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お仕事内容はとっても簡単!
皆様にはサクラとして婚活会場に集まって頂きます。集まって頂くだけです。
服装やヘアセットもこちらでいたしますので、指定された日時に、会場へお越しください。
勿論、このような仕事であることを口外することは禁止です。
カップルを成立させる必要はありませんが、成立させた方には追加報酬もあります――――……。
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「お願いがあるのだけれど、最後まで話は聞いてほしいの」
メール・ラメール(砂糖と香辛料・f05874)は、苦い顔をしていた。
なんだかすごく嫌な予感がするけれど、とりあえずは話を聞かねば進まないので、猟兵たちは話の続きを待つ。
「闇バイトって分かる? 簡単に言うとイケナイお仕事」
種類は様々だが、だいたい法に片足を突っ込んでいる感じの、表沙汰にできないヤバいアルバイトの総称だ。
「UDC怪物に忠誠を誓う邪教教団が、犠牲者集めとして活用してるみたいなのよ」
邪教教団が関与しているのだから、アルバイターとして集められた人々の結末は想像に容易い。
犠牲者を集める方法としてはちょっと回りくどい気もするが、こんなバイトに手を出さなければならない人物は、きっと正常な判断が出来ないほどに追い詰められている。
それに、例えアルバイターの身に何か起きたとしても、闇バイトなんてしていたのだから仕方ないと事件を知った人々は思うかもしれない。
結果として、問題として取り沙汰される可能性も低いのだろう。そう、これはまさに、かんぺきなさくせん。――完璧か?
「それで、えーっとね、今回の事件現場なんだけどーぉ……」
メールの言葉がなんとなく歯切れ悪くなった。
もう覚悟はしたから、勿体ぶらなくていいんだよ。猟兵たちがそんな視線を送ったかは定かではないが、メールはこほんと咳払いをひとつしてから口を開いた。
「婚活会場。カップル成立しないと出られない。成立したらしたで挙式を上げるまで出られない」
それヤバいの方向性違くない?
いや、きっと、婚活会場のサクラだとか、結婚詐欺のようなものなのだろうけれど。それヤバいの方向性違うよね。
「幸せの絶頂から絶望する顔を見るのが好きだとかそういうのじゃないかしら!? アタシ知らないけど!!」
知らないわりにはよく喋るじゃん。
冷ややかな視線に耐えられなかったのか、メールは視線を逸らすとグリモアを展開した。
「邪教教団の狙いを阻止すれば、みんなしあわせ! やったね! それじゃあよろしくお願いします!!」
あっ、こら待て話はまだ終わってな――――……。
あまのいろは
ご無沙汰しております、あまのいろはです。
ご無沙汰でコレですよ。
舞台はUDCアースの婚活会場です。
アルバイターたちは、サクラとして呼ばれたようです。まあ、UDC怪物の犠牲になるのですが。
命に危険はないと判断する人が多いのか、それなりの人数が集まっている様子。
UDC怪物を倒し、闇バイトのアルバイターたちを可能な限り救出しましょう。
1章は、婚活会場に潜入します。服装やヘアセットをしてくれるそうなので、楽しんでも大丈夫です。
2章は、成立すると何故かそのまま結婚式会場へ連行されます。こわいですね。
3章は、こんなふざけた闇バイトを募集したボスのUDC怪物と対決です。
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1章のプレイングは、オープニング公開と同時に受け付けております。
今までに比べて文字数が控えめになると思われます。ご了承ください。
皆様のすてきなプレイングをお待ちしております。
第1章 日常
『××しないとでられない空間』
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POW : 物理的解決を目指す
SPD : できることがないか模索する
WIZ : 賢さを生かして解決を目指す
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
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猟兵たちが潜入した婚活会場は、ちょっとしたパーティーと言っても相違ないくらい華やかだ。
会場に居る人々は、ヘアセットもメイクも、ネイルまでばっちり。
誰もがどこか浮足立っている気がするのは、きっと気のせいではないだろう。
それにしても。
この中の何人が闇バイトのアルバイターで、何人が真面目な出会いを求めているのだろうか。
そんな考えがふと頭を過ったが、考えるのはやめよう。なんだか悲しくなるだけな気がする。
それに、ここはもう敵陣のなか。気を引き締めるに越したことはない。
――――でもちょっとだけ、楽しんだっていいよね。
黎・宵羽
闇ばいと。へぇ…ふぅん…そういうのもあるのね。
でも、羊質虎皮な舞台に禹行舜趨な良い齢した大人を集めて、
比翼の一羽を探そうだなんて舞文曲筆の極みではないかしら?
まあ、生まれながらの天女にして仙女である宵羽にかかれば、
恋歌の真似事くらい彗氾画塗といったところでしょうけれど。
あまり気合をいれても過猶不及、画竜点睛を欠くと言った物よね。
という事で、先ずは流されるままお洒落してみようと思うわ。
出来れば自然物由来の品が良いのだけれど、玉の枝の簪とか無いの?
え、蓬莱なのに?
会場では笑顔でしばらく壁の花。
誰か連行されたら適当に若い男の人を見繕い仙術で篭絡。
宵羽の詩で落ちない殿方は居ないって父様も仰っていたわ!
●
「闇ばいと。へぇ……ふぅん……そういうのもあるのね」
黎・宵羽(鳥籠の白鴉・f32828)が、こてりと首を傾げる。
「……でも、羊質虎皮な舞台に禹行舜趨な良い齢した大人を集めて、比翼の一羽を探そうだなんて」
分からない、とでも言うように、宵羽はふるりとちいさく首を振った。桃色の羽衣がゆらゆら揺れる。
「舞文曲筆の極みではないかしら?」
天界生まれの彼女に下界の婚活事情は理解しがたいのだろうけれど、それはそれ。
「まあ、生まれながらの天女にして仙女である宵羽にかかれば、恋歌の真似事くらい彗氾画塗といったところでしょうけれど」
彼女の言葉に、間違いはないのだろう。
愛らしい容姿は会場にいるだけで目を奪うだろうし、鈴の鳴るような声で言葉を発せばきっと誰もが虜になる。
「でも、あまり気合をいれても過猶不及、画竜点睛を欠くと言った物よね」
宵羽はぱちりと扇を閉じた。
まずは流されるままにお洒落してみよう。魅せる方法は、きっとスタッフのほうが詳しいだろうから。
そうして、すっかり身支度を整えられた宵羽は会場へと潜り込む。
準備の最中、身に付けるものは出来れば自然物由来の品が良いのだけれど、玉の枝の簪とか無いの? 蓬莱なのに? と、スタッフを困らせたのは内緒の話。
会場では暫く笑顔で壁の花になるつもりだったが、どうもそうはいかないらしい。
注目されるのは当たり前だけれど、向けられすぎるのも困りもの。
誰か連れて行かれたら、若い男の人を見繕って仙術で篭絡してしまおう。きっと、すぐに終わる。
――だって、宵羽の詩で落ちない殿方は居ないって父様も仰っていたわ!
大成功
🔵🔵🔵
ルシル・フューラー
婚活……婚活ね
この世界でそう言うイベントがあると言うのは小耳に挟んだ事はあるけれど
犠牲者集めにしては、まどろっこしくないかい?
黒幕が何を考えてこんなやり方をしてるのか、少し興味がある
コーディネートは適当に任せよう
この世界のお洒落の基準は良くわからないからね
会場入りしたら、早いとこカップル成立とやらになって次の段階に行きたい所だけど
問題は何がどうなればカップル成立になるのか、さっぱりわからないんだよね
こちとら50年以上生きてて恋愛のれの字の経験もない朴念仁だよ
口説けばいいのかな?
釣りが趣味の女性とかいない?
それかアレをやってみるか
噂で聞いた、この世界で女性を口説く時の必勝法、壁ドンってやつを
●
会場へ潜り込んだルシル・フューラーはきょろりと辺りを見回す。
犠牲者厚めにしてはまどろっこしいのでは、なんて思っていたけれど。
会場に集まった人々を見るに、人を集める、という点では成功しているのかもしれない。
(黒幕が何を考えてこんなやり方をしてるのか、少し興味もあるし……)
調査もかねて、すこし会場を巡ってみよう。
すこし見て回っただけでも、会場の華やかさがよく分かる。
(早いとこカップル成立とやらになって次の段階に行きたい所だけど)
問題がひとつ。ルシルはこの世界の細かな情勢までは分からなかった。
――そう。彼は何がどうすればカップル成立になるか、とんと見当が付かなかったのである!
人間の年齢では還暦が近いとは言え、彼はエルフ。
エルフの五十代はまだまだ若いし、故郷を出て旅をしていた彼は恋愛のれの字の経験もない朴念仁。
――口説けばいいのかな? 釣りが趣味の女性とかいない?
そうは思うものの、どうやって声を掛けるのが正しいのかが分からない。
声を掛けられれば舞い上がる女性だって多いだろう。
けれど悲しいかな、遠巻きにちらちら視線を向けている女性たちにルシルは気付かない。
暫く悩んでいたルシルはぽんと手を叩いて――。
「…………アレをやってみるか」
――噂で聞いた、この世界で女性を口説く時の必勝法、壁ドンってやつを!
思い立ったが吉日。ルシルは早速、壁際にいる女性を探すことにした。――――勝てるといいね!
大成功
🔵🔵🔵
第2章 冒険
『邪神教団結婚式場』
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POW : 真正面から飛び込む
SPD : 侵入経路を調査して乗り込む
WIZ : 出席者の振りをして潜入する
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
太目・乃子(サポート)
サキュバスの戦場傭兵×戦闘猟兵、10歳の女です。
普段の口調は「無口(私、あなた、呼び捨て、言い捨て)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●
太目・乃子(サキュバスの欠食児童・f40815)は首を傾げる。
婚活会場から漂う美味しそうな香りに誘われた彼女は、なんか気付いたら此処に居た。
乃子に惚れ込んだ相手は、いっぱい食べるきみが好き、と言っていたが、いったいどういうことだろう?
それよりも、もっと美味しい料理を食べていたかった――それが乃子の素直な想いである。
先ほどの婚活会場も豪華だったが、今居る結婚式場はそれ以上。
ちらほら猟兵たちの姿も見えるから、何か厄介な事件に巻き込まれたことだけは、なんとなく分かった。
でも、どうして結婚式場なんだろう。邪神の考えることは分からないと、乃子はもう一度首を傾げた。
分からないことばかりだけれど、裏で邪神が手を引いていて、このまま放って置けば被害者が増えることは確かだ。
「――……仕方ない」
今は流れに身を任せて、ことの成り行きを見守ろう。
黒幕が出てきたその時は、迷わず武器を取ればいい。
さて、黒幕が出てくるのはいつだろう。
もしも、なかなか姿を現さないようなら――さっきのお料理、もう一度食べに戻れないかな。
成功
🔵🔵🔴
ルシル・フューラー
……おや?
いつの間にか周囲の景色が変わってる
カップル成立と見做されたと言う事かな?
なら黒幕が出て来る前に、この結婚式をぶち壊しておくとしよう
鮫魔術:鮫空間
まずは壁際でこの世界の魚類って美味しいよねとか話してた目の前の女性から、キャビンシャークの中に入って貰う
とは言え、いきなりサメを出したら驚かれるに決まってるから、催眠術を併用
ま、あまり得意じゃないから効かなかったら投網でぐるぐる巻きにしてサメの口に突っ込もう
闇バイトのサクラにせよ不幸な参加者にせよ
黒幕が出てきたら邪魔になるからね
黒幕の思惑をぶち壊せて人質候補も減らせる一石二鳥の策ってやつさ
絵面の酷さは気にせず、どんどんサメの中に入れてこう
●
「……おや? いつの間にか周囲の景色が変わってる」
ふと気付けば婚活会場から、結婚式場へ。
ルシル・フューラー(新宿魚苑の鮫魔王・f03676)は不思議そうに、きょろりと辺りを見回す。
きっと、無事にカップル成立と見做されたということだろう。
――ルシル渾身の壁ドンの結果かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
無事に事件が解決へと向かっているのだから、細かいことはいいのだ。細かいことは。
と、言うことで。
黒幕が出てくる前に、この結婚式をぶち壊しておくとしよう。
ルシルは先ほどまで話していた女性に向き直る。
この世界の魚類って美味しいよねとか話していた彼女だ。
彼女が闇バイトのサクラなのか、巻き込まれた不幸な参加者なのかは分からない。
けれど、黒幕に人質にでもされたら戦うときに厄介だ。
――だから、|鮫魔術:鮫空間《ファーストクラス・イン・ザ・シャーク》へ、ご案内!
いきなりサメが出てきても驚かれないよう、会話中に催眠術で対策も済んでいる。
ルシルと話していた女性は、ずるりんとサメのなかへ入っていった。
なんだこれすごくシュール。
でも、これこそが黒幕の思惑をぶち壊せて、人質候補も減らせる一石二鳥の策――!!
ルシルは次々にサメの口のなかへと参加者を入れていく。
「さぁさぁ、怖がらないで鮫の中にずずいっと手を入れてみておくれ」
「えっ」
うまく催眠術が効かなかった相手は、投網でぐるぐる巻きにして放り込んだ。
絵面が酷い。とても酷い。
まるでサメパニック映画の有様だが、そんなことは気にしていられない。これもすべて守るためなんだ、ほんとだよ。
大成功
🔵🔵🔵
草柳・華穂(サポート)
草柳・華穂(くさやなぎ・かほ)、ウサギ等動物の能力を移植された強化改造人間。
悪の秘密結社から脳改造寸前で脱出し復讐のため戦っていたわ。
悪い奴らに容赦は要らない、特に邪神とか邪教団とか手加減をする理由がないわね
まあ、容赦しなさ過ぎてダークヒーロー扱いになったんだけどね、後悔は無いわ
戦闘では蹴り技を主体とした戦い方をすることが多いわ
色々な動物が入っているけど、メインはウサギだからね脚力はちょっとした自慢よ
●
悪い奴らには容赦は要らない。
特に邪神だとか邪教団に手を抜くだなんて、以ての外だ。
草柳・華穂(クラッシュ・バニー・f18430)の身体を改造したのは、邪悪な神を首魁とする悪の秘密結社だったから。
だから、復讐を誓ったのだ。
そうして自身を改造した秘密結社を壊滅させてもなお、邪悪な秘密結社に対する苛烈な想いは消えることはなかった。
――――なのに。
「これは……?」
邪神の企みを聞いて駆け付けたものの、場所はなんとも華やかな結婚式場。
どうやら邪神が生贄を集めるための闇バイトの派遣先のようだが、あまりにも華やかな会場にちょっとだけ怯みそうになる。
けれど、この場所が邪神の企みに使われようとしていることは確かだ。
このままにしたら不幸なひとが生まれてしまうのならば、華穂が迷うことは何もない。
どうやら、未だこの場に黒幕たる邪神はおらず、人質になりうる人々の保護をしている最中のようだ。
色々な動物の能力を移植改造されたこの身体の――特に、ウサギの脚力は、人質を抱え逃がすためにきっと役に立つ。
邪神と戦う前のウォーミングアップとばかりに、一般人を抱えた華穂は会場の外へと逃がすため駆けるのだった。
成功
🔵🔵🔴
第3章 ボス戦
『ホールケーキ・タワーディフェンスゴーレム』
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POW : チョコレイト・ユニット
【チョコレイト騎士団 】の霊を召喚する。これは【チョコレート菓子の剣と盾】や【クッキーとパンケーキの篭手による格闘】で攻撃する能力を持つ。
SPD : チョコレイト・ターン
対象の周りにレベル×1体の【チョコレイト騎士団 】を召喚する。[チョコレイト騎士団 ]は対象の思念に従い忠実に戦うが、一撃で消滅する。
WIZ : チート・チョコレイト・ナイツ
自身の【生クリーム 】を代償に、1〜12体の【精鋭チョコレイト騎士団】を召喚する。戦闘力は高いが、召喚数に応じた量の代償が必要。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「火奈本・火花」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
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猟兵たちに生贄を逃がされ、計画を挫かれた邪神が遂に姿を現す――!!
結婚式場を貫くように、地面から現れたのは、『ホールケーキ・タワーディフェンスゴーレム』。
てっぺんでつやつや輝く赤いイチゴ、ふんわり漂うクリームの甘い香り。
可愛くない腕が2本付いてはいるけれど――……。
――――――うん。でっかいケーキだコレ。
六島・風音(サポート)
ガレオノイドのスターライダーです。
スピードなら誰にも負けません。
基本的に人の話を聞かず、スピード勝負に持ち込みます。
そんなことより駆けっこです。
普通に駆けるか、天使核ロケットエンジン搭載の宇宙バイクで駆けるか、ガレオン船形態で駆けるかは状況によります。
ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
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「私には誰も追いつけないよ!」
六島・風音(スピードなら誰にも負けません・f34152)の速度に、身体の大きいホールケーキは追いつけない。
ホールケーキが腕を振り上げれば、手の届かない背後へ回る。
大勢のチョコレイト騎士団を呼び出せば、ひらり身を翻して躱してみせた。
騎士団は負けじと風音を捉えようとするが、風音に指先ひとつ届かない。
「かけっこしたいんですか? 負けませんよ?」
――言うが早いか、風音が駆ける。まるで空を飛ぶように跳ねていく。
風音が走っている――非戦闘行為に没頭している間は、誰も彼も戦闘を続けることは出来ない。
彼女の『かけっこ』は、そのような影響を及ぼすユーべルコードなのだ。
無尽蔵に現れるチョコレイトの騎士団のなかを風音が駆けていく。
次々に現れるチョコレイト騎士団も、戦うことが出来なければ意味がない。
それに、彼らはチョコレイトで出来ているからだろうか。衝撃に弱かった。
「おっと、ごめんね!」
駆け回る風音がちょっとぶつかっただけで、ぐずりと崩れて姿を消してしまうほどに。
――風音のおかげでチョコレイト騎士団が次々と消えていることに、走ることに夢中な彼女は気付かなかった。
成功
🔵🔵🔴
ヴィリヤ・カヤラ(サポート)
次に繋げる場合にできる限り有利になるように頑張るね!
武器は月輪や他の武器も状況次第で使っていくね。
攻撃を受けたらカウンターで月輪を使ったりしてみるよ。
連携時はタイミングを合わせて、
危ない時にはフォローに入れるように気をつけておくね。
●
「ケーキだね?」
大きなホールケーキを見上げたヴィリヤ・カヤラ(甘味日和・f02681)が、ぽつりと呟いた。
スイーツは好きだけれど――。これはあんまり美味しくなさそうだな、なんてこっそり思ったりする。
あまりにもケーキの見た目をしているから、ちょっとだけそんなことを考えてしまうのは仕方のないことなのだ。
「次に繋げるときに、できる限り有利になるように頑張るね!」
ちょっとだけ気が逸れてしまいそうになるけれど、ヴィリヤは気を取り直してホールケーキに向き直った。
ゆっくりと動いたホールケーキがヴィリヤを見据えて。
最上段にあるスポンジ部分に付いているたぶん口――から、咆哮の代わりに飛び出したのは、なんと生クリーム!
自身の生クリームを代償に呼び出したのは、戦闘力の高い精鋭のチョコレイト騎士団たち。
だけど、あれ? ホールケーキが一回りちいさくなったような――?
より強いチョコレイト騎士団を呼び出すために支払わなければならない代償は、重かったようだ。
それも精鋭チョコレイト騎士団の手によって、猟兵たちを始末できればその代償も帳消しになるのだろうが。
「そうはさせないよ」
ヴィリヤの周りで、青い炎が燃えて揺らめいて――。
「炎よ熱き刃となって射抜け」
刃の形を成したそれは、真っ直ぐと精鋭チョコレイト騎士団へ向かって飛んでいく。
青い炎の刃は精鋭チョコレイト騎士団を貫き、ホールケーキの前に落ちるとそのまま爆ぜた。
青き炎に溶かされたホールケーキは、もう一回りちいさくなってしまったのだった。
成功
🔵🔵🔴
ルシル・フューラー
動くチョコの群れを吐き出す巨大なケーキ
いやなんでこれに忠誠を誓っちゃったかな?
そんなのが教団が出来るくらいの数いるのが驚きだよ
まあ数には数だ
とりあえず、サメを作ろう
ここが結婚式場なら、色々と無機物あるだろう
ガラスとか金属とかその辺の食器とかシャンデリアとか床板とか
と言うわけでクリエイトシャーク
無機物をサメに変換しつつゆっくり前進
サメはとりあえず自分の周りをぐるぐる周回させておく
頭数を揃えてから、サメを一気にけしかける
……ケーキとチョコって、サメが食べても大丈夫だっけ
まあ大丈夫だろう
普通のサメじゃないし
それにほら、言うだろう?
人の恋路を邪魔する奴はサメに噛まれて死んじまえ、と
そうら――食い尽くせ
●
動くチョコの群れを吐き出す巨大なケーキを前にして、ルシル・フューラー(新宿魚苑の鮫魔王・f03676)は思う。
「いやなんでこれに忠誠を誓っちゃったかな?」
十人十色とは言うけれど。こんなトンチキな邪神に教団が出来るほど人が集まることはどうしても解せない。
いろいろと思うところはあるけれど、とりあえずは目の前の邪神に集中しよう、そうしよう。
「まあ数には数だ。とりあえず、サメを作ろう」
此処は結婚式場だ。ガラスのシャンデリアもあれば、銀の食器もある。
ユーベルコード――|鮫創造《クリエイト・シャーク》 を使うには申し分ない。
「鮫は何処でも出現するものさ。何故なら鮫だからね」
ゆったりとした歩みでホールケーキへと進めば、ルシルの周りの無機物が次々にサメへと姿を変えていく。
そうして作り出されたサメたちはルシルの周りをぐるぐる泳ぎ、気付けばルシルを視認できないほどだ。
サメの数は充分――さあ、このサメたちを一気にホールケーキにけしかけよう。
「……ケーキとチョコって、サメが食べても大丈夫だっけ」
そんな疑問が浮かんだりしたけれど。――まあ、きっと大丈夫だろう。普通のサメじゃないし。
そう結論が出た瞬間、精鋭チョコレイト騎士団がルシルとサメたちへ向かって突撃してきた。
けれどルシルは動じることなく、穏やかに微笑む。
「それにほら、言うだろう? 人の恋路を邪魔する奴はサメに噛まれて死んじまえ、と」
ルシルの周りを泳いでいたサメたちが、チョコレイト騎士団を阻むように躍り出て。
「そうら――食い尽くせ」
ルシルの合図に合わせて、サメたちが精鋭チョコレイト騎士団とホールケーキへと牙を剥く。
ケーキとチョコレートをたらふく食べたサメたちは、なんだかちょっぴり幸せそうに見えたとか、見えなかったとか。
大成功
🔵🔵🔵
シュレア・ラウィド(サポート)
普段の口調:丁寧(おれ、あなた、~さん、だね、だよ、~かい?)
戦闘中:男性的(おれ、お前、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)
普段はのんびりして人当たりが良い方って言われるかな
故郷は既に失われてるけど、戦士の一族だったから戦うのはスキ
戦ってる間は狂暴…になってるかも
攻撃や暴力を受けて困っているひとを見ると、助けたいって思う
好奇心旺盛で子供っぽいところはあるかな…気になる話には首を突っ込んじゃう
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用
多少の怪我は厭わず積極的に行動するよ
他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ
依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動は控えるよ
あとはおまかせ。よろしくおねがいします
●
戦うのはスキだ。困っているひとがいるなら助けたい。
――けれど。
目の前にいるのは、巨大なケーキにチョコレートの兵隊。
なんとも気が抜ける敵だなぁ、なんてシュレア・ラウィド(コブラの軍令暗殺者・f43397)は思った。
「それに、齧っても美味しくなさそうだね」
でも、気の抜ける見た目をしていてもあれは邪神で。困っているひとがいるのは事実だから。
シュレアはホールケーキに向かって飛び込んだ。彼の口許がにんまり楽しそうに持ち上がっている。
美味しくはなさそうだけれど――ちょっとした運動にはなりそうだ。
ホールケーキには向かわせまいと、精鋭チョコレート騎士団たちがシュレアの往く道を阻もうとする。
けれど、そんな妨害なんてなんのその。
ずるりと地面を這うシュレアの身体は、騎士団の間をすり抜けてホールケーキへまっしぐら!
もちろん、邪魔する騎士団への反撃も忘れない。
シュレアの持つ時計の針が騎士団の身体をちくりと刺せば、騎士団たちは毒に侵されぐずぐずに溶けていく。
「ハハ、やっぱりチョコレートだな」
溶けたチョコレートの間を縫ってホールケーキのもとへ辿り着いたシュレアはぐんと身体を起こして。
そうしてそのまま、躊躇うことなくチョコレートまみれになった針を突き立てた。
針が触れた部分から溶けて崩れていくホールケーキを見ながら、シュレアは悪戯っぽく笑う。
「毒に侵されたケーキだなんて、誰も食べてくれないね」
成功
🔵🔵🔴
テルセロ・アントゥル
愛用の薙刀に乗って現場に急行!
邪神が現れたっつー話なんで、ぶっ飛ばしてUDC職員に褒めてもらおうという作戦だ。
…と思ってきたんだけどナンダコレ。ウェディングケーキのニセモノか?
ウェディングケーキに成りすまして闇バイトに集まってきた人々をこっそり嗤っていたのか?趣味悪ィ!ぶっ潰す!(※完全な思い込み)
改めて薙刀に腰かけて。
天舞飛翔を発動。会場内を飛び回ってケーキの攻撃を躱しつつ、チャンスだと思ったらガンガン突撃を仕掛けてやる。
そういやケーキにぶつかった感触ってどーなんだろ。マジ(本物の)ケーキと同じだったら俺様べたべたじゃん。やだなー。
とはいえ任務完了するため!ぐちゃぐちゃになっても構わず、だ!
●
愛用の薙刀に乗って式場へ飛び込んできたのは、テルセロ・アントゥル(三番目の創造物・f38196)。
さくっと邪神をぶっ飛ばしてUDC職員に褒めてもらおう――という作戦だったけれど。
「ナンダコレ。ウェディングケーキのニセモノか?」
テルセロは思わず目をぱちくり。
崩れて形は分かり辛くなっているけれど、ケーキのような何かであるということは分かる。
もしやこの邪神、ウェディングケーキに成りすまして闇バイトに集まってきた人々をこっそり嗤っていたのでは――?
「趣味悪ィ! ぶっ潰す!」
それが例え完全なる思い込みだったとしても、闘志に火が付くのならいいのです。たぶん。
「おらおらおら! 俺様のお通りだー!」
登場したときのように、薙刀に乗ったテルセロが会場を縦横無尽に飛び回る。
チョコレイト騎士団の間をすり抜けて、ホールケーキのクリームをひらりと躱す。
そうしてホールケーキの目の前い躍り出たテルセロは、飛び回る勢いそのままにホールケーキへ突撃!
飛び込む瞬間、そういやケーキにぶつかった感触ってどーなんだろ、とか。
|マジ《ほんものの》ケーキと同じだったら俺様べたべたじゃん、やだなー、なんてちょっと思ったりしたけれど。
それもこれも、任務完了のためならやむなし。
終ればUDC職員からの賛辞という輝かしい未来も待っている――はず!
テルセロの視界が真っ白に染まる。それから、暴力的なまでの砂糖とバターとイチゴのかおり。
「うっわ! 予想通り、俺様ぐちゃぐちゃ!」
クリームとスポンジだらけになって、けらけら笑うテルセロの後ろでは。
ホールケーキの姿をした邪神はぐちゃぐちゃに崩れ、――もうぴくりとも動かなかった。
大成功
🔵🔵🔵