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【サポート優先】奪われた戦艦島

#グリードオーシャン #シーシアス・アヴァリシア #猟書家の侵攻 #猟書家 #メガリスボーグ #戦艦島

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#戦艦島


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●グリードオーシャン
 幹部『シーシアス・アヴァリシア』は、レディ・オーシャンの目論む『グリモアベース侵略』を実現すべく、行動を開始した。
 その手始めとして、シーシアス・アヴァリシアは、とある『戦艦島』の動力源となっているメガリスを奪って体内に取り込み、全てを支配下に置いた。
「ハハハハッ、これで何も怖いモノはない! 後は準備を整えるだけだ!」
 シーシアス・アヴァリシアはメガリスに自らのパワーを加えることで、動かない筈の戦艦島を『再起動』し、来たるべき『グリモアベース侵略』の際の攻撃艦にしようとしていた。
 しかし、戦艦島の住民達は、この島で見つけたメガリスで肉体を改造したメガリスボーグで戦士団を結成し、それに反逆しようとしているようだ。
 現在、メガリスボーグ戦士団は『黒騎士ワイルドハント』達と戦っており、苦戦を強いられているようだ。
 猟兵達が戦いに参戦すれば、黒騎士ワイルドハント達に勝てるはず。
 黒騎士ワイルドハント達は、呪いの武具に精神を食い殺されており、傷つく事も恐れず、メガリスボーグ戦士団を蹴散らしているため、注意をして欲しいという事だった。
 シーシアス・アヴァリシアは、戦艦島のコアルームで、猟兵達を待ち構えており、通常の能力以外に、メガリス由来のユーベルコードを使う事が出来るようだ。
 それが何なのか分かっていないものの、シーシアス・アヴァリシアさえ倒す事が出来れば、その体内からメガリスが零れ落ち、戦艦島が元の平穏を取り戻す事が出来るようである。
 そう言った事も踏まえた上で、依頼に取り組んで欲しいという事だった。


ゆうきつかさ
 この依頼はサポート優先です。

 プレイングボーナス……メガリスボーグ戦士団と協力する。
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第1章 集団戦 『黒騎士ワイルドハント』

POW   :    堕ちてなお団結す
【仲間との一糸乱れぬ連携攻撃】と共に、同じ世界にいる任意の味方の元に出現(テレポート)する。
SPD   :    黒剣変状
いま戦っている対象に有効な【鉤フックや銛、銃器などに変形する黒剣】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
WIZ   :    怪鳥の大群
召喚したレベル×1体の【自身の仲間たちと共】に【潜水も可能の大翼と生命力吸収を持つ爪や顎】を生やす事で、あらゆる環境での飛翔能力と戦闘能力を与える。

イラスト:にこなす

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

レイカ・ヴァンスタイン(サポート)
フェアリーの聖者×プリンセス、11歳の女です。

戦闘は苦手で援護や救助、支援など中心です。
武器は人間大の人形(銃火器持)ですので、運搬作業も可能です。
普段は悪戯(許せる範囲)で遊ぶ※戦闘とは別です。

普段の口調は「マイペース(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」
苦しい時は「愛想笑い(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」です
幼いので殆どひらがなで喋ってます。

・ユーベルコードは必要に応じて、多少の怪我は厭わず積極的に行動(支援中心)します。
・他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。公序良俗に反する行動はしません。悪戯も笑って許される範囲までです。
・あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


藤堂・こずゑ(サポート)
あまり見た目妖狐っぽくないけど、妖狐なの

右目を何とか見せない、見ない様に生きてるわ
妖狐な部分は出したくないから…

依頼に拘りは無いわ
誰とでも連携し、どんなのでも遂行してみせるわよ
日常パートはアンニュイな感じでクールに過ごすわ
一応喜怒哀楽はあるつもり

戦闘パートは古流剣術で挑むけど…
流派は忘れちゃった
マイナーだから廃れちゃったみたい

振るう刀は宵桜(ヨイザクラ)ね
可愛いでしょ

大気の流れを読んで攻撃したり避けたり、後の先を得意とするわ

UCはどれでも使用し、攻撃するUCばかりだけど…
他の猟兵との連携などで避けて敵を引き付ける必要がある時は『流水の動き』を使ってね

後はマスター様にお任せするわ
宜しくね


風薙・澪(サポート)
戦闘は剣、ポンプアクション散弾銃、魔法を主に使って戦う。
近距離は剣、中距離は銃、遠距離は魔法が主な攻撃手段だが、
状況に応じて距離に拘らず扱う時もある。
概ね敵の数が多いときは身体強化魔法を利用し剣、銃で止めを刺していく

剣も銃も基本は両手で扱う為、右手に剣、左手銃のような二刀流的なことはほぼしない
剣は両手持ちではあるものの軽快に扱い、フットワークを軽くして戦う

銃はほぼ9粒装弾の散弾を使っているが、対象を打ち抜けないときなどはスラッグ(一粒弾)も使う
いずれにせよ射程はあまり長くない
弾倉はチューブマガジンで後入先出。(最後に込めた弾薬が最初に撃ち出される)


六島・風音(サポート)
ガレオノイドのスターライダーです。
スピードなら誰にも負けません。

基本的に人の話を聞かず、スピード勝負に持ち込みます。
そんなことより駆けっこです。
普通に駆けるか、天使核ロケットエンジン搭載の宇宙バイクで駆けるか、ガレオン船形態で駆けるかは状況によります。

ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。



自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
                      プロデューサーより


御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!


徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写戴けると嬉しいです。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的に「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。
よく使う武器は「大天狗正宗・千子村正権現・鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせです!


久遠寺・遥翔(サポート)
UCでフレアライザーや派生形態に変身するか
イグニシオンorレヴィアラクスに【騎乗】して戦う
死角を突いたりといった戦法に躊躇はない
戦いでは取れる手を全力でとる
ただ人質を取ったりなんて真似はしないけどな
救助対象がいる場合それ優先で動くぜ

変身・騎乗どちらの場合でも基本的に【空中戦】
飛行系UCの速度やワイヤーを使った【地形の利用】【ダッシュ】による高速機動戦闘だ
相手の攻撃は【第六感】【視力】を駆使した心眼で【見切り】ながら【残像】でかわし
避けきれない攻撃を【オーラ防御】や【各種耐性】で受け流しながら【カウンター】の
【生命力吸収】する黒焔で対象を【焼却】する【2回攻撃】【範囲攻撃】を叩き込む戦術になる


ネッド・アロナックス(サポート)
めずらしい そざいはある?
なければ じょうほうを しいれて かえろうかな!
(※セリフはひらがな+カタカナ+空白で話します)

探し物や調べ物は楽しくて得意だよ
"くらげほうき"や"ゆきソリ"で空を飛んだり泳いだりしてヒトや物も運ぶよ

戦闘はサポートに回ることが多いかな
手強い敵は基本隠れながら隙を作って逃げる!
"クリーピングコイン"で物をひっかけて飛ばしたり
"しろくじら"の歌で余所見をさせたりね

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
よろしくおねがいします!


日下・彼方(サポート)
人間のUDCエージェント × 月のエアライダーの女です

戦闘での役割はレガリアスシューズを使っての空中戦、
影の狼を使役して斥候・偵察ができます
武器は通常大型ナイフを使用しますが
強敵には太刀・槍を持ち出す事もあります

普段は(私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)
機嫌が悪いと (私、~様、です、ます、でしょう、ですか?)

性格は受けた仕事はキッチリこなす仕事人のような感じです
仕事から抜けると一転惚けた風になります

ユーベルコードは必要に応じて、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


ティティス・ティファーナ(サポート)
 召喚獣「イフリート」の鎧装騎兵×アーチャー、9歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです


筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?


四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう。
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ。
でもぉ、身体を動かすのも好きですよぉ。
お互いに納得の上で全力が出せると一番良いですよねぇ。
※アドリブ・絡み歓迎


ハル・エーヴィヒカイト(サポート)
▼心情
手の届く範囲であれば助けになろう
悪逆には刃を振り下ろそう

▼戦闘
殺界を起点とした[結界術]により戦場に自身の領域を作り出し
内包された無数の刀剣を[念動力]で操り[乱れ撃ち]斬り刻む戦闘スタイル
敵からの攻撃は[気配感知]と[心眼]により[見切り]
[霊的防護]を備えた刀剣で[受け流し]、[カウンター]を叩き込む


札神・遊狐(サポート)
妖狐のカードデュエリスト×パーラーメイド、23歳の女じゃ。
普段の口調は「老齢の妖狐っぽい口調(わらわ、お前さん、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか?)」、
演技時は「カワイコぶる(わたしぃ、~様、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」じゃ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用する。
多少の怪我は厭わず積極的に行動するぞ。
他の猟兵に迷惑をかける行為はせんな。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はせん。
後はMS様におまかせするわ。
よろしくおねがいするのう!


アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的

戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません

非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも




「うぐ……、ぐぐぐっ!」
「まさか、ここまで、やるとは……!」
「ま、まだだっ! 俺達は負けん! 負ける訳にはいかないんだ!」
 メガリスボーグ戦士団は、苦戦を強いられていた。
 絶体絶命、大ピンチ。
 身も心もボロボロになっているため、気合だけで立っているような状況であった。
「いくら足掻いても、無駄な事!」
「……そんな事も結果は変わらない!」
「いい加減に諦めて、我々に命を差し出せ!」
 『黒騎士ワイルドハント』達が上から目線で、メガリスボーグ戦士団に言い放った。
 だが、力の差は、歴然。
 メガリスボーグ軍団が、どんなに頑張っても、勝ち目がないほど、圧倒的だった。
「そこまでなの! もう悪い事は出来ないの!」
 そんな中、レイカ・ヴァンスタイン(銀光精・f00419)が現れ、黒騎士ワイルドハント達のまわりを飛び回った。
「ええい、小賢しい奴め!」
「雑魚には構うな、フェアリーを落とせ!」
「そんな事を言っても……む、む、無理だァ!」
 黒騎士ワイルドハント達が苛立ちを隠せない様子で、ブンブンと剣を振り回した。
 だが、レイカがあまりにも素早いため、かすりすらしなかった。
「……無駄よ、そんな攻撃じゃ、私達に触れる事さえ出来ないから……」
 藤堂・こずゑ(一閃・f23510)が宵桜(退魔刀)を握り締め、黒騎士ワイルドハント達に斬りかかった。
「うぐ、馬鹿なっ!」
「もう少しで倒す事が出来たのに……」
「このままでは奴らに逃げられてしまう!」
 黒騎士ワイルドハント達が、ギチギチと歯を鳴らした。
 しかし、メガリスボーグ軍団は、誰ひとりとして逃げておらず、黒騎士ワイルドハント達に攻撃を仕掛けていった。
「……こんなはずじゃなかったって感じね」
 風薙・澪(ウィザードウォーリア・f17869)が、第六感を駆使して先制属性攻撃を仕掛け、黒騎士ワイルドハント達にプレツシャーを与えていった。
「お、お前達さえ、ここに来なければ、メガリスボーグ軍団を一掃する事が出来たのにィ……」
 黒騎士ワイルドハントが苛立ちを隠せない様子で、半ばヤケになりつつ剣を振り回した。
「一体、どこを狙っているんですか? そんな攻撃、当たりませんよ?」
 そんな中、六島・風音(スピードなら誰にも負けません・f34152)が空中戦を仕掛け、黒騎士ワイルドハントの注意を引いた。
「チョコマカ逃げるなっ!」
「ジッとしていれば、楽に死ねるぞ!」
「だから動くなっ! ……素直に死ねっ!」
 黒騎士ワイルドハント達が気合と根性で空中戦を仕掛け、風音に追いつこうとした。
 だが、風音の動きは不規則で、黒騎士ワイルドハントの予想を上回っていたため、どんどん距離が離れていった。
「はっはっはっ、随分と楽しんでいるようだな? だが、そろそろ本気を出さないと、妾達を倒す事は出来ないぞ?」
 御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)が高笑いを響かせながら、猟兵達の前に陣取った。
「た、確かに、そうだな」
「俺達が本気を出していないのを……見破るとは……」
「こ、これから本気を出すぞ。……本当だ。だから後悔するのは、これからだっ!」
 黒騎士ワイルドハント達が激しく声を震わせながら、無駄に強がってハッタリをかました。
「それなら、本気を見せて、ちょうだい。世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん、ただいま参上。……って、そんな目で見ないでくれる? これは番組のためなんだから……」
 音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)が、小さくコホンと咳をした。
「番組のため……だと!?」
「訳の分からない事を言いやがって!」
「と、とにかく、メガリスボーグ軍団だけでも倒してしまうぞ!」
 黒騎士ワイルドハント達が怒りの矛先をメガリスボーグ軍団に向け、力任せの剣を振り回し、手当たり次第に斬りつけた。
「まさか、この状況でスルーとは……。さすがにツレないの思うのだが……。まあいい。それだけの価値が妾達にないというのなら、ここで力を示すだけだ」
 その邪魔をするようにして、菘が【妾の独り舞台(オンリー・リサイタル)】を発動させ、戦場の音属性を吸収して無音と窒息状態に変え、音属性の共鳴破砕を引き起こす衝撃波を放って、黒騎士ワイルドハント達を蹴散らしていった。
「まさか、あの一瞬で……」
「身を守る事さえ……出来なかった」
「ええい、怯むなっ! まだ半分……いや、精鋭達が残っている」
 黒騎士ワイルドハント達が動揺するようにして、ジリジリと下がっていった。
 だが、既に当初の半分以下。
 生き残った者達がダメージを受け、半数以上が虫の息だった。
「それなら纏めて掛かってきなさい。まだ動けるうちに反撃しておかないと、後がないわよ?」
 すぐさま、こずゑが【妖剣解放】で妖刀の怨念を纏い、高速で斬撃を放って、衝撃波を放射した。
「うぐ……、ぐわっ!」
「シ、シールドで防いだはずなのに……」
「それを上回るほどの破壊力があったとは……」
 その一撃を食らった黒騎士ワイルドハント達が、なす術もなく倒れていった。
「そろそろ、本気を出したら、どうなの? 早くしないと全滅してしまうから……」
 鬱詐偽が【鬱歌『Fall Down』(ネガソン・セカイガオチテイク)】で、翼を生やした堕天使コスに変身した後、ウサギマイクの威力を増幅させ、物凄いスピードで飛翔しながら、黒騎士ワイルドハント達に呪殺弾を撃ち込んだ。
「うぐ……、身体が……」
「だが、ここで本気を出さねば……」
「ああ、その通りだ! うおおおおおお!」
 黒騎士ワイルドハント達が雄叫びを響かせ、召喚した仲間達と共に、大きな翼を生やして距離を縮め、顎や爪で猟兵達を引っ掻き、生命力を吸収した。
「確かに凄い攻撃ですが、私には意味がありませんよ」
 即座に、風音が【かけっこ(カケッコ)】を発動させ、外部からの攻撃を遮断した。
「な、何故だっ!」
「俺達の本気が効かない……だと!?」
「うぐぐ、このままでは、本気でヤバイぞ!」
 黒騎士ワイルドハント達が動揺した様子で、一斉にシールドを構えた。
「いまのうちに、みんな傷を癒してしまいますの」
 その間に、レイカが【雪明(ユキアカリ)】を発動させ、燐光を当てて高速治療していった。
「し、しまった!」
「何もかも、後手後手か!」
「だが、もう少し待てば、増援が来る! それまで何とか、持ちこたえろ」
 黒騎士ワイルドハント達が荒々しく息を吐き捨て、自分の身を守る事に専念した。
「我、此処に喚びだしたるは、魔狼の顎。其の鋭き牙を以て、敵を穿ち貫け」
 次の瞬間、澪が【氷霜槍(フロスト・ジャヴェリン)】を発動させ、虚空から高圧縮液体窒素と魔力が込められた氷槍を放ち、刺傷と液体窒素及び魔力による凍結で、黒騎士ワイルドハント達を蹴散らしていった。


「ち、畜生……」
「増援は、まだか」
「き、来たぞ! 心強い仲間達が!」
 黒騎士ワイルドハント達が、興奮気味に大声を上げた。
「お、おい、これは一体どういう事だ? 優勢だったんじゃないのか? それなのに、なんだ、これは……。これではリーダーに報告する事など出来ないぞ!」
 増援に来た黒騎士ワイルドハント達が、唖然とした様子で声を震わせた。
 先程まで『楽勝、楽勝! あんな奴ら、速攻で片付けちまうから、安心しなっ!』と言う連絡を受けていたため、まるで悪夢でも見ているような感覚のようである。
「まあ、確かに……さっきまでは、優勢だったぜ! メガリスボーグ軍団が、全滅寸前に追いやられてしまうほどな」
 久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)がイグニシオン(クロムキャバリア)に搭乗し、黒騎士ワイルドハント達の前に陣取った。
「な、なんだと!?」
「それじゃ、お前達が、状況を一変させた、と言う事か」
「あ……、ありえん。そこまで強いのか、コイツ等は……」
 黒騎士ワイルドハント達が、ドン引きした様子で後退した。
「めずらしい そざい いっぱい」
 そんな中、ネッド・アロナックス(ガムゴム人の冒険商人・f41694)が、まわりに落ちていたレアアイテムを回収していった。
「ちょ、ちょっと待て!」
「それは俺達の装備じゃないか!」
「……それを勝手に奪うんじゃないっ!」
 黒騎士ワイルドハント達がハッとした表情を浮かべ、一斉に襲い掛かってきた。
「そこまで、だ」
 それに合わせて、日下・彼方(舞う灰の追跡者・f14654)が残像を繰り出し、黒騎士ワイルドハント達に空中戦を仕掛けた。
「……邪魔をするなっ!」
「まずは、お前から……ん、んん?」
「まさか、すべて残像かっ!? うぐぐ、小賢しい真似を!」
 黒騎士ワイルドハント達が、残像ばかりを攻撃してしまい、悔しそうに拳を震わせた
「まだまだ、いくよっ!」
 ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)が、オーラ防御を展開しながら、零距離一斉射撃を行った。
「うぐ……ぐぐぐっ!」
「俺達を甘く見るなよっ!」
「俺達は強い! こんなモノ、気合でカバーだ!」
 黒騎士ワイルドハント達がオーラ防御を展開し、何となくダメージを軽減させた。
「……助太刀します!」
 それに合わせて、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)がオーラ防御を展開し、早業で捨て身の一撃を繰り出した。
「き、気合いだァ!」
「それで、すべて解決ッ!」
「これで、どこも……痛くないっ!」
 黒騎士ワイルドハント達がケモノの如く雄叫びを響かせ、残像を繰り出しながら、猟兵達に空中戦を仕掛けてきた。
「こうなった以上、将軍として見過ごせないからね。ここは僕も戦うよ」
 徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)が、覚悟を決めた様子でオーラ防御を展開し、大天狗正宗(サムライブレイド)で黒騎士ワイルドハント達を斬りつけた。
「俺達は無敵ッ!」
「だから、何も怖くない!」
「さあ、覚悟してもらおうかっ!」
 黒騎士ワイルドハント達が一糸乱れぬ連携攻撃を仕掛け、愛用の剣で猟兵達を斬りつけた。
「じゃくてん みつけたよ!」
 ネッドが【ステータスオープン!】を発動させ、黒騎士ワイルドハントの個人情報を開示し、能力値・弱点・交友関係等を暴いた。
「ちょ、ちょっと待て!」
「弱点なんか、分かる訳……」
「いや、もしも、それが本当なら……」
 黒騎士ワイルドハント達が、ジリジリと下がっていった。
「……あの部分ね」
 それに合わせて、ティティスが【マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット】で、適切対応可変型ファンネルビットを召喚し、黒騎士ワイルドハント達の弱点を執拗に攻撃していった。
「まさか、本当に俺達の弱点を!」
「……守れ! 守れ! 命を守れぇ!」
「そんなことを言っている場合か! 戦いこそ、最大の防御だッ!」
 黒騎士ワイルドハント達がヤケになりつつ、生命力吸収を持つ爪や顎で、猟兵達に襲い掛かった。
「愛する者の声が、我が力となる!」
 そんな中、家光が【大奥の叫び(ラブ・コール)】で、大奥への映像デバイスを召喚し、妻たちの応援によって、自らの装備をパワーアップさせた。
「何をやっても無駄だ!」
「本気を出した俺達に負けはない!」
「絶対に……。これだけは……確定事項だ!」
 黒騎士ワイルドハント達が連携を取りながら、鋭い爪で猟兵達を引っ掻いた。
「確定事項か。なら、試してみないとな」
 彼方が【影狼群影(カゲロウグンエイ)】を発動させ、影で形作られた狼の群れを召喚し、黒騎士ワイルドハント達を迎え撃った。
「ぐぐっ、こんな狼で、俺達を止められると思うなよォ!」
「こんなモノ、こうして、こうして、こうだァァァァァァァ!」
「燃えあがれ! 俺達の本気だァァァァァァァァァァァァァァアア!」
 黒騎士ワイルドハント達が、狼の群れに食らいつき、鋭い爪で引っ掻いた。
「咲き誇って……、私のエーデルワイス!」
 次の瞬間、シホが【華霞】儚きエーデルワイスの嵐(ハナカスミ・ハカナキエーデルワイスノアラシ)が、『聖銃』トリップ(Tulip)_甲WSを銀色に輝く無数のエーデルワイスの花びらに変え、黒騎士ワイルドハント達の体を貫いた。
「うぐ……、ぐぐぐ、ここまで、か」
 そう言って黒騎士ワイルドハント達が、次々と地面に突っ伏した。


「一体、これは、どういう事だ! 我が部隊の大半が、こんな事になっているとは……信じられん! だが、私には、まだ信頼できる部下がいる。だから、負けん! ……絶対に!」
 そんな中、黒騎士ワイルドハントのリーダーが、部下を引き連れて、猟兵達の前に現れた。
「この状況で、随分と自信があるな? 冷静になって、まわりをよく見てみろ。本当に勝てるのか? 絶対に……?」
 アトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)が、黒騎士ワイルドハントのリーダーに問いかけた。
「ああ、もちろん! 我らだけで、百人分の強さだからなァ! 命乞いをするなら、今のうちだ。さあ、言ってみろ。地べたに顔を押しつけて、命乞いをするのであれば、助けてやってもいいぞ?」
 黒騎士ワイルドハントのリーダーが、フンと鼻を鳴らした。
「だったら、私達は、その千倍強いですよー」
 ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が、魔力性防御障壁を展開し、黒騎士ワイルドハント達の注意を引いた。
「イイ度胸をしているじゃないか。わざわざ、殺してくれと頼んでくるとは……。ならば、死ねぇぇぇえぇぇぇぇぇぇ!」
 黒騎士ワイルドハントのリーダーが部下達を引き連れ、オーラ防御を展開しながら、範囲攻撃を繰り出した。
「邪魔をしないでくれるかな」
 筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)が、残像を繰り出しながら空中戦を仕掛け、黒騎士ワイルドハント達の生命力を吸収した。
「うぐっ、やるじゃないか。我が部下を、こうも簡単に倒していくとは……。だが、我らは傷つけば傷つくほど強くなる……! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
 黒騎士ワイルドハントのリーダーが拳を震わせ、部下達と一緒に雄叫びを響かせ、捨て身の一撃を繰り出した。
「傷つけば、傷つくほど、強くなる……か」
 すぐさま、ハル・エーヴィヒカイト(閃花の剣聖・f40781)が限界突破して、リミッターを解除した後、カウンターを繰り出し、境界剣"久クオン遠"で斬り捨てた。
「あ、ああ、その通りだ。だから、何も怖くない。何も恐れない。お前達を倒すまでは……!」
 黒騎士ワイルドハントのリーダーが荒々しく息を吐きながら、少しずつ距離を縮めてきた。
「ん、んんん、……ん? あらぁ? ひょっとして、また眠ってしまったのでしょうかぁ? 今日こそは起きていようと思っていたのですがぁ……。なかなか上手くいきませんねぇ……」
 そんな中、四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)が、ぱちっと目を覚まし、恥ずかしそうに頬を掻いた。
「ね、ね、寝ていた……だとぉ!? あ、ありえん、そんな事……。タチの悪い笑い話だ」
 黒騎士ワイルドハントのリーダーがイラついた様子で、眠斗に対して激しい敵意を向けた。
「やれやれ、面倒な事になったのう。まあ、何であれ、お前さん達を倒す事に変わりはない。ここで決着をつけようではないか」
 札神・遊狐(妖狐のカードデュエリスト・f41463)が、含みのある笑みを浮かべた。
「ああ、やってやる! 部下達が出来なかった事を、やってやる! さあ、覚悟してもらおうか。二度とそんな口が叩けないようにしてやるぜ!」
 騎士ワイルドハントのリーダーが部下達を呼び寄せ、大きく翼を広げて連携を取りながら、爪や顎で攻撃を繰り出した。
「みんな、大丈夫……?」
 そのことに危機感を覚えたミスティが【雪の雫の望む場所(スノードロップサンクチュアリ)】を発動させ、自らの花と翼から溢れた生命力によって、此処に在ろうとする意志を持った光を発生させ、仲間達の傷を癒していった。
「そんな事をしても、無駄だっ! お前達は必ず倒す! 絶対に、な!」
 騎士ワイルドハントのリーダーが一糸乱れぬ連携攻撃を仕掛け、再び猟兵達に噛みつき、容赦なく引っ掻いた。
「我が理想よ、現界せよ! 其は何にも揺るがぬ刃となり、盾となれ!」
 それと同時に、アトシュが【幻想憑依・夢想式(サモンヴァッフェ・トラオム)】を発動させ、自らが理想とする姿を幻想から呼び出し憑依融合する事で、その理想の力を借り受け、自らの攻撃力を強化して、騎士ワイルドハント達を蹴散らしていった。
「ええい、怯むなっ! 我らは強い! 不死身の肉体を得た存在だ! 死ぬと思うから、死ぬ! 痛いと思うから、痛いんだ!」
 騎士ワイルドハントのリーダーが、俺様理論全開で部下達を嗾けた。
「お、おうっ!」
 その指示に従って、騎士ワイルドハント達が、捨て身の覚悟で突っ込んできた。
「それこそ、自殺行為だと思うけど……」
 トオルが深い溜息を漏らして、【オルタナティブ・ダブル】を発動させ、もうひとりの自分を呼んで、連携を取りながら、騎士ワイルドハント達を倒していった。
「な、何故だ! 何故、こんな事に! だが、負けん! 負ける訳には……いかんのだァァァァァァァァ!」
 騎士ワイルドハントのリーダーが荒々しく息を吐きながら、鉤フックや銛、銃器などに変形する黒剣を召喚し、猟兵達を威嚇するようにして振り回した。
 それは鞭のようであり、剣のようでもあったが、猟兵達を傷つけるほどの威力はなかった。
「外套展開、"妖精"起動」
 その間に、ハルが【"妖精"(フェアリーシステム)】を発動させ、巨神が持つ外套型の古代武装"妖精"から、人工物・機械生命を分解し自然物を癒す波動を放った。
「うぐ……、なんだ、これは、剣が……鎧が……うわあああああ……」
 その事に動揺した騎士ワイルドハントのリーダーが、必要以上に距離を取った。
「何も怖くありませんよぉ~。さあ、一緒に眠りましょ~」
 そんな中、眠斗が【ゲリラ豪雨(枕)(ゲリラゴウウトコロニヨリマクラ)】で枕の雨を降らせ、騎士ワイルドハントのリーダーに睡眠不足のダメージを与えた。
「うぐ……、ぐぐぐ……、このままでは、眠って……しま……う」
 騎士ワイルドハントのリーダーが、その影響を受けて体をふらつかせ、うつらうつらと眠り始めた。
「今回も頼むぞ、大天狗!」
 次の瞬間、遊狐が【召喚カード『大天狗』(サモンカード『オオテング』)】を発動させ、カードから刀を持った大天狗を召喚した。
 大天狗はフンと鼻を鳴らした後、刀をブンを振り下ろし、騎士ワイルドハントのリーダーを真っ二つに斬り裂いた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『シーシアス・アヴァリシア』

POW   :    我が武器は勝利の剣、天之麻迦古弓、アスカロン
自身の【顔の仮面と体の宝石のメガリス】が輝く間、【剣と弓や換装した斧、盾、槍等のメガリス】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
SPD   :    我が光はファントム、ドラコナイト、スヤマンタカ
装備中のアイテム「【体を構成する全てのメガリス】」の効果・威力・射程を3倍に増幅する。
WIZ   :    我が衣はメロウの帽子、パランギーナ、イージスの盾
【今の相手には役に立たなさそうなメガリス】を脱ぎ、【相手に極めて有効なメガリスで構成された体】に変身する。武器「【新たなメガリス(形状、名称は毎回変わる)】」と戦闘力増加を得るが、解除するまで毎秒理性を喪失する。

イラスト:タヌギモ

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠シャイニー・デュールです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

クリスティナ・バイエンス(サポート)
火の神の名を持つキャバリアに選ばれたサイキックキャバリア乗り
水着みたいな格好なのは、コックピットが蒸し風呂みたいに熱いから仕方なくだからね

正直キャバリアを降りての戦闘はあまり得意じゃないのよ
でもキャバリアを使っての戦いは任せてね、みんな炎で薙ぎ払ってやるわ
とはいえ、必要ないところで炎を使うつもりはないの危ないもんね
使わなくても私の〔炎神機カグツチ〕は十分強いもの

よろしくね!


新谷・むと(サポート)
『トイロボバトル』という小型ロボを操作し戦うその他スポーツに熱中する少年です。

猟兵としてもトイロボを使い、愛機ツクヨミと共に戦場を駆け抜けます。

戦闘行動はツクヨミが中心
むとは隠れている事が多いですが、
自身も超人アスリートとしての運動神経があるので、必要と思えば片手でツクヨミを操作しながら囮として前に立ちます。

「困ってる人を助ける」「トイロボバトルを楽しむ」「貪欲に勝利を目指す」の3つが行動指針
ふわっとしたイメージですがなんか主人公っぽい性格です

行くぞツクヨミ、猟兵としてみんなを助けるんだ!


小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。



◆性格・人柄

敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい女性。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み、愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。
また敬虔な聖職者故、邪教徒や魔女に寛容さが無く、苛烈な面も持ちます。

既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。



◆戦闘
ユーベルコードは指定したもので臨機応変に。
基本は後衛の魔法職。

・範囲魔法(神罰)
・回復(コルセオ)
・拘束(光の鎖)
・人手が必要な作業(戦場のハレム) 等


火土金水・明
「既に『レディ・オーシャン』は倒されました。残った幹部もしっかり倒させてもらいます。」「あなたの好きなようにはさせませんよ。全力で阻止させてもらいます。」(メガリスボーグ騎士団のみなさんと、タイミングを合わせて攻撃を始めます。)
【WIZ】で攻撃です。
攻撃は【属性攻撃】と【継続ダメージ】を付け【フェイント】を絡めた【全力魔法】の【新・ウィザード・ミサイル】を【範囲攻撃】にして、『シーシアス・アヴァリシア』を全方向から攻撃します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】【第六感】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「私の役目は少しでもダメージを与えて次の猟兵の方に繋げる事です。」
アドリブや他の方との絡み等はお任せします。




「まさか、黒騎士ワイルドハント達を蹴散らすとは……。だが、先程の戦いで、だいぶ体力が消耗しているようだな。今なら、お前達を倒すのも、簡単そうだ。さあ、覚悟しろ。そして、恐怖しろ」
 シーシアス・アヴァリシアが猟兵達の前に現れ、不気味な笑い声を響かせた。
 実際に、猟兵達の中には、度重なる戦いで披露している者もいたが、シーシアス・アヴァリシアを脅威に思っている訳ではないようだ。
「いや、話が長いから……! こっちは蒸し風呂状態のコックピット内で、戦わなきゃならないんだから、もう少し簡潔に話して!」
 クリスティナ・バイエンス(炎のキャバリア乗り・f30044)が炎神機カグツチ(キャバリア)に搭乗し、シーシアス・アヴァリシアに対して言い放った。
「とりあえず……死ね」
 シーシアス・アヴァリシアが、簡潔に答えを返した。
「確かに、簡潔ですね。もちろん、お断りしますが……」
 小宮・あき(人間の聖者・f03848)が、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「何か勘違いをしているようだが、お前達に拒否権はない。お前達が選ぶ事が出来るのは、死ぬ事だけだ」
 シーシアス・アヴァリシアが、冷たく言い放った。
「そんな運命……受け入れてなるものか! 行くぞツクヨミ、猟兵としてみんなを助けるんだ!」
 新谷・むと(闇夜照らすトイロボバトラー・f37795)が『JC-02 ツクヨミ』(トイロボ)に声をかけ、限界突破して不意打ちを仕掛けた。
「何故、逆らう! 素直に死ねば、手間も省けると言うのに……!」
 シーシアス・アヴァリシアが苛立ちを隠せない様子で、役に立たなさそうなメガリスを脱ぎ捨て、猟兵達に対して極めて有効なメガリスで構成された体に変身し、鋭い槍状のメガリスを握り締め、鋭い突きを繰り出した。
「だったら、炎神機の力を見せてあげる!」
 クリスティナが【炎熱機雷(フレイム・マイン)】で高熱を放つ火球を召喚し、その高熱波を放って、シーシアス・アヴァリシアの戦闘力を減少させた。
「うぐ……ぐぐぐ……、小賢しい真似を! だが、その程度で、屈すると思ったら、大間違いだ!」
 シーシアス・アヴァリシアがケモノの如く雄叫びを響かせながら、さらに鋭い突きを繰り出してきた。
「それなら俺達は、その上を行くだけだ!」
 むとが【特殊UCコマンド『夜之食国』(ヨルノオスクニ)】で月光に似た特殊な粒子を降らせて、戦場全体を夜之食国/ツクヨミの強化空間と同じ環境に変化させ、再び不意打ちを仕掛けた。
「……面白い! ならば、どちらが上か、勝負をしようじゃないか!」
 シーシアス・アヴァリシアがオーラ防御を展開し、再び鋭い突きを繰り出した。
「あなたの敵は、一人だけじゃありませんよ?」
 それと同時に、あきが【カミサマ候補生(ミミック)】を発動させ、炎の竜巻を発生させて、シーシアス・アヴァリシアを弾き飛ばした。


「はあ……はあ……、さすが配下を倒しただけは、あるようだな。だが、調子に乗るなよっ! お前達を蹴散らす事など、造作もない事だ!」
 シーシアス・アヴァリシアが炎耐性で最悪の事態を回避しつつ、恨めしそうに猟兵達を睨みつけた。
 最初は楽勝でカタがつくと思っていたため、腹が立って仕方がないようである。
「既に『レディ・オーシャン』は、倒されました。もちろん、ここであなたも倒します!」
 そんな中、火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)が誘導弾を撃ち込み、シーシアス・アヴァリシアを牽制した。
「調子に乗るなと言ったはずだっ!」
 シーシアス・アヴァリシアがオーラ防御を展開し、誘導弾を次々と防ぐと、闇属性の範囲攻撃で反撃を仕掛けた。
「残念ですが、それは残像です。本物の私は、ここですよ?」
 明がオーラ防御を展開しながら、第六感を駆使して残像を繰り出した。
「ええい、小賢しい真似を! ならば、本物のお前を倒す!」
 シーシアス・アヴァリシアが槍状のメガリスを捨て、砲台型のメガリスで明に威嚇射撃を仕掛けた。
「無駄です、そんなことをしても……。すでに、あなたを射程内に捉えました」
 明がメガリスボーグ戦士団とタイミングを合わせ、属性攻撃と継続ダメージを付与し、フェイントを絡めた全力魔法の【新・ウィザード・ミサイル(シン・ウィザード・ミサイル)】で範囲攻撃を仕掛け、全属性(炎・水・土・氷・雷・光・闇・毒)の魔法の矢を雨の如く降らせた。
「うぐ、ぐぐぐっ!」
 そのことに危機感を覚えたシーシアス・アヴァリシアが、オーラ防御を展開しながら、ジリジリと下がっていった。
「一体、何処に行くつもりだ」
「ここには俺達もいるんだぜ!」
「お前はどこにも逃げられねぇ!」
 その行く手を阻むようにして、メガリスボーグ戦士団が、次々とシーシアス・アヴァリシアに攻撃を仕掛けていった。
「ま、まさか、最初からこれが狙いで! うぐぐっ! 許さん! お前達だけは絶対に許してなるものかァ!」
 そう言ってシーシアス・アヴァリシアが、恨めしそうに言葉を吐き捨てるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

ハル・エーヴィヒカイト(サポート)
▼心情
手の届く範囲であれば助けになろう
悪逆には刃を振り下ろそう

▼戦闘
殺界を起点とした[結界術]により戦場に自身の領域を作り出し
内包された無数の刀剣を[念動力]で操り[乱れ撃ち]斬り刻む戦闘スタイル
敵からの攻撃は[気配感知]と[心眼]により[見切り]
[霊的防護]を備えた刀剣で[受け流し]、[カウンター]を叩き込む


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、可能なら末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。

正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。

基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」


諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
 スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、31歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。

ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。



◆性格・人柄

敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい女性。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み、愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。
また敬虔な聖職者故、邪教徒や魔女に寛容さが無く、苛烈な面も持ちます。

既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。



◆戦闘
ユーベルコードは指定したもので臨機応変に。
基本は後衛の魔法職。

・範囲魔法(神罰)
・回復(コルセオ)
・拘束(光の鎖)
・人手が必要な作業(戦場のハレム) 等


藤堂・こずゑ(サポート)
あまり見た目妖狐っぽくないけど、妖狐なの

右目を何とか見せない、見ない様に生きてるわ
妖狐な部分は出したくないから…

依頼に拘りは無いわ
誰とでも連携し、どんなのでも遂行してみせるわよ
日常パートはアンニュイな感じでクールに過ごすわ
一応喜怒哀楽はあるつもり

戦闘パートは古流剣術で挑むけど…
流派は忘れちゃった
マイナーだから廃れちゃったみたい

振るう刀は宵桜(ヨイザクラ)ね
可愛いでしょ

大気の流れを読んで攻撃したり避けたり、後の先を得意とするわ

UCはどれでも使用し、攻撃するUCばかりだけど…
他の猟兵との連携などで避けて敵を引き付ける必要がある時は『流水の動き』を使ってね

後はマスター様にお任せするわ
宜しくね


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


北条・優希斗(サポート)
『敵か』
『アンタの言う事は理解できる。だから俺は、殺してでも、アンタを止めるよ』
『遅いな』
左手に『蒼月』、右手に『月下美人』と言う二刀流を好んで戦う剣士です。
自らの過去を夢に見ることがあり、それを自身の罪の証と考えているため、過去に拘りと敬意を持っております。その為オブリビオンに思想や理想があればそれを聞き、自分なりの回答をしてから斬ります。
又、『夕顔』と呼ばれる糸で敵の同士討ちを誘ったり『月桂樹』による騙し討ちを行なったりと絡め手も使います。
一人称は『俺』、口調は年上には『敬語』、それ以外は『男性口調』です。
見切り、残像、ダッシュ等の機動性重視の回避型の戦い方をします。


御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!


ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


ネッド・アロナックス(サポート)
めずらしい そざいはある?
なければ じょうほうを しいれて かえろうかな!
(※セリフはひらがな+カタカナ+空白で話します)

探し物や調べ物は楽しくて得意だよ
"くらげほうき"や"ゆきソリ"で空を飛んだり泳いだりしてヒトや物も運ぶよ

戦闘はサポートに回ることが多いかな
手強い敵は基本隠れながら隙を作って逃げる!
"クリーピングコイン"で物をひっかけて飛ばしたり
"しろくじら"の歌で余所見をさせたりね

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
よろしくおねがいします!


鳶沢・成美(サポート)
『え、これが魔導書? まあどうしよう?』
『まあどうでもいいや、オブリビオンなら倒すだけですよ』

故郷UDCアースの下町の古書店でたまたま見つけた魔導書を読んで覚醒した自称なんちゃって陰陽師

昨今でいう陽キャラ? みたいな行動は正直よくわからないのでマイペースに行動
でも集団での行動も嫌いじゃないですよ
元ボランティア同好会でつい気合い入れて掃除しちゃったりしなかったり
一応木工好きでゲートボール好きキャラのはず……たぶん

例え好みの容姿だろうと、事情があろうと敵ならスパッと倒すだけですよ

実はシルバーレイン世界の同位体である自分と融合していたことが判明
三角定規型詠唱定規の二刀流で戦う様に

アドリブ・絡み・可


六島・風音(サポート)
ガレオノイドのスターライダーです。
スピードなら誰にも負けません。

基本的に人の話を聞かず、スピード勝負に持ち込みます。
そんなことより駆けっこです。
普通に駆けるか、天使核ロケットエンジン搭載の宇宙バイクで駆けるか、ガレオン船形態で駆けるかは状況によります。

ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


諏訪野・みすず(サポート)
とにかく突撃して、ボスをぶっ飛ばします。「みすずちゃんにはパパ以外は、勝てないよー!」「このままじゃマズいよね」アドリブ、共闘歓迎です。


テケリリケテルリリ・テケリリテケリャア(サポート)
『テケリャア!!!』
バイオモンスターのラヴクラフト神拳伝承者 × 四天王
年齢 104歳 女
外見 243cm 黒い瞳 赤茶の髪 白い肌
特徴 特徴的な声 声が大きい 実は美形 虐殺を生き延びた 奴隷だった
口調 テケリャア(私、呼び捨て、言い捨て)
お腹が減ると ケテルャア(私、呼び捨て、言い捨て)
常に飢餓感に苦しんでいます
てけりゃあ叫んで捕食したり怪力任せに潰すのが得意です
不定形の化け物として描写してください
連携歓迎です


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです


隣・人(サポート)
『目が回るほど殺してやるわ』
バーチャルキャラクターの殺人鬼 × ヴィジランテ
年齢 25歳 女
外見 158.4cm 赤い瞳 茶色の髪 色白の肌
特徴 囚われていた 奴隷だった 改造制服 アンニュイ 不健康な顔立ち
口調 ビハインド(私、アンタ、ね、よ、なの、かしら?)
嘘をつく時は 幽閉中(自分の名前+ちゃん、てめぇ、ね、よ、なの、かしら?)

人型のオブリビオンを相手にする事を好みます
好きな殺し方は撲殺、得意な殺し方は斬殺
相手の平衡感覚を奪って一方的に殺したい

ギャグっぽいユーベルコードの際は口調・幽閉中
🌈シャワーも好いぞ

あとはおまかせ、宜しくお願い致します




「許さない……か。だったら、どうする? ……私達を倒すか?」
 ハル・エーヴィヒカイト(閃花の剣聖・f40781)が、シーシアス・アヴァリシアに視線を送った。
「フハ、フハハハハ、もちろん、そのつもりだ。でも、いいのか? 我が本気を出したら、お前達など一瞬にして、消し炭と化してしまうぞ? それでも、いいのなら、遠慮なく攻撃を仕掛けるだけだが……。まさか、そこまで愚かな奴らだったとはなぁ。わざわざ、死ぬような真似をして……。ならば、その望み……叶えてやろう! 未来永劫、我に逆らう事がないように、特大級の絶望を与えてやる!」
 シーシアス・アヴァリシアが念動力を使って地面を抉り取りながら、猟兵達に範囲攻撃を仕掛けた。
「特大級の絶望……ねぇ。そんな事を言って、口だけじゃないの? 今まで戦った敵は、そんなのばかりだったけど……」
 すぐさま、バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が傷つく事も恐れず、シーシアス・アヴァリシアに属性攻撃を繰り出した。
「だったら、我が最初のひとりになってやろう。……少なくとも、お前達に負けるほど、我は弱くないからなっ!」
 シーシアス・アヴァリシアがオーラ防御を展開し、残像を繰り出しながら間合いを取った。
「それなら、わたしだって、出来るのだ!」
 大豪傑・麗刃(25歳児・f01156)が超高速で変顔をしながら、シーシアス・アヴァリシアの動きに合わせて残像を作り出した。
「ば、ば、馬鹿にしやがって! そんな事をしても、我を挑発するだけなのが、何故分からない! そこまでして、死にたいのか、愚か者め! ……いいだろう。なせば望み通り……、殺してやる!」
 シーシアス・アヴァリシアが高速詠唱で全力魔法を発動させ、巨大な岩を幾つも落下させた。
「だったら、もっとシッカリ狙え! それじゃ、どんなに狙っても、俺達には当たらないぜ!」
 諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)が野生の勘を駆使してダンスを踊り、巨大な岩を避けていくと、捨て身の一撃を放って、シーシアス・アヴァリシアをヨロめかせた。
「うぐ……何故だ。外す事など、ありえない! あっては、ならない事なのに……。それなのに、何故!? ぐぬぬっ! ならば、これで……どうだァァァァァァァァ!」
 シーシアス・アヴァリシアがイラついた様子で全力魔法を発動させ、今度は次々と雷を落としてきた。
「何やら、お困りのようですね? 私も協力しますから、一緒に敵を倒しましょう!」
 小宮・あき(人間の聖者・f03848)が全力魔法の範囲攻撃で、次々と落ちる雷を相殺した。
「ば、馬鹿なっ! まさか、ここまでイラつかせる存在だったとは……な。だが、それも、もうすぐ終わる。我と戦って、生き残れた者など、今までひとりもいなかったのだから……!」
 シーシアス・アヴァリシアが、悔しそうに拳を震わせた。
「その割には、だいぶ焦っているようね。まさか、こんなはずじゃなかったって思っているの? それじゃ、よくいる、そこら辺の敵と変わりないわよ?」
 藤堂・こずゑ(一閃・f23510)が、深い溜息を漏らした。
 だからと言って、シーシアス・アヴァリシアが弱いわけではないのだが、それ以上に猟兵達が強いため、子供と大人のケンカレベルの差があった。
「確かに、ここまでは予定外だ。だが、我は、まだ本気を出していない。これはハッタリなどではないぞ? 実際に、本気を出していないのだから……。後悔するなら、いまのうちにしておけ!」
 シーシアス・アヴァリシアが、フンと鼻を鳴らした。
「いや、そのセリフも、モブの敵にありがちのセリフだぞ? ……大丈夫か、お前? ひょっとして……、影武者か? 何となく、ニセモノっぽいし……。そうだろ、お前?」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、シーシアス・アヴァリシアに対して疑いの眼差しを送った。
「……」
 シーシアス・アヴァリシアは、何も答えなかった。
 しかし、ある意味、それが答えだった。
「……影武者か。それでも、実力はホンモノ……なんだろ?」
 北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)が、シーシアス・アヴァリシアに対して問いかけた。
「あ、ああ、その通り……あっ! 貴様、俺をハメやがったな! このまま気づかなければ、楽に死ねたモノを……!」
 シーシアス・アヴァリシアが慌てた様子で、自分の口元を押さえた。
「はっはっはっ、思わず本音が漏れてしまったようだな。だが、何の問題もない! ホンモノであれ、ニセモノであれ、倒す事に変わりないのだからな。さあ……、遠慮なく、掛かってこい!」
 御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)が高笑いを響かせ、シーシアス・アヴァリシアの前に陣取った。
「うぐぐ……、こうなったら、皆殺しだァァァァァァァァ! ……覚悟しろ。楽には死なせん! 我ほ馬鹿にした事を、未来永劫、後悔させてやる!」
 シーシアス・アヴァリシアが半ばヤケになりつつ、リミッターを解除に猟兵達に捨て身の一撃を繰り出した。
「……望むところにゃ!」
 ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が自分自身に気合を入れ、早業で咄嗟の一撃を繰り出し、シーシアス・アヴァリシアに恐怖を与えた。
「うぐっ! やはり、この程度ではダメか。まあ、分かり切った事だったがな。だからと言って、調子に乗るな! これからが……本番だッ!」
 シーシアス・アヴァリシアが限界を突破し、属性範囲攻撃を繰り出した。
「だったら、遠慮なく、ぶっ叩くにゃあああああああああああ!」
 アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)が傷つく事も恐れず、力任せに捨て身の一撃を放った。
「うぐ……ぐぐぐ……やるじゃないか! こ、こうなったら、奥の手だァァァァァ!」
 その一撃を食らったシーシアス・アヴァリシアが、役に立たなくなったメガリスを脱ぎ捨て、対猟兵用メガリスで構成された身体に変身し、戦闘力を増加させた。
「ええい、うっとーしーにゃああああああああ!!」
 それと同時に、アイクルが【全力拒否(オマエノソレハムチャクチャキニイラナイ)】を発動させ、魂を込めた全力の一撃で、対猟兵用メガリスの効果を相殺した。
「し、信じられん! 我のメガリスを上回るほどの力があったとは……。だが……まだ、これからだと言う事を忘れないでもらおうか! 今度こそ、お前達を倒す……!」
 シーシアス・アヴァリシアが顔の仮面と、身体の宝石のメガリスを輝かせ、剣と弓や換装した斧、盾、槍等のメガリスの攻撃回数が9倍にした。
(うぐぐ……、こんな状況でネタをやったら、総スカンなのだ。でも、ネタをやりたい、この状況だからこそ……! それなのに、ネタが出来ないなんて……、とてもツライ……ツラすぎて、胃が痛くなってきた……)
 麗刃が【伝説の超変態人(デンセツノスーパーレイクン)】で、ネタをやってる場合じゃない状況への悲しみの感情を爆発させ、戦闘能力を飛躍的に増大させた。
「そんな事をしても、無駄、無駄、無駄だァァァァァァァァァ! 我の勝利は確定しているのだからなァ!」
 シーシアス・アヴァリシアがメガリスを輝かせながら、何かに取り憑かれた様子で剣を振り回した。
「無駄かどうかは、試してみないと分からないだろ」
 多喜が【これがアタシの禁じ手!!(ジモトノウラワザ)】を発動させ、サメのうみそをシーシアス・アヴァリシアの身体に癒着させ、拒絶反応の塊に変えた。
「うぐ……、なんだ、これは……! ぬ、抜けない! 何なんだ、本当に……。うぐ、ぐぐぐっ!」
 その事に違和感を覚えたシーシアス・アヴァリシアが、動揺した様子で傷口を押さえた。
「……油断したな。行けぇぇぇぇぇぇ!」
 啓太郎が【スーパーフィニッシュ】で全武装を一斉発射し、シーシアス・アヴァリシアの身体に風穴を開けた。
「うぐ……ぐぐぐっ! まだだっ! 我の力は、こんなモノじゃない!」
 シーシアス・アヴァリシアが声を震わせ、近くにあった剣を掴み取ろうとした。
「残念だが、それは無理だ。その代わり、母なる大地と、超熱烈な接吻をさせてやろう!」
 菘が【大地とのマリアージュ(サイクロン・パイルドライバー)】を発動させ、シーシアス・アヴァリシアを掴み、竜巻属性のパイルドライバーを繰り出した。
「よくも、やったな。だが、タダでは死なん! お前達を巻き込んで、最後に華々しく散ってやる!」
 シーシアス・アヴァリシアが怒り狂った様子で、身体を構成する全てのメガリスの効果・威力・射程を3倍に増幅した後、雄叫びを上げて剣で斬りかかった。
「散るなら、自分一人で散りなさい」
 それに合わせて、こずゑが【妖剣解放】で妖刀の怨念を纏い、高速移動をしながら、斬撃による衝撃波の放射し、シーシアス・アヴァリシアの身体を斬りつけた。
「ぐ、ぐぬぬっ! まさか、傷ひとつつける事が出来ないとは……」
 シーシアス・アヴァリシアが足元に落ちていた剣を拾い、恨めしそうに猟兵達を睨みつけた。
「当然にゃ……! 潜り抜けてきた修羅場の数が違うんにゃから……!」
 それに合わせて、ミーヤが【ガジェットショータイム】を発動させ、変な形のガジェットを召喚し、シーシアス・アヴァリシアに攻撃を仕掛けていった。
「だったら、我だって、同じくらい修羅場を潜ってきた。お前達が予想する事が出来ないほど、な!」
 シーシアス・アヴァリシアが、何かに取りつかれた様子で、狂ったように剣を振り回した。
「行くよ、ピーちゃん!」
 続いて、あきが【空の散歩(テイク・オフ)】を発動させ、身長の2倍ほどある青い鳥を召喚して騎乗し、シーシアス・アヴァリシアに突っ込んでいった。
「そんなモノ、真っ二つに……ぐわああああ!」
 それを迎え撃つため、シーシアス・アヴァリシアが剣を振り上げ、為す術もなく宙を舞った。
「油断大敵ってヤツね」
 その間に、バジルが【シーサーペントキシン】で、海の生物【ウミヘビ】が持つ毒の能力を戦闘用に強化し、シーシアス・アヴァリシアを猛毒状態にさせた。
「う、うぐぐ……、身体が……痺れて……動かない……」
 シーシアス・アヴァリシアが頭をフラつかせ、どす黒い血の塊を吐いた。
 それでも、毒が抜けなかったため、今にも崩れ落ちそうになった。
「我が内なる刃は集う。これは望みを繋ぐ刃、命を活かす祈りの剣!白翼千華ッ!」
 次の瞬間、ハルが【境界・白翼千華(キョウカイ・ハクヨクセンカ)】を発動させ、内なる世界より広げた結界領域から、姉より受け継いだ燕の翼のような無数の白刃を放ち、シーシアス・アヴァリシアに致命傷を与えた。
「……ぐはっ!」
 その攻撃を食らったシーシアス・アヴァリシアが、ガックリと膝をついた。
「……眠れ」
 それと同時に、優希斗が【闇技・夢蒼殲滅波(アンギ・ムソウセンメツハ)】で蒼穹の骸の海を纏い、シーシアス・アヴァリシアに触れて破壊するのであった。


「どうやら、我の影武者は倒されてしまったようだな。だが、我にとっては些細な事……。いくらでも、代わりはいる」
 シーシアス・アヴァリシアが、冷たく言い放った。
 おそらく、シーシアス・アヴァリシアにとって、影武者さえも手駒でしかなかったのだろう。
 そのため、影武者が命を落としたことを知っても、まったく気にしていなかった。
「何だか、酷い人なのですよ……」
 ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が、嫌悪感をあらわにした。
「……酷い? 使えない奴を切って、何が悪い。何も悪くないだろう? 本人も、その事を理解して、我の影武者になったのだから……」
 シーシアス・アヴァリシアが、まったく悪びれた様子もなく、躊躇う事なくキッパリと言い放った。
「ねえねえ めずらしい そざいが いっぱいあるから もらってもいいよね?」
 そんな中、ネッド・アロナックス(ガムゴム人の冒険商人・f41694)が、瞳をランランと輝かせた。
「お前……、ドサクサに紛れて、何をやっている! これは私のメガリスだ! 勝手に取るんじゃない!」
 その事に気づいたシーシアス・アヴァリシアが、イラついた様子でネッドを払い除けた。
 それと同時に、ネッドがフェイントを繰り出し、空まで逃げていった。
「ひょっとして、駆けっこがしたいんですか? 駆けっこだったら、誰にも負けませんよ!」
 その流れに乗るようにして、六島・風音(スピードなら誰にも負けません・f34152)が全速力で走り出した。
「ええい、忌々しい奴等め!」
 シーシアス・アヴァリシアが殺気だった様子で、風音に衝撃波を飛ばしていった。
 それに合わせて、風音がダッシュで、次々と衝撃波を避けていった。
「まあ、どうでもいいや。敵である以上、倒すだけだから……」
 鳶沢・成美(三角定規の除霊建築士・f03142)が気持ちを切り替え、誘導弾で範囲攻撃を仕掛けた。
「クッ……! 小賢しい!」
 その事に苛立ちを覚えながら、オーラ防御を展開し、ギリギリのところで自分の身を守った。
「残念だけど、みすずちゃんにはパパ以外、勝てないよー!」
 それと同時に、諏訪野・みすず(不思議系ダンサー・f00636)が空中戦を仕掛け、傷口を抉ってシーシアス・アヴァリシアの一部を砕いた。
「我がオーラを貫き、ダメージを与えた……だと!? 本当に信じられない事をするな、お前達は……。だが、いつまでも調子に乗っていられると思うなよっ!」
 シーシアス・アヴァリシアが再びオーラ防御を展開し、猟兵達からの追撃に備えて後退した。
「テケリャア!!!」
 そこに追い打ちをかけるようにして、テケリリケテルリリ・テケリリテケリャア(王冠・f16871)が範囲貫通攻撃を仕掛け、さらにシーシアス・アヴァリシアの身体を傷つけた。
「か、体が……崩れていく……。この程度の攻撃も防ぐ事が出来ない……とは……!」
 シーシアス・アヴァリシアが荒々しく息を吐きながら、傷ついた身体を庇いつつ間合いを取った。
「……助太刀します」
 それら合わせて、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)がオーラ防御を展開しながら、ダンスを踊るようにしながら仲間達と連携を取って、シーシアス・アヴァリシアに攻撃を仕掛けていった。
「ふざ……けるなっ!」
 シーシアス・アヴァリシアがオーラ防御と結界術で守りを固め、精神範囲攻撃を仕掛け、猟兵達の生命力を吸収していった。
「目が回るほど殺してやるわ」
 そんな中、隣・人(22章39節・f13161)が精神を侵食されながら、まったく気にしていない様子で、解体ナイフで斬りつけた。
「は、馬鹿なっ! 精神攻撃も効かない……のか!?」
 シーシアス・アヴァリシアが、信じられない様子で激しく声を震わせた。
「さっき言ったよね、みすずちゃんを倒せるのは、パパだけだって。他の人達だって同じだよ。簡単に倒されるほど、弱い人はいないから……!」
 それと同時に、みすずが【スチームエンジン】を発動させ、レガリアスシューズに蒸気エンジンを搭載し、破壊力を増加させて、シーシアス・アヴァリシアを蹴り飛ばした。
「……ならば、限界を突破するだけだァァァァァァァァ!」
 シーシアス・アヴァリシアが雄叫びを響かせ、邪魔なメガリスを脱ぎ捨て、猟兵に対して極めて有効なメガリスで構成された身体に変化し、メガリスで出来た銃で、威嚇射撃を開始した。
「ケテルャア!」
 テケリリケテルリリが【フードファイト・ワイルドモード】で肉の量と質に応じて全身の細胞を活性化させ、戦闘力を増加させて貫通範囲攻撃で、シーシアス・アヴァリシアの生命力を吸収した。
「うぐ……ぐぐぐっ! よくも……やったなァァァァァァァァァァ!」
 シーシアス・アヴァリシアが怒り狂った様子で、顔の仮面と宝石のメガリスを輝かせ、槍を構えて鋭い突きを繰り出した。
「……負けませんよ!」
 即座に、風音が【かけっこ(カケッコ)】を発動させ、シーシアス・アヴァリシアの攻撃を遮断した。
「な、何故だ! 何故、攻撃が効かない! こんな事……あってはならない事なのに……!」
 シーシアス・アヴァリシアが、信じられない様子で声を震わせた。
 だが、すべて現実。
 否定する事は出来なかった。
「まさか、逃げたりしないよね?」
 その間に、成美が【除霊建築学・陰陽八卦】を発動させ、戦場内に見えない陰陽の気の流れを作り出した。
「別に逃げるつもりはない。例え、どんなことがあったとしても、敵に背を向ける事ほど、屈辱的な事などないのだから……」
 次の瞬間、シーシアス・アヴァリシアが八卦炉結界に囚われ、回避率を激減した。
 その事に危機感を覚えたシーシアス・アヴァリシアが身体を構成する全てのメガリスの効果・威力・射程を3倍に増幅させた。
「あー。ごめんなさい。味方を巻き込まないと寿命が減っちゃいますので。ほら。えれえれしてくださいね!!!」
 そんな中、人が【隣人散闇流殺人技芸・超絶斬新無差別撲殺・高速回転(ロクロクロク・バンガイ)】で、ぐるぐる目が輝かせ、回転椅子とコーヒーカップの攻撃回数が9倍にした後、シーシアス・アヴァリシアに攻撃を繰り出した。
「無駄な事を……! ならば、これで……お前の身体に風穴を開けてやるゥ!」
 シーシアス・アヴァリシアが、メガリスで出来た銃を構え、鎧無視範囲攻撃を仕掛けてきた。
「私は祈る、私は払う、私は背負う。……主よ、この身を捧げます」
 それに合わせて、シホが【犠聖】犠牲を伴う主の恩寵(ギセイ・サクリファイスノタイカ)を発動させ、仲間のの負傷と状態異常を自身に移して全回復させた後、攻撃力、防御力、治癒力、状態異常力、スピードを高める聖痕の加護を宿して超強化した。
「無駄だ、無駄、無駄ァ!」
 シーシアス・アヴァリシアがケモノの如く吠えながら、何かに取り憑かれた様子で、メガリスで出来た銃を乱射した。
「トリさん、ゴーなのですっ」
 すぐさま、ミスティが【這い寄る!ニワ子さん(ハイヨル・ニワコサン)】を発動させ、デフォルメ調のにわとりの姿の精霊を召喚し、シーシアス・アヴァリシアに体当たりを繰り出した。
「し、しまった! 我の銃が……!」
 シーシアス・アヴァリシアがハッとした表情を浮かべ、メガリスで出来た銃を拾おうとした。
 しかし、届かない。
 ギリギリのところで、掴み取る事が出来ず、虚しく空を切った。
「それじゃ そざい もらうね? いいよね べつに」
 その隙をつくようにして、ネッドが【猫の悪戯】を発動させ、猫魔力を纏って跳び回り、シーシアス・アヴァリシアの身体を破壊した。
「い、いいわけ……ない……だろう……がァァァァァァァァァァァァ!」
 次の瞬間、シーシアス・アヴァリシアが断末魔を響かせ、木っ端微塵に砕け散るのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年02月22日


挿絵イラスト