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【サポート優先】小石兵、逆賊を押し留めんとす

#封神武侠界 #戦後 #せんすま銀雨じゃないシリーズ

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#戦後
#せんすま銀雨じゃないシリーズ


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。


「……戦争も大詰めで、済まないが……封神武侠界で、事件だ……」
 無理して同僚の真似しなくていいのよ。
 そんな風に集まった猟兵達から言われれば、そう? と胡・麟星(きりん座・f36862)は首を傾げた。
 ともあれ、何があったのか。説明を促す。
「元、韓信配下のオブリビオンがね……仙界に、残党オブリビオンの大軍を、伴って……現れたの。その数、ざっと数十万にも及ぶ大軍勢……」
 確かに猟兵と言えど、そんなものをまともに相手取るのは骨が折れる。
 かと言って見過せば、仙界の蹂躙を許してしまうことになる。無視することは出来ない事態だ。
「幸いにして……現場は、石兵の……産地。石兵……解る、わよね……? 諸葛孔明も、陣に用いた……兵士の形をした、石……」
 石兵八陣、と言えば三国志に明るくない者でも聞き覚えがあるだろうか。
 ともあれ、この石兵は三体以上に囲まれれば道に迷い、目の前にすら到達出来なくなると言われている、とんでもない代物なのだ。
「敵は、神器目当てで、韓信に下った……らしいから。元々……仙術や、宝貝を、悪用して……悪さをしていた、邪仙……みたい。今回のことも……寧ろ、石兵が目的で……侵攻したのかも」
 石兵を悪用しようと企んでいる可能性がある、ということか。ますます阻止しなければならない。
「……まずは、配下を……何とか、しないとね。軍勢を……」
 成程、石兵が密集しているところに誘い込むというわけk、
「いえ? ……誘き寄せた、ところに……石兵を、運んで……閉じ込めてきて」
 無茶を申すな!!
「ここの、石兵はね……人間の、子供くらいの大きさで……見た目も、子供が兵士ごっこしてるようにしか……見えないの」
 そんなことある?
「だから……ある程度、自由に動かせるわ……少し、重いけど」
 曰く、コーギーくらいの重さだと言う。10キロ前後か。いやまあまあ重いな。
 しかし、そんなに小さいなら囲い込んでも粉砕されてしまうのでは。
「大丈夫……敵も、人間の、子供くらいの……大きさしか、ないから……」
 そんなことある??(二回目)
「……軍勢を、率いている……オブリビオンは、兎も角……配下の、くじゃくさまは……誘き寄せたい、場所に……鏡を、設置しておけば……吸い寄せられるように、集まってくるみたい……よ」
 美しいものが好きで、美しい自分自身にも惹かれるのだとか。逆に心配になってくる。
 真面目な話をすると風光明媚でありながらも岩や切り立った崖が多い場所なので、遮蔽物の多い場所を選んで誘い込めば、必要な石兵も少なく済み、より効率よく足止めと分断が出来そうだとか。
 麟星は猟兵達に持ち歩ける程度の鏡を配りつつ、ぽつりと。
「因みに、軍勢を率いている、オブリビオンも……小さいわ」
 私よりも、少し……と。150行かないくらいか。
 ……うん、余り触れないでおこう。


絵琥れあ
 お世話になっております、絵琥れあと申します。
 ひっそりとサポート優先シナリオを運営させていただきます。
 勿論、通常参加も望外の喜びですので歓迎いたします。
 (但し通常参加はタイミングによっては流れる可能性があります。同章受付中の再送は歓迎です)

 流れと詳細は以下の通りになります。

 第1章:集団戦『くじゃくさま』
 第2章:ボス戦『紫黒娘娘』

 第1章では、美意識の高いくじゃくさまの大軍に、石兵と鏡を使って対処していただきます。
 大軍なので必要成功数が多めですが、オープニングにある通りの性質(石兵も)なので難易度自体は低め。
 こちらに有利な場を整えつつ、その場に押し留めてしまいましょう。

 第2章では、軍勢を率いていた『紫黒娘娘』との決戦です。
 この章にさえ持ち込めればくじゃくさまの大軍は機能しなくなっているので、援軍を心配する必要はありません。
 因みに韓進は討ち取られましたが、神器はちゃっかり貰ったまま返していないので、しっかり使ってきます。傾世元禳。
 (効果はこちらを参照【https://tw6.jp/html/world/441_worldxx_ogre16.htm】)

 サポート優先シナリオのため、調子と相談しながら自分のペースで執筆していくことになるかと思います。
 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
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第1章 集団戦 『くじゃくさま』

POW   :    美しさは罪
【尾羽によるビンタ】が命中した生命体・無機物・自然現象は、レベル秒間、無意識に友好的な行動を行う(抵抗は可能)。
SPD   :    見惚れておしまい
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【自前の尾羽】で包囲攻撃する。
WIZ   :    見惚れなさいよぉおお!!
【無数の尾羽】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。

イラスト:橡こりす

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

佐藤・和鏡子(サポート)
佐藤和鏡子、15歳。
看護用モデルのミレナリィドールです。
服装はスクール水着の上にセーラー服の上着を着て看護帽を被っています。
銀色の髪と紫色の瞳に白い肌が特徴です。
看護用モデルらしく温和な心優しい性格で困っている人に積極的に手助けします。
(看護兵×ハイウェイスターなので医療技術と運転技術に特に強いです)
戦闘では回復や援護など防御的な立ち回りをします。
ユーベルコードは状況に応じて使用します。
描写におけるタブーは一切ありませんので、NPC・フリー素材感覚で自由に使い倒して頂いて大丈夫です。


アウル・トールフォレスト(サポート)
(基本好きにお任せします)
「今日はどんなところに行けるのかな?」

楽観的でマイペース、夢見がちで元気いっぱいな女の子
好奇心旺盛で無邪気であるが、根本が人でない故に残酷

神出鬼没に出現し、気まぐれに歩き回り、楽しげに爪を振るう
猟兵の役割は理解し依頼も遵守しようとするが、それはそれとして常に楽しい、面白いで物事を判断しているので、時にはそれを優先して行動することも

バイオモンスターの特徴として、肉体は植物の性質を持つ

戦闘では怪力の発揮や身体の巨大化、鋭い爪での引き裂き、即時回復目的の捕食等、野性味溢れる肉弾戦を好む
理力の扱いも得意で、体表で自生する蔓や苔植物を操り、防御や隠密に罠等サポートも行わせる




「♪ 〜♫」
 楽しげに鼻歌を歌いながら、アウル・トールフォレスト(高き森の怪物・f16860)は石兵を運んでいた。
 それも片腕で三つ、肩に乗せて抱え、更にもう片腕で小脇に抱え込むようにして二つ。
 子供サイズの大きさと重さとは言え、それでもそれなりに重い――但しそれは、一般的な人間、ないしそれと変わらぬ体長と筋力の種族に限った話だ。
 アウルは女性ではあるが、種族柄2.5メートルを超える巨躯の持ち主であり、人間とは比べものにならない怪力の持ち主でもあった。それ故にこのような芸当が可能なのである。
 なお、その足元にはくじゃくさまが群がり、美しい私達に見惚れないなんて無礼だわ(※雌雄の概念はない)と言わんばかりに脛やふくらはぎを飛ばした羽根でバシバシやっているのだが。
「これをどうぞ!」
 佐藤・和鏡子(リトルナース・f12005)により注射を受けたアウルの肉体はより強化されており、ちょっと痒いかくすぐったいか程度のダメージしか入っていないようだった。
「くじゃくさまたちも落ち着いてください! ほら、鏡がありますよ!」
 アウルに石兵を運んでもらう代わりに、彼女の分も鏡を運んでいた和鏡子がそれらを掲げれば、くじゃくさまの群れは掌を返したようについてきた。因みにアウルの森の主ゆえ、動物を魅了しやすいという性質も一役買っている模様。
「こっちですよ〜ついてきてくださいね〜」
 というわけで、くじゃくさまの群れは疑問の余地なく和鏡子の鏡に写った自分の姿を追って、そびえ立つ崖へと誘導されていく。
 その岩壁を背に、和鏡子は誘き寄せた群れを取り囲むようにして、鏡を配置していく。くじゃくさまの群れがそれに見惚れている間、和歌子はその外側へ離脱。
 鏡の合間の隙間を埋めるように、アウルが運んできた石兵を配置していき。
「よーし、これでオッケーかな?」
「大丈夫だと思います。くじゃくさまたちも気づいてないみたいですね」
 どうやら身動き取れなくなったことにさえ気づいていない模様。
 これで群れの一部を封じることが出来た。残りの群れも、味方が上手くやってくれているといいのだが。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ロザリア・ムーンドロップ(サポート)
オブリビオンの脅威から戦後世界を守ることを主軸としてグリモア猟兵の活動をしているため、自らも機会があれば依頼に出向きたいと考えています。

「この事件を解決すれば、また一歩世界の平和に近づきますね!」
「せっかく取り戻した平和を脅かすなんて許せません!」

UCは全て設定しています。
技能・装備はご自由に。

基本的に頑張り屋。戦闘スタイルは魔法をメインに使いますが「困った時は殴ればOK」とも思ってます。
なので接近戦も案外こなすオールラウンダー。

ぷるぷるしたもの(スライムとか)はとても興味を示します。
葛藤しながらも事件解決のために我慢して攻撃するでしょう。
ただしエロ・グロ系はNGで。


四十物・寧々(サポート)
※サポートプレイング

多少の怪我や失敗は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

その上で現在の状況に対応できる人格で行動します。
シナリオ進行に必要な言動など青丸稼ぎに役立てて下さい。

使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。

アイテムもご自由にお使い下さい。
服装系は提案の一例としてアイテムの最後尾から装備としております。

あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。




「韓信大将軍も、厄介な置土産を残していきましたね……」
 重そうに一個、いや一体の石兵を運びつつ、ロザリア・ムーンドロップ(薔薇十字と月夜の雫・f00270)は思わず溜息を吐いた。
 この軍勢を率いる敵は、韓信大将軍の直属の部下。つまりは元猟書家だ。そして彼らは神器を授けられていて、少なくとも今回の相手はまだそれを所持している。
 強力なオブリビオンの一団が瓦解した事実は喜ばしいことではあるが、今後も神器を所持したままの強敵が出てくる可能性を考えると、その影響は未だ残っていると言えるだろう。
 だからこそ、この後に控える決戦を猟兵側の有利に運べるよう、やれるだけのことをやらなければ。
「なまら重いべさ〜」
「が、頑張りましょう〜」
 四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)も、己の人格のひとつである道産子寧々と一緒に、一生懸命石兵を運んでくれていることだし。
 その様子にロザリアも気合を入れ直した、その時だった。
「! 敵襲! 敵襲ー!!」
 本体の方の寧々が声を上げる。
 彼女の視線の先を辿れば、確かにくじゃくさまの大軍がギラリと目を光らせこちらにダッシュで走ってきていた。遅いけど。
「ど、どうするべ!?」
 強めの北海道弁であわあわする道産子寧々を、ロザリアは落ち着いて制し。
「こうなったら……一時休戦です!」
「ええ!? でも向こうはやる気ですよ!?」
 本体の方の寧々もあわあわするが、ロザリアは気にせず石兵を一度置き。
「さあ、皆さんお茶の時間ですよー!」
 いつの間にかメイド姿になっていたロザリアが、可愛らしいくじゃくさまのラテアートが描かれたカフェラテを敵味方問わず振る舞い始める。
 それから、ロザリアはダブル寧々ズに目配せした。二人はその意図を察して頷くと、制約に引っかからないようカフェラテを飲みつつ、石兵をゴロゴロ転がして運び、カフェラテを振る舞われているくじゃくさまの周りに鏡と一緒に配置していく。
 そして、包囲が完了した瞬間、寧々ズは石兵の外側から手を伸ばしてロザリアだけを救出。こうしてまた、群れの一部を隔離したのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです




「……な、なかなか重いにゃ……!」
「結構、大変ですね……!」
 ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)と、ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が一生懸命石兵を運んでいる。特にミスティはより大変そうだ。
 ひとつ運ぶだけでもコーギー一匹抱え上げて移動しているような感じ。あの子達、中型犬だからね。まあまあ重量あるのよね。
 と、そんなことはいいから俺を見ろ(※雌雄の概念は以下略)と言わんばかりに押し寄せるくじゃくさまの群れ。
「た、たくさん来ました!」
「こ、こうなったらこの場で包囲するのにゃ!」
 丁度二人の近くには大きめの岩がある。これを起点に包囲してしまおうという作戦だ。
「お菓子ガードでストップなのにゃー!」
 くじゃくさまがしっちゃかめっちゃかに羽根を飛ばしてくるのを、ミーヤはお菓子をばらまき、防壁を作ることでガード。しかし時間制限がある為、長くは保たない。
「ひつじさん、お手伝いお願い!」
 それをミスティが、ひつじさんを召喚することで援護する。ひつじさんは電気を纏った体当たりでくじゃくさまの群れへ連鎖突撃を浴びせ、その動きを麻痺により鈍らせていく。
 ミスティ本人はその間、石兵をくじゃくさまの周囲に配置することに専念した。重たいが、遠くでくじゃくさまの相手をしていた味方が石兵を転がすことで運んでいるのを見て、自身も真似することにした。
 まずはくじゃくさまの群れを挟むように鏡を配置。攻撃をやめてもそちらに気を取られるようにしてから、石兵を配置していく。
 自分が運んでいた一体、ミーヤが運んでいた一体、そしてもう一体。ミーヤが時間切れで倒れてしまわないよう、必死で急いだ。
 そして何とか、岩と鏡の間にほぼ等間隔で石兵を設置すると。
「危なかったのにゃー! ありがとにゃ!」
 どうやらミーヤのユーベルコードの時間制限にギリギリ間に合ったようだ。お菓子をぽんと消すミーヤ。
 しかし、ばっちり石兵三体と鏡二枚、それから岩を使って包囲した為、そこからくじゃくさまの群れが動くことはなく。
 これで何とか、くじゃくさまの大軍は分断、包囲、そして隔離が完了したのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『🌗紫黒娘娘』

POW   :    宝貝「三星簪」
自身が装備する【三星簪】から【大火球、または無数の氷刃、または雷槍】を放ち、レベルm半径内の敵全員にダメージと【攻撃に対応して火傷、凍傷、感電のどれか】の状態異常を与える。
SPD   :    宝貝「操心の笛子」
【宝貝から奏でられた音色】が命中した生命体・無機物・自然現象は、レベル秒間、無意識に友好的な行動を行う(抵抗は可能)。
WIZ   :    仙術「地砕崩拳」
自身に【仙術のオーラ】をまとい、高速移動と【岩をも砕く衝撃破】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。

イラスト:堀出汀

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠天御鏡・百々です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから9年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします




「何という体たらくじゃ! 嘆かわしいのう……!」
 遂に姿を現した紫黒娘娘は、相当のお冠だった。
 無理もない。石兵を求めて大軍勢を率いて来てみれば、あれだけいたくじゃくさまの大軍が揃って石兵によって身動き取れなくされ、あまつさえ当人(?)らも一様に鏡に見惚れ、己がどういう状況か全く気づいていないではないか。木乃伊取りが木乃伊になるとはまさにこのこと。
 ……いや、多分人(?)選が悪かった。くじゃくさま一同も、ふざけているつもりは全くないのだろうけれど。
「こうなってはわらわ独りでも石兵を確保して退散するのじゃ! どうやら邪魔者が居るようじゃが……なに、この神器があればどうとでもなる」
 ニヤリと不敵な笑みを浮かべて傾世元禳を掲げる紫黒娘娘。悪い子である。
「そんな悪い子にはおしおきですわ~!」
 対抗するように可愛らしいハサミ――にも見える勇者の剣と、対になるナイフを掲げる納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)。
 そして有無を言わさず紫黒娘娘目掛けてじょきん!
「危なっ!! そのような危ないものを振り回すでない!! 危うく貴重な傾世元禳が真っ二つになるところじゃったぞ!!」
 切れるの??
 流石に言葉の綾だとは思われるが、ともあれ流石に韓信が直属の配下として認めるだけはある。仙術を行使し、ピンチンの攻撃を回避した。
 本能的に片腕で首や心臓部を庇ったようだが、掠り傷だ。少なくとも戦況を有利に動かすようなダメージには至らない。
 ……『ダメージ』には。
「な、なんじゃ?」
 突然、くじゃくさまの群れがぎゃあぎゃあと一斉に騒ぎ始めた。
 前後不覚に陥っていることに気づいたのか、と思いきや。何やら尾羽がぶちぶちと抜けている。そのことに対する悲鳴らしかった。
 いや、抜けているのはほんの一部で、猟兵達からしてみればどこが薄くなったのかすら判別つかないのだけれど。
「ひゃわああああああ、やめるのじゃああああああ」
 肝心の紫黒娘娘はというと、何故か――と言っても言うまでもなくピンチンのユーベルコードの力なのだが――独りでに動くその無数の羽が服の中に入り込んできて、ちょっとしたくすぐり地獄に陥り悶え転げているようだった。カオス。
 だが、紫黒娘娘が隙だらけになったのは事実。今なら会心の一撃を加えることも可能かも知れない……!

成功 🔵​🔵​🔴​

バルタン・ノーヴェ
全員リクエストによる、各シナリオへの救援プレイングです。
長らく滞っていたり人手が足りてない時など、ご自由にご利用ください。
台詞のアレンジ、行動のアドリブ、他猟兵との連携歓迎。自作PBWも採用歓迎です。
ユーベルコードも指定外の、公開中から適当なものを使用してもらって構いません。

HAHAHA!
グリモア猟兵殿の要請に応じて参上デース!
お困りのようデスネー? ドントウォーリー! ワタシが手伝いマスヨー!
アタック、ディフェンス、他の方への支援! おまかせくだサーイ!

白兵戦、射撃戦、集団戦もボス戦もオーライ!
冒険の踏破や日常への奉仕活動も得意であります!
臨機応変に対処可能デース、よろしくお願いしマース!




「デハ、追撃はお任せクダサーイ!」
 声高に颯爽と現れたバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)。今回、その姿は各種躯式兵装は纏っておらず、平素と変わらぬ出で立ちであったが。
 くすぐり攻撃でびったんびったんごろんごろんと転げ回っている紫黒娘娘(と、羽が抜けてぎゃあぎゃあと騒ぐくじゃくさま集団)の様子を見ていてのことである。
「今回の敵には『おしおき』が必要のようデスネー! でしたらこちらをどうぞデース!」
 バルタンが天にファルシオンを掲げれば、空中には光を纏ったその複製が無数に現れた。
 その光は傾世元禳の魅了を打ち消す為の、清浄な浄化の光だ。
 異世界の|異能力《コントラ・ソール》。
 その力の名は『断罪者』。断罪すべきモノを断ち切る裁きの刃。
「全部纏めて大盤振る舞いデース!!」
 五百は優に超える断罪の剣の切っ先、その全てが紫黒娘娘へと向いた。
 ぎらり、無機質な銀の光に紫黒娘娘も悪寒を覚えたらしい。転がりながらもぎょっとして上空へと視線を遣って。
「おっ!? おおおおおおっ!?」
「おしおきの時間デスヨー!!」
 気づいた時には既に遅く。ただでさえ回避困難な追撃に、体勢を崩したこの状況。
 紫黒娘娘は容赦のない『おしおき』を受ける羽目になったのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

キノ・コバルトリュフ
キノキノ、火力が足りないんだって?
だったら、焼き舞茸はいかが?

キノ!バルくんどんどん焼いていくよ!!
トリュフ!バルくん、いい焼き加減だね。
キノも奉納の舞いを頑張っちゃうよ!
マツタケ!!おいしく焼けたかな?




「……ぜぇぜぇ……も、もう怒ったのじゃ! 許さないのじゃ〜!!」
 あれだけの攻撃をクリーンヒットで受けてなお立ち上がる紫黒娘娘。元猟書家の実力は伊達ではないということか。
「こうなったらみんなまとめて傾世元禳でわらわの下僕n」
「マツタケ、いつもより多めに燃え上がっております〜、だよ〜!!」
「ふぉあ!?」
 キノ・コバルトリュフ(|キノコつむり《🍄🍄🍄🍄🍄》の星霊術士・f39074)と炎の星霊であるバルくんが、くるくると舞っていた。バルくんの回るその中央からは神火が上がり、ゆらゆらと火の粉が散っている。
 火の粉はそのまま傾世元禳へと引火。いや、流石にこれで焼却消滅したりはしないだろうけれど、紫黒娘娘の服にも燃え移ってしっかりダメージが。
「キノ、この戦いが終わったら、みんなで焼き舞茸を食べながらピクニックなんてどうかな? 石兵には気をつけないとだけど、折角景色のいいところなんだしね」
「ふざけておるのか〜!?」
 やや涙声混じりの怒声を上げつつ、燃焼ダメージもしっかり受けながらも、鎮火に苦心する紫黒娘娘。
 このまま畳み掛けられそうだ。早々に決着をつけよう!

大成功 🔵​🔵​🔵​

シェリー・クサナギ(サポート)
「美しくない世界なんて、生きるに値しないわ」
◆口調
・一人称はワタシ、二人称はアナタ
・女性的な口調
◆性質・特技
・血液の形状を自在に操作する能力を保有する
・可愛いものには目がない
◆行動傾向
・暴力と砂嵐が支配する狂気の世界において、美しいものと可愛いものこそが人の心を救うと信じ、それらを護るために戦ってきた歴戦の奪還者です。社会通念や秩序に囚われることなく、独自の価値観を重んじます(混沌/中庸)
・彼にとって『美しさ』は外見だけでなく、義侠心や献身的な姿勢、逞しく生きようとする精神の高貴さも含まれます。これを持つものは敵であっても尊重します(が、世界を脅かす存在は『美しくない』ので結局戦います)


四十物・寧々(サポート)
※サポートプレイング

多少の怪我や失敗は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

その上で現在の状況に対応できる人格で行動します。
シナリオ進行に必要な言動など青丸稼ぎに役立てて下さい。

使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。

アイテムもご自由にお使い下さい。
服装系は提案の一例としてアイテムの最後尾から装備としております。

あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。




「くぅうっ、馬鹿にしおって……! わらわの本気はこんなものではないぞっ、目にもの見せてくれr」
「おおっとファンブルです! デデン!」
「のわぁ!?」
 涙目怒り顔(かわいい)で一歩踏み出した紫黒娘娘が何かを踏みつけ、すてんと見事にすっ転んだ。HPを1減らしてください。
 真面目に何があったのか解説すると、紫黒娘娘の足元には四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)が召喚した、何やら既視感のある赤と青の十面体ダイスが滑り込むようにして転がっていたのた。因みに今は『36』の目になっているが、紫黒娘娘がうっかり踏みつけた時には96〜00の目が出ていたと思われる。致命的失敗。
「ど、どこまでも虚仮にしてくれる……!!」
 さて、当然ながら紫黒娘娘も黙って倒れたままではない。急ぎ体勢を整え反撃に映るべく、起き上がろうとして。
 そこを、岩陰から狙っている者がいた。
(「あの子、見た目はお人形さんみたいで可愛いけど……手に入れた力を私利私欲の為に振るってる辺りが美しくないのよねえ」)
 シェリー・クサナギ(荒野に咲く一輪の花・f35117)は美しいものが好きだ。
 その出身は暴力と砂嵐が支配する、狂気の世界。だからこそ、美しいものと可愛いものは尊く、人の心を救う力を持つと強く信じている。
 故に。美しくないもの――そう、それは言動や精神、生き様も含まれる。美しくない『在り方』には徹底的に抗う、それがシェリーの理念だった。
 そして、紫黒娘娘。シェリーにとってはその在り方も然ることながら、オブリビオンという、未練がましく過去から蘇り、世界を脅かす存在。幾ら見た目が可愛らしかろうが、到底捨て置くことは出来ない存在だった。
「だから初めまして。そして――さようなら♡」
 せめてこの弾丸に愛を込めて。
 アール・デコのあしらわれた自動小銃から放たれたそれが、シェリーの存在すら気づかせぬまま、紫黒娘娘の左胸を、見事に撃ち抜く。
 全ての力を失い、消えゆく己の身体に全てを悟った紫黒娘娘はふぇえと涙目になり。
「もう石兵はこりごりなのじゃ〜!!」
 どこか時代を感じさせる泣き言と共に、紫黒娘娘は消滅した。いや、懲りた(?)のはあくまでこの個体であって、今後第二第三の紫黒娘娘が似たようなことをやらかさないとは言い切れないけれども。
 だが、この戦いは間違いなく勝利で終わった。猟兵達は見事、仙界と石兵を守ることに成功したのだ!

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年01月31日


挿絵イラスト