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【レッツ! ハロウィン】ハロウィンパーティーをしよう!

#アナザープレヱス・リフレイン #レッツ!ハロウィン #日常シナリオ

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#レッツ!ハロウィン
#日常シナリオ


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「にゃにゃーーんっ!! 今日はハロウィンなのにゃーー!!」
 そう言って、キョンシーの格好をしたミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)がやってきた。
「いいですわね、ハロウィン。私もお菓子を用意しないと……」
 楽しげにハロウィンパーティーのお菓子を用意しだすのは、響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)。
「……ちょ、ちょっと待って!!」
 それに待ったを唱えたのは、キヨだ。
「なに、その……はろういん?」
「ハロウィンですわ、キヨ様」
 にこにこと、リズが説明する。
「私達の世界では、10月31日に、仮装してパーティーを開くんです。仮装した方々はトリート・オア・トリートといって、お菓子をくれないといたずらしちゃうぞって、各家々を回っていくんですが……えっと、もしかして、この帝都では、やっていませんか?」
「……初めて聞いたわ」
 帝都では、そんな催し物は初めてだ。
「では……この迎賓館で試しにやってみませんか? きっと楽しいですよ」
「……仮装して、お菓子を貰うイベントなのね」
「……研究所の資料で見たことあるけど、私達も初めてだわ」
 なんと、キサラとエンディカも初めてだった!!
「では、皆さん、一緒に楽しみましょう! 仮装はどんなものでもかまいませんよ。おばけがメジャーですが、警察官やナースの格好とかでも全然大丈夫ですわ。それと、私達の衣装を交換するというのも、楽しいですわよ」
「はっ? 衣装を交換……? いや、それはやめとくわ」
 キサラがズレた眼鏡を直しつつ。
「でもまあ、楽しそうだし……一度は試してもいいかもね」
 ちょっと、キヨがうずうずしている。いや、キヨだけじゃない。
「仮装、楽しそう……」
 仮面をつけててわからないが、きっとエンディカも目を輝かせているようだ。
「では決まりにゃねーー!! みんなで仮装で、ハロウィンパーティーの始まりなのにゃ!!」
「「おおおおおっ!!!」」
 というわけで、この帝都の迎賓館で、初めてのハロウィンパーティーの開催が決定したのであった。


柚葵チハヤ
 どうも! 遅くなりました!! 柚葵チハヤです!!
 アナリフでも、楽しいハロウィンパーティー、やりますよーー!!

 まずは簡単に指針を出しますね。

 (1)仮装して、パレードやダンスをする。
 どんな仮装をするのかを必ず書いて、参加してください。アニメとかだと、それっぽいものになります。ご了承くださいね。ペアでダンスする際はお相手の名前もお願いします!

 (2)お菓子を貰ったりする。
 仮装して、お菓子を貰う方メインです。仮装はもちろん、どのような方々に声をかけるのかを記載してくださいね。目当ての方から貰えなくても、必ずリズからはもらえますのでご安心を。

 (3)美味しいグルメを堪能する。
 リズが美味しいお菓子はもちろん、ハロウィンにちなんだビュッフェディナーを用意しています。貰ったお菓子を食べて良し、ハロウィングルメを堪能するもよし! 食べ過ぎに注意して楽しんでくださいね!

 (4)静かなところでハロウィン!
 騒がしいところから、こっそり離れて、静かな迎賓館のベランダで過ごします。ちょっと寒いので上着があるといいかも?

 (5)ハロウィンをもっと楽しむ!
 そのほか、上記の選択肢にないものに関しては、こちらを選んで、詳しく記載をしてください。

 それと、注意事項です。帝都の方々はハロウィンが初めてです。広めるのであれば、事前の準備が重要となります。できるだけ迎賓館に収めた方がよいかもしれません。驚かせないよう工夫もお願いしますね。

 NPCですが、当方のグリモア猟兵と、アナリフの主要NPCは、プレイングに名指ししていただければ、一緒に参加可能です。気になる方がいれば、ぜひお声掛けください。もしかしたら、思いがけない仮装が見られる……かも?

 また、複数で参加する際は、お相手の名前やID、グループ名、相手をどう呼ぶか等も記載あると助かります。
 それでは、楽しいアナリフでのハロウィンを、お楽しみください!! お待ちしています!!
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第1章 日常 『プレイング』

POW   :    肉体や気合で挑戦できる行動

SPD   :    速さや技量で挑戦できる行動

WIZ   :    魔力や賢さで挑戦できる行動

👑11
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アルフィンレーヌ・ティタンルミエール
(5)
わたしはお菓子を配る側!思う存分子供たちにお菓子をあげられる、年に一度のチャンス!普段はあげすぎると、親御さんに叱られらてしまいますが、ハロウィンは別!お菓子の家に住む魔女に扮し、まんまと釣られ・・・いえ、訪れた子供たちにお菓子をあげましょう。チョコレート、クッキー、キャンディー、ビスケット、ケーキ、プリン、カステラ、ようかん、おせんべい、そして、おまんじゅう。好きなだけ持っていっていいのよ?
「あら?それだけでいいの?遠慮はいらないのよ?これも、これも、あと、これももっていきなさい」

100人でも1000人でもドンとこいよ?幾らでも作れちゃうから。なにせ神様ですので


アドリブ、絡み歓迎



◆お菓子の家に住む……神様?
 帝都のど真ん中に、どーんとお菓子の家が建った。
 ……え、建った!?
 驚くのも無理もない。
 実はこれ、猟兵であるアルフィンレーヌ・ティタンルミエール(ユルティムママン・f28065)の仕業だからだ。
 普段ならば、すぐに警官らが動くところであったが、幸い、人通りは多い場所ではあるものの、ギリギリ通れる場所に設置されていたので、放ってかれていた。
 また、役所等からも事前に、お達しがきていたので、さほど困惑されることはなかった……はずだった。
「……これ、お菓子のおうち?」
 興味を示したのは、好奇心旺盛な子供たちだった。
「だ、だめよ。その、何か連絡があるはずだから、それまでは入っちゃ……あっ!!」
 子供の一人ががちゃりとその扉を開くと。
「ハッピーハロウィン!! まんまと釣られ……こほん。いえ、訪れてくれた子供たちにお菓子をあげましょう」
 そこに現れたのは、魔女に扮したアルフィンレーヌ。彼女の持つ、ひときわ大きいバスケットには、大量のお菓子がみっちり入っており。
 さっそく、その場にいる子供たちはもちろん、その親、そこにいた一般の方々にもどんどん、お菓子を配り始めたのであった。

 時間は少し遡る。
「わたしはお菓子を配る側! 思う存分、子供たちにお菓子をあげられる、年に一度のチャンス!」
 そのチャンスを逃すにはもったいないと言わんばかりに、アルフィンレーヌはうっきうきで準備を始めた。
 まず手始めに……。
「まずは……おやつの時間ね。ちょっと待っててね」
 ア・レ・キュイジーヌを発動させ、お菓子の家を生み出した。そう、冒頭で出てきたあの、お菓子の家だ。
「普段はあげすぎると、親御さんに叱られらてしまいますが、ハロウィンは別!」
 びしっとポーズを決めたうえで、次に始めたのは、お菓子の調達だ。
 チョコレート、クッキー、キャンディー、ビスケット、ケーキ、プリン、カステラ、ようかん、おせんべい、そして、おまんじゅう。
 他にもいろいろ用意した。これも、子供たちはもちろん、他の方にも配るために、とっても大量に。
 だからこそ……冒頭に繋がる。

「好きなだけ、持っていってね!」
 既にバスケットの中身は、何個もなくなっている。しかし、その数はまだまだある。特に最高級小豆を使った特製大福もちは、無限にあるのだ!(それがUCの力なのです!)
 と、遠慮してなかなか手を出さない子供を、アルフィンレーヌは目ざとく見つけた。
「あら? それだけでいいの? 遠慮はいらないのよ? これも、これも、あと、これももっていきなさい」
「えっ……で、でも……」
 遠慮する子供にアルフィンレーヌは、飛び切りの笑顔で答える。
「大丈夫!! 子供は遠慮しないの♪」
 そう言って、彼女は続ける。
「100人でも1000人でもドンとこいよ? 幾らでも作れちゃうから。なにせ神様ですので」
 その言葉に、遠慮していた子供も安心したのか、欲しいお菓子をいくつも持っていくのであった。

 こうして、アルフィンレーヌは、お菓子の家で無事、楽しいお菓子配りをすることができた。
 が、しかし……。
「終わったら、この家はちゃんと消しておいてくださいね!!」
 後で様子を見に来た警官らにそう、釘を刺されてしまったのは言うまでもない。


※称号「お菓子配りの神様」を獲得しました。後ほど、獲得リストをご確認ください。

大成功 🔵​🔵​🔵​


●マスターより
 アルフィンレーヌさんのお陰で、おやつ補充は、上記のお菓子の家で行うことが可能となりました。
 もし、必要があれば、お菓子の家までお越しください。
クレセント・ブライト
(5)帝都の人にハロウィンを知ってもらうために簡単なパンフレット(以下パンフと表記)を作ってみようかな。
おいらの故郷のとは少し違うかも、だけど……(カボチャの他カブのランタンも飾るため)。
パンフの試作が出来たら試しにキヨさんやキサラさん達に読んでもらって、分かり易いか確認してもらおう!
配る前に行政関係にも連絡入れた方がいいかも確認しようかな?

諸々OKがでたらおいらも猫耳つけてお菓子と一緒にパンフを配る
「海外ではこんなイベントがあるよ~」
今考えたけど、お盆に似てるかもしれないねぇ
帝都の人にもハロウィンの楽しさを広めたいな!
※世界観的にビラになるかも
※合わせOK



◆ハロウィンを知ってもらうために
「おいらの故郷のとは少し違うかも、だけど……」
 そう言って、出来立てほやほやのパンフレット(という名のビラ)を持ってきたのは、クレセント・ブライト(たぶん魔剣・f06868)だ。
 冊子にすることも考えたのだが、あまりに突飛なものを作ってはいけないかと思い、ビラの形にしたパンフレットに落ち着いたようだ。
「いいんじゃない。カラフルで私は好きよ」
 そう告げるのは、キサラだ。
「これ、好き……後でちょうだい」
 エンディカは気に入ったようで、パンフレットを欲しがっているようだ。
「内容は問題ないと思うわ。丁寧に書かれているし、たくさんの人に受け取ってもらえるといいわね」
 キヨはそういって、クレセントに確認用のパンフレットを返していく。
「うん、ありがとう!!」
 桜塚特務部隊の面々から許可が得られたということで、行政まで許可を取る必要はないようだ。
 ならばと、クレセントはいっぱいパンフレットを印刷して……。

「海外では、こんなイベントがあるよ~」
 今、迎賓館で行われているハロウィンのことを、パンフレットを配って、アピールするのは。
「あ、ねこさんー!!」
「ハロウィンって、イベントをしているんだ。よかったら、仮装して来てね」
 興味を持った子供に、パンフレットとお菓子を渡す……猫耳を付けたクレセントだ。
「……今、思ったんだけど、お盆に似てるかもしれないねぇ」
 そう言いながら、次々と帝都の人達にパンフレットとお菓子を配っていく。
 お陰で迎賓館のハロウィンも、かなりたくさんの人が訪れたようだ。
 それを聞いて、クレセントは。
「たくさん来てくれて、楽しんでくれたようで、嬉しいよ」
 可愛らしい耳を揺らしながら、クレセントは最後のパンフレットとお菓子を配り終えたのだった。


※アイテム「手作りのハロウィンパンフ」、称号「ねこのパンフ配りさん」を獲得しました。後ほど、獲得リストをご確認ください。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳴狐・朱蘭
柚葵チハヤマスターにおまかせします。楽しい鳴狐・朱蘭をお願いします!

 レプリカントの自宅警備員×サウンドソルジャー、9歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!

グリモア猟兵さんやアナリフの方々と楽しいハロウィンを
楽しみたいです。よろしくお願いします



◆楽しいハロウィンのおしごと!
 有志の尽力により、ハロウィンの準備はおおむね終わったと言えよう。
 後は盛り上げて、楽しむだけだ。
「ほんで、うちはその賑やかしになってくれってことか?」
 ごそごそと仮装中の鳴狐・朱蘭(レプリカントの自宅警備員・f41362)に、ミーヤは腕を振りあげながら。
「そうなのにゃ!! 仮装している人が少ないから、朱蘭ちゃんには、ばっちり仮装してもらうのにゃ!! ……って、びっくりするほど、可愛いのにゃ……!!」
 朱蘭には、以前、ミーヤが来ていた赤ずきんちゃんの仮装をしてもらった。少々、服がだらしない感じだが、それは、リズがしっかり直してあげた。
「せやったら、よかったわー。で、うちは仮装してお菓子を配ればいいだけ?」
 と、今度は会場を飾りつけしているキヨに、朱蘭が声をかける。
「そう。ターゲットは子供ね。その方が盛り上がると思うから。しっかりお仕事してくれたら、後でお菓子の詰め合わせをあげるわよ」
「……もう一押し!!」
 キヨの言葉に、朱蘭が声を上げる。
「もう一押しって……お菓子だけじゃ足りないってこと?」
 うーんと考え込むキヨに。
「こないなときは、スルメと鏡餅もセットにすんねんで!!」
「……それって、あなたの好きなもの?」
 キヨの言葉に、朱蘭はにっと笑顔を見せる。子供にしては少々渋めなラインナップではあるが。
「……わかったわ。それも足してあげる」
「いやったああああああ!!! ありがとうーー!! キヨ先輩スキー―!!」
 ぎゅっと抱き着いて来た朱蘭に、キヨは複雑な表情をしながらも。
「それじゃあ、お願いするわね。いっぱい人を集めてきてね」
「ラジャー!!」
 キヨに見送られながら、朱蘭はさっそく帝都へと繰り出したのだった。

 帝都の迎賓館への通りにて、朱蘭は、お菓子を配っていた。
「迎賓館でも、パーティーやっとるから、ぜひ来たってな!」
 言われた通り、子供中心に、いろんな人にバスケットのお菓子を次々と渡していく。
 可愛らしい恰好をした子供が配っていることもあり、そのまま迎賓館へと向かう人も多いようだ。
「にっしし! この調子なら、スルメと鏡餅の増量もありえるかもっ!!」
 と、そこに追加の物資を運んできた涼介とそれを手伝っている海斗にも、偶然出会った。
「お、お前もハロウィンの手伝いか? 頑張ってるな!」
 両手に段ボール箱を抱えながら、涼介が声をかける。
「うち、ようけ頑張ってんで! ボーナスくれるよね!!」
「ああ、お菓子増量だな」
 海斗の言葉に、ちょっとずっこけそうになりながらも。
「そこは、スルメと鏡餅やー!!」
 その後、長い間、頑張って客引きをしてくれたということで、お菓子の詰め合わせと、スルメと鏡餅を手に入れることができた。
「うーん、できれば、もうちょっと増やしてほしかったわぁ……」
「この次は、ちゃんと用意してあげるわ」
「ホンマ? ちゃんと用意しとってな!! 約束やで!!」
 そう言い寄る朱蘭に、キヨは思わず苦笑を浮かべるのであった。
 こうして、朱蘭の帝都でのハロウィンは、新たな約束を生んで終わったのであった。


※アイテム「お菓子とスルメと鏡餅の詰め合わせ」と約束「キヨと好物の約束」を獲得しました。後ほど、獲得リストをご確認ください。

大成功 🔵​🔵​🔵​

キノ・コバルトリュフ
マーツータケ、キノコセラピーはいかがかな?
かぐわしいキノコは香りマツタケ、味シメジ!!
美味しそうなキノコ香りはみんなを元気にさせちゃうよ!
ナメコ!?なんだか、目が血走ってるね。
キノは食べても……おいしいけど食べちゃダメだからー。



◆キノコなハロウィン?
「マーツータケ、キノコセラピーはいかがかな? かぐわしいキノコは香りマツタケ、味シメジ!! 美味しそうなキノコ香りは、みんなを元気にさせちゃうよ!」
 たくさんのキノコを入れたバスケットを片手に、キノ・コバルトリュフ(|キノコつむり《🍄🍄🍄🍄🍄》の星霊術士・f39074)は、この帝都にやってきた。
「……キノノ? もしかして、キノコ祭りじゃない?」
 ちなみに、キノの姿を想像していただきたい。大きなキノコの傘を被って、可愛らしい魔女の衣装。

 いわずとも、そのままの姿で、ハロウィンでした!!

「お菓子……じゃなくて、キノコを配ってるの?」
 仮装している子供たちに囲まれて、キノはびっくり。
「美味しそうな香りがする!」
「はろうぃんって、きのこもくばるんだね!!」
 口々にそういう子供たちに囲まれながら、キノは首を傾げた。
「今、ハロウィン?」
「「そーだよっ!!」」
 キノの言葉に子供達が笑顔で答える。
「シメジ!! だったら、美味しいお菓子も持って来ればよかったかなー?」
 けどまあいっかと、バスケットに入っている、秋の味覚万歳なキノコたちを子供たちに配っていった。
「わーい、ありがとー!」
「そのキノコ、美味しいよ。あ、シイタケは逆さにしてバターを乗っけて、炭火焼すると美味しいよ」
 美味しく食べるレシピも言いながら、キノは、次々とキノコを配っていく。
 特にマツタケを持っていった子供達の家では……。
「そ、そのキノコ、どうしたのっ!?」
 とても驚かれたとか。でも、めったに食べられない高級食材に親は返すことはなく、しっかり調理して美味しくいただいたようだ。
「キノ、セラピーしに来たんだけど、キノコ配りしただけになっちゃった」
 でも、子供達に囲まれて、配ったキノコを喜んでもらえるのなら、キノも嬉しくなってしまう。
「楽しかったーっ!! また来ようね、スピカちゃん」
 傍に寄り添う星霊に声を掛けながら、弾む足取りでキノはそのまま、家へと帰っていくのであった。


※称号「キノコ配りのお姉さん」を獲得しました。マツタケを配ったことで帝都でもかなり有名になりました。後ほど獲得リストをご確認ください。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年12月22日


挿絵イラスト