【体育祭】ヘブン・オア・ヘル!
●注意
当依頼は、PBWアライアンス『コイネガウ』からのシナリオです。
PBWアライアンス『コイネガウ』の詳細を以下でご確認お願いします。
公式サイト:(https://koinegau.net/)
公式総合旅団:(https://tw6.jp/club?club_id=4737)
●運命の分かれ道
「皆、体育祭が始まるで! ちょっと運命を占ってみる徒競走はどうや?」
希島学園の体育教師、濱城・優茂(サバイバルおじさん・f32495)が教卓に片腕を置きながらチョークを構えている。
「『天国と地獄』っていう陸上競技なんやけどな。まず時計回りが赤コース、反時計回りが白コースとしてそれぞれトラック半々の距離を走るんや」
普通ならそれで終わりやけど、と優茂は続けて紅白二種類の旗を持った棒人間をトラックの絵の内側に描く。
「途中で紅白の旗二つのどちらかが上がって、例えば赤が上がっていたら白コース走っとった人は引き返して赤コース行かねばならんねん! 逆もまたしかりやで!」
白コースを走っていて白い旗が上がっていた場合はそのまま突っ走ってゴール出来る、まさに運命が旗に委ねられた競技だ。
「あ、僕が旗上げ担当やけど、旗上げる時もちろん僕は誰も見ぃひんからな。贔屓とかせずに時間になったらどちらか上げるだけや」
要は好きなコースを走ればいい! と下に二重線を引いてチョークで最後に描いた優茂。
「走る直前でもいつでも、コースは好きな方に決めればええねん。簡単やし、やってみいひん?」
走者のカンと50:50の旗上げで順位が決まる、まさに天国と地獄である。さあ、貴方はどっちのコースを走る?
椿油
注:今回のシナリオは、【体育祭】の共通題名で括られるシナリオソースのシリーズです。
コイネガウ暦20X3年10月における体育祭の物語となります。
なお、各MSによるシナリオはどれも内容が独立している為、重複参加に制限はありません。
椿油です。天国と地獄という陸上競技をお届けします。
ルールまとめ:赤を走っていて赤い旗が上がればそのまま直行。赤を走っていて白い旗が上がったら逆走しなければならない。逆も同じ。
プレイングには赤と白どちらのコース(それぞれトラック半分ずつ)を走るかをお書き下さい。
希島学園のトラックは一般的なトラックサイズですので、逆走して体力が持つ人持たない人いるかと思われます。その点含めお気軽にプレイングをお書き下さい。
バテてしまった場合こうする……とかも書いてあっても構いません。
今シナリオの選択肢は以下のようになります。
POW:逆走しようが体力を使って走り切る。
SPD:とにかく速度で勝負する。
WIZ:旗の方角をこまめに確認して走る。
皆様のアツいプレイング、お待ちしております!
第1章 日常
『プレイング』
|
POW : 肉体や気合で挑戦できる行動
SPD : 速さや技量で挑戦できる行動
WIZ : 魔力や賢さで挑戦できる行動
イラスト:YoNa
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
イリスフィーナ・シェフィールド
POW判定。
ヘルアンドヘブンじゃありませんのね……いえ深い意味はないですが。
イメージカラーにしてますし白コースを選びます。
逆走しても体力に自信ありますので最後まで走りますわ。
勝敗他細かい所はお任せでよろしくお願いします。
●第一走者:イリスフィーナと他数名
「(ヘルアンドヘブンじゃありませんのね……いえ深い意味はないですが)」
シナリオタイトルに深い意味はない――。
それはさておき、白コースの方を向いて、よーいドンのピストルの音と共に走り出すイリスフィーナ。
「(一緒に走っているのは1人。これなら赤じゃなければ、いけますわね)」
そして白コース中頃に差しかかった時、ちらちらと、旗上げ係の優茂の方を見てみると。
「(旗の上がるタイミングは……あっ! 白ですわ!)」
――上がった旗は、白だ。
「ならばこのまま……走り切るまでですわっ!」
赤コースを走っていた走者は慌ててUターンして走ってくる。白コースを選んだ天国行きのイリスフィーナは、そのままスピードを上げながら体力を使い切るまでもなく、最後までフルスピードで走り切った。
結果は一着でゴール! 無事にゴールテープを切る事が出来た。
「はぁ、はぁ……やりましたわ!」
すぐ後ろから1人、遅れて2人ほどやってくる。赤に全力で走っていった1人が、ようやく到着する頃にはイリスフィーナは休憩に入っていたのだった。
「(白を選んで正解でしたわね)」
スポーツドリンクを飲みながら、一息つくイリスフィーナだった。
大成功
🔵🔵🔵
西行寺・銀治郎
西行寺の救援プレです。
日常か戦闘向け。
【日常系】
「種族」か「ジョブ」を活かした行動描写をお願いします。
サイボーグ(種族)が活きる場面は、改造人間ネタで対応です。
ジョブは、バトルゲーマーとフリッカージョーカーです。
ジョブが活きる場面は、ゲームネタや大道芸ネタで対応です。
希島学園生の為、学園系シナリオは特に参加歓迎です。
【戦闘系】
戦闘の立ち位置は前衛の壁役と囮役です。
残念な役で敵を引き付ける技を得意とします。
ゲームや大道芸を使うトリックスターなキャラでもあります。
メインで戦う人がいたら役割は補助的です。
逆にメインで戦う場合かソロの場合は前衛攻撃に特化です。
UCお任せ。
アドリブ・連携歓迎。
NG無し。
●第二走者:銀治郎と他数名
「よし、俺は白コースを走ろう。勘が正しければ白で勝てるはずだ!」
そう言って自信満々に白コースの方を向いてスタートの姿勢を取る銀治郎。よーいドンのピストルの音と共に素早く走り出す。
「(おっ、これは1位が取れそうじゃないか!?)」
そう思ったのも束の間。優茂先生は、目を瞑ったまま赤い旗を挙げていた。
「(な、何だって!? 今から逆走か!?)」
うっかりスパートしてしまった銀治郎はUターンを切って、急いで追い上げる。
「待てぇぇ!!」
改造人間たる銀治郎が全速力を出して追い切れるかは……正直微妙な所ではあった。
「――っと!?」
前を走っていた走者一人が転ぶ。申し訳ないがその間に追い上げさせてもらった。残り2人、1人――。
「はぁ、はぁ……2位、か……!」
酸欠になりかけていたが、全速力を出した銀治郎は2位をもぎ取った。元々赤コースを選んだ走者も、どうやら少なかったようだ。
1位が赤コースを選んでいた子なのは、まあ仕方なしと割り切りつつ。
「なんとか、なったな……!」
座り込んで息を整える、銀治郎であった。
大成功
🔵🔵🔵
コニー・バクスター
コニーのおまかせプレです。
日常か戦闘向け。
【日常系】
「種族」か「ジョブ」を活かした行動描写をお願いします。
レプリカント(種族)が活きる場面は、ロボネタで対応です。
ジョブは、量産型キャバリア(BRR)を操るパイロットです。
ジョブが活きる場面は、キャバリアネタや国防軍ネタで対応です。
希島学園生の為、学園系シナリオは特に参加歓迎です。
【戦闘系】
戦闘の立ち位置は中衛のスカウトです。
主にキャバリアに乗って戦いますが、本人が戦うのも可。
ナイフ、二丁拳銃、狙撃、偵察等が得意技。
メインで戦う人がいたら役割は補助的です。
逆にメインで戦う場合かソロの場合は中衛攻撃に特化です。
UCお任せ。
アドリブ歓迎。
NG無し。
●第三走者:コニーと他数名
「よーし、コニーは赤を走るよ☆」
赤コースの前方を見据えて、よーいドンのピストルと共に軽快に走り出すコニー。全力を出し切るとペース配分が大変な事になる場合がある、それが天国と地獄だ。
「(そろそろ旗が上がる頃かなっ?)」
ちらりと後方を確認する。優茂先生が目を瞑って上げていたのは、白い旗だ。
「わ、逆だったね! でもこれも読み通りだよっ☆」
コースが違うと分かったコニーは、ブレーキをかけて白コースへと走り出す。
「みんな白を選んだみたいだねっ」
それでもコニーは諦めていない。念の為温存しておいた体力を振り絞り、勢い良く走り出す。
「うおおおおおーーーっ!」
どうやら後ろからスパートしてくるコニーの気迫に押されたか、相乗効果でまるで道が拓いたかのようにコニーは他の走者を追い上げていく。
「このまま1位取っちゃうよっ!」
走って、走って、走りきって――宣言通り、コニーはゴールテープを切った。
「ふぅ、やったねっ☆」
このように、体力を温存しておくのも戦法の一つであった。
大成功
🔵🔵🔵
アレクサンドラ・ヒュンディン
人狼の力持ち×魔獣戦士です
普段の口調は「私、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?」、気にいったら「私、あなた、~さん、ね、よ、なの、なの?」
性格は内気で人と目を合わせるのが苦手ですが、人嫌いなわけではなく事件解決には積極的です
見た目に反しとても力が強く、基本はパワーとライフ頼みの解決法を好みます
他には人狼(イヌ科)らしく鼻がきいたり野性的な能力を用いたりもします
必要があれば狡い手、権力やコネを利用する手も厭いません
お色気関係も歓迎です
若干むっつり気質ですが、結構な好きものかつイケメン好き、軽度の腐女子趣味もあります(同性相手も平気です)
肉体変化能力があり巨乳化などもしますが、本来の体型はお尻ばかり大きい痩身貧乳で、それに対しコンプレックスを持っています
装備やホープコードは所持している物をどれでも使用し、目的のため積極的に行動します。危険な行動が必要でも、自分に関しては多少のことは厭いません。また他の参加者に迷惑をかける行為はしません
後はお任せ、よろしくお願いします!
●第四走者:アレクサンドラと他数名
「それでは、赤コースを走ってみましょうか」
念入りに準備運動をしつつ。今まで白→白、白→赤、赤→白と来ているが、法則性は特にない。優茂先生は今日の晩飯どないしよとか考えながら何となくで挙げているに過ぎないのだ。
よーいドンのピストルが鳴ると、赤コースに走り出したのは過半数を超えていた。今までの結果を見て、旗が白赤白赤の順で来るのでは? と読んだ生徒が多かったのだろう。だが全て|優茂先生の匙加減で決まって《MSは100面ダイスに任せて》いる。どう転ぶかは、まだ分からない。
「(確かそろそろ、旗が挙がる頃だったはず)」
優茂の方を見ながら走る。結果は――赤と見せかけて、白を挙げた! 優茂先生今一瞬悩んだのではなかろうか。そういえばこれ法則生まれてるんとちゃうかと。
「うっ、逆走ですか……!」
瞬発的に逆走する生徒が多数。白を走っていた僅か一人は笑顔である。
「しかし負ける訳にはっ」
スパートをかけていく。流石に1位は譲ってしまうかもしれないが、それでもまだ2位3位なら狙えるはずだ、と気合いを入れるアレクサンドラ。それはどの赤コースを選んだ生徒も同じで、赤コースだった全員がとんでもない勢いで爆走していく。白コースを選んだ子の笑顔が引きつる。
「(獲りに行きます、せめて1位は無理でも2位を!!)」
足元の土が抉れる程の加速。アレクサンドラのスパートは更に加速する。暫定1位の子は――ビビっていた。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!」
1位の子を、抜いた。アレクサンドラのパワーはとてつもないスピードを生み出していた。
そしてゴールテープを切ったのは、アレクサンドラであった。
「はぁ、はぁ、はぁ……!」
自身の限界まで挑戦した、と言えるかもしれない。足が若干悲鳴を上げている気がしたので、水分を摂取しながら1位のメダルを手に、応援席に戻るのだった。
「いけました……!」
1位のメダルは、太陽の光に煌々と照らされていた。
大成功
🔵🔵🔵