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おそれよ、愛し子

#ケルベロスディバイド #原罪蛇メデューサ

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#ケルベロスディバイド
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#原罪蛇メデューサ


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●原罪蛇顕現
「大変だ! ケルベロスディバイドにて、十二剣神の一柱である『原罪蛇メデューサ』の降臨が予知された! 急ぎかの世界に向かい、対処せねばならぬ!」
 年の瀬が迫る中、猟兵達を招集したグリモア猟兵の天御鏡・百々(その身に映すは真実と未来・f01640)は慌てた様子でそう告げた。

「原罪蛇メデューサは、小剣グラディウスを使わずとも人間の「おそれ」を触媒として配下―――あるいは自分自身すらも、地球上に召喚できる能力を持っているようなのだ」
 そしてその「おそれ」を集めるため、原罪蛇メデューサは配下たちに暗躍させているらしい。
「メデューサ配下のデウスエクスは度な擬態能力を持ち、普段は市井に紛れて潜伏しながら、夜ごとに人間を少しずつ殺戮している。これが「姿の見えない殺人」の噂として、「おそれ」となっているわけだ」
 そうして噂が広がれば広がるほど、それを利用してメデューサ配下のデウスエクスが大量に街へ送り込まれてしまう。さらにもしも敵が極めて大量の「おそれ」を得るようなことがあれば、「フルパワーのメデューサ本人」が地球上へ顕現してしまうことすらあり得ると百々は語った。

「広がりつつある噂を触媒に、既にメデューサ配下の第一波が送り込まれてきている。先ずはこれを迅速に撃破するのだ!」
 敵集団の撃破が遅れれば遅れるほどに噂は広まり、降臨したメデューサは強大になる。ここはスピードが鍵だ。幸いこの『ハイドラホーラー』達の擬態能力はさほどではないので、猟兵達なら見ればすぐにわかるはずだ。

「ハイドラホーラ―を倒していけば、部隊長であるデウスエクスの存在もつかめるはずだ。……もっとも、それを撃破して一件落着、ともいかぬ」
 むしろここからが本番であると、百々は真剣な面持ちで説明を続ける。
「高まった噂を触媒として、その場に『原罪蛇メデューサ』本人が降臨してしまうのだ」
 メデューサは十二剣神の一角である彼女は紛れもなく強敵であるが、噂の広がりを早期に食い止めていれば相応に弱体しているそうだ。
「つまり、決して勝てぬ相手ではない。むしろこれを好機と捉え、原罪蛇メデューサを討ち滅ぼすのだ!」
 百々はそう言うと、転移の準備を始めたのであった。


夢幻
●このタイミングで十二剣神が出て来るとは……

●「第1章完結までにかかった実際の日数」に応じて第3章で登場する『原罪蛇メデューサ』の強さが変化します(完結に時間がかかるほど、敵が「おそれ」を集めて強化されてしまいます)

●章構成
 1章:集団戦『ハイドラホーラー』
 2章:????
 3章:『十二剣神『原罪蛇メデューサ』』
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第1章 集団戦 『ハイドラホーラー』

POW   :    ハイドラファング
自身の身体部位ひとつを【ドラゴン】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
SPD   :    ハイドラブレス
【多頭竜の首】から【毒のブレス】を放ち、レベルm半径内の敵全員を攻撃する。発動前の【詠唱】時間に応じて威力アップ。
WIZ   :    竜首再構築
【より混沌化した姿】に変身する。変身の度に自身の【肉体から生える竜首】の数と身長が2倍になり、負傷が回復する。

イラスト:ろま

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎

状況把握しマシタ、即ち初動は速攻を求められるのデスネ!
了解デース!
ハイドラホーラーの捜索及び撃破に向かうであります!

市井の人々の犠牲を少しでも減らすべく迅速に……人海戦術デース!
カモン! バルタンズ! お駄賃の大盤振舞デース!
擬態し潜伏しているとはいえ、密かに人を襲うならば隠れ場所も絞れマース!
武装したミニ・バルタンたちをあちこちに送り込んで、デウスエクスをサーチ&アタック!
ミニ・バルタンたちから連絡を受けたワタシが滑走靴で空中を疾走して急行!
暴れるドラゴンヘッドと本体ボディを斬って殴って爆撃であります!

ヒャッハー! 十二剣神の一柱、おそるることはありマセンヨー!



「状況把握しマシタ、即ち初動は速攻を求められるのデスネ! 了解デース!
 ハイドラホーラーの捜索及び撃破に向かうであります!」

 グリモア猟兵の説明を聞いたバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)は、現地に転移するとすぐさま行動を開始した。

「市井の人々の犠牲を少しでも減らすべく迅速に……となればここは、人海戦術デース!」

 標的となる『ハイドラホーラー』は市井に紛れて潜伏している。撃破するにも、先ずは彼らを発見せねばならない。そこでバルタンはそのためのユーベルコードを発動する。

「カモン! バルタンズ! お駄賃の大盤振舞デース!」

 『秘密のバルタンズ』によって召喚された百体を超えるミニ・バルタンたちは、たくさんのお駄賃を貰ってやる気全開で街に散っていった。

「擬態し潜伏しているとはいえ、密かに人を襲うならば隠れ場所も絞れマース!」

 ある程度候補が絞られれば、後は数の力でどうとでもなる。バルタンの元には、続々とミニ・バルタンから発見の報が届いていた。

「サーチ&アタック! 片っ端から殲滅デース!」

 滑走靴で空中を疾走して急行したバルタンは、先手必勝とばかりに敵を急襲する。襲撃を受けたハイドラホーラ―も慌てて『ハイドラファング』で体の一部を竜の頭にして対抗するも、バラバラで潜伏していたことが仇となり、あっさりと各個撃破されていく。

「ヒャッハー! 十二剣神の一柱、おそるることはありマセンヨー!」

 この調子で迅速に配下を撃破し噂を潰していけば、きっとバルタンの言う通りの結果となるであろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クロス・ハンター
おいおいおい、どうなってるんだ?
実戦投入がいきなり最前線って俺は聞いていないぞ?
後方支援がお望みって訳でもなかったが致し方ない、オイそこの!
「ポジション:クラッシャー」の招集に応じたってんなら覚悟はできてるだろ?
上手くオレを乗りこなしやがれ、ある程度サポートはする!

わかるか?
アイツ等はブレスを吐く前の予備動作があるだろう。あの訳わからん詠唱がそれだ。
ならそいつを潰せ、射撃なり砲撃なり何かは出来るだろう?
そうして反撃の機を作り出し、攻撃を重ねろ。
事ここに至っては時間が惜しいのは分かるから俺も最大限の譲歩をするんだ。
お前さんも最大の協力をしやがれってんだ!



「おいおいおい、どうなってるんだ? 実戦投入がいきなり最前線って俺は聞いていないぞ?」

 ケルベロスディバイドの世界に転移したクロス・ハンター(KD-2157・f40899)は、その機動力を生かして街を駆け巡り、潜伏している数体の『ハイドラホーラー』を発見した。後はそれを倒すだけという状況だが、これが初陣で、しかも事件の黒幕が十二剣神の一柱となれば文句の一つも言いたくなるというものだ。

「後方支援がお望みって訳でもなかったが致し方ない、オイそこの! 招集に応じたってんなら覚悟はできてるだろ? 上手くオレを乗りこなしやがれ、ある程度サポートはする!」
「わ、わかった!」

 やはり乗り物は、その乗り手がいてこそだ。クロスはポジション:クラッシャーの支援要請に応じた青年と『即席コンビ』を結成し、敵集団へとの交戦を始める。

「うわっ……ええと、どうすれば……!」
「わかるか? アイツ等はブレスを吐く前の予備動作があるだろう。あの訳わからん詠唱がそれだ。ならそいつを潰せ、射撃なり砲撃なり何かは出来るだろう?」

 戸惑う青年にクロスは、敵の『ハイドラブレス』の詠唱を止めるようにと助言する。

「よしっ、これで!」
「そうだ。そうして反撃の機を作り出し、攻撃を重ねろ!」

 青年の銃撃で敵は怯み、狙い通りユーベルコードの発動は潰せたようだ。だが、それで安心していてはいけない。敵を倒すことが目的であるため、クロスは攻撃を続けるように指示を出す。

「事ここに至っては時間が惜しいのは分かるから俺も最大限の譲歩をするんだ。お前さんも最大の協力をしやがれってんだ!」
「わかってるよ! これでも食らえっ!」

 そうして少々手間取りつつも、即席コンビはその場にいたハイドラホーラー達をどうにか撃破したのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

皇・絶華
UC常時発動

おお、さっちゃん!人知れずに暗殺とは忍者の如き悪逆だな!
パティシエにして螺旋忍者たる私も目の黒い内はそんな暴挙は許すわけにはいかないな!
「だからってなんで俺この格好なんだ!?」(何故か猫耳メイド!(ハロウィン仕様
折角作ったのだから活用せねば損だろう?

【戦闘知識】
敵集団の動きと陣形と立ち位置と擬態の特徴を把握

【念動力】
広範囲に広げて動きや存在を感知

感知した瞬間転移して襲い掛かる
【二回攻撃・切断・空中戦・弾幕】
次元障壁で毒ブレスを防ぎつつ
TCや鎌剣で敵の空間毎次元切断!
連続斬撃を叩き込みつつ粉砕する


メデューサとは…死者蘇生薬の材料にもなったそうだ
これは良いチョコの材料だな
「ぴぇ!?」



 続いて原罪蛇メデューサの企みを潰すべく転移してきたのは、皇・絶華(影月・f40792)であった。

「おお、さっちゃん! 人知れずに暗殺とは忍者の如き悪逆だな! パティシエにして螺旋忍者たる私も目の黒い内はそんな暴挙は許すわけにはいかないな!」

 そんなやる気十分の絶華に対して、その隣の猫耳メイド姿の少女は不満を漏らす。

「だからって、なんで俺この格好なんだ!?」
「ハロウィン仕様だな。折角作ったのだから活用せねば損だろう?」

 その衣装を着去られていたさっちゃんと呼ばれる少女は、ユーベルコードで変身したサイキックキャバリア『連環神機:サートゥルヌス』である。服装はともかくとして、街中での捜索となれば目立つキャバリアよりも、人間大の方が有利であろう。
 そうしてサートゥルヌスの文句を流した絶華は、念動力を広範囲に広げて周囲の探知を行った。

「さて、ちょうど襲うところのようだが……させるものか!」

 すると『ハイドラホーラー』の集団が、人気のない路地でまさに襲撃をかけようとしているのが感知された。そこで絶華は即座に次元転移を行い、次元障壁でもって敵の攻撃を遮断する。

「いくぞさっちゃん! 殲滅だ!」
「ああ、一匹も逃がさねえ!」

 路地の前後から二人に挟み撃ちを受けて、ハイドラホーラ―は逃げることもできずに空間毎次元切断で切り刻まれて全滅する。擬態能力がある分、敵の戦闘力は低めの様子だ。

「こんなものか。そういえばメデューサとは……死者蘇生薬の材料にもなったそうだ。これは良いチョコの材料だな」
「ぴぇ!?」

 十二剣神すら、絶華にとっては素材扱いである。そもそも材料にできるかという問題もあるが、それを入れたチョコがまともに食べれるものかは疑問しかない。

大成功 🔵​🔵​🔵​

暁星・輝凛
「僕の世界と重なる世界からの、招かれざるお客様……か」
当然ほっとくわけにはいかないし……大いに興味あるね、どんな相手か。

街中を捜索。
ハイドラホーラーを発見次第、決戦配備:メディックを申請。
民間人を避難させつつ敵の殲滅に掛かる。

たとえドラゴンの頭だろうが、嚙みつきだと知ってれば対処のしようはある。
口を開く瞬間を【見切り】、顎の付け根を斬り裂くんだ。
咬合力を減衰させ【シャドウパリィ】で避ければ、大きな隙が作れると思う。
そこに続けざまに渾身の一撃を叩き込む…要は【2回攻撃】だね。
必要なのは、刹那に斬り付ける場所を見抜く【心眼】と、退かない【勇気】だ。

「おそれる心を奮い立たすのは、いつだって勇気だよ」



「僕の世界と重なる世界からの、招かれざるお客様……か」

 ケルベロスディバイドの世界に転移してきた暁星・輝凛(獅輝剣星・f40817)は、そうひとりごちた。

「当然ほっとくわけにはいかないし……大いに興味あるね、どんな相手か」

 今回は敵の首魁の降臨も予想されている。その邂逅に期待しつつも、輝凛は市井に紛れる『ハイドラホーラー』の集団を捜索する。すると、公園に潜伏する敵の姿が見つかった。

「じゃあ、民間人には避難してもらってっと」

 ここで輝凛はメディックの決戦配備を申請し、民間人の避難と公園の封鎖が行われる。そうして準備を万全にしたところで、彼は敵を殲滅すべく突撃する。

「たとえドラゴンの頭だろうが、嚙みつきだと知ってれば対処のしようはあるね」

 『ハイドラファング』で腕をドラゴンの頭にした敵に対して、輝凛はあえて前に出る。そしてドラゴンの頭が口を開くのに合わせ、顎の付け根を斬り裂いた。それでも止まらずに噛み付いてくるのを、彼は冷静にシャドウパリィで回避する。そうして攻撃をすかされたことで、ハイドラホーラ―は大きな隙を晒した。

「そこだ!」

 体勢を崩した敵の急所を輝凛の『黎明牙・壱咬』が貫き、一撃でハイドラホーラ―を仕留めた。

「おそれる心を奮い立たすのは、いつだって勇気だよ」

 必要なのは、刹那に斬り付ける場所を見抜く心眼と、退かない勇気。おそれずに前に出ることで、彼は戦いの趨勢を掴んだのである。
 早々に一体が倒され、動揺したハイドラホーラ―は次々と撃破されていく。そしてさほどの時間もかからずに、輝凛によって全滅させられたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『三眼魔竜『トライオクルス』』

POW   :    デクストラ・ブレイズ
【右目から消えぬ炎の鎖】を最大でレベルmまで伸ばして対象1体を捕縛し、【浄化不能な穢れし死穢の毒炎】による汚染を与え続ける。
SPD   :    ケントルム・サンダーボルト
【中央の目から放った、追尾式な雷の刃】で対象の【手首や足首など『首』とつく部位】を攻撃する。自身が対象に抱く【戦意などの攻撃的な要素】の感情が強い程、[手首や足首など『首』とつく部位]への命中率が上昇する。
WIZ   :    シニストラ・アイシクル
【左目の魔力から作った解けぬ氷柱】を手または足で射出する。任意の箇所でレベル×1個に分裂でき、そこからレベルm半径内に降り注ぐ。

イラスト:lore

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は虹川・朝霞です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「おかしいぞ、なぜ定期連絡がない。まさか、猟兵共に全て倒されたというのか……!?」

 配下たるドラグナーの全滅を受け、人間に擬態した指揮官たるデウスエクスは驚愕の叫びを漏らす。

「早すぎる……これでは噂の広がりは不十分だ。この程度のおそれでは、メデューサ様の顕現も最低限でしか行えないではないか!」

 そう焦るデウスエクスの潜伏する郊外の廃工場に、猟兵達が雪崩れ込んでくる。ハイドラホーラーが残した痕跡から、彼の存在もバレていたのだ。

「私の正体まで知られているのか! こうなれば、貴様らを皆殺しにして隠蔽するしかないようだな!」

 擬態を解除し、揺れる影のような三眼のドラゴンが出現した。これがドラグナー達を指揮していた三眼魔竜『トライオクルス』だ! 襲い掛かってくる彼を返り討ちにし、この事件を終結させるのだ!
レラ・フロート
ケルベロスからDIVIDEへ
「ジャマー」を要請します!
相手の汚染をどうか妨害してね!

皆殺しになんてされるもんですか
事件は終わらせて見せるよっ

DIVIDEの援護を受けられる位置をキープしつつ
エネルギー充填からの切り込みでダメージを重ねるね
共に戦う仲間がいれば積極的に連携
無理はしない心はありつつ、勇気を燃やして斬りこんでいくよっ

炎の鎖に捕まりそうになっても落ち着きを忘れず、
かいくぐってドラゴンの懐に飛び込むねっ
きゃっ……ううん大丈夫
よく見れば見切れるはず!

掴むは勝機、いずれ平和を掴むため、
十二剣神だって超えてみせるから。

そのために、まずは勝つよっ!
想いを全開に剣に乗せ、《雷穿》で貫いて見せるよっ!



猟兵達を皆殺しにしようと襲い掛かってくる三眼魔竜『トライオクルス』に対し、レラ・フロート(守護者見習い・f40937)は果敢に立ち向かう。

「皆殺しになんてされるもんですか! 事件は終わらせて見せるよっ。
 ケルベロスからDIVIDEへ、『ジャマー』を要請します! 相手の汚染をどうか妨害してね!」
「生意気な! 穢れて焼け死ぬがいい! 『デクストラ・ブレイズ』」

 『自慢の剣』を構えるレラに対して、トライオクルスは右の魔眼より彼女を捕縛しようと炎の鎖を伸ばしてきた。

「きゃっ……ううん大丈夫! よく見れば見切れるはず!」

 穢れし毒炎を纏う鎖が近づいてきても、レラは落ち着きを忘れない。その毒炎の効果はジャマーの支援で軽減されている。ならば、後は恐れず突っ込めばいい。レラは勇気を燃やして炎の鎖を掻い潜り、そのまま突き進んで敵を剣の間合いに捉えた。ここが勝機だ!

「ひっさーつ、雷穿ッ。貫けぇえーっ!」
「ぬうっ!?」

 いずれ平和を掴むため、十二剣神すらも超えるという想いを全開に剣に乗せ、レラ渾身の『雷穿』がトライオクルスを貫いた。揺れる影のような体だろうが関係ない、レラの想いの刃は、敵に相当なダメージを与えたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎

イエス、見事に殲滅完了デース!
これがワタシたちの絆の力デスネ、HAHAHA!
アナタも部下のところへ送って差し上げマース!

ふむ、浄化不能な死穢の毒炎。
眼から炎の鎖を出すとは、ユニークな技であります。
ならば、当たらないよう工夫しマショー!
「骸式兵装展開、笠の番!」

編笠の力、九龍城砦の複製で廃工場を覆いマース!
視聴嗅覚での感知能力を失えば、狙いを定めることは困難であります!
捕縛されなければ汚染されることもありマセーン!

追尾式のケントルムや範囲攻撃のシニストラだったら危うかったかもデスガ。
切り替えられる前に攻撃しマショー!
滑走靴で素早く懐に入り、パイルバンカーを叩き込みマース!



「ドラグナーを倒したのは貴様たちか!」
「イエス、見事に殲滅完了デース!
 これがワタシたちの絆の力デスネ、HAHAHA!
 アナタも部下のところへ送って差し上げマース!」

 配下を倒された上にバルタンにこうも煽られて、三眼魔竜『トライオクルス』は激昂してユーベルコードを発動する。

「調子に乗りおって! 死穢の毒炎で焼き尽くしてくれる!」

 トライオクルスの右の魔眼が輝き、そこから『デクストラ・ブレイズ』による炎の鎖が放たれる。

「眼から炎の鎖を出すとは、ユニークデスネ!
 ならば、当たらないよう工夫しマショー!
 骸式兵装展開、笠の番!」

 それはかつて戦った強敵の技の模倣、バルタンは『模倣様式・香港摩天楼』にて、廃工場内を九龍城砦の複製で覆い尽くす。

「何っ!? 何処にいる!」

 このユーベルコードは触れた敵の視聴嗅覚での感知能力を吸収する。いくら凶悪な炎の鎖も、明後日の方向に振り回すだけで捕縛されなければは脅威ではない。そしてバルタンは滑走靴で空中を走って素早く敵の懐に潜り込むと、強烈な一撃を叩き込んだ!

「パイルバンカーをお見舞いデース!」
「ぬぐおっ!」

 追尾式のケントルムや範囲攻撃のシニストラだったら危うかったかもしれないが、デクストラ・ブレイズはバルタンにとっては一番与しやすい。この戦いは、バルタンが一枚上手であったようだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

皇・絶華
(何故か目をキラキラと輝かせてる
ドラゴン…デウスエクスの中でも最強種とされた者達…私は常々思っていたのだ


…ドラゴンって…とても栄養価が高いのでは?と(!!
「ぴょわ!?」

【戦闘知識】
竜の動きと攻撃の癖を分析

抱く感情は…純然たる善意と感謝
我がチョコとなる事に感謝を
お前の血肉はメデューサと共に我がチョコとして多くの救いを齎すだろう!
「ぴぇぇ…!」(尚さっちゃんの感情は主に対する畏怖と恐怖でした

【二回攻撃・空中機動・バーサーク・乱れ打ち・第六感】
UC発動
超絶速度で飛び回り念動光弾と手裏剣を叩き込み
特に中央のおめめに
一気に距離を詰めてTCで切り刻み
その血肉を容赦なく強奪

お前も圧倒的なパワーの礎となれぇ!



「ドラゴン……ウスエクスの中でも最強種とされた者達……そう、私は常々思っていたのだ」

 続いて三眼魔竜『トライオクルス』と対峙した絶華は、なぜか目をキラキラと輝かせていた。

「……ドラゴンって……とても栄養価が高いのでは? と!」
「ぴょわ!?」

 絶華から飛び出したまさかの発言に、傍らのさっちゃんも主に対する畏怖と恐怖で変な声を出している。しかもこのトライオクルスの肉体は揺れる影のようなものだ。まともに食べれるものとは思えないが……いや、チョコに混ぜるならむしろ適しているのか?(困惑)

「こやつ……正気か? ええい、どうせ皆殺しにするつもりだったのだ!」

 流石のデウスエクスも絶華の言動にドン引きである。もっとも、トライオクルスはすぐに気を取り直し、中央の魔眼より『ケントルム・サンダーボルト』を絶華に向けて放ってきた。

「お前の血肉はメデューサと共に我がチョコとして、多くの救いを齎すだろう!」
「ぴぇぇ……!」

 さらには十二剣神すら素材にしてのけると言った絶華は、四門『窮奇』を発動してその長加速で敵の放った雷の刃を回避する。これほどの超絶速度であれば、多少の追尾など関係なく振り切れる。そして念動光弾と手裏剣による牽制で隙を作ると、彼は一気に距離を詰めていった。

「お前も圧倒的なパワーの礎となれぇ!」
「ぐおおおおおっ!?」

 雷の刃を放っていた中央の魔眼へと、絶華は『TC』による超連続攻撃を叩き込んだ。これにはトライオクルスもたまらず、その痛みに悲鳴を上げるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

暁星・輝凛
「やあ、盛り上がってるところかな」
焦りはしないよ。触れたらやばい炎の鎖なんて、そう珍しいものじゃない。
直接触れないことと、巻き付かせないこと。
【毒耐性】は持ち合わせてるけど、貰わないに越したことはないからね!

鎖の軌道を【見切り】、懐に【切り込】む。
捕縛することが条件の攻撃なら、ある程度見やすい筈だ。
【シャドウパリィ】で避ければ、なおさら僕を捕まえにくいんじゃないかな。
おまけに鎖だ。伸ばした状態で間合いを詰められると、即応しにくい武器だよね。
掻い潜って懐に入ったら、【アクセルコンボ】。連続攻撃と〆の斬撃を叩き込む!

「――対デウスエクス戦、慣れっこでさ。メドゥーサ様とやら、是非お相手願いたいね」



「やあ、盛り上がってるところかな」

 三眼魔竜『トライオクルス』との戦闘は佳境に入っている。そんなタイミングで、気軽な様子で輝凛が参戦してきた。

「ええい貴様もか! 『デクストラ・ブレイズ』!」

 これまでに猟兵達が負傷を積み重ねたことで、トライオクルスは随分と焦っているようだ。輝凛を認識すると、すぐさま右の魔眼より炎の鎖を放って攻撃してきた。

「おっと。射程は長くとも、速度自体はさほどでもないね」

 対して輝凛は冷静に、炎の鎖の軌道を見切って避ける。触れたら危険な炎の鎖も、各世界で戦いを繰り広げている猟兵にとってはそう珍しいものではない。重要なのは直接触れないことと、巻き付かせないことである。

「そんなに伸ばしてたら、すぐには引き戻せないよね」
「むっ!?」

 敵が彼を捕縛するために十分に炎の鎖を伸ばしたところで、輝凛はそれを掻い潜ってトライオクルスの懐へと潜り込んでいく。

「ほら、ついてこれないでしょ」
「がっ! ぐはっ! ぐおあああっ!」

 『黎明牙・参咬』による流れるような3連続攻撃が決まった。まだ倒しきれてはいないものの、敵の体力はもう残り少ないだろう。

「――対デウスエクス戦、慣れっこでさ。メドゥーサ様とやら、是非お相手願いたいね」

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリス・フェアリィハート
アドリブ連携歓迎

【WIZ】

原罪蛇メデューサさん…
人々を
おそれさせて
事を運ぶなんて…

『出遅れてしまいましたけど…原罪蛇メデューサさんの企みを阻止する為にも…私も、ご助勢いたします…!』

自身の翼で飛翔
【空中機動】等の
【空中戦】も行い
立体的に立回り

敵の攻撃は
【第六感】【心眼】【残像】【結界術】【オーラ防御】等で
防御や回避

クイーンオブハートキーを手に
【ハートのA】達も展開

「炎」や【破魔】の【属性攻撃】を込めた
【全力魔法】や
【誘導弾】の【一斉発射】等と
UCを組み合わせ
敵UCの氷柱を相殺しつつ
三眼魔竜さんに攻撃

『溶かしたり破壊はできないかもしれませんけど…これで、威力や勢い等を削ぐくらいはできるはず…!』


クロス・ハンター
人間に擬態してるとはね、まったく羨ましい機能だよ!
一撃入れておきたいところだが、さっき乗せた奴をこれ以上巻き込むわけにはいかないか。
ならまた覚悟を決めるしかないか、決戦配備:メディックを要請する!
ちょっと無茶やるからな、後でオーバーホールを頼む!

ブラックボックスのリミッター解除、グラビティチェイン活性化―――最大化!
G‐MAX発動、吶喊します。
そのままの直線では見切られるでしょうから、鎖が射出されたら一度目標から逸れるコースへターン。
しかる後に頃合を見て方向転換し、魔竜へ効果的な突撃を敢行せんとします。
当方へのダメージも相応にあるでしょうが、万全の修理を期待しましょうか。



「人間に擬態してるとはね、まったく羨ましい機能だよ!」

 ライドキャリバーのクロスにとって、配下からの情報がなければ完全に人間社会に紛れて潜伏していたほどの敵の能力は、喉から手が出るほどに欲しいものである。とはいえ、それを奪えるわけでもなし。彼は思考を切り替え戦術を検討する。

「一撃入れておきたいところだが、さっき乗せた奴をこれ以上巻き込むわけにはいかないか。ならまた覚悟を決めるしかないか!」

 負傷、というか自壊も辞さずと覚悟を決めるクロスだが、そこで援軍が登場する。

「出遅れてしまいましたけど……原罪蛇メデューサさんの企みを阻止する為にも……私も、ご助勢いたします……!」

 飛翔して戦場に現れたのは、アリス・フェアリィハート(不思議の国の天司姫アリス・f01939)であった。人々をおそれさせることで自身の降臨を目指す原罪蛇メデューサをゆるすまじと、幼き少女は『クイーンオブハートキー』を手に加勢する。

「そりゃあ助かるけど……俺の乗り手には小っちゃすぎるな。敵の注意を引いて牽制してくれるか?」
「はい……頑張ります……!」

 念願の乗り手候補ではあるが、流石に身長が足りな過ぎるか。クロスは当初の予定は変えず、アリスに支援を要請した。それを受諾したアリスは、『ハートのA』を展開して敵の元へと飛んでいく。

「撃ち落としてくれる! 『シニストラ・アイシクル』!」

 アリスを迎撃すべく、三眼魔竜『トライオクルス』は左の魔眼を輝かせて氷柱を生成すると、それをアリス目掛けて投げつけてきた。氷柱は空中で分裂し、無数の氷刃となってアリスを襲う。

「負けません……『フラワリーズ・フェイトストーム』!
 もの言う花たちの噂話は……あらゆる世界に広まっていくのです……」

 アリスはクイーンオブハートキーを無数の鈴蘭に分裂させ、ハートのAから放つ炎弾と合わせて敵の氷刃を相殺する。
 そうしてアリスが敵の注意を引いてくれたところで、クロスもユーベルコードを発動する。

「さあて、俺もちょっと無茶するぜ
 ブラックボックスのリミッター解除、グラビティチェイン活性化―――最大化!
 『G‐MAX』発動、吶喊します」

 車体後部のブラックボックスから重力制御素粒子を噴出して走り出すクロス。だが、トライオクルスはアリスと交戦中でありながらも、クロスの行動を見て対処してきた。

「そこのやつ、見えているぞ! 『デクストラ・ブレイズ』!」

 魔竜の右の魔眼が輝くと、そこから放たれた炎の鎖がクロスを目掛けて伸びてくる。それを回避するために、クロスは敵から離れる方向に方向転換する羽目になってしまった。

「私のことを……ちゃんと、見てください……!
 倒せなくたって……これで、無視はできないでしょう……!」
「ぬおっ!?」

 ここでアリスが攻勢を仕掛ける。クロスへ対処したことで圧が減った氷柱を押し返し、彼女の攻撃がトライオクルスに降り注ぐ。こうなれば、炎の鎖の制御なぞしている場合ではない。

「今こそ好機、魔竜へ突撃を敢行します」

 この絶好のチャンスに、クロスは再度方向転換。重力制御素粒子を全開で噴出し、トライオクルスへと突っ込んだ。自身の自壊すら厭わぬその激突の威力は凄まじく、これまでの戦いで消耗した魔竜が耐えれるものではなかった。

「……メ、デューサ様……申し訳……」

 撥ね飛ばされたトライオクルスは僅かに口を開くも、そのまま動かなくなった。猟兵達の勝利である。

「……えっと、大丈夫……でしょうか?」
「万全の修理を期待しましょう」

 これだけの激突では、クロスも無事に済まない。とはいえ、事前にメディックの決戦配備は申請済みだ。これから急いで彼のオーバーホールが行われることだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『十二剣神『原罪蛇メデューサ』』

POW   :    蛇蛇獄魔獄狡兎殺
【全身から染み出す「超次元の蛇」】で近接攻撃し、与えたダメージに比例して対象の防御力と状態異常耐性も削減する。
SPD   :    朧朧蛇蝎奇霊夜行
自身が対象にとって未知の存在である限り、通常の行動に追加して「【広域感染型の金縛り】」「【鎮火できず永遠に追尾する鬼火】」の心霊現象を与える。
WIZ   :    歓歓禍禍大虞呪咒
【底知れぬ恐怖をもたらす笑い声】を放ちダメージを与える。命中すると【「おそれ」】を獲得し、自身が触れた対象の治癒or洗脳に使用できる。

イラスト:カス

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 トライオクルスを撃破してこれで事件も一件落着……かと思いきや、魔竜の屍より恐ろしく不穏な気配が立ち込める。その影のような体が歪むと、いずこかへの門を形成された。そしてそこから、恐るべき邪悪が姿を現した!

「呼呼呼 しもべ達に呼ばれてみれば
 咒咒咒 愛し子の「おそれ」はこれだけしかないのか」

 『原罪蛇メデューサ』、人々の「おそれ」を触媒として、十二剣神たる彼女はここに降臨した。だが、彼女は相当に弱体化している様子だ。猟兵達が迅速に敵を撃破し、人々の「おそれ」の高まりと拡散を最小限に食い止めたことが功を奏したのだ。

「歓歓歓 私の飯たる愛し子達よ
 禍禍禍 一人残らず 喰らいつくしてやろう
 禍禍禍 禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍!」

 強力無比な十二剣神とはいえ、ここまで弱体していれば勝機はある。
 猟兵達よ! 顕現した原罪蛇メデューサをここで討ち滅ぼすのだ!
アリス・フェアリィハート
アドリブ連携歓迎

【WIZ】

強大な
十二剣神の一柱
原罪蛇メデューサさん…

貴女の企みは
阻止します!

決戦配備は
キャスター

魔法支援で効果増幅を
受け
UC発動

姫騎士を思わせる
氷晶のドレスを纏い
【勇気】と【覚悟】で
恐怖に耐え
【呪詛耐性】と
UCの氷晶の実で
「おそれ」での
洗脳等を中和

(甘い言葉などの洗脳に
思わず身を任せそうになるも
UCと【呪詛耐性】等で振り切り)

『メデューサ…さん……はっ!?そ、その手には乗りません…!』

クイーンオブハートキーを手に
【ハートのA】も展開
【破魔】を込めた
【全力魔法】や
【誘導弾】の【一斉発射】と
UCの氷雪魔法で攻撃

敵の攻撃等
【第六感】【心眼】【残像】
【結界術】【オーラ防御】で
防御行動



「これが強大な……十二剣神の一柱、原罪蛇メデューサさん……!」

 目の前の敵から感じられるプレッシャーは、限界まで弱体化してると思えないほどに凄まじいものであった。だが、アリスは少しの怯えも見せずに、原罪蛇メデューサに立ち向かう。

「貴女の企みは、阻止します!」

 気丈に歯向かおうとする小さな猟兵に対し、メデューサは歓喜の笑い声をあげる。

「歓歓歓 ああ、愛し子よ
 禍禍禍 禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍!」

 その不気味な笑い声はユーベルコード『歓歓禍禍大虞呪咒』となりて、耳にしたアリスに底知れぬ恐怖を齎す。そして得たおそれを利用して、メデューサは洗脳の言葉を投げかける。

「愛愛愛 勇敢な愛し子よ
 来来来 私の元へと来るがいい」
「メデューサ……さん……
 はっ!? そ、その手には乗りません……!」

 しかし、それはすぐさまアリスに拒絶される。そもそも弱体化していた上に、勇気と覚悟を胸にしたアリスが抱くおそれは少なかった。ならば、この結果も必然だ。

「私の……意思は、貴女を倒すことです……!」

 強い意志で誘惑を振り切り、アリスはユーベルコードを発動する。『エンシェントプリンセス・アイスエイジドレッサー』で姫騎士を思わせる氷晶のドレスを纏った彼女は、手にする『クイーンオブハートキー』より強力な氷雪魔法をメデューサ目掛けて撃ち放った!

「氷氷氷 私の身体が凍てついていく
 弱弱弱 やはり おそれが足りな過ぎるか」

 攻撃を受けたメデューサは不気味に佇んでいる。もっとも、確実にダメージは入っているはずだ。この調子でダメージを蓄積させていこう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎
決戦配備スナイパー

カクリヨの「|虞《おそれ》知らず」を習得済みのワタシたちに、おそれることはありマセーン!
不埒な悪行三昧、ここで食い止めさせていただきマース!

強力なメデューサでも弱体化させられれば応戦は可能!
ケルベロスのエブリワン、遠距離支援を頼みマース!
ワタシが前線で足止めをするので遠慮なく撃ちこんでくだサーイ!
「骸式兵装展開、岩の番!」

超次元の蛇の攻撃でこちらの防御力を削減するというUCも、ダメージがゼロや微量ならば問題はありません。
岩翼で防ぎ、岩腕で掴みかかり、バックブリーカーのように持ち上げて締め上げて。
ケルベロスたちに狙撃や砲撃を叩き込んでもらうであります。



「強力なメデューサでも弱体化させられれば応戦は可能!
 ケルベロスのエブリワン、遠距離支援を頼みマース!」

 十二剣神『原罪蛇メデューサ』との戦いに備え、バルタンはスナイパーの決戦配備を申請した上で敵との戦闘に入る。相手は弱体化しているとはいえ十二剣神、万全の準備はしておくべきだ。

「カクリヨの「虞知らず」を習得済みのワタシたちに、おそれることはありマセーン!
 不埒な悪行三昧、ここで食い止めさせていただきマース!」

 虞知らず、それは大祓骸魂を倒すために授けられたものだ。おそれと虞、全くの同質ではないにせよ、応用は効くはずだ。

「蛇蛇蛇 愛し子よ 今こそ収穫の時」
「骸式兵装展開、岩の番!」

 メデューサが『蛇蛇獄魔獄狡兎殺』によって全身から『超次元の蛇』を染み出させて攻撃してくれば、バルタンは『模倣様式・絶対岩腕』にて全身をかつて戦った大天使を模した姿に変形させる。そして彼女は、頑強な岩鎧にて蛇たちの噛み付きを受け止めた。

「ワタシが前線で足止めをするので、遠慮なく撃ちこんでくだサーイ!」

 バルタンは防御力を生かして、自分もろともの砲撃を依頼する。それを受けて、長距離ミサイルの一斉砲撃が始まった。
 相手の蛇の攻撃の付随効果での防御力の削減も、受けるダメージが微量であれば即座にどうにかなることは無い。しかし完全にダメージを0にできなければ、減少した防御力でダメージが増し、さらに防御力が減少してと、加速度的に状況は悪くなっていく。支援砲撃は有用だが、それだけでは足りなそうだ。

「この岩腕も、飾りではありまセーン!」
「潰潰潰 これほどの力 この「おそれ」では抗えぬ」

 バルタンは岩腕で掴みかかり、バックブリーカーのように持ち上げて締め上げる。食らいつく蛇の勢いは変わらないまでも、ダメージ自体は通っているようだ。そのままバルタンは岩鎧と岩腕が限界となるまで締め続け、メデューサへと更なるダメージを与えたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

レラ・フロート
ケルベロスからDIVIDEへ
「クラッシャー」を要請します!
臆せず、全力で勝利を掴むよっ

原罪蛇さま、元連合軍所属のダモクレス、レラです
今の私は地球の人達を守り抜くが使命
全力で貴方に打ち克ちますっ!

エネルギー充填からの斬撃波で機先を制し、
以後は懐に飛び込み剣を振るう
貴方の力が完全であれば恐るべきものでした
でも、皆の尽力でおそれは集められてない
これが、今の私達の団結の力ですっ

「超次元の蛇」が体を包めば流石に悲鳴を上げちゃうかもだけど
きゃぁぁっ……!

大丈夫、負けない!
平和な年末年始を人々に届けるんだ!

気合いを張り、逆に相手を掴んでからの
《フロート・コンビネーション》!
最後のビームで吹き飛ばしてみせるね



「原罪蛇さま、元連合軍所属のダモクレス、レラです。でも、今の私は地球の人達を守り抜くが使命、全力で貴女に打ち克ちますっ!」

 レラは元々はデウスエクスの陣営であった。しかし、その不死性を捨て、人間の心と姿を得たことでレプリカントとなった彼女は、恐るべき十二剣神相手でも臆すことなく、果敢に自慢の剣を手にして立ち向かう。

「歓歓歓 しもべは巣立ち愛し子となったか それもまたよし
 爻爻爻 収穫する私の飯が増えたのだから」

 飼い犬に手をかまれるようなものだが、『原罪蛇メデューサ』はむしろそれを歓迎していた。もっとも、それは自分の糧として使えるからという最悪な理由である。やはりこんな存在を野放しにしておくわけにはいかない。

「たあっ!」

 レラはエネルギー充填からの斬撃波で機先を制し、敵の懐へと飛び込んでいった。

「貴方の力が完全であれば恐るべきものでした。でも、皆の尽力でおそれは集められてない! これが、今の私達の団結の力ですっ!」

 相手が万全ならば一蹴されてしまうであろうが、今はしっかりと攻撃が通っている。このまま攻めればいけるかと思いきや、そう簡単に倒せるほど柔な相手ではなかった。

「蛇蛇蛇 喰らえ貪れ愛し子を啜れ」
「きゃぁぁっ……!」

 そこでメデューサより染み出した『超次元の蛇』達が、レラの体を包むように殺到してきた。その嫌悪感と痛みに、彼女は悲鳴を上げる。

「大丈夫、負けない! 平和な年末年始を人々に届けるんだ!」

 しかし、彼女の意思はその程度で折れはしない。気合を入れたレラは自慢の剣を振るい超次元の蛇達を斬り飛ばすと、意外な怪力でメデューサを掴んで投げ飛ばす。これはレラの姉直伝の『フロート・コンビネーション』だ。

「原罪蛇さま! この世界に、貴女はいらないっ!」

 3連攻撃を締めるビームがレラより放たれ、原罪蛇メデューサを吹き飛ばした!

大成功 🔵​🔵​🔵​

暁星・輝凛
「はじめまして、十二剣神。お相手させてもらおうか」

決戦配備:クラッシャーを申請。

超次元の蛇による攻撃は脅威だけど、要は当たらなければいい。
そして攻撃の形式は「超次元の蛇」、こっちに伸びてくるタイプだ。
横合いから殲剣黎明刃・地の光の小剣をぶつけて勢いを弱めたり、軌道を逸らせたりできるんじゃないかな。
それでも来るなら【見切り】、【受け流し】で対処する。

勿論、受けだけじゃ消耗するのは僕の方だから、
【心眼】で機を見極め、一点突破で突き抜けて懐に【切り込む】よ。
その胴体ど真ん中に、渾身の一撃をくれてやる!

「僕たち人間を飯だと言ったな、メデューサ。それは違うぞ」
「少なくとも、僕はお前の『天敵』だ」



「はじめまして、十二剣神。お相手させてもらおうか」
「歓歓歓 よくぞ来た愛し子よ 今こそ収穫の時である」

 続いて輝凛が『原罪蛇メデューサ』との決戦に臨む。集まった「おそれ」はごくわずか。これだけ弱体化しているならば、十二剣神相手でも勝機はあるはずだ。

「蛇蛇蛇 私の飯だ 誰にもやらぬ」

 メデューサは『蛇蛇獄魔獄狡兎殺』を発動し、その全身から『超次元の蛇』を染み出させながら輝凛へと近づいてくる。その蛇にて彼を喰らおうというつもりか。

「それは受けてもジリ貧だね。なら、当たらなければいい。
 ―――舞い集え!」

 迫りくる超次元の蛇に対し、輝凛は『殲剣黎明刃・地』で迎撃する。光の小剣は変幻自在の軌道で蛇に横合いからぶつかり、その軌道を逸らして攻撃を防ぐ。これでどうにか拮抗はできているが、このまま続けば先に消耗して力尽きるのは輝凛の方だ。故に彼は、機を見極めて乾坤一擲の反撃に出る。

「そこだっ!」

 蠢く超次元の蛇の隙間を抜け、輝凛は一気に敵の懐に飛び込んだ。そして彼は『レグルス・レガリア』を振るい、渾身の一撃をメデューサへと叩き込んだ!

「否否否 あり得ぬ ここまで私が傷つくなど
 無無無 おそれが足りぬ 足りな過ぎる」

 その一撃は、確かに大きな傷をメデューサに刻み込んでいた。弱体化しているならば、有効打も十分に与えられるのだ。

「僕たち人間を飯だと言ったな、メデューサ。でも、それは違うぞ。
 少なくとも、僕はお前の『天敵』だ」

 そして人間を侮る神へ向けて、輝凛は不敵に微笑むのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

皇・絶華
ああ…私は判っているぞメドゥーサよ…
「ぴぇ…!」
私達を愛し子と呼ぶお前…つまり…お前は……私のチョコになりにきたのだな!!(輝く笑顔の恐るべき存在がそこにいた
「ぴぇぇ!」

UC準備開始
【戦闘知識】
敵の超次元の蛇の動きと攻撃の癖を之までの戦闘記録からも分析
【空中機動・念動力・第六感・弾幕・乱れ打ち】
空中を飛び回りながら念動光弾を乱射して蛇を迎撃
不意打ちも直感で回避!
【二回攻撃・切断】
刀で敵の攻撃は蛇を切り裂き迎撃する

UC発動
【爆破】
チョコ邪神達が容赦なく絡みついて蹂躙

メドゥーサよ!お前もまた人類を愛する素晴らしき蛇!だからこそ…我がチョコを食し圧倒的なパワーをその身に宿し!歓喜の叫びをあげるがいい!
(真・ぜっちゃんチョコを捻じ込み捻じ込み
お前のまた死者さえ蘇らせる至高の薬の材料!
だからこそ…お前もまた私のチョコとなり人類を救済するチョコへと至るがいい!
今チョコを食してその素晴らしさに酔いしているところだろう…さぁ!宇宙を感じ歓喜の叫びをあげろ!(体から溢れる圧倒的なパワーで内部爆発!!



「禍禍禍 ああ、愛し子よ よくぞここに来た」

 『原罪蛇メデューサ』、弱体化してなお恐るべきプレッシャーを放つ彼女に、皇・絶華(影月・f40792)が対峙する。

「ああ……私は判っているぞメドゥーサよ……」
「ぴぇ……!」

 彼はメデューサを相手としても、笑みを崩さず正面から敵を見据える。だが、その姿にさっちゃんは怯えた様子を見せている。

「私達を愛し子と呼ぶお前……つまり……お前は……私のチョコになりにきたのだな!!」
「ぴぇぇ!」

 輝く笑顔で、絶華はそんな狂ったことを言い放った。なるほどさっちゃんが怯えるのも当然である。

「蛇蛇蛇 愛し子こそが私の飯 収穫の時は来た」

 食われるのはお前の方だと、メデューサは『蛇蛇獄魔獄狡兎殺』にて超次元の蛇を全身から湧き出させ、彼へと襲い掛かってくる。

「お前の戦い方は、しっかり分析済みだ!」

 絶華は空中を飛び回りながら、乱射する念動光弾で超次元の蛇を牽制する。しかし、その程度では蛇達の勢いを多少減じただけだ。恐るべき蛇達は、彼へと向けて殺到してくる。

「はあっ! やあっ!」

 近づいてきた蛇を、絶華は切り飛ばして対処する。もっとも、このまま攻められるだけではジリ貧だ。ここからの逆転の一手が必要だが、彼はしっかりとその布石を打っていた。

「準備は整った!」
「惑惑惑 なんだこの植物は 私の邪魔をするな」

 いつの間に生えてきたのか、10000%という規格外のカカオ濃度を持つ漢方チョコ邪神植物(なにこれ?)が、メデューサを拘束する。実は、『ぜっちゃんとチョコの神々』が戦闘開始時に発動されていたのである。

「メドゥーサよ! お前もまた人類を愛する素晴らしき蛇!
 だからこそ……我がチョコを食し圧倒的なパワーをその身に宿し! 歓喜の叫びをあげるがいい!」
「止止止 やめ……もがぐぐ」

 無理矢理拘束したメデューサの口の中に、絶華は『真・ぜっちゃんチョコ』を無理矢理に捻じ込み食わせていく。その味はまさに地獄の如し……ほとんど毒物じゃない? これ?

「も……もごがが」
「お前は死者さえ蘇らせる至高の薬の材料!
 だからこそ……お前もまた私のチョコとなり人類を救済するチョコへと至るがいい!」

 絶華が何か狂ったことを気持ちよく叫んでいるが、メデューサは白目をむいている。ここで終わればまだしも、彼のユーベルコードにはまだ続きがあった。

「今チョコを食してその素晴らしさに酔いしているところだろう……
 さぁ! 宇宙を感じ歓喜の叫びをあげろ!」
「もごがあーーー!!!」

 チョコに宿る圧倒的なパワーが、メデューサを内部から爆散させる。歓喜の叫びならぬ断末魔と爆発音が戦場に響き渡った。

 せめてもう少し「おそれ」が集まっていればこんなことにはならなかったろうが、ほとんど最弱に近いような状態では猟兵に好き放題されても仕方ない。
 ともあれ、ここに十二剣神『原罪蛇メデューサ』は退けられた。猟兵達は世界を護ったのである。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年01月23日
宿敵 『三眼魔竜『トライオクルス』』 を撃破!


挿絵イラスト