裂け目を塞げ! そして蹴鞠?
「よくぞ集まってくれた」
コルネ・ナッツ(チョコ・f08366)は猟兵たちを迎え入れる。コルネは神妙な様子で語りだす。
「実はアヤカシエンパイアを覆う「平安結界」に布を裂いたが如き「妖の裂け目」が生じ、これを通って死の大地から妖の群れが攻め寄せてくることが予知されたのじゃ」
現地の陰陽師達により、既に裂け目の周辺は「方忌み」で戦う力のない者の立ち入りを禁じられているようだ。
「速やかに山の中に現れた妖の群れを討伐し、「妖の裂け目」を塞いで、平和な「平安時代の暮らし」を維持してくれ」
妖の裂け目より現れるのは鳥のような姿をしているという。それが何体も現れるというのだ。
「さらには強大な妖の出現も考えられる」
さしずめボスというところだろう。
「気をつけてくれ」
妖を倒したら陰陽師たちは蹴鞠をして日常を取り戻すらしい。何もなかったかのようにするのだ。
「蹴鞠など、やったことないだろうがぜひ付き合ってやってくれ」
平安結界の中は平穏無事、何事もないことが求められる。それが蹴鞠ということなのだろう。
「その世界にはその世界の常識がある。他からどう見られようとな」
コルネはこれまでの世界をいくつか挙げふふっと笑う。つられて笑う猟兵たち。
「いつも頼むばかりで申し訳ないが今回もよろしく頼む」
コルネが頭を下げると猟兵たちが手を振る。いつものことだとばかりに。
「ありがとう。では向かってくれ」
コルネはゲートを開く。猟兵たちはそれをくぐって戦場に向うのだった。
結城忍
初めまして、お久しぶりです。
結城忍です。
今回は妖の裂け目を死守していただきます。
それが終わったら皆で蹴鞠タイムです。
蹴鞠はわいわいコミカルにいきたいと思います。
戦闘は真面目に蹴鞠はコミカルに楽しくいきましょう。
それではよろしくお願いします。
第1章 集団戦
『泡影比丘』
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POW : 夢髄武顕現
【夢の中】から、斬撃・投擲・盾受けに使える【悪夢の剣】と【吉夢の槍】を具現化する。威力を減らせばレベル×1個まで具現化可能。
SPD : 永眠夢魘法
【夢の中】から出現する【悪夢の鎖】を最大でレベルmまで伸ばして対象1体を捕縛し、【悪夢】による汚染を与え続ける。
WIZ : 夢想眠永誘
【夢の中】からレベル×1個の【夢の破魔矢】を召喚する。[夢の破魔矢]に触れた対象は【睡眠】【金縛り】の状態異常を受ける。
イラスト:すずや
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
鳳凰院・ひりょ
相手は破魔矢を放ってくるのか
破魔の力を使う俺にとっては少し戦いにくい相手だな
だが、手はある!
UCによって盾受け用1,投擲用1の太刀を作り出す
太刀は両方とも念動力によって操作する
盾受け用の太刀は俺の前方へと布陣させ、敵の破魔矢からの攻撃を切り払う
こちらは投擲用の太刀での攻撃だ!
一度投擲したら念動力で太刀を回収、ブーメランのように戻って来た太刀を再び投擲だ
投擲した太刀が敵に命中するまでの間、飛来する破魔矢の数も減らしてくれる…かな?
盾で身を守りながらの投擲だから、一発で仕留められないかもしれないが根気よく敵を消耗させていこう
一応、敵の攻撃に被弾した時の為に呪詛耐性強化の護符を自身へ貼っておこうか?
「相手は破魔矢を放ってくるのか。破魔の力を使う俺にとっては少し戦いにくい相手だな」
鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は冷静に敵を分析する。
「だが、手はある!」
【精霊王乃太刀召喚】によって盾受け用、投擲用の太刀を作り出す。
太刀は両方とも念動力によって操作する。
「くえーっ!」
泡影比丘は複数の【夢の破魔矢】を召喚し、ひりょに対して投擲してくる。
盾受け用の太刀は自身の前方へと布陣させ、敵の破魔矢からの攻撃を切り払う。うまく切り払えノーダメージで乗り切る。
「くえーっ!」
悔しげに声を上げる泡影比丘。戦闘能力はひりょのが上のようだ。
「念のためだ」
一応、敵の攻撃に被弾した時の為に呪詛耐性強化の護符を自身へ貼っておく。ひりょに隙はない。
「こちらは投擲用の太刀での攻撃だ!」
一度投擲したら念動力で太刀を回収、ブーメランのように戻って来た太刀を再び投擲する。
「投擲した太刀が敵に命中するまでの間、飛来する破魔矢の数も減らしてくれる……かな?」
盾で身を守りながらの投擲のため、一発で仕留められないかもしれないが根気よく敵を消耗させていく。
【夢の破魔矢】を起用に切り払いつつ確実に投擲用の太刀でダメージを蓄積させていく。これまでの戦闘経験で培った技術を駆使し、常に有利に戦闘を進める。ぱっと出のアヤカシが何とかなる相手ではない。
着実に数を減らしていく泡影比丘。ひりょがうまく立ち回っている証拠だ。
「この調子だ! いくぞ」
ひりょはさらなく攻撃続ける。戦況はひりょに傾いていた。
大成功
🔵🔵🔵
ロラン・ヒュッテンブレナー
妖の裂け目が発生したの?
なら、すぐ対応しないとね
これでも結界魔術師の家系だから、そういうお仕事は任せて欲しいの
鳥の姿?
飛べないぼくだと戦い方を工夫しないといけないね
相手の破魔矢を狼の脚力と結界術で対処しながら術式を展開するの
UC発動
炎魂たちに隊列を組ませて、泡影比丘さんたちを取り囲む様に配置
一体に4つずつ取り付かせて、一斉に気温と体温を炎魂たちに吸収するの
凍えさせる事で身体能力も思考能力も奪って、最終的に凍り付かせて骸の海に還すの
翼の付け根を特に集中的に凍らせるの
空中に極寒のフィールドも構築してるから、逃さないの
かわいそうだけど、眠ってね?
「妖の裂け目が発生したの? なら、すぐ対応しないとね」
ロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)は結界魔術師の家系なので、こういう仕事は得意としている。
「鳥の姿? 飛べないぼくだと戦い方を工夫しないといけないね」
「くえーっ!」
泡影比丘の【夢の破魔矢】を狼の脚力と《結界術》で対処しながら術式を展開する。
『エントロピー移動術式、展開。リアライズ完了。分離、解放。オペレーション、スタート』
【凍えて砕ける蒼色の炎魂たち】を発動するロラン。炎魂たちに隊列を組ませて、泡影比丘たちを取り囲む様に配置。一体に4つずつ取り付かせて、一斉に気温と体温を炎魂たちに吸収する。
「くえーっ!」
泡影比丘たちの多くが熱を奪われ凍っていき動けなくなる。
凍えさせる事で身体能力も思考能力も奪って、最終的に凍り付かせて骸の海に還す。ロランは翼の付け根を特に集中的に凍らせるようにする。これでは飛行に支障が出る。
「空中に極寒のフィールドも構築してるから、逃さないの。かわいそうだけど、眠ってね?」
「くえーっ!」
逃げ場も失いどんどんと凍り付いていく泡影比丘たち。
戦場を支配するロラン。戦況はロランに傾いていた。
大成功
🔵🔵🔵
四王天・焔
アドリブ・連携歓迎
■心情
「妖の裂け目」 が発生してしまったのかぁ……このまま放っておくと
平安の世の中が大変になってしまいそうだね。
皆の平和の為、焔、頑張るよー!
■行動
混沌七彩符(UC)を使用して戦うね。
実に740本もの、様々な属性を持ち、異常を与える光線を放ち
【属性攻撃】でその属性を強化しつつ、【範囲攻撃】で多数の敵を纏めて
同時に攻撃するね。
夢の破魔矢は、可能な限り【見切り】で避けたり【オーラ防御】で守るようにするけど
どうしても受けてしまったら【眠り耐性】で睡眠を我慢するね。
金縛りは……【呪詛耐性】で耐える事を試してみるね。
「どんなに大勢で押し掛けられようとも、焔はそう簡単に負けないよー!」
「「妖の裂け目」 が発生してしまったのかぁ……このまま放っておくと、平安の世の中が大変になってしまいそうだね」
四王天・焔(妖の薔薇・f04438)は辺りを見回すと状況を理解する。
「皆の平和の為、焔、頑張るよー!」
焔は早速動き始める。泡影比丘の集中攻撃を避けるために距離をとる。
「くえーっ!」
【夢想眠永誘】を一斉に放つ泡影比丘たち。
焔は【見切り】で避けたり【オーラ防御】で守るようにし必死に耐える。掠ってしまった矢の影響は【眠り耐性】で睡眠を我慢し、【呪詛耐性】で金縛りに耐える。焔は強い精神力で何とか耐え反撃の機会を伺う。
そこで焔は【夢想眠永誘】を放った後に見せる隙に気づく。数による余裕だろうか。泡影比丘、攻撃は激しいがどうやら頭はそれほどでもないらしい。
「くえーっ!」
【夢想眠永誘】を放った後に案の定隙を見せる泡影比丘。
『符よ七色の力を顕現せよ。混沌の輝きにて敵を討て!』
隙をついて【混沌七彩符】を使用する。実に740本もの、様々な属性を持ち、異常を与える光線を放つ。
「まだまだいくよー!」
【属性攻撃】でその属性を強化しつつ、【範囲攻撃】で多数の敵を纏めて同時に攻撃する。あまりの数に泡影比丘たちは次々と消えていく。圧倒的な光線に手も足も出ず消えていくものもいた。
「どんなに大勢で押し掛けられようとも、焔はそう簡単に負けないよー!」
焔は泡影比丘たちに向かって声高に叫ぶ。
「くえー……」
明らかに勢いがなくなっていく泡影比丘たち。
「これでどうだー!」
さらなる【混沌七彩符】による光線で消えていく泡影比丘たち。数の勝負では負けていないはずだが隙を作ったのがまずかった。そこから一気に押し切られた形だ。
戦況は焔に傾いていた。
大成功
🔵🔵🔵
アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的
戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません
非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも
鳥居・祐介(サポート)
戦闘スタイルは所謂「タンク」タイプです。
武装はほとんどが収納可能もしくは不可避なため一見丸腰に見え気弱でおどおどした外見で油断を誘って敵を引きつけ味方の突破や攻撃のための囮になります。
攻撃に対しては【激痛耐性】で多少の攻撃には怯まず耐え必要とあらば【怪力】で押さえつけます。
こちらの意図や強さを見抜く的にはグレートソードを抜いて大振りな攻撃を仕掛け否が応でも意識せざるを得ない状況にします。
ダメージが蓄積し瀕死になったら『風魔神顕現(アウェイキング・フレスヴェルク)』にて高い戦闘力を待つ風が人の形を成したような魔神を召喚して敵を薙ぎ払います。
「妖の裂け目をほっておくと多くの犠牲者が出るかもしれん。止めなければ」
アトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)は瞬時に戦況を把握する。たまたま近くにいた鳥居・祐介(「風魔神に憑かれし者・f05359)が見た目にそぐわずやり手だと見抜いた。
「そこのお前、俺と協力しないか?」
「は、はい、よろしくお願いします!」
祐介は丸腰で敵の中へ飛び込む。だがこれは祐介の作戦だ。彼は武器を隠している。
「丸腰で飛び込むのか? 何か作戦があるのだろうが」
あっけにとられたアトシュは自分の仕事をすることにする。【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる棘を作り出す。それを泡影比丘たちに絡めていく。
「くえ?」
一瞬何をされたか分からなかった泡影比丘たちは腐敗の呪詛によって崩れていく。
そのころ祐介は敵の真っただ中にいた。泡影比丘たちは丸腰の祐介をなめて【夢髄武顕現】のよって【夢の中】から、斬撃・投擲・盾受けに使える【悪夢の剣】と【吉夢の槍】を具現化する。そしてそれを振り回すとガキンと金属音が。
祐介がグレートソードを抜いて止めたのだ。
「もう抜いちゃったよ、どうしよう」
【怪力】でグレートソードを振り回し泡影比丘たちを相手取る。
アトシュは【神罰再現術・花園式】を放つ。
『神罰限定再現。紛い物とはいえ、それなりにいける!』
刃の薔薇の花びらが泡影比丘たちを切り刻んでいく。
「くえーっ!」
呪詛と薔薇の相乗効果で次々に倒れていく泡影比丘たち。
「彼はどうしているだろう。彼が引き付けてくれていたおかげでうまく戦えたが……」
よく見ると祐介はピンチになっていた。
『そ、そろそろ限界です…!僕に宿りし風魔神よ…契約に従い、今こそ力を貸してください!』
「【風魔神顕現】!」
自身が戦闘で瀕死になると【自身に宿る風魔神フレスヴェルク】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
グレートソードを振り回すフレスヴェルクに泡影比丘たちは数を減らしていく。
「ああいう戦い方もあるのだな」
アトシュも腐敗の呪詛で泡影比丘たちを減らしていく。
いつしかその場には猟兵たちしか立っていなかった。無我夢中だったため気が付かなかったが確実に数を減らしていたのだ。
「お前、大丈夫か?」
アトシュは祐介に簡単な応急処置を施す。
「はいー、大丈夫ですー」
猟兵たちは敵を殲滅することに成功した。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
第2章 ボス戦
『土蜘蛛女御』
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POW : 赤糸くくり
レベルm半径内を【蜘蛛の巣の糸】で覆い、[蜘蛛の巣の糸]に触れた敵から【抵抗心】を吸収する。
SPD : 土蜘蛛八刃脚
【妖力の糸】が命中した敵を【鋭い蜘蛛脚】で追撃する。また、敵のあらゆる攻撃を[鋭い蜘蛛脚]で受け止め[妖力の糸]で反撃する。
WIZ : 朽ちぬ恋文
自身が愛する【相手に手紙を出すための筆】を止まる事なく使役もしくは使用し続けている限り、決して死ぬ事はない。
イラスト:みよ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
泡影比丘たちを倒した猟兵たち。しかし、妖しの裂け目からはまだ禍々しい気が発せられていた。
「うらめしや……妾の邪魔をするか……」
妖しの裂け目を通って恐ろしい形相の女妖怪が現れた。
「ここを妾のものにする……邪魔はさせない……」
妖怪は蜘蛛の糸のようなものを放出する。まるで自分の巣を作るかのように。
「陰陽師? いや違う……関係ない……殺す……」
妖怪、【土蜘蛛女御】は糸を放ちながら猟兵たちに襲い掛かってくるのだった。
猟兵たちは身構える。こんなこと何度も経験している。自分は自分の任務を果たすだけだ。
猟兵たちは武器を抜き戦闘態勢をとるのだった。
四王天・焔
アドリブ・連携歓迎
■心情
貴女がこの妖の裂け目を作り出した親玉って事なのかな。
泡影比丘たちの様に一筋縄ではいかなそうだね。
でも、焔たち猟兵は簡単には負けないよ!
■行動
白狐召還符を使用して戦うね。白狐様に騎乗して一緒に戦うよ。
狐火を【属性攻撃】で強化して放ち攻撃。
焔自身は、白狐様を走らせドラゴンランス【フローレ】を使い
【ランスチャージ】で突撃攻撃。
鋭い蜘蛛脚ごと、ランスチャージで破壊してあげるね!
妖力の糸は、【見切り】を駆使して避ける様に努めるよ。
「ここは貴女だけの物じゃない……皆が平和に暮らすための場所だよ!」
「貴女がこの妖の裂け目を作り出した親玉って事なのかな。泡影比丘たちの様に一筋縄ではいかなそうだね」
四王天・焔(妖の薔薇・f04438)は土蜘蛛女御に対する。
「でも、焔たち猟兵は簡単には負けないよ!」
「わらわの糸から逃れれれるかの?」
土蜘蛛女御の【妖力の糸】を【見切り】でかいくぐりつつ召喚符を取り出す。
「符よ妖の郷への扉を開け。おいでませ白の御狐様」
祝詞の終了と共に焔の2倍はあるかという【蒼い狐火を吐く白狐】が召喚される。焔は白い狐に騎乗する。
白い狐は狐火を【属性攻撃】で強化して放ち攻撃する。
「こざかしい!」
「御狐様、行くよ!」
焔自身は、白い狐を走らせ伝家の宝刀ドラゴンランス【フローレ】を使い【ランスチャージ】で突撃攻撃をする。
「鋭い蜘蛛脚ごと、ランスチャージで破壊してあげるね!」
土蜘蛛女御が鋭い蜘蛛脚で捕えようとするが竜の力の乗ったフローレによる攻撃で鋭い蜘蛛脚を破壊する。
「わらわの脚が!」
妖力の糸を飛ばし焔を捕えようとする土蜘蛛女御。しかし、白い狐に乗った焔は一か所に止まらずうまく糸をかいくぐる。大きい割に動きが素早い白い狐。狐の運動能力の高さよ。
「まだまだいくよ!」
ランスチャージを続ける焔を捕えきれず幾つかの脚を破壊され動きが鈍くなってきた土蜘蛛女御。高速移動にプラスして見切りが発動した焔に着いていけなくなってきている。時折来る狐火が邪魔で接近もできずにいる。
「おのれ、許さん!」
「ここは貴女だけの物じゃない……皆が平和に暮らすための場所だよ!」
妖しの裂け目が生まれる前の風景に戻すため焔は奮戦する。ここに暮らしている何も知らない人々のために。
狐火で怯んだところへのランスチャージがうまくはまっている。
「御狐様、まだいけるよね!」
土蜘蛛女御はかろうじて妖力の糸を何とか絡めるが狐火に焼かれ意味をなさない。
「許さぬ、許さぬぞ!」
上手くあしらわれる土蜘蛛女御。戦況は焔に傾いていた。
大成功
🔵🔵🔵
武富・昇永
ここで颯爽と陰陽師、武富・昇永、推参!
平安結界の綻びの修繕は平安貴族にとって最も大事な仕事!
故にこの仕事の成功度合いが高ければ高いほど大勲は確実!
まだ被害は出てはないな?
ならばこのまま被害なしで終わらせようではないか!
({護廷式神・出世魚ブリ}と{思業式神・出世魚ハマチ}を召喚しブリで妖の攻撃を防ぎながらハマチで反撃するが妖は無傷だったので武富は妖をよく観察し『情報収集』を行う)
どうやら妖はの恋文を書いている限り死ぬことはないようだな
ではそのドロドロした執着心をきれいさっぱり消してやろう!
({妖切太刀・御首級頂戴丸}を抜刀し掲げるとUC【陰陽道・煩悩滅殺の輝き】で妖を攻撃する)
「ここで颯爽と陰陽師、武富・昇永、推参!」
武富・昇永(回遊魚・f42970)は決めポーズをとりながら現れる。
「平安結界の綻びの修繕は平安貴族にとって最も大事な仕事! 故にこの仕事の成功度合いが高ければ高いほど大勲は確実!」
「うるさい男じゃ」
昇永は辺りを見回し状況を確認する。
「まだ被害は出てはないな? ならばこのまま被害なしで終わらせようではないか!」
昇永は【護廷式神・出世魚ブリ】と【思業式神・出世魚ハマチ】を召喚しブリで妖の攻撃を防ぎながらハマチで反撃する。が、土蜘蛛女御は無傷だったので昇永は土蜘蛛女御をよく観察し『情報収集』を行う。
「ああ、愛する君よ。この思い届け」
土蜘蛛女御は自身が愛する【相手に手紙を出すための筆】を止まる事なく使役もしくは使用し続けている限り、決して死ぬ事はない。それに気づく昇永。
「ではそのドロドロした執着心をきれいさっぱり消してやろう!」
昇永は【妖切太刀・御首級頂戴丸】を抜刀し掲げると【陰陽道・煩悩滅殺の輝き】で土蜘蛛女御を攻撃し、相手の筆を叩き落とす。
「何をする! おのれ!」
「筆がなければ不死ではないのであろう! さあ、食らうがいい!」
妖切太刀・御首級頂戴丸による斬撃で土蜘蛛女御を追い詰める。
「ぐあああっ」
蜘蛛脚を切り裂かれ苦悶の表情を浮かべる土蜘蛛女御。
戦況は昇永に傾いていた。
大成功
🔵🔵🔵
鳳凰院・ひりょ
なるほど…、筆を使い続けている限り、こっちの攻撃は決定打になりえないというわけか
刀による攻撃も護符による攻撃も効かないか…
こういう搦め手はあまり好きじゃないんだけどね…
そうも言っていられないから!
UCを発動させ土蜘蛛女御の愛する相手の幻影を纏わせる
愛する人に耳元で愛の言葉を囁かれ、自分の事を抱きしめてくれるのなら…手紙を書く必要はないよね?
卑怯な手かもしれないが、これも戦いだ…
心を鬼にしてUCを使用出来ない状態の相手へ、破魔の力を纏わせた攻撃を継続的に叩き込んでいく
万一に備えてマヒ攻撃も付与しておけば、UC使用不可の状況から回復しても体が動かなければ、それはそれでUCを発動出来ないだろう
「なるほど……、筆を使い続けている限り、こっちの攻撃は決定打になりえないというわけか。刀による攻撃も護符による攻撃も効かないか……」
鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は苦悩する。
「こういう搦め手はあまり好きじゃないんだけどね……そうも言っていられないから!」
ひりょは【幻影の囁き】を発動させ土蜘蛛女御の愛する相手の幻影を纏わせる。
「愛する人に耳元で愛の言葉を囁かれ、自分の事を抱きしめてくれるのなら……手紙を書く必要はないよね?」
「ああ、麗しの君」
土蜘蛛女御は完全にひりょの生み出した幻影の虜になっている。筆を落とし幻影の麗しの君を抱きしめる。
「卑怯な手かもしれないが、これも戦いだ……」
心を鬼にして【朽ちぬ恋文】を使用出来ない状態の相手へ、破魔の力を纏わせた攻撃を継続的に叩き込んでいく。
「万一に備えてマヒ攻撃も付与しておけば、朽ちぬ恋文使用不可の状況から回復しても体が動かなければ、それはそれで朽ちぬ恋文を発動出来ないだろう」
さすがに何度も攻撃を受ければひりょの存在に気づく。そして麗しの君が幻影だとも気づく。しかし、筆を落としてしまっているため朽ちぬ恋文を発動できない。新たな筆を作ろうにも度重なるマヒ攻撃で動きも鈍くなっていることに今気づく。
「おのれ、妾を騙しおって!」
「もうロクに動けないだろう! さあ、破魔の力食らうがいい!」
妖である土蜘蛛女御には破魔の力はてき面だ。いくつかの脚を砕かれ動けなくなる土蜘蛛女御。
土蜘蛛女御はその場に磔になる。そこにひりょの渾身の破魔の力の乗った一撃が叩き込まれる。
「ぐあーーー!」
土蜘蛛女御は倒れる寸前だ。戦況はひりょに傾いていた。
大成功
🔵🔵🔵
ロラン・ヒュッテンブレナー
あなたが、この裂け目を作った人?
残念だけど、ここで、あなたの目論見は全部祓ってしまうね
ぼくは魔術師…、結界魔術師
この世界の物とは違う、ぼくの家系の結界をお見せするの
UC発動
全身の魔道具を励起、一つの魔術陣を構成するの
それを門として、楔型の破邪結界を放出
蜘蛛の糸に食らいついて力を吸収して無力化しながら、蜘蛛脚に、土蜘蛛女御さんに、殺到していくよ
反撃の力は最初から奪うけど、その反撃も結界が喰らって自らの力とするの
命を奪うことは心苦しいけど、あなたが奪うであろう命を考えると、見逃すことはできないから
だから、骸の海に還るまで、手は抜かないで浄化しきるの
さようなら
「あなたが、この裂け目を作った人? 残念だけど、ここで、あなたの目論見は全部祓ってしまうね」
ロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)は話しかけるように言葉を紡ぐ。
「ぼくは魔術師……、結界魔術師」
ロランは目をつむると今一度土蜘蛛女御を睨む。
「この世界の物とは違う、ぼくの家系の結界をお見せするの」
『喰われ開ける穴、食んで肥える顎、喰うものも虚ろなる穴でできた世界。魅入られし其を飲み干して。ヒュッテンブレナー式消散結界、嚥下。』
【消散結界【mondo vuoto】】発動。全身の魔道具を励起、一つの魔術陣を構成する。それを門として、楔型の破邪結界を放出する。
無数の楔が蜘蛛の糸に食らいついて力を吸収して無力化しながら、蜘蛛脚に、土蜘蛛女御に、殺到していく。
「反撃の力は最初から奪うけど、その反撃も結界が喰らって自らの力とするの」
「ぐあーーー!」
これまでの猟兵の攻撃でロクに動けなくなっていた土蜘蛛女御は無数の楔から抗えない。
「命を奪うことは心苦しいけど、あなたが奪うであろう命を考えると、見逃すことはできないから。だから、骸の海に還るまで、手は抜かないで浄化しきるの」
無数の破邪結界を受け土蜘蛛女御は苦しみながら徐々にその姿が薄れていく。骸の海に帰っていくのだ。
「さようなら」
ロランは軽く手を振って別れを告げる。ロランは使命を果たした。開いていた妖しの裂け目が塞がれていく。これでこの辺りは安全になっただろう。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 日常
『蹴鞠やろうぜ』
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POW : フィジカルで圧倒
SPD : スピードで翻弄
WIZ : テクニックで魅了
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
妖しがいなくなったところでどこからか陰陽師たちが集まってきた。皆、うれしそうにしている。
「よくぞ、妖しの裂け目を塞いでくださった。お礼にぜひ我らのもてなしを受けていってくれ」
一人がどこからか蹴鞠の鞠を取り出す。
「蹴鞠はやったことはおありかの?」
ルールは簡単だからぜひ参加していってくれと促される。
「妖しの裂け目を塞いだらそこに日常を取り戻すのが大事なのだ」
それが平安結界の安定につながるという。
猟兵たちはせっかくだからと蹴鞠の輪に加わるのだった。
四王天・焔
アドリブ連携歓迎
■心情
蹴鞠かぁ……焔はフットサルならやったことがあるけど
蹴鞠はやったことがないね、同じ感覚でやってみても良いのかなぁ?
■行動
フォックス・アシスト(UC)を召喚して、一緒に蹴鞠を楽しむよ。
焔が蹴鞠を蹴ると、コントロールがあまり上手くないから明後日の方向へ
飛んでいきそうだから、狐のぬいぐるみに球拾いのお手伝いをして貰おうかな。
焔が少しでも上手になるまで、ちょっとだけ付き合ってね。
ある程度、コントロールが出来る様になったら、チームを組んで(猟兵達以外とも可)
蹴鞠の鞠を皆に蹴って渡して行こうかなって思うよ。
最大で何回まで続けられるか挑戦だね。
「今日は一日楽しかったよ、ありがとうね!」
四王天・焔(妖の薔薇・f04438)は少し戸惑っていた。
「蹴鞠かぁ……焔はフットサルならやったことがあるけど、蹴鞠はやったことがないね、同じ感覚でやってみても良いのかなぁ?」
【フォックス・アシスト】で白い狐のぬいぐるみを召喚して、一緒に蹴鞠を楽しむ。
焔が蹴鞠を蹴ると、コントロールがあまり上手くないから明後日の方向へ。
あらぬ方向に飛んでいった鞠を、狐のぬいぐるみが球拾いのお手伝いをする。
「焔が少しでも上手になるまで、ちょっとだけ付き合ってね」
ある程度、コントロールが出来る様になったら、平安貴族に混ざってみる。
「ではいきますぞ」
蹴鞠の鞠を皆に蹴って渡していく。
最大で何回まで続けられるか挑戦だ。
まずは軽く鞠を回し合う。焔もなんとかついていく。最初は一周回って蹴り合って、それが終わったら好きな相手に回す。平安貴族たちは優しく焔に回してくれる。
「おお、上手い上手い」
「あっ」
鞠を飛ばしてしまった焔。平安貴族たちは優しく笑う。
「がんばれがんばれ」
「うんっ」
ゆっくり回して蹴鞠を楽しむ。本来はもう少し強く蹴るのだが焔に合わせてくれている。
焔は蹴鞠をひとしきり楽しむのだった。
「今日は一日楽しかったよ、ありがとうね!」
平安貴族たちは優しく手を振ってくれるのだった。
大成功
🔵🔵🔵
武富・昇永
(自分より高貴な貴族もいるかもしれないと判断して普段と異なる口調に切り替える)
蹴鞠でございますか!いやはや私のような木っ端役人でも貴族の端くれ!
やり方は身に着けておりますが、不器用すぎて皆様にお見苦しいところをお見せすることになるかもしれません!
しかしお招きいただいたからには、この武富・昇永!全身全霊をもって
蹴鞠をさせていただこうと思います!
(一番高貴そうな貴族に近づく)
つきましては私めに蹴鞠の極意を伝授いただけないかと…
武富・昇永(回遊魚・f42970)も平安貴族、蹴鞠の経験はある。
自分より高貴な貴族もいるかもしれないと判断して普段と異なる口調に切り替える昇永。
「蹴鞠でございますか! いやはや私のような木っ端役人でも貴族の端くれ! やり方は身に着けておりますが、不器用すぎて皆様にお見苦しいところをお見せすることになるかもしれません!」
「気にしないでいいぞ。楽しもう」
「しかしお招きいただいたからには、この武富・昇永!全身全霊をもって蹴鞠をさせていただこうと思います!」
一番高貴そうな貴族に近づく。
「つきましては私めに蹴鞠の極意を伝授いただけないかと……」
「ではやりながらお教えしよう」
小鞠から蹴鞠へと繋げて蹴鞠を楽しむ。昇永は器用に平安貴族たちの相手をする。
「ほれ、強めに行くぞ」
「ははあ、ついていかせていただきます」
さすがは平安貴族。昇永は器用に蹴鞠をこなす。四方に植えられた木を背に蹴鞠を楽しむ昇永。この木は邪気を払うらしい。これでこの辺りはもとの姿を取り戻すだろう。
昇永は嬉しそうな顔をするのだった。
大成功
🔵🔵🔵
鳳凰院・ひりょ
蹴鞠かぁ…
無論やった事はない(汗
ルールは簡単って事だし…参加してみるか…
お手柔らかにお願いします!
しばらくは悪戦苦闘して蹴鞠に慣れる
ある程度コツみたいなのを掴めて来たら、そこからが本番だ
UCを発動させて鞠の動きに集中する
移動力と勝負勘が上昇する事で他の人達についていけるレベルには到達出来るだろうか?
思わず途中から熱中しちゃったけど、これで良かったのかな?
元来は戦いって好きな方じゃないから、こういう形で何かに貢献出来るなら幸いなのかもしれないけれど…
っと、よそ事考え始めるとダメだなぁ…うん
戦闘とは違う健康的な運動(?)で良い汗を流そう!
UC未発動でもついていけるようになったら、皆とお喋りもいいね
「蹴鞠かぁ……無論やった事はない(汗」
鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は平たく言えば運動音痴というやつだ。
「ルールは簡単って事だし……参加してみるか……
お手柔らかにお願いします!」
しばらくは悪戦苦闘して蹴鞠に慣れる。
ある程度コツみたいなのを掴めて来たら、そこからが本番だ。
【精霊の祝福】を発動させて鞠の動きに集中する
移動力と勝負勘が上昇する事で他の人達についていけるレベルには到達出来るか。
「ふむ、なかなかやりますな」
「あ、お褒めにあずかり光栄です」
思わず途中から熱中しちゃったが、これで良かったのかと少し悩む。
「元来は戦いって好きな方じゃないから、こういう形で何かに貢献出来るなら幸いなのかもしれないけれど……」
思わず夢中になっていたことに気づく。
「っと、よそ事考え始めるとダメだなぁ……うん
戦闘とは違う健康的な運動(?)で良い汗を流そう!」
いつのまにか【精霊の祝福】未発動でもついていけるようになっていた。
「上手い上手い」
「はは、楽しいものですね。負けませんよ」
「のぞむところですぞ」
蹴鞠って楽しいものだ。自分が運動音痴なのも忘れて蹴鞠を楽しむひりょ。
これでこの辺りにも日常が戻るのだろうと嬉しく思う。アヤカシエンパイアにも少しでも幸せがやってくることを祈る。
大成功
🔵🔵🔵
ロラン・ヒュッテンブレナー
○アドリブ絡み歓迎
おもてなし?
なるほど、遊んで日常を取り戻すんだね
蹴鞠って、気になるの
教えてくれる?
ぼくは魔術師だけど、運動ができないわけじゃないの
狼の反射神経と瞬発力があるから、少しはついていけるはずなの
よっ、ほっ
うん、ちょっと分かってきたの
ぼくも古い貴族の血が流れてるんだから、高貴な振る舞いにも気をつけるの
綺麗に、高く、蹴り上げる様にするの
けっこう、体力を使う遊びだね
できるだけ長く、しっかり鞠を上げて、日常を噛みしめる様に蹴っていくよ
蹴鞠、帰ったら友だちに紹介して一緒に遊んでみようっと
「おもてなし? なるほど、遊んで日常を取り戻すんだね。蹴鞠って、気になるの。教えてくれる?」
ロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)は蹴鞠に興味津々だ。
ロランは魔術師だが、運動ができないわけじゃない。狼の反射神経と瞬発力があるから、少しはついていけるはず。
「ではいきますぞ」
まずは軽く小鞠から。一周したら強めに蹴りだす。
「よっ、ほっ。うん、ちょっと分かってきたの」
だがやはり数回で終わってしまう。だが、蹴鞠とは本来そういうものだ。高く蹴られてるロランは十分すごいのだ。
「ぼくも古い貴族の血が流れてるんだから、高貴な振る舞いにも気をつけるの」
綺麗に、高く、蹴り上げる様にする。
「上手上手。蹴鞠のご経験は?」
「あはは、ないよ」
けっこう、体力を使う遊びだ。できるだけ長く、しっかり鞠を上げて、日常を噛みしめる様に蹴っていく。
ロランは平安貴族も驚くほど蹴鞠が上手だった。これも人狼の血が成せるものか。
「ぜひ蹴鞠仲間になっていただきたいですなあ」
「いやまったく」
ロランはそれはちょっとという顔で笑みを浮かべる。でも、蹴鞠の楽しさには気づいている様子。
ロランは今日一番高く鞠を蹴り上げる。わーという歓声が上がる。
「蹴鞠、帰ったら友だちに紹介して一緒に遊んでみようっと」
大成功
🔵🔵🔵