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エンドブレイカーの戦い⑮〜残虐ファイトうぃずローション

#エンドブレイカー! #エンドブレイカーの戦い #クルール・ザ・ウォータ #伝説のゴンドラ海賊ウォータ

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●残……虐?
 大海賊ウォータであ〜る!
 エリクシルの野郎共、ワガハイの願いをバンバン叶えるのであ〜る!

『殺して、バラして、死体を晒せ!』
 ワガハイの願いは単純明快、曲解の余地も無いのであ〜る!
 さっそく、ワガハイの願いを叶えるべく『凶悪進化』をはじめたであ〜るな?
 まず手始めに荒野の断崖にローションをばら撒くのであ〜る!
 このギャグのようでいて死と隣り合わせの状況、冗談のような顔をしながら悪逆を尽くすワガハイが用意するにぴったりな罠あ〜る!……空を飛ばれては台無しであ〜るな。よ〜し、地面を無視したら超残虐ビーム、相手は死ぬ、であ〜る!
 さあ、これを活かして大軍勢で、この世界を擦り潰してしまえであ〜る!!

●夏も終わりますね。え、終わった?……まだ暑いんで夏です。
「はい諸君、集まってくれてありがとう」
 グリモアベース、御堂・絢瀬(ディレッタント・f15634)は水鉄砲片手に水着姿で猟兵達を出迎えた。
「ああ、回れ右をしないでくれ。何も無意味にこんな格好をしている訳じゃあない。
 皆、ここにいるという事は、エンドブレイカー世界で『11の怪物』と呼ばれる存在が、眠れる『大地母神』を殺害する事で、世界と猟兵達のつながりを絶とうとしているというのは恐らく聞いていると思う。
 今回私が捉えたのは『11の怪物』の1柱、『クルール・ザ・ウォータ』
 歴史上最も残忍と言われた海賊の性質を持ち、ただ暴力をもって残虐に振る舞う、そう言った存在だ。その力で残忍な蹂躙と略奪に長けた凶悪進化エリクシルを従え、世にも残虐極まりない罠を仕掛け、拠点として布陣している。
 で、そいつが今回君たちを葬ろうと用意したのがコレだ」
 絢瀬は水鉄砲の引き金を引く。そして、出た、ビュっと。何がってそりゃ、ローションだよ。
「というわけで、ローションでひったひたになった断崖を、大量にいる凶悪進化エリクシルとの残虐ファイトを突破しながら、最上部で待つクルール・ザ・ウォータを撃破して欲しい。
 ああ、間違えても飛行等で無視していこうなどと思わない方がいい。ローション自体を避ける対処を行うと音も無く放たれる超残虐ビームで死ぬ」
 死ぬったら死ぬのである。
「見た目と状況はアレだが、相手は『11の怪物』の1柱だし、ネタみたいな状況は深刻な被害をもたらさないわけではないという事を私は身をもって知っている。決して気を抜かずに事に当たって欲しい。……まあ、相手も条件は同じだ。上手く利用すれば有利な立ち回りも期待出来るかもしれない。
 それでは、よろしく頼むよ」


神夜将比古
 ローション相撲があるならローションファイトがあってもいいよね。
 どうも、神夜です。

 断崖は階段のような段差になっており、ローションでひったひた。大体の段差に凶悪進化エリクシルが配置されています。
 また、本文の通り、ローション自体を避けるような対処は、超残虐ビームの罠が発動し死ぬので、不可となります。

 ネタがアレですが、お父さんお母さんが子供に見せられないような内容のプレイングはマスタリング対象となりますので、よろしくお願いします。

 プレイングボーナスは、
 凶悪進化エリクシルの群れに対処する。
 戦場の残虐な罠に対処する。
 の2点です。
 それではプレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『クルール・ザ・ウォータ』

POW   :    海賊殺法
【剛腕】で装甲を破り、【ローキック】でダウンさせ、【馬乗りパンチ】でとどめを刺す連続攻撃を行う。
SPD   :    海賊乱舞
【海賊パンチ】【海賊キック】【海賊頭突き】で攻撃し、ひとつでもダメージを与えれば再攻撃できる(何度でも可/対象変更も可)。
WIZ   :    ウォータ・パワーボム
掴んだ対象を【水】属性の【パワーボム】で投げ飛ばす。敵の攻撃時等、いかなる状態でも掴めば発動可能。

イラスト:ばっじん

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

天王寺・鋭治
なになに、「七海ちゃんではここに対応できないから行ってほしいのね」だと?
人使いが荒ぇな。
まぁ、オレなら、普通に崖登り…
ローションぎっしりじゃねぇかよ!!
しゃあねぇから、登っていこう…落ちたらやべぇ。
俺がヤマアラシの怪人って時点で残虐ファイトにしかならねぇ。
敵が突っ込んで来たら背中向けて針立てておくぜ。
そこで止まったら、尻尾を叩きつけて針だらけにするぜ。
あ、ヤマアラシの針は突き刺さったら素人には抜けねぇからな。
てなわけで、落ちていけ!!(敵を崖に落とす)

よ、テメェが海賊ウォータってやつか?
襲撃したら背中向けておく。素手で触ったら厄介なことになるぜ?(笑)
てなわけで、テメェはこれでも喰らっておけ!!(今まで生活とかで抜けた尻尾の針をぶん投げて串刺しになるように仕向ける)
ついでに、こいつを喰らえ!(UC)


リカルド・マスケラス
「本体だけならローション無視して飛べるっすけど、ビームは嫌っすね」
荒野にたまたまいたピュアリィかバルバの体を借りて宇宙バイク『アルタイル』に乗って荒野を駆ける
【操縦】技術とアルタイルの【悪路走破】でローションを駆け抜けるっすよ
無理そうなら氷【属性攻撃】のビーム砲でローションを凍らせ、ついでに敵もビーム砲で【なぎ払い】倒して突破
それでも無理そうなら鎖鎌をどっかに引っ掛けての【ロープワーク】

「さ、勝負っすよ」
UCでリングを呼び出し、その中でバトル。ローションの滑りとロープの反動を利用して縦横無尽に動いて殴ったり蹴ったり。相手のパワーボムはローションの滑りで脱出
「こちらも利用させてもらったっすよ」


川村・育代
しょうがないからあたしも水着に着替えて地道に断崖を登っていくわ。
エリクシルの妨害は飛び縄で敵を引き寄せて盾に使ったり連鎖する呪いで同士討ちにさせたり超残虐ビームの射線に出させて自爆させるわ。
ローション塗れの断崖上りの最中に邪魔されたくないしね。
クルール・ザ・ウォータは連鎖する呪いで自爆させるわ。
ローションで滑らせて壁や崖に突っ込ませたり、自分が仕掛けた超残虐ビームやエリクシルに攻撃させるなど、こちらからは攻撃せずに間抜けな一人相撲をさせる様にするわ。
投げを食らいたくないし、その方が見ていて面白いから。
『ねぇ、自分の仕掛けた罠に頭から突っ込むのってどんな気持ち?』


バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎

ローションバトルとは、なんと残虐なファイトデショー!
超残虐ビームで死ぬわけにはいかないので、滑走靴で滑って参りマース!
ヒャッハー! 気分はフィギュアスケートであります!
ウォータが目論んだようなぬるぬるにはなりマセーン!

颯爽と階段をカンカンと駆け抜けて、立ち塞がるエリクシルには遠心力を利用したチェインハンマーをプレゼント!
踏ん張りの効かないローションをばら撒いたアナタたちのボスを恨みなサーイ!

断崖の頂上まで到達すれば、ウォータとの残虐バトルが始まりマース!
海賊殺法の連撃をファルシオンで受け流して、生じた隙にカウンターUC!
「六式武装展開、光の番!」
ビームを叩き込みマース!



「本体だけならローション無視して飛べるっすけど、ビームは嫌っすね」
 リカルド・マスケラス(希望の|仮面《マスカレイド》・f12160)は、荒野を歩く屈強なバルバの体を借り、宇宙バイク『アルタイル』に乗って荒野を駆けていた。そうして断崖へと辿り着いたリカルドの前に2つの人影。
「人使いが荒ぇな。まぁ、オレなら、普通に崖登り……ローションぎっしりじゃねぇかよ!!」
「しょうがないわね。地道に登っていくしかなさそうね」
 天王寺・鋭治(怪人ヤマアラシ「sharp−Edge」・f25467)と、川村・育代(模範的児童・f28016)である。育代に至っては水着に着替えて準備万端と言った様子だ。
「ウェーイ、チャラにちわ~っす。
 乗っていくっすか、お2人さん?
 乗り心地は保証できるかわかんないっすけど、運搬力ならバッチリっす」
 頭の側面に狐の面を着けた屈強なバルバが、宇宙バイクの上からヤマアラシ怪人と水着姿の教育支援用バーチャルキャラクターへと軽快に声を掛ける。なかなかの絵面である。
「自力で登るよりはマシか……助かる。落ちたらやべぇ」
「そうね、ありがとう。
 濡れてもいい準備はしてきたけれど、普通に登ったらどれだけかかるかわからないもの」
 2人ともバルバの頭の面で事情は察したようだ。しかして、狐面を着けたバルバは幼女を抱えるように前へと乗せ、ヤマアラシを背に乗せる形でバイクを駆る事になる。

「ヒャッハー! 気分はフィギュアスケートであります!」
 リカルドの卓越した操縦技術でローションで満たされた悪路を行くアルタイルの横を進んでいくのは、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)。
「ウォータが目論んだようなぬるぬるにはなりマセーン!」
 滑走靴でローションの上を滑り、颯爽と断崖に生まれた段差を駆け抜ける。
 剛腕を振りかざしてくる凶悪進化エリクシルには、華麗なターンを見せながら、遠心力を利用して振るうチェインハンマーをプレゼント。
「ハッハー、踏ん張りの効かないローションをばら撒いたアナタたちのボスを恨みなサーイ!」
 その剛腕を届かせる事なく、凶悪進化エリクシル達は巨大な鉄球やチェーンに巻き込まれ、吹き飛ばされていく。元はキャバリア用だったのを改造した代物だ、威力は推して知るべし。
「自分も負けてらんないっすね」
 吹き飛ぶエリクシル達を見て、リカルドもアルタイルに搭載されたビーム砲より氷属性のビームを放ち、エリクシル達を薙ぎ払っていく。
「後ろは任せな」
 鋭治がアルタイルの後ろから迫るエリクシルへと背を向けて、その背の針を立てる。
「俺がヤマアラシの怪人って時点で残虐ファイトにしかならねぇんだよ」
 言い放ち、尻尾を叩きつけてやる。
「てなわけで、落ちていけ!!」
 鋭治が放り投げた凶悪進化エリクシルが宙を舞うと、超残虐ビームがその頭を撃ち抜いた。
「なん、だと……お頭はこいつは俺達には作動しないと言った筈だ!!」
 凶悪進化エリクシル達がざわつき始める。こんなけったいな罠を仕掛けられた場所だ。エリクシル達の性格が若干コメディ寄りになるのも致し方ない事だろう。
 閑話休題、放たれた超残虐ビームを見て、笑みを浮かべる者が一人……育代であった。
「うまく行ったわね、もう少し踊って頂戴?」
 エリクシル達が他の猟兵達の派手な攻撃に気を取られている隙に、育代はしたたかにもエリクシル達へと跳び縄を打ち付けていた。
 操るユーベルコード『連鎖する呪い』は、攻撃の命中した対象へと次々と発生する不慮の事故によって、追加攻撃を与えていく物だ。今回はそれが、超残虐ビームの暴発・誤射という結果で現れていた。浮き足立ったエリクシル達はもはや猟兵達の障害とはなり得なくなっていた。次々と吹き飛ばされ、滑り、撃ち抜かれる。

「よ、テメェが海賊ウォータってやつか?」
 頂上へと辿り着いた猟兵達。鋭治がその間の抜けたようなビジュアルの男へと声をかける。
「いかにも、ワガハイが大海賊ウォータであ〜る!
 ここまで辿り着くとはなかなか骨のある奴らであ〜る。褒美としてワガハイが手ずから葬り去ってやるのであ〜る!!」
 見た目にそぐわぬ威厳をもって述べたそれに、リカルドがへらっと返す。
「まあまあ、そう焦らないで欲しいっす……よっと」
 アルタイルを飛び降り、大海賊ウォータへと、屈強なバルバの肉体で強襲をかける。
「ふっ、大振りであ〜るな。海賊殺法を極めたワガハイにそんな攻撃は」
「……焦るなって言ったじゃないっすか」
 盛大に初撃を外したリカルド。……だが、いつの間にかそこにはリングが完成していた。
「さあ、|おもてなしの場《リング》はこれで整ったっすよ」
「面白い。場を整えた程度でワガハイに勝てると思わないのであ〜る!!」
 |バルバ《リカルド》の剛腕とウォーターの剛腕がぶつかる。
 ローションでひたひたのリング上での事だ、両者反動で後ろへと滑っていく。
「そいつを待ってたぜ」
 リングロープへ捕まる鋭治。ロープを掴みながら滑るように位置を調整し、背中の針へとウォーターを誘う。
 「ぬぉぉぉっ、止まらないのであ〜る!!」
「ねぇ、自分の仕掛けた罠にしっかり足を取られるのってどんな気持ち?」
 リカルドと離れる瞬間、ウォータへと飛び縄を打ち付けていた育代。連鎖する呪いによって、足がもつれ続けるという不慮の事故をウォータへと誘発し、体勢を整えるという事を不可能にしていた。
 そして、滑りくるウォータを背中の針で受け止めた鋭治は、同時にこれまで生え変わった物を取っておいた針を投げ、ウォータへと降らせた。
「ハッ、こいつでも喰らいやがれ!!」
 命中した鋭治の針がウォータへと刺さり、先端部が変形してジグザグ状に小さい針が生え、抜けなくなる。
「ぬおぉう!!こ、こんなリングさえなければ貴様ら全員吹き飛ばしてやるのであ〜る!!貴様さえ倒せば……」
 棘だらけになりながらも、ウォータはリングの主……リカルドへと組み付く。
「おや、捕まっちゃったっすね〜。……でも」
 涼しい顔で述べたリカルドは、直後ウォータの腕からぬるりと抜け出す。
「ここはまだ、自分が主役のリングっす。利用させてもらいましたよ、コ・レ」
 足元のローションを指差し、リカルドはウォータを蹴り付ける。反動で背後のロープへと下がり、ロープの反動を使ってリングを縦横無尽に動き、連撃を加えていく。
「……このままでは、終われないのであ〜る」
 満身創痍のウォータは、|主役《リカルド》には手こずると見るや、バルタンへと狙いを定める。そう、定めてしまった。
「ワタシに向かってくるトハ、まだ闘志あるようデスね。いいデショウ、受けて立ちマース!」
 海賊殺法による剛腕やローキックによる連撃を、バルタンはファルシオン風サムライソードで受け流していく。
「ソコデス!!六式武装展開、光の番!」
 攻撃を受け流す事で生まれた隙を見逃さず、ファルシオン風サムライソードを振るい、カウンターとして極大威力の光り輝く飛ぶ斬撃をお見舞いしてやる。
「おのれっ、ワガハイの、願い……」
 全身全霊を込めたビームを放ち、満身創痍となるバルタンだったが、その一撃により決着となった。
 こうして、猟兵達の連携により『11の怪物』の1柱、『クルール・ザ・ウォータ』は滅び去ったのだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年09月20日


挿絵イラスト