整然とビルが建ち並ぶオフィス街と無秩序に建てられた雑居ビル。インフラの整っている居住区に廃墟同然なバラック小屋と……傍から見ても貧富の差が歴然な、無秩序・無軌道といってしまえそうなある世界。そこを拠点として金貸し業で色々な用途に使っているスタジオを個人で所有しているアラン・スミス(神出鬼没の|動画配信者《フィルム・メーカー》・f41264)は、自分の許を訪れてきている人物からの申し出に耳がおかしくなったのかと自分の健康に疑問を抱かせられていた。
「もう一度聞かせてくれねぇか?」
「ええ、私を女優にしたふしだらな映像を撮ってほしいのですわ」
だからこそ、おかしくなったわけでも聞き間違いでもないことを確認するために目の前の女性――比良坂・逢瀬(比良坂の剣姫・f18129)にアランが問いかければ、彼女から返されてきたのは先ほど聞かされた通りの、自分を使ったAV撮影をして欲しいというもの。
変わらぬ返事に思わずまじかぁ……なんて考えてしまうアラン。まあ、清楚な着物美人――大和撫子というのを体現しているような女性が自分の所に来たのだから、お金関連で困っているのだろうと当たりを付け、ならその淑女然とした佇まいをどう穢れ堕としてやろうかと絵図を描いていたところに、その女性当人から、男と……それも複数との肉体関係を結んでいるところを撮って欲しいだなんて要求であったのだから、彼が面食らってしまうのは当然のこと。表情をうかがい知れないフェイスメット被ってて良かったと軽い現実逃避にまで流されてしまいそうに。
とはいえ、内容はどうあれ逢瀬はお願いにきたお客には違いない。だから――お願いを聞き入れることにして、どういうことをするのか実際に見てもらおうと(ちょっとした脅しも入ってはいるが)、今までに撮影した映像を見せることにしたら……彼女は、画面の中で複数の男に嬲られている女性の姿に目を釘付けになるどころか、じっくりと見つめたまま太ももを擦り合わせだしたりと興奮を覚えてきている姿を見せてきたのである。
そこまでの姿を見せられてはもう逢瀬のことを清楚か大和撫子だなんて見れない。故に――ここが引き返せるラインだと最後の確認を彼女に、どうしてそう願うのかとも合わせて問いかけることもしたりするのだが……生家の教育方針から厳しく躾けられたことで大和撫子だなんて評価を頂くまでになったけれど、自身の内面にはどうしようもないほどの淫乱な一面があるから、ですから、しがらみも期待も抱かれることのない地でありのままを曝け出したい、だなんて答えられてしまったことで、アランは遂に彼女のお願いを前面的に受け入れることに。
こうして逢瀬は自分を知らない――土地どころか世界も離れた地にて、大和撫子のイメージとは全く違う自分、男なら誰でもいいと公言するようなふしだなら女だと誰にでも思われるようになるためのその一歩を踏み出すことになったのであった。
そうして早速と始められる、逢瀬を主演女優としたAV撮影。元より乗り気なおかげか、どのようなシチュエーションであろうとも悦ぶだけだろうからと、彼女のデビュー作は変に凝ったり、奇をてらったものでもなんでもない、極々オーソドックスなものとしたようで、最初は自己紹介を兼ねたインタビュー。
『恋人は?』
「現在、特定の恋人はいません。いたこともありません」
『そうなの? 結構もてそうだと思ったんだけど……』
「どうでしょう? 殿方から想いを告げられたことは何度かありますけど……ただ交際にまでは至りませんでしたが。恋愛といものに積極的になれない性質だからかもしれません」
『今回、AVに臨むことになったけど、作品はよく見る?』
「見ます。乱交系を好んでいますので、よく……」
『じゃあ、オナニーとかは? いつからしたりしたの?』
「週に4、5回、玩具を使ったりしてますね。それに、今思えば初めての自慰行為をしてしまったのは10歳ことでしたでしょうか? 自転車のサドルに押し当てたりしていましたから」
『初体験は?』
「12歳。相手は当時、大学生だった従兄弟でして……夏休み、海水浴場の駐車場の車内でのカーセックスです。その後も大人たちに隠れてじばらくは関係を続けてました」
『経験人数は?』
「正確な人数は覚えていません。一度だけという方を含めるなら40……50人くらいはいってるかもしれませんね」
『ざっくり数えるにしても多いですね』
「思春期の頃には欲求もそれなりに強くしていましたから……金銭的に不自由はしておりませんでしたが、いわゆる援助交際というものをして、その分だけお相手の人数を増やしてしまっていましたから」
『そこ聞かされると、かなり遊び慣れてたりします? 経験人数も多いし、一番興奮したセックスってのもきっとあるでしょう?』
「そう…ですね。中学時代に友人と交際されていた方と関係を持ち、その人の童貞を奪ってしまった時でしょうか」
『聞きようによっては初物好きって思われそう。と……ではそろそろ、どんな人となりであるのかしっかり伝わったことでしょうし、見てくれる人達に向けて何か一言ありますか?』
「では……皆様、よろしければ、私でっ、たくさん抜いてくださいね……少し、はしたなかったでしょうか?」
カメラに映しだされる着物美人が、自分の名前を――撮影用の芸名でもなんでもない実名そのものを名乗り、次々と繰り出される……AV撮影だからこその、性欲に直結しているかのような質問に考えるというか思い出す素振りをしつつ、恥ずかしげもなく淀みなく答えていくだなんて、世の中に出回り視聴した者達を混乱・困惑させてしまいそうな映像として仕上がっていく。
ただまあ、逢瀬にとってはその方が淫らな自分と認識してもらえることだろうから、その方がいいんだろうけれど。というむしろそれを狙っている節もあったのだろうか……彼女は赤裸々に、齢も2桁になった頃には性に目覚めたこと、まだランドセルを背負ってるか降ろしてそれほどの時も経っていない頃には初めての男性経験を経たことも語り、挙句には男と肌を重ね合わせたいだけで援交――ようするに売春もして経験人数を増やしていたことも口にしてしまっていて、もはや自分の見た目清楚なイメージを払拭しつつその代わりに性欲に貪欲な淫乱女とさせてしまったことだろう。
ただその分だけ自覚が強めてきてしまうと、内心には気持ちが昂りだしてくることも事実。それゆえにインタビューを終わらせてくれたことでとうとう、AV撮影であるからこそのメイン。自分がはしたなく男を求める、性にふしだらなと知らしめるための性交の時が来たのだと、胸を高鳴らせて鼓動を速めてしまっていた。
そんな気持ちを抱いたままの逢瀬の身体が数人の男の手によって触られ出していく。まだ着物は脱いでいないために布越しでしかないけれど、それでも胸をまさぐるようにされてしまえば元々内面に抱え込んでいるふしだらな性質もくすぐられて淫欲を昂らされていき……口から艶の混じる吐息を漏らすようになってくる。
今の状況はどうみても、男達を一人で相手することに興奮している女だろうか、そんな姿が撮影されている――沢山の人達に見てもらえることに彼女の淫らな気持ちは高まってきてしまっており、着物をはだけさせられてしまうと抑えつけられていた形のいいおっぱいが、危ない所にまで持ち上げられた裾から太ももを露わにされてしまい、今度は布越しではなく直接柔肌に触れられ――
「ん、あっ!」
先程まで胸をまさぐるような手つきであったのが乳房を揉みしだくようにされて、直接太ももを撫でつけられる、上と下からの感触につい、大きな嬌声を上げてしまう。
軽く、イかされてしまったのかもしれない。それとも――柔肌を露わにされてしまったことで、男と交わることに貪欲な自分までも曝け出されてしまったとでも感じたのか。どちらにせよ逢瀬の興奮が高められたのは確か。だからこそ男達の――竿役であるために行為が始められた時点でさらけ出されていた股間に手を伸ばし、大きく反り立たせられていた男性器を包み込むように握ってしまうのも半ば無意識でのことだった。
「んむっ、ふぐ…んぅっ」
さらには、口元近くにまで差し出されてきた男性器すらも、そうするのが当然とばかりに流れるまま口に咥えこむことまでしてしまい、口内に広がってくる雄の臭いで昂っていくままに、手の中に包み込んでいる男性器を、慣れた手つきで扱きだす。
ちゅぷ、ちゅる…にちゃ、ぬち、ぬちゅり。
粘つく水音が男性器を含んでいる逢瀬の口から、彼女の手の中から聞こえだしてくる。咥え込んでいるのだから口の方は唾液だろうけれど、手の方は……先走りの汁が手の平に広がってきているからだろう。まあ、そんな反応をしてくれることは彼女からすれば自分がしてあげることで気持ち良くなってくれているということであるから悦び以外のなんでもなく、それならもっと――射精が我慢できないくらいに良くしてあげようとついつい、力を籠めて多少激しいものにしていってしまう。
だが、男達の方も逢瀬にされるがままでいてくれるはずがなく、触れられ、揉みしだかれているだけであったおっぱいに舌を這わせられるようになり、ギリギリで見えないように捲り上げられていた裾はとうとう、何十人もの男達を受け入れ続けたことで膣の入り口がめくれてしまっているおまんこを丸見えにされてしまい、そこにも男の舌が……。
「んふっ!? んん…っ! ふきゅんぅんっっ!!」
触られているのとはやはり違う舌の感触に、慣れているとはいえ一度に複数からされて、それを囲まれながら見守られるてしまうことには、この人達全員と交わってしまう……自分の身体は持つのだろうかと――ゾクゾクとしてきてしまい、口に咥えこんでいる、、手で扱いている男性器を強く吸い上げてしまったり、搾るように握り込んでしまったりで、彼等の射精欲をあっさり突破させてしまったのである。
「んぶふっ!? おご……ごくっ、んく…ぢゅぢゅっ! んっ、こくんっ」
宣告もなしな――というかさせなかった射精によって口内を精液で満たされていってしまった逢瀬であったけれど、数々の男性経験は精飲すらも経験済みであるから、口の中に広がるお世辞にも美味しいだなんて言えない、むしろ生臭さと苦さしかない精液をまるで甘露のように舌の中で転がして味わい、躊躇うことなく飲み干したと思えば手の中で受け止めていたことで溜まっていた同じ白濁の粘液を舐め取っていってしまう。
逢瀬の顔を見てみれば、朱に染めた頬が見て取れることから淫欲に酔いしれているようで、その姿だけでも淫らさと艶色を同時に醸す一枚の絵のよう。けど、彼女は精液を味わったことですっかり性欲に溺れ切ってしまったのか、撮られていることも忘れて白濁液に塗れたままの手で自分のおまんこを弄りだす精液オナニーなんてことを始めてしまったのだ。
「ふあっ! ん…あっ、私のおまんこ……もっと、殿方のモノで気持ち良くしてっ! 熱いのなら幾らでも……何人からでも一番奥の方で受け入れさせてもらいますからっ」
竿役の男優達――ひいてはカメラの前で見せつけてしまう自慰行為。指先に滴っていく精液が膣内に突き入れられては、内側の柔肉を引っ掻くことで感じる快感に悶える逢瀬。淫らで卑猥なことになってるおまんこをよっくと見せるような、脚を広げてしまっていることに、自分でしているせいで自分では気づけないままで。
「う…あっ、早く、欲しいです。殿方のを……私のおまんこに。深いところまでぐちゃぐちゃにして欲しいのっ」
もはや逢瀬はこれがAV撮影だということを頭からすっぱり忘れ去ってしまっているのか、今すぐにでも自分のおまんこに勃起チンポを突き入らてほしいと懇願を叫んでしまい、自身の手で挿入しやすくなるよう愛液を膣の中から掻きだしていくオナニーによって潮を噴き出すにまで至ってしまうのであった。
場面は代わり……何も纏わない、産まれたままの姿になった逢瀬はいつ挿入してもいいからとお尻を上にしながら愛液に濡れだしてきているおまんこを丸見えにさせつつ、腰掛けている男優の股間に顔を埋めて男性器を口に咥えこんで頭を前後に振っており、そうすることでおっぱいも小さく揺らし、滴り落している淫水を床に広げていっている。
もう完全に誘っているとしか思えない姿……で、あるからこそ、逢瀬が待ち侘びていた男のモノの先端がおまんこに宛がわれてきた感触に歓喜を覚えてしまったようで、ビクリと身体が僅かに震わせてしまう。
「んぶふぅんんんっっっ!!」
触れただけでのそんな反応であったのだから、男が腰を前にすることでおまんこの中を押し広げられながら侵入されて、膣内を抉られ牝粘膜を擦り上げられていく快感はどれだけのものとなって頭のまで届いてしまっているのか、逢瀬は思わず、口に咥えていた男性器を喉奥に届いてしまうのではと深く飲み込みながらくぐもった嬌声を上げてしまっていた。
ただ彼女がそんな、快楽に表情を惚けさせてしまっていたとしても性器同士を繋げ合うのはまだ始まったばかり。おまんこに突き入れていくさなかの男は逢瀬が見せる淫らな姿に、これだけ好きであるのなら遠慮の一つしてあげる必要もないと勢いよく突き入れてきて、根元にまでしっかりと挿し込んだのだ。
そこから、男女の交わりが一旦の小休止を取る事もなく行われだすことで男が腰を前後することで彼の性器は逢瀬の膣の中を何度もこすられていくことになり、互いの淫欲を揃って昂らせることになっていく。
にぢゃ…っ! ぐち、にゅぢゅっ!
男が腰を動かすほどに、淫水による粘ついた水音と、ばちゅんばちゅんとぶつかりあう肉音とが鳴り響き、そんな卑猥な音が立てられる度に逢瀬の膣内では肉ヒダを男性器によって擦り上げられていく感覚を、自分の身体の中のことだからと逢瀬は余すことなく感じ取ってしまっており、そこを中心に全身に広がっていく痺れるような快楽に脚に力が入らなくなってきてしまうのだが。
「ん…ちゅぷっ、れる……んぅ、お…っ、ぶっ、うぅ……っ! ふくぅんん…っっ!!」
彼女の腰はしっかりと掴まれてしまっているから崩れ落ちる心配はなく、そうさせてもらっているならと完全に相手に自身の体重を預けながら、口の方で咥えこんでいた男性器に舌を絡ませて亀頭を舐めては玉袋を揉んであげたりと、また精液が欲しいと射精したくなるような奉仕を続け、腰を押し付けられることへのお返しと膣壁をうねらせ、奥まで届いてくる男のモノで身体を震わせられる心地良さに自身を委ねていってしまう。
上と下の口で逢瀬は男達を悦ばせる行いが続けられることになれば落ち着くよりもイケるところまでイってしまえとばかりにこのセックスの激しさが増してしまうというもので。逢瀬の身体はただただ男を悦ばせるための物とされてしまうのだが、逢瀬当人もそれを受け入れてるかのように奉仕をしていた口はおまんこの代わりとばかりに咥えこまされた上で喉の奥にまで勢いよく突きこまれるのを繰り返されることに……膣の中でも子宮口辺りを掠らせるような動かされてしまうことにも、このまま――いつでもいいから精液を出されたい欲情を湧き上がらせており、それがもうすぐだと全身をゾクゾクとさせてしまっていたのだけれども。
ただそこまでいってしまえば、射精されることにさほどの時間もいらなかったようで――逢瀬は喉の奥深くにまで突き入れられた、子宮口に亀頭を押し付けてくるほど深く挿し込まれてくる男性器の先から放出される精液を、上下の口、両方で受け止めさせられることになったのだ。
「んふあ…っ! んくぅあ…あっ! ふぶうぅんんんっっ!!」
どく、びゅる、口内のおまんこに突き入れられている男性器が脈動するほどに流し込まれる精液。もう一度味わされるにしても躊躇うことなく嚥下していきつつも、膣の奥深くた叩きつけてくるかのように噴き出されてくればそれだけでも快感と、男達が射精してきたことに僅かに遅れて逢瀬も快楽の頂きに達せられた証である嬌声を上げてしまう。膣の奥にまで精子を流し込まれることに対して気にする素振りもなく……といっても孕まないように対策しているからこそで、容赦なく膣内射精されてる方が視聴する者の興奮を高めさせるというのもあるのだが。
まあ、今や撮影のことなんて快楽の前にすっかり忘れ去っているのが逢瀬である。単純に気持ち良くなれるから膣の奥深くで受け止めただけに過ぎず、出し切った男性器が抜かれればまた同じ快感が欲しいとばかりにおまんこから精液が溢れ落ちていくところを見せつけるだけで。
「もっと、私のおまんこを使って下さい。何人のでも、何度もで熱いのを受け止めますから……中にも身体にも、ください…っ」
まだまだ物足りないから、セックスを続けて欲しい――皆でこの身体を使ってと懇願してしまうのも当然のことでしかなかったのだ。
そんな逢瀬であったから、男の一人が彼女の身体を後ろから抱き上げ、自身の腰――反り立たせたままの男性器の上に乗せておまんこへの中にへと挿入がされ始めていく。
「はぁあっ! またおまんこの中にぃ、こ、この体勢では、いっぱい奥にまで入ってきて……」
相手が代わるにしてもまたセックスを続けてくれることに悦びを隠しきれない逢瀬は、男の上に乗せられてたことで自重で子宮ごと身体を持ち上げられてしまうと思えるほどに深々と挿し込まれてくることにもゾクゾクと快感を覚えてしまっている表情を浮かべてすらいる。
獣の交尾と似た先ほどのセックスとは違い、性器同士を繋げている部分もしっかりと見えてしまう体勢であるから、嬉しそうに男性器を膣内に飲み込もうとしているところ、快楽で乳首をツンと固く突き立ててしまっているところも余すことなく見せつけながら、淫らに悶えて、さらに男を誘うような喘ぎ声を上げてしまう。
「ん…ふっ! あ…! 私のおっぱい、硬いのが押し付けられて……乳首、こすれてっ!」
なものだから、逢瀬の身体の何処でもいいから情欲をぶつけてしまいたい衝動に走らせてしまい、おっぱい――固くしている先端の乳首に勃起させて硬くしている性器を押し付けてくることまでさせてしまうのだが、彼女はそれすらも快楽に昇りつめさせてくれるものと受け入れるだけであり、自分の手を添えることで離れないよう密着させる。
そんな状態のままで腰を突き上げられてしまえば当然、逢瀬の身体は浮き上がられてしまうわけで、結果、膣粘膜をこすりあげられていくと同時に乳首と男性器もすりあうことになり、彼女が享受していく快感はより濃いものとされていってしまえば……
「お…っ! んひゅ、んくぅっ!? おまんこぐちゅぐちゅにされて、イイ…っ!! おっぱいもっ! 硬いので乳首こすれてっ! あ、あぁあっっ!!」
逢瀬はとかく、セックスの快感に溺れ切った淫猥な姿を曝け出すほどになってしまっていて、休むことなく頭の中にまで突き抜けてくる気持ち良さに何を口にしているのか、当人ですら分からなくされてしまっていた。
今考えられることは性欲のままに振舞い、セックスの快感に身を委ねるだけ。ただそれだけを目的として身体を揺すり、揺すられていく逢瀬と数人の男達。膣の中、押し上げてくるように突かれていく心地良さ、それに触発されて乳首に押し付けられている男性器を捏ね回すように指先で弄るだなんてこともしてしまっている。
「お、おまんこの奥ぅ、ごつごつ、掻き回されてて……おっぱいも、なんだか 変に…っ、も、もう……くる、キちゃ…っ!! イっちゃう! イっちゃうからぁっ!! また、いっぱい精液頂戴っ! 熱いのお腹の奥にでもどこでもいいから、出してえぇぇっっ!!」
それを続けていけば、限界なんてのは容易にやってきてしまうもので、先に快感の果てにまで達してしまった逢瀬は自分とセックスしてくれている男性達に向けて、ぶっかけてくれるのでも、膣の奥深くに流し込んでくれてもいいから精液を欲しがるようなことを栗走り、それを聞き届けた男達は彼女の性器に突き入れたままの、おっぱいに押し付けているままの男性器の先から白濁の体液を発射してしまい、逢瀬の身をさらに穢すことにしていくのであった。
おまんこの中で脈動するごとに精液をお腹の中に放出してくる感覚を再度味わうことになった逢瀬はおっぱいの所でも射精されたことで胸元や顔も白濁に汚されていくのだが、しかし彼女からすればそれもセックスで気持ち良くなった、なってくれたという証明でしかないのか、ただただ恍惚とした表情を浮かべるだけで、出し切ったことでやっとのこと膣内から男性器が抜かれていくことに若干の侘しさを感じる程度にはなっていたようなのだが。
「は…あっ、はぁ…っ、んっ!? あ、また…してくれるのですね……」
続けられたセックスに多少なりの疲れて仰向けになった逢瀬の腰を掴んできた、また別の男からの膣内への挿入をなされることで、逢瀬は休ませてもらえないのか――と、またも淫欲に染まりきった顔を浮かべてしまい、されるがままに受け入れていく。
結局、逢瀬主演のAV撮影のために集められた男優達からの膣内射精を全員とされるまでセックスが繰り返され、一巡したのちもまだまだ続けられることなってしまうのだが、その間彼女は終始セックスしてくれる悦び包まれているかのような淫らな内面を隠すことなく曝け出したままで――清楚な一見ながら実は淫乱な女というギャップを映した映像は、なかなか好評を得て世の中に出回ることに。
そのおかげか、自分のことを知らない世界での逢瀬の評価も『セックスが好き過ぎなふしだなら女』というのを不動のものとして、以降生家での私生活とは別にAV女優としての道も歩むことにもなり……次の作品を楽しみにしているという要望に応えてあげようとアランに次の作品はこうゆうのはどうかと、自ら持ち掛けては自分を使ってもらうAVを増やしていくのであった。
成功
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