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豚房流探訪記・忍術編

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アルミナ・セシール




 サムライエンパイアは江戸時代の日本のみが存在する世界。日本古来の戦闘術と言えば何が思い浮かぶだろうか。
 その名の通りサムライが使う日本刀を用いた剣術。神事としての側面もある相撲。またこの時代には既にある程度体系だった鉄砲術なども存在している。
 その中でも有名でありながらその実態を知る者は少ないものがある。それは『忍術』。
 その忍術こそが『この世界』の豚房流であると聞き、アルミナ・セシール(豚房流拳術士・f31124)はその使い手の元へと訪れていた。
 何で忍者の所に簡単に訪れられるのかって? だって看板に『忍仕事万引受 豚房流忍術』って書いてあるんだもん。
「して、如何なご用向きに」
 通された座敷で前に座ったポニーテールに覆面、そして巨大な乳に手裏剣をつけた女、豚房流忍者『子豚・牡丹』がお茶を出しつつ、一枚の紙を見せる。
「潜入、諜報、暗殺など主題ごとに基本料金が設定されており、難度や追加任務ごとに各種料金が……」
 早速商談に入る牡丹の話を遮るように、アルミナは自分の乳を相手の目の前に出した。
「いえ、そうじゃなくて、こういうつもりできたんだけど」
 そう言ってアルミナは、自らも豚房流を修める者であり豚房流忍術を学びたくて来たという意思を込め、その乳を脈動させる。
「……ふむ、それは料金設定がござらぬな。忍は腕と名は売れど技は売るものではなし」
 乳を見て、言わんとすることを察する牡丹。忍者とは言ってみれば里を派遣会社とする傭兵のような存在である。仕事を得るためにはその存在が本当に闇に溶けていてはならぬのだ。しかして、その技は商売道具であり企業秘密。突然現れたものに軽々しく開示できるものではない。
「……その乳、二度と日の下に揺らせぬこととなる。その覚悟はおありか?」
 忍としての闇と凄みを滲ませ言う牡丹に、アルミナは臆することなく答えた。
「地獄にだってとっくに行ってきたわ。今更よ」
 その答えに、牡丹は立ち上がる。
「よかろう。では豚房流忍術、ご教授いたそう。まずはこれに着替えるでござる」
 そう言って出すのは、彼女自身が着ているのと同じミニスカ忍者服と、二つの巨大な手裏剣。アルミナは自分の服を脱いで裸になり、それが当然と言わんばかりにまず忍者服を乳丸出しの状態で身に着けた。
 そして手裏剣を取り、胸に当てる。ただ当てただけのように見えるそれは、しかしぴったりと胸にくっついて落ちることはない。
 それを見て、牡丹が感心したように声を出す。
「ほう……既に乳に武器を構えることができるとは」
「豚房流だもの。このくらいできて当然よ」
 乳の先端で武器を保持することなど豚房流においては基本以前。普段装備しているナックルを手裏剣に変えただけと言わんばかりに、アルミナは乳を大きく上下させる。
「よかろう。ならば基礎訓練は不要。すぐに修練に入る」
 その乳を見て牡丹は屋敷の裏手へとアルミナを案内した。

 そこはいかにもな竹藪。そこで牡丹はアルミナと向かい合う。
「手裏剣は投げるもの。まずは一投、投げてみるでござる」
 その指示に従いアルミナが乳をぶるんと振る。その勢いが乗った所で手裏剣の保持を解けばその手裏剣は勢いよく飛んでいくが、牡丹は微動だにせぬまま乳の間にそれを挟んで止めてしまった。
「その乳力は中々なれど、力任せに投げているだけ。元より手裏剣は一つの殺傷力はたかが知れているもの。如何な大力にて放とうと必殺には至らぬ」
 通常の忍者でも、手裏剣は毒を塗ったり不意打ちに投げて相手を怯ませるなど、いわば小細工の道具として使われるもの。では豚房流忍術においてその小細工とは。
「見よ、豚房流忍術・乳手裏剣!」
 牡丹が乳をぶるるんと振ると、そこから手裏剣が離れて飛ぶ。それはアルミナが放ったものと違い曲線を描いて飛び、さらには空中でいくつもに分裂した。
 そしてそれらはカカカッと音を立て、アルミナの周囲の竹に突き刺さる。
「心もて刃とす、これ即ち忍なり」
 牡丹は手裏剣が離れ丸出しとなった乳を揺らし、乳手裏剣の意義を説く。言葉では概念的すぎて分かりづらいものの、その丸出し乳をアルミナの乳に押し当てれば、その念が乳を通して伝わってくる。
「乳より溢れるは露のみに非ず。これが乳手裏剣の極意」
「なるほどね、分かったわ」
 乳の奥から常に出しているものとは違うものを溢れさせるやり方を教わり、乳手裏剣の修行とあいなった。

「忍の任は武働きのみに非ず。時に千の首級より一枚の書状が戦局を左右することもあるでござる」
 次いでの修業。乳に巻物を挟んだ牡丹がアルミナと向かい合う。
「手にした情報を持ち帰るためならば手段は選ばぬ。敵に後ろを見せるは忍にとって一切恥じることではござらぬ」
 正々堂々こそが忍者にとって最も恥ずべき姿勢。目的のためならば逃げも隠れもするのが忍者というものだ。
 そしてその『|逃げ隠れ《遁》』をなすための手段は、一般には木火土金水の五行に類するものを用いた『五遁の術』が有名である。しかし豚房流において五行を超える唯一絶対があるのは最早言うに及ばぬことであった。
「豚房流忍術・乳遁の術!」
 牡丹が印を結んで力を込めると、どこからでも見えるほどの巨大乳が透けていき、さらにはその全身までが透明になり見えなくなった。
「こ、これは……!」
 たった今目の前にいたはずの牡丹の存在を感じ取れなくなったアルミナ。左右を見回すが、姿どころか動く音さえも聞こえない。
 一体どこに……そう思った瞬間、アルミナの両乳が力強く揉まれた。
「あうっ!」
 突然の快感に声を上げると、そのまま乳が割り開かれる。
「隠れるは逃げるためのみではなし。如何な達人であろうと知らぬうちに首を掻かれれば非力なる素人と変わりなし」
 その声と共に牡丹が姿を現す。その手はアルミナの乳をしっかりと掴み、顔はその深い谷間の中に完全に挟みこまれていた。その状態で、牡丹はアルミナの乳を開閉し自らの顔を繰り返し挟み込む。
「おっ、おおっ、おぉぉっ!?」
 乳に走る強烈な快感に、アルミナは思わず声を上げる。だがそれと同時に、乳房の奥から何かがこみ上げてくる感覚があった。
 乳から何かを出すのはある種慣れている。それを力とする技も豚房流にはある。しかし、これはまた知らぬ力。
「んっ、あっ、ほぉぉ……」
 ぐにゅり、ぐにゅりとアルミナの乳が開かれ閉じられ、牡丹の顔を挟む。そして一度繰り返されるごとに、アルミナの乳から何かが溢れる感覚があった。
 それはいつも通り中身が溢れたか。だが、乳房が濡れた感覚はない。不思議に思い裏返りそうになる目をどうにかそちらに向けると、アルミナの巨大な乳がうっすらと透け始めていた。
 一瞬気のせいかと思うが、乳はどんどんと透けていきやがては先端から完全に見えなくなっていく。
 そしてアルミナの巨大乳に完全に埋もれていた牡丹の頭部も、乳が完全に透けていくにもかかわらず見えることはなかった。
 しかし同時に、乳の快楽はどんどんと増して来る。見た目が透けていくほどに、見えないはずの乳には揉まれ、挟む快感が溢れ出して止まらない。
「おぉぉぉぉぉいくぅぅぅぅぅぅぅ!!」
 そして最後に力強く挟み込まれた時、アルミナは背を反らし絶頂を迎えた。そしてその瞬間、アルミナの姿は完全に見えなくなった。
「豚房の乳は全てを挟み隠す。その乳感を外に伝えればそれ即ち乳遁の術となる」
 乳で挟むの拡大、それが乳遁の術であった。

 イキ果てた息も整わぬうち、最後の修練が始まる。
「一つの体に乳は二つ。これは大小問わぬ人の理。しかし乳は力、これも真理」
 それは豚房流のみに通じる真理なのだが、アルミナはそれに深く頷く。
「その力を増やすにはどうすればいいか? それ即ち、体ごと増えれば良し」
 牡丹はそう言って自身の丸出しの乳を強く押し込む。そうするとその先端からどろりと白き気が溢れ出し、一瞬のうちにそれが人の形を取った。
「乳分身の術。これは極めれば一人にして忍軍をも形成する術にござる。故にその習得は至難」
 その増えた牡丹たちが、アルミナの乳を一斉に掴む。
「おひっ!」
 一度激しい絶頂を迎えたばかりの乳は触れられるだけで再度絶頂仕掛けるが、牡丹はそれを多数の手で縦横無尽に揉みしだき始めた。
「おぉぉぉぉぉぉ、ほぉぉぉぉぉぉ……」
 上下左右に揉みまわされ前後に潰され先端を捻じられ搾られ、無数の動きがアルミナの乳を苛んでいく。
「おっ、いくっ、イク……」
 あまりの動きに乳が行くもあるかのように錯覚するほど。
「イグイグイグイグイグイグゥゥゥゥゥゥ!!!」
 その数だけ、乳房が絶頂を迎える。連続で乳からの快感に脳を焼かれ、命まで尽きたかと思う程の絶頂地獄。
 そしてその絶頂した数だけ、目を裏返らせ倒れるアルミナがそこに横たわっていた。
「乳を増やすとは一つを膨らませるのみの事でなし。これが豚房流忍術・乳分身の術」
 アヘ顔で気絶したアルミナ軍団を見下ろし、牡丹は静かに言うのであった。

「見事、この短い時間で忍術をものにするとは……そなたなら豚房流忍術としてやっていけるでござろう」
 忍術をあっという間に習得したアルミナに、これから忍者としての活動を誘う牡丹。豚房流としては乳の技を褒められて悪い気がするはずもない。
 そして、それに対しアルミナが出した答えは。


 寝静まった江戸の街を、丸い影が走る。二つの巨玉を付けた影が二つ。
 豚房流忍者子豚・牡丹と、もう一人の新たなる豚房の忍。
 四つの肉玉が揺れる時、そこは影の世界となる。新たなる豚房流忍者となったアルミナは、その爆乳を揺らし曝して、江戸の夜を乳臭に染め駆けるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年03月31日


挿絵イラスト