだ第二区間。ここからどうなっていくのでしょうか!
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ザインクライネ・メーベルナッハ
スライムに触手だと?そのようなものに私は負けん!
このまま一気に突っ切ってくれようではないか。
色欲孕みの騎士の道を発動した上で。
そして速攻で纏わりつかれ触手スーツに変化されてしまう。
その上で元々の着衣は全て破り捨てられた。つまり今スーツを剥がせば全裸…
…ここまで危険な状態になるとは期待以上…もとい予想外だ。
となれば、このまま走り続けるしかないな!止むを得ん!
というわけで触手やスライムに嬲られつつ、その快感を力に変え走っていく。
転倒しないようにだけ注意。
後ろから追ってくる者には私が尻を振って誘っているようにも見えるかもしれんが、バランスを保つための制御運動だ。やましい事は何もないぞ!(はあはあ)
●全てを捨てて
ザインクライネ・メーベルナッハ(白金纏う聖翼の姫騎士・f14641)は全力で先ほどのお色気組の後ろをかけていきます。こちらはさらにすごい……もはや自分で脱いだのではないかと思うほどに裸です! 裸にスライムを着ています!!! これはどうしたことかーーーーーー!?
「こ、これは違うんだ、使命を果たす為に仕方なく……っ♪だ、だから……ああっ! すごいすごすぎるううううう。しゅっごいのおおおおおおおほおおおおおお!!!」
お、おっと何やら言い訳を述べていたようですが完全に説得力がない。ユーベルコード【色欲孕みの騎士の道(ルェステルン・リッテルン)】を発動している。これは完全にえっちだ!本当は性的な快楽に溺れたい気持ちを抑えきれない。
「雌豚が……」
部長も公序良俗に反する彼女の叫びにおこって……部長興奮してません?
見物人もスポーツ観戦から何やら違う視線へとシフトしていく。そんなのでこの後の男性実況ラッシュに耐えられるのかーーーー? ぶ、ブーイングはやめてください。やめなさいって!!!
さあ、身体能力が上がったザインクライネ選手、このままどこまでイってしまうのか!!! スライムはただ彼女の服の役割を果たし、彼女を悦ばせます!
大成功
🔵🔵🔵
●ザインクライネの思考回路
ああ、だめだ、頭がおかしくなる……。これが……スライム!?
信じられない。今までいろんなスライムを見たり見なかったりしてきたがこのスライムはもはや職種の域に達しているではないか、それも、こいつら、まるでじらすように私の服のボタンをひとつひとつ外して中に入ってきたうえ、すごく、すごくゆっくりと私に体にへばりつき、密着してきたぞ。じれったくてスライムに破られたふりして思わず全部脱ぎ捨ててしまった。もし私の前に変態おやじとエロ女2人がいなければ完全にその光景をカメラに捕らえられていたかもしれない。
ああ、しかし、何ということだこの快感は……っ! これを脱ぎ捨てて走るなどもはや今の私にはできない。最後まで……そう。
「ゴールの瞬間まで私にちゅきしたがってえええええええ!」
……おっと、どうしたことかザインクライネ選手。突然叫びだしたかと思うとさらに加速し始めた。ロート選手とアリア選手を抜く勢いです。すべてをさらけ出した彼女には、もう怖いものはないのかーーーー!?!?!?
リチャード・アーベントロート
SPD
ううう、折角友達にカッコいい所見せれたと思ったのに
やっぱりこの前の依頼みたいな奴かよ
にゅるにゅるしてるから嫌なんだよな
【人狼咆哮】を使うから
他の奴らとは離れてねぇとな
このユーベルコード、無差別に攻撃しちまうから
集団の中で使うと迷惑になっちまうもん
逆に言やぁ巻き込む奴がいねぇなら思う存分使ってOKってこった
わおわお〜んってしてビビらせてる間に先へ進んじまおう
でも、もしスライムにへばりつかれちまったらどうしよう
剥がしてる間に絶対他のスライムに纏わりつかれるよな
下手なことするより我慢して先に進んだ方がいいかも
し、尻尾はダメだぞ!
ビクッとしてふにゃ〜ってなるし変な声出ちまうもん
絡み・アドリブOK
●見られていると意識したから
リチャード・アーベントロート(人狼の聖者・f04719)はわなないた。
今この会場には友達がいて、自分を見ている。そして、自分が進む先にいるのは、依然彼が参加した職種の依頼によく似た、スライムの軍勢。
「ううう、せっかくアイツにいいところ見せられたと思ったのに……にゅるにゅるしてるの嫌なんだよな……」
しかし、全力で走るリチャードにも、スライムは容赦なく襲い掛かってくる。見られているという自覚はこれから彼に襲い掛かる惨劇をさらに濃密で艶やかなものにさせてしまうかもしれない……。
●ゴールに向かって吠えろ!
さあ、リチャード選手に中継がつながりました。現在リチャード選手、幸村選手にはおいて行かれましたが2位となっております。女性陣を置いてけぼりに何やらかなりあわてて加速していましたからね。リチャード選手、スライムを恐れているようです。狼ですが、脱兎のごとくといった加速でした、しかし、このスライムたち簡単には見逃してくれない。すでに何匹かリチャード選手に飛びつきその体に貪りつこうとしています。
「いや、食べるんじゃないんだから」
いやいや部長、あんなの食われるようなものですよ性的に……。
「わ、わおわお~ん!」
――と、ああ、言ってる間にリチャード選手。吠えます! 狼の遠吠え。これはユーベルコード【人狼咆哮】です! 魔法でステータスを確認したところ、彼の能力値ではやや成功率が低いですがためらわずに使っていきました! 無差別ダメージを与えてしまう技ですが、いま彼の周囲には人がいません。後ろの選手とは)まだ距離がある。幸村選手は……まあ、最悪あたってもいいかな。といった感じですがしっかりと彼の思惑通りにスライムだけに咆哮の痛みが与えられた。しかしスライムも何匹かすでにスーツに変形してリチャードに飛びつく寸前。スーツ形態は堅かった! 憐れリチャード選手スライムの餌食になる!
「んひっ!」
リチャード選手、服を破られからみつかれます。僕がいればこんなものはいらないでしょうと言わんばかりのスライムの攻撃。容赦ないへばりつきを見せています!!!
「は、離れろ! 離せ!」
おっとリチャード選手スライムを剥がしだしました。先ほどからやけに中継のカメラを気にしている。見ないでくれという視線が降り注ぐ。しかしカメラは止まりません!
「鬼畜だな。だがそこがいい」
部長男性にも平等なぶった切り発言。リチャード選手の顔が歪みます。パンツは完全にスライムになってしまいました。胸にもべったりと張りつき、耳も尻尾も狙われている。リチャード選手、スライム剥がしをやめる、スライム剥がしをやめてさらに加速し始めました。見るな見るなとカメラに視線を送っていますが、そのたびにイケメンの蕩け顔が加速していきます。女性陣と同じような表情をしている。
「ふ、ふにゃぁ~、し、しっぽは、尻尾はだめだぁ!」
おっとリチャード選手力が抜けた。リチャード選手ぶんぶんと尻尾を振ってスライムを追い払おうとしていますが依然としてスライムはリチャードの尻尾を包み込みます。全身のスライムがうねうねしております。後ろから女性陣が迫っているー。リチャード選手はこのまま2位を守りきれるのか。それではそろそろリチャード選手がスライムをあるもので汚してしまいそうなので他の選手も見ていきましょう。
大成功
🔵🔵🔵
宮前・紅
うんうん♪この調子で競争を進んでいこーっと!
って触手とか気色悪いよ~!
えぇ~(引いた顔)どうせドージン紙的なえっち展開にしようとしてるんだ!やだー
俺、お色気担当じゃないから!
【SPD】で判定
もーこうなったら早脱ぎ大会も同時開催だよね
人形と協力して纏わりついてきた触手スーツを片っ端から脱ぎ捨てる!(早業)
うう、短パンから出てる足にもろにくっつくから気持ち悪いいい!
やっぱり庇ってもらおうかな(遠い目)
本当は汚れちゃうから止めときたいんだけど人形たちに庇ってもらおう……(拠点防御+かばう)
あーもうやだー早く走り抜けよ!絶対に自転車からは降りないから!絶対に!
(※アドリブ・どんな展開でも歓迎だよ♪)
●俺が脱ぐのはスライムだけ!
さて、続いて注目していきたいのは宮前・紅(絡繰り仕掛けの人形遣い・f04970)選手。地下迷宮に入って現在順位は7位。ザインクライネが加速し少し引き離された位置だ。え、なんでこんな順番ばらばらに紹介するのかって? こ、こっちも順位管理とかいろいろしながら頑張ってるのでそのあたりはまあ、その、こう、実況しやすそうな場面から! ということで……。
「うんうん、いい調子♪ このまま頑張っていきたいよね」
紅選手、ここまで幸いにもスライムの餌食になっていない。すべて7位以上の選手が引き受けてくれていたためであろう。ああ、もちろんわかっている。彼が7位ということは上位にはもう一人まだ実況していない猟兵がいるということは。まあそのあたりは後にして……。しかし、前方の猟兵たちもさすがにスライムに抵抗をはじめ、あぶれたスライムが出てくるころだ。さっそく紅選手の視界にスライムが見えてきました。うじゅるうじゅると紅選手の肉体を狙っています。
「えぇ~」
紅選手これにはドン引き。そうです、エッチな展開にこれから巻き込まれようとしているのです。さあ、スライムたち飛びつく。27歳。合法ショタの吸い付くような肌にいまスライムが飛びついた!
「えーいっ!」
しかし紅選手恐るべき早業でこのスライムを引きはがす。手の届く範囲はどんどんどんどんスライムを引っぺがしペースも崩れません。そう、手の届く範囲は!
「あー、やっぱ、庇ってもらおうかな」
紅選手遠い目をして人形を出します。背中からへばりついたスライムはすでに紅選手のイケないところをがっちりコーティング。短パンからその姿がこぼれだしています。足を重点的に狙われている。
「んっ!」
おっと紅選手の体がびくっとはねた! さらに遠い目になる紅選手。
「庇ってもらおう!」
決意の顔です。人形たちをつかって拠点、つまり紅選手の肉体を防御させ、庇わせています。紅選手の代わりに汚れる人形たち、紅選手は速度を上げ始めます!
「新入生以上にスライムに歓迎されるんだな。猟兵っていうのは」
そのようですね。いやしかし上位というのはそれだけにたくさんのスライムに狙われるわけですから、後ろの選手に比べればそれはもう狙いの的といった感じです。
「あーもうやだぁ! 早く走り抜けよ!!! いっくぞーーーー!」
紅選手も加速する。のぼりで削った体力はもう完全に回復している様子。歳をとってもまだ若かった。紅選手どんどん前の猟兵たちの集団に距離を詰めていきました!!!
それでは続いての選手です。中継さん、お願いします!
大成功
🔵🔵🔵
ネーヤ・ティオモ
予知どおりスライムがきました…!
ですが、今のわたしは「一人」ではありません。
先行してくださっている超聖人さんが…アクロバットなマッスルアクションで、気迫で、そして聖なる光で…
スライムをちぎってはなげなのです…!さあ、この調子で先に…
と、油断しているところに飛んでくるのが常ですよね(がくり)
というかこれってもしかして…一度取り付かれたら降りることも、振り払うこともできず、延々となぶられる姿を実況されちゃうのでは…!?
い、いや…スカート破らないで…!あっ、胸が…う、上着はもっとダメー!
お…おまけに自転車を漕ぐたびに…服が擦れて…だ、駄目…変な声が…!
や…っ…見ないで下さい…見ないでー!(顔真っ赤)
●まもって守護聖人!
では続いてはむさくるしい男の中の男。今大会最強の肉体を誇るゴリラ人間超聖人!!! ……に守られた自転車界の妖精。ネーヤ・ティオモ(ころんだ先の杖・f13967)を見ていきましょう。現在超聖人選手が9位。ネーヤ選手が10位となっております。やはりトップ10は余裕で猟兵なんですね。ネーヤ選手の後ろにはまだ猟兵がいます、その後ろがトップの部員集団ですね。
「予知通りにスライムが来ました。予知で知っていた分、ここは有利なはず! あ、でも……部員さんたちは事前にコース情報も知っているのですよね。じゃあ、とんとん、なんでしょうか?」
まあ、不利ということはないでしょう。
「ところで超聖人は結局選手カウントするんだな、実況」
ええ、もちろんですよ解説の部長。
「そしたらあの幸村のおっさんが召喚したやつはどうなるんだ?」
ああ、あれは自転車には載ってませんので。ノーカウントです! 疑問は解けましたね? では実況に戻らせていただきまして。
ネーヤ選手、しっかりと超聖人にまもられております。彼女の防具、つまり服は、いくらスライムの力でも突破できません。これぞ聖人の聖闘士パワー。彼女をつつむセイントが服を破らせないのです!
「セイントっていうとなんか超戦士って感じがするな」
おっとその話は今はやめておきましょう! さて、聖なる力に守られたネーヤ選手でしたが、無駄話をしているうちに油断してスライムのとりつきを許してしまったようです。2,3匹彼女の防御を突破しスカートを破り始めました。これは実況のし甲斐がありますね!
「おっ、そうだな!」
さあ、幼女が痴態にさらされていく! 上の服も破られ始めドレスはもうボロボロです!
「俺の、俺たちの理性ももうボロボロだ!」
このように見物人たちも第二区間にして限界を迎えそうになっております。まだ第3区間があるのにこんなに倫理的に飛ばして大丈夫か!? これも最初にモニターにエッチな映像を流した(ジャックしたのは私ですが絶対に私のせいだとは認めませんよ!)幸村ってやつのせいなんだ、あれで皆のタガが外れ始めたんだ!
「ちょ、そんなのんきな実況してないで、とめてください、やーん。見ないでー!」
見るな見るなと言われようとも、観客の多くがモニターから目を離せない。次はどんなエッチな光景が流れるんだ、このレースは本当に大丈夫なのか、発案者の部長はもしかして天才なんじゃないのか一生ついていきますと、観客から部長へ罵声が……ば、罵声が? 浴びせられます!! 男子も平等にエッチな目に合ってるので女子部員のマジ罵声も控えめです。
「ハハッ、そう褒めるな」
ああ、調子に乗って部長腕組んでふんぞり返っちゃってますよ! こんなにモブを祀り上げてどうするんだ。っていうか猟兵をもっと祀り上げなさいよあんなに体を張ってるんだよ!?
「ま、祀り上げなくていいのでもう見ちゃいやーーーぁ! んんっ♡」
とかいって、ネーヤちゃん腰が揺れてますよお・ま・せ・さ・ん! 顔を真っ赤にしてもペダルは止められない。好きなんですかねー、やっぱ。超聖人もここは見守るのみです。
――まあ、しかし。教育委員会とかから本格的に怒られる前にここは次の選手にフォーカスしておきましょう!
大成功
🔵🔵🔵
戎崎・蒼
うん、順調な滑り出しだね。………と思ったけど、このスライムは結構厄介だな。ここまで来たら自転車から意地でも降りないつもりで、頑張ってみるよ。
【POW】で判定
スライムは全部剥がすつもりで行くよ。
まず周囲からにじり寄ってくるようだったらUCで周囲のスライムを一掃する。
それでも多分全滅には至らないのかもしれないけど……。
取り敢えず近くまで寄って来たら、銃から魔女の錐に持ち替えて突き刺すよ。(串刺し+鎧砕き)
……何にせよ、持ち替えたりリロードする時に生じる隙は致し方ないか。
服が破られたりするなんて恥ずかしいし……若くもない身体を晒すなんて醜態、絶対にしない………!
(※アドリブ・どんな展開でも歓迎)
●安心前線
さて、こんなにも、こんなにも大勢の痴態を詳しき取り上げてまいりましたが、こんなにも大勢がスライムに蹂躙だれる人が続くなか上位にいながら未だに、未だにスライムの洗礼を浴びていない男がここにいた! トップスリーをひた走る仕事人……戎崎・蒼(暗愚の戦場兵器・f04968)だ!
「いや、でも、だんだん苦しくなってきたね」
蒼選手、ここまで多くのスライムを撃ち貫き、衝撃波でリロード時間にけん制を入れながらなんとかやってきた、しかしそろそろリロードにかかる時間もわずかに遅くなってきている。衝撃波でもごまかしがきかなくなってきている。スライムはお前も早く他の奴らみたいにぐちゃぐちゃに濡れちまえよと言わんばかりにどこからともなくわいてくる!
「……こんな若くない体を晒すのは勘弁してほしいな」
蒼選手はそういいますが上半身はがっちり守りながらそのおみ足は大変滑らかな感じで露出している。露出度は紅選手よりガン攻めなそのスタイルで何を言っているのかー!
「しかも紅選手も蒼選手も同年齢合法ショタ。全く世界はどうなってるんだ。この二人で魔法少女でも始める気か?」
魔法少女! いいですね! 名前も蒼と紅。もしかしたらそのうちやってくれるかもしれません。
「……」
ああ、まって蒼選手中継のカメラに銃を向けるのはやめてください。ほら、股スライムがたくさん湧いて出てますよ! そしてスライム一斉に蒼選手に飛び掛かる!
「これで終わりにしよう、クラヴェッタ。……Tiro volley」
おっと蒼選手中継に向けた銃を適当にスライムのほうに上げたかと思えば魔弾を一斉射撃!!! これは、これはユーベルコード【第二楽章 無言歌《1999》op.13(リーダオーネウォルテ・ティロ・ボレー)】だ! 周辺から飛び掛かる22メートル以内のスライムをすべてその弾丸で、撃ち貫く! 所詮経験値ダンジョンのスライム、これはたまらない!しかしそれより少し離れていたスライムたちは未だ蒼選手に飛びついてきます。自転車のスピードに対応してくるスライムですからね。ちょっと有効範囲が22メートルでは少ないというのは特に今回の依頼の性質上仕方ないことです! さあ、スライムたちがユーベルコード発動でできてしまった微妙な隙に乗じて蒼選手の肢体にしゃぶり……もとい絡みついていく!
「くっ!」
蒼選手急いで近接武器【魔女の錐-Witch Pricker】に持ち替え応戦するが間に合わない。全てには対処できない。苦節1時間。ついに、ついに第二区間を抜ける前にスライムたちがその聖地へと。蒼選手のアヴァロンへと張り付く!
「あ、あぁっ!」
スゴイ、スライムやる気満々で蒼選手の体を犯し……いや侵していきます! 蒼選手のはしたない声がでる。疲れてるから余計に無防備に出ちゃう! 力が抜けるようなその艶美な声に会場の見物人の中には何人か目覚めそうなものが……。
「ぐへへ」
ああ、ここにもいた、部長モブの分際でどこまで属性をつけていくのか! とにかく大変なことになってまいりました。やはり単独で進む猟兵たちはこの数の暴力に対応しきれない様子。さあ中継蒸機ドローンが打ち抜かれないうちに次の人に行ってみましょう!
大成功
🔵🔵🔵
カタラ・プレケス
【アドリブ・連携歓迎】
色々とツッコミを入れたいところではあるけど、
張り付いてくれるなら好都合だね~。
とりあえず、触覚鈍化と精神安定の薬を飲むよ~
精神安定の方は一緒の秋月さんにもあげよう
次に胸元のボタンを外してスライムを中に入れるよ~
そして潜り込んだスライムの上の方を食べながら進もうか~
見た目的にも美味しそうだから食べたかったんだよね~
…むきゅむきゅもきゅもきゅ
…苺?いや、桃~…どっちかというとアセロラかな~
食感はゼリーに近いかも
のど越しはいいから86点だね~
だいぶ美味しかったよ~
それじゃ~感謝の気持ちで全部吹っ飛ばして~
【四象変絶】フルファイア~!
(爆炎属性の突風で一気にぶっ飛んで前にでる)
秋月・充嘉
SPD
自転車をこぎながら思い出したっす。俺、こういう状況を打開できるようなユーベルコードねぇな。
まぁ大丈夫っすよ。だって、ねぇ?スライムでしょ?物理的に食うタイプじゃないんでしょ?いざとなったら翼とか尻尾振り回して引きはがせるだろうし?らくしょーらくしょー(フラグ)
…バッ、おまっ!やめろ!服の穴から入り込むな!つけ根に触るなっ!首筋を撫でるなっ!ば、そこはダメぇっ!?
と、とにかく自転車から降りない。これは絶対死守するっす…いっそ落ち着くまでじっとするっす。
※アドリブ歓迎
※前章で組んだ人がいればその人と
●肉盾になっていたら食べられてしまった件
はい、こちらは秋月・充嘉(キマイラメカニカ・f01160)とカタラ・プレケス(呪い謡て夜招く祈りの鳥・f07768)のペア。相変わらずどちらも裏切ることなく仲良くひた走る! 順位は8位と9位……ちょ、じゃあネーヤ選手と超人10位11位じゃん! 間違えてしまっていましたね失礼しました。と企画この二人は8位9位です。
「ねえ、充嘉さん……苦しくない?」
「はえっ!? あ、んんんん。い、今あんまりその美声を聞かされるとヤバイっす!!!」
何やら微妙にそういう雰囲気に見えてしまう会話が聞こえてきます。いや、それどころか。
「あひゃあっ! そ、そこはだめっす。そこに触れるのはやめるっすカタラ!」
カタラ選手、充嘉に自転車を引かせながら充嘉に張り付くスライムを食べている。ここにもいたかオブリビオン食者! しかも前後で走っている都合上彼が口にしているのは尻尾のスライム……! これは尻尾も性感帯説があるキマイラやドラゴニアン、獣系種族からすれば堪らない所業! しかしカタラは無傷、全部スライムを充嘉が請け負っているため、食欲を、そして探求心を抑えられないカタラ、尻尾からの摂取をやめません。おいしそうに食べています。そして充嘉、ホモ依頼ではないのにいっそ俺事食べてといわんばかりの蕩けた表情でスライムをどんどん請け負っていく。尻尾で振り払いたいが今尻尾はカタラの口に若干しゃぶられスライムを引きはがされようとしている状態。翼で器用に最低限振り払っていきます!
「こ、これはスライムが思いのほか気持ちよくて、カタラもなんかしゅごくて、癖になったとかじゃないっす! 俺が、俺が欲望に負けたわけじゃあ!」
いいえ断言します! 前後の女性陣同様のメスの顔をしています。最初は充嘉選手攻めかと思われたこの組み合わせ。カタラの食欲で若干カタラ選手がマウントをとっている。いやこれはそういう依頼じゃないのでこんなサービスはたぶんこの後はないから楽しんでもいいんだよ!
「そ、そんなぁ……!」
そのそんなぁはそ、そんな! 困るっす助けてくれっすのそんなぁなのかそんな! 後生だから最後にエロい事させてくれっすのそんなぁなのかわかりませんがとにかく最後まで頑張ってください実況席からは見守ることしかできません。
「よし、満足した。すごくのど越しのいいアセロラゼリーだった」
カタラ選手充嘉選手の尻尾を解放。しっかりお食事できたようです。いちご、いや桃っぽいかー? とぼそぼそ呟いていましたがアセロラ味に決定したようです。スライムはアセロラ味! 実際アルダワにはおやつにされてるスライムがいるので問題は……。
「あ、まって、エッチな気分になってきちゃったかもしれない」
そうだ催淫効果がありました!と、すれば夜の栄養ドリンクてきな役割を果たせるかもしれませんね! 充嘉選手の尻尾を再び握ります。
「はうっ!」
おっと自転車こぎながらは流石に難しいと思うぞ何がとは言わないが!
「原初を別ち、陰陽超えて、 四元は詠い、八卦表す。 十六方位で運命示し、 三十二相で世界を語れ。万象担う汝はフィシィ」
違う、これは詠唱だ! 充嘉選手からばばばっとスライムを引っぺがすと呪文を唱え始めた。これは、魔法を撃つことで絶頂を迎えるということでしょうか!
「何を言っているんだお前は」
ああ、ああ部長に突っ込まれてしまった。失敬しました! さてユーベルコード発動です。カタラ選手ハァハァいいながら【四象変絶・エスカヘトル(シショウヘンゼツ・エスカヘトル)】を発動しました!
「充嘉さん、翼を広げて、風に乗るよ」
「うっ、はいっすうううう!!」
カタラ選手充嘉選手の尻尾を何故ながら指示を出します、そしてユーベルコードの引き起こした爆炎の追い風が二人の背中に追いつく! すごい! すごいスピードで進みだしましたよーーーーー!?
また順位は入れ替わりそうですね。第3区間はどのような順位で迎えることになるのか。では中継蒸機ドローンも一時的に追いつくことができなさそうなので次の中継に参りましょう。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
レイ・キャスケット
経験値ダンジョン懐かしいな、よくみんなで通ったよ
…ってえ、ここのスライムってそんな変なスライムだったっけ?
いつも開幕ぶっぱからの乱獲だったから知らなかった…
『WIZで勝負』
レースも大事だけど先輩としては後輩達が怪我をしないように守ってあげないと
先頭集団に近い学生グループに混ざって吹き飛ばし系の風魔法でスライム排除
うん、よゆーよゆー、サイクルしながら魔法使ってもお釣りがくるくらいって、余裕ぶっこいてたら弾幕レベルのスライム集団が目の前に
いやいや多すぎでしょナニコレ湧き設定間違ってるんじゃないの!?
(スライムの海に直撃)
※アドリブ五重丸、キャラ性は投げ捨てるモノ
●トップを走れ!
レイ・キャスケット(だいたい全部半人前・f09183)選手、第二区間突入時点ではこの経験値ダンジョンに入り浸った日々を懐かしんでいましたが予想以上にエッチなスライムの実態に今は困惑。トップ集団率いる新入生と先輩部員たちと共にこれに応戦しています。
「ひゃんっ! こっちスライム入ってきちゃった」
「ま、まってろ、俺が全部はぎ取ってやるから」
「や、やだあ恥ずかしいよぉ……」
「お前等よそでやれーーーーっ!!!」
集団からピンクなオーラや黒いオーラを感じますがとりあえず一致団結して対処しているようです。レイ選手も後ろを振り向きながら風魔法でスライムたちを吹き飛ばして学友たちを守ります。
「れ、レイ先輩輝いてるっす!」
「お、俺、このまま自転車部に入部しようかな」
レイ選手が自転車部に在籍しているかはわからないが……え、わからないんです? 部長。
「ああ、この学校には助っ人部というのもあるからな。猟兵は掛け持ちの人も多いからそのあたり把握しきれていないんだ」
まるで助っ人外国人のような扱いなんですね猟兵。さあ、しかし、学生たちの輝いていた顔が今一気に青ざめました。
「レイ先輩! 前、前も見て!」
「……へっ?」
レイ選手後ろが気になるあまり前を疎かにしていた。彼女の前には猟兵たちにちぎり投げられ復習に燃えるスライムの壁ともいえる大群がいます! 学生選手たちも魔法でそれを何とかしようとするが……間に合わない! 一番前のレイ選手、スライムの最後の薄壁に突っ込みます!
「こ、これ沸き設定ミスってるんじゃないの!?」
初級とは思えないスライムの塊。レイ選手、一瞬でその肉体にスライムを宿してしまいました。今のレイ選手はスライムのヤドリギ! 多数の学生選手に視姦されながら走る羽目になってしまった!
「き、君たち、大丈夫?」
学生たちをうるんだ瞳で振り返るレイ選手! ああ、もうそれを見るだけでも青き新入部員スライムがまだへばりついてないものまで何人かイってしまいそうだ! 助けてくれている優しい先輩に対して欲棒の邪念がおさまらない! ギラギラした目でレイ選手を凝視する!
「だ、大丈夫そうね……ん、これ、何とかしたいなあ」
ああ、おやめくださいうるんだ瞳でスライムを見下げ取り払おうとする先輩はえっちです。先ほどのカップルモブのように僕が取ってあげますよといいながらつい手が滑りそうなモブが続出するじゃないですか! さあ、かんばって! 自分で取り払いながら走るのです! って、いわなくてもするか……するよね? お願いしますね!!!!
「俺があのスライムを揉みしだきながら取れればいいのに……」
部長、揉みしだく意味が分かりませんよ部長! ああ、今回の女性猟兵たちはなんていたいけな学生の下半身にやさしくないんだ! 次の中継は絶対に男にしてやる! それではカメラ切り替えお願いします!
大成功
🔵🔵🔵
ハロ・シエラ
アドリブネタ歓迎
くっ、出遅れましたね!
ですがこの迷宮をいち早く抜けて……
ってなんなんですかその迷宮は!
アルダワってそんなのばっかりなんですか!?
と、とにかく勝負から降りる訳には行きません。
もちろん自転車からも!
ここは【早業】と【ジャンプ】を駆使してスライムを避けて走りましょう。
【第六感】にも自信があります、避ける助けになるでしょう。
動けない状況で勘が働きすぎるとそれはそれで怖いですが……動き続ける限り問題はありません。
自転車に乗って、は初めてですが、いざとなったらユーベルコードで加速します。
スライムに囚われた上着などは惜しいですが、どんどん脱いで加速していく方がきっと被害は少ない、はず!
●超回避成功! 明日に向かって扱げ!
さあ、続いては進撃の……ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)選手!
なんとハロ選手、中央の集団あたりにいたのに、そこから一気に前に出てトップ集団の後ろまで距離を詰めている。一方トップ集団はすごいことになっている、リア充、RB、そして、レイ先輩ファンクラブの揉み合う戦場となっている。
ハロ選手は第二区間突入時、この酷いスライム地獄に慌てていたが、今はしっかりとしている。しっかりとスライムに対処できている!
「ふん、つまらん」
お黙り部長! これでいいのよ!!!! やはり回避こそ最大の防御、成功率が絡んでくるものの最も安全に確実にスライムによる濡れ濡れ地獄を防ぐことができるのは、最低限の機敏な回避。そして……
「右手が行かれましたか、ならばこれで」
ハロ選手右手の服の裾を破いた! これです、ハロ選手はスライムに取りつかれた服の部位を破り脱ぎ捨てていく。そしてまた回避していく。なんということだー!
「スライムの壁……?! そうか、ならばこれで!」
おっとハロ選手自転車の前輪を上げた! ウィリーです。スチームサイクルレースでウィリーは珍しい! 普通の自転車より後ろに重心がかかりやすいのでリスクの大きい技です。そしてーーーー?
「とうっ!」
跳んだあああああああああああああああ! 跳んでサイクル! スライムの壁の上を踏みつけそのままスライムを一蹴! 蹴りました、足をつきましたが自転車からは降りてないのでセーフです!
そしてそのままレイ選手率いるトップ集団を飛び越えて抜かしてしまった! レイ選手スライムに絡まれてこれを阻止したり追いかけることができません!
っと、そしてそのまま地面に着地して体制を立て直す! 第六感で初めての自転車によるウィリー、ジャンピング、そして高所からの着地までやってのけました!
さあそこでさらにスライムにとびのったことで取りつかれたスカートもためらわずに脱ぎ去る。躊躇わずに脱ぎ去った! 下には……こ、これはもしや……おっとここで更に上も脱いだ!!!
「やったぜ!!!!」
部長ガッツポーズ! 部長がここでガッツポーズです。さあ、服の下から顔を出したのは……? こ、これは……バニーです! バニースーツです。背中が大きく開いたバニーガールの衣装がさらけ出されました。耳があれば完ぺきだった。尻尾はあります。これが私がもしやと呟いてしまった理由!
「だが、それでもいい、最高だ!」
部長溜まらずたった!!!! テントを張りながら大興奮しています!
「これだけの布面積なら、恥ずかしいけどいけます!」
脱ぎっぷりはよかったがやはり恥じらう! そりゃそうだそんな姿で自転車をこいでいたら狼さんに食べられてしまう! さあ、ハロ選手超加速! 脱いだ分動くぞとすごいスピードで扱ぐ! さあこれは最後まで注目したいところですが、第二区間もあとわずか、後方の様子も見ていきましょう。部長、そろそろ抑えてくださいね色んな意味で!
大成功
🔵🔵🔵
蔵館・傾籠
うんうん、無走丸は俺の行きたい方向に進んでくれて良い子だなあ。何より疲れないのが物凄く良いぞ。(失格に気づかないまま続走)
(一晩で申請許可の降りた)何故かジャンプもする無走丸を他世界の馬か何かだと勘違いしている節は有りつつ、面白さだけでずんずん進む。
辺り一面すらいむだな、いやしかし召し物を破られるのは勘弁願いたい所だなぁ。
傾籠、は古い呼び名だが他にはこうも呼ばれるんだ、「カタクリ」と。
冬に良い暖かくて美味い葛湯の素だな、宿る前は良く俺で飲まれたもんだ。器に描かれた傾籠の花の所為でほぼ葛湯専用だったが…茶を入れて欲しい。
して、ぬるぬるとは相性が良いんだぜ、まぁ知らんけどな。ははは。
※諸々と歓迎
●最後尾のぬるぬるロマンス
さあ、もたもたとセグがウェイするのりもので最後尾をかけるのは蔵館・傾籠(湯呑の爺さん・f11800)です。こちらはその……。
「たすけてくれませんか……」
既にちょっとお店出来ないことになっている。ぬるぬるです。下半身とかなんかべとべとした液で濡れている気がしますが本人が泣いているようなので深く突っ込むのはやめておきましょう。その、まあ、ほら、うん、おじいちゃんだしおもらしくらいするよ。知らんけど。
「あの、助けては……」
さあ、ぬるぬるとしたスライムがすでに傾籠選手の着物を破くことはないが完全に帯をほどいてはだいてしまった。傾籠選手、既にパンツもありません。完全にそこをスライムに隠されています。そこというかもう全身スライムタイツみたいになっています。首から下がスライムって感じです。セグがウェイする無走丸に乗っているので扱ぐ必要もなく、なんなら選手認定をしなくていいレベルなのですがとにかくはしりつづけています。なんかすごいスライムがうねうねうごいてフィーバーしてますが、サムライエンパイアを出たことで新たな可能性の扉をあけ放ってしまった感が半端ないです。途中までは無銘を使ってスライムに応戦していたのですが……いまは無駄な力を入れると腰が砕けそうなのでがんばってハンドルを握っている様子……。彼は最後まで走り切れるのか……?
「俺は、俺はまだ大丈夫だ大丈夫なはずだそうだろう!? そうだといってくれ部長殿!!!」
おっと某あなたと合体したいアニメの合体シーンで『き、気持ちいい……』と言っているヒロインのような顔で部長に意見を求めていますが……。
「両方イケると、世界が広がるゾッ!」
部長サムズアップb
聞く相手が悪かった。傾籠選手がっくりとうなだれます。ちなみに、サムライエンパイアの時代背景なら衆道はむしろピークを迎えている粋なので気にしなくていいと思います。周りを探せば結構いるかもよ!なんせ信長が……あ、もういい? では、 最後に現在の猟兵を中心とした順位を発表します。
1位:幸村選手
2位:リチャード選手
3位:ザインクライネ選手
4位:アリア選手
5位:ロート選手
6位:蒼選手
7位:紅選手
8位:充嘉選手
9位:カタラ選手
10位:ハロ選手
11位:超成人選手
12位:ネーヤ選手
13位:レイ選手
14位:副部長
以下モブ集団
最下位:傾籠選手(失格)
となっております。再三確認しましたがもし漏れがあったら申し訳ありません。それでは第三区間は、アメーバの巣窟です! 行ってみましょう!
苦戦
🔵🔴🔴
第3章 集団戦
『ネバメーバ』
|
POW : はじける
【攻撃された際、飛散した肉体の一部 】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD : からみつく
【ネバネバ 】【ドロドロ】【ベチャベチャ】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ : ふきつける
レベル×5本の【酸 】属性の【自身の肉体の一部】を放つ。
イラスト:ヤマトイヌル
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●恐怖。スライムと服とタイヤだけ溶かす第3区間
だあ、第3区間です。皆様お疲れ様です。
区間に入る直前に水のボトルを用意してるのでしっかり給水してください!
そして、第3区間は……集団戦。ネバネバーランド・アメーバ地獄です! ここにはたくさんのオブリビオン、ネバメーバがいます。酸で皆さんの服、皆さんを今エッチな気分にさせているスライム、そしてスチームサイクルのタイヤ(ゴム)を溶かしてきます! 蒸気の力や魔法、その他色んな手を駆使してそれらに対処しながらゴールの転送魔法陣を目指してください。また、破れた服の修理代とゴール後に体操服の支給がありますので安心してゴールを目指してください。この酸は地面におちれば無害になりますが直接吹きかけられればタイヤも服も、そして倫理を守るスライムもアウトなので皆さん本当に本当にちゃんと守ったり避けてくださいね!? あまりにもですと放送できなくなるのでギャグ時空に範囲でお願いします!
「最後だからってめっちゃメタだな」
お黙り! 部長! これでいいのよ! こうしないと倫理の壁なんて簡単に壊されちゃうんだからメタでいいの!
御宮司・幸村
よし!おじさん本気でイクよ
UC発動とアイテム情報の妖精さん
デコイはドローンを追跡させて
アメーバの居ないルートを攻める
ある程度行ったら自ら自転車から降りる
…棄権だ、漢の生き様、目に焼き付けろよ?
GTO(※御宮司のOです)の授業開始だ(毒の英語的BGM)
ニュービー達、良く聞け?
違反ギリギリや卑怯な事をすれば、反感を買う
だが、実践では敵は容赦などしない
生き延びる為にはセコい事も必要なのさ
アメーバは俺が引き受けた、進め若人よ
グッドラック!とアメーバにダイブ
本音
VRがある俺にとって見た目は関係ない
五感共有するデコイと愛欲へ存分に溺れよう
あひぃ…ダメ、狂っちまう♡♡♡
※股間のスティックはコントローラーです
●Groovy Teacher Onguji
さあ、白熱の第三区間、依然としてトップは御宮司・幸村(猿ゲーマープロ・f02948)選手! 依然としてトップをひた走ります。前方にはアメーバの大群がうじゅるうじゅると蠢いている。さあ、アメーバたちが今幸村選手に気付いた。
「絶望的だな。もう駄目だアイツは。倫理と共に沈んでもらおう」
部長辛辣です。そんなにさっきのVRAVは部長の好みと違ったのでしょうか。会場もあいつだけは逮捕しろという罵声が流れております!!!
「ふ、困った奴らだぜ。詠唱略、出でよ、もう1人の俺!」
幸村選手馬頭に負けない! ユーベルコード【憐れな生け贄人形(インスタントデコイ)】で新たなる自分を生み出した! 生命の誕生です。って流石にそれは違うか、とにかく自らと同じ姿と互換を共有したデコイを生み出しました、これはどちらが本物かわかるなら捕まえてみろという観戦者への挑戦なのでしょうか!判断に迷うところですがー?
「ふ、そしていけ。情報の妖精さん! アメーバのいないルートをデコイと共に突っ切るんだ!」
夫これは生贄を使ったルート確保です! 道を塞ぐアメーバたちの少ないところを逃げ足、見切り、第六感! あくまでも戦わないで経験値を得る算段だ! それもそのはず、ここでいくら経験値を稼いでも猟兵としての経験値は一括一定数で決まり! だったら逃げることの経験値を溜めてやろうじゃないかということなのか!?
「ふ、甘いぜ、実況ちゃんよお」
おっと、幸村選手、出口直前まで逃げ切っていたのに突然の停車、ああ、しかも自転車を降りてしまった! なぜ! どうして! アメーバの攻撃は囮も使ってしっかりよけられていたじゃないか! どうしてなんだーーーー!?
♪~【幸村のゲーム機から流れる言いたいことも言えない感じの毒な歌】
「ニュービー達、良く聞け?
違反ギリギリや卑怯な事をすれば、反感を買う……。
だが、実践では敵は容赦などしない。
生き延びる為にはセコい事も必要なのさ」
おっと幸村選手、突然両手を広げ声高々と演説を始めたぞ!?
そして、そのまま……あーーーーーーーーーっ! 今、幸村選手アメーバの山の中に飛び込んでいった!
「グッドラック☆」
幸村選手ここにきてまたVRでエッチな映像を見ながら、アメーバの快楽の中に自ら溺れていきました。さらにドローンも一緒です! 感度は2倍? いやそれ以上なのか!? もう画面に幸村選手を移せない。悪役チャリライダーとして若干の人気はまだ残っていたのですが会場から罵声の嵐。これ以上は彼の実況をするのも難しい様子。とにかくここで幸村選手快楽に負けてリタイアです!
「最後まで変態だったか」
ええ、そうですね! では次の選手の中継に参りましょう!
大成功
🔵🔵🔵
レイ・キャスケット
さっきのスライム服の下っていうか下着の中に潜り込んで取れないんですけど?
ヒトの体まさぐってないで仕事しなさい、やっぱシちゃダメ脱衣はダメっ
動けばにゅるにゅるで気持ち良…悪いし魔法で剥がそうと思っても変な暴れ方して集中できない
変な声出ないように必死で抑えて頭の中がぐるぐるしてきた…
これがえっちな気分というやつなんだね(初体験)
機敏な動きも得意の魔法も両方封じられて酸を避けれるわけないじゃん
攻撃受けてスライムも物凄い暴れて…ひゃぅん♥
で、でもかなりの服面積を犠牲にスライムが剥がれたからラストスパートなんとか頑張って
もう順位とかどうでもいいからはやく更衣室?トイレ?行かせて!
※アドリブ歓迎、WIZ
アリア・ティアラリード
給水所でボトルを貰うと、喉を潤した残りを
胸元へ一気に流し込み火照った躰を冷まして
スライムに穴だらけにされたサイクルジャージから見える
存在感満点のお肌を水滴が滴り落ちる様は非常に挑発的
最後の難関、目前にそびえるネバメーバの群体へ捨て身の突進
覚悟を決め《光煌刃衝角》を発動
強烈な衝撃波で巨大アメーバ塊に大穴を穿つ!
みんながゴールへ辿り着く道を切り開いて
「だってお姉ちゃん、ロードレーサーである前に『姫騎士』だから!」
そして力尽き転倒、落車
倒れるまでこれでもかと酸を浴びて何もかも溶かされ
タイヤまでも完全に溶解しレース続行不能!
ネバメーバのベッドへ飛び込むように…
…学食食べ放題より大事な事、ありますからっ
ロート・カニーンヒェン
「限界まで、振り切るぜ!!(意味深)」(POW)残りラストスパート!理性を投げ捨てても走り抜ける!ということでハザードイグニッションを発動。ハザードモードになって理性をかなぐり捨てて一直線にゴールを目指す!守秘?回避?知らんなぁ。そこら辺は不思議な光とかが何とかしてくれるでしょう、私は信じてる。理性が戻ったあと?・・・感度三千倍?
「おほぉおおおお!!しゅごいのぉおおおおお!!」(アドリブ、お色気歓迎です)
ハロ・シエラ
アドリブネタ歓迎
み、耳?
真の姿であれば狐耳なら出せたのですが。
作戦は成功でしたが、この更に脱げやすい服にまでなってしまうとは恥ずかしい……
とにかくアメーバは跳んでかわします。
ユーベルコードにて鳥の様に空を駆け……うさぎの様にぴょんぴょんじゃないです!
とは言えその為には高度を保たなければならず、二十数回の【ジャンプ】でゴールには辿り着けないでしょう。
地面に降りたら、後はもうその勢いで突っ切ります。
そんな時に限ってさっき蹴ったスライムの欠片に今更取り付かれたり、それに気を取られてベチャベチャや酸を浴びてしまうのではないかと言う予感もしますが……
まさかこれ、【第六感】による予知とかじゃないですよね?
カタラ・プレケス
アドリブ歓迎
秋月さんがいたら一緒に
うぅ~少しは治まったっけどまだ若干あついね~。
こっちのはパチパチするから食べないでおこうか~。
とりあえず七縛符で縛って破魔と範囲攻撃で祓ってタイヤは死守しよう。
上着なら解けてもそこまで被害はないから上に来てくれるといいなぁ。
…ちょっとまってくれないかな~。祓い切れないのは分かってたけどなんでタイヤじゃなくてズボンを狙ってくるの!待って待って本当に待って。それ以上溶かされる本気で不味い。
…あと、そこのカメラはどっかに行ってください。これ以上見るなら呪うぞ。
ネーヤ・ティオモ
…あの…個人的にはこの、スライムを酸でもなんでも良いので…一刻も早く除去したいのですが
放送出来なくなるからだめ…です?…そうですよね…ううっ
しかし…あの数を相手にするのは…超聖人さんでも厳しいかもしれません
ましてや酸でタイヤを溶かされては危機的です。
それでは、ここは魔法の腕の見せ所ですね…!
【エレメンタル・ファンタジア】、選択するは「風属性」の「突風」
風の精霊さん、害成す者を吹き飛ばす力を、そしてわたしに追い風をー
…と、発動前にスライムがうごめいて思わず声が、そして詠唱が途切れて…
こ、このままでは放送できない感じに!
そしてその時、超聖人選手がとった行動とは―!?
※好きにはっちゃけてください
秋月・充嘉
ひーふー…ま、まだ最後のエリアが残ってる…。が、頑張れ俺…!
このアメーバ?すごいピンポイントに物を溶かすんすね…。
とはいえゴールするために倒すっす!
両足は漕いでて両手はハンドル、尻尾は撫でられ中。ならあとは翼だけっすね。
両翼を影龍の顎で変化させて噛むっす!
下腹部辺りが溶けてもたぶん大丈夫!だって俺、狼ベースのキマイラだから!いわゆるケモセーフ!
しかしなんだろう、ゴール手前になって裏切られそうな予感がひしひしするっす。…大丈夫だよね?
アドリブ歓迎
前章までの方がいればその人と
宮前・紅
ネバネバで思った以上に更に気持ち悪くなっちゃった……(げんなり)
【SPD】
よし、自転車を降りなきゃ良いんだもんね?だったらLiddelの力を借りよう!
UCでLiddelの上に乗って、Liddelに自転車を漕いでもらおう…申し訳ないけど集中砲火を代わりに受けて貰うね?(拠点防御+かばう)
俺の玉のお肌に傷は付けたくないもん☆
ってふざけるのも大概にしておいて…服の端っこ位は溶けちゃうか、ってえええええ、Liddelも溶けそう!?
うーんぬいぐるみだもんね…どうにかゴールまではもってよ!Liddel!
えーん、俺露出狂にはなりたくないよ!(嘘泣き)
…サービスカットは無しで!
(アドリブ・どんな展開でも歓迎)
戎崎・蒼
ようやく第三区間まで来た…。とはいえ………さっきは、凄く失態を犯した感が否めないな。
確かに僕の服装自体も迂闊だったかもしれないけど……まさかあぁなるなんて………!
【POW】で判定。
銃で撃ちまくりたい。(スナイパー+範囲攻撃)
勿論、それで全部防ぎ切れるとは思ってないけれど近づかれないように射撃するよ。
もし、本当に危ない時はUCを使って、近付くなとか溶かすなとか規則を決めての攻撃をするよ。
そうゆう気分にさせてるスライムは……盾代わりとして活用する。
兎に角、タイヤが溶けてしまったら失格になりかねないし、タイヤ第一でアメーバを殲滅するよ。
完走出来るように浸走るよ。
(アドリブ&どんな展開も歓迎)
リチャード・アーベントロート
WIZ
●心情
ううぅ、カッコ悪ぃところ見られちまった
俺のカッコいい活躍を見せたかったのに〜!
それになんか尻尾にゅるにゅるしてる
いや、でもまだレースは終わってねぇ
挽回のチャンスはあるんだぜ!
●行動
人狼咆哮は思ったより効果無かったんだよなぁ
後、俺はまだレベルが低いからそこまで遠くに届かねぇし……
こうなったら【ジャッジメント・クルセイド】でバンバン倒していくぜ
でも他の奴らも助けてやらねぇといけねえよな
他の奴らも恥ずかしいだろうし
ネバメーバをバババっと指差して
素早く撃破していくんだぜ
ある程度安全を確保したら
俺自身の進路を確保
そっからは全力全開でゴールまでシュバババーっていくんだぜ!
絡み・アドリブOK
●スーパー最終決戦! 10d振って決めました☆
さあ、超爆走トップで完全無欠優勝間違いなしだった幸村選手、まさかのアメーバという快楽の波に落ちて会場唖然。トップ10も第3区間に入って移り変わりました。第3区間アメーバ地獄。現在の順位は……超僅差で10人の猟兵が争っています!
現状トップをひた走るのはやはりこの男、リチャード・アーベントロート(人狼の聖者・f04719)選手。幸村選手リタイアで繰り上がり1位をキープしております! その後ろは、全員の距離が詰まり波乱の混戦状態。しかしどの選手も、虎視眈々と1位の座を狙っております、その牙はリチャード選手の背後に迫っている。
「く、折角挽回のチャンスが来たんだ。最後はかっこいいところを見せてやる!!!」
おーっと、リチャード選手まるで誰かに向けるようなセリフ。王子様的な発言!? リア充の香りがします。これは許されない、ネバメーバの餌食になっていただきたい生徒続出です!
「うるせーーー! 俺は今度こそやるんだ、こんなすらいむすーつのにゅるにゅるにまけない! ずががーで、ドンだ!」
リチャード選手、強引に股間のスライムを引っぺがした―!!!!
「こんなもの!」
リチャード選手、ズボンは一応健在なのでぎりぎりのヘアヌードでパンツ代わりのスライムを放り投げる! ネバメーバ、そのスライムを捕食するかのように誘導されまとわりついてく!
「からのこれだ! ジャッジメントクルセイド! これなら高命中だ!!!!」
そして最も得意なWIZのユーベルコード【ジャッジメントクルセイド】しっかりと発動、誘導されたネバメーバの山に光の裁きが降り注ぐ!!! これはきいた! きいています!大量のネバメーバにダメージを与えました!
「よし、道は開いたし、アメーバも減らした! このまましゅばばばーって走って一位だ!」
リチャード選手加速した!
さてその後ろからはネーヤ・ティオモ(ころんだ先の杖・f13967)選手。超聖人が頑張ってなんと今2位と3位で走っています。ここまで超聖人のおかげで体力を温存できたのが生きている。ネーヤ選手の加速はまだ余裕のある加速です。
「はわわ、でもまだあんなにアメーバさんが………あの、個人的にはこの、スライムを酸でもなんでも良いので……一刻も早く除去したいのですが」
おっとネーヤ選手カメラに向かって交渉を仕掛けてきましたね、いかがですか部長。
「構わん、やれ!」
ええ、そうですよね、放送事故になるからダメってえええええええええええええ!? いいの!? いいんです? アメーバさん三飛ばそうとしちゃってますよおあつらえ向きに!?
「い、いいといわれるとそれはそれで、というかそれだと最悪自転車もやられちゃう」
おっと残念ネーヤ選手正気だった! 超聖人に再び引っ張られながら呪文を唱え始めます。
「害成す者を吹き飛ばす力を、そしてわたしに追い風を……んひゃぁ!」
あーーー、これは痛い、詠唱の途中でへばりつくスライムスーツに弄られ阻止されてしまった! アメーバの山はもうすぐそこ。もう一度唱えないとと焦るネーヤ選手、半泣きです。そんなネーヤ選手の肩をちたく超聖人。
「え、超聖人、さん……?」
ネーヤにグッドラックと言わんばかりのサムズアップをして前に向きなおる超聖人、ネーヤを置いて爆走! リチャード選手すら追い越して1位にたつと、そのままアメーバの山に突撃! そして飲み込まれる。アイルビーバックといわんばかりに親指を立ててアメーバの山に沈んでいく! そしてアメーバそのt超聖人の体に襲来し始め山は大きくなっていく!
「超聖人さん……!」
「ジャッジメントクルセイド! どかーんだ!!!」
前方のリチャード選手アメーバのその巨大な山にもう一度空から光を降り注がせる! 超聖人選手ごと裁きの光で痛めつけていく!
「超聖人さあああああああああああん!」
ネーヤ選手叫ぶ! しかし今の一撃で小さな隙間ができリチャード選手振り返ることなくそこを潜り抜けます。早すぎて超聖人が山の中央にいるのに気づかなかった様子! しかし、このままではネーヤ選手がそこを通る前にまたアメーバたちは結集してしまう! 減速するネーヤ選手。その後ろから……。
戎崎・蒼(暗愚の戦場兵器・f04968)選手、蒼選手です! 堅実な走りをしていた蒼選手、3位の地位にいた! スライムは既に引っぺがし、ハンケツですがかなり服装へのダメージは抑えています。足を露出していたのが幸を成したのか? とにかく彼の行動を邪魔するものは現状ありません。蒼選手銃を抜き次々アメーバに打ち込んでいく!
「大丈夫かい? ネーヤ」
「う、は、はい!」
「そう、もうすぐゴールだ、お互い頑張ろう!」
リチャード選手だけがアメーバの間を抜けた中、後ろの選手が次々と終結し始めている。
「これが君に課す規則(ルール)だよ。……Pallottola magica ed infinita.」
ユーベルコードだ、ユーベルコード【第一楽章 「94」より:最悪の銃式について(パロットラ・マギカ・エドゥ・インフィニータ)】を発動し、銃弾が当たったアメーバたちに破るとダメージを与える規則を付与する! そしてそのルールを今宣言する蒼選手、どう出るのか!
「道を塞ぐな!!!!」
おっと、これは単純かつ明確なルール、道を塞ぐアメーバたちがどんどん破裂していきます! ネーヤ選手も気を取り直し再びエレメンタルファンタジアを唱え風を放ちます!
「うおおおおおおおおおびゅーーーーーんってなったあああああ」
前方から大きな声が聞こえます。風にリチャード選手巻き込まれたようです。しかし道が開きました、これならなんとか行けるか!
その矢先後ろからもう一人の選手が追いつく。ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)選手だ、なんと、ユーベルコード【へリオン(ヘリオン)】をつかって空中自転車ジャンプまで行うつもりだ。流石バニーはだてじゃない。跳ぶとはおそれいりました! アメーバの上を次々飛び越えることで最短距離を突っ切りました! 蒼選手とネーヤ選手後れを取りハロ選手2位に……おっとハロ選手、様子がおかしい、着地と共になにやらもじもじしだした。
「ひゃんっ!」
ひゃんがでた!これは……スライムです、スライムしつこくハロ選手の足に絡みついていた、ジャンプの衝撃で気絶から目覚めたようです。
「ちょ、はなし……ひゃあああ!」
ハロ選手更にアメーバの酸をあびた、気をとられているうちにアメーバに見逃してもらえなくなっていた。やはり集団戦、まったくの無傷で潜り抜けるのは無茶だった様子! ハロ選手アメーバの海に堕ちますがエロシーンは残念ながら取れ高十分ですので残念ですがカットとなりました。
「完全版DVD発売はよっ!」
そうですね、あとで編集してみましょう! 売れるかもしれませんね! というわけでハロ選手もリタイアです。
では続いてアメーバの波に向かうのは宮前・紅(絡繰り仕掛けの人形遣い・f04970)選手。もう一人の半ズボンショタ。かたくなにサービスシーンを拒否する心はオジサン系ショタ。いや、年齢もでした失礼しました。
「いくよ♪Liddel。Marionettes Divertissement……!」
紅選手アメーバの山の生き残りに近づくと自転車からジャンピングして人形を召喚した! そしてその人形に自転車を扱がせて自分はその人形に肩車! しかし人形に酸の雨が降り注ぎます!
「これなら僕はセーフ……って、えええええ!?」
はい、Liddel人形が解けていく。みるみるしわしわになっていきます! しかし人形は主のもとに酸が飛ばないようにかばう!
「そうかぬいぐるみだもんね、ごめんね、でもゴールまでもって!」
紅選手人形に懇願! しかし酸の雨止まらない。誰かあの雨を止めてくれ!
と思っていたらロート・カニーンヒェン(グリーディー・ファントム・f00141)選手後ろから来た。これは助け船あるか!?
「限界まで、振り切るぜ!!(意味深)さあ、殲滅タイムだ!!(迫真)」
ロート選手残念ながら紅選手を無視、バーサーカーモードになるユーベルコード【ハザードイグニッション】をつかって全力でアメーバをアーム度フドフォートの一斉射撃で打ち抜きながら一直線にゴールを目指していく。ハザードモードになって理性をかなぐり捨てて一直線にゴールを目指す!
「守秘? 回避? 知らんなぁ。そこら辺は不思議な光とかが何とかしてくれるでしょう!」
服が解けてエッチな姿になることに関しては丸投げだ! そしてアメーバも一矢報いようと確実に彼女の服を溶かしていくが本当に止まらないぞこの褐色変態。苦しみもがき蠢きエロエロ攻撃するスライムスーツも何のその。かなしくスライムスーツも消え溶けた。さあ、真っ裸である。長い髪がギリギリあめーばのねばねばで張り付いて大事なところを隠せている状態だ! 髪が前にへばりついてしまってるのでお尻は丸出しだ!
「いいぞ! 最高だ!」
部長スタンディング! 今いいところだから座って!
さあ、紅選手依然としてピンチ、このままでは人形がバランスをとれなくなるが今更自転車にジャンプで乗りなおすのも至難。どうするのか、後ろからはさらにアリア・ティアラリード(エトワールシュバリエ・f04271)選手が迫る。補給ポイントでもらった水をザt7ウに飲んだためいろんなところに水が滴り、やぶれた服と溶けかけのスライム、そして濡れる肢体! えっちがすぎますおねえちゅああああん!
最後の難関、目前にそびえるネバメーバの群体へ捨て身の突進。覚悟を決めたのかお姉ちゃん。
「この一撃、かわさせません!」
微妙に改変した詠唱で【光煌刃衝角(フォースプロジェクタイル・ラム)】を発動。そう、いつも準拠はしなくても大体あってて意志をもってそれを発動すればオーケー。たぶんそう!強烈な衝撃波で巨大アメーバ塊に大穴を穿つ! みんながゴールへ辿り着く道を切り開いた!
「うぎゃああああああああ」
おっと、リチャード選手の悲鳴、一体最前線はどうなっているのか。青選手とネーヤ選手、そしてロート選手はばっちり回避。紅選手はアリア選手より後ろになってしまったのでもちろん当たりませんが、お姉ちゃんはもう止まれない、そのままアメーバの壁に激突し更に穴を広げる! そしてネバメーバからの集中砲火!
そして力尽き転倒、落車!!! 倒れるまでこれでもかと酸を浴びて何もかも溶かされタイヤまでも完全に溶解しレース続行不能!ネバメーバのベッドへ飛び込んだ! これはもう駄目だまたもリタイア、アリア選手リタイアです! こちらも残念ながらお色気シーンはカットとなります悪しからず。
「くそ! なんでだ!!!」
書いてたらそこだけで2000文字とか行く変態解説と実況だからだよ!
「ぐうの音もでねえ!」
さあ、部長も黙ったところで紅選手は何とかこのままゴールを目指せそうになってきたがスピードが遅い、優勝は少々絶望的かーーー?
その後ろから秋月・充嘉(キマイラメカニカ・f01160)とカタラ・プレケス(呪い謡て夜招く祈りの鳥・f07768)選手のペアです。相変わらず尻尾を掴まれているが、アリアのおかげでそこそこ安全にこの最後の難関を渡れます、そしてなんだかんだリチャード選手被弾して減速してるのでまだラストスパートには間に合いそうだ。
「ひーふー…ま、まだ最後のエリアが残ってる…。が、頑張れ俺……!」
尻尾を撫でられ慰めながら走る充嘉選手。
「このアメーバ?すごいピンポイントに物を溶かすんすね……。とはいえゴールするために倒すっす!」
両足は漕いでて両手はハンドル、尻尾は撫でられ中。しかし充嘉選手にはまだ翼がある! ユーベルコード【影龍の顎(ガチドラバイト)】で両翼を影龍の顎に変じてスライムへ噛みついていく! そしてさらにその後ろのカタラ選手が全力で破魔と範囲攻撃で祓っていく! ユーベルコード【七縛符】も使うが数が多すぎてこちらは話にならない、ネバメーバのトンネルを抜けた二人はみだらな姿になるが、アリア選手のおかげで服以外は無事です! しかしカタラ選手不機嫌だ。
「ズボンばかりを狙われていたな。大変脚フェチのようだ」
そうですね、ショタ枠も足を狙われてましたしきっと足とおっぱいフェチなんでしょう!
さあ、そしてトップ集団もこの関門へ来ました。先頭はもちろんレイ・キャスケット(一家に一台便利なレイちゃん・f09183)選手! しかし様子がおかしい、ちょっとこの試作品の蒸機で動く脳内スキャナーで探ってみましょう。
『さっきのスライム服の下っていうか下着の中に潜り込んで取れないんですけど?
ヒトの体まさぐってないで仕事しなさい、やっぱシちゃダメ脱衣はダメっ
動けばにゅるにゅるで気持ち良…悪いし魔法で剥がそうと思っても変な暴れ方して集中できない。変な声出ないように必死で抑えて頭の中がぐるぐるしてきた…
これがえっちな気分というやつなんだね(初体験)』
「初体験いただきました!!!!」
はい部長またフィーバーしないのっ! さあそんなこんなでレイ選手、カジ馬手の快楽にメロメロな様子だ! 思わず原文ままで脳内を公開してしまいましたよ私、いやあ、エッチですね。
『機敏な動きも得意の魔法も両方封じられて酸を避けれるわけないじゃん
攻撃受けてスライムも物凄い暴れて…ひゃぅん♥』
エッチですね!!!!!
あ、蒸機で動く脳内スキャナーさん思わずオーバーヒートで壊れてしまいました。そして彼女は戦えないが彼女を慕う新入生や部員たちの力で彼女もこの難関をなんやかんやで切り抜けた。服は溶け、スライムも剥がれていますが絶対領域は生徒たちが守ったようです。集団対集団なら防御も安心!
さあ、ラストスパート!生き残った猟兵選手、トップ5をひた走るのはリチャード、蒼、ロート、ネーヤ、そして充嘉カタラ。紅選手は少し遅れてトップ集団に、レイ選手も戦う術をほとんど持たずトップ集団から抜けられない。そして充嘉とカタラも最終審査は個人、このままだとカタラ選手が6位となります。ちなみに1位の景品は聞きましたが他にも景品あるんです?
「5位までは用意したぞ。あとは参加賞にジュースだ」
なるほどならなおさらこの終盤は負けられませんね! さあリチャード選手、ボロボロにいつの間にかなっていた体で走る。ネーヤ選手も超聖人の屍踏み越えて走る。蒼選手は堅実、堅実であるがゆえにここでさらに加速できるほどの体力は絞り出さなければないギリギリのペースだったようだ。ロート選手は鬼の形相です。そして充嘉とカタラペアは……。
「ひゃあああんっ!」
おっと充嘉選手から変な悲鳴が上がった!!!! これは……カタラ選手です、カタラ選手充嘉選手の尻尾を撫でて掴んで引っ張ってもらっていたわけですがここで誤って充嘉選手の“弱いところ”を偶然刺激してしまったようだ! これで充嘉選手少し遅れを取った、さあトップ5ほぼ同じ速度で走る。走る。走る!
勝利の栄冠は誰のものになるのかあああああああああああああ!!!!!!
今ほぼ全員同時にゴーーーーーール! 判定はカメラにゆだねられました。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
●勝利できなかった者たち
「も、もう順位とかどうでもいいから、早くトイレ、トイレ行かせて!」
レイは走った。全力で走った、必ず間に合わせなければならない。洩れる。だめ、快楽なんかに負けて漏らすとか先輩としてノー!!!!
「俺も早く学園に戻って人形を何とかしてあげたい」
紅もここに来ては勝利を諦めただ人形をいつくしむ。
「しかし、アルダワ自転車部のの新人歓迎って激しいんだね。毎年こんなことしてるの?」
紅がともに走るトップ集団に話しかける。
「ああ、今年で3年目だよ。部長の趣味でな!」
「……なるほど」
ここまでのいやらしいカメラ、イヤらしい実況、ハッスルする部長の茶々を思い出し、紅は納得した。
学園はもうすぐそこ、ゴールしたらすぐにリタイアした人たちの救助にも向かうらしい。
と、トイレくらいはいけるよね……。と麗は少し不安になったが、そこはちゃんと行かせてもらえるようだった。
蔵館・傾籠
すらいむ恐るべし。
【真の姿解放】身動きが取れぬならばとUCを展開して人手を増やし酸の露払いに使いつつ、己は進むのみだ。
着物が無事なら最悪腰に巻いておきゃ良いだろう事を忘れてたなあ。
…おい男型の方、可哀想なもんを見る目でこっちを向くな。女型の方は恥じらいを持て、無関心は結構だが見るんじゃねえ。
あぁそうだよなお前らはそう言う主殿だったな。発現して思い出したが思い出と現実の剥離が酷えな、おい…とかなんとか独り言の世界に入りつつ、愛着の湧いたせぐのうぇい(のタイヤ)を守る為に走り続ける。
(※すらいむ効果が抜けてないので思考の迷走や感情の起伏が激しめ)
失格前提、
敗退・完走お任せ(ぽろりは死守したい心)
●閑話~傾籠の冒険~
傾籠は既にレースの終了した終盤を露払いすることになっていた。セグのウェイをのんびり乗り回していたおじいちゃんは自転車の速さに勝てなかったのである。というか自分の貞操を守るのでいっぱいいっぱいなのであった。
「はあ、はあ……もうすぐゴールだ」
真の姿を解放した傾籠は【百年蒐集之演舞(モモトセシュウシュウノエンブ)】を使い、【元主の投影思念体・女型】と【元主の投影思念体・男型】を召喚して戦闘を任せて走り続ける。ダメージを追わないように逃げ足を駆使しながら、最後の難関も超えたが……。
「…おい男型の方、可哀想なもんを見る目でこっちを向くな。女型の方は恥じらいを持て、無関心は結構だが見るんじゃねえ。」
そういえば、自分を使っていた夫婦はそういうやつらだったか。褌一丁、着物何てとうに溶け去った、傷を受けないために盾に使ってしまったのだ。褌の中ではスライムが今も蠢いているが、スライムをとってしまうと自分が漏らしてしまった色々が垂れる恐れがあり、もう我慢するしかない。ぽろりは、ポロリだけは絶対に死守しなければならないんだ。
そうして、新たな愛機『無走丸』を早速失ってしまわないように、苦悶の最終区間を傾籠は走り抜けるのであった。 ビリで失格であった彼であったが、学園に転移し帰りつくと、皆温かく迎えてくれた。傾籠はそんな彼らと無走丸に感謝しつつ、早々にトイレへ駆け込むのであった。そして彼はスライムを捨て消滅させて体をふき、アルダワ学園が用意してたボクサーパンツなるものとジャージに着替えるのであった。
●最終結果
1位 ロート……おっぱいの差で勝利。
賞品は学食1年間フリーパス
2位 リチャード……前のめりに扱ぐことで耳を突き出したが惜しくも2位
賞品は学食でつかえるプリカ。5000円チャージ
3位 蒼……最後まで堅実に3位
賞品は学食のパン無料券15枚
4位 カタラ……充嘉の握りどころを間違え多分頑張った。
賞品は日替わりランチ券3枚
5位 ネーヤ……カタラの呪い的な気迫に押されて一歩遅れた
賞品は自転車のサドル
6位 充嘉……うらぎられそうなきがするっすとか思ってたらこの順位に……
7位 レイ……トイレに行きたかった
8位 副部長……レイに最後まで付き従った
9位 新入部員のエース……これから主人公になりそうなモブ
10位 紅……人形のバランスを保つのが大変で最後にスパートをかけられなかった。
ビリ 傾籠……そもそも失格だけどいっぱい新しい扉開きました。
脱落
学生十数名。幸村、ハロ、アリア、ザインクライネ。
大成功
🔵🔵🔵
御宮司・幸村
オッケー、状況を整理しよう
なぜ、俺は自転車にぐるぐる巻きの簀巻きにされているんだ?
ルールは守っていたではないか
ほら、どこにも妨害をしてはイケナイとはかいていないだろう?
多大な公害と可憐な少年少女の下半身に悪影響?
だ、だから、違うんだ。俺はただ、あのとき……!
反面教師になろうと思っていたんだ…っ!
悪い大人の見本、こうなるんじゃないぞという!
ま、待ってくれ、て、転入生にあんまりな仕打ちじゃないか!
転入生には優しくしないといけないんだぞ! そうなんだぞ!
フン…聞く耳持たずか、俺を物理で縛っても性的に興f…自由は奪えないぞ
詠唱【愚者の解放】
逆転を得意とする最高の弁護士だ、裁判の前に…
体操服、着させて?
●エピローグ~快楽に溺れた者の果て
「オーケイ、状況を整理しよう。
なぜ、俺は自転車にぐるぐる巻きの簀巻きにされているんだ?
ルールは守っていたではないか。
……ほら、どこにも妨害をしてはイケナイとはかいていないだろう?」
御宮司・幸村(猿ゲーマープロ・f02948)は情報の妖精さんで撮った様子や、会場の実況中継ドローンの映像を見せられながらもそう言い訳した。
「多大な公害と可憐な少年少女の下半身に悪影響? だ、だから、違うんだ。俺はただ、あのとき……! は、反面教師! そう、反面教師になろうと思っていたんだ…っ! 悪い大人の見本、こうなるんじゃないぞという!」
ちぐはぐな自己弁護、しかし彼は必至だ。簀巻きにされ。屈強な自転車部員と教師に囲まれている。目の前に積まれているのはいい年こいて反省文。それも生半可な量ではない。夏休みの宿題より分厚い書類と反省文のノルマ。これを書くか、死ぬか選べとでもいう勢いで彼は尋問されていた。幸村に反省文エッセイ書籍でも出せといわんばかりの紙の束だ。
「ま、待ってくれ、て、転入生にあんまりな仕打ちじゃないか! 転入生には優しくしないといけないんだぞ! そうなんだぞ!」
この年にもなってこんな量の反省文、いーやーだー! 幸村はじたばたドタバタするが、なんせ簀巻き、じたばたドタバタしているつもりだがまな板の上の濃い以上に動けていない。
「フン……聞く耳持たずか、俺を物理で縛っても性的に興f……自由は奪えないぞ」
強気の幸村、続いてユーベルコードを詠唱する。【愚者の解放(イミテーションジャスティス)】
「弁護士の召喚を要求する! なあに、手間はかからない。」
彼はツンツンオールバックヘアーの青いスーツの弁護士を召喚した。しかし、彼はこの後勝利をつかむことはなかった。なぜならこの弁護士、刑事裁判でしか本領を発揮できないのだ!!!!
「く、かくなる上は……裁判の前に……体操服、着させて?」
彼の要求は通ることなく、このあと顔の機械を外され……。
「か、顔は、顔を晒すのはやめろお!!!! やめろください! ゆるちて!!」
素顔を晒し続けるという拷問の前に敗れ去り、反省文と始末書と色々な書類を片付けることになった。
いろいろあったものの、自転車部プレゼンツ、新人歓迎スチームサイクルレースはこうして幕を閉じるのであった……。
大成功
🔵🔵🔵