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ようこそバグの平原へ

#ゴッドゲームオンライン #オーバーロード歓迎 #複数人プレ歓迎 #途中参加歓迎

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●討伐クエスト:難易度ノーマル
 クエストを受理した冒険者達は、平原へと向かう。――バグダラケ平原に。
「今日の討伐対象はパルニーとジェットソードか。パルニーは簡単に倒せるが、ジェットソードは連携が必要になってくる。気を付けろよ、新人!」
「はっ、はぁい! 気を付けますぅ!」
「……往くぞ」
「まー、気楽にやってれば終わるっしょ~」

 この4人パーティが受理したクエストの種類は「討伐」。特定のモンスターを一定数倒せばクリアとなる。
「ジェットソードのジェットジェムさ~、合成に使えるからオレ貰っていい?」
「……構わん」
「合成って大変ですかぁ?」
「なーに、そのうち慣れるさ! ほら、あそこがバグダラケ平原だ! 行くぞ、新人!」
「はぁい!」

  だが、バグダラケ平原には、バグプロトコルがパルニーとジェットソードに混じって大量に沸いていた。こいつらを湧かせている元凶はどこかに居るのだが、それを冒険者達は気づいていない。このままでは、|遺伝子番号《ジーンアカウント》剥奪の危機だ――。

●グリモアベース
「ようこそ、ここはグリモアベースです」
 と、ごく当たり前の事を言って来た平均顔NPCのようなグリモア猟兵、スリー・サクセス(猟兵サポート型AIプログラム・f34842)。
「冗談はさておき。バグプロトコルがただの討伐クエストにも沸いてしまっている状態は見過ごせません。まずは先鋒のパルニーを共にクエストを受けた冒険者という体で討伐しましょう。バグプロトコルでないパルニーは先程の予知で出た4人の冒険者様達が倒して下さいます。交流しても良いかもしれませんね」

 そして、クエストエリアのかなり奥まった分かりにくい場所をピンポイントに探すと、強力なバグプロトコルが1体居るという。
「データドレイナー、UDCアースで言うモンゴリアンデスワームのような形状ですね。これを倒せば新たなバグプロトコルモンスターが沸く事は無くなります。ついでに【隠しモンスター撃破】の称号も頂けます。何に使うかは皆様の自由ですが。後は、ジェットソードの中にいるバグプロトコルを倒して下されば終了です」

 予知に出たのは初心者もいるパーティなので、熟練の猟兵がボコスカ倒していけば憧れの冒険者になれてしまう……かもしれない。交流する際に庇ったりアイテム取引したり、どんなムーブをするかは自由だ。
「それでは、皆様気を付けて行って来て下さいませ」
 グリモアでの転移を開始した、サクセスだった。


椿油
 ようこそ、ここは椿油のシナリオです。討伐クエストに潜む危険。
 第1章は『パルニー』との集団戦です。バグプロトコル(オブリビオンです)以外のパルニーは冒険者パーティが倒してくれます。
 第2章は『データドレイナー』とのボス戦です。隠しモンスターですが、猟兵なら得に何をしなくてもすぐに見つかります。バグプロトコルを湧かせているバグプロトコル(強)です。
 第3章は『ジェットソード』との集団戦です。第1章と同じく通常のモンスターは冒険者パーティが倒します。ここのバグプロトコルを一掃すればバグダラケ平原にバグプロトコルは暫く沸きません。

 皆様のアツい|クエスト参加《プレイング》、お待ちしております!
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第1章 集団戦 『パルニー』

POW   :    とびつく
【とびつき】で近接攻撃する。低威力だが、対象が近接範囲から離脱するまで何度でも連続攻撃できる。
SPD   :    はねる
【飛び跳ねて】からレベル個の【レアアイテム「パルニーヘアバンド」の偽物】を召喚する。[レアアイテム「パルニーヘアバンド」の偽物]は誰かが触れると爆発し、【火傷】の状態異常を与える。
WIZ   :    いたずらパルニー
【バグテクスチャ】を纏ってレベル×5km/hで跳び回り、触れた物品や対象の装備を破壊、あるいは使用不能にする。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ユナ・カプリース
アドリブ・連携◎

初心者ってのはどんな界隈でも大事な財産だ。
それを失うのは忍びない……というわけで通りすがりの聖人君子だ。銃をぶっぱなすタイプの。

パルニー、人気でそうなグラじゃない?
多分イベントでグッズ化されるやつだ。アタシには分かる。
でも敵だから倒ーす。諸行無常。
向こうがこちらにとびついてきたら、『戦闘知識』で方角を予想。バックステップで避ける。
そしてすぐさま【指定UC】発動。火薬の力を借りて今必殺の、ロケットランチャー発射だ。
弾け飛んで可愛い花火になっておくれよ。


ネルコ・ネルネコネン
冒険者の方に丁寧な挨拶をしつつバグプロトコルを討伐いたしましょう。見た目が愛くるしくともバグプロトコルである以上油断はできませんね。徹底的に排除いたします。
接近して飛びついてくるような攻撃を得意とするのであれば【聖なる祝福】を使用することにしますね。接近してきた敵に聖者のメイスから放たれる眩い光を当てれば目を晦ませることが出来ますし、その隙をついて攻撃を加えて聖属性の爆発による大ダメージを与えることも容易でございましょう。
冒険者の方と交流する機会があれば薬品調合と医術を用いた治療支援も行いたいですね。もしも、が起こらないように万全な状態でいることは重要でございますからね。



「初心者ってのはどんな界隈でも大事な財産だ。それを失うのは忍びない」
 ユナは通りすがりの増援で来たプレイヤーを装ってクエストに参加する。猟兵参戦だ。
「通りすがりの聖人君子だ」
「よろしくお願いいたします」
 ネルコは見た感じでは|黒聖者《ダークメサイア》×|聖剣士《グラファイトフェンサー》辺りに見えるだろうか。

「おっ、助かった! 数が多くて困っていたんだ!」
「……どうも」
「こんですぅ」
「よろしく~っす」
 ゲーム文化に挨拶は欠かせない。古事記にもそう……いや、それは違う世界だ。

「パルニー、人気でそうなグラじゃない? 多分イベントでグッズ化されるやつだ。アタシには分かる」
 真顔で分析して、パルニーの飛びつき攻撃をバックステップで避けながらUC《やりたい砲台》を発動するユナ。
「でも敵だから倒ーす。諸行無常」
 火薬の力を借り、巨星すら堕とす勢いで次々とロケットランチャー【巨星崩落】の砲撃を放ち、バグプロトコルのパルニーを狩っていく。
「弾け飛んで可愛い花火になっておくれよ」
『ぱ~る~~~!』
 パルニーは吹っ飛んで、空中でPON! と消え倒された。

「うわぁ凄いですぅ!」
「……|お前《ルーキー》もいずれはああなる」
「いやこの子はならないっしょ~」
「そんな事より、手を止めるな皆! 本当に数が多いんだ!」
 冒険者パーティは若干秩序のない連携でパルニーを狩っていく。

『ぱるるぅ!』
『ぱーるぱるー!』
 ユナへの飛びつきすらままならないパルニーは、ネルコへと飛びつこうとする。だがネルコはUC《聖なる祝福》を瞬間で発動し、聖なる祝福の加護で強化された【聖者のメイス】の眩い光でパルニーを眩ませた。
『ぱるっ!!』

「見ろ、新人! ああやって状態異常にさせてから狩るのがコツだ!」
「勉強になりますぅ!」
 更にメイスを当て、聖属性の爆発を加えてパルニーを狩っていくネルコ。
『ぱる~!』

「お怪我はございませんか?」
 そしてネルコはポーション風の自作薬を取り出した。
「うわぁ~手伝ってくれた上に回復までしてくれて嬉しいですぅ」
 ルーキーの子は、照れていた。ところで性別はどっちなのだろうかこの子。

「おらおら」
『ぱるるーー!!』
 ロケットランチャーを放ちパルニーを倒すユナを見て、リーダーの男は一言。
「それにしても、知らないプレイヤー増えたな!」

 人口増加は良い事だ。|絶界詩篇領域《ゴッドゲーム》に辿り着かんとする者も増えるだろう。ただ、それが統制機構の者でない場合が多い――現時点では。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ニアラ・ブルーウェブ
ふぅむ……冒険者の戦いを邪魔するのはよくないでありますな。とは言えバグプロトコルだけを的確に処理するには私だけでは心もとない…そうだ」

ニアラは自分の足元の魔方陣に懐から取り出したゴッドゲームオンラインの通貨をおもむろに落とすと魔法陣に吸い込まれるようにしてそして消えた。

「出来るだけ小さい魔物……来い!」

魔法陣から現れたソレは人間の頭よりは小さいサイズの凶暴な魔物だった。ニアラはそれに向かって指示を出す
「普通の魔物は襲うな、我々はバグプロトコルの排除のみを行う。間違ってもプレイヤーには傷をつけるなよ?」
召喚された魔物は頷いて、バグプロトコルに向かって牙をむき突撃を始めたのだった



 ドラゴンプロトコルのニアラが参戦した事により、状況は動き出す。
「ふぅむ……冒険者の戦いを邪魔するのはよくないでありますな。とは言えバグプロトコルだけを的確に処理するには私だけでは心もとない……そうだ」

 UC《ダンジョンマスター・プロトコル》を発動したニアラ。おもむろに取り出したトリリオンを、足元の魔法陣に落とすと吸い込まれるように消えていき――。
「出来るだけ小さい魔物……来い!」

「ぷぎっ」
「ぶごっ」
「べごっ」
 魔法陣から奇妙な鳴き声の、拳より大きなぐらいのモンスタートリオが召喚された。こう見えてとても凶暴な種類である。

「普通の魔物は襲うな、我々はバグプロトコルの排除のみを行う。間違ってもプレイヤーには傷をつけるなよ?」
「ぷぎ!」
「ぶご!」
「べごぉ!」

 ニアラの命令を受けて一気に突撃するモンスタートリオ。バグプロトコルのパルニーだけを的確に狙っていく。いつの間にか数が減るパルニー。
『ぱるぅ!』
『ぱるる!』
 パルニーはPON! と消滅し、トリリオンを落とす。

「お! 数が減ってきたぞ! 誰か範囲スキル使ったか?」
「……全く」
「オレ使ってないけど~?」
「消滅したですかぁ?」
 訝しむプレイヤーをよそに、どんどん減っていくバグプロトコルのパルニー。

『ぱるぅ!』
「ぶごぉ!」
 バグテクスチャを纏ったパルニーと相討ちになるモンスタートリオ。だが、トリリオンは充分に稼げたニアラは満足げな笑みを浮かべたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エドワルダ・ウッドストック
【鋼獣小隊】POW
アドリブ連携歓迎

ここがGGO……。
現実の世界ではないとは思えないほど臨場感がありますわね。
ですから、ええ、清導。いつも通り、本気で戦うといたしましょう!
ライフルを担いだ兵士風キャラを装って、というか本職ですけれど、現地の冒険者パーティと交流しましょう。

「わたくしたちはイレギュラー、バグに汚染されたエネミーを排除するように依頼されましたの」
「皆様は安心して、通常のパルニーを狩ってくださいませ」
名乗ってから、バグプロトコルの襲撃に備えて道中を進みましょう。

パルニーを発見したら、フルバースト・マキシマム!
清導は前衛を任せますわ!
わたくしは後衛から、ライフルで片っ端から殲滅しますわ!


空桐・清導
【鋼獣小隊】POW
アドリブ大歓迎

「新世界だ。[気合い]入れていくぞ、エド!
まずはパーティに会いに行くか。
手はずとしては、超強力な特異個体が同エリアに発生したから、
その討伐を依頼として受けたとかでどうだ?」
エドとある程度手はずを整えてパーティと合流する

「お、アンタ達も高難易度クエを受けたのか?
え?違う?いや、実はな…。」
と、さっき考えた内容を伝える
「というわけで、今回は一緒に行こうぜ。
俺はブレイザインだ!よろしくな!」
てな感じで合流するぜ

パルニー狩りはUCを発動しまくって一気に削る
とびつき攻撃は[オーラ防御]と[根性]で耐える
「オラオラオラ!かかってきやがれ!
オレ達、鋼獣小隊は強いぜ!」



「ここがGGO……。現実の世界ではないとは思えないほど臨場感がありますわね」
「新世界だ。気合い入れていくぞ、エド!」
「ですから、ええ、清導。いつも通り、本気で戦うといたしましょう!」
 エドワルダと清導はパーティを組んでGGOの世界に降り立つ。

「まずはパーティに会いに行くか。手はずとしては、超強力な特異個体が同エリアに発生したから、その討伐を依頼として受けたとかでどうだ?」
「では、その手はず通りに」
 違和感の無い合流方法であるのは間違いない。

『ぱるぱる!』
『ぱるるぅ!』
「このパルニー結構強いですぅ!」
 ルーキーの子が押されている所で、パルニーの前に立ちはだかるパーティ二人組。
「お、アンタ達も高難易度クエを受けたのか?」
「……違う」
 堅物そうな男はパルニーを場外に押しやりつつ、話を聞く体勢だ。
「え? 違う? いや、実はな……超強力な特異個体がこのエリアに発生してるんだ」
「わたくしたちはイレギュラー、バグに汚染されたエネミーを排除するように依頼されましたの」
「そうだったんすね~」

「というわけで、今回は一緒に行こうぜ。俺はブレイザインだ! よろしくな!」
「わたくしはエドワルダと申します。皆様は安心して、通常のパルニーを狩ってくださいませ」
 ライフルをジャキッと構えたエドワルダを見て、安心するパーティリーダー。
「協力ありがとうブレイザイン、エドワルダ! じゃあ、特異固体は任せるぞ!」

 冒険者パーティ4人組はすんなりと受け入れて通常のパルニーを狩り始め、バグプロトコルのパルニーは|遺伝子番号《ジーンアカウント》焼却の機会を逃した恨みつらみでエドワルダと清導に近づいていく。
『ぱるる~~』
『ぱ~るぅ~~』

「オラオラオラ! かかってきやがれ! オレ達、鋼獣小隊は強いぜ!」
 飛びついてくるパルニーに向かってUC《BBE》を発動し、勇気と意思を大爆発させ光焔でパルニーを思いっきり吹っ飛ばす。
『ぱるるぅ~~!』
「清導は前衛を任せますわ!」
 UC《フルバースト・マキシマム》を発動したエドワルダは、ライフル含めた全武装から一斉に銃撃する。
『ぱるぱるぅぅ~~!』
『ぱにる~~~!』

 PON! と光焔で吹っ飛んだり、蜂の巣になって消えていくパルニー達であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ガーネット・グレイローズ
まさかゲームの中の世界に入ることになるとはね。
カクリヨファンタズムやアリスラビリンスとはまた違った異世界感だ。
さて、まずはバグプロトコルに襲われるプレイヤーを助けなければ。

バーチャルキーボードを操作し、▶クエストに参加するをタップ。
これでよし。バグプロトコルは、猟兵が見れば一目で見抜けるんだったな?
「初心者さんだね?あそこのパルニーは他のと比べて強い。私が手伝いましょう」
敵は数が多いうえに、動きが速い。サイキックを使うぞ。
【パイロキネシス・α】を発動、周囲に火球を展開しよう。
出現した火球を《念動力》で操り、敵を追尾して追い込んだり、
味方の周りを旋回させて防壁に利用したりするぞ。



「まさかゲームの中の世界に入ることになるとはね。カクリヨファンタズムやアリスラビリンスとはまた違った異世界感だ」
 ガーネットは新たな異世界に、不安と期待を胸に寄せていた。
「さて、まずはバグプロトコルに襲われるプレイヤーを助けなければ」

 討伐クエストに 参加しますか?
 ▶クエストに参加する

「これでよし」
 バーチャルキーボードをタップして、いざ現地へ向かうガーネット。

「(バグプロトコルは、猟兵が見れば一目で見抜けるんだったな?)」
 パルニーの中に感じる骸の海的なオーラ。それがオブリビオンたるバグプロトコルの証拠だろう。

「初心者さんだね? あそこのパルニーは他のと比べて強い。私が手伝いましょう」
「ありがとうございますぅ~」
「このクエスト意外と参加者多いっすねぇ~」
「……確かに」
「気にするな! 参加者が途中で増えるのはよくある事だ!」

 バグテクスチャを纏ったパルニーが跳び回る中、UC《パイロキネシス・α》をガーネットが発動した事によってサイキックエナジーの火球が放たれる。
『ぱるぱる~~!?』
 追尾されて跳び回りながら逃げるパルニー、追いついて炎に焼かれPON! と消えた。更に個別に操作できる為、冒険者達の周りを旋回して盾代わりにもなる。

「……助かる」
「これなら楽勝っすね!」
「何だか皆さんとっても優しいですぅ~!」
「よし、この調子で倒していくぞ!」

 通常のパルニーは冒険者が全て倒し、バグプロトコルのパルニーも火球が全て倒し切った所で……いよいよ隠しモンスターが見つかる事になる。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『データドレイナー』

POW   :    レベルドレイン
【先端を尖らせたデータドレイン触手】で近接攻撃し、与えたダメージに比例して対象の防御力と状態異常耐性も削減する。
SPD   :    ドレイナーファング
【触手で貫いた敵への食らいつき攻撃】で敵の肉片を捕食する。自身の身体部位ひとつが変異し、敵のユーベルコードひとつを使用可能になる。
WIZ   :    テンタクルスバインド
【データドレイン触手】を最大でレベルmまで伸ばして対象1体を捕縛し、【データドレイン】による汚染を与え続ける。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●緊急クエスト:それはまるでデスワームの如く
 ⚠WARNING! ⚠EMERGENCY QUEST!

『ギシャアアアア』
 パルニーが全てやられた事により、謎の声が呻いたのを猟兵達は聞き逃さなかった。もしやと思い周囲を探索すると、草むらの奥にこのデータドレイナーが居たのである。
『ギシャアアアア!! ギシャアアアア!!』
 私が召喚していたバグプロトコルパルニーを全て倒したのは貴様らか! とでも言いたげに、うねりにうねって猟兵達を待ち構えるのだった。

 ※ https://tw6.jp/gallery/?id=189758
 ※データドレイナーはバグプロトコルであり1体しか居ないので、先程の冒険者4人組は第3章まで参加しません。安心して戦って下さい。
ガーネット・グレイローズ
あのデカイ虫が、さっきのパルニーを放っていたのか。いわゆるボス格だな。データドレイン…いわゆるHPを奪ってくるのか?

敵は触手を伸ばして攻撃してくる。ここは【グラビティマスター】を
使い、回避力を底上げしつつ飛行して戦おう。
《仙術》を応用して宙に浮かび上がり、《空中機動》で敵に
的を絞らせないようにグルグルと動き回る。
Snow-Lyricを操作して《情報収集》《情報検索》、
奴の弱点部位を調べよう。そこを狙って、クロスグレイブの
《レーザー射撃》を叩き込みダメージを与えていくぞ。



「あのデカイ虫が、さっきのパルニーを放っていたのか。いわゆるボス格だな」
 ガーネットはデータドレイナーがうねうねと触手を伸ばしてくるのを見て構える。
「データドレイン……いわゆるHPを奪ってくるのか?」
 UC《グラビティマスター》を発動し重力を制御して、回避力を底上げして飛行し、触手攻撃を回避するガーネット。

『ギシャアアア!!』
 得物が逃げたと、上空を見つめ続けるデータドレイナー。その間にバーチャルキーボード【Snow-Lyric】を起動し、データドレイナーの弱点部位を調べるガーネット。なおも旋回する事で触手は回避する。

「そこか」
 キーボードをタンッとタップする。弱点は分かった。十字架状の熱線銃【クロスグレイブ】を構え、判明した弱点に向かってレーザーを照射するガーネット。

『ギッギシャアアア!!』
 苦しみ悶えるデータドレイナー。いくつか焼かれた触手が地に落ちていく。
「これで暫くは触手で攻撃出来ないだろう」
 安全を確認しながら、旋回を止めて地面に降りたガーネットだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

空桐・清導
【鋼獣小隊】POW
アドリブ大歓迎だ

「隠しモンスター撃波の称号がもらえるのか。
言いね。キッチリ倒していただいていこうか!
行くぞエド!前衛はオレに任せな!」
UCを発動させて飛翔してデータドレイナーの注意を引く

触手の攻撃を[気合い]と[根性]で回避し続ける
エドの攻撃で触手の攻撃も弾かれて動きやすくなったら
[力を溜めた]一撃を次々と叩き込む

「息を合わせていくぞエド!
一気にケリをつけにいくぜ!」
弾幕の中を突っ切って光焔を右足に纏う
「行くぜ!超必殺!シャイニング・スマイト・スター!!」
[限界突破]した超高速の蹴りに業火を乗せて叩き込む!

「オレ達の勝利だぜ!」
エドとハイタッチをして冒険者パーティと合流するぜ


エドワルダ・ウッドストック
【鋼獣小隊】POW
アドリブ連携歓迎

これがバグプロトコルを湧かせているデータドレイナー……まさにモンゴリアンデスワームのようで、あまり近づきたくはない形態ですわね……。
とはいえ、排除するには支障はありませんわね。
ええ、清導。前衛は任せましたわ!

近づかれて触手で攻撃される前に制圧しますわ!
左手でライフルを構えて、UCを発動。
その場から動けないよう、足を止めさせていただきます。

空いた右手でアサルトウェポンを構えて、清導の必殺技を掩護する射撃も行いましょう。
今ですわ!
バグモンスター! 年貢の納め時ですわよ!

ふっ飛ばしたら清導とハイタッチして、先ほどの冒険者パーティに合流しに向かいましょう。



「隠しモンスター撃波の称号がもらえるのか。良いね。キッチリ倒していただいていこうか!」
「これがバグプロトコルを湧かせているデータドレイナー……まさにモンゴリアンデスワームのようで、あまり近づきたくはない形態ですわね……。とはいえ、排除するには支障はありませんわね」
 清導とエドワルダは、目の前でうねうねギシャギシャとしているデータドレイナーを前にする。

「行くぞエド! 前衛はオレに任せな!」
「ええ、清導。前衛は任せましたわ!」

 UC《スーパー・ジャスティス》を発動した清導は、全身を黄金のオーラに覆われて時速14600km、マッハ約12という脅威の速さで飛翔し、データドレイナーを翻弄する。
『ギシャアア!!』
 とにかく触手攻撃を回避し続ける清導。
「触手で攻撃される前に制圧しますわ!」
 UC《鋼鉄弾雨》を発動したエドワルダは、ライフルを連射しデータドレイナーにダメージと脱出・侵入を困難にする制圧効果を与えていく。
『ギシャッ!!』
「その場から動けないよう、足を止めさせていただきます」
 それを見た清導は、合わせて攻撃を叩き込んでいく。

「息を合わせていくぞエド! 一気にケリをつけにいくぜ!」
 ライフルの弾幕の中を突っ切り、光焔を右足に纏う清導。エドワルダはアサルトウェポンを構え、援護射撃をする。
「今ですわ! バグモンスター! 年貢の納め時ですわよ!」
「行くぜ! 超必殺! シャイニング・スマイト・スター!!」
 清導は業火を乗せたキックで勢いよく蹴りを決め、炎に悶えながら大きく吹っ飛んだデータドレイナー。

『ギジャアアアアアア!!』
 触手も身体も、合わせて光焔で燃えていく。虫のような見た目だからか、効果はてきめんだったようだ。いわゆる『こうかは ばつぐんだ!』というやつなのだろう。

「オレ達の勝利だぜ!」
「やりましたわね!」
 お互いにハイタッチを決めて、何も知らない冒険者パーティの所へと合流しにいく、清導とエドワルダであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ユナ・カプリース
アドリブ・連携◎

こいつがあのバグプロトコルのハウス……いや、ワームか。
この虫を倒せば称号が手に入るって寸法なわけね。
良いね、称号。持ってて悪い気はしない。

とりあえずあの触手をどうにかしないとな。
『戦闘知識』を活かして『情報収集』だ。
大体の動きを掴めたら【指定UC】を発動。
視界を奪って触手をザクザク斬り刻む。
そうして本体に近づいたところを『零距離射撃』。文字通りの直撃を喰らわせてあげよう。



「こいつがあのバグプロトコルのハウス……いや、ワームか」
 ザッと足音を立てて、あの女のハウスもとい、データドレイナーの巣に現れたユナ。
「この虫を倒せば称号が手に入るって寸法なわけね。良いね、称号。持ってて悪い気はしない」

『ギシャシャ……!』
 焼き芋虫のカラーリングのままゆっくりと起き上がって、ユナを見つめるデータドレイナー。触手を伸ばして、データドレインを試みる。尤も外部から来たユナにはデータドレインは然程関係無さそうだが。

「なるほどね、動きは読めた」
 UC《不意打ちの刃》を発動し、グレネード【エスプランドル】を投擲してデータドレイナーの口の辺りで爆発する。これが|アクションゲーム《ゼ●伝とか》で飲みこんでいたらしばらく動けなくなっていただろう。

『ギッ!!』
「胴体にさよならバイバイしなよ」
 そのままレッグギロチン【ジャッジオブヘル】の蹴りを当て、触手をスパスパと斬りまくる。触手が削ぎ落された所で、二丁拳銃【金獅子・銀獅子】を零距離で撃った。
『ギィィィィィ!!』
 BOON!! パルニーより派手な爆発音が響く。

 隠しモンスターを 撃破した!
 上空にはそう、ポップアップされたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 集団戦 『ジェットソード』

POW   :    ソードアンドビーム
【原始的な形状の剣】が命中した敵を【宝石からの魔力光線】で追撃する。また、敵のあらゆる攻撃を[宝石からの魔力光線]で受け止め[原始的な形状の剣]で反撃する。
SPD   :    バグプロテクター
【弱点の宝石を覆うバグの塊】を召喚装着し、無敵になる。ただし視覚外からの攻撃は回避不能となり、防御力も適用されない。
WIZ   :    超高速斬り
速度マッハ5.0以上の【斬撃】で攻撃する。軌跡にはしばらく【宝石色の輝き】が残り、追撃や足場代わりに利用できる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●アチーブメント達成のちジェットソード
 🏆隠しモンスター撃破 を達成しました。
 👾ジェットソードが 現れた。
 📄クエスト進行状況 1/2

「よし、残るはジェットソードを倒すだけだ! 皆頑張るぞ!」
「頑張りますぅ!」
「……人が減った」
「気のせいじゃないっすか~?」

 大丈夫。彼らは戻って来る。ジェットソードのバグプロトコルを倒す為に――。
ユナ・カプリース
アドリブ・連携◎

テレッテッテー。称号を獲得した。
とはいえログアウトするまでがクエストだからね。油断はしないよ。

さて、無敵。無敵ね。
ゲームにおける無敵ってのは必ず弱点や制限があるもの。
コイツの場合はそれが視覚外からの攻撃ってことなら、スナイプするのが常套手段。
……狙撃あんま得意じゃないけど。まあやるっきゃないない。
向こうの視覚に入らない遠方にスタンバってから【指定UC】を発動。
さあ弱点を狙い撃つぜ。ズドン。



「テレッテッテー。称号を獲得した」
 つい口ずさんだユナ。
「とはいえ|ログアウトす《帰》るまでが|クエスト《遠足理論》だからね。油断はしないよ」
 クエスト成功しなくては、真に解決したとは言えない。ジェットソードの胸がキラリと光った。

 さて、無敵といえば何かしら制限がある物である。ジェットソードの場合、視覚外からの攻撃は通してしまう。
「……狙撃あんま得意じゃないけど。まあやるっきゃないない」
 という訳で遠方へと一旦移動するユナ。何故って、ジェットソードの『視覚外』を適用する為だ。

「さあ弱点を狙い撃つぜ」
 UC《狙撃的な刺激》を発動し、10秒集中するユナ。構えたスナイパーライフルが草むらからひょっこり姿を現している事に、パーティ4人組も気付いていない。
 ――タァン!! 狙撃音と共に、ジェットソードが倒れる。PON! と弾けた。

「ひゃっ、今のはなんですぅ?」
「いいか新人、遠距離レンジから攻撃すればジェットソードの宝石にも当たるんだぞ!」

 パーティのチュートリアルを担うリーダーの言う通り、ジェットソードはいともたやすく倒れていったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ガーネット・グレイローズ
おや、どうやらいくらかのお金と経験値が入ったらしいな。
こんな感じで、与えられたミッションをクリアしていけばいいんだな。
それでは、もう少し稼がせてもらおうか。

敵の真っ只中に飛び込み、接近戦を挑もう。
ブレイドウイングを展開しながら、《念動力》でスラッシュストリングを
振るって攻撃を仕掛ける。相手はこちらに反応して
斬り掛かってくるだろうから、《シャドウパリィ》と
《ジャストガード》でやり過ごしつつ、敵が集まってくるのを待つ。
いい具合に敵が寄ってきたところで、【終末異界兵器「刑死者」】を
発動。催眠にかけ、敵の自滅を図るぞ。高速攻撃が仇になったな。



「おや、どうやらいくらかのお金と経験値が入ったらしいな。こんな感じで、与えられたミッションをクリアしていけばいいんだな」
 ガーネットは、ジェットソードの群れの中に入って行く。
「それでは、もう少し稼がせてもらおうか」

 【ブレイドウイング】を展開し【スラッシュストリング】を振るって、ジェットソードが反応して近づいてくるのを待つ。

『グオーーー!!』
『グオーーー!!』
 いくつも攻撃を仕掛けてくるジェットソードの攻撃をブレイドウィングのパリィやガードでやり過ごしながら、良い数が集まった所でUC《終末異界兵器「XⅡ:刑死者」》を発動し、ジェットソードたちの目の前に巨大な赤い光の逆十字を召喚する。
『グオー!?』
『グッ……グオーー!!』
 逆十字を見て催眠状態に陥ったジェットソード達は速度マッハ5.0以上の斬撃で自らの身体を傷つけ始めた。バッタバッタと倒れていくジェットソード。
「高速攻撃が仇になったな」
 ガーネットの言う通り、群れては即座に自傷するのを繰り返し、どんどん場からPON! と消えるジェットソードであった。

「凄いですぅ! あそこの周りだけ敵が消えていくですぅ!」
「あんなジョブあったっすかね~?」
 4人組パーティ達はその光景を見つめながら、通常のジェットソードを狩っていたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エドワルダ・ウッドストック
【鋼獣小隊】SPD
アドリブ連携歓迎

ええ、大詰めですわ!
わたくしたちは予定通りイレギュラーを狩りますので、皆さん最後まで油断せず頑張りましょう。
行きますわよ、清導!

ソードとビームの合わせ技ですが、そちらは清導に任せましょう。
射撃武器での牽制や威嚇をして、集中できないようにして……。
清導から共有された情報をもとに、連携攻撃を叩き込みましょう。
清導の連撃に合わせて、視覚の外から銃撃しつつ接近します。

ジェットソードの弱点である宝石、それを覆うというバグの塊。
つまり通常の斬撃を防ぐ特殊能力ということは、このUCで無効化できるのですわ!
霊力(魔力)を帯びたナイフで無敵の防御ごと叩き切ってやりますわよ!


空桐・清導
【鋼獣小隊】POW
アドリブ大歓迎

「さあ、クライマックスだ!
一匹残らず蹴散らすぜ!みんな!!」
バグプロトコルが混ざっている側を受け持つと
冒険者達には説明しておく

「こっちはオレ達の仕事だぜ、エド!
全力でぶちかましてやろうぜ!」
アインを手元に転送して構えて[封印を解く]
ジェットソード達の未来を見通して行動を把握する
エドにもある程度の情報を展開する

UCを発動して攻撃回数を強化
放たれる光線と捌いて残った連撃を叩き込んで撃波していく

「流石エドだぜ。あの防御をいとも簡単に…!
オレも負けてられねえなあ!」
[限界突破]して更に攻撃の速度を上げていく
受け止められても威力が高けりゃ貫通すんだよ!
「オレ達の勝ちだ!」



「さあ、クライマックスだ! 一匹残らず蹴散らすぜ! みんな!!」
「ええ、大詰めですわ!」
 エドワルダと清導は、イレギュラーたるバグプロトコル側を受け持つと冒険者達に説明した。

「お願いしますぅ!」
「……非常に、助かる」
「まかせっきりで申し訳ないっすね~」
「それじゃあ我々はこっちのジェットソードを狩るぞ!」

「わたくしたちは予定通りイレギュラーを狩りますので、皆さん最後まで油断せず頑張りましょう。行きますわよ、清導!」
「こっちはオレ達の仕事だぜ、エド! 全力でぶちかましてやろうぜ!」
 清導は【ヴァイスリッター・アイン】を構え、封印を解いてその剣に隠された能力を発揮し、未来予知した敵の動きをエドワルダに伝える。そしてUC《機能解放:操刻する無双の黄金剣》を発動し、【ヴァイスリッター・アイン】を黄金剣へと変え、光線を跳ね返し追撃回数を増やす事で、手数でジェットソードを撃破していく。

 視覚外からはエドワルダが、清導から得た情報を元に連携した射撃をして撃破しながら接近していく。バグの塊で弱点の宝石を覆ったジェットソードは蔑むように吼えた。
『グオーーー!!』

「(ジェットソードの弱点である宝石、それを覆うというバグの塊。つまり通常の斬撃を防ぐ特殊能力ということは、このUCで無効化できるのですわ!)」
 ――通らないという事は、ない。UC《聖魔切断》を発動したエドワルダはナイフで弱点の宝石を突く。魔力を帯びたナイフは斬撃を防ぐ能力があれば全て無効化し、更に威力を増大する。
『グオッ!?』
 いともたやすく割れた、ジェットソードの宝石。

「流石エドだぜ。あの防御をいとも簡単に……! オレも負けてられねえなあ!」
 更に攻撃速度を上げていく清導。いくら跳ね返そうとしても、貫通するならば防御の意味を成さない。
「オレ達の勝ちだ!」

 全てのバグプロトコルのジェットソードがPON! と消えたのを確認して、二人は冒険者達とハイタッチをする。
「ありがとう! 君達のお陰でとても捗ったぞ!」
「え、えと……ありがとうございますぅ! 僕もクリアして強くなれましたぁ!」
「……感謝」
「じゃあ次はどのクエスト行くっすかね~?」

 GGOの依頼達成への障害がこうしてまた一つ、還っていったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年11月27日


挿絵イラスト