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💗子々孫々まで見守る約束をした妖怪の話

作者：ピンク☆フラッシュ

●その約束は呪いになった。
「やあやあみなさんいらっしゃーい。今回もＵＤＣアースで事件やでー」
　キアラ・フォックストロット（輝きは愛の中に・f12890）は教室に入ってきた教師よろしく手を叩きながら猟兵たちが集まった一室に入って来た。
「今回の敵はＵＤＣアースでありながら邪神やのーて妖怪さんや。その名も西洋妖怪『プラトニック・サキュバス』……名前とは裏腹にアダルティな妖怪やでー」
　昔昔あるところに妖怪の女の子がいました。孤児だと思われ夫婦に拾われ、大切に大切に育てられました。妖怪だと知られた後も変わらずずっと可愛がられて育ちました。そしておじいさんとおばあさんは同時に病にかかり、同時に死を迎えようとしていました。その時、存在する意味をなくして絶望した妖怪の顔を見た老夫妻はつい、こういってしまったのです。
『私たちの子供、孫、そのずっと先まで、あなたが生きたい内は見守っていて欲しい。絶対に邪険にしないように言い伝えるから』
　と。そうして少女はずっとずっと見守りました。子供も、孫も、その更に子供たちも。少女は約束を守りました。信心が薄れ存在を保つのが困難になったりもしましたが、ＵＤＣ怪物を喰らうことで生きながらえ未だ見守っていたいと生き続けていました。
　しかし、そんな少女に危機が訪れていました。その家系が末代に成ろうとしていたのです。見守っていた対象が３０過ぎてまだ新たな子供の世代が生まれる気配も、相手も、行為もなかったのです。
「で、すっかり長生きした妖怪は強くなりすぎた力で対策を立てようとしてＵＤＣ怪物を集めてしまいました……ってなってまうってことで……出来れば正気に戻して成仏……でええんやろか？　まあカクリヨファンタズムに渡れるようにしたってほしいねん」
　「約束」に縛られてUDC怪物を喰らい続けた事で、理性を失い、半ばオブリビオンと化しているものの、倒せば元の妖怪に戻すことができるはずだ。
「まあ、相手は強力な妖怪。一筋縄ではいかへんと思うけど頑張ってな！」
　キアラは猟兵達に手を合わせお願いしながらエールを送ると両手の鈴をシャンシャンと鳴らして目の前に光の鳥居を作りその先を妖怪がいるという山奥の温泉宿へつなげた。

第1章 集団戦 『搾取するモノ』

POW   :    搾取準備 自身の【性欲を搾取するという目的】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。 SPD   :    捕食搾取 【大量の触手の群れ】が命中した対象に対し、高威力高命中の【大型丸呑み触手】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。 WIZ   :    捕縛搾取 小さな【穴から這い出た、対象を拘束する大量の触手】に触れた抵抗しない対象を吸い込む。中はユーベルコード製の【対象の理想の性的状況で、性欲を満たす事】で、いつでも外に出られる。 イラスト：おおゆき 👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●職場にソープを呼んだことにされる男。
「はぁーい☆　ワタシタチ、エイチサンに呼ばれてキました～！」
「え、ええ……いえそんなはずは……」
「いいから部屋にアンナイしてちょうだい？」
　カタコトの金髪美女達がＵＤＣの力で旅館のスタッフたちを言いくるめて大部屋を一つ確保する。彼女たちは迷い込んだふりしてターゲットである『｜恵一《エイチ》』のいる場所に迷い込んだふりして向かったり、料理を食べてエイチを呼出し襲うなどの作戦を考えているようだが、当然ＵＤＣ怪物なので妊娠とかしないしただエイチ氏が○○を奪われるついでにＳＡＮ値直葬で最悪死ぬだけである。
　そんなことにならないよう、カタコト美女たちをあらゆる手段を使って食い止めよう。旅館への被害が出ない様強すぎる力の利用は慎重に。


●搾取
「待ちなよ！」
　メディア・フィール（人間の｜姫《おうじ》武闘勇者・f37585）は浴衣姿で温泉に向かうふりをしてエイチの姿を探す怪しい外国人っぽい巨乳のお姉さん団体に声をかけた。
「Ｏｈ！　招かれザル客ネ！　今イソガシイ！」
「待ってって！」
　どうしても進もうとするお姉さん。人間の姿をしていても相手はオブリビオン、躊躇うことはないと【邪竜黒炎拳（ジャリュウコクエンケン）】を叩き込んだ。
「ＯＨ！　クレイジー！　ミナノモノ、デアエ、デアエ！！！」
　闇の炎の拳で吹き飛び消えた戦闘の搾取する者を見た後続の一人が自分たちが狂ってるのを棚に上げて仲間たちに戦闘開始を言い渡す。
「正体を現したね！」
　触手の群れを出す女たちに再び拳を構え何発も振り抜いていくメディア。だが場所が狭いから複数を同時に焼き払うと旅館に迷惑がかかる結果が付いてしまうのは目に見えているため数をさばききれずやがてつかまってしまった。
「サア、ブレイモノに、シを！！」
「はぁぁああっ！　ボクの、ボクの身体が、おかしくなりゅぅぅぅぅぅっ！」
　搾取する者が手を上げてそれを前に下すと触手の群れは絡まり合いながら球体となってメディアを包み込み、少女の穴という穴を犯しだす。
「壊れる、こわれちゃぅううぅっ！」
　抗議の声は玉の外には届かず攻めの手は止まない。
「イってる、イってるのにぃぃぃぃっ！」
　何度も絶頂を迎えながら触手に最低限の呼吸しか許してももらえず代わる代わる出入りされ続け……。
「あへぇ……ボ、ボクは、負けない、まけないよぉ……」
　果ては完全に敗北者の顔を晒しながらメディアはうわごとのようにそうつぶやき続けた。じっくりねっとり、簡単には気絶すらさせてもらえず、他の猟兵が搾取する者を全滅させるまでその地獄の絶頂は続いた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●他人事に思えない（いや、私は他人事なんですけど！？）
「恩を受けた者の子孫を見守る妖……まるで妾のようではないか。見捨ててはおけぬな」
　天羽々斬・いなり（封印されし妖狐・f41594）は神妙な面持ちでグリモア猟兵の説明を聞いていた。彼女は式神であり、主がいる。現在一般人の男と乳繰り合っている（処女）が、あの出会いがなければ間違いなく自分の主も子供を持てる未来はなかっただろう。しかもこの童帝男、童帝の理由が仕事人、職人だからというではないか。ならばその男がさらに仕事を頑張れるようないい嫁をセッティング出来れば万事解決なのでは？　妾天才か！　と考えていた。
「ノワール殿、若いおなごの知り合いが多いようじゃし、力を貸してくれぬかのう？　報酬は……布都乃の部屋に隠しカメラを仕掛けてライブ配信というのでどうじゃ？」
　うん、そう考えていたならたぶんその依頼先は絶対に人選ミスだと思う。
　いなりの数少ない貴重な友人、黒猫使い魔のノワールは顔を洗いながらいなりの話を聞き、自身に満ち溢れた表情で生贄を選出する。
『友人のいなりの頼みなら、断れないにゃー。ボクの妹のルージュでよければお見合い相手として紹介するにゃ』
「ちょっと、お兄ちゃん！？　なに勝手に決めてるの！」
　ルージュ・クルール（黒猫ノワールの妹の、真紅の魔法少女・f42372）、黒きゲス猫のマジモンの妹である。つまり、生れた時から哀れになる運命を背負わされた少女なのだ。
「ちょっと悲しすぎるナレーション止めてくれます！？」
　ともかく、魔法少女として道を誤りかけている妖怪をしっかり説教師に行かねばならない（強引な使命感を植え付けるナレーションの鑑）
「ねえちょっと……」
　こうしていなりはルージュと共に件の温泉旅館へと歩を進めるのであった。
「もしもーし聞こえてないんですか？　一方通行なんですか？」
「あきらめるのじゃ、ルージュ殿」

●
「魔物たち、そこまでです！」
　あきらめたルージュは【反射結界（カウンター・マジカルシールド）】を展開し防御を固めながら、建物の中だというのに構わず魔砲をぶっ放し――。
『待つにゃ、ルージュ！　それだと宿を壊してしまうにゃ』
「ああっ、そうでしたっ！」
　ノワールはクズだがちゃんと被害を抑えられて偉い。
「ってルージュ殿お主結界まで説いておらんか？」
「仕方ないんです。魔砲と結界はセットなので！」
「なんと……仕方ないのう、妾の狐火ならば宿を燃やす心配もないのじゃ！」
　せっかく来てもらったのにたどり着く前に退散になっては困ると【フォックスファイア】で触手を焼き払っていくいなり。だがそうこうしてるうちに他の搾取する者たちも集まりだしてどんどん状況は不利になっていく。
「な、なんじゃこの触手は……ぉおっ！？」
「ひ、ひぃ～～～。纏わりついてきちゃいましたぁ～！」
　そんなわけで、二人が触手につかまってしまうのに、そう長い時間はかからなかった。
『シャッターチャンスの気配にゃ！』
　ノワールがすぐさまカメラを構え配信を開始する。御礼はもらうがこれはボーナス、別口というやつである。ハプニングだから仕方ないのだ。
「もぉ、お兄ちゃん！　お友達もいるのに」
『ルージュが触手の群れに襲われて、さらに丸呑みされて全身を触手に責められて犯されてるにゃ！』
「ああ、もう！　お兄ちゃんも私の話を聞いてくれないんですね！！！　いつものことですけど！　いつものことですけど！」
　すっかりノワールの教育的指導が行き届いてしまっているルージュは間もなく五体投地、あきらめの境地。死なないようにだけ気を付けながら困った顔で触手にめちゃくちゃに気持ちよくされてしまう。

「お、お主は……んぉ、ダメじゃ……死人と交わるなど、式神として……ふぅ、んっ💕」
　一方いなりの方は触手に触れた瞬間からかつて彼女が惚れて交わり子を成した陰陽師――天羽々斬一族開祖の幻を見せられていた。口では抵抗しておきながら、その懐かしさにどうしようもなく抗えないいなり。
（く、布都乃はＩＦなのに……なぜ妾は正史でこんなエモいセックスを……）
　あ、ちょっとイイ感じなんでそのメタい思考締まっていただいていいですか？
「やめ、ダメじゃ、ダメなのに……お主の、お主のだと思うと……はうぅ💕」
　そうそうその感じでお願いします。その感じでいなりは幻覚に浸らせられながら触手に好き勝手されてしまうのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●しがむ
　イリスフィーナ・シェフィールド（前途多難なスーパーヒロイン。・f39772）は走る。かの妖怪を妄執から救うために。
「約束に縛られるのは危険ですわね。明日は我が身……気を付けませんと」
　人間だってついついくだらない約束を色々とするものだ。とはいえ無理矢理守ろうとするのはよろしいわけもない。搾取する者を止めるべく旅館へ入り廊下を走れば、建物と建物を繋ぐ狭い通路で鉢合わせ。
「ジャパニーズニンジャ！」
　この片言、金髪。間違いない事前情報に会った搾取する者だと身構え【アカシック・ヴィジョン】で未来を見通す。
「なっ！」
　しかし彼女の目に映ったのは勝利でも敗北につながる未来でもなく、真っ暗闇だった。ユーベルコードの発動に失敗したのだろうか、それとも自分は気絶してしまったから真っ暗に見えているのだろうか、そんな疑問が彼女の動きを止めてしまう。だが答えはどちらでもなかった。
「ココデアッタガ！　ヒャクマンエン！！！」
　狭い逃げ場のない通路で搾取する者が廊下を埋め尽くすような触手を召喚して一気にイリスフィーナの身体を縛り中庭へと叩きだしたのだ。
　そしてそこに待ち受ける大型の触手モンスター……に、パクッ！！！
（避けようがなかったから避けれる未来も見えなかったわけですね、なるほど……）
　頭から肩までを触手の口の中に入れられ真っ暗になった視界ですべてを理解するイリスフィーナ。
「いやぁ～～～～！」
　と叫ぶが後の祭り、成すすべ無し！
（まずいですわ、この空間、十分な空気がありませんわ！）
　叫んでからわかる追い打ちの様な事実。息が荒げて溺れてしまった時の様に体をじたばたさせてもがくが手はまだ全部入り切ってないから動かせず、足は触手の身体に届かない。
　じっくり、じわじわと肩から二の腕、胸と巨大な触手に吸い上げられ招き入れられていく身体。その中は温かく、包み込まれるほどに季節の寒さからの解放で安心感を本能的に覚えてしまう。酸素は薄いだけで呼吸はままなるし、何より最初はねっちょり不快だった感覚が、頭の先から慣れてきたのかだんだんと気持ちよくさえ感じられて……。
「また、負けますの……？」
　敗北の年越しを回避したのに新年未だ開けて間もないうちからこの醜態……。なんだか肌もぬるぬると直接触れてるみたいに気持ちよくなっていく気が……。
（って、服が溶けてますわ！？　本当に裸で直接……ひぅんっ💕）
　触手の体液で衣服が溶かされ染み込むに連れ気持ちよくなっていき。最奥で両手足を肉壁に埋め込まれ胸を絞られ吸い付かれ寄生型アイマスク風触手に視界を塞がれ口と秘所に触手を突き込まれて延々と貪られてしまうことに。そう、この触手の液体、媚薬だったんです……。
「はぅん、もう、だめぇええええぇぇですわぁ～💕」

大成功 🔵​🔵​🔵​

●せっかくだから相手してみた
「大挙して押し寄せる美女、これは何としても引き留めねば勿体ない」
　鳳・雛子（Angel Wing・f40342）は顎の下に手を当てた考えるようなポーズでそんなことをつぶやいていた。
「さあ、ここは俺だけの理想郷。何人たりとも俺に逆らうことは許さん」
　都合よく中庭に集まっていた搾取する者を見つけ【現実改竄世界【Luminous Arcadia】（ゲンシツカイザンセカイ・ルミナスアルカディア）】で雛子の願望、欲求、そしてあらゆる命令を絶対遵守させる空間を作りあげる。
「子猫ちゃんたち、俺の部屋においで」
　ここに来た時に部屋は取ってあったので美女たちは命令のままそちらへ向かっていく。
「ハァーイ！　シャッチョサンノいうとおりデース！」
　そのあとはもう、なんていうか接待だった。
「シャッチョさーん。もっとワタシにシテ……プリーズ？」
「ああ、ズルいねアバズレ！　シャッチョさん次はワタシとスるよ💕」
　両手に華、背後からも抱きしめてくる華。沢山の美しい花に囲まれる様をカメラで撮影しながら、フルーツを剥いてもらってアーンされたり、おっぱいに顔を埋めて谷間に注がれるシャンパンを舐めとったり……もちろんそれ以上のことも……。
「アァーン！　シャッチョさん激しいネー♡」
　それはもうたっぷりと楽しんでwinーwinで体力を消耗させ、骸の海に還しましたとさ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●実に
「これはとんでもない依頼ですね…！　けしからんにも程がある…！」
　カシム・ディーン（小さな竜眼・f12217）はワクワクが有頂天って感じで荒ぶりながらしっかりと旅館の一室を確保した。
「さあ、お姉さんハントの時間だ！」
　【欲望全潜在（リビドー・フルポテンシャル）】を発動しながらエイチのところに向かっているだろう金髪美女たちにあえて無防備に近づき無謀なナンパをすることで助平根性が成就するための力が湧き出てくる。
　素っ気なくされても半ば強引に押して部屋に連れ込む力業でばっちり美女をゲットしたらいよいよお楽しみタイムのはじまり。
「お姉さんダメですよー？こんなあっさり捕まってほいほいついてきちゃ♪」
「オマエが強引だがらダロ💕　んぅ、も、もうそこばっかりイジルなぁ💕」
「とかいっちゃって、好きだからついてきたんでしょう？　凄い…えっちな下着ですね♪　いやらしい。濡れてるのも丸わかりですよ」
「くぅ、エイチでない男に……濡れちゃうなんて……もう、お嫁にイケナイよ……」
「行かなくていいんですよ。だから僕といっぱいしちゃいましょうよ♪」
　カシムは搾取する者の豊満な胸に埋まりブラの紐と谷間の間の絶対空間の匂いをすぅ～っと嗅ぎながらぐしょぐしょのオマンコに股間を押し当て夢中で乳首を指でこねくり回す。
「Oh～！　それ、グレートね💕　あぁっ💕　我慢できない💕」
　すると搾取する者も本能――というのか自分の存在条件にあらがえずカシムの頭を抱きパフパフしながら腰をくねくねと動かして肉棒に擦り付け始めた。
「凄い…積極的…♪」
　カシムは搾取する者のブラとパンティを奪ってポッケに仕舞い、一瞬で素っ裸になって搾取する者に密着するとそのまま自分のモノを魔性の割れ目に深く沈めた。
「お、お～～～っ！　絞られるぅ💕」
「ＹＥＳ！　ＯＨ！　ＹＥＳ！！！」
　搾取する者もノリノリになっちゃってもうその後はおっぱいの山に沈みながら夢中で腰だけを動かし続け何度も何度も吐精した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●もはやエロスイーパー
「はあ、まあいつも通りですねぇ」
　あちこちから聞こえる嬌声。某シャンプーのＣＭ並のイエスの嵐。きっとあちこちで猟兵が頑張っているのだろう。
「ただのホテルならラブホテルのレッテルが張られる勢いですが……イメージは大丈夫なんでしょうか」
　とささやかにこの旅館の今後を心配しつつも祭器を展開し準備を整えていく。実体化させるのは刀のみ、他の祭器の攻撃は全て建物に被害を与えない光に変換した。
「問題は、普通に日本の小さな旅館の廊下が狭いことですねぇ」
　歩けないなんてことはないが、相手もなかなかの豊満……るこると対峙した敵の攻撃を回避したり、すれ違い回り込んで背後を取ることは無理だった。
　しかし彼女にはユーベルコードがある。【豊乳女神の加護・燦華（チチガミサマノカゴ・キラメキノハナ）】は自分の身体の一部か全部を電磁波あるいは光に変えることができる。それを使って天井に潜み、エイチの元へ近づく女たちを次々に天井を突き抜ける刃で罠の如く脳天から切り裂いていった。
「相手の姿が美女なので少しグロいので……間違ってエイチさんや他の方が見る前に骸の海に還しませんとねぇ」
　手際のいい殺害っぷりは、一撃必殺の職人芸と呼べるレベルだったとか……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

第2章 ボス戦 『西洋妖怪『プラトニック・サキュバス』』

POW   :    精力と感度を、何千倍にもしてあげる❤ 装備中のアイテム「【媚薬の香水(ラブポーション・パフューム)】」の効果・威力・射程を3倍に増幅する。 SPD   :    うん♪　いいよ❤　お願い聞いてあげる❤ 【素早く近づいて、抱きついてキスすることで】【対象の嗜好や性癖を読み取り】【対象が好み、対象が望む姿に変身すること】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。 WIZ   :    サキュバスだけど、貴方がはじめてなんだからね❤ 全身を【男性を篭絡する媚薬効果のあるフェロモン】で覆い、自身が敵から受けた【えっちな視線】【欲望】【快楽を伴う刺激】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。 イラスト：聖マサル 👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●妖怪さん現る
「もう、どうして、なんで、エイチくんにパパになってほしいのに、どうしてうまくいかないの！？」
「そんなこと言われましても、あっしは仕事中なんで……」
　猟兵たちが美女といたしたり切ったりしている最中、猟兵たちの中には確かにエイチに降りかかる恐怖を全て振り払う勢いで警戒していたのもいたのに立った一瞬で、まるで最初からそこにいたようにエイチの元に現れ彼を押し倒す存在があった。
　そう、西洋妖怪『プラトニック・サキュバス』だった。エイチに子供を作ろうと告白してフラれたようだ。うーん、朴念仁かな？
「こうなったら力づくで……って、何よあなたたち！？　あ、あなたたちね私の邪魔をしていたのは！！！」
　無理やりキスしたりフェロモンを垂れ流して言うことを聞かせようとするサキュパスだったが猟兵たちがエイチの危機に気づき邪魔に入ってしまう。
「も、もー！　邪魔しないで！　邪魔するならあんたたちから相手してやるんだからぁっ！」


●プラトニックを貫いて
「ちょっと待ったですわっ、見守るって約束なのに自分で手を出したら約束破りですわっ。
嘘ついたら針千本で処されても文句言えませんのよっ。」
　新年早々酷い目にあったイリスフィーナ・シェフィールド（前途多難なスーパーヒロイン。・f39772）が重い体を引きずってプラトニック・サキュバスとエイチの間に立ちふさがった。ボロボロだった衣服を誤魔化す意も込めてユーベルコード【アイシクル・レイン】で雪女風の衣装を身に纏い氷の柱を放っての介入であった。
「な、なによ、私の邪魔をしないで頂戴。私はまだまだ、ずっと、見守ってたいだけなの！」
「いやあなたが手を下したら見守るじゃなくなっちゃうでしょうに！」
　ここで相手が正気であればあ、たしかに！　って脳内に電流が走って止まってくれそうなものではあるのだが、残念ながら彼女は錯乱しているため自分に都合の悪いセリフは全部シャットアウトだ。
「ああ、やっぱり話が通じませんのね、いえ、織り込み済みですわ！」
　結局、イリスフィーナはもう一撃サキュバスに氷をお見舞いして氷漬けにしてる間にエイチを出来る限りプラトニックサキュバスの手の届かない範囲まで抱き上げて運ぶのであった。
「エイチくん……エイチくん……💕」
　熱い愛（？）の炎で間もなく氷を溶かして復活するサキュバスを見て、イリスはぼそりとああは成りたくありませんわねと呟いた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●約束は果たせるさ
「恵一なら心配するな、良縁が巡ってくるよう取り計らった故。心置きなく涅槃へ旅立て」
　ヤンデレめいて錯乱するプラトニックサキュバスに鳳・雛子（Angel Wing・f40342）がまっすぐなまなざしでそういった。説得力を与えるために堂々とモノをいうのは、彼がこれまでの人生で辿った道程で得たスキルの一つ。さらにそこに説得力を持たせるためにユーベルコード【現実改竄世界【Luminous Arcadia】（ゲンシツカイザンセカイ・ルミナスアルカディア）】の力を再びふるい、プラトニックサキュバスに幻影を魅せる。それは恵一の嫁や子供の姿を捏造して映し出した幸せな未来予想図だった。
「ほんと！？　ほんとにエイチが結婚してくれるの？」
「そうだ！　だからお前はもう恵一に気をもむな。揉むなら私にしろ」
　揺さぶりがかかったところで世界をムードのある寝室に変え、床に伏せさせ、聖剣を抜くと同時に自身の状態を『持続力無限・硬化永続』に改竄する雛子。
「恋人気分を引き出して、恋の味を堪能させてやる。そんな歪んだ思いは捨てるんだ」
　後はもうカメラを回して彼女が恵一を襲おうとしたのと同じように、ただそれよりも優しく包み込むように雛子がプラトニックサキュバスを抱きしめた。
「そ、そんな、そんなことって……」
「俺じゃダメか？」
「う、ううん。でも、サキュバスだけど、貴方がはじめてなんだからね❤」
　どうやらまんざらではなかったようだ。つかの間ではあったがこうして雛子はプラトニックサキュバスと恋のダンスをベッドの上でひと時踊るのだった。そしてそれは他の足止めされたりあんなことやこんなことされてて到着が遅れてる猟兵たちがこの場につくのに十分な時間稼ぎにもなった。あと録画もした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●さらに時間稼ぎ
「えっと、そうですわね。エイチさんに相手が出来そうですのにあなたがやっぱり邪魔するってなっても困りますし、正気でないようですのでここはしっかり足止めさせていただきます」
　ＵＤＣに取り憑かれ正気じゃないプラトニックサキュバスが何回かのオセッセで改心してくれるわけもなく、再びエイチをまるでさっきまでのやり取りが一時の発作だったように狂って求めるプラトニックサキュバスの行く先を、廊下をふさぐ大きなボディが阻んだ。
　その身は祭器による風の結界と空間湾曲でサキュバスのもつ力を遮断しており、そして精神のない使徒の人形を【豊乳女神の加護・玄傀（チチガミサマノカゴ・クロキタマノヒトガタ）】によって召喚し放つ。容赦のない攻撃だ。
「いや、いやよ……エイチくんと私の邪魔をしないで！！！」
　だが、ユーベルコードを使わなくても今回のプラトニックサキュバスはなかなかの強者、るこるの人形たちを拒絶の圧……おそらく魔力の波のようなもので吹き飛ばしてしまう。
「まあ、なかなか骨が折れそうですわね」
　いつもは援護射撃に回って時間を稼いだりするだけだったるこるだが、今回はもしかしたら普通にぶっ飛ばされるかもしれない覚悟を決めながら、数多くのＵＤＣを飲み込んだ強力な妖怪に立ち向かう。
　重力操作でエイチとと共にサキュバスから距離を取ろうとする猟兵の加速補助をしながら、再び使徒人形を立ち上がらせて一斉攻撃を仕掛けた。
「そんな役割も慣れたものですが、果たして……」
　――時間は稼げ、手ごたえもあったものの、とどめに至らず、という結果に。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●盗賊の耳はウサの耳
「邪魔しないでってば！」
「いやです！　だって邪魔したら僕から先に相手してくれるんですよね！！」
　カシム・ディーン（小さな竜眼・f12217）は耳ざとく、決してチャンスを棒に振らない男であった。
　プラトニックサキュバスの背後から引き留めるように抱き着き、その豊満な胸をしっかりと鷲掴みにし、彼女の艶めいた長い髪に顔を埋めた。
「あ……凄いいい匂い……♪」
　はちみつと、ほんのり花の香りがした。彼女の持つ香水の香りだ。そしてそれはプラトニックサキュバスのユーベルコードによってカシムの欲情を膨れ上がらせていく。
　ゴリッ、と大きくなったものがプラトニックサキュバスのお尻に突き付けられ、パンツからはみ出したペニスがサキュバスのドレスにシミを作った。
「も、もう……それなら、しょうがないから相手してあげるわ！」
　自らの発言が真実であることを認め、ドレスの後ろ紐に手をかけ肌を晒す。薄い壱枚の白の下は、ノーパンノーブラであった。
　カシムは直ぐにズボンをずらしてはやる気持ちのまま劣情の権化を彼女の柔らかな肉の割れ目に入り込ませた。
「んうぅぁあっ💕　スゴイ、ビンビンだわっ！」
「へへ、でしょ。お姉さん、いい匂いだから何度でもできちゃいそう……！」
　彼女の香りを嗅ぎながら先ずは背後から壁に押し付けながら腰を振りそのまま放出し、それが終われば今度は押し倒して正常位で胸の谷間に顔を鎮めながら弐回戦に、そうして欲望の赴くままにサキュバスドスケベボディを溺れる様に堪能するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●不憫に思う
「邪悪な西洋妖怪は、魔法少女としてお説教です！
行きましょう、いなりさ「西洋妖怪よ。そこの○○男が心配なのは、すっっごくよく分かるぞ！」――って、ええっ！？」
　強力な妖怪の登場にやる気満々のルージュ・クルール（黒猫ノワールの妹の、真紅の魔法少女・f42372）だったが、その出ばなをくじくように天羽々斬・いなり（封印されし妖狐・f41594）がサキュパスの心に寄り添ってしまった。婚期とは少し逃せばもういいやってなるもの。３０超えて独り身の職人男など現代では末代エンド待ったなしと思うのは何も大げさな事ではないと本格的な人生相談に乗りそうないなりは更にとんでもない発言を重ねる。
「ほれ、ここに若いおなごを見合い相手として連れてきておる。妾とお主の妖力で協力して、エイチとルージュをくっつけるのじゃ。なあに、既成事実さえ作れば、ルージュも諦めるじゃろ」
「なるほど！！！　それならあと４年待つだけで結婚は安泰ね！」
「ま、待ってください私、よく知らない人とお見合いなんて――」
　弱弱しくお断りしようとするルージュだったが、そんな彼女に漬け込む……げふんげふん、懇願するような視線を送るいなりにそれ以上強く出ることが出来ず、結局なし崩し的にオーケーしてしまった。ちなみにその瞳はただのお願いの目ではなくユーベルコード【寵姫の瞳】であるので断れないのも仕方のないことなのである。

「さて、どう攻めたらエイチ殿を落とせるかのう？　ノワール殿、知恵はないかの？」
『ふふん、任せるにゃ、勿論用意しているニャ！』
　ルージュの兄ノワールは得意げに胸を張る。
『相手が料理人であることを利用するのにゃ。――つまり、ルージュ女体盛り作戦にゃ！』（🔴REC）
「なるほど、名案じゃな！　のう、ルージュよ」【籠姫の瞳】
「は、はい！　そうだと思います！」
　鬼畜と無慈悲の黄金コンビを前に、ルージュの逃げ道は断たれた。

さて、というわけでせっかく猟兵がサキュバスと距離を取ってくれたのにそれを詰めるのは忍びないので、後は任せてお主はここでゆっくりしておれ、必ず成果報告のビデオを後で持ってくるからと言ってサキュバスのことは他の猟兵に任せいなりとルージュとノワールはエイチの元へ向かった。もちろん、ノワールの作戦を実行するために厨房により、下準備を整えてからである。
「おや、皆さん……彼女はもう？」
　猟兵が入り口を見張る一部屋にかくまわれたエイチは、来客が来ると困ったような顔でいなりを見つめた。
「いやの、彼女のことはお主も知っておると思うのじゃが、お主を思ってしたこと、それでのぅ、妾的には彼女の願いを出来る範囲で叶えようと思ってな、どうじゃろう、一人だけ、お見合いに付き合ってもらえんかの」
「はア、まあ、そういう事なら」
　エイチとて、サキュバスの存在は先祖代々知らされているのでノリノリではなかったが了承してくれた。
「では、ノワール殿」
『了解にゃ！』
　いなりがノワールに合図を送ると、ノワールは魔術で扉を開け、外にあったヒノキの箱をエイチの前に置いた。
『じゃあ、僕たちは席を外すので、ふたを開けて相手を待つニャ』
　本当は二の中に相手がいるのだが、まあそういうと身構えてしまうのは明白なのでノワールといなりはそう告げて部屋を後にする。ぶっちゃけ女体森は完成してエッチな事されるシーンは炎上しそうだったのでノワールが録画配信したのは箱の中にルージュを入れて飾り付けてこの後スタッフでちゃんと美味しく頂きましたというテロップを入れるところまでだった。
「よかったのかの、ノワール殿」
『まあ、フードロスはいま怖い話題だからにゃ、触らぬ炎上に祟りなしにゃ。大丈夫、隠しカメラは仕掛けておいたから後で使えそうな所だけ切り取って編集して動画で出すにゃ』
「ふぉっふぉっふぉ……それでこそノワール殿じゃのう」

●
　さて、和気あいあいと獣たちが去った後、エイチはおそるおそるヒノキの箱を開けてみた。巨大だし、中にサキュバスが入っていたらどうしようと思ったのだが、中にいるのは幼くあどけなさの残る少女。
「な……」
　それも、身体に丁寧丁寧丁寧にクリームでドレスをデコレーションされた姿だった。
　彼女の髪にはサキュバスの香水が料理の邪魔をしない程度にかかっていて箱を開けた瞬間に劣情が増幅したエイチがとった行動は当然一つだった。
「あ、エイチさん……ひゃっ！！！」
　そう、クリームの味を見ておくことである。エイチには秘密があった。武骨で職人気質のお堅い料理人であると同時に、こっそり週末にカフェやケーキ屋さんに行く甘党オジサンだったのだ。
「美味い、なんでこんなにうまいんだ……肌も柔らかくて、ケーキみたいに感じられる……」
「ゃ、そんなに、舐めないでください……っ💕」
「す、すみません、でも自分、体が思うように抑えられなくて……」
「ひゃう～～んっ！」
　それからはもうばっちり。ノワールの心配していたフードロスはなく、綺麗にねっとり全部舐められた後ルージュはエイチにめちゃくちゃにされ……。

「――すんませんでした。この責任は必ず取るんで！！！」
　事後、１０度の中田氏の後になってエイチに土下座で謝られながら、ルージュは許す前に気持ちよすぎて気絶してしまった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●幼児退行
（くっ出遅れたっ――でも本命ボスには間に合ったわ！）
　ロベリア・アナスタシア（『媚薬』と『快楽』を愛する美魔嬢エルフ・f23913）は必死だった。出遅れたせいでもうメインディッシュしか残っていない食事会に参加した気分だ。
　目の前の美女を逃したらもう今日のお楽しみは
「そこの貴女、｜消極的な子に無理強いはいけないわ！《ヤルなら私とヤリなさいな❤》」
「え、何あの人！　目が血走ってる！？」
　お見合いの提案や一時のお相手をしてもらったことで若干正気に戻ってたサキュバスはそんな折に現れた大人の女性を前に怯み、相手がナニカを投げつけようとしたのを見て一歩退く。
「……何よ避ける気？　そうはいかないわ！」
　ロベリア、自分の殻を破っての全力投球。まさに起死回生の一投はサキュバスの回避を許さず、ユーベルコードで上昇した早業でサキュバスにエッチなお薬処方に成功した。
「ふふ、さあ、次にあなたがすることはわかるわよね？」
「うん♪　いいよ❤　お願い聞いてあ「ロリっ子になって私と楽しく遊びましょう❤」――げる」
　サキュバスがすべて言い終わるまでもなく最大の好み（ロリショタの今回はロリ）を言い放つロベリアの願いは無事叶い、目の前には巨乳というサキュバス上外しがたいステータスを持ったままロリっ子に大変身。まあ、魔乳とかじゃないし、多少はね！
「さあ、おいでなさい」
「はい、お姉様💕」
　ロリになったサキュバスちゃんは一時ではあるもののエイチのことを完全に忘れ、ロベリアの胸に飛び込んだ。
「ふふ、何して遊ぶ？　私が弄んであげようかしらね？　それとも私を虐めたいの？」
「私のこと、好きにして💕　お姉さんにいっぱい可愛がって欲しいの」
　元々受けみなプラトニックサキュバスは幼児化しても受け身なまま、ロベリアに頬を擦り付け甘えた。
「ふふ、かわいい子。じゃあ、いっぱい優しくしてあげましょうね。バンザイして？」
「はーい！」
　両手を上げたサキュバスの服をそっと脱がせ、そのつややかな若い肌を自分の身体で包み込んであとは小股を擦り付けながらたっぷりなでなでしてキスすれば、幼女は熱を上げて蕩けた顔でじょろじょろとおもらしでもするように蜜を垂らしていく。
「敏感な体なのね。本当にかわいい子。あなた、名前はなんていうの？」
「名前はね、忘れちゃった。お姉さんがつけてもいいよ？」
　ずっと見守る側で寂しかったのだろうか、見守られるようなまなざしをロベリアが送ると、心底嬉しそうにいうサキュバスにいじらしさは感じちゃいつつも……。
「ふふ、考えておくわね」
　とだけ答えて、たっぷりのキスと愛撫で容赦なく彼女の生命力を吸収し、取り憑いたUDCの力を奪うことで正常化させるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

第3章 日常 『山奥秘境隠れ家的温泉宿』

POW   :    美味しい料理に御満悦コース SPD   :    卓球に遊具にアクティビティコース WIZ   :    温泉にサウナ、岩盤浴のリフレッシュコース 👑5 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●温泉旅館と別れの宴。
　いろいろあったが猟兵のおかげでただの妖怪に戻ったプラトニックサキュバスはエイチのことが心配ではありつつもカクリヨファンタズムへ渡ることになった。
　もともとエイチと妖怪のことは地元では有名であり、事情を知った温泉旅館は彼女を送るための宴を行うことにする。
　宴は戦闘終了の翌日に行われるため、エイチやプラトニックサキュバスに絡むのはもちろん、キアラや他のUDCアースの面々を誘って温泉を楽しむことが可能だ。この宿の温泉の効能は様々あるが、実は宿の裏手にプラトニックサキュバスの力で出来上がった弐つの秘湯もある。そちらも紹介しておこう。

●エイチの湯
　エイチの為に用意した湯。エロ漫画みたいにいっぱい出るいっぱいイケルすごい体が手に入る。

●守りの湯
　ローションの様にとろりとしたお湯がなんだかちょっと体をほてらせて導入しやすい上記に比べるとプラトニックな温泉。

　両方お湯の中に出しちゃっても問題ないし何なら宿の温泉も今日だけはお湯の中でやってもサキュバスが残った余分な妖力綺麗にして帰ってくれるので好きに使ってください。


●撮影禁止
　鳳・雛子（Angel Wing・f40342）の出したドローンを、容赦なくキアラの炎が溶けてなくなるまで燃やしてしまった。
「ごめんなぁ、うちモデルもやってるからスキャンダル禁止やねん」
　どうやら見せつけさせてはくれないようだ。
「ウチとやりたかったら、脳みそにだけ焼き付けときや」
　関西人らしい怖いくらい強い口調でそう言われると雛子もあきらめるしかなく、しかし機嫌を損ねてても出させてくれないかと思ったらそうでもないらしい。
「さあ、見せつけようとするほどやからテクニックの方は自信あるんやろ？　遊んだるさかい、精々楽しませてや」
　と挑発的に笑うと雛子の上に乗り彼の聖剣と自分の割れ目を擦り合わせる。
「出来れば、挿入の前に色々楽しみたいんだが……」
「ふふ、勿論ええよ。ええに決まってるやん♪　だったらまず、おっぱいから味わってみる？」
　ダンスの為に鍛えた彼女の胸はアメリカンな感じ。垂れることはなく、ハリとつやがある。それで雛子の聖剣を挟むと、ちろちろと先端を口で舐めながら上下に擦り始めた。
「ああ、いいよ……キアラ」
「ふふ、それはどうもさんやで。このまま、出すまで堪能させたろか？」
「是非……」
　こうして雛子は胸と口で一度たっぷり気持ちよくしてもらった後、お返しとばかりにキアラの身体も嘗め回して二度、三度イかせてから挿入。
「ほら、ほら、ウチを満足させたいなら頑張ってや❤」
「くっ、なんて娘だ。こんなにも……俺が！？」
　歴戦の膣で服上ベリーダンスを踊るキアラに翻弄されながら様々な体位で何度も致した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●データと実体
「最近の殿方は『平均で30歳過ぎてから』となっておりますので、恵一さんの年齢ではまだ心配無用ですぅ」
「そ、それは嘘よ！　だって彼の幼馴染のまことくんもゆきくんもたいらくんもみんなみんな結婚したわ！」
　夢ヶ枝・るこる（豊饒の使徒・夢・f10980）がスマホで調べたデータをもとに現在の結婚事情データをプラトニックサキュバスに教えてみたが、どうやら納得してはもらえなかったらしい。実際、都会と田舎では色々と違いはあるようで、例えば都会では年収を重視する人が多いが、田舎では貧乏でもポンポンできちゃってる夫婦がいる。地元民によればまあそれは娯楽がアレだからっしょってことらしいけど。
「確かに、田舎だと人も少ないから早くしないと相手がいなくなる……？」
　のんびりマイペースなるこるもここが山奥の村であることを思い出し彼女に同情しつつ……。
「ま、まあ……その……彼顔とかは悪くないんですし、今日もお見合い話とか合ったじゃないですかぁ。きっとうまくいきます。考えるのはやめて最後の夜、楽しみましょう」
　いつもよりやや饒舌にかたるるこるにサキュバスもそれは確かにと思いながら頷き、二人は会話をひとたび休憩し無言で温泉を楽しむ。

　閑話休題。
「そういえばぁ、サキュバスさんは肩とかこらないんですかぁ？」
　胸の話になった。
「あー、こるこる。超凝るよ。でもここの温泉でやとわれてるマッサージ師さんすごく腕がいいんだよね。るこるさんもあとで一緒にどう？」
「まあ、よろしいですわねぇ。折角なので今日はもう色々リフレッシュ敷いて帰らせてもらいますぅ～」
　なんて和気あいあいと巨乳あるあるトークをした後、整体師のお姉さんたちの駿語彙マッサージを二人横並びになって堪能するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●ゆきずり
「んっ、ふぅ……はぁ」
「ふふ、かわいらしい人。私たち、どことなく似てる感じがするわね」
　イリスフィーナ・シェフィールド（前途多難なスーパーヒロイン。・f39772）の頭を撫でながら舌を絡めて唇を吸うサキュバス。その淫魔テクニックと秘湯、エイチの湯の効果でとろとろになったイリスフィーナはどことなく｜エムっ気《同じ匂い》を漂わせる女に虚ろな目で同意し、首を縦に振った。
「でも、エムだって、積極的になればエスをこなせますものね。今夜は可愛いあなたを私がかわいがってあげるわ。だってあなたも、この間は頑張って私から恵一君を守ってくれたもんね♪」
　微笑むサキュバス。彼女の手技は一瞬でイリスを快楽の坩堝に堕とし、割れ目と割れ目をこすり合わせればお湯のなかだというのにぬるぬるとした触れ心地で共に濡れているのがわかった。
「あんっ💕　す、すごいですわ。これがサキュパスの……」
「ふふ、力が弱まったとはいえ、カクリヨに渡れるだけの淫魔力は残ってるのよ。さあ、いっぱい気持ちよくなりましょ」
「は、はひ。きもちよくしれくらはいっ💕」
　唇を再び重ね、お互いの柔らかいところに触れながら貝を合わせ合う。心地よい撫でテクと温泉の香りと温度に体ごと溶けてしまうかのように……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●恋と依存と温泉と
「うう、昨日はひどい目に遭いました……あんなにいっぱい出されちゃうなんて……」
『そんなこと言いながら、ルージュ、気持ちよさそうだったにゃー。彼氏いないから、欲求不満なんじゃないかにゃ？　このままエイチとくっついちゃえばいいのにゃ』
　お風呂セットの用意をするルージュ・クルール（黒猫ノワールの妹の、真紅の魔法少女・f42372）の横で、平然とその兄、ノワールが顔を洗いながら言った。ルージュはノワールが好きだ。だというのにこの猫になった兄は相変わらず他人のエッチなシーンを見る事ばかり考えて……。
（まあ、エイチさんちょっとカッコよかったし……あの誠実な態度は嫌いじゃないですけど）
　ノワールの鑑写しの様な存在。不可抗力とはいえきちんと責任は取ると迫られたときは慌てて考えさせてくださいといったけど……。恋愛と結婚は違うって聞くし、結婚するなら絶対エイチさんの方が幸せにしてくれそうなんですよね。
『まあ、あと４年は結婚できないんだし、考えてみるのはありだと思うけどニャー』
　本当に無神経な兄である。
「もー、その話はおしまいです。私、お風呂に入ってきますから。お兄ちゃんは絶対ついてこないでくださいね！」
　ルージュは拗ねた態度を隠しもせずにそういって温泉へと向かった。

「ふー、気持ちいいですね……」
「そうですね……」
　女湯だと教えられて向かった先はエイチの湯。お湯につかって独り言を述べたルージュの耳に届いたのは、低い男性の声だった。
「わあ、エイチさんも温泉に来てたんですね……ってエイチさん！？」
「はい、エイチです」
「ここ、女湯じゃあ……！？」
　混乱するルージュ。しかしその隙をついて茂みに隠れていたノワールが魔法を使いルージュの身体を操ってしまう。
「いや、ここは混浴で……ぬわっ！　る、ルージュさん！？」
「ひゃんっ！！」
　ノワールに操られるままエイチににじり寄り飛びつくように抱き着いてしまった。エイチの湯の効果で感度が上がったルージュの口からエッチな吐息が漏れる。
「ルージュさん……んむっ❤」
　そして、そのままノワールの操るままに唇を重ねればそのままディープに移行してしまい……。
「ん、ちゅ……はぁ……積極的なんですね。ルージュさん。自分、脈あるって思っても大丈夫ですか？」
「は、はひ……っ💕」
　そのまま蕩けた声で生返事してしまい、ルージュはエイチの心を完全につかんでしまった。
「嬉しい」
　低い声でささやきながら再び唇を奪われたら、そのままエイチに身を委ねてお風呂の中なのに構わずエッチな事をまた最後まで生で中でやってしまいましたとさ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●エッチな展開はありません（過保護）
「せっかくのお呼ばれ、無下にするのは忍びない」
　本来であれば主の傍にいるべきであるが、天羽々斬・いなり（封印されし妖狐・f41594）にも休息は必要だ。
「あー、いい湯じゃのう……」
　かぽーんというあの得も言われぬ音と、ちょろちょろとせせらぐ湧き水の音。これぞ温泉。秘湯というだけのことはある。先ほどルージュがのぼせて倒れ、エイチに抱き上げられて出て行くのとすれ違ったので貸し切り状態。あと３０分ほど堪能したら帰ろうと目を閉じる。
「あ、いたいた。いなりさん」
　そんな彼女に何やら聞き覚えのある声が降った。ゆっくりと目を開ければそこには主の婚約者の兄、カナメの姿。
「カナメ殿。なぜここに……」
　いなりのお茶友達……というか主が婚約者の家に行くと率先して自分の面倒を見てくれる御仁なのだが、先日パラレルワールドで彼と『致して』しまったので今は少々顔を合わせづらいのだが……。
「君の主と弟から聞いたんだよ。今日遊びに来てたから。妖怪退治がどうのって聞いたんだけど……それは先日の事だったみたいだね」
「うむ、もう終わっておる。何じゃ、心配してきてくれたのかの？」
「まあね。二人もちょっと心配してたし」
「友人と一緒じゃったから大丈夫じゃよ。心配性じゃの」
　いなりが妖力を封印されているという事はカナメも知っている。ちょっと前に遊びに行ったとき、ＩＦ世界のカナメと区別がつかなくなって誤ってべらべらと話してしまった。妖力があれば時の力に振り回されることもないというのにとんだ失態である。
「まあ、悪い気はせぬ。どうじゃ、お主もいつまでもそんなところに立っておらんで入ってきては？」
　温泉の手前で立ち話を続けるカナメを手招きし隣へ。正直エイチの湯の効能を知らずに入っていたいなりはＩＦでの行為が懐かしく思える程度には欲情していた。誘われるまま湯に入ってくるカナメに抱き着く。
「何をしておるのじゃ。お主も抱きしめてはくれんのかの？」
「……いなりさん」
　自分だけにこうさせておくつもりかと文句を垂れてはカナメからも抱き着かせ、湯の効能で早速大きくなったカナメのソコに体を擦り付けた。
　そして――。

●
「あぁーーーーーー。そこじゃそこ。最高じゃー！！！」
　気が付いたらお風呂から上がらされ部屋で狐に戻されトリミングとマッサージを受けていた。勘違いしないで欲しいのだがカナメは別にケモナ―ではない。狐姿のいたいけないなりを犯そうなどという気は毛頭ない。ただ彼は弟とは違う、既に修行をこなす僧なのだ。その理性はさながらダイヤモンドであった。
「満足したかい？　いなり」
「くっ、マッサージと声だけで妾を満足させるとは、恐るべし……カナメ殿……あうっ！」
　耳元でささやかれるバリトンボイスとエッチなところじゃないのになぜかすごく感じちゃうツボを刺激されながら普通に凝りも解されてほくほくで眠りについたいなりは、その後獣の姿のまま健全に添い寝され共に朝を迎えたのだとか。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●ドロドロに溶けて
「あっ、まってぇカシムはん……それ、もうヤバいってぇ❤」
「ごめんなさいキアラさん。でも、止まれないんです……うっ！！！」
　ごぷっ、びゅるるる、どぷんっ。
　温泉の熱にも負けないアツアツザーメンをキアラの中に注いでいくカシム・ディーン（小さな竜眼・f12217）は、複数の女の子とエロエロするその体力を居間はキアラ一人だけに惜しみなく発揮していた。
「あー、キアラさんの中、出せば出すだけ気持ちよさが増していく……こんなの底なし沼ですよ。底なし沼……」
　滑りがいいのに比例するように食いつきがよくなっていくキアラの膣力に不可抗力吐精を何度させられたことか。だというのに萎える様子は一切ないし、キアラもキアラで全然ガバガバになったりしない鉄マンで……。
　背中から触れる胸には筋肉もありいい弾力具合でもむだけで楽しくて止まらない。お尻も腹筋を叩きつけるたびバネのように押し返してくる安産型の大きさと形を保つ筋肉があるからピストンの負荷も軽減されててまだまだ腰が振れそうで……とにかく最高だった。
「正直、キアラさん細いから抱き心地はそこまで期待して無かったところあるんですけど……これはもう、人をダメにする身体ですね。だから、やめてって言われても無理です。キアラさんの所為ですよ……？」
　エロ漫画の典型、全部相手の所為にして耳元でささやいておけば顔が良ければすべて許されて女の子もトロトロになっちゃうを実践できるのもまた歴戦の戦士であるカシムだから出来る事。そんな自信に満ち溢れたセックスを頭トロトロバカマンコになっちゃうエイチの湯でされたら……。
「かんにん、堪忍してぇ💕　カシムはんの極太チンポでウチの中壊れてまうぅ❤　せーし追い出したいのに、栓されて出されへんよぉ💕」
　この通り、エッチ語言いまくりのドスケベキアラちゃんの出来上がり。
「いいじゃないですか。ボコってなってるお腹、可愛いですよ」
「あひ～っ❤」
　お腹の中の性液で膨らんだお腹を抱き苦しめれば中は更に締まって気持ちよく……と、いけないいけない。エイチの湯の所為でオナホみたいにグリモア猟兵さんを使っちゃうところだった。
「はは、ごめんなさいキアラさん。お詫びに一杯キスしてあげますから、こっち向いてくれますか？」
「うん💕」
　反省の意を込めて背中から抱くのをやめ正面から胸に顔を埋めピストンを続けるカシム。ちゃんと相手のことをみて、たっぷりと愛しみながら感謝の追い吐精もキアラが本気で許しを請うまで止めはしなかった。

　といった感じで、皆温泉の一日を楽しみ、その深夜、プラトニックサキュバスは無事カクリヨへと旅立ち、この村に平穏が戻るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

最終結果：成功 完成日:2024年02月05日