●血が滲むほどに
ああ――度し難い!
幾等、われら『ダークリーガー』が反則を省みないと言っても、あのような『提案』を受け入れるものか! 何? 金ならくれてやる? くれてやるから次の試合『負けてくれ』だと? はっ! この私、時宮・朱鷺子も甘く見られたものだ。だが――良いだろう。われら『ダークリーガー』、われら『アスリート』の力で以て、その腐った性根を叩き直してくれる。世界の破滅も回避できた事だ、世界征服のついでに掃除もしてやろう。
――その為にはまず猟兵達にも協力してもらわねばな。
確か、この近くにグリモア猟兵がいた筈だが……。
おお、いたいた、そこのグリモア猟兵! 話を聞いてくれないか?
●グリモアベース
「みんな!!! ぐるぐるバットの時間よ!!!」
グリモア猟兵、吐院・ぐるめはまったくいつもの通りに君達へと声を掛けた。
「ふっふっふ。聞いて驚かないでね。なんと! 最強のダークリーガーから試合してくれって頼まれたのよ!」
最強のダークリーガーと聞いて『そんな莫迦な』と思う猟兵もいる事だろう。あの時宮・朱鷺子がよりにもよって『ぐるぐるバットの試合』を申し込んできたのだ。
「まあ、それにはちゃんとした理由もあるんだけどね。アスリートアースには『スポーツ』を『金』で動かそうとする悪い奴がいるのよ。今時流行んないわよね。で、なんだか知らないけどソイツ『時宮さん』に八百長試合しろって言ったらしいのよ。いや殺されるわよ普通。で、時宮さんはそいつに『素晴らしいぐるぐるバットの試合』を魅せて改心させようって私に直接声を掛けてきてくれたのよね。こりゃもうやるしかないっしょ!」
「あ、今回の『ぐるぐるバットの試合』は『基本ルール』になるわ。どうやって回るのか、回転数、回った後のリアクションによって点数が増えたり減ったりするやつね。勿論、🌈も点数に『加算』されるから恥を捨てなさい。それじゃ、よろしくね」
レッツ・ゴー・サイクロン!!!
「……あ、個人的なお願いになるんだけど、私のチームが全員ダーク化したって耳にしたのよ。彼女等も元に戻してくれたら嬉しいわ……」
にゃあら
にゃあらです。
最強のぐるぐるバットというものを教えてやろう。
第一章。
ぐるぐるバットチーム『バッド・サイクロン』との試合です。
彼女達は『ぐるぐるバット』のプロです。
全力で挑む事をオススメします。
第二章。
最強のダークリーガー『時宮・朱鷺子』とのぐるぐるバット対決です。
時宮・朱鷺子は時間遡行能力を失っていますが、それでも尚『最強』です。
ぐるぐるバットがなんたるかを理解しています。
宜しくお願い致します。
第1章 集団戦
『バッド・サイクロン』
|
POW : レッツ・ゴー・サイクロン!
レベルm半径内を【クソザコ三半規管空間】とする。敵味方全て、範囲内にいる間は【ぐるぐるバットの回転数・速度】が強化され、【状態異常抵抗率、無効化、反射、回復など】が弱体化される。
SPD : スピニング・イェーガー!
【体勢を崩す】【回復阻害攻撃】【時間稼ぎ】と【束縛】【ロープワーク】【気絶攻撃】を組み合わせた独自の技能「【猟兵ブレード】」を使用する。技能レベルは「自分のレベル×10」。
WIZ : 虹色の彼方
【🌈】のオーラを纏い、自身の【ぐるぐるバット】競技力と【猟兵ブレード】競技力を2〜8倍にする(競技が限定的である程強い)。
イラスト:mozuku.
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
説明しよう――!
ぐるぐるバットとは!
古代バトリンピアにおいて『神と同一化する為の儀式』として始まった、由緒正しいその他スポーツである! まず、神と同化する為にはぐるぐると回転し、目を回さなければならない。トリップした状態で虹色の彼方に到達する事でアスリートは神の領域へと身投げ出来ると謂うワケだ!
なんだか怪しげな宗教めいているが悉くは真実で在る。
故に! 現在でもぐるぐるバットが行われていると謂うべきだ!
そして――最強のダークリーガー『時宮・朱鷺子』は繰り返し時を遡り、様々な特訓を熟してきた。勿論、その特訓の中には『ぐるぐるバット』も含まれる! だから――たとえ『どんなスポーツ』でも私は全力でやり遂げる、それを冒涜するような所業は何者で在れ赦し難い! その性根をぐるぐるバットで叩きのめしてやるのだ!
先ずは『初戦』――最強のダークリーガーが『ダーク化』させたのはぐるぐるバットの申し子『バット・サイクロン』の選手達である! 彼女達はチーム名を『バッド・サイクロン』と変え、猟兵達に勝負を挑む――!
如何やらグリモア猟兵の個人的な願いとは『これ』の事のようだ。
彼女達を正気に戻す為、ぐるぐるしなければならない!
さあ、準備は良いか?
目を回して🌈ぶち撒ける心の準備は良いか?
レッツ・ゴー・サイクロン!!!
李・麗月
戦争も終わったしぐるぐるとしばらく縁がないかと思ったけどそんなことは無かったわねぇ。
月麗天牙を薙刀形態で地面に突き刺しつつ指定コードをお発動して対戦相手の皆を魅了しちゃうわぁ。
月麗天牙に捕まりつつ両足を掴んでもらって強化された相手の能力で回してもらってレッツ・ゴー・サイクロンねぇ。
勢いよく回りながらポールダンスよろしく艶めかしいポーズ取りながら魅了を振りまいてアピールするわぁ。
……まぁフィニッシュまでは我慢するけど終わったら🌈でオロロロは避けられないでしょうねぇ。
まぁお相手連中は見惚れて競技どころじゃないから勝てると思うけどぉ。
ああ、オロロロなシーンは見えないよう遮蔽になってもらおうかしらぁ
嗚呼、最早、オマエに対しては説明など不要なのではないか。嗚呼、愈々、オマエはベテランと呼ばれるべきではないか。戦争が終わったと謂うのにn度目のぐるぐる、ぐるぐるが過ぎて目玉以外も回ってしまいそうな気分に陥った。しばらく縁がないかと思ったけど、そんなことは無かったわねぇ。ちょっと暢気してはいないかオマエ、今回の大トリはあの『最強のダークリーガー』だと謂うのに。別に、最強でも、無敵でも、ぐるぐるバットの試合じゃ関係ない気もするわぁ。まったくオマエの科白の通りだ。ぐるぐるバットとは即ち『神』のみぞ勝敗を知る、由緒正しき儀式なのである。それじゃあ、早速だけどぐるぐるしていくわねぇ。ぐるぐるする為に使うのは基本的にバットだ。そう、基本的である。
ぐるぐるバットに使用されるバットはどんな形状で在れ『ぐるぐる回る』事に適していればOKとされる。たとえば、これが遊園地のコーヒーカップでも眩暈がするなら許可されると説くべきだ。そんな中でオマエが選んだのは――薙刀である。鋭利な部分を地面に突き刺し軸とする。ところで、此処でひとつ審判からの指摘だ。その状態では薙刀……バットを動かせないのでは。また随分とせっかちな審判も居たものだ。オマエの創意工夫は、埒外性の発揮は『今から』と告げると宜しい。
馥郁だ。ステージに蔓延したのはオマエの|魅力《うつくしさ》そのものだ。それに釣られて、誘われて、目が回っていないのにフラフラとバッド・サイクロンの皆さんがやってくる。|月麗天牙《なぎなた》をしっかりと握り締めたオマエをよいしょと、水平になるよう持ち上げる。この手伝いは『八百長』に引っ掛からないのかって? 引っ掛からない! ぐるぐるバットとは! 如何に自分の三半規管を痛めつけるかが勝負の鍵となる! その為であれば『だいたい何をやっても』問題ないのだ!
レッツ・ゴー・サイクロン!!!
🌈のオーラを纏ったバッド・サイクロンの皆さんがオマエの身体を無茶苦茶にぶん回す。まるでポールダンス。いや、ポールにしっかりと粘着した、サイクロンの種子か。艶めかしいポーズを決めたところでオマエは理解する。これ、回転が早すぎて審査員に見えてないわねぇ……? だが! スローカメラで確認すれば加算されるだろう。やっておいて損は無い! ようやく身体が減速し始めた。この気持ち悪さはちょっとした拷問に等しい。
目が回るけれど、頭も痛いけれど、でも――オマエは如何にかフィニッシュまで耐えきった。真っ蒼な笑顔はきっと百点、いや、百二十点満点を越えている。ぐらりと倒れたとしてもバッド・サイクロンの皆さんが遮蔽になってくれる筈。これが肉壁的な【見せられないよ】と謂うワケか。【オロロロロなシーン】
見惚れていたのでバッド・サイクロンの点数は0。
猟兵の完全勝利だ。
大成功
🔵🔵🔵
露木・鬼燈
試合開始直前だが僕には謝らなければならないことがある
すまない、ほんとーにすまない!
前々から気づいていたと思う…
うん、ぐるぐるし過ぎでネタが枯渇してるんだ
すまないっ!
故に僕は全てを天の意思に任せるっぽい!
ほんとーにすまない
でもぐるぐるは本気でやるからねっ!
重要なのは一生懸命にやる事だ。
たとえ限界を迎えても、才能に頼らざるを得ないとしても、
オマエはぐるぐるバッターである。
頭を下げる行為はぐるぐるバットにおいて必要不可欠なものだ。基本姿勢を維持し、高得点を掴む為にはお辞儀よりも深く深く頭を垂れなければならない。だが、オマエは、ぐるぐるバットの達人とも謂うべきオマエは『謝罪』の術として『それ』を選んだのだ。そう、試合開始直前だが僕にはどうしても謝らなければならないことがある。すまない、ほんとーにすまない! 何をそんなに頭を下げているのかとバッド・サイクロンの皆さんは慌てふためいている。目を回すには早いと謂うのに目の玉ぐるんぐるんだ。前々から気付いていたと思うけど、その……うん、ぐるぐるし過ぎてネタが枯渇してるんだ。至極当然――! ぶっちゃけこれを書いている誰かさんも似たような状況に陥った事がよくある! すまないっ! 故に、僕は全てを天の意思に任せるっぽい! そういう事なら仕方がないと虹色の彼方、オーラに塗れたバッド・サイクロンの皆さんは全力で応援をしてくれる。敵味方関係のないこのエールは、さて、悪い金持ちの心に如何響くのか!
くじ引きタイムだ。オマエが握り締めた|埒外性《チート》の名はプログラムド・ジェノサイド! 己の脳髄に|連続攻撃《ぐるぐる》を刻み込む事でこれを確実に起動させるユーベルコード! だが、オマエは此処で気が付いた。この|諸刃の剣《ぐるぐる》は端からコントロールする事が出来ない。いや、これでいい! これがいいっぽい! 運否天賦を自ら望んだのだ、本気で、全力でぐるぐるを執行しなければぐるぐるバッターでなくなってしまう! それで良いのでは? ええい、ぐるぐるは「世界を救ったんだ」!
レッツ・ゴー・サイクロン!!!
ぐるぐるバットは基本姿勢で始まり🌈で終わる。それこそ基本に忠実に『ぐるぐる』するのが絶対だ。おお、視るが好い、ネタ切れに苛まれても尚、神へと手を伸ばすこの嵐を。螺旋を孕むサマはまさしくアスリート、オマエの魂に光輝在れ!
いつもより多めに回る事、おお、険しき哉、ぐるぐるバットの道!
何故ならば、常に歪んで見えている🌈。
成功
🔵🔵🔴
ルキフェル・ドレンテ
ふん、相も変わらず狂った遊びだ——M'lady、何故俺の袖を引く?
戦争は終わったのだ、こんなもの付き合わずとも…
…まさか気に入ったのか?あれを?
度し難い…!!
…だが考えてもみれば、視覚がなくとも楽しめる遊戯だとすればそれも道理か?
ふむ、それならば狂ったダンスの亜種とでも捉えてエスコートする他にあるまい…
癪だが敵のUCの効果も借りながら全力で回——…なぁM'lady?もう良くはないか?
おい止めろ、馬の骨ども!殺す、貴様らだけは絶対に殺す!
途中から呪詛を振り撒きつつ、止まらないので始末に負えん
何が🌈だ!黙れ塵ども!
オーラ防御とマントで彼女の|尊厳《プライバシー》は確保しつつ
嗚呼…否、待…っ
🌈
クソザコ三半規管空間はある意味で平等だ。
如何なる存在でも虹色の彼方へとすっ飛ばせる。
星と独楽の違いすらも理解出来ないのか、良くも悪くも、この世界の人々は純粋である。オマエのオツムからすれば、寧ろ、悪い金持ちとやらの方が正気に思えてたまらない。ふん、相も変わらず、反芻するのが大好きな馬の骨どもだ。狂った遊びとイカレタ円舞の融合だ、まったく、これでは何処かの出来損ないの這いずりに等しい。……M'lady、何故、俺の袖を引くのか。おお、オマエは乗り気ではないが、今直ぐにも客席諸共燃やしたいところだが、お姫様は莫迦みたいにくるくる回りたいらしい。戦争は終わったのだ、騒々しいコーカスレースは終わったのだ、こんなものに付き合わずとも……。むくりと、ぷっくりと、膨れた頬の可愛らしさよ、愛おしさよ、察しの悪いオマエでも咀嚼せざるを得ない状況か。まさか……気に入ったのか? あれを? あのような、文字通り反吐が出るようなアレを? この感情を、この、沸々としたものを言葉にするならば――度し難い……!
マイナスに考えてはいけない。何よりも彼女の為だ、お姫様の為だ。この狂った遊びの良いところを無理にでも発見せねばならない。そうだ、視覚がなくとも、キャンディを舐めずとも楽しめる遊戯だとすればそれも道理か? ああ、オマエも随分と毒されて終ったではないか。バッド・サイクロンの皆さんも「そうだ」「そうだ」とノリノリで頷いてくれている。ふむ、それならば気触れどものダンスの亜種とでも捉えてエスコートする他にあるまい。ああ、癪だが、馬の骨どもの力を借りて🌈の彼方までレッツゴーだ。な、なあ、M'lady、もう良くはないか? まあ、まあ、■■■■! そんな勿体ない事を言わないで! お姫様の心は何故か、ダーク化した彼女等にのみ伝わった。任せて! と、サムズアップすると同時に高速回転に『超』がつく。おい、止めろ。貴様等。馬の骨ども!
殺す……! 貴様等だけは絶対に、魂の欠片も残さず殺してくれる!
闇色の呪詛をこぼしても、黒色の剣を揮ったとしても目が回っていては狙い通りにいかない。それに加えて彼女等は、バッド・サイクロンの皆さんは恐れ知らずだ。この程度では止まらないし止まれないので「始末に負えん」……。何が🌈だ。何が虹色の彼方だ。その彼方に有るのは只の吐物ではないか。ええい、黙れ塵ども!
無様を晒しているのは最早、仕方のない事だ。せめて、目を回して、フラフラとしているお姫様の|尊厳《プライバシー》だけは守らなければならない。マントを遮蔽として、恩寵を壁面として……。嗚呼……否……待っ……🌈。
カタツムリよりもカタツムリをしている。
出来損ない……貴様の顔はもう……。
成功
🔵🔵🔴
赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可
合わせ等も自由にどうぞ
サンプルキャラクターだからこそ愛されたりする。
何かしらのノイズにやられたのか、モザイクな画面から引っ張り出されたのか、赫々とした星がひとつステージに落下した。エフェクト・パーツがモクモクとスモッグを焚く中でオマエはゆっくりと腰をあげる。この入場は中々に高得点だ。まさか、試合開始の合図よりも前に得点を稼ぐ猟兵が出現するとはバッド・サイクロンの皆さんもビックリである。えーっと。私、なんにも話を聞かされてないんだけど、誰か説明してくれないかな? なんやかんやと伝えられたら完全に理解したかのような表情。へぇ、ぐるぐるバットをするんだね。一時期キマイラフューチャーでも流行っていた気がするな。動画のタイトルを読み上げるならば『回ってみた』。投稿者が狂った独楽のように回るだけの謎動画である! うん、私もアグレッシヴにぐるぐるしてみるよ。渡されたバットを真直ぐに、額をくっつけたなら改めての合図だ。オマエもご一緒に発声すると宜しい。
レッツ・ゴー・サイクロン!!!
ただのぐるぐるバットでは物足りない、只管に自転しているだけじゃ審査員もマンネリするか。そう考えたオマエはユーベルコードを発動する。とっても赤い足元にロケット噴射を添えたなら竜巻のように回転するが好い。おお、レッド・サイクロン。観客も審査員もこの真っ赤っかには仰天する他ない。物理法則から|自由《フリー》となったオマエは此処で気付いてしまう。これどうやったら止められるかな? おお、地獄、火の車!!! クソザコ三半規管空間!!!
誰か止めて~!!!
バッド・サイクロンの皆さんが敗北を認め、なんとかオマエを止めようと試みる。一人、二人、三人と巻き込んで数分後、ようやく真っ赤なぐるぐるは治まった。だが、こんなにも回ったのだ、振盪治まる事は容易ではないだろう。
再びエフェクト・パーツの出番だ。
目の玉をぐるぐるとさせつつ星やら雛やら頭上で旋回させるとかわいい。
これは最高得点だ!!! 素晴らしい!!!
成功
🔵🔵🔴
ニコリネ・ユーリカ(サポート)
あらあら、盛り上がってるわねぇ
お忙しい所、お邪魔しまーす!
新しい販路を求めてやってきた花屋です
宜しくお願いしまーす(ぺこりんこ)
~なの、~なのねぇ、~かしら? そっかぁ
時々語尾がユルくなる柔かい口調
商魂たくましく、がめつい
参考科白
んンッ、あなたって手強いのねぇ
えっあっヤダヤダ圧し潰……ギャー!
私も気合入れて働くわよー!
悪い子にはお仕置きしないとねぇ
さぁお尻出しなさい!
乗り物を召喚して切り抜けるサポート派
技能は「運転、操縦、運搬」を駆使します
広域では営業車『Floral Fallal』に乗ってドリフト系UCを使用
狭域では歌唱と魔法、シャッター棒をブンブンして戦います
NG無し、自由に動かして下さい
挨拶は大事だ。ぺこりんこ、と、お辞儀をしておく。
おお、そのお辞儀は素晴らしい。丁度、基本姿勢な角度だ……!
ぐるぐるバット! それは何処かの目隠し女が何処ぞの旅団で広めようとした、度し難いその他スポーツである! その事をよく知っているオマエは携帯している得物を審査員席にアピールした。それは先端がフックになっている事で利便性を追求したバットのようなもの。人はそれをシャッター棒と呼ぶのだが、今回はぐるぐるする為だけの長物と認識すべきか。まさか私がぐるぐるバットの選手に選ばれるなんてねぇ、これも何かの運命なのかしら。ところでひとつオマエには致命的な『弱点』が存在している。そう、簡単に謂ってしまえば、オマエは――つよつよ三半規管の持ち主なのだ! 目を回して🌈る事こそが肝のこのスポーツにおいて、その慣れは絶望的である!
あらあら、盛り上がってるわねぇ。ステージに立っているバッド・サイクロンの皆さんは|🌈《やる》気満々だ。既に🌈色のオーラを纏っておりなんだかヤケに眩しい気もする。このままでは危うい。低い点数では『最強のダークリーガー』に勝負を挑むなんて事、到底許されない。なら、いったい如何すればオマエは勝てるのか。そういえばこのスポーツも、一応、妨害は『あり』だったわねぇ? ぼふんとバッド・サイクロンの皆さんの頭部から可愛らしい菌類。斑模様で真っ赤っかで何処かの猫の色違いか。
バッド・サイクロンの皆さんは違和に苛まれる。基本姿勢を取ろうとしても、回ろうとしても身体が痺れて動けないのだ。こうなって終っては猟兵の独壇場、悠々と基本姿勢を決めて試合開始の掛け声を待つと良い。
レッツ・ゴー・サイクロン!
あとは普通にぐるぐるバットをするだけだ。この程度の回転、何回やったってモンスター・マシンを|運転《まわ》すよりかは楽である。でも、ちょっとは目を回さないと点数稼げないわよねぇ。ふらふら、ぽてりとする程度まではぐるぐるしてみた。
わ、私達の完敗よ。
ぐるぐるバットの未来は明るいわね。
いよいよ『最強のダークリーガー』との対決が始まる……!
成功
🔵🔵🔴
第2章 ボス戦
『時宮・朱鷺子』
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POW : デッドヒート・マラソン
【果てしない特訓の成果】を纏いレベル×100km/hで疾走する。【自身の前方直線上】に誰かを乗せると轢殺ダメージ2倍。
SPD : ディープ・スイミング
【「爆走!オリンピアロード」の水中ステージ】を降らせる事で、戦場全体が【海中】と同じ環境に変化する。[海中]に適応した者の行動成功率が上昇する。
WIZ : ブレイン・バイシクル
自身が操縦する【時宮・朱鷺子専用ロードバイク】の【何物をも破壊する硬度】と【骸の海すら飛び越える速度】を増強する。
イラスト:みそじ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
この日の為だけに私は調整をしてきた。
ぐるぐるバットで高得点を狙うには『三半規管の弱体化』が必須、故に私は『時間遡行能力』を失うよりも前に『私』を弱くしてきた。これもある意味では辛く苦しい特訓だったが、そう、総ては猟兵達と気持ち良く……いや、気持ち悪くか? ぐるぐるバットをする時、妥協は赦されない。それに、金持ちの甘ったれにお灸を据える為でもあるか。
さて、猟兵達よ、私は『最強』だ。最強である為なら『何だって』やってきた。だから、今の私は『ぐるぐるバット』が何たるかを理解している。さあ、知るが好い。この私のぐるぐるバッターとしての実力を……!
時宮・朱鷺子の基本姿勢は完璧だ。
目が回るほどに度し難いこの『最強』と素晴らしい試合をすると宜しい!
李・麗月
うーん、これぞボスってオーラが強いわねぇ。
何処かのひたすら目を回してただけの魔王ちゃんとは大違いだわぁ。
まぁ相手が誰であれアタシがやることはあんまり変わらないけどねぇ。
もっとも魅了するのは朱鷺子ちゃんじゃなくてそのバイクちゃんだけどぉ。
強化された速度の最高速だしたと思ったら急に減速したり
上がったり下がったりしてもらうわぁ、それで綺麗にぐるぐるできるかしらぁ。
あぁ、アタシは普通にバットで回っておくわぁ、基本大事。
……実は前回ド派手に回りすぎてまだ気持ち悪いのよねぇ、あ🌈でちゃいそう、うぷっ。
時宮・朱鷺子は名実ともに『最強のダークリーガー』である。世界崩壊の危機を前にしても尚、持ち前の強靭な精神力を、アスリート魂を以て魔王の所業に立ち向かうほどには。おお、オマエの脳髄に緊張が迸る。このオーラこそが、煌々と弾ける雰囲気こそが真の『ボス』としての矜持なのだと。うーん、何処かのひたすら目を回していただけの魔王ちゃんとは大違いだわぁ。一応、ガチデビルの名誉の為に言っておくがアレはだいたい勇者の所為である。そして、宿命の女神様がダイスをぶん投げた結果である。兎も角……。相手が魔王で在れ勇者で在れ、最強のダークリーガーで在れ、アタシが『やる』ことはあんまり変わらない。籠の鳥としての、艶やかな女としての武器を埒外的に魅せ付けるのみ。まあ、もっとも、アタシが狙うのは朱鷺子ちゃんじゃなくてそのバイクちゃんなんだけど。おお、ファム・ファタール、傾国よ、オマエは無機物までも陥落させてしまうのか。……む。な、何故だ。バイクが、私の相棒と呼ぶべきマシンが不調を起こしているだと……?
そもそもぐるぐるバットにロードバイクで挑もうなど、それこそ、臍で🌈を沸かすつもりだったのか。最強のダークリーガーもマシンから落ちる。まったく在り得ないと思われた展開に客席がざわつく。くっ……これではせっかくの弱体化も無意味ではないか。やるな猟兵、まさか私ではなく道具の方を狂わせてくるとは……!? 不意に浮遊感に襲われる。これは……減速と加速を無茶苦茶に弄っているのか? それで綺麗にぐるぐるできるかしらぁ。あまり回れていない。回れていないがひどく気分が悪くなる。乗り物酔いだ! 最強のダークリーガー、回転半ばで|虹色の彼方《ガーター》。
あ、アタシは普通にバットで回っておくわぁ。此処にきて原点回帰! 神との同一化儀式として最も行われてきた通常ぐるぐる。速度も回数も一般人レベルだ。だが、オマエの顔色は如何にも宜しくない。実は……前の試合、ド派手に回りすぎてまだ気持ち悪いのよねぇ。徐々に徐々に傾いていく頭、重たくなる脳味噌、刺激された三半規管……。あ、🌈でちゃいそう。うぷっ……。
レインボーが交差している。この道こそが我々の望んでいたものだ。
審査員も思わずニッコリ、悪い金持ちは困惑するばかり。
成功
🔵🔵🔴
露木・鬼燈
かつてないほどの強敵との闘い!
ぐるぐるはこれだから止められねぇ!
今の僕の精神は過去最高に高まっているのです
ぐるぐるするには申し分ない精神状態…今ならイケルイケル!
<明鏡止水>
最高のぐるぐるを見せてやるのです!
正々堂々とスポーツマンシップに則ってぐるぐるするっぽーい
結果は後からついてくるのです
レッツ・ゴー・サイクロン!
例えここで果てようとも悔いのないぐるぐるを見せてやるですよ!
度し難さで謂えばオマエも負けていない。
この瞬間まで闘争するのが悦びなのだ。
結果として如何程に目を回しているのかが『ぐるぐるバット』の勝敗の鍵と謂えよう。正直に謂ってしまえば回転数や回転速度、回転の美しさなんてものは二の次である。神は愚直にぐるぐるし続けた者だけを同一化の種と認識してくれるのだ。それを『時宮・朱鷺子』は理解している。理解しているからこその、再びのモンスター・マシン。さっきは完全に嵌められたけど今度はぐるぐるして虹色の彼方に到ってみせる。さあ、勝負だ、猟兵――! 嗚呼、かつてないほどの強敵との闘いだ。ぐるぐるバットの中のぐるぐるバットをしなければ大差で敗北してしまうだろう。これだからぐるぐるは止められねぇ! ちょっとクセになっていないか猟兵よ、たとえネタが尽きても回る事なら幾等でも可能か。今の僕の精神は過去最高に高まっているのです。素晴らしき哉、悪鬼羅刹の魂、このレインボーな光輝は誰にも真似出来ない。ぐるぐるするには申し分ない精神状態、サイクロン……これなら『最強のダークリーガー』相手でもイケルイケル!!! おお、基本姿勢はお互い完璧だ。まるで、文字通りに赤き回転の流れが宿ったかの如くに……!
レッツ・ゴー・サイクロン!
ほう、その集中力……猟兵、ゾーンに至ったな? 明鏡止水、クリアとなった脳味噌が回転に皺を委ねて振盪していく。これが僕の『最高のぐるぐる』、最強を冠する時宮さんを越えて魅せるっぽーい! 正々堂々。おそらく、Mrホームランが試合を観たら感激するレベルだ。揺るがなき境地で揺れるのは三半規管だけで良い、まだ、まだ、ぐるぐるが足りない。
結果は後からついてくるのです。たとえ此処で果てようとも、此処で🌈に塗れようとも、悔いのないぐるぐるを――! 両者、同じ速さ、同じ回転数でフィニッシュだ。ぐらりと、歪んで嗤う世界の中心でお互いを支え合う……。
や、やるな猟兵、私は我慢してしまったよ。
無意識の内に時宮・朱鷺子は🌈を躊躇ってしまった。気持ち悪さを体内に留めてしまった。先に🌈を散らかした方が高得点とする。こ、これで僕も『最強のぐるぐるバット選手』を名乗れるっぽい……🌈🌈🌈。
成功
🔵🔵🔴
クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
普段の口調の時は頻繁に★や♪を語尾に付けるよ♪
基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
他の猟兵に迷惑はかけないよ♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系はばっちこい★状態変化もばっちこい♪
絡みOK、NG無しだよ★
UCは状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★
後はMS様におまかせするね♪
よろしくおねがいします★
変態――それは悪い意味ではなく、良い意味で使うべき言の葉である。たとえば、変身願望と四文字で書けば英雄か何かを想像出来るだろう。では、それを完璧に、完全に出来たとしたら、蟲毒もびっくりな所業と認めざるを得ないか。最強のダークリーガー『時宮・朱鷺子』が猟兵に――クローネ・マックローネにバットを渡す。野球で勝負するのかな? 良いよ、ここはクローネちゃんに任せて! いいや、違うのだ猟兵よ。今回の勝負は、その他スポーツは『ぐるぐるバット』と私から説明しておこう。え……? ぐるぐるバット? ぐるぐるバットってあのアイドルとか芸人が深夜番組とかでやるアレ……? 流石のオマエもこれには困惑する他ないか。面白そう♪ クローネちゃん、そっちの方が楽しめそうだし★ 前言撤回だ、困惑なんてものは欠片もない。
ぐるぐるバットに必要なのはその場のノリと回転である。基本姿勢――バットを地面に立てて額を持ち手に中てるアレ――さえ出来ていればあとは合図を待つだけだ。客席から一斉に声が上がる。レッツ・ゴー・サイクロン!!! そうだ猟兵、まさか、ユーベルコードを使わないつもりか? そのつもりだよ! だって、こんな場所で殺人鬼になんてなったらつまんないし♪ ならば『ガチンコ』だ。回転数が多い方の有利とも謂える……。
最強のダークリーガーはこの試合の為に三半規管をヨワヨワにしてきた。何故なら、ぐるぐるバットは『目を回している方』に軍配が上がるからだ。ふふふ……どうだ、猟兵。私は十か其処らで倒れしまう肉体を仕上げてきた。そして猟兵よ、お前は『ブラックタール』じゃないか。その身体でめまいを起こす事など……? ふらりふらり、時宮・朱鷺子が倒れるよりも先に猟兵が尻もちをついた。何故だ……ま、まさか、殺人鬼……!
そう! クローネ・マックローネはユーベルコードを『おさえて』発動させたのだ。己を『殺人鬼』にする事で『ひと』の身体を再現した! これでブラックタールの身体でも眼球振盪を起こす事が出来る!!!
ああ、それと、時宮ちゃん、足元を見てよ!
な……! か、下半身が動かないだと……!
黄金化! これにより最強のダークリーガーは文字通り身動き出来なくなった。
この時点で猟兵の勝利は確定する。
――せっかくだから虹色の彼方までぐるぐるしよっかな★
今度は人間ボウリングにも参加するとよろしい、たぶんそっちの方が映えるから。
成功
🔵🔵🔴
アレクサンドラ・ヒュンディン(サポート)
人狼の力持ち×ミュータントヒーローです
普段の口調は「私、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?」、気にいったら「私、あなた、~さん、ね、よ、なの、なの?」
性格は内気で人と目を合わせるのが苦手ですが、人嫌いなわけではなく事件解決には積極的です
戦闘スタイルは力任せで、ダメージはライフで受けるタイプです
日常や冒険の場合、食べ物があるとやる気が増します
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
暴力的なまでの振盪に胃袋が発狂している。
捕食モードへと切り替えたのは失態だったか、正解だったか。
度し難いほどの変容だ、不健康なオマエは何処に失せた?
歪を極めていた獣は、ケダモノは、欲望に溺れるが儘、己の埒外性を揮い続けた。その結果、普段の己の体型とやらが、見た目とやらが、より見窄らしく思えてたまらなくなった。それこそ、今回の依頼は『皆に身体を魅せ付ける』競技への参加にひとしい。憎らしさを糧に肉らしさを盛り、最強のダークリーガーに渡されたバットを堂々、構えてみる。ちょっと恥ずかしいかもしれないが、オマエ、目を合わせる必要など皆無だ。そもそも、目を回している状態で何を定めると謂うのか。……えっと。時宮さんとぐるぐるバットで勝負する、で、あっていますか? 自信なさげに、こそこそと時宮・朱鷺子に話しかける。ああ、その通りだ猟兵。お前の全力を私に見せてみろ。だから目を回していたら見たいものも見られないと何度説明すれば……。兎にも角にも基本姿勢である、お辞儀をするように、額をあてる。
レッツ・ゴー・サイクロン!!!
ダメージはライフで受けるタイプ。ムチムチとした身体を狂ったように回転させればアラ不思議。観客の目――主に男性――はオマエに集中しているご様子だ。ほう? 肉体美で客の視線を集めるとは中々、考えたではないか。だが、その程度で虹色の彼方に至れるとは思わない事だ……! に、虹色の彼方ってなんでしょう。なんだか、嫌な響きです。響いているのは警鐘だ。これ以上の回転はダメだ。三半規管が悲鳴を上げている……。
混乱しているのは記憶だろうか、或いは、ぐちゃどろになった脳味噌だろうか。お好きなようにと言の葉にしても、ああ、限度と謂うものは存在している。多大な負荷にやられた身体が丸太のように転がってしまう。いいリアクションだ、猟兵よ。あとは何方が先に🌈く事が出来るかの勝負――ッ! ひどいスポーツもあったものだ、時宮さんの目玉もぐるぐる濁っている。わ、私は……ここで、スッキリしないと……。
さて、勝敗だけを記載しておこう。
一点差で猟兵の勝ちである。
成功
🔵🔵🔴
エステル・リンティネン(サポート)
ケルベロスディバイドに似た世界から迷い込んだ、ミステリアスな雰囲気のする女性。
元居た世界に帰還する為に、猟兵として占い師をしながら様々な世界を旅をして、その方法を探しています。
トラブル防止の為に普段は異世界出身である事は隠しています。
性格は大人しく落ち着いていて、誰でも丁寧口調で話しかけます。
基本戦法としては魔法を使って遠距離で戦いますが、近距離になったら剣を持って戦う等、臨機応変に自在に戦法を切り替えて戦います。
アドリブや絡み歓迎。
取り替え仔――チェンジリング――世界の狭間に落っこちなかった故に、オマエは幸運なのかもしれない。骸の海への直葬よりかはマシな境遇なのかもしれない。そう、思考の片隅に置きつつ、日々、世界渡りの方法を探しているが中々厳しい状況と謂えよう。探しに探して此度、アスリートアースにて、バトル・オブ・オリンピアにて、キャンピーくんなる存在がいるとの情報を得た。彼は世界を自由に移動できると耳にしたので善は急げとやってきたのだ。だが、其処にいたのは最強のダークリーガー『時宮・朱鷺子』ただひとり。ほう、キャンピーくんに会いに来たのか、あいにく、アイツは行方不明でな。おそらくは別の世界に転移したのだろうが……。それはともかく猟兵よ、私と『ぐるぐるバット』で勝負してほしい。悪い金持ちを改心させる為、熱い試合にしたいのだ。最強のダークリーガーが頭を下げた。おお、このオーラ、圧倒的な強者が有するもの。ここで断ったら猟兵の名が、ケルベロスの名が泣くかもしれないしそうでもないかもしれない。いいでしょう、私は貴女のに挑戦します。それで、ぐるぐるバットと謂いましたか、ゴールが見当たらないのですが?
そうか、猟兵。お前にはルール説明からすべきだったな。ぐるぐるバットとは只管にぐるぐるして、目を回して、如何に審査員を楽しませるかという競技だ。もちろん、エチケット袋は常備されている。……えっと。私、辞退してもいいでしょうか? いや、残念だが猟兵、私は不戦勝が大嫌いでな。何が何でも勝負してもらうぞ……!
レッツ・ゴー・サイクロン!!!
なんともアンニュイ、ミステリアスをぶち砕かれた気分だ。もっと謂えばぐるぐるし過ぎて気分がよろしくない。ああ、されど、もっと回らなければ敗北してしまう。此処は封印されし力を開放し|得物《バット》の攻撃回数を、回転数を重視しなければならない……! やるな猟兵、流石、新生フィールド・オブ・ナインを破った埒外性だ。私も負けてられないな……。なんだかひどく疲れてきました、私、この試合が終わったら泥のように眠りたいですよ。泥のように眠るよりも前に沼のように転がるといい。ああ、地球は回っていたのですね。かわいらしい一言でのフィニッシュ、これは高得点だ。
成功
🔵🔵🔴
リカルド・マスケラス(サポート)
『正義のヒーローの登場っすよ~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある
NPCに憑依(ダメージはリカルドが請け負う)して戦わせたりも可能
接近戦で戦う場合は鎖鎌や鎖分銅の【ロープワーク】による攻撃がメインだが、プロレスっぽい格闘技や忍者っぽい技もいける
遠距離戦では宇宙バイク内臓の武装による射撃攻撃やキャバリアによる【結界術】
その他状況によって魔術による【属性攻撃】や【破魔】等使用。
猟兵や戦闘力のあるNPCには【跳梁白狐】で無敵状態を付与できる。
基本的にチャラい上辺ですが、人々の笑顔のため、依頼自体には真面目に取り組みます
過去、如何に真っ黒で在ろうと、真っ赤で在ろうと、現在、真っ白ければ人は受け入れてくれるものだ。言の葉にしなければ誰も気づかないのだし、たとえ、気づいたとしてもきっと今のオマエだけを見つめてくれる。いや、正確には、今のオマエを身につけてくれるだろうか。からからと嗤った空回りの内に大回転への一歩、最強のダークリーガーが指差した。成程、猟兵、お前は仮面が本体なのだな。ならばお前に選択する猶予をやろう。客席の中からひとり、お前を被るのに相応しいパートナーを示すのだ。ヘッド・ハンティング、野球で謂うところのスカウトか。そう謂われても自分、簡単には決められないっすよ。モダモダ、モタモタしているオマエに苛々したのか時宮・朱鷺子は手を伸ばした。そこのお前だ。見るからに『ぐるぐるバット』経験者だろう! えっ? アタシ??? 素晴らしいほどによろしいお返事だ現地のNPC、ぐるぐるおめめで焦っている様子もたいへん似合っている。
ウェーイ! シクヨロっすよ! 舞台に上がったのか、引き摺り込まれたのか、半々な彼女にご挨拶をしておく。さて、猟兵もお前も、ルールは憶えているな? ぐるぐると大回転して得点の高かった方の勝利だ。は、はい! 頑張ります! ぐるぐるバットを『がんばる』な時点で少し抜けている気もするが、兎角、レッツ・ゴー・サイクロン、叫ぶが好い。
果てしない特訓の成果とはそれ即ち、三半規管を痛めつける行為である。その流れに、速さに呑み込まれたNPCも懸命に|回転《く》らいつく。ここは正義のヒーローとして、正義の味方として、手助けしなけりゃダメかもしれないっすね~! おお、オマエ、器用にも頭の側面から鎖分銅を巻き付ける。なに……! 猟兵、装着者を縛るだと……! ごめんね嬢ちゃん、自分、今から結構ひどいことするっすよ。覚悟の上だ。仮面と本体は以心伝心、このグルグル巻きは彼女の意思でもある……。
よいではないか~! なんて。
猟兵ブレードの応用だ! 果てしない特訓の成果を発揮したとしてもこの回転速度には追い付かない! 竜巻めいた彼女に最強のダークリーガーは弾き飛ばされる! やるじゃないか、これで私は場外で敗北、加えて、お前らは高得点必至!
……あ、あのぉ……私、目が回っただけで、そんなに気持ち悪くないんですけどぉ?
それもその筈! 虹色の彼方は猟兵が肩代わりしたのだ!
臓腑も無いのに如何やって? 気にしてはいけない。
な、なんということだ……!
ぐるぐるバットがこんなにも素敵なスポーツだったなんて!
金の力で動かそうとしていた自分が恥ずかしい。
わ、私も一緒にぐるぐるバットをしても良いか……?
悪い金持ちもなんやかんやで改心したらしい。
それでは皆で――レッツ・ゴー・サイクロン!!!
成功
🔵🔵🔴