【サポート優先】星鐵戰騎外伝〜釣り上げろ、鋼鉄の魚!〜
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
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「アカホシ皇国とバーナム庭王国は、今となっちゃ不倶戴天の敵だ。けど昔、ほんの一時期だけ、休戦協定を結んでたことがあったらしくてな」
こう見えてアカホシ皇国の第二皇子でもある幕部・スイセイ(走り屋マクベス・f40740)が語り始める。彼は最近になって漸く皇子としての実務や勉強に手を付け始めた身である筈だが、その短期間で国の歴史を――恐らく今までは公には伏せられていた内容も含めて――他者に淀みなく説明出来るようになっている辺り、地頭は元々いいのだろう。
「理由は単純明快。敵の敵は味方、って言うだろ? 共通の敵に対抗する為に、短い休戦協定は結ばれた。地底から現れた、謎のレジスタンス集団が、両国に攻撃を仕掛けてた時期があったんだ」
その為、本来であれば敵同士の二国間は、それでもレジスタンスの前に共倒れになるよりはマシと判断したのだろう。こうして異例の休戦協定は結ばれる運びとなる。
さて、そのレジスタンス集団であるが。目的含めて詳しいことは一切不明であったものの、搭乗していた機体については記録が残っていた。
フォルムは鮫に酷似しているが、尾の一部に龍のような装甲も見受けられた、奇襲攻撃を得意とする機体であったようだ。恐らく元々は水中戦特化型の機体だったのだろうが、その内に改良が重ねられ、地中を掘り進むことも可能となったのだろう。
だが、休戦協定を結びレジスタンスの壊滅に専念した二国間の集中攻撃を受けて、元より人数もそう多くなかったレジスタンスは壊滅したのだが。
「その時にぶっ壊れた機体がオブリビオンマシンとして蘇った。で、それから何があったか知らねえが、鉤爪の男って奴の支配下に渡り、今は封神武侠界の建業ってところに、乗り手もいないのに現れた。グリモアって言うんだったか、コイツがそう知らせてきたんだ」
翠に輝く星型のグリモアを掌の上に浮かべてスイセイが言う。
「人も多い場所なんだろ。放っておくわけに行かねえよな」
彼自身、ぶっきらぼうながら民を大切にする性質である。特に自身が嘗てそうだったこともあり、より弱い立場の人間に寄り添おうとする傾向があるようだ。
「オブリビオンマシンはその性能を活かして建業に流れてる川の底を進んで建業の外を目指してるらしい。建業の外に出られちまえば大陸中に広がられて追い切れなくなるんだろ? だから、その前に捕まえてぶっ壊してやろうぜ。コレで」
釣り竿。
差し出されたのは、紛れもなく釣り竿だった。
舐めとんのかお前。
「そりゃ一般人だったら無謀だろうけど、アンタ達は猟兵だろ?」
今はお前もだよ。
「だったら生身でもオブリビオンマシンに対応出来るだろ。釣り上げられる瞬間の魚は無防備だ。そこを狙って仕留めてやろうぜ」
とうとうオブリビオンマシンを魚呼ばわりか。
「それに今は出現予測地点では、身が締まって程よく脂の乗った白身の魚が釣れるらしいって言うじゃねえか。俺は魚のことには詳しくねえから、名前とかは知らねえけど。塩焼きに炙り、調理器具持ってる奴がいるなら刺身とかも出来るんじゃねえか。刺身って食ったことないんだよな、俺も行けるなら行ってみたかったぜ」
……自分が釣りしてみたかっただけ説が浮上してきたぞ。
「そうそう、近くには魚のこともそうだけど、黄昏時の景色もいいってんで釣り人が何人かいるから、戦闘になったらちゃんと逃してやれよ。流石にヤバいモンが連れたら状況理解して指示に従ってくれる筈だからさ」
……何と言うか、それでいいのか感は色々とあるのだけれども。
折角だから景色のいい川辺で魚釣りと魚料理(?)堪能しつつ、オブリビオンマシンを釣り上げて倒して、帰ろう。
絵琥れあ
お世話になっております、絵琥れあと申します。
ひっそりとサポート優先シナリオを運営させていただきます。
勿論、通常参加も望外の喜びですので歓迎いたします。
(但し通常参加はタイミングによっては流れる可能性があります。同章受付中の再送は歓迎です)
流れと詳細は以下の通りになります。
第1章:日常『花に鳥 風と月』
第2章:集団戦『機動殲龍『底這』』
第1章では、黄昏時、豊かな自然の中、川釣りを楽しんでいただきます。
ここで釣れる白身魚は捌けば色や味わい、食感も真鯛に似ているとか。川魚なのに。
ともあれ、焼いてよし炙ってよし、刺身にしてよし。道具などがあれば勿論他の調理法でいただいても差し支えありません。
調味料は塩と醤油が用意されています。持ち込みも可。
第2章では遂に無人のオブリビオンマシン『底這』が釣り上がりますので、体勢を立て直される前に撃破してしまいましょう。
生身でユーベルコードを撃ち込んでも、急いでキャバリアに乗り込んで攻撃してもよし。
周囲の釣り人さん達に一声避難を促してあげるとよりグッドです。
サポート優先シナリオのため、調子や現行シナリオの進捗と相談しながら自分のペースで執筆していくことになるかと思います。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
第1章 日常
『花に鳥 風と月』
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POW : 自然の中で美味い料理や美味い酒をたらふく食べよう
SPD : 空の下で歌を歌ったり詩歌を詠んだりしよう
WIZ : 揺蕩う小舟に乗り川を下り景色を楽しもう
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
城田・紗希(サポート)
基本的には考えるより行動するタイプ。
でもウィザードミサイルや斬撃の軌跡ぐらいは考える。…脳筋じゃナイデスヨ?
必要なら解錠したり、召喚系UCで適切な指示も出せるし、脳筋じゃナイデス。
15歳ナノデ、エッチとグロは(R15的な理由で)だめです。
暗器は隠しすぎたので、UC発動時にどこから何が出てくるか、術者も把握していない。
…未開封ならおやつあったかも?(うろ覚え)
UCによっては暗器サイズじゃない物が出る……ほんとに猫型ロボットじゃナイデスヨ??
UCは必須じゃないので、外しても問題ありません。
あまり汚れる場所には行きたくないお年頃。
料理は人並みに作れるよ?
絵描き?…えっと、持った筆が爆発しちゃうカナー
網野・艶之進(サポート)
「正直、戦いたくはないでござるが……」
◆口調
・一人称は拙者、二人称はおぬし、語尾はござる
・古風なサムライ口調
◆性質・特技
・勤勉にして率直、純粋にして直情
・どこでも寝られる
◆行動傾向
・規律と道徳を重んじ、他人を思いやる行動をとります(秩序/善)
・學徒兵として帝都防衛の技術を磨くべく、異世界を渡り武芸修行をしています
・自らの生命力を刃に換えて邪心を斬りおとす|御刀魂《ミトコン》の遣い手で、艶之進としては敵の魂が浄化されることを強く望み、ためらうことなく技を用います
・慈悲深すぎるゆえ、敵を殺めることに葛藤を抱いています……が、「すでに死んでいるもの」や「元より生きていないもの」は容赦なく斬り捨てます
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「釣れたーっ!」
「おお……大量でござるな」
どんどん釣り上げる城田・紗希(人間の探索者・f01927)と、そんな彼女を素直に凄いと思う網野・艶之進(斬心・f35120)である。何せ彼はまだ釣れていないもので。
「お嬢ちゃん凄えなあ。そっちの兄ちゃんも、諦めなけりゃその内に釣れるさ。この黄昏時の、空が金色になる絶景の時間こそが、この川の夕マズメのピークって言われてるんだ」
「成程……確かに見事な黄金色に、豊かな自然……まさに風光明媚でござる。この光景を目安にしているでござるか」
地元の釣り人に言われて艶之進が視線を上げると、まさにその絶景が広がっている。この美しくも穏やかな時間に身を置けば、ただ釣り糸を垂れているだけでも贅沢な時間だと感じられた。
とは言え、やはり釣ると決めたからには釣りたいもの。
「おーい、ちょっと休憩しないー?」
紗希が呼んでいる。どうやら釣りを切り上げ、釣り上げた魚を焼いたり、釣り人に調理道具を借りて魚を捌いたりしていたようだ。
「こう見えて料理は人並みに作れるからね! 塩焼きと炙り焼きだよ!」
丸ごと焼いた塩焼きに、三枚おろしにした身をさっと炙ったものまで。刺身もあります!
確かに少し間を置くのもいいかも知れないと、艶之進もお言葉に甘えていただきます。
「……淡白ではあるが、白身魚特有の旨味がしっかり出ているでござるな」
「ねー、塩焼きが正義だー。刺身も醤油はちょっとつけるだけで充分イケるし」
そうして、川釣り魚料理を堪能している最中。
「んっ? 見て、かかってない?」
「む? ……真にござるな」
セットしておいた艶之進の釣り竿がしなっている!
一旦、食事タイムは中断。紗希も手伝い、二人で力を合わせて釣り上げる。何やらやたらと重かったが、遂にぱしゃりと水面が盛大に跳ね、その姿が顕になると。
「でっかああああい!!」
「巨大でござるぞ……!?」
紗希が大量に釣り上げていた中で一番大きな魚よりも、一回り、いや二回りも大きい!
「おお……! 今日一番の大物じゃねえか?」
釣り人達も集まってきて、称賛の声を上げてくれる。
「やったね!」
紗希も、自分のことのように喜んでくれた。
「……うむ。待った甲斐があったでござるよ」
秋の黄昏時に吹く風は肌寒かったが、艶之進の心はほわりと温かくなったのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ニコリネ・ユーリカ(サポート)
あらあら、盛り上がってるわねぇ
お忙しい所、お邪魔しまーす!
新しい販路を求めてやってきた花屋です
宜しくお願いしまーす(ぺこりんこ)
~なの、~なのねぇ、~かしら? そっかぁ
時々語尾がユルくなる柔かい口調
商魂たくましく、がめつい
セリフ例:
まぁ綺麗なところ
折角ご縁を頂戴したんだもの、寄っていっても良いかしら?
えっこれ何……ひゃっ!
んンッ、おーいしー!
頂いたご縁に感謝しましょ
瞳に映るもの全てに頬笑み
日常の景色を視て、触れて、遊んで、楽しみます
情景の説明役、褒め役として使って頂ければ幸いです
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「んー、いい眺め!」
ニコリネ・ユーリカ(花屋・f02123)もまた、黄金色の空の下、雄大な自然の中、風光明媚を堪能しながら釣り糸を垂らしていた。
今回は営業はお休み。偶にはのんびりとした時間を取ってリラックス。ついでに美味しい魚をいただければ上々。
実際のところ釣果も悪くない。今は魚の多い時間帯のようで、大量とまでは行かずとも腹を満たすには充分な数を確保出来ていた。
「こんなものでいいかしら? それじゃあ早速焼いていきますか!」
そうして丸ごと塩焼きは勿論、三枚おろしにして炙り焼きや刺身にも。借りてきた塩や醤油も有効活用して、魚尽くしの夕食が出来ました!
「いただきまーす! ンッ、あつッ……おーいしー!」
塩焼きはちょっと熱かったけれど、お味は絶品!
程よく控えめに振られた塩が魚本来の旨味を引き出すのです。勿論新鮮な刺し身も、蕩ける食感の炙り焼きも楽しみました!
「こういうのも平和でいいわねえ」
けれど、この後にはオブリビオンマシンが猟兵達の釣果に混じることとなる。
まさに厄介外来オブリビオン。食べられるわけでもないので、さくっと撃退してしまおう!
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『機動殲龍『底這』』
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POW : グラビティカノン
【LV×100km/hに加速し潜航。口部】【重力砲で攻撃。外れても一定時間残留する。】【味方機とデータリンクし敵の行動を学ぶ事】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
SPD : パラライズケージ
【LV×100km/hに加速し潜航。腹部】【敵にのみ効く複数個の時限式EMP機雷】【味方機とデータリンクし敵の行動を学ぶ事】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
WIZ : エアリアルバスター
【LV×100km/hに加速し潜航。空気を】【圧縮し放つ多数の副砲で攻撃する。】【味方機とデータリンクし敵の行動を学ぶ事】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
イラスト:エンドウフジブチ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ニノン・トラゲット(サポート)
『容赦なんてしませんから!』
『アレ、試してみちゃいますね!』
未知とロマンとお祭りごとを愛してやまない、アルダワ魔法学園のいち学生です。
学生かつ魔法使いではありますが、どちらかと言えば猪突猛進でちょっと脳筋っぽいタイプ、「まとめてぶっ飛ばせばなんとかなります!」の心で広範囲への攻撃魔法を好んでぶっ放します。
一人称はひらがな表記の「わたし」、口調は誰に対しても「です、ます、ですよね?」といった感じのあまり堅苦しくない丁寧語です。
基本的にはいつも前向きで、ネガティブなことやセンチメンタルっぽいことはあまり口にしません。
その他の部分はマスターさんにお任せします!
エジィルビーナ・ライアドノルト(サポート)
私はエジィルビーナ、エジィでもルビーでも好きに呼んでくれていいよ。
困ってる人がいるなら助けたいし、倒さなきゃいけない強い敵がいるなら全力で立ち向かわなきゃ。全力で頑張るからね!
実は近接戦闘以外はあんまり得意じゃないんだけど……あっ、畑仕事ならチェリから教えてもらったから、少しはわかるよ!
力仕事はそんなに得意じゃないけど、足りない分は気合と根性でカバーするから任せといて!
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ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
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「釣れましたっ!」
「こっちでも釣れた! 来たね……!」
ニノン・トラゲット(ケットシーの精霊術士・f02473)とエジィルビーナ・ライアドノルト(シールドスピアの天誓騎士・f39095)の振り上げた釣り竿の先には、巨大な鋼鉄の魚。
相手はオブリビオンマシンであり、一人ずつで釣れるかという不安はあったが、どうやら半ば敵の方から飛び上がっている状態らしい。奇襲のつもりだろうか。
何にせよ好都合だ。体勢を整えられる前に倒してしまおう。
勿論、底這は多数の副砲から放たれる超圧縮の空気砲で二人を蜂の巣にせんと武装を構えるが。
「どんなに強力な砲弾でも、この氷は壊せないよ!」
前に進み出たエジィルビーナがアイスレイピアを構え、厚く固く透き通る氷の盾を創り上げた。如何なる砲撃――どころか、攻撃すらも通さないその様は、まさに永遠物質。
それを見たニノンは、ぴーんと耳と尻尾を立てて。
「はっ。思いつきました!」
永遠物質から放たれる微弱な冷気を、光の十字杖と化したエレメンタルロッドで操り、川の流れに乗せる。
そのまま、ぐいと引っ張るようにして杖を振り上げる!
「えいっ!」
凍りついた筈の流れが、意思を持つかのように鎌首を擡げ、氷の津波となって底這へと襲いかかる!
「制御が難しいですけど……あれだけ大きいなら、当たりますよね!」
かなり出たとこ勝負的なニノンの言葉であったが、実際に的が大きい為に、底這は予期せぬ方向から不意打ち気味で横殴りに遭う羽目になる。
ある期待は鋭利な先端に貫かれ、またある機体は強い衝撃を受けて地面に叩きつけられた。
「なっ、なんだぁ!?」
騒ぎを聞きつけた釣り人が様子を見に来る一幕もあったが。
「あっ、危ないから離れててねー! こっちは私達で何とかするから!」
「この川の平和を守る為ですからっ! 早く安全なところへー!」
「お、おう……!?」
転がる残骸や氷の津波、更には空を泳ぐ巨大な鋼鉄の魚に、兎に角ヤバいことが起きているとは察したようだ。エジィルビーナとニノン両人に促され、避難していく。
釣り人達やこの雄大な自然、そして魚達に被害が出ないよう、このまま殲滅するのだ!
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
杉崎・まなみ(サポート)
まなみは正当派後衛職のヒロインタイプです
聖職者教育を受講中の学生ですが、特に依頼に縛りは無く、どのような依頼も受けられます
但し人並みに気持ち悪いモノ、怖いもの等は苦手で遭遇した際は多少なりとも嫌がる仕草が欲しいです
甘いモノ、可愛いモノが好きで少し天然な所があります
初対面の人でもあまり物怖じせず、状況を理解して連携を取る動きが出来ます
シリアス2~3:ギャグ7~8割くらいのノリが好みです
ただシリアスもやれますよー
UCは状況に応じて、MS様が好きなのを使ってください
その他、細かい部分はMS様にお任せします
アニカ・エドフェルト(サポート)
「、」が、多めな感じで、しゃべります。
小柄ながらも、精いっぱい、がんばる、そんな、格闘家、です。
戦い方ですが、至近距離での、格闘戦を、挑みます。
ユーベルコードは、どれでもOK。
完封は、せずに(出来ずに)、相手の攻撃も、食らいながら、必死に、戦います。
ストーリー進行や、判定に、問題がないなら、個人としては、敗北でも、大丈夫です。
勝つも、負けるも、ぎりぎりな、感じ。
相手も、しっかり、立てられると、いいな、と。
あとはいろいろ、おまかせ、しますっ
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「きゃああ!?」
「アニカさんっ!?」
釣り上げた底這の突撃を受けて、アニカ・エドフェルト(小さな小さな拳闘士見習い・f04762)の小柄な身体はいとも容易く吹き飛んだ。
先行した味方(?)がやられたのを受けて、凶暴性が上がっていたのかも知れない。
ともあれ、派手に地面を転がるアニカに更なる追撃をと狙いを定める底這の巨躯であったが。
「させません! 地の神よ、傷つきし者に慈愛を……えいっ!」
杉崎・まなみ(村娘・f00136)が信仰する地母神へと祈りを捧げる。
聖者でありクレリックであるまなみ。その上、アルダワ魔法学園で治癒術を主に学んでいる身だ。そして実際、質の高い治癒や神聖術を会得している。その力でアニカに癒しを齎す……かと思いきや。
――ピコンッ。
軽快な音を立てて、何やら赤いものが底這の頭部に直撃した。その衝撃で一瞬底這の動きが止まる。
見れば、それは紛うことなきピコピコハンマーであった。見間違えようもない赤い頭と黄色い柄のピコピコハンマーであった。それが釣り上げた二機分。
どうやらアニカとまなみが使っていた釣竿を変化させ、ピコピコハンマー(それもオブリビオンマシンの巨体を勘定に入れ、その頭部のサイズに合わせたようである)として頭上から降らせたらしい。
それでいいのか地母神、とツッコミたくもなるが、寧ろその地母神こそがユーモラスな御方なのかも知れない。真相は闇の中ならぬ光の中。
ともあれ、足(?)止めは叶ったものの、敵の注意がまなみに向いてしまった。
覚悟しろとでも言わんばかりに二機の底這が共にまなみへとその砲口を向けるが。
「今度は、わたしが、まもります!」
その純白の翼で空高く飛翔したアニカが、一機の底這の腹部とでも言うべき底部に鋭く突き刺すような蹴りを放つ!
「アニカさん! 大丈夫ですか?」
地に何度も打ちつけられた身体はボロボロで、地に降りると少しふらついていたが。
「大丈夫、ですっ。ここから反撃、ですよっ!」
アニカは守ってくれたまなみへ気丈に笑顔を見せると、もう一機にもお礼の一撃を見舞うのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
月杜・屠(サポート)
大人びていて飄々としたタイプのくの一
臨機応変な柔軟さが信条ね
仕方ないわね、といいつつの面倒見のよさ有り
他の猟兵のフォローなども進んで行うわ
無益な殺生は好まず不要な争いは避ける傾向だけど、人の生き死は割り切っていて非情な態度を取ることが多いわ
・身体能力の高さを生かした身軽さや体捌きを重視した戦闘スタイル
・忍者刀や無手での接近戦と遠距離からの忍術やくないでのヒットアンドアウェイ
・スキル多用
・くの一ならではの撹乱やトリッキーな戦術
スキルとUCは使い時には使用をためらないタイプよ
NGなし、基本お任せとアドリブは大歓迎
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
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「あら、釣れましたわ」
上手く釣れるか不安だったが、何とかなってよかった――そんな表情で安堵に胸を撫で下ろす響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)。
「こっちも釣れたわ。行きましょう」
一方、淡々と告げて既に臨戦態勢の月杜・屠(滅殺くノ一・f01931)。やれるかどうかではない、やるのだ。そんな仕事人気質を感じる。
頼もしい味方にリズは微笑み、自身も戦闘準備を。
釣り上げられた底這は、ニ体同時に、二人へと襲いかかる。口部と腹部の砲口でそれぞれに狙いを定めるが。
「索敵能力はないようね。なら――」
まず動いたのは屠だった。砲撃を避けつつ可能な限り駆け抜けて接敵。
そして目晦ましの如く、自身を中心に黒煙にも似た瘴気を放つ!
敵の狙いが定まらなくなる。と同時、闇より放たれる攻撃と共に、闇に紛れた屠の不可視の斬撃が、絶え間なく底這を襲う!
闇雲な砲撃が、どんな任務も確実に熟すべく鍛え上げられたくノ一の身体能力に通用する筈もない。
更にはそこに、追撃がかけられた。月を掲げ、青き光を放つ水晶宿した杖を振るう、リズのものだ。
「私は見ておりました。あなた方の仲間の機体が、小さい猫さんや幼い少女にまで、容赦のない砲撃や突撃を浴びせていたこと」
奴らにどこまで明確な意思があるかは解らない。
ただ操られるままに、邪魔者を排除しているだけかも知れない。
だが、そのようなことは言い訳にもならない。ましてや共に戦う仲間を傷つける存在を、リズは許しておくことが出来ない!
「皆様の受けた痛み、何倍にも増して味わっていただきます――お覚悟を」
闇の中に光が降り注ぐ。
しかしそれは、敵にとっては希望の光ではない。
寧ろ、その存在を打ち滅ぼす破滅の光だ!
かくして、光と闇の共演の中に鋼鉄の魚は全て破壊されることとなる。
戦いの喧騒もやがて薄れ、聞こえるのは秋風のそよぐ音、清流の過ぎ去る音ばかり。
人も魚も、明日になれば戻ってくるだろう。建業に巻き起こる鋼鉄の乱はまた、猟兵達の手により鎮められたのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴