エロトラップダンジョンを即時通り抜けよ!
「予兆があった。見えざる殺人をばらまき、その噂から発生した【おそれ】を吸収し自身の力に変える十二剣神『原罪蛇メデューサ』の出現だ」
ぴょんぴょんとイスに座って、猟兵達に資料を渡したのは黒茶色のモーラットである、ハル・カズミーク(サービス魔王・f42411)であった。
「見えざる殺人は敵の姿が分からない殺人の事を言う。見つかったのは男性が多いが、失踪者として女性もでている」
資料に書かれた被害者数はまだ少なく、噂は始まったばかりのようだ。これが増えれば、メデューサも強くなるだろう。
「今回予見した中に、即時突破しなければならない難易度の高いダンジョンがある」
ぱちんとしっぽを鳴らすと、魔法でピンク色のぶよぶよとした気持ち悪いダンジョンが表示された。
「エロトラップダンジョンだ」
目を見開く猟兵達。もしかしたら歓喜する者もいるかもしれない。
「ただのエロトラップダンジョンではない。捕まった女性の被害者は奥深くに連れ込まれ、老若問わず殺されている。これが見えざる殺人の主要被害者だ」
失踪した女性の数は多く、まだ生きているかもしれないが性的ななれ果てになっているかもしれない。
「エロトラップダンジョンの奥深くに連れ込まれると、メデューサと連携しているデウスエクスである少女蒐集鬼がいる。こいつは性的なトラウマを蒸し返して攻撃してくるやつだ。しかも、こいつが女性を殺している」
怒りに震える猟兵をみて、魔法で表示されたダンジョンを消した。
「性的にもてあそぶだけでなく、殺人など許せんな?」
クククと深みのある声で、黒い毛玉を震わせた。
「猟兵達。貴殿らはエロに引っかかっている場合ではない。このダンジョンを即興で打ち崩すのだ」
強い口調でハルは言う。
「そういう苦境が得意な猟兵もいるだろう?」
黒色のもさもさしたモーラットが悪役笑みを浮かべながら、猟兵達を見る。
「ダンジョンは地下水道を改造している。地上で目視できるる場所にはできていない。大体のトラップは拘束してくるモンスター、弱体化デバフ、装備を溶かす液体、変身解除の魔法陣、エナジードレインをする手の化け物、石化光線等々……まあ盛盛だな。しかし、これらを殺されない程度に女性に発揮してくるものなので厄介だ。男性には本気でかかってくるから殺されないように気をつけろ」
ハルは少し目を細めて、猟兵達を見た。
「そういうのがあまり分からない者は、今回のダンジョンは控えたほうがいいだろう。詳しく、かつ強く攻略できる猟兵に任せておけ」
ハルは椅子から降りると、振り返って転移の魔法陣を開いた。
「私からは以上だ。貴殿ならやってくれると信じている」
猟兵達は転移をする……そこには、地下へと続く階段があった。
はるかず
●はじめに
強敵シナリオですが、性的なことさえクリアできれば易々と攻略できます。
二つシナリオギミックがあります。
『エロトラップダンジョンの早期突破』
一章を早めに突破しないと、殺害される被害者が増えて【おそれ】によって3章のボスが強くなります。
『決戦配備の発動要請』
プレイング中に「決戦配備」「ポジション」「クラッシャー」等と書かれていた場合、猟兵とは別に指名された部隊の描写が発生します。プレイングボーナスとなるのでご一考ください。
また、敗北するの宣言ははじかせていただきます。
●エロトラップダンジョン
時間稼ぎのための快楽を与えてくるダンジョンです。負けてはいけません。
男性を襲うダンジョンもありますが、今回は女性のみです。男性は容赦なく殺しにかかられます。
女の子の外見をしている男性は、トラップに引っかかっても殺されないですが、エロトラップであることに注意してください。
大体の物はそろっていますが、引っかかって貪ってるわけにはいけません。即時クリアしましょう。
また、ダンジョンですのでクラッシャーなどの宣言がある場合、プレイングボーナスをつけさせていただきます。
●二章 少女蒐集鬼
捕まえた女性を殺している鬼です。
トラウマの再起、内部爆発による虐め……また、気に入られると独占欲でモンスターをけしかけられます。
一章にかかった時間は難易度にかかわらないので、倒してください。
●三章 十二剣神『原罪蛇メデューサ』
第一章でかかったリアル日数分、難易度が高くなります。
はじめにで説明したとおりです。
健闘を祈ります。
第1章 集団戦
『迷宮職忍ダンジョンメイカー』
|
POW : 螺旋忍法『ダンジョンモンスターズ』
レベル×1体の【ダンジョン構築兼維持・防衛用のモンスター】を召喚する。[ダンジョン構築兼維持・防衛用のモンスター]は【依頼者の指定した通りの】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
SPD : 螺旋忍法『ダンジョンビルド』
戦場全体に、【依頼者の指定した機能付きで希望通りの素材】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
WIZ : 螺旋忍法『ダンジョンクリエイト』
【拠点構築】と【召喚術】と【団体行動】と【地形の利用】と【結界術】と【罠使い】を組み合わせた独自の技能「【ダンジョンクリエイト】」を使用する。技能レベルは「自分のレベル×10」。
イラスト:透人
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ダンジョンにコポコポと液体が弾ける音が響く。
ピンク色の肉で出来たエロティックな壁は、何かを求めるように伸縮を繰り返している。
床には白い粘液が広がり、ねばつく様に歩いている靴にまとわりつく。
ピンク色のぴくぴく動く肉の蟻塚が、転々と塔を建てていた。
下段には情欲を湧き立てるようなピンクの池が満ちており、肉のダンジョンを流れていっている。
ここはエロトラップダンジョン。
鬼畜な目にあうか、鬼畜に挑むかは君次第だ。
槇島・アンナ
アドリブ歓迎(鼻フック膨体ふた以外大体なんでもOK)
決戦配備:メディック。後詰めに配置。救助対象がいるかはわからねぇけど、一応。まぁ、普通に後ろに送られる奴もいるだろ。
DIVIDEの近所にこんなもん掘りやがって、真っ平らにしてやる!
(とか言ってたら、触手モンスター達に服を溶かされながら追い回される羽目になる)
えええい!こっちにくんじゃねえ!?
(爆弾を爆破したりしながら逃げ回っているのでそれなりに被害は出るが、負けん気から非常に煩い為、増援を呼びがち。そして足元もお留守なので拘束トラップ等も踏みがち)
クソッタレ死ねえ!?
(事に及ばれたり拘束されて動けなくなっても、根性でUCを使い脱出する)
エロトラップダンジョンに魔法の手りゅう弾「赤い悪魔」で爆炎をまき散らし、駆け抜ける一人の少女がいた。
青い赤ずきんを思わせるロリータドレスを身に纏い、ショットガンを片手に敵を撃ち倒すのは槇島・アンナ(砲煙弾雨の破壊魔術士・f42325)である。
掴みかかってくるゾンビがのろのろと寄って来るのを避けて頭を吹き飛ばし、魔法の手袋が浮いて空中から襲撃をかけるのを迂回しつつ避け、背中から触手を生やした犬の群れがバウバウとよだれを垂らし追いかけてくる中で、木に洞が開いた怪物がうねうねと根っこを這わせ吸い込もうと立っているのを手りゅう弾を吸い込ませ炎上、近くにあった影の手が伸びる壁の絵をついでに燃やした。
「えええい!こっちにくんじゃねえ!?」
大きな声を出して駆け回るたびに、敵の増援が増えていく。
アンナの後ろには、追加でローパーやら、ゴブリンやら、オーク、淫魔などが増えて大行進している。
フルオートショットガン「ヘビー・メタル」で背後へと弾丸を浴びせながら、牽制を掛けて近寄られないようにするが数が多すぎる。
「くらいやがれ!」
だが攻撃しながら走っている間にもダンジョン内のトラップは発動している。
壁から噴き出る水鉄砲を浴びせかけられ一部が濡れた青いロリータドレスは、スライムが飛ばす液に溶かされてボロボロになってしまった。
露出した太ももには小さな乳吸いヒルがまとわりつき、肌をちゅうちゅうと吸っている。
さらに、長い長い通路に、情欲のピンク液体の溜まりがそこら中にあり、入らねば突破できない箇所があった。
走ってだいたいの罠にかかったせいで、顔は赤らかになり吐息は甘い。
大勢の淫猥なモンスター達の大行列を後ろにつけながらもダンジョン内を応戦しつつ駆け抜ける。
ふわっと体が浮き、床から触手が飛び出してくる。
ついに手と足を拘束されてしまった。
触手!触手!触手!
束縛が強くなり、細い物腰を締め上げ、息が出来ないほどの苦しさがアンナの精神にのしかかる。
柔肌に痕がつくほどのキツさに、握っていた銃が床に落ちてしまう。
「くそおっ……ぁ、ぐぁ……!」
死にはしないが、守ってくれる銃は触手の下に飲まれてしまった。
だが威勢だけは削げていない。
迫りくる大量のモンスターを前に、最後の力をふり絞る。
「おらぁッ!汚物とオブリビオンは消毒だぁーッ!!」
UC《炎の庭》を発動し、魔法テルミットが放つ白い高温の光が吹き上がる。
ダンジョン内に火柱が吹き上がり、火の十字架が迷路内に連鎖する。
焦げた肉の匂いが壁から漂いながら、煙の中から少女の影が見えた。
「勝ってやったぜ!!!!」
顔を黒い焦げ付きで少し汚し、だが勝利の確信に満ちた表情で、ガッツポーズを決めたのであった。
成功
🔵🔵🔴
アリス・フェアリィハート
アドリブお色気❤️歓迎
NG:『アリス本人の処女喪失』
【SPD】
見えざる殺人…
阻止しなきゃです…
クイーンオブハートキーを手に
【ハートのA】も展開
【破魔】の【全力魔法】や
【誘導弾】で
敵を倒したり
【索敵】【情報収集】
【瞬間記憶】で
突破ルートを確保し
ダンジョン探索
…が
袋小路で見つけた
美味しそうな実に惹かれ
口にしてしまい
淫らな気分に…
【毒耐性】【呪詛耐性】で
耐えるも
現れたダンジョンメイカーに
捕まり…
愛撫され
秘部同士重ね合わせ
擦り合わされたり…❤️
『あっん❤️そこ…ら、らめぇ…❤️』
淫欲に流されそうになるも
力を振り絞り
UC発動
敵を
焔の蜘蛛糸で攻撃や
進行方向の罠を破壊等し
癒しの蜘蛛糸で
回復しつつ
迷宮を突破
クイーンオブハートキーを片手に、敵をアリス・フェアリィハート(不思議の国の天司姫アリス・f01939)はダンジョンを突破しようとしていた。
モンスターを魔法の誘導弾で蹴散らしていく。
「時間で敵が強くなってしまいます。急がないと……」
袋小路に着いてしまった。赤くなっている実が美味しそうになっている。
つい好奇心で、手を伸ばしてしまう。
一つ実をとると、口に運んだ。
唇から喉へ、つるっと通っていく。
おいしい!
甘酸っぱくて、ほっぺたが落ちちゃいそう。
するとアリスの目がほんのりと妖しく赤く光る。
ふわふわと体が浮くように心地よい。
ダンジョンの奥から気配がし、アリスは振り向いた。
「あ……」
誰かに手招きされて呼ばれている。
足が自然とそっちに引き寄せられてしまう。
どうして誘われてしまうのか、思考がまわらない。
女性の手に抱き上げられ、アリスは奥へと連れ去られてしまった。
気がつけば見知らぬベッドの上。
周りは暗く、ほんのりとシーツが光っているだけだ。
目を凝らすと、傍に敵の姿があった。
「あなたは……デウス、エクス……」
敵であるダンジョンメイカー妖艶な笑みをうかべ、そっとアリスの頬を撫でる。
ダンジョンメイカーの顔をみたまま、アリスは体に力を入れようとする。
うまく、うごかない。手にはまだクイーンオブハートキーが握られていた。
しなやかな女性の手がアリスの頬をなでる。
ゆっくりと頬から首、そして胸の先端へと手が下りてくる。
「だ、だめ……」
そこはダメな場所。いけないところ。
くりっと人差し指で先端が回される。
「んぅ……っ!?」
びくっと小さな胸が震え、目をつぶってしまった。
くすぐられたような。でも、なんだか……嫌じゃない。
「こんなに固くなってる。かわいいのね」
服の上から敏感な先端を何度も指で擦られる。
必死に首を振る。
「そう?」
火照った顔を見つめられる。
これは、あの実をたべたせい。
抵抗しなきゃ、このままじゃ……
ぎゅっと愛用の武器クイーンオブハートキーを握りしめた。
敵はアリスが動かないのを知ってか、武器を奪わない。
「かわいいのね」
余裕の表情で、アリスの上に覆いかぶさってる。
「じゃあ、これはどう?」
服の上からぎゅっと先端を摘ままれた。
「ゃぁんっ」
体が大きく跳ねる。
ふふふふっと笑うダンジョンメイカー。
服の上から小さなお腹を撫でまわす。
そのまま局部へと手を下していく。
いけない、いけない、いけないんだ。
そこは……触っちゃいけない場所!
理性の光がアリスに力を与えた。
「そこはだめ!」
手を払い、ダンジョンメイカーを押しのける。
UC《アトラクナクア・ヴァーミリオンウェブ》を発動しようと、クイーンオブハートキーを握りしめた。
「すべてを……やく、ぐれんの」
クイーンオブハートキーをダンジョンメイカーに向け詠唱を試みる。
「言えるのかしら?」
小首をかしげて、挑発するダンジョンメイカー。
アリスは使命を思い出し、奮起した。
自分は、厄災を止に来た。
「全てを灼く紅蓮の星焔の蜘蛛糸…全てを癒す銀なる星の蜘蛛糸――それらの領界を…!」
力強い詠唱が室内に響く。
「あぁあ!」
ダンジョンメイカーは燃える蜘蛛糸に包まれ、燃え盛って消えていった。
UCの効果で、アリスの火照っていた体は落ち着いていた。
アリスは小さな胸に手を置いた。
いけないきもちになったのを思い起こし、恥ずかしさで白いエプロンをぎゅっと握った。
成功
🔵🔵🔴
杓原・潤
えろとらっぷぅ?
よく分かんないけど、うるうは魔法使いだよ?
ダンジョンとか楽勝だよねぇ。
なんか床がねちゃねちゃしてて気持ち悪いから、箒で飛んでさっさとクリアしちゃえ!
空中機動でそこらから捕まえに来る触手も回避だ!
……天井から落ちてくる変な白い汁、臭くてねばねばで服が溶ける!?
スピードアップして、早く抜けなきゃ……って焦ってたら触手や変な手みたいなのに捕まって体撫で回されるし、最悪!
くぅ……こーなったらうるうの魅力全開!
触手さん、変な手さん、お願い……早くここを抜けたいから協力してぇ?
上手く行けばこっちのもん。
出口までぱーっと運んでくれるはず。
謎の粘液刷擦り込まれるのは……まぁ我慢して上げる!には
ピンク色の肉がぴくぴく動く肉の床。
その床に散っている白くねばねばした液。
杓原・潤(鮫海の魔法使い・f28476)はダンジョンをみて、決めたことがあった。
「ねちゃねちゃしてて気持ち悪いから、箒で飛んでさっさとクリアしちゃえ!」
おばあちゃんから貰った箒を取り出すと、お尻を乗せて飛行スタート!
前方から来るローパー?の列も、浮いているよくわからない形の突起触手も、お手の物で避ける。上、下、右、左と、スイスイ避ける様は、さながらシューティングゲームの弾避けのよう。当たらなければなんてことない。
「ダンジョンとか楽勝だよねぇ。」
悠々と笑顔を浮かべてうるうは先に進む。
ぽと…
「?」
肩に生温かさと、ぬるっとした感触。しゅわわっと溶かされる音までする。
見てみれば肩から脇にかけてうるうの衣服が溶けている。
愛らしい子供用魔法装束に穴が開いてしまった!
うるうはびっくりして二度見してしまう。
「溶けてるのなんでぇ?!」
溶ける溶ける、みるみる溶ける。服だけを丁寧に溶かしていく。
このままでは真っ裸間違え無し!
「早く抜けなきゃ……っ」
スピードアップで飛行を早めるうるう。
しかし突如、天井から触手が!
「ああぁー!」
急ブレーキがかけられない!
そのまま触手にぶつかり、うるうの体は触手に拘束されてしまった!
ぬるぬるとした触手の手が、うるうの全身をぬるぬるとまさぐる。
触手に吊るされたのをチャンスと見てか、後続から浮いた手が2つやってくる。
わきわきと楽しそうにうるうに近づいて、さわさわと衣服の中に手を入れて擦る。
さわっ♡ さわさわさわっ♡
「最悪ぅ!うるうのことくすぐるのだめだよぅ……!」
うう~と、擦られまさぐられるのを耐えるうるう。
動けなくなってしまっては、もうどうしようもない。
このエロトラップダンジョンの餌食になり続けるだけだ。
「くぅ……こーなったら!」
うるうは上目遣いで捕まえている触手と手を見た。
「触手さん、変な手さん、お願い……早くここを抜けたいから協力してぇ?」
愛くるしいUC《ねぇ、おねがーい!》である。
手と触手は互いに向き合って、しばらく何か考え込んだようだったが、うるうに頷いたように動作した。
うるうの体を持ち上げると、胴上げのようによいせよいせと運んでいく。
早い早い、ぴゅーんと出口まで連れていかれる。
「服が変な液で溶かされちゃったけど……まぁ我慢してあげる!」
ばばーっと着いてしまったことに満足感を得るうるう。
うるうは揚々とダンジョンをクリアしたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
シルヴィ・フォーアンサー
『』内はAI発言
……エロトラップって直球なネーミングだね。
『過去2回似たようなのに挑んで2回とも酷い目に合ってるが大丈夫かね』
今回ちゃんと気をつける……スライムとかスライムとか(2回ともキャバリア内部に侵入された)
その辺りをトリガーにテラー・エリミネート発動。
ガトリング砲でモンスターはミンチ、トラップは粉微塵か透過能力でスルー。
ダンジョン壊れても困るしハイペリオンランチャーとミサイルは使わない方向で。
スラスター吹かして移動しながらコックピットシートから伸びるアームにエナジーバーや
エナジードリンク供給して貰ってムシャムシャ飲み食いしカロリー補いながら壁を透過してガン無視で奥へと進んでいく。
エロトラップダンジョンのピンク色の液体の中を悠々と越えていく一体のキャバリアがあった。この淫猥な液体は、情欲を湧き立てる効果があるのだが、もちろん機械なので全く何も問題はない。
搭乗しているのはシルヴィ・フォーアンサー(自由を求めた脱走者・f41427)。
ガトリングガン二丁を両手に装備したキャバリアは機械の重い足音をたてて、ダンジョンを進んでいく。
敵が表れるたびにガトリングガンを連射して滅ぼしていった。
ローパー、ゴブリン、オーク、を木っ端みじんに砕き、敵ではないと言わんばかりにガトリングガンの威力をしらしめる。
意外とあっさりと通してくれるエロトラップダンジョンにシルウィは少し拍子が抜ける。所詮エロトラップダンジョン。完全武装の兵器には弱い……対機械用にはできてないのだろうか?
「でも……エロトラップって直球なネーミングだね」
半ば作業ゲームになりつつあるダンジョン攻略に、AIヨルへ雑談を挟むシルヴィ。
『過去2回似たようなのに挑んで2回とも酷い目に合ってるが大丈夫かね』
「ちゃんと気をつける……スライムとかスライムとか」
一人とAIは雑談をしながら、次の区画へと移動していった。
「この部屋、何もないね」
広いがらんとした部屋。がらんとしているがピンクの肉壁がぶよぶよ動いているのはおなじみの風景だった。
「罠をチェックするかね?」
「おねがい、ヨル」
ヨルにトラップのサーチを頼むと、周りを見渡しながら、警戒を高めるシルヴィ。
しかし、それは突然起こった。
ぽよよん♡と軽く胸が跳ねる。
何も触れられてないのに、
だが、感触で分かった。いや、シルヴィは経験で分かってしまう。
――スライム。
しかも、感触はするのに、実体がないのだ。
ただのスライムではない。
故に、シルヴィの豊満な胸は隠れもせずにぷるんぷるんと揺れている。
ピピピピピピッ
探知レーダーに敵の数が表示される。自身の立つ地点に多くの敵反応が表示される。
AIが状況を説明した。
「20体の透明のスライムが機体にはりついている。いわゆる、モンスターハウスといわれる場所に入ってしまったようだな。内部に一体進入している」
「潜水モードに切り替え!」
咄嗟にシルヴィはAIに命令を出す。
水中に入るときのモードに切り替わり、機体が密閉される。
スライムの進入を一瞬で阻止した。
モニターに敵データが映し出される。
「生命反応はなく、熱を感知して動いているスライムだ。透明だからスケルトンスライムといったところかね?」
「レーダーに引っかからなかったのは、生命反応がなかったからだね」
シルヴィは機体にとりついたスケルトンスライムを払うべく、UC《テラー・エリミネート》を発動する。
「……怖いものは消すっ」
機体を透過して、全てのスライムを床に落とした。
透けてしまってはキャバリアを通過してスライムは床に落ちるしかない。
機体をスラスター吹かして距離をとった。落ちたスライムにガトリングガンの弾を浴びせかける。
その間も、入り込んできた一匹のスケルトンスライムはシルウィの胸を揉みしだいていた。
「……!」
集中力に邪魔が入るが、ひたすら揉まれるのを我慢してガトリングガンを撃ち続ける。
レーダーに感知されている敵が、1個づつ消滅していった。
胸にいるのを除いて、全滅させると、一息つこうとするシルウィ。
透過するのにカロリーを使ってしまった。アームにあるエナジーバーやエナジードリンクとろうとする。
ぽよんぽよん♡
未だにコックピットにはいりこんだスライムが胸の上でもんでいた。
胸がひたすらぽよんぽよんと揺れている。
シルウィはその透明スライムを掴んで、コックピットの外に放り出した。
ガトリングガンが炸裂し、1匹のスライムはこっぱみじんになってしまった。
成功
🔵🔵🔴
クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【WIZ判定】
女性相手なら殺されない程度になるか…じゃあ、召喚するのは女性系の子がいいかな♪
基本は奥へ進む事優先で♪
道中で女性被害者を見つけた場合は【救助活動】を行うよ♪
決戦配備のポジションはメディック♪
被害者達の救護や突入部隊の状態異常回復等の支援をしてもらうよ♪
UCは「クローネちゃんの螺旋忍軍団★」★
攻撃は【集団戦術/団体行動/範囲攻撃/怪力/生命力吸収/2回攻撃/鎧無視攻撃】で行うよ♪
ダンジョン内の敵や罠は【野生の勘/第六感/気配感知/幸運/環境耐性/地形の利用/浄化/霊的防護/鉄壁/硬化/呪詛耐性/激痛耐性/医術/回復力】で回避・防御・回復するね♪
探索で奥まで来たクローネ・マックローネ(快楽至上主義な死霊術士・f05148)の前には、ひどい光景があった。
明日ダンジョンの一区画に、女性たちが集められていたのだ。
首まで石化され、天井に吊るされた女性。
「う、うう……」
透明なガラスの中に閉じ込められた身動きできない少女。
「出してぇ……」
手と足と口だけを黄金にかえられ、声を出せずに俯いて倒れている妙齢の女性。
男は殺されてしまったのか、ここにはいない。
固めの展示会と言わんばかりに、この部屋は固められた女性が集合している。
「大丈夫。助けに来たよ」
マックローネは救助者全員にやさしく声をかけた。
救助活動をするために、メディックで後方に控えている救助隊がいる。
ホッとしたのか、女性達はマックローネに目線を合わせて嬉しそうにしている。
部屋に入って観察したところで、【第六感】でマックローネは気づく。
ここは冷凍保存するための大きな冷凍庫になっている。
ここで飢えて死ねば、肉として冷凍保存されるのだろう。
腐らせないために、美しいまま保存しておくために?
「くすくす。おねえさん、お人よしねぇ?」
ダンジョンメイカーがどこからか観察していたのか、壁を越えてマックローネの前に現れる。
「目の前でどんどん女の子が凍らされていくのに耐えられる?」
水色の長い髪 雪女が冷気を操るに様に部屋に冷気が吹き出させた。
マックローネの足元が冷たくなっていく。
先ほどまで声を上げていた女性達に変化が起こった。
「うぁあぁん、寒いよぉ……!」
「誰か……誰か……」
まだ声が出せる状態の少女や女性達が悲鳴を上げる。
このままでは、冷気で苦しんで死亡する可能性もある……。
「ダンジョンメイカーちゃんだっけ?だめだよ、こんなことしたら」
「だめで止まる敵はいないわ。ふふ、そそられるわね。その悲痛さ」
二人は見合いながら、威圧しあっていた。
「みんなが凍る前に、行かせてもらうね♪」
マックローネはUC《クローネちゃんの螺旋忍軍団★》を発動する。
「え~っと、手で印をこう結んでからこう結んで…ドロン★」
148体の色っぽい黒の忍者たちが召喚される。
ダンジョンメイカーは冷凍の部屋の罠を動かす。
「さぁ、罠よ全部凍らせてしまいなさい!」
「クローネちゃんの忍者ちゃんたち幽霊だから氷きかないよ♪」
調子に乗っていたダンジョンメイカーがあっけにとられる。
「なん……ですって?」
「ならばクローネ、貴方が凍ってしまえ!」
さらに、冷気を吐き出す氷でできた犬を生成し、マックローネの前に飛び掛からせる。
犬が吐き出した冷気によって、ピリッとクローネの頬が凍結する。
一瞬目をしかめるが、クローネは痛みに耐えて忍者たちに命令を出す。
「忍者ちゃんたち、やっちゃって♪」
マックローネの指示に集団で一気にダンジョンメイカーに襲い掛かった。
生成された、冷気を吐き出す犬を苦無や忍者等でバッサリと倒していく。
「くっ……」
ダンジョンメイカーは後ろへと下がろうとしたが、忍者たちに囲まれてしまっていた。
「とどめだよ♪ ダンジョンメイカー!」
囲んだ螺旋忍者軍団がダンジョンメイカーに向かって、一斉に螺旋手裏剣を投げつける。
「あぁあー!!!」
生命力を吸い取られながら、ずたずたに切り裂かれた。
ダンジョンメイカーは散った。
「ふぅ。よし、皆を救助してあげようね★」
戦闘が終わり、固められた子女たちを部屋から運び出すように忍者集団達に指示した。
メディックの救護隊が後方から現れ、女性達を保護して状態異常から解放してあげるのであった。
「ありがとう。おねえちゃん」
タンカで運ばれていく少女が、マックローネに感謝を示めす。
マックローネはそんな女の子に笑顔を返すのであった。
大成功
🔵🔵🔵
MSより。
体調を整えるため12日の昼13時まで休養します。
執筆に時間をかけた2日分と、オーバーロードで経過した分の2日分は第三章の敵の強化時間となりません。
遅筆ですみません。頑張って書きますので、よろしくお願いします。
凪原・乃依
※アドリブ歓迎
※お色気OK
ダンジョンの趣味が悪いのはさておくとして。
既に被害者が沢山出ていて、放っておくとどんどん殺されてしまうって言うんでしょ。そんなの捨て置けないわよね。
奥で待つ戦いのために力は温存しておきたいけど、ともかく、急いで奥を目指しましょ。
決戦配備はメディック。後の被害者救助も考えてバックアップの救援部隊ね。
戦闘は主にレガリアスシューズでの格闘と雀牌での遠距離攻撃。
並大抵の設置トラップなら、軽々と飛び越えて進めるはず。エアライダーを甘く見ないでね。
もっとも、着地を狙い澄まされるとつらいかも。
触手に絡め取られたり服を溶かされたり……
その辺は振り払えても、石化光線とかはちょっときつい。
即殺される訳ではないでしょうけど、辱められた姿で石化なんて冗談じゃないわ。
賭けにはなるけど、動ける内に突破しないとね。
ユーベルコード発動。
ダンジョンメイカー他、邪魔するモノ達の運を根こそぎ吸い取って、逆にトラップに引っかけ返して逆転してやるわ。
勝てたら服を整え直して、治療を試みながら奥を目指すね。
しなやかな足にレガリアスシューズで、ダンジョンを駆けていくのは凪原・乃依(紅蓮抱きし魔鏡の女王・f35625)だった。
上から落ちてくる、服だけを溶かしていく液体を我慢して進んでいた。
それもそのはず。今回の事件では、すでに被害者が出ているのだ。
しかも、女の子が被害にあっていると言われればかわいそうである。
「捨てておけないわよね」
少しずつ欠けていく服の様子をみながら、軽やかに空気をけって罠を避けていった。
格闘技でうねっているだけの触手を払ってさっさと、奥へと進んでいく。
しかし、肉が蠢くダンジョンの壁を曲がったところで、突如レーザー光線が放たれる。
咄嗟にジャンプをし、回避に成功した。
しかし、その光線が放たれた床は石化してしまっている。
どうやら、このレーザーは石化光線らしい。
追ってくるのは、球体型の浮遊機械だった。石化光線を放ち乃依を狙って負いかかてくる。ピュンピュンと光線音を鳴らしながら、レーザーをはなつ。乃依はそのたびにジャンプして避ける。そのたびに、床が石化していった。
「しつこいわね……!」
追いかけっこが始まり、ダンジョンの中を走る乃依
着地点を狙われ、石化光線が足を固めた。
「あぁっ!」
石化で動きが鈍り、それを見逃さなかったように、触手が下から伸びて乃依の美脚を捕らえた。後ろから追いついてきた機体が、石化光線をピュンピュンはなつ。
「いや!」
石化によって触手ごと石に変えられ、足が地面に固定されてしまった。
「くっ、動けない……!」
更に肩やわき腹に光線があたり、だんだんと体の石化が広がっていく。
壁に生えていた触手が、獲物が動けないのを見てジワジワ近寄ってくる。
このままでは、触手ごと固められるのは時間の問題だろう。
「だからって、エアライダーをなめないでよね!」
乃依はUC《賭け狂い》を発動した。
「賭けにはなるけど……!」
トラップと触手、石化光線機体の運が吸い取られる。
触手は近づいてきた機体を叩き落し、機体は光線を触手に撃って固まらせた。
ダンジョントラップは互いに倒れてしまい、場は静かになった。
「ふぅ……」
なんとか勝ったことに大きな胸をなでおろす乃依。
石化した箇所をアイテムで治療し、服を整えなおすと奥へと進むのであった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 ボス戦
『少女蒐集鬼』
|
POW : 肉体を弄ぶ
【指先】で触れた敵に、【魔力の爆発】による内部破壊ダメージを与える。
SPD : 心を甚振る
【鍵を突き刺した対象の心】から【苦痛をもたらす黒い霧】を召喚する。[苦痛をもたらす黒い霧]に触れた対象は、過去の【トラウマ】をレベル倍に増幅される。
WIZ : 愛を折り取る
自身が【独占欲】を感じると、レベル×1体の【モザイクの怪物】が召喚される。モザイクの怪物は独占欲を与えた対象を追跡し、攻撃する。
イラスト:蜂屋 マサ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
物言わぬ人形をもて遊ぶかのように肢体を乱暴に扱い、女が壊れるまで楽しむ。
「こいつももう、使えないげブウ」
満腹になったような汚い語尾で敵は話す。
突き刺していた自分のものを抜き出して、女の身体は床に放り出された。
「ま、次を使ってしまえばいいゲブブブブ!」
下品に笑うと、床に転がった女を指先を振れさせ殺そうとする。
「爆発するゲブ!」
いらなくなった玩具を捨てるように、そう宣言する少女蒐集鬼。
しかし、その攻撃は通らなかった。
猟兵達が妨害のUCを放ち、そして到着したからである。
槇島・アンナ
アドリブ歓迎(鼻フック膨体ふた以外大体なんでもOK)
服は(見た目上は)元通り。
決戦配備:メディック。後詰めに配置。生存者をパスする用。
おうおうおう、そこまでにしな、クソッタレめ!
生存者の前に割り込みつつ、その周辺へ結界術で結界を張る。その上で弾幕と煙幕を撒いて敵の生存者からの引き剥がしを図る。回収はメディック任せ。
UCでクレイモア地雷を置きつつ、挑発したりしながら爆破と弾幕張りを繰り返す。尚、地雷の一部は敢えて爆破せず残す。
(挑発の結果良さげな玩具と判断された場合、大量投入されたモザイクの怪物との追いかけっこをする羽目に。その過程において適当な物質で修復した服は当然のように破損し、またボロボロになっていく)
(程なく捕獲され、怪物達にねちねち嬲られ(エロス的な方向で)攻撃され、その様を後方本体面で眺められるも、持ち前の負けん気と根性でまだ抵抗の意志を見せる)
(本体がホイホイ近づいて手を出してくるのならば、温存していたUCの地雷を爆破、本体へ打撃を与える。失敗した場合は本体に事に及ばれる)
「おうおうおう、そこまでにしな、クソッタレめ!」
生存者の間に入り、正義のヒーローのごとく敵の前に現れたのは槇島・アンナ(砲煙弾雨の破壊魔術士・f42325)であった。
「お? 何ゲボォ?」
女性を内部爆発させる前に邪魔しに入ってきたアンナを見て、敵は拍子抜けたようだった。敵はアンナが修復して元に戻している服を見て違和感を抱いて見ている。
「ちょぉっとだけしか洋服溶かされてないお嬢ちゃんは猟兵ちゃんゲボォ?」
かわいい玩具を見つけたように、口をねちょねちょとして笑っている。
「変ゲボォ。大体みんな服なくなっちゃうゲブォ。履いてるゲブォ?」
「な、なにいっていやがる!?」
突然のセクハラに動揺しつつ、武器である【ヘビー・メタル】を少女蒐集鬼に向ける。
「もしかして、履いてないゲボォ??」
「うるせぇ!!」
【結界術】で結界を張り、フルオートショットガンの【ヘビー・メタル】を連射する。
少女蒐集鬼の身体に穴が開いた。
更に連射し、バカバカと銃声が鳴り響かせ、弾幕と煙幕が張られる。
「今だ! てめぇらにげろ!」
まだ生きている女性達に声をかけ、逃げ出していくのを見送る。
「この! クソッタレめ!」
メディック達に保護されているのを願いながら、相手に感づかれないよう召喚術を使いUC《Extremer Reisanbau》を発動した。
煙が舞う中、光学迷彩で偽装された魔法クレイモアが地面に設置されていく。
煙の向こうで、ゲブォゲブォ笑う声が聞こえた。
「僕チンのエロトラップダンジョンで、こいつ履いてないゲブォーォホホ!」
「だまれ、だまれ、だまれー!!!!」
羞恥に真っ赤にさせ、弾幕を濃くしていくアンナ。
履いてはいるのだが、簡単な物質で作ったもので、薄布しか巻いていない。
また、本人が不器用なので、履いてないことにされてしまっている。
「じゃあ見せるゲボォー! 証明するゲボォー!」
子供じみた挑発に、アンナの怒りが頂点になる。
「み、見せれるわけねえだろ! 変態が! 死ねぇーーーー!」
赤い悪魔を放り投げ、爆発が起こる。
「ゲブォ、ゲブォーっ!」
爆発を受け、少女蒐集鬼の片腕が飛ぶ。
血をだらだら流しながら、少女蒐集鬼は下品に笑った。
「まぁ、遊びもここまでゲブォね」
「なに?」
アンナは目を見開いて、銃口をそらさないまま少女蒐集鬼を睨みつけた。
「煙幕で動いているのが、そっちばっかりだと思ったゲブォ?」
ぐっとアンナの武器を掴む存在がいた。
煙の中からアンナをつかんできた存在、モザイクの怪物達だった。
「僕チン、おまえのこと欲しいゲブォ。ガンガン腰振って遊んであげるゲボォ!」
手りゅう弾をするにもモザイクの怪物は距離が近すぎる。
弾丸で追い払おうとするが、モザイクの怪物には吹き飛ばずにじわじわと近寄ってくる。
「ぐっ!」
手と足を捕らえられ、ゴスハットごと頭を押さえつけられた。
ぶよぶよとした床に横倒しにされ、モザイクたちの手が体に侵入してくる。
「や、やめろ……! 剝くんじゃねえ!」
モザイクの怪人達に掴まれ、順序良くビリビリと青い赤ずきんを思わせるゴスロリ衣装を引き裂かれていく。
手足をバタバタさせるが、力差で抑え込まれてしまっては後がない。
「さっきまでの威勢はどうしたゲボォ? 悲しいゲボォね??」
余裕の笑みを浮かべて、高笑いをする少女蒐集鬼。
「く、くそ、てめぇ!! いっ――!」
手をうっ血するほど掴まれ、尻が見えるほど青いスカートが剝かれた。
胸を掴まれて、引き伸ばされた後、服ごと胸を引き裂く。
「う、ううっ、ぁあー!」
装備品が剝がされて、周囲の床に巻かれてしまった。
残った少女の身体は裸体をさらけ出し、手だけで隠そうと必死だ。
その手もモザイクの怪物たちによって、強引に伸ばされて胸がはだけ出される。
可愛らしい裸体がさらけ出され、アンナは見世物のように捕まえられてしまった。
最後に残った腰と秘部を守る簡易な薄布が、僅かな砦として残っていた。
料理が出来たのを見計らって、少女蒐集鬼が近寄ってくる。
新たに作り出したモザイクの怪人を自分の歩くルートにおいて、クレイモア地雷を爆破除去した。
「トラップに住んでる怪人が、地雷を予想できないと思うゲブォ? 」
全部なくなったことを確認すると、一気にアンナのところに近づいて顔を寄せる。
「僕のお人形さんにしてあげるゲブォー!」
髪を掴み、アンナの美しい顔を引き上げる。
「(今しかねぇ――!)」
アンナはUC《Extremer Reisanbau》の本髄を発動する。
最後に残った、自身を巻き込む近さのクレイモアがまだあったのだ!
「こうするとは思ってたぜ――」
にやっと不敵に笑い、魔法クレイモアを発動する。
「なにいって――ゲボォ?!」
魔法クレイモアが火を噴き、アンナを巻き込んで炎上した。
「げぶぉおおおおっ!」
「ぐぁあああああああ!!」
自身を巻き込む前提で設置したため、アンナもダメージを受ける。
まさに一撃必殺。体から血が噴き出し、ダメージと爆風に身を耐えさせる。
しかし敵も倒れこんでいる。あと一撃くらわすことが出来れば――!
敵に致命的ダメージを与えたせいか、モザイクの怪人が消えていた。
とどめを刺せば、勝利なのだが……。
「あぁ……やべぇ……」
目が虚ろになり、息が絶え絶えになる。
大量に出血したか確認するだけの意識が無い。
メディックを呼ばなければ――――――!
薄布一枚の身体で起き上がり、フラフラと後方へと歩いていった。
しかし、ついに力尽きて前に倒れこんでしまう。それを誰かが支えた。
「てめぇは……? さっき逃げろって言っただろ……」
それは、最初にかばった女性だった。
女性に連れられ、メディック達に抱き上げられる。ほっと安心に包まれて、アンナは気を失った。
成功
🔵🔵🔴
アリス・フェアリィハート
アドリブ
お色気歓迎
NG:アリス本人の処女喪失
【WIZ】
配:メディック
(生存者の救出要請)
女性の方を…
玩具の様に…!
クイーンオブハートキーを手に
【ハートのA】も展開
【破魔】の【誘導弾】の
【一斉発射】や【弾幕】で
敵を
生存者から引離し
【第六感】【心眼】【残像】【結界術】【オーラ防御】等で
防御行動や
生存者を保護(引続きメディックに救出お願い)
『大丈夫ですか!?今の内に…!』
が
先の
実の毒が残ってて
隙を突かれ
敵が喚んだ、
モザイクを纏った
ラミアやサキュバス等
女性の怪物に捕まり
愛撫や秘部合せ等
弄ばれ
『や…やめて下さ…そこ…ふぁっ❤️』
蒐集鬼の元に
連れてかれる所で
力を振り絞り
UC発動
蒐集鬼達
敵を
纏めて衝嵐で攻撃
蒐集鬼が女性を爆発させようとしたところ、突如の魔法弾が撃ち込まれる。
「ゲブォ?」
不意を撃たれ、爆風が起こる。
「今です! 皆さん逃げてくださいっ」
アリス・フェアリィハート(不思議の国の天司姫アリス・f01939)がジュエルのハート達を纏いながら、爆風とともに現れた。
「前が見えんゲヴォ!?」
蒐集鬼が煙で見失っているところを、アリスは的確に後衛に指示を出した。
「メディックさんたち、お願いしますっ」
アリスの号令を合図に、機を見て控えていたメディック達が迅速に女性達を救助していくく。
怒りに震える小さな手で、赤いハート細工のクイーンオブハートキーを敵に向ける。
「女性の方を……! 玩具のように……!」
怒りに震えるアリスに対して、敵はニチャァと嗤う。アリスは警戒しながらUCを発動しようとする。
「――もの言う花たちの噂話は…あらゆる世界に――!」
その様子を楽し気に眺め、笑いだす蒐集鬼。
「抵抗するゲヴォ? ゲヴォヴォヴォ! 大人しくするゲヴォ」
突如、床から女性の形をしたモザイクの手が生えてきた。
6つの手が、アリスの小さな足を、手を、体を捕まえる。
「な、何を……するんですかっ」
オーラによって身体を守っていたため、ダメージのようなものを感じない。
しかし、女の身体をしたモザイクの怪人が、あのみだらな気持ちになる赤い実を咥えていた。
深いキスによって、実を口の中に押し込まれる。
「んぅっ!」
怪人の舌先で実を喉まで押し込まれ、アリスは飲み込んでしまう。
「(あ、熱い…っ!)」
「ゲヴォヴォヴォヴォ! よくやったゲボォ!」
その様子を見て、蒐集鬼は満足げに笑う。
「はぁ……っ」
またあの熱い気持ちがアリスの胸に広がる。
いけない、いけない気持ちが。
「そのまま、捕まえておくゲブォ」
蒐集鬼がゆっくり近づいてくる。
このままでは、とアリスは思った。一か八か、ここでUCを唱えるしかない。
アリスはクイーンオブハートキーを落とさないようにぎゅっと握りしめる。
自身を奮い起こし、唱え始めた。
空気が振動し、アリスの周りを渦が巻いていく。
モザイクの怪物を巻き込んで、ハートA達が巻き上がり、装備が様々な色とりどりの花びらへと変わる。
アリスのUC――《フラワリーズ・フェイトストーム》が舞い散る。
『――もの言う花たちの噂話は…あらゆる世界に広まっていくのです……!』
アリスの愛くるしい肢体が一瞬輝いて、幼い素肌のラインを見せたかと思うと。
小さな鈴蘭へと変わった青いエプロンドレスが、アリスを守るかのように時空をゆがめ、花びらが舞い散る。
「ゲブォオオオ?!」
アリスを映す視界全てが、鈴蘭へと変わり、敵の叫び声がこだました。
アリスの身体がふわっと浮き上がり、床にやさしく着地する。
青いエプロンドレスは健在で、そっとアリスを包み込んでいた。
「やり……ました?」
気を失いそうな意識を必死で保ちながら、アリスは敵の存在を猟兵として確認する。
そこに敵の姿はすべてなかった。花びらが守り切ったように落ちていた。
代わりにいたのはメディック達で、アリスのもとに駆け付け、心配そうに抱き上げると撤収するのであった。
大成功
🔵🔵🔵
シルヴィ・フォーアンサー
……趣味悪いし気持ち悪い。
『処理するには捕虜が邪魔だな、どうするね?』
指定コードを叩き込んで麻痺させる、捕虜も巻き込まれるかもだけど死ぬよりマシでしょ。
メディックを要請し捕虜を回収、その間は敵に狙いをつけて注意する。
回収が終わって攻撃しようとしたら
相手が動いて空間を飛び越え胸に鍵が突き立てられる。
黒い霧に包まれ奴隷時代の暴力的虐待のトラウマを倍増され痛みを伴うような恐怖に飲まれる。
ガクガク震えて謝罪の言葉を垂れ流し動けなくなるがヨルの叱責と電気ショックで僅かに正気を取り戻す。
恐怖はそのままなのでそれを糧に排除衝動を解放しシルエット・ミラージュからのテラー・エリミネートを発動し敵をミンチにする。
「ゲヴォヴォヴォヴォ。こいつがどうなってもいいゲヴォオ?」
女の肢体を見せつけ、蒐集鬼がシルヴィの方を見てあざ笑っている。
「……趣味悪いし気持ち悪い」
シルヴィ・フォーアンサー(自由を求めた脱走者・f41427)は嫌悪感をあらわにした目で、その光景をコックピットを介して見た。
蒐集鬼は人質によって、攻撃できまいと高をくくっているようだ。
ヨルが冷静な声でシルヴィに聞いた。
『処理するには捕虜が邪魔だな、どうするかね?』
「巻き込まれるけど、死ぬよりマシでしょ」
『了解した』
シルヴィは簡易に作戦を決め、決行に移った。
指定コードを叩きこんで、UCを発動《パラライズ・ミサイル》が発動。
両肩のポットからミサイルが発射され、人質を巻き込んでパラライズ・ミサイルが着弾する。
「……ビリビリってするよ」
「ゲヴォーー!?」
女性達と蒐集鬼に糸がかけられるように電気がバリバリと光った。突然の麻痺攻撃に、叫ぶ蒐集鬼。
敵が麻痺したと同時に、信号を送りメディック達に女性たちを回収させる。
蒐集鬼は麻痺しながらも、手に鍵を召喚し、ギリギリと動こうとしている。
「そうはさせない」
メディック達が去るのを見計らって、シルヴィはトリガーに指をかけた。
蒐集鬼にマシンガンを叩きこむ。蒐集鬼の肩から下、腰から上に穴という穴があき、ちぎれて落ちた。
釣りあげられ水に戻れない魚のように、ビクビクと蒐集鬼の分離した身体が跳ねていた。
「案外あっさりだった」
シルヴィは拍子抜ぬけたようにコメントした。
メディック達が女性たちと共に退避するのを確認しつつ、蒐集鬼の千切れた体に銃口を向けて見張る。
真っ二つになった蒐集鬼の上半身がピクリと動いた。
「……!」
蒐集鬼の上半身がうねり鍵が投擲された。シルヴィは一歩反応が遅れる。
魔法の鍵は機体を貫通し、コックピットに突き立った。
「あぅぁー!」
甲高い叫び声。シルヴィの胸に鍵が刺さりカタカタと振動する。
カチリ、と音がして鍵が回り、精神を解除される敵UCが作動した。
コックピット内に黒い霧が立ち込め、視界が暗くなっていく。
「あっあっ」
脳をかき回されるような感覚、何か深いものが自身の記憶を探っている。
『シルヴィ、気を保つんだ』
ヨルの落ち着いた声。それが遠くなっていく。
置いて行かれそうな寂しさに、シルヴィは怖さを覚えた。
黒い霧に精神までもが闇に包まれ、深い、深い夜の怖さのようだった。
「ヨル? 何も見えない! どこーー」
闇の中に、見つめている二つの目があった。
奴隷を見る目、あざ笑うかのような目。
シルヴィは知っている。
虐待してきたあいつの目だ。シルヴィの背筋が凍った。
「ごめんなさいっ」
ガクガクと震えながら、何度も謝罪を連呼する。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
バシンッ
重い電気ショックの音が間近で響いた。
シルヴィの意識が一瞬にして、現実に引き戻される。
『シルヴィ、聞こえるかね?』
ヨルの落ち着いた声が聞こえた。
「ごめ……」
瞬時にヨルの𠮟責がシルヴィの精神を奮い立たせた。
『トリガーから手を離すな、銃口を上げろ、敵を狙いを撃て』
謝りそうになるのを我慢し、唇をかみしめながら、シルヴィは意識を保つ。
「くぅ……!」
強くトリガーを引いた。
「ううっ」
ガトリングガンが残った蒐集鬼の体に打ち込まれ、何度も連射される。
「うぁああっ!」
シルヴィはUC《シルエット・ミラージュ》を発動する。
ミドガルズの影が148体現れ、全員がガトリングを蒐集鬼に叩きこんだ。
「うぁあああーーーー!!」
更にUC《テラー・エリミネート》が発動され、恐怖を糧に全員のガトリングの連射が更に増した。
「はぁっ……はぁ……」
弾幕が消え、煙が過ぎ去っていく。
そこには、何千もの弾丸で、ピクリともいわなくなった蒐集鬼の肉片があった。
精神力を使いきり、疲れ切った体をコックピットのシートに倒した。
俯いたシルヴィを優しく撫でるように、ヨルの声がコックピットに響く。
『ミッション成功だ――。頑張ったな、シルヴィ』
「叱ってくれて、ありがとう。ヨル……」
大成功
🔵🔵🔵
凪原・乃依
※アドリブ歓迎
※お色気OK
趣味の悪いダンジョンの奥でこんな悪さをしでかして……
許されるとは思ってないでしょうね?
決戦配備はメディック。後の被害者救助も考えてバックアップの救援部隊ね。
まずは被害者を保護して、敵から引き離さないと。
多少距離があっても、麻雀牌を撃ち込めば止められるでしょ。
力押しよりはスピードで翻弄する方が向いているから、敵の攻撃を掻い潜りながら攻めて、こちらに興味を引きつける。
とはいえ、いつまでも回避はしきれず、黒い霧によって想起されるトラウマ。
かつて育った、身寄りのない孤児達をエアライダーとして作り上げる、地下の組織での記憶。
子ども達を護るため、秘密裏に職員達からの性的虐待を一身に受け続け。
組織の出資者達に体を売る事を強制され。
誰にも救って貰えず、好き放題に弄ばれる身分なのは、あたしも変わらない。
動きの鈍ったところを囚われ、どこまでも卑猥に、身も心も甚振られ……
それでも、こんな所で終われない。
気力を振り絞って振り払い、ユーベルコードを発動。
全力で蹴り上げて粉砕してやるわ。
凪原・乃依(紅蓮抱きし魔鏡の女王・f35625)は堂々と蒐集鬼の目の前に現れた。
「こんな悪さをしでかして……許されるとは思ってないでしょうね?」
「ゲヴォ? セクシーかわい子ちゃんゲヴォ!」
ゲヴォゲヴォと笑いながら、蒐集鬼は何本もある手に鍵を召喚する。
鍵の一本目を乃依に放つと、乃依は身軽に避けた。
大きな鍵が地面に突き立てられる。
一本、また一本と地面に突き立てられるが、ひょいっと乃依は避ける。
「こんなもの、簡単に避けられるわ!」
相手を挑発しながら、麻雀牌を撃ち込み蒐集鬼を自分の方へと引き付ける。
その挑発に乗って、蒐集鬼は鍵を放ちながら乃依を追いかけまわす。
隙を見て女性達がメディックに救出されていった。
乃依はペースを上げてスピードで蒐集鬼の攻撃をジャンプしては避け、翻っては避けた。
キッと凛々しく睨み、余裕をもって言い放つ。
「どうやら、私のスピードには敵わない様ね!」
「ゲヴォヴォ、周囲を見てみるゲヴォ!」
そこら中に、鍵が突き立てられ、霧を発生させていた。
部屋全体に黒い霧が立ち込めている。
「くぅっ」
乃依の小さな悲鳴が響いた。霧がまとわりつく様に、乃依の体を拘束する。
意識を失う中、蒐集鬼に体を掴まれ、舌なめずりする音が響いたのであった。
暗い……暗い倉庫の中。
思い出すのは、子供たちの声。
だめ、こっちに来ては、私の姿を見ては。
「お姉ちゃーん!」
「お姉ちゃん、いないねぇ?」
倉庫の部屋でひっそりと二人の人物がいた。
ドアの向こうに子供達がいる。
子供達の呼ぶ声に、年長者である乃依は黙ってうつむいていた。
私はお姉さんなんだから、子供たちを守らなきゃ。
「こんな姿、子供達には見せたくないだろ? じゃあ、おとなしくしているんだな」
もう一人の地下組織のメンバーが、猫なで声で背後から囁く。
恐怖に身を震わせ、子供用の机の上に体を寝かせられる。
相手に背を向けて、お尻を高く向けたまま屈辱的なポーズだ。
赤ちゃん用ローションをお尻に塗りたくられ、注入口をほぐされる。
「うっ……ううっ」
唇をかみしめ、屈辱に耐える乃依。
「前の方は、大人になるまで取っておいてやるよぉ!」
本来入れる場所ではない所に、突起をあてがわれ、ゆっくりと体重を掛けられる。
「いやぁっ!」
それが声での最後の抵抗だった。
ショックに目を覚ましたかと思えば、誰かの足の上を枕にしていた。
酒を飲まされ、昏倒しそうなくらい頭がくらくらとする。
「目が覚めたかね、では口でしてもらおうかな?」
黒いスーツの男の足は、組織の出資者である男の足であった。
接待でお酌をさせられ、自分も飲まされていたのだ。
彼は下半身のチャックを開け、自分のモノを取り出す。
立っているその物体に、乃依は目を見開く。
乃依は顔を背けたが、その物体を顔に擦りつけられた。
その汚物に、乃依は嫌悪感をあらわにした。
「いやよ、嫌ッ! こんな毎日……耐えられない……っ」
起きて、私!
起きないと、ずっと誰にも救ってもらえない。
起きないと、好き放題に弄ばれ続けるのよ!
起きないと、夢でも弄ばれる。そして、現実でも……!
黒い霧に体を囚われ、口を、体を、足を、手を、胸を、頭の中でさえまさぐられる。
全てが黒い霧に覆われようとしたとき。
誰かが私に囁く。
「守りたかったんだ。子供達を、ずっと……ずっと」
ああ、子供の頃の私だ。
強い存在になりたかった。
「私が、力を貸してあげる。思い出して、守ろうと誓ったあの頃を」
子供の手が、黒い霧に飲まれそうになる乃依の体に触れた。
小さな彼女の中の【英霊】が、力を貸し光り輝いた。
乃依が薄ら目で顔をあげる。現実へと戻ってきたのだ。
目の前には隆々とした突起物があり、下半身の服の隙間にあてがわれていた。
「もう終わりゲヴォ」
突然、乃依の体が神々しく光った。
「なにゲヴォ!?」
気力が、力が、湧いてくる。こんな所で終われない!!
掴まれた足を振りほどき、エアライダーとしての本領を発揮する。
「ていやぁッ!」
丸出しの股間へと蹴りをお見舞いした。
「ゲブォ―――――ッ!!!!」
痛みで蒐集鬼が掴んでいた手の拘束が解かれる。
「やぁっ!」
反った体への、二発目の蹴り。胸へとキック!
向こう側に倒れ伏そうとする蒐集鬼。その顎へ、足を回転させて踵落としをお見舞いする!
「やぁぁああ!!」
渾身の一撃!
先ほどまで悠々と乃依の体をいたぶっていた蒐集鬼の体は地に倒れ伏した。
もうピクリとも動かない。
「だから、許されないって言ったでしょ?」
乃依は飄々と言うと、ウィンクを決めたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『十二剣神『原罪蛇メデューサ』』
|
POW : 蛇蛇獄魔獄狡兎殺
【全身から染み出す「超次元の蛇」】で近接攻撃し、与えたダメージに比例して対象の防御力と状態異常耐性も削減する。
SPD : 朧朧蛇蝎奇霊夜行
自身が対象にとって未知の存在である限り、通常の行動に追加して「【広域感染型の金縛り】」「【鎮火できず永遠に追尾する鬼火】」の心霊現象を与える。
WIZ : 歓歓禍禍大虞呪咒
【底知れぬ恐怖をもたらす笑い声】を放ちダメージを与える。命中すると【「おそれ」】を獲得し、自身が触れた対象の治癒or洗脳に使用できる。
イラスト:カス
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「禍禍禍 ああ 愛しい子
咒咒咒 「恐れ」が足りぬ 「恐れ」をもっと」
ピンク色だった景色が歪み、闇が「おそれ」を肥やしとして『原罪蛇メデューサ』を降臨させる。
猟兵達の迅速な行動で、メデューサは本来の力は出せていないようだ。
「禍! しかたない、ここにいる者すべて食らいつくして呉れよう
禍禍禍! 禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍!!!!」
レラ・フロート
ここから参加するよ
えっちなのはいけないと思います!
元ダモクレスとしては十二剣神の恐ろしさはよく知ってるけど
でもそれが負ける理由にはならないよ
ケルベロスの後ろには人々の営みがある
応援してくれる声は、いつだって勇気を私にくれるもの!
気合十分に切り込み接近戦を挑み、
エネルギー充填からのなぎ払いを駆使して
蛇を切り裂いていくよ
時には「超次元の蛇」に捕まり、
四肢を拘束され絡みつかれるかもだけど
「あぁぁぁっ!!」
――負ける、もんかぁ~!
こう見えても怪力だよっ
人々を守る想いと共に限界突破して
懸命に蛇から逃れると、お返しです!
剣と拳、そして想いを乗せたビーム
《フロート・コンビネーション》を叩き込み勝利を掴むよ!
「えっちなのはいけないとおもいます!」
金のサイドテールを靡かせ、戦線に入ったのはレラ・フロート(守護者見習い・f40937)。
トラップの仕掛け人である、メデューサを叱責すると、一気に接近戦へと入る。
気合十分、感情を自慢の剣に充電し、強固となった剣で立ち向かう。
「狗狗狗! 狗けらめ!」
メデューサの蛇たちが、髪から伸縮して伸び、レラを捕まえようとする。
レラは剣で薙ぎ払い、髪の毛を切り刻んで前へ前へとどんどん接近していく。
一刀胸に入れんばかりの近さになった時。
振り被ろうとしたレラの足元から、蛇たちが飛び出してくる。
「あぁぁぁっ!!」
蛇に四肢をからめとられ、体が宙に浮く。
ガラガラと砂が落ちつつ、レラの首をギリギリと締め上げる。
頭上に浮くレラを、愉快そうにメデューサは嗤った。
「刃刃刃 簡単に捕まえられるものよ」
ぐぐぐと引きちぎろうと力を入れる、レラ。
「――負ける、もんかぁ~!」
びき、びきびきとレラの体の蛇に亀裂が走る。
バキーンッ
割れる音がすると、蛇がボロボロと床に落ちていく。
メデューサの口が、驚きにぱっくりと開いていた。
重力により落下する速度を利用し、レ剣を持ってメデューサの顔めがけてレラは飛び出す。
「お返しです!」
人々を守る思い――
姉から貰った自慢の剣に感情が込められていく。
赤い輝きを帯び強固となった剣で、メデューサの額に一刀入れる。
「我我我 我の――!我の顔が!」
顔を覆うようにしようと、蛇がのたうち回る。が、切り刻まれていて思うように防御できない。
「もう一発~~!」
すかさず、拳による直線突きを更に鼻に叩きこむ。
「悔悔悔! 小娘ぇ~~!」
そして、一度体を丸く縮めると――
「はぁあああ!!!!」
身体を一気に解放し、解き放った。
全ての想いを胸に、人々とレラ自身の感情を叩きこんだビームが全射する。
ビームは全てを夜明けの光に包み込み、メデューサを焼き払う。
「餓餓餓! 餓餓餓餓餓餓餓――――!!!!」
絶叫と共に、メデューサは消え去ったのであった。
大成功
🔵🔵🔵
シルヴィ・フォーアンサー
『』内はAI発言
……怖いっていうかヤバいね、見た目が。
『教育上よろしくない格好だな、手早くお帰りいただこう』
蛇で締め上げられたらまずいし近づかれる前に片付けよう。
指定コードでミサイルを発射しつつ決戦配備のクラッシャーで砲撃してもらって身を守る鱗を粉砕するよ
続いてガトリング砲で尻尾をズタズタにして移動力を低下させて
フルチャージしておいたハイペリオンランチャーで吹っ飛ばすよ。
「嗚嗚嗚 臆病者め」
ずるずると尻尾を這わせ、メデューサが近づいてくる。
半身全裸の女の体が、咆哮を上げ、シルヴィ・フォーアンサー(自由を求めた脱走者・f41427)を威嚇した。
「……怖いっていうかヤバいね、見た目が」
『教育上よろしくない格好だな、手早くお帰りいただこう』
メデューサは尻尾をぐるりと回すと、近くの床を叩きつけてヒビを入れた。
その怪力ぶりを見て、シルヴィは間合いを測る。
「蛇で締め上げられたら不味いし、近寄る前に片づける」
『了解した。手早く済ませてしまおう』
「唖唖唖 恐怖を! 畏怖を! 恐れが足りぬ!」
噴射して後方に下がりつつ、指定コードでミサイルを発射する。
クラッシャーに信号を送り、支援砲撃が更に追い打ちを掛けた。
ミサイルの砲撃がメデューサの巨体を揺るがし、鱗が飛んでいく。
更に支援砲撃の火が噴き、鱗の下の肉が裂ける。
「我我我 我の力が出ぬ……!」
「早めに抜けた成果が出てるね」
『あとは結果を残すだけだ。見せてもらうぞ、シルヴィ』
「いくよ!」
シルヴィは間合いを詰める。接近中に両ガトリングガンを撃ち込む。
敵は頭部を尻尾で覆い、ガトリングガンを防御する。
「その機動、削がせてもらう!」
機を逃さない様に、覆った尻尾を狙い撃ちにするシルヴィ。
尻尾が粉砕され、頭部が丸出しになったところを、さらに接近して詰め寄った――!
「狗狗狗 狗めぇ!!」
相手が接近してきたシルヴィを捕らえようと、手と蛇をかざす。
が、削がれた機動ではメデューサの攻撃は届かない。
そのまま、シルヴィはトリガーを引いた。
チャージしていた超巨大荷電粒子ビーム砲、ダブルBS-Sハイペリオンランチャーがメデューサに振り向いた。
「唖――?!」
メデューサの何が起こったか分からない顔。
ビームが捕まえようとした手を切り裂き、そのままビリビリと顔面へと迫って、頭部を吹き飛ばした。
そのまま倒れ行くメデューサ通り過ぎて、爆発を背景にシルヴィはキャバリアの武器を納めた。
『きまった、ハイパー・デストラクション……!……何故、私が言うのだ』
「……だって技名叫ぶとか恥ずかしい」
シルヴィはちょっともじもじしながら、余裕の心境で戦闘を終えたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
槇島・アンナ
アドリブ歓迎(鼻フック膨体ふた以外大体なんでもOK)
真の姿解放(服が復活、回復力で傷が治癒)
おうおう、出て来やがったな、蛇野郎が!
カバンの素材にしてやらぁ!!
結界術で身を固めつつ、挨拶代わりに弾幕を張って攻撃。
人質も居ないので誘導弾やらなんやらもどんどん投入する。
UCも投入しつつ、飽和攻撃を加える。
とりあえず何かされる前にと速攻を仕掛けている図。
来るであろう敵の反撃に対しては持ち前の負けん気と根性、あと一応結界術で対応を行う(踏み止まれれば、UCのドローンを追加し攻撃続行。ダメなら「おそれ」で怯んだ隙に捕まえられ、嘲り嬲られながら、くっころするより早く洗脳されて屈服、恥辱を味わう羽目に)
槇島・アンナ(砲煙弾雨の破壊魔術士・f42325)は攻撃と共に啖呵を切った。
「おうおう、出て来やがったな、蛇野郎が! カバンの素材にしてやらぁ!!」
今までの恥辱の分を晴らすべく、挨拶変わりに弾幕を張り巡らす。
更に《Zuschauer》を発動し、武器を構えたドローン達がメデューサへと飛び掛かっていく。
『さあ、せいぜい派手にやらせて貰うぜ!まとめて火の海にしたらぁ!』
真の姿を露わにし、青頭巾もゴスハットで衣服も万全。
怪我も回復し、艶やかな肌で、その両手にはショットガンのヘビー・メタルとダブルドラムマシンガンが握られている。
バカスカ両手で撃ちながら、召喚陣が足元に展開し、ヴァルキリー・ジャベリンのミサイルが飛んでいく。
爆炎と火力で押し切りながら、メデューサを押していく。
「嗚嗚嗚!! 嗚嗚嗚!!」
ドタドタと攻撃を受けながら蛇の尾が火炎で燃え上がるメデューサ。
「はははははははは!!!!」
ひたすら撃ちまくり、笑い声を上げるアンナ。
「喜喜喜喜喜喜!!!!喜獲獲獲獲獲獲ーー!!」
敵のUCが発動し、「おそれ」による圧が、アンナにのしかかる。
「ぐぐぉぉ!!」
足にビリビリと響く「おそれ」――しかし――!!
「うぉおおおおおおおおおおお!!!!」
恐怖に根性と負けん気で耐える。耐える。耐える!
耐えながら召喚陣と両手の火力、そしてドローンでメデューサの体力を削り取らんとする。
「いけぇえええええええええええええええええええ!!!!」
自身の馬鹿火力とドローン達の総攻撃が繰り広げられる。
黒煙を上げ、頭の蛇がすべて燃えて刈り取られたメデューサの焼け焦げた体が、その場に崩れ落ちた。
弾幕が収まり、ドローン達の攻撃が止む。
そこには、物言わぬ巨体が穴だらけとなって倒れ伏していた。
「試合終了!貴様の負け!私の勝ち!」
ぐっとサムズアップを上げ、アンナはニカッと笑った。
成功
🔵🔵🔴
アリス・フェアリィハート
アドリブ
お色気歓迎
NG:『アリス本人の処女喪失』
【WIZ】
配:キャスター
メデューサさん
貴女の企み…
阻止します…!
UCで
氷晶のドレス鎧を纏い
【勇気】と【覚悟】で
恐怖に耐え
けど
甘い言葉等の洗脳で
思わず
身を任せそうに…
『そこ…だ…だめぇ…蕩けちゃ…ふあぁんっ…❤️』
(優しく抱き締められ
氷晶ドレス鎧は溶けかかり
露出した肌等
蛇の様な舌で
ちろちろと
愛撫されたり
身体を
重ねられたり)
【呪詛耐性】と
UCの氷晶の実で
耐え
引き離し
クイーンオブハートキーを手に
【ハートのA】も展開
【破魔】の
【全力魔法】や
【誘導弾】の【一斉発射】と
UCの氷雪魔法で攻撃
敵の攻撃等
【第六感】【心眼】【残像】
【結界術】【オーラ防御】で
防御行動
アリス・フェアリィハート(不思議の国の天司姫アリス・f01939)はUC《エンシェントプリンセス・アイスエイジドレッサー》によって、女王の姿へと変身する。
アリスの金色の髪が、付け根から毛先へと銀色へ変わる。
その髪には、氷の結晶でできた、待雪草が髪飾りとしてとめられていた。
「メデューサさん、貴女の企み……阻止します……!」
クイーンオブハートキーを手に、アリスはメデューサに挑みかかった。
ハートのジュエル達を纏い、誘導弾を敵に打ち込む。
魔法弾を受けながらも、メデューサは大きな恐怖を与える叫び声をあげた。
「愛愛愛愛愛愛 愛し子よ かわいいアリスよ」
「あっ、聞いてはだめ……!」
耳を押さえることはせず、自身の勇気を奮い立たせて恐怖に耐えるアリス。
「破破破! 思い起こさせてあげよう……あの情熱を」
メデューサの蛇の目すべてが光り、アリスは羞恥心を思い起こした。
ここに来るまでの、熱い興奮。
ベットに寝かされ、体を優しくなでられる感触。
口の中にとろけるように赤い実を押し入れられる心地よさ。
「なに……いやぁ……っ」
思い出したくないと、頭を振るアリス。
「もう、時間に追われて、欲望を耐える必要はない。熱さに身を委ねるのだ」
動きの停まったアリスを、蛇の髪によって小さな体を持ち上げられる。
「きゃあぁ……っ!」
氷結のドレスの上から蛇たちが、手足を絡めとりアリスを拘束する。
ドレスの上から、蛇たちが氷をなめとり、チロチロと氷結のドレスが解けていく。
「みえちゃっ……!」
するすると、蛇たちが優しく撫ぜてアリスの興奮を高揚させる。
「はぁっ……はぁっ……っ!」
氷で冷えているはずの肌が、熱く情に燃え上がり。小さな心臓の動悸が高鳴る。
「あつい……です……」
とろんと目が蕩けるアリス。意識を失いそうになった時。
「ん……」
アリスは思い出す。あの熱い興奮を納めるために、一つ氷の実を口に仕込んでおいたことを。
カリッ
齧る音と共に、アリスの蕩けた体から急に熱さが冷めていく。
「キャスターさん!」
配備していたキャスターを呼ぶ。
後衛のキャスターから魔法陣が展開され、アリスに援護バフが飛ぶ。
「はぁ!」
ハートのジュエル達がアリスの周りに展開し、全力魔法をクイーンオブハートキーに乗せ。
そのまま振り下ろすと、目の前のメデューサに向かって、UCの氷結の槍と共に魔法が飛んだ。
固まっていくメデューサの身体。蛇を切り落とし可憐に地上に降りる。
そのまま、クイーンオブハートキーで破魔の力を乗せて氷となったメデューサの半身を叩き切る。
「おしまいです!」
「愛愛愛愛――阿阿阿阿!」
アリスへの叫び声はもう効かず、ただの断末魔へと変わっていった。
アリスの目の前で、氷となったメデューサの体が横に切られて落ちていく。
がしゃんっと氷の砕け散る音と共に、メデューサは粉々になったのであった。
大成功
🔵🔵🔵