3
0
【St.バレンタイン2】甘いひと時をもう一度

#アナザープレヱス・リフレイン #St.バレンタイン2 #日常シナリオ #プレイング受付中 #途中参加歓迎 #団体歓迎

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#アナザープレヱス・リフレイン
#St.バレンタイン2
#日常シナリオ
#プレイング受付中
#途中参加歓迎
#団体歓迎


0




「チョコ、作りたい!」
 そう叫ぶのは、仮面をつけた予言の巫女、エンディカだ。
「チョコを作るって言ったって、作り方が分からないと……ん?」
 そんなエンディカに付き添う眼鏡のキサラが、辺りを見渡し、そして、彼女を見つけた。
「え? 何?」
 去年、チョコレートを作ったキヨだ。ちなみに、無事にチョコを作れたが、それは幾度となくチャレンジした末のちょっと歪なものだった……というのは記しておこう。
「バレンタインデーは、人にチョコを配るんでしょ? お世話になった人に作って配りたい! 教えて!!」
「ちょ、ちょっと待って!! えっと、作れるけど、私は先生じゃないから、他の料理が得意な人に頼みましょ!!」
 そういうわけで、英雄や猟兵達が呼び出されたのであった。

「というわけで、一緒にチョコを作ってくださる方を探しています。あ、すみませんが、私は……その、当てにしないでくださいませ」
 恥ずかしそうにそう告げるのは、響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)。正直に言おう。彼女もキヨと同様の腕の持ち主だ。一応、作り方は知ってはいるが……リズが増えたとて、何かが変わるということは、たぶんないだろう。
「とにかく、チョコを作れる方、もしくは、一緒にチョコを配布する方などを募集しますわ。エンディカ様は、バレンタインの事を少し誤解しているらしく、お世話になった人たちにチョコを配る素敵な日だと思っているようです。彼女の気持ちを汲むようにお願いいたしますわ」
 正しい情報を教えてもいいが、否定はしてほしくないとのこと。
 せっかくの良き日。チョコレートで感謝するのはいかがだろうか?
「万が一……その、チョコが上手な方が来なかった場合は、私が責任を持って、美味しいチョコを購入してきますので、そのときはそちらをエンディカ様と共に配布してくださいませ」
 一応、もしものための策は用意しているらしい。
 果たして、今年のバレンタイン……無事に終わるのだろうか?


柚葵チハヤ
 どうも、こんにちは! 柚葵チハヤです。
 今年も遅れてきましたが、アナリフでも、バレンタイン行かせていただきます!!
 もしよろしければ、楽しく参加していただけると嬉しいです。

 今回は、参加に制限はありません。めいっぱい楽しんでいただければと思います。
 参加する際は、下記の指針に沿ってどうぞ。

(1)エンディカと共にチョコ作り。
 エンディカとキサラは初めてになります。また、キヨは……作った経験はあるものの、もう作りたくないなと思っています。そんな彼らのために、チョコ作りを教えてあげたり、サポートしてあげたりしてください。
 ここでたくさん作ると、後ほどの配布やパーティーが豪華になります。

(2)チョコを買いに行く。
 帝都で売っているものや、他世界で購入しに行きます。何も指定がなければ、自動的に帝都でのショッピングとなります。それ以外の場所で購入する際は、場所の指定をお願いします。誰かを誘うのも楽しそうですよね。

(3)チョコを渡す。
 エンディカと一緒にチョコを渡したり、思いを伝えたい人へと一人で渡す際はこちらをどうぞ。
 わいわいと楽しみたい方は、エンディカと共に。そうでない方は、ぜひ素敵なサプライズを目指してください。

(4)チョコレートパーティー。
 エンディカとのチョコ配布が終わったら、キサラとリズが労いのパーティー会場を用意してくれます。
 そこでお茶とチョコを食べて、盛り上がってくださいませ。どちらかというと、お茶会的なパーティーの予定です。

(5)その他。
 それ以外でやりたいことがあればこちらにどうぞ。その際は、他の選択肢よりも、より詳しく記載をお願いいたします。

 以上となります。
 また、アナリフのNPCおよび、当方のグリモア猟兵を指定して、過ごすことも可能となります。
 もしよろしければ、こちらもどうぞ。

 あ、誰かとお誘いあわせの際は、お相手の名前やID、グループ名もお忘れなく!
 皆さんとの楽しいバレンタインプレイング、お待ちしています!!
77





第1章 日常 『プレイング』

POW   :    肉体や気合で挑戦できる行動

SPD   :    速さや技量で挑戦できる行動

WIZ   :    魔力や賢さで挑戦できる行動

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ルネ・ロッサ
ルネの救援プレです。
日常か戦闘向け。

【日常系】
「種族」か「ジョブ」を活かした行動描写をお願いします。
ダンピール(種族)が活きる場面は、吸血鬼ネタで対応です。
ジョブは、ブラック・メイドナイト(黒騎士×パーラーメイド)です。
ジョブが活きる場面は、メイドネタや喫茶店ネタで対応です。
『コイネガウ』の希島でルネ・カフェを経営するメイド長です。

【戦闘系】
戦闘の立ち位置は前衛の物理&魔術アタッカーです。
魔法の大剣を振り翳して戦います。
パワータイプよりはテクニカルタイプです。
メインで戦う人がいたら役割は補助的です。
逆にメインで戦う場合かソロの場合は前衛攻撃に特化です。

UCお任せ。
アドリブ・連携歓迎。
NG無し。



◆美味しいチョコを作ろう!
 どうやら、ここでたくさんチョコを作ると、今後のパーティーに役立つようだ。
「教えてあげようかと思ったけど……私の教えは必要なさそうね」
 仲間の一人がエンディカ達の方へと向かっていくのを見送りながら、ルネ・ロッサ(ブラック・メイドナイト・f27104)は、ならばとパーティー用のチョコレート菓子作りに精を出すことにしたようだ。
「チョコもいいけど、ここはやっぱりケーキよね」
 慣れた手つきで、次々とスポンジを焼いていく。いや、それだけではないようだ。
「パウンドケーキにブラウニーも必要よね……他にも何かあったかしら?」
 たくさんの人達が来ても大丈夫なように、たくさん作らねばと使命感を持っている様子。
 種類豊富に、チョコケーキをこれでもかと用意していった。
「次はデコレーションと切り分けかしら?」
 だんだん楽しくなってきて、ルネはハミングしながら、チョコクリームをデコレーションしていく。念のため、チョコが苦手な人の為に、ショートケーキやチーズケーキまでも作っている様子。
 気が付けば、たくさんのケーキがキッチンに用意されていた。
「これだけ作れば、パーティーは問題ないわね!」
「うわ、すげえ数のケーキっ!!」
 そこに、お腹を空かせた涼介がやってきた。さっそくつまみ食いしようとする手を、ルネはぱちんと叩いて止めた。
「食べるのは、これを会場に運んでからですよ」
「ふあーい……」
 ちょっと居たかったのか、涙目な涼介にルネはこう付け加えた。
「手伝ってくれたら、私の特製パフェもおまけしてあげるわよ?」
 どうすると、ルネが首を傾げると。
「バッチリ、手伝わせていただきますっ!!」
 びしっと敬礼して、さっそく、涼介は出来上がったケーキを次々とパーティー会場へと運んでくれた。
「わあ、助かっちゃった。なら、ちゃんとパフェ作ってあげないとね」
 こうして、涼介は無事、ルネの特製パフェを頂くことが出来たのである。
 いや、パーティー会場に、美味しいたくさんのケーキが運ばれていったのであった。

※称号「美味しいケーキ屋さん」を獲得しました。後ほど獲得リストをご確認ください。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ムゲン・ワールド
(1)

 柚葵チハヤマスターにおまかせします。可愛い女の子と仲良くしたいムゲン・ワールドをお願いします!

 以前の全体リクエストのリプレイが良かったので、おまかせプレイングで問題なければ、是非今回も参加させて頂きたいです。

 ムゲンは一度目の学生時代、バレンタインにチョコレートを作った経験があるので、お菓子はそれなりに作れます。(ただし当時は勇気がなかったので本命チョコは渡せませんでした。義理チョコはたくさん配りました)

 ムゲンはキサラとエンディカだと、どちらかというとエンディカが気になるようです(初恋の人と同じ白髪和装だからかもしれません

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



◆美味しいチョコの作り方 ~ムゲンの場合~
 今、迎賓館の厨房にて、ムゲン・ワールド(愛に生きたナイトメア適合者・f36307)は、女性陣に囲まれていた。
(「まさか、ハーレムになるとは……」)
 ちょっぴり、これが幸せなのかと思ってしまうほど……なのは、口に出さないでおこう。
「ああ、そういえば……自己紹介がまだでしたね。私はムゲン・ワールドと言います。もしよろしければ、名前をお聞かせいただけませんか?」
 目の前には、前回であったエンディカとキサラともう一人。
「小鳥遊キヨ。キヨでいいわよ」
 既に予習してきたのか……キヨの手には、いくつもの絆創膏が見え隠れしている。
(「そういえば……皆、あまり料理が得意ではないって言ってたっけ」)
 それを教えてくれたリズも……と思い、少し頭が痛くなった気がしたが、忘れることにした。
「それじゃあ、さっそくチョコ作りを始めましょうか」
 そう呼びかけるムゲンに。
「はい、先生!」
「よろしく頼むわ」
「で、何をすればいいかしら?」
 エンディカは元気よく、キサラはちょっぴり面倒くさそうに、そしてキヨは、サポートなら任せてと言わんばかりに声を出すのであった。

 ムゲンは学生時代、バレンタインにチョコレートを作った経験がある。
 しかし、当時は勇気が出せず、義理チョコをたくさん作り、それを渡したことがあった。
(「今なら……もしかしたら」)
 と、湯煎して解けたチョコを混ぜながら、ムゲンは思う。だがそれもほんの一瞬。
「ねえ、ゆせんしたけど、これ、どうする?」
 隣にいたエンディカが首を傾げて尋ねた。
「そうですね……エンディカさんは、クッキーはお好きですか?」
「クッキー好き!」
 きらきらと目を輝かせていうエンディカに、ムゲンは思わず笑みを浮かべる。
「では、クッキーにチョコを浸していきましょうか。トレイにくっつかないように、クッキングシートを乗せてから……」
「うん、わかった」
 ムゲンが指導して気づいたことは、エンディカもそうだが、キサラもキヨも、ちゃんとした教えがあれば、きちんと料理は作れそうだ。
「ねえ……このバジルパウダー入れたら、美味しいんじゃない?」
「いいわね、試してみましょうか」
 ただ、キサラとキヨは、実験好きなようで、気づかずに材料には入らないものを入れようとする。
「バジルを入れるよりは、こちらのシュガーやアラザンをつけるといいですよ。後は……ミントの葉でしょうか?」
「なるほど……」
「見た目も豪華になっていいわね」
 納得すれば、すぐに対応してくれるので、話は早い。ただ、その都度、教えなくてはならないので、少々面倒ではあるが。

「ムゲン、エンディカのチョコできた!!」
 数時間後、エンディカを含む三人のチョコが無事に完成した。
 エンディカは半分チョコを浸したチョコクッキーを、キサラはシュガーを乗せたチョコ、そして、キヨはアラザンと金平糖を乗せたカラフルなチョコである。
「どれも美味しそうなチョコができて、良かったですね」
 もちろん、ムゲンも配るための義理チョコを完成させていた。
 さっそく、袋に入れて、家に持ち帰り、ラッピングするつもりだ。
「先生、口開けて」
「口? あーん?」
 エンディカに声を掛けられ、ムゲンは思わず口を開けると。
「もぐ?」
「教えてくれたお礼。ありがと、ムゲン」
 どうやら、エンディカはお礼に完成したチョコクッキーの一つをくれたようだ。
「あ、ズルい! 私も渡そうと思ってたのに」
「一歩、遅かった……」
 後でキサラとキヨからもチョコをもらって、ムゲンはご満悦。
「皆さん、ありがとう。とても嬉しいですよ」
 甘いチョコのおすそ分けに、ムゲンの心もほんわか暖かくなったのであった。


※称号「三人のチョコ師匠!」を獲得しました。後ほど、獲得リストをご確認ください。

大成功 🔵​🔵​🔵​